※この作品はR-18です。

寝る前に読むには長すぎる艦これ噺   作:なぁのいも

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『R-18』逆レ海風 完全版

 それは過ちだったのかもしれない。より深い繋がりを求めての過ち。二人で望んだからこそ、起こってしまった過ち。

 

 提督はその過ちを、一時も脳内のメモリから消すことが出来なかった。

 

 夜闇に包まれた寝室。仄かな月明かりに映える彼女の白い肌。噎せ返るような甘い匂い。それに紛れた鉄の匂いと、純白のシーツを汚す鮮血の純潔であった証。

 

 何より忘れられないのは、枕に顔を埋めて啜り泣く彼女――海風の涙声。

 

 その日、提督と海風は一線を越えた。もっと、更に、より深く繋がることを望んで。

 

 だけど、海風がその一線を越えるには早すぎたのだ。

 提督は忘れられない。

 

 痛みで歪む彼女の声、シーツを力強く掴む彼女の手、動きに合わせて弾む彼女の豊胸、苦悶から逃れようと涙を流し反らそうとする顔。

 

 その時点で、退いていけばよかったのかもしれない。

 

 提督が許せないのはそんな状態であった海風を省みる事をせず、獣のように海風に覆い被さり、夢中になってたとはいえ自分の快感だけを頭に彼女を貪って居たことだ。

 

彼女の整った顔が苦痛で歪んでると提督が気付いたのは、彼が子種を一通り放出し、一通り暴れさせたソレを抜き去った後。正気に戻るには遅かった。

 

海風は彼のソレが抜き去られた後、彼から逃げるように枕に顔を埋めて涙を流したのだ。

 

 そこで、提督は気づいたのだ。彼女がこの段階に進むのは早すぎたのだと。

 

 行為に挑んだのは、お互いの同意があったから。提督も、海風に何度も大丈夫かと念を押した。彼女は何回も大丈夫だと豪語した。

 

 それでも、提督は一歩引いた判断をするべきだったのかもしれない。大人として、まだ幼さを残す海風を導く存在として。

 

「すまない……」

 

 なんとか絞り出した提督からのなけなしの言葉は、枕に押さえ込まれた海風の声にかき消される。

 

 部屋を満たしてた噎せ返るような甘い香りは締め付けるような血の香りに、純白のシーツを汚す鮮血は彼の罪を告発するかのよう。

 

「すまなかった…………」

 

 謝ろうが後悔しようが遅いのは提督にはよくわかってる。わかってはいても、提督は海風に謝罪の言葉をかける事しか出来なかった。

 

 

 

 

 

 それからと言うもの二人の関係には溝が出来たように距離が開いた。

 

 どちらからともなく口を開いては永遠と語り合っていたような陽気さは、提督が海風の機嫌を窺うような言葉の数々へと変わり、隣り合って座るような睦まじさはテーブルを挟んで対面するような間を空けたようなものへ。

 

 あの日から、海風の体調や精神状態も悪くなってると提督は感じている。

 

 突如、提督に向かって倒れたり、何もない所で躓いたり、提督に視線が交わると気まずそうに顔を背けるようになったり。

 

 怖がられてる、と海風の態度から提督は感じ取った。提督は海風の態度には納得している。彼女の言葉等、耳に入らないかの如く、自分の獣欲の赴くままに彼女を蹂躙したのだ。そんな風にされれば、うら若き少女が恐怖心を抱かない方がおかしいだろう。しかも、彼女が倒れたときに支える為に彼女の肌が触れる度、躓いて彼女の下着が覗く度に、一線を越えた夜の事を。

 

 だから、提督からも距離を置いた。海風が許してくれると言う確証は無いが、少しずつまた心を砕いてくれることを期待して。

 

 その祈りが届いたのか、ある時、海風から手を握られた。

 

 彼女から何も言うことなく、そっと。そうやって握るのが当然であるように。

 

 彼女の行動に驚いた提督が彼女の顔を恐る恐ると伺うと、海風がほんのりと頬をさくらんぼの様に染めてたのがわかった。

 

 提督は悟った。このぐらいでいいのだと。

 

 好きあった者同士でただ手を取り合う。それで今の海風には十分であったと。

 

 無理に段階を進めることは無かった、と提督は己の過去の行動を恥じた。もしかしたら、自分の中の獣欲が抑えられなくて海風に無理に迫ったのかもしれない。

 

 そんな自分を戒め、提督は改めて誓った。今度は彼女のペースに合わせようと。こちらから、無理に段階を進めることがないように今度は強く自制しよう、と。

 

