※この作品はR-18です。

新妹魔王の淫らな転落   作:戸隠ヒガラ

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「膣だけじゃなく……わ……私の口も使うといい……お尻も……どんどん使っていい。使って…………くれ」


第伍幕 学習用

 ~10月29日~

 

 

 千里は着替えていた。何時ものようにお気に入りのニットの服にスカート、そして、ガーターベルトを付けた。ショーツは履いていない。その代わり、スカートの中に手を入れ、淫裂にはローターを入れた。今日は昨日――精神的には4ヶ月前だが――と色を変え、赤色のローターだった。これは、クリントに調教される前から持っている千里の私物だ。

 

「ふふふ、ちゃんと僕の言うとおり入れてるね。関心関心」

 

 千里のすぐ隣に、子供姿のクリントが立っていた。その姿を見るのも久しぶりだった。

 

「今日は休日出勤なんだね。先生は大変だ」

 

「…………」

 

 ――貴様等の所為で仕事がたまったからだろう。

 

 千里は、この4ヶ月間の自分が、何かがおかしくなっていたと必死に整理を付けようとしていた。

 

 ――あんな空間に閉じ込められ続けたんだ。おかしくもなる。

 

 あれだけ痴態をさらし、快楽に溺れたにもかかわらず、千里はそれを否定した。何かの気の迷いだと決めつけた。

 

「ねえ、千里お姉ちゃん、これ、なんだか分かる?」

 

 クリントが持っていたのは、車の鍵だった。間違いなく千里の乗る真っ赤なスポーツカーの鍵だ。

 

「何を…………」

 

「今日はこれ、僕が与っておくよ」

 

「…………一体何のつもりだ」

 

 千里は基本的に車出勤だ。その手段を奪われてしまうと、学園に行きづらくなる。

 

「私に学園に行くなと言っているのか?」

 

「車で行かないでって言っているんだよ」

 

「…………」

 

 ――どういうことだ? 車以外の移動手段など……。

 

「この世界には、電車って言うものがあるんでしょう。それで行ってよ」

 

「どうして…………」

 

「まぁまぁ、まずは服を脱いでよ」

 

 脈絡のない要求だった。話す気が無いのだろうか。

 

 ――まぁ、脈絡のないのは当然か……。

 

 そう思いながらも、千里はクリントの言うとおり、せっかく来た服を脱ぎ始めた。

 千里は本来なら、ここで抵抗するべきなのだ。しかし、この4ヶ月間を否定しようと、彼の言うことに全て従うという考え方は、いつしか千里の精神の奥深くに刻み込まれてしまっていた。

 千里にとっては、『服を脱ぐぐらい大したことない』という考え方だった。昨日(重ねて言うが、精神的には4ヶ月前)の千里なら、まずあり得ない考え方だった。

 

 千里は、徐々に歪み始めているのだ。

 

「ローターとガータ――ベルト、それとブラジャーは付けたままでね」

 

「?」

 

 言うとおりに、千里はブラにガーターベルト、そして陰部にはローターが入れられた姿になった。ショーツは履いていない。

 

「その格好で学校に行ってよ」

 

「っ………………はぁぁ?」

 

 

 クリントは、無邪気そうに笑った。

 

 

 ***

 

 

 今日は土曜日。とは言え、7時半頃の電車は、平日時ほどではないが、それなりに人が乗っていた。休日出勤のサラリーマンが大半だった。残念ながら座る場所はないようだった。

 

 ――座れない…………立つしかない、か……。

 

 千里はドアのすぐ横に立った。

 

 

 ゾクッ――――――

 

 

 千里は背筋が震えた。それと同時に、下腹部に凄まじい熱が生じた。

 

 ――本当に……誰にも気づかれない……。

 

 千里は先ほどと同じ格好だった。つまり、ブラにガーターベルト、そして、赤色のローターのコードが淫裂から伸び、ガーターにリモコン部分が固定されている。

 明らかに異様な格好だった。本来なら、すぐに通報されて掴まるレベルの痴態だ。しかし、周囲の人間は、誰一人として千里の格好に違和感がないようだった。

 

 ――これの、おかげ……。

 

 千里の首には、犬の首輪のような形状のチョーカーが付けられていた。

 

 

『その首輪を付けるとね、周囲に幻覚を見せることが出来るんだ。今は、君がちゃんと服を着ているように見えるように設定してある。これはインキュバスの魔具の一つだよ』

 

