※この作品はR-18です。

箱庭学園二年十三組・セクハラ男子のハーレム   作:セクハラエリート万歳

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お久しぶりです。また四ヶ月も間が空いてすみませんm(__)m
もう連載して一年が経つのに、ようやく十一話目という現状に驚きを隠すことができません
おまけにここまでお待たせしておいてエロ無しです。本当に申し訳ありませんm(__)m


それと複数投稿は私の筆のペースから不可能と判断しFateの方は削除させていただきましたのでご了承ください
いつかこの作品が完結したら、続編として他の世界に猿喰が転生する話を書いてみたいと考えています


異常喰いの恥まり辱まり

ようやくだ。ようやく、待ちに待った日が訪れた。この日が来るのをどれだけ待ったことか。

やっと、あの十三人(パーティー)の女子を抱ける。そう考えると体が震える。

 

「おっと、いけねえいけねえ。いくらなんでも気が早すぎだぜ。俺」

 

 

ったく、早漏にもほどがある。十三人(パーティー)の連中は時計塔の地下にいる。だから、奴らを正規の手段(・・・・・)で抱こうと思えばそこに出向く必要がある。

それ自体は別に大した手間じゃねえ。俺は女を抱くことに手間を惜しまねえからな。まして、今まで散々焦らされてきた十三人(パーティー)の連中ならなおさらだ。問題なのは、時計塔の地下に行ってもすぐに女子の根城に行けないって事だ。上の二階は名前は忘れたが野郎どもの管轄なんだ。女に会えるのは地下三階から。つまり、この性欲をすぐには発散できねえって事だ。

あ? 俺ならそんなの関係ねえだろって? 確かに俺一人で行くんならそうだが、今回はめだかたちに同行する形だからな。めだかのことはよく知ってる。あいつは一つ一つをじっくりと見ていきたいと言うだろう。

もちろん、無理矢理言うことをきかせて女の下へ行くことはできる。あいつもそれを否定しないし、他の連中も否定できねえだろう。だが、俺としてはできるだけめだかの要望通りにいかせてやりたい。

ひいては、それがなじみに昨晩直接会って聞かされた願いとやらを叶えることにも繋がるからだ。

 

 

だから、面倒極まりねえがゆっくりと行こう。ここまで散々待ったんだ、いまさら多少待たされたところで変わりはしない。この後の極上の褒美のためなら余計な野郎(ゴミ)どもの同行だって許してやるさ。邪魔はさせねえけどな。

 

 

…… 途中で我慢が効かずに野郎どもを適当に蹂躙して、女たちの下へとさっさと行っちまう未来が見えるのはこの際気にしない方がいいだろうな。

 

「さて、そろそろ時間だな」

 

俺はルンルンとした気分でスキップしながら集合場所へと向かった。端から見てると気持ちの悪い光景だろうが俺にとっちゃどうでもいい。なにせ、これから楽しい楽しいお遊戯会が始まるんだからなぁ……。

 

 

 

 

 

△☆○△☆○

 

俺が時計塔に向かうとめだかと凡人がいた。凡人は相変わらずこっちを睨んでくる。普段は無視するが、気分のよかった俺は凡人に少しだけ付き合ってやることにする。

 

「こいつぁ驚いたな。お前ら二人だけか? てっきり、生徒会全員で来るもんだと思ってたんだがな」

 

そう見せかけてのフェイントだ。なかなか俺も粋なことするだろ?

つーより、純粋に気になったことでもあるんだけどな。確かにこいつなら喜界島ちゃんとプリンスを連れてかない可能性もあった。でも、なじみが全員で行くって断言してた以上他の二人も連れてくもんだと思ってたんだが……。そうでなくても、凡人だけを連れてくって展開は予想できなかった。この幸せ野郎に殺意が湧いたのは秘密でもなんでもねえ。

だから、いつも通り凡人は無視(シカト)した。凡人に話すことが何もなかったってのもあるし。

それになじみの予想は結局当たったみたいだしな。

 

「二人には実務を担当してもらうつもりだ。私とお前がいれば充分事足りるだろう。善吉はどうしても連れていけと言うから仕方なく連れてきただけだ。お前が望むのなら今すぐ帰ってもらう」