 新たなる誓いの強さを示すように、提督は海風の手を強く握る。それに驚いたのか海風の身体が跳ねた様な気がした。

 

「ごめんな」

 

 提督が小さく溢した謝罪の言葉。海風は提督の方に振り返ると、穏やかに笑みを浮かべた。

 

 提督は過ちを犯したのかもしれない。しかし、彼は気づいていない。その過ちの本質を――

 

 

 

 

 海風から手を握られた日の晩、提督は夢を見ていた。

 

 それは海風と共に過ごす夢。共に語り、共に笑い合っていた、一線を越える前の穏やかな日常の夢。今は失われた二人の夢。

 

 その夢の中で、提督は改めて気づいたのだ。そう、こんな日が続くだけで良かったのだと。

 

 しかし、その夢の中に暗雲が立ち込める。

 

 感じる筈が無いのに、海風から花の蜜のような甘い香りが漂って来たのだ。感覚を封じられた夢の世界。その筈なのに、彼女から出る香りは酷く現実的で、提督の獣欲を刺激する。自分の息遣いが獲物を見つけた飢えた肉食動物のように荒くなり、自身の分身に血液が集まり硬さを増したのが感じる。

 

――駄目だ!海風は望んでない!!

 

自分の獣欲を抑えようとするが、抑制しきれずに夢の中の提督は海風に手を伸ばしている。

 

海風は提督が何をしようとしているのか理解してないようで小首を傾げて提督を見ている。

 

――止めろ!!

 

 その命令で夢の中の提督を制する前に、提督は海風に飛びかかる。

 

提督の手が海風の肩に手をかける寸前で海風の表情が提督の瞳に映りこむ。

 

提督に飛びかかられた海風の表情は――どこか笑っているようにも見えた。

 

 

 

 場面は変わり、海風といた空間が消え失せ、真っ暗な世界へと変わる。

 

 感じるのは股間への違和感。 何かが這うような生暖かさと、頭を溶かすような心地よさ。

 

 肉棒を包む生暖かさも、何かが這うことの断続的な擽ったさにも、不思議と不快感は存在しなかった。

 

「―――――」

 

 遠くから何かが聞こえる。しかし、提督の意識を覚醒させる決定打にはなり得ない。

 

 まるでお湯に浸るかのような極楽感に提督は身を委ねる。袋を揉む優しい感触、丹念に手入れされるような擽ったさを感じる肉竿、ちょろちょろと子犬が舐めるように刺激される先端部。

 

 余りの心地よさに、提督は肉棒から何かを出してしまう。その感覚に一種の不快感を覚えて、提督の意識は瞬時に覚醒する。そう、それは、幼き日にシーツを失禁で汚してしまった感覚を思い出し反射的に目覚めたのだ。

 

 意識を取り戻した提督が一番に感じたのは、顔を覆う肌触りの良いシルクとに甘い香りと息苦しさ。鼻孔を埋め尽くす甘い香りは、夢の中での香り、否一線を越えたあの日の海風から醸し出された媚臭と同じものだった。

 

 続けて感じたのは、両腕から感じる違和感。

 

 彼の両腕は背に回され、手錠のようなもので拘束されていた。

 

 最後に感じ取ったのは、下半身の肌寒さと、彼の剛直を包む温かさ。その暖かさに剛直を握られる度に感じる下半身を痺れさせるような心地よさ。

 

「あっ、気がつきましたか?」

 

 下半身の方向から聞こえる聞きなれた声。

 

 そんな筈はない。彼女がここに、こんな時間に来る筈がない。

 

 彼の頭はその候補を否定するが、体は首を起こして下半身の方を向かせる。

 

「うふふっ……」

 

 提督の視界に移ったのは、背丈と見た目の年齢にしてはワガママな成長をした豊かな裸身を使って彼の下半身にのし掛かり、白魚のような繊細さな指先が彼の剛直を包み込んだ少女の姿が――口端に白濁液を垂らした艶やかに微笑む海風が彼の下半身の自由を奪っていた姿。

 

「海風!?なんでこんな事を――」

 

「なんでと言われましても……」

 

 海風は口端に垂れた液体を指で掬い、瑞々しい口に含みながら恍けた様に首を傾ける。

 

「ちゅうっ……見ての通りですよ」

 

 指から透明な橋をかけながら妖艶に微笑む海風。薄く開いた瞼から覗くサファイアの瞳は、平時の彼女の様な穏やかさを持ち合わせておらず、鋭さを感じさせる眼光で提督の姿を視界に留めている。

 

 知らない。こんな海風は知らない。

 

 妹想いで心配性、だけど、頼りになるお姉さんで――自分の恋人。それで、大人になるにはまだ早かった少女。それが提督の知る海風とだった。

 

 それなのに、今いる海風はどうだ?彼女の瞳に宿っているのは、提督の知る海風の色を宿しているだろうか?