 

 クリントの言葉が脳内で繰り返す。周囲には千里はしっかり服を着ているように見えているのだ。だから、誰も彼女の格好に違和感を持たない。

 しかし、クリントは魔具の説明に加え、道具の欠点も千里に教えた。

 

『でも、それはあくまで魔界で通用するように作られたんだ。だから、魔法による妨害も、この魔具には効かない。だけど、この世界の特有の技術を通して変換された映像には、君の格好は本来の姿で映る。つまり、写真で撮られたり、監視カメラにはこの首輪は通用しないんだ。そこは気をつけてね♪』

 

 嫌な予想しか浮かばない欠点だったが、しかし、千里にはクリントに逆らう選択肢はなかった。しかし、妙な温情を彼は彼女にくれた。千里の右手には、いつも彼女が持ち歩くバッグ、そして左手には紙袋が持たれていた。その紙袋には、今朝千里が着る予定だった服が入れられていた。

 

 

『僕がいいと言ったら服を着て良いよ。まぁ、言うか分からないけどね♪』

 

 

 そんなことを言っていた。案の定、彼は常に千里の様子を見ていると言うことだろう。

 

 

 ドクンッ、ドクンッ、ドクンッ――――

 

 

 千里の心臓はかなり速い速度で鼓動を打っていた。それは当然のことで、周囲からは普通に見えて言うと分かっていても、自分からしたらかなり恥ずかしい格好で外を出歩いていることが分かっているのだから。

 

 ――誰にも見えていない……しかし……

 

 

 ヴヴヴヴヴヴヴ――――――

 

 

 走行音で周囲には聞こえないだろうが、膣内に入れられたローターの振動が確かに千里には感じられた。その所為で――――――いや、それだけではない。

 

 

 ジュクッ…………

 

 

 下腹部には今まで感じたことのないような類いの熱が生まれていた。その元凶は他でもない、背徳感というものだ。季節が季節であるだけに、少し肌寒いものの、冷涼感は自信の内から生じている熱量によって容易に凌駕されてしまっていた。

 

 ――どうして私がこんなこと……。

 

 見つかったら今までの人生が崩壊してしまいかねないレベルの格好を、人に道徳や倫理を教えるべき教師がしているというだけで、本来あってはならないことだ。クリントの首輪により普通の服装をしているように見えてはいるが、もし本当の彼女の姿があらわになってしまったなら、教師としての地位どころか、人前で出歩くことすら出来なくなってしまうだろう。

 

 

 ――ピチョッ…………

 

 

「っ…………!」

 

 自分の足下に水滴が落ちた。もちろん、汗ではない。ではなにか。

 

 ――違う…………これは、ローターの所為だ……。

 

 千里の淫裂は、ローターを入れているだけとは思えないほど密液で濡れていた。

 彼女の動揺がわずかに周囲に伝わったようで、すぐ横の座席の男性がちらりと視線を向けてきた。その男性と目が合う。

 

 

 ――ドクン…………ドクンッ、ドクンッドクンッ――――!

 

 

 頭がガンガンするほど心音が大きくなる。

 

 ――見えている…………?

 

 しかし、その視線は一瞬だけ千里で止まり、すぐに手元の携帯端末に戻った。少しだけ視線が止まったのは、別に彼女の服装に違和感を感じたのではなく、単純に容姿の整った千里に釘付けになっただけのようだ。

 

 ――気づかれたかと思った…………。

 

「ふぅ…………」

 

 

 ――――プシュィ…………

 

 

「んぃっ――――――――」

 

 小さく声が漏れた。思考が真っ白になりながらも、辛うじて残った理性で、咄嗟に手で口を押さえた。

 

 ――今…………何を…………?