 

めだかの言葉に凡人は歯噛みする。

 

 

おーおー。惨めだねぇ。せっかく好意を抱いている女にそんなこと言われるなんてよ。この言い方じゃ、もっとも嫌うクズ野郎に今日の自分の行動が決められるようなもんだ。さぞや屈辱だろうなぁ。

だが、心優しい俺はあえて凡人のためになる行動を取ってやる。

 

「いや、構わねえよ。そいつも肉盾としてくらいは使えるだろうし。お前のその柔らかい肌に傷がついたら事だからな」

 

そこで俺は一拍置く。

 

「まぁ、もう一つくらい盾と守る物(もん)が増えたみたいだが」

 

俺が言うと同時に後ろから二つの足音が聞こえてくる。凡人がそいつらに何かを言っているようだが俺の知ったことではない。

面倒だから、そいつらの正体もさっさと言っちまおう。ていうか、言わなくても分かるだろ? 喜界島ちゃんと柔道界のプリンス様だ。

 

 

来た理由なんか言われなくても容易に見当がつく。めだかや凡人を助けるために来た。そんだけだ。

けっ。随分とご立派な友情をお持ちのようで。

 

 

おっと。この言い方じゃめだかに矛先向けてるみたいだな。向けてんのは凡人だ。そこんとこは勘違いすんなよ。

 

 

そんなこんなで時計塔の地下を向かおうとすると仰々しい扉が現れ、その両端に髪色が全く違う双子がいた。

ちっ。男かよ。女だったら、双子姉妹丼をメインディッシュの前に味わおうと思ったんだがな。

そいつらが何やらピーピー言ってるが俺には興味がねえ。つーか、こんなもんで俺の手を煩わせんなよ。

だから、俺は一言だけ告げた。

 

「消えろ」

 

俺の一言だけで扉は崩れ去り、瓦礫も扉のあった痕跡も跡形もなく消え去る。双子やめだかを除く生徒会メンバーが驚いているようだが、俺は喜界島ちゃんの驚いた顔だけを見る。

 

「別にそんな驚くことでもねえだろ。拒絶の扉だかなんだか知らねえけどよ。たかだか扉ごときが俺の障害になるわけねえだろ」

 

行くぞ、とだけ声をかけて俺はさっさと行く。他の連中も慌てて俺の後をついてくる。

どうやら、想像以上に俺は焦っているようだな。いつもなら、もっとゆっくりと行くはずだ。急ぐなんて面倒なことは極力したかねえからな。

けど、今は違う。早く十三組(パーティー)の女子を食いたくて食いたくて仕方がねえ。

もうこのまま女子たちの下へと行っちまっていいかな。

 

 

いや。それはダメだ。まだ我慢我慢。

我慢すればするほど、メインディッシュは美味くなる。どうも俺は余裕が失われていたらしい。そんな簡単なことを見落とすとはな。

別に一年以上も待ち続けたんだ。慌てる必要なんかない。そう言い聞かせたばっかだっていうのにな。

とにかく、のんびりと行こう。なじみの情報じゃ地下三階は女子の根城だ。たかだか二つの階層を我慢すればいいだけの話なんだ。

あんまり手こずりそうなら俺直々に手を下せばいい。十三人(パーティー)の連中が大人しく素通りさせることはねえらしいからな。あまり目に余るようなら、野郎どもは再起不能にしていいというお達しも受けている。

 

 

まぁ、少なくともそんな機会はなかったがな。どうでもよくなってたって言った方が正確かもしれねえ。

何しろ、俺は野郎どもの妨害に対する怒りなんか吹き飛ぶくらい衝撃の再会(・・)を果たしたんだからな。

その辺は最後に言おう。今はとりあえずダイジェストで地下一階について送るとしよう。

 

 

その前に一つだけ言っておかないとならないことがある。実はこの時計塔には地下一階から最下層まで直通で繋がるエレベーターがある。文字数制限なしで平仮名だの片仮名だのの区別なく適当に打って正解しないと動かねえというエレベーターをめだかは使うことなく一つずつ階層を攻略していくことにした。