 

 海風が提督の剛直の竿を人差し指でじっくりとなぞる。その長さを確かめるように。

 

「はぅっ、いひっ……!」

 

「うふふ、提督も可愛い声をあげれるんですね」

 

 裏筋をなぞられると、それに連動して背筋にまで続々とした感覚が与えられる。くすぐったが強い柔らかな刺激、顔を覆う甘酸っぱい香りのシルク。海風の指が鈴口へと当てられ擦るように引っ掻くと、感触の処理が追いつかず提督の頭の中が一瞬真っ白になる。

 

 大きさを増した剛直を愛でながら海風は微笑む。悶える提督を愛玩動物の様に触れながら。

 

 堅さと大きさを取り戻した提督の剛直に海風は舌を這わせる。じっくりと、ソフトクリームを味わうように、ねっとりと。

 

「うみ、かぜっ!それ、やめ――」

 

 断続的に真っ白になる頭に何とか色を付けさせ、海風に制止をかける。

 

 だが、その言葉は海風の舌が鈴口を舐めあげた事で途中で止まった。

 

「はひぃっ!」 

 

 提督の身体が小さく震える。未知の感覚を体の全てに馴染ませる様に。

 

「提督はお口でするのより、ペロペロって入り口を舐められる方がお好きなんですね♥」

 

「ひぎっ!」

 

「提督が寝てる時に海風はお口の全部を使ってご奉仕して差し上げたんですよ♥大きくお口を開けて、ちゅっ♥ちゅっ♥って、息が続く限りいっぱい吸ってみたりとか♥」

 

「あっ、はぁっ……いっ、……うぅ!」

 

「その度にびくん♥びくん♥って身体が震えてて可愛らしかったんですけど、今はそれ以上ですね♥ほぉら♥こうしてみるのはどうですか?」

 

 海風は両手で竿を優しく包み、舌を小さく口腔から出し入れしながら、提督を上目遣いに見つめる。

 

 それはまるで、精一杯ミルクを舌で掬い執る子猫の様な愛らしい仕種。

 

 秋の夜の寒さを癒すような海風の手のぬくもり、リズムを変えて鈴口を舐め続ける柔らかい舌、見上げるアングルによって引き出された少女の可愛らしさ。

 

 提督は下半身から背筋を焼く様なピリピリとした電流を感じる。そして、下半身に一段と力が込められた。

 

「あっ、で、出るっ!う、うみかぜ――」

 

 離してくれ、と海風を汚したくない一心から捻り出す筈の残った理性を全て使ったメッセージ。

 

「むぅちゅっ♥」

 

 しかし、その言葉は、海風が提督の剛直を大きく口に含んだ事で掻き消された。

 

「あっ、う、うみかぜぇっ!」

 

「ひひれふよ♥ひっぴゃいふりゃはい♥」

 

 そう言いながら、剛直を強く吸われた事で提督は限界を迎える。

 

「あくっ、あああぁ!!」

 

 海風からの言葉を合図代わりに、提督の剛直は温かな彼女の口内で果てた。

 

 

 

 

 

 暗闇に包まれた真夜中なのに、朝だと勘違いしてしまうような白い視界。霧がかったように様に霧散した思考能力。

 

 唯一正常に働く耳だけが、船乗りを狂わすセイレーンの歌声を惑う提督の意識に届けていた。

 

「――ないんですよ」

 

 ――ない?なにが?

 

「提督がいけないんですよ?」

 

 ――俺が悪い?なぜ?

 

「あなたが、どんなに誘っても、海風の誘いに乗ってくれないから」

 

 ――それはいったい……?

 

 自分から出ている荒々しい息継ぎの合間に海風に問う。何故、自分が悪いと言われなければならないのか。誘いに乗ってくれないとはどういうことなのか。彼はただ、海風を大事にしようとしただけなのに。

 

 海風の内なる黒い感情が現出したかのように、彼女は手の中にある提督の竿を一握りする。上下に動かし、指をばらばらに動かして揉むように。その行為は先程までと比べると少々乱暴にも思えたが、その刺激だけでも、提督の背筋を震わせるには十分だった。

 

「提督が海風を大事にしようとしてくれた事はよくわかってます」

 

 手に込める力を幾分か弱めて海風は項垂れる。

 

 そうだ。一線を越えたあの日から提督は海風を大事にすることに決めた。無理に大人の女性として扱うのではなく、年頃の、そのままの海風を大切に扱うと。その心意気は海風にしっかりと伝わっている。それなのになぜ?