 

 一瞬だけ男性に視線を向けられた、それだけだった。その一瞬の高鳴りで、千里は軽い絶頂を迎えてしまっていた。

 

「ふっ…………ふぅ…………ふぃ…………」

 

 ふらつく脚でなんとか倒れるのを耐えしのぎ、荒くなる息を必死に抑えた。

 クリントに調教され続けた4ヶ月間は、肉体的にはなかったことになっている。しかし、その期間の記憶はしっかりと刻まれている。加えて、千里の元々の素質も相まって、いけない格好を見られるかも知れないという感覚だけで、容易に絶頂してしまえるようになっているのだ。

 

 ――ダメだ…………このままでは…………。

 

 しかし、学園がある町まではもういくつか駅を過ぎなければいけない。そして、クリントには電車で行けと命令されている。ここで降りて他の交通手段に移ることも許されていないのだ。

 

 ――落ち着け……周囲には見えていないんだ。私が冷静でいればいいだけ……。

 

 そう言い聞かせるものの、結局千里は、目的の駅に到着する15分の間、7回もの絶頂をした。

 

 

 漸く駅に辿り着き、扉が開いた。

 

 千里は逃げるように電車から降りた。

 

 

 ――――――――――――カシャッ

 

 

 扉が閉まる背中の方で、奇妙な音が耳に届いた。咄嗟に振り向いたときには、扉は完全に閉まり、電車は動き出していた。

 

「何だ…………?」

 

 嫌な予感がしたものの、早くここから逃げ出したく、千里は急いで駅を出た。

 

 

 ***

 

 

 幸いなことに、クリントには学園に到着したら服を着ても良いと言われていた。聖ヶ坂学園の職員玄関から中へ急いで入り、トイレに駆け込んで服を着た。

 

「はっ…………漸く……」

 

 服を着ても良いとは言われていても、ショーツを履くことは許されていないため、結局はノーパンローター入りで学園を歩き回ることにはなる。それでも、服を着ていないよりはずっとましな気がした。

 

『楽しめた?』

 

 個室で一息吐いているとき、目の前に子供姿のクリントが現れた。学園に着てからは気配を隠す気が無いのか、千里も彼がすぐ近くにいることに気づいていた。

 

「そんなはず、あるわけないだろう……」

 

「残念。そうそう、東城刃更の『心』の断片を持っている人間だけど、この学園に沢山いるよ」

 

「っ…………」

 

 クリントのことだ。この学園に常に潜んでいるだろうとは思っていた。しかし、彼の言葉の一部が気になった。

 

「沢山……?」

 

「沢山は沢山だよ。詳しい人数は……まだ教えてあげない。良いタイミングを見て誰が持っているか一人ずつ教えてあげるよ」

 

 そう言ってクリントは、早々に姿を消した。姿を消しただけで、千里には気配が感じられた。

 

 ――気にするな……。

 

 とりあえず、千里は溜まった事務仕事を片づけるべく、職員室へと赴いた。

 休日とは言え、何人かの教員は学校に来て仕事をしていた。まるで何事もないかのように挨拶を交わし、自分のデスクで仕事を始めた。

 

 

 ヴヴヴヴヴ…………

 

 

 ――まずい…………この静寂は……。

 

 職員室には当然静けさがあった。人が少ない分、一層陰部に入れられたローターの音が響いた。

 

 まだ他の教員には気づかれていないが、このままでは時間の問題だった。

 

 ――こういうとき、養護教諭というのは便利だな……。

 

 千里は仕事に必要な道具一式を持ち、保健室へと移動した。

 

「ふう……なんとかばれずに済んだ……」

 

 口は挟んでこないが、クリントが影で面白がっているのが容易に想像できた。

 

 ――今は……仕事に集中だ。

 

 実に四ヶ月ぶりの仕事だった。正直、以前自分が何をやっていたのか記憶が定かではないが、几帳面な千里は、次の日にする仕事の予定を付箋に書いて、自分の机に張っておく癖があった。そのため、今日自分が何をしなければいけないかは分からなくならずに済んだ。

 

 仕事の勘を取りもどすのには少し時間が必要だったが、それでもやはり千里は優秀だった。すぐにかつての自分のペースを取り戻し、午前中の内には予定していた仕事を全て終わらせることが出来た。

 

 ――これなら、昼過ぎには東城のところに行けるな。

 

 千里はそれだけが楽しみだった。千里としては4ヶ月間彼と会っていないのだ。目を覚ましていないとは言え、彼の元に行けるのはそれだけで一日の活力になった。

 しかし、そうは簡単に事は運ばなかった。

 

 保健室の扉がノックされた。

 今日は土曜日。保健室の来るとしたら、部活中に怪我をした生徒ぐらいなものだが――――。

 

「千里さん、休日もお仕事ですか」

 

 入ってきたのは体育教師の鬼山だった。

 