俺もそれに異論はない。確かに文字なんざ打たなくても動かすのは簡単だが、それでは途中の女子たちを攻略(・・)できねえからな。

 

 

それで地下一階に下りたわけだが、そこで待ち受けていたのは例のデカブツだった。俺にやたらと突っかかってきたので適当にあしらったら、なぜか笑っていやがった。

正直気持ち悪いとしか言いようがなかったので、さっさと動けなくして地下二階へと向かった。始末しなかったのは一応のなじみに対する義理だ。もっとも、そんなもんあいつはいらねえだろうがな。

 

 

そんで地下二階に下りたら花に水をやってる野郎がいた。それは構わねえんだが、事もあろうにこいつめだかの首を斬り落とそうとしやがった。とっさに刀を砕いたから無事だったが、許しがたい蛮行だ。俺はこいつを生かして帰さねえと思っていたんだが、そこで後ろから声をかけられる。

 

「やぁ、久しぶりだね。宗像くん。それと猿喰くんも……」

 

男にしてはやたらと長い黒髪を持った男が話しかけてくる。俺は思わず血走った目をそいつに向けちまった。

 

「誰かと思えばめだかのとこのクソ兄貴か。何の用だ?」

 

「おいおい。ひどい言い草だなぁ。僕は君たちを助けに来たってのに」

 

「いらねえよ。さっさと消えろ、カスが。俺様の邪魔してんじゃねえよ」

 

俺はさっさとこの殺人鬼気取りのクソ野郎をぶっ殺したいんだ。こいつを殺すのに指一本だっていらねえ。さっさとケリをつけてやると思っていたところに入れられた無粋な横やりに俺の怒りはさらに増す。

だが、このシスコンクソ兄貴は平然とした顔をしている。それがまた俺をイラつかせる。

男ごときがこの俺に偉そうな態度をとってんじゃねえよ。

俺の心境を知ってか知らずかシスコンクソ兄貴が何か言ってくる。

 

「悪いけど、ここは僕たちに任せてくれないか?」

 

「うるせえな。さっさと消えろつってんだろ。それとも、今ここで物理的に消してやろうか?」

 

「おっと、怖い怖い。だけど、君にとって決して悪い話ではないと思うよ。言っただろう? ここは僕たちに任せてくれと。つまり、君は先に進んで構わないということだ」

 

シスコンクソ兄貴の提案に俺は目を細める。こいつが何を企んでいるのか分からなかったからだ。

 

「何を企んでる?」

 

だから、あえて直球で聞く。そして、次の瞬間これは失敗だったと気付く。別に聞かなくてもこいつの頭を直接見れば――いや、やめといた方がいいか。何が悲しくて野郎の頭ん中なんざ覗かねえといけねえんだ。

 

「別に何も企んでないよ。ただ君の目的は女の子を抱くことだろう? だから、先に行った方がいいと思うんだ。お互いにとってね」

 

その言葉でシスコンクソ兄貴の真意を掴む。本当につくづくこいつは使えねえ。いや、俺の力が凄すぎるだけか?

まぁ、どうでもいい。ちょうど我慢も限界を迎えつつあったからな。あえて、その思惑に乗ってやるとしよう。

 

「いいだろう。それじゃ、俺は先に行くとしよう」

 

それだけ言って俺はその場から消える。そして、いよいよ目標の地下三階へと到達する。同時に俺は思わず笑っちまった。

 

 

ククククククククククククククククククク。本当に…… 本当に馬鹿だよなぁ!!

 

 

妹を守るために妹を犠牲にするなんざなかなかできることじゃないぜ!! ああ、本当におかしくておかしくて仕方がない。

だが、その笑いもすぐに消える。そして、すぐに別の笑いがこみ上げてくる。

さぁ、いよいよだ。まずはてめえらからだぜ。

 

 

名瀬(なぜ)夭歌(ようか)。古賀(こが)いたみ。




一気に話が進みましたが、地下一階と地下二階については詳細を書いても仕方がないと判断し、このような展開にしました
次回から猿喰が暴れます。こうご期待


といっても、次はいつ投稿できるか分かりませんが。本当に遅筆で重ね重ね申し訳ありませんm(__)m
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