 

「でも、海風はそれでは足りないんです。本当はすぐにでも、どこにでも提督とエッチなことをしたくて堪らないんです」

 

 海風が口にした想いは、提督が誓った海風を大事にすると言う方針とは相いれない物。

 

 そんな筈はない、と提督は心の中で否定する。海風は大人になろうと背伸びしているだけなのだと自分に言い聞かせる。

 

「あの時、海風が何で泣いてしまったか、提督はわかりますか?」

 

 海風は苛立ち交じりの声色で言いながら、シルク地に包まれた提督の鼻先を押す。押された箇所の甘酸っぱい香りが強まり、僅かなぬめりを持った液体が溢れ、鼻筋を通ってだらしなく開いた提督の口に含まれる。

 

 口に広がるのは独特の甘さと酸っぱさが孕んだ粘着質の液体の味。その味は忘れはしない、提督が海風と初めて交わった時に彼女の秘裂から直接味わったモノ、甘露な海風の愛液の味だから。

 

「あれは、幸せだったからです」

 

 はっきりとしない彼の頭に、自分がたどり着いた結論を否定する答えが本人から言い渡された。

 

 あの時の涙は、海風が痛みに喘いで、耐え切れなくて、怖くて流れてしまったものだと思っていた。彼女を一心不乱に貪る提督が怖くて、流してしまったのであると。

 

「幸せすぎて、気持ち良くて、頭が壊れてしまいそうで怖くなって、でもまた幸せになって――それを一瞬のうちに何度も繰り返して、最後にすっごく幸せになったから、私は泣いちゃったんです」

 

 だが、違う。真実は彼のたどり着いた真理とは全く異なる物だった。

 

 過剰なる幸福。それが彼女の涙の正体だった。

 

「その日からずっと、提督とまたエッチな事をしたいと思ってました。お仕事中でも、休憩する時でも、寝ている時も。提督と沢山エッチな事をしたくてたまらなかったんです」

 

 彼女は中毒になってしまったのだろう。その時得られる幸福感に囚われてしまったのだ。

 

「でも、その日から提督は、海風と距離を置く様になってしまいました……。海風とのエッチで気持ちよくなれなかったのだと思いました」

 

 あの日から、彼女も彼女で悩んでいたのだ。それぞれの思いがすれ違ったばっかりに。

 

「それでも、海風は提督とエッチな事をしたくて……頑張って誘惑する事にしました……。本当に恥ずかしかったですが……。胸を押し付けてみたり、下着を見せてみたり……」

 

 蚊の鳴く様な声で気恥ずかしそうに真相を語る海風。わざと倒れたり、躓いたりした行為は、提督の気を引くためにワザとやっていた物だったのだ。

 

 転んだ時の海風の下着はとても可愛らしかったり、いやらしいものであったのを提督は思い出す。それもその筈、その為の下着であったのだろう。

 

「それでも、反応してくれなくて……寂しくて提督の手を握ってみたときに、海風はわかったんです。提督は海風の事を大事にしようとしているんだって」

 

 そう。何度も言うのだが、提督は海風を大事にしようとしたのだ。あの時の交わりで海風が流した涙をきっかけに、海風を年頃の少女として徹底的に扱い、ゆっくりと成熟するのを待とうと。

 

 あの時に、彼女の手を握り返した時に、海風は提督の思いの真相にたどり着いた。『海風を大切にする』と言う、彼の堅い誓いを。

 

「海風は嬉しかったです。あなたに大切にされている事がわかって。ですが、あの時の海風は大分我慢の限界で……うふふ……♥思わず、幸せすぎてイッちゃいました♥」

 

 提督の鼻先を押す指の力が強くなる。それはまるで照れを隠すかの如く。シルク地から溢れ出る液体を提督は砂漠で見つけた水源を噛みしめるように、舌先から流れる液体を弄ぶ。

 

 うすボンヤリとした視界と思考の片隅で提督は思い当る物を探り当てる。あの時、海風の手を強く握り返した時の震えは、驚異からなどでは無く、性感によるものだったのだ。

 

「だから、海風は決めちゃいました♥今夜、提督に夜這いをかけちゃおうと♥本当は寝ている時に、一回ヤッて帰ろうとも思ったんですけど、提督の寝顔が可愛らしくてついつい提督の隣で一人エッチをしちゃったんです♥提督の寝顔を間近で見ながら、お胸とアソコを弄っちゃったんです♥アソコをクチュクチュしながら『ていとくぅ♥ていとくぅ♥』って思わず口ずさんじゃいながらですよ♥そしたら、久しぶりに高ぶったせいでいっぱいエッチなお汁が出ちゃったんですからね♥もう提督のせいですよ♥だから、提督には責任を持って、海風のおパンツを顔にかけて乾かして貰ってます♥」

 

 一杯でたと言うのは、まさしくその通りだろう。提督の顔にかけられたシルク地、否、海風の下着は、海風が押しているという事もあるが、海風の愛液が溢れて留まる事を知らない。

 

「そうしたらですね、提督の息子さんが興奮しちゃったみたいで、おおきくなちゃって♥そのまま海風のアソコに入れても良かったのですけどよーく見て見たくなったんです♥それでパンツを下げて提督の息子さんをじっっっくりと見てるうちに、もっと詳しく知りたくなっちゃって先っぽを舐めてみたんです♥それからは自制がきかなくなっちゃって♥、だから、もし途中で目が覚めても暴れられない様に手を拘束させて頂きました♥」

 

 背に回され拘束された両腕は、提督を逃がさない様にする為の楔。目が覚めたときには、まさにまな板の上の鯉でしかなかったという訳だ。

 

「提督の息子さんはしょっぱかったり苦かったりもしましたけど、不思議と苦ではありませんでした♥舐めたり吸ったりしている内に、寧ろこっちまで幸せになって、そしたら、提督の精液が沢山お口の中に広がって来て、うふふ♥」

 

 海風は笑う。妖艶に笑う。その時の光景を思い出すかのように。

 

 提督は知らなかった。海風がこんなにも艶やかで人を誘惑する表情を浮かべる事が出来る事を。

 

 提督の頭の中は、自分が寝ている時に海風はどのようにしていたのか?という事で頭がいっぱいになっていた。

 

 海風は提督の隣でどのようなオナニーをしていたのだろうか?大きな自分の胸を好き勝手に揉んだり、乳首を強く抓ったり、自らの秘裂に指を入れたり、秘芯を摘んだりしたのだろうか?

 

 海風はどのように提督の剛直を弄んでいたのだろうか?奥まで咥えて上下に動いてみたり、自分の剛直を先から先まで触ったり舌で舐めつくしたりしたのだろうか?

 

 真相はわからない。わからないこそ、提督は自然と頭の中で無数の海風の艶姿を妄想し続ける。

 

「ふ、うぅっ……!」

 

 気が付けば自然と提督の息が荒くなり、自分の股間が固くなるのを自覚した。

 

 再び大きさをました剛直に海風はうっとりしたような表情を浮かべる。

 

「また大きくしてくれましたね♥」

 

 海風は提督の顔を覆う湿り気を帯びた彼女の下着を取り去る。下着の下から現れたのは獣。興奮と困惑の入り混じった吐息をつく獣。

 

 提督の胸元に海風が一度唇を落とすと、天を穿つようにそそり立つ剛直を握り動かない様に固定する。

 

 これは準備。海風が本来の目的を果たす為の準備。

 

 海風が秘裂を提督の剛直に合わせる。それぞれの性器で口づけを交わす様に。それだけでも、海風の腰は震え、頭は幸福を感じる物質を分泌する。だけど、これで終わりにするつもりは無い。

 

「いきますよ♥」

 

 海風が宣告する。これから一つになるのだと。

 

「海風――」

 

 対する提督の言葉は受け入れだったのだろうか、それとも拒絶、或いは引き返すことを促す物だったのかはわからない。

 

 海風はその言葉を無視して、提督の剛直を自分へと受け入れたのだから。

 

「んんんんんっ♥」

 

「んぁあっ!」

 

 二人の背筋に電流が迸る。海風の膣内は提督の剛直を待っていたかのように絡みつき、まるでこの二つが交わる事が当然の様に受け入れたのだ。

 

 その衝撃で海風は一度達し、提督もすぐに射精しそうになるほどの衝撃だった。

 

「はぁ……♥はぁ……♥」

 

「あっ、あぁ……うみかぜぇ……」

 

 余りの衝撃で顔を上げたまま息をつく海風。突如動かなくなった海風を心配し、提督は彼女から剛直を引き抜こうとするが彼女の膣内が逃がすまいと絡みつく性感に耐え切れず動かせずにいた。

 

 僅かばかり時間が経ち、絶頂感に身体を馴染ませた海風が提督のお腹に手をついて、ゆっくりと腰を上下に動かした。

 

「やぁ……すごい……♥すごいですぅ♥うみかぜ……しあわせで、あ、あたまおかしくなっちゃうっ♥」

 

「う、うみかぜっ、うっ……」

 

 海風が上に動くと彼女の膣が切なそうに剛直へと絡み、下に動くと彼の剛直を抱擁するようにキュッと締め付ける。

 

 その度に二人の頭は真っ白になり、お互いに与えられる快楽を貪るのに必死になる。

 

 自分のお腹の中を圧迫する提督の剛直に海風は圧倒され、自分の剛直を受け止める海風の包容力に提督は溺れる。

 

「はっ♥はぁ♥くぅ♥あっ、あっ♥」

 

 抽挿運動をする側である海風は、提督の大きくて硬い剛直から与えられる快楽に溺れながらも少しずつ取り戻すと、提督の視線が顔より僅かに下に向いている事に気が付く。

 

 彼の視線が向いている理由が海風にはすぐわかった。何故なら彼は、大きな胸が好きだから。

 

「うふふっ♥提督のエッチ♥」

 

 そう言いながら、海風は自らの豊かな双峰を下から持ち上げるように掴みアピールする。手の平に乗った海風の胸はつきたてのお持ちの様にたわみ、歪む。

 

 先程までは毬の様に揺れてた海風の豊かな胸に合わせて動いていた視線が、ピタリと止まる。海風の想像通り、提督の視線は彼女の胸にいっていた。

 

「ふふっ♥しょうが無いんですから♥」

 

 呆れたような言葉を口にしているが、彼女の目は彼を楽しませようと言う慈愛で満ちている。

 

「んうっ♥提督は海風のお胸が大好きですもんね♥あの日も、丹念に触ってましたしね♥」

 

 そう、初めて交わった時、提督は海風の胸に一番触れていた。あの時は半分呆れた様に『そんなに好きなんですか?』と返したのだが、提督が大真面目な目で『大好きだ』と返したので、恥ずかしさを感じつつも何も言えなくなってしまった。

 

 海風は自らの大きな胸を細い指で弄ぶ。指を沈めれば、ふにゅりと張りと弾力で元の形に戻ろうとし、仄かな桜色をした乳首は弄る度に硬さを得て大きさも増していく。

 

「はうん♥やぁ……♥あぅん♥」

 

 くにゅくにゅと子供が粘土細工をするような手つき。乳首を摘むたびに震える背筋。その全てはたった一人の観客へと向けられた自慰行為なのだ。

 

「ふぅっ!ううっ!」

 

 唯一の観客である提督は海風の胸が柔らかさを強調する度、乳首を摘んで膣の締まりがよくなる度に荒い息を挙げ、涎さえ垂らしながら海風の艶やかなショーに夢中になる。

 

 それで、時折提督は身体を揺らすのだ。後ろ手に拘束された手で、海風の胸に手を伸ばそうとするかのように。その度に腰が突き上げられる形となり、海風の秘裂を穿つ、

 

「ああん♥もう♥本当にお胸が大好きなんですからぁ♥」

 

 穴があくほどに海風の胸で行われているオナニーを見つめる提督。荒く息をつき、どんなに力を入れても、拘束が外れることは無い。

 

 その事を理解した提督は、自ら腰を突き上げた。

 

「きゃあ♥てぇとくぅ♥」

 

 それは、彼女を満足させようという提督に残された思いやりの心と、彼女を満足させて早く彼女の身体を好きにしたいという本能からの行動だった。

 

 海風は提督からの衝撃で崩れ落ちそうになる腰を何とか立て直し、自分からも動いて快感を貪る。

 

「いぃっ♥いいですよぉ♥てぇとくぅ♥」

「うみかぜぇ!うみかぜぇ!」

「てぇとくぅ♥てぇとくぅぅぅ♥」

 

 二人の掛け合いが早くなるごとに結合部の抽挿が早くなる。海風の秘裂がうなり締め付けがいっそう強くなり身体も喜びを表現するように愛液を分泌していく。提督の腰もハイペースで動き、段々と下半身に入る力が強くなっていき。

 

「うみかぜっ!も、もう――」

「あ、ていとく♥ひぃあ♥はああああああっっ……♥」

 

 海風の膣内に提督の温もりが沢山詰まった精液が注ぎ込まれた。

 

 

「はぁ……♥はぁ……♥」

「うっ……はぁ……」

 

 海風は中に出された余韻に浸りながらも、何とか力を込めて提督の剛直を自身の秘裂から抜き去る。抜き去る寸前でも、身体は性感を味わおうとする為に、最後の最後に力だが抜けそうになるが、何とか力を込めて、提督の剛直から膣を話した。

 

「――――」

 

 海風が小さく何事かを呟く。すると、ガチャリと音を立てて提督の両腕の拘束が外れたのだ。

 

 射精した倦怠感に身体を任せながらも、提督は拘束が外れた事を確認し、上半身を持ち上げる。

 

 身体を持ち上げた彼の視線の先には、四つん這いの姿勢になってお尻を持ち上げるようにして、提督が射精した秘裂を見せつける海風の姿があった。

 

「これで、わかったと思います……。海風がとてもえっちな艦娘である事が……」

 

「海風……」

 

 彼女の言う通り、彼女の本質は提督には想像が出来ない物であった。一回の交わりで彼女の中にあった淫らさが開花し、それが海風自身にも抑えきれない位に大きなものであることを。

 

「ごめんなさい提督……。あなたの思いを無下にしてしまって……」

 

 提督はただ黙って海風からの告白に耳を傾ける。切なくか細い声音で自らの罪を懺悔するか弱い少女の声に。

 

「だから――」

 

 海風は自らの秘裂に両手をあて――

 

「エッチな海風にお仕置きをしてください♥」

 

 提督に見せつけるように、自らの秘裂を開いてみせた。

 

 生ったばかりの桃色の海風の膣内が提督の瞳によく映る。先ほどの交わりで海風の膣内に出した精液がドロドロと零れ落ちて、まるで涎を垂らして待ちわびているかの様。

 

 提督の理性は理解している。海風が反省しきったわけでない事を。反省したのであれば、自らピンク色の秘裂を見せつけて、誘うような要求をしない事を。

 

 提督の本能も悟っている。これは、海風が仕掛けた罠である、と。

 

 だけど、提督の理性と本能がこうも語りかける。これ以上我慢しなくていいのでは無いか?と。

 

 海風の事を大事にしようと思って自制しようとした事は本当は間違いであった。それどころか、海風とのすれ違いを生み、海風がこうして襲ってくるまで我慢させることにまでなった。

 

 なら、我慢する必要はもうないじゃないか、彼女の為を思うのであれば、彼女の望む通りに罰を与えるべきであると。

 

 理性のたがはもうとっくにボロボロになってる。

 

 提督の身体は早く海風の豊満な胸に触れたい、海風の膣内にまた出したいと訴えて震え、呼吸すら乱れ始めている。

 

 そう、我慢する必要はもう無いのだ。

 

「海風」

 

 提督は海風のくびれた腰に手をかける。指先に伝わる彼女の腹肉は、ささやかな筋肉質な弾力を持って彼の指を迎い入れる。

 

「はい……♥」

 

 海風は期待に声を弾ませ、小さくお尻を振りながらその時を待つ。

 

 提督はこれ以上無い程にそそり立ったいきり立った剛直を、海風の秘裂に押し当てると。

 

「お仕置きしてやるからな!」

 

 すでに中に入っている精液をすべてかきだすような勢いで海風の膣内に挿入した。

 

「ひぃああああああん♥」

 

 それだけで海風は一度身体を痙攣させ大きく絶頂した。

 

 前戯などはとうの昔に終え、すっかりと蕩け切った海風の女性器はするりと提督の剛直を受け入れたのだ。

 

「んやぁ♥お、おっきい♥かたいですぅ♥」

 

 今の提督の剛直は、海風が口や秘裂で奉仕した時よりもはるかに硬く、海風の中を抉る様な大きさを持っていた。

 

 それに、今まで提督の欲を抑えつけていた枷が完全に外れた事も合って、提督は好き勝手に海風の膣内を蹂躙するのだ。

 

 海風に叩きつけるようなパンパンと大きな音を立てて腰の打ち付け、海風の奥の奥にまで子種を行き渡らせるように剛直を押し込んでくる。

 

 海風の膣内は更に大きくなった提督の剛直を喰らう様に絡みつき、提督を病みつきにさせる。

 

 海風が絶頂を迎えたことなど、自分は知らないと言うかのように。獣のような欲望を解放した提督は止まらない。

 

「このっ!大きな胸をぶら下げやがって!」

 

 提督は背後から海風の胸に両手を被せる。

 

「はぁん♥」

 

「散々見せつけやがって!」

 

 海風の胸を握りつぶす様に力を込めるが、彼女の胸は乱暴な愛撫にも提督の指を包み込む様に弾力を返し、若さ特融の張りで提督の手を楽しませ、胸の血液を全て送る様に乳首を大きくする。

 

「この!この!どんだけ凄いんだこの胸は」

 

「あっ♥あぅ♥てぇとくぅ♥」

 

 柔らかな胸を粘土細工をするかのように自由にいじくると彼女の身体が震え、牛の乳の様に大きくなった乳首を指先でコリコリと自由に弾き、時折硬くなった乳首を親指と人差し指で摘むたびに彼女の締め付けは強まる。

 

 腰を早める度に射精を促す様に抱擁する海風の膣内の刺激と今まで触れる事が出来なかった豊かな双丘を堪能できた満足感からか、提督の我慢は限界を迎えようとしていた。

 

「出すぞ!中にいっぱい出すからな!」

 

「はいっ♥海風の中に沢山だして♥おなかいっぱいになるくらいくださぁい♥」

 

 その言葉を合図に提督は海風の最奥に一際強く腰を叩きつける。

 

「ああああああんっ♥♥♥」

 

 海風はこのひ一番大きな絶頂を迎え、身体を震わせながら提督の精液を受け入れる。

 

 頭が真っ白に染め上げられるような幸福感。海風がずっと求めていたもの。

 

 提督が海風の秘裂から剛直を引き抜く。

 

「あぅん♥」

 

 それすらも大きな快楽となる海風はまたまた身体を震わせる。

 

 本日だけで四回も濃厚な精を出したからか、提督は仰向けになって寝ころぶ。マラソンをしたかの様に大きく息をつきながら。

 

 提督が自分の剛直が自分の中か抜き去られた事を感じ取り、海風は向きを変えて提督と向き合う形をとろうとするが、そこにあったのは提督の顔では無く、役目を果たして小さくなった提督の剛直。

 

 提督はもう限界なのだろう。息が安定したらそのまま寝てしまいそうな勢いだ。

 

 だけど、海風がその剛直を眼にした瞬間、お腹の奥が、先程までたっぷりと出された筈の子宮が疼くのを感じた。

 

 わかってしまった。海風はまだ足りないのだ。

 

(やっぱり海風はえっちです♥)

 

 そうは思いつつも火が付いた欲望は止められない。止まる筈が無い。もはや、彼女にブレーキなど無いのだ。

 

「てぇとく♥」

 

「う、うみかぜぇ?」

 

 提督の剛直に自らの秘裂を押し付ける海風に彼はひきつった顔を向ける。もう限界なんだ。許してくれ、と先程とは違い、彼が許しを請う様に。

 

「もっと、お仕置きしてください♥」

 

 海風は先程獣の様に自分の身体を貪った提督の懇願を無視して、はたまた剛直を膣内に受け入れた。

 

 

 

 翌日。

 

「本日、提督は体調不良でお休みです」

 

 海風の苦笑いながらの言葉に、皆は驚愕の表情となる。

 

 あの後、何回までやったのか海風自身にも覚えていない。提督が許しを請うてた気もするが、海風はあの快楽と頭が真っ白になる様な幸福感を得たくて、夢中で腰を振ったのだ。

 

 おかげで提督の精魂は枯れ果て、ミイラの様になってしまったので、海風は反省し、提督を病欠させてあげる事にした。

 

「なので、海風は提督の看病を中心に本日の業務を行います。皆さん、ご協力お願いします」

 

 その言葉に鎮守府の皆は頷き、海風が提督の看病をしやすいように進んで手伝ったり、変わりにやる業務を立候補してくれた。

 

(ごめんなさい皆さん……♥)

 

 ただ、この看病には裏がある。勿論、提督の看病をするのだが、実は海風は昨日の夜から満足しきってないのだ。

 

 提督の剛直で自分の中を突かれた事を思い出しては、お腹が煮えたぎった様に熱くなり、下着が染みる位に濡らしてしまう位に。

 

 そう、看病の名目で合間合間に提督と交わろうと画策しているのだ。勿論、提督の同意は関係なしに。

 

「では、皆さん、宜しくお願いしますね」

 

 一礼をして朝のミーティングを終わらせると、海風は一直線に提督の私室へと向かう。

 

「うふふ♥」

 

 昨日存分に注がれ、今だあの時の熱を保つお腹をさすりながら。

 

 

 

 

 提督の過ちの本質とは、それこそ、海風の中の淫乱な本質を目覚めさせてしまったことにある。提督の性生活的な苦難はこれから始まる―――

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