「それとも、恋人である私に会いたかったとか?」

 

「…………何のことですか?」

 

 ――そういえば、そんなことを言っていたな。わずかに覚えている……。

 

 4ヶ月前の記憶を必死にたぐる。そして、彼には千里がトイレをしている様子やフェラチオしているところを映像として撮られている。そんな映像で脅されていたことも、すっかり忘れていた。

 

「用がないなら出て行ってくれないか?」

 

「用がないなんて悲しいこと言わないでくださいよ。恋人なんですから」

 

「私がいつ、あなたの恋人になったんですか」

 

 強く鬼山を睨み付けた。

 その時、千里の脳内に声が響いた。

 

『千里お姉ちゃん、その男、断片を持っているよ』

 

「っ…………!」

 

 クリントの言う良いタイミングが何なのか千里には分からなかったが、彼女にとって鬼山が刃更の『心』の断片を持っているというのは、全く吉報にならなかった。なぜなら、千里は鬼山の精液を飲んだことがあったからだ。つまり、彼に縛り付けられている断片を解き放つトリガーは、少なくとも千里の胃ではないということだ。残る選択肢は二つ、直腸か、子宮だ。

 

『結界張ってあげるから、さっさとエッチしちゃえばいいよ』

 

 その瞬間、保健室に結界が張られた。それは、状態保存の魔法がかけられていた。つまり、ここで処女を失っても結界を出れば元通りになるということだ。

 

『結界の事情を知らない人間に説明するの面倒だから、時間操作はしないよ』

 

 ――余計なことを……。

 

 鬼山は千里の前に立つと、ポケットから携帯端末を取り出した。その画面には、トイレの個室で鬼山の肉棒をしゃぶる様子が映し出されていた。

 

「それは…………」

 

「これと同じ映像と、別アングルのもの計五つが、私の手元にあります。もちろん、この携帯だけではありません。データ本体はオンラインストレージにバックアップを取ってありますし、そのデータへは職員室に置いてある私のPCと、本校の情報処理室の職員用PC、もちろん私の自宅にあるPCの全てからアクセス可能です。これが一体どういう意味が分かりますね?」

 

 鬼山は性懲りもなく、また千里を脅そうというのだ。しかし、一見ありきたりなその脅しも、千里にとっては効果的だった。鬼山は千里の痴態を、いつでもネットという誰もが閲覧可能な情報の海に流してしまうと言うのだ。それは千里を女性としても許すわけに行かない。自分の痴態を、不特定多数の人間が見るなんて考えただけでもおぞましかった。

 

「…………私に、何をしろと……?」

 

「ふふふ、ようやく私と恋人になる気になってくれたのですね。それではそこのベッドに横になってください」

 

 ――大丈夫……結界は張られている。ここで一体何をされようと……躰は穢れない……。それに……これは東城を助けることに繋がるんだ。

 

 そう思わなければやっていけなかった。千里は鬼山の言葉に従いベッドに歩み寄った。

 

 

 数分後、千里はベッドの上であられもない格好をさせられていた。

 

 服は着せられたままだが、ベッドの仰向けに横たわらされ、両腕を頭の上で拘束されていた。スカートがたくし上げられ、まるで赤子がおしめを代える際に取る格好のように脚が頭の腕まで押し上げられ、ベッドのフレームにそれもまた縛り付けられていた。拘束具は太く硬いゴム製であるため、接触部分にそれほど痛みはないが、拘束性は十分だった。

 

 千里は現在ノーパンであり、しかも陰部にはスイッチがオンになったローターが入れられている。つまり、その様子が全て丸見えの状態だ。

 

 ――どうして私が……またこんな格好を……。

 

 千里にとっては、クリントに調教された4ヶ月間の間に何度も経験したポーズであったが、鬼山の前にすると恥ずかしさの他に屈辱感も一層強かった。

 

「それで、このまま私を動けなくしてそのまま犯すのか? そうでもしないと女を手込めに出来ないということか?」

 

 千里は出来るだけ気丈に振る舞った。脅されているとは言え、一方的に蹂躙されるつもりはなかった。

 

「それはそれでいいですが、実は千里さんにはまだ話していないことがあるんですよ。私がなぜ、ここに来たと思っているのですか?」

 

「…………それは……」

 

 千里はてっきり、最初から鬼山が千里を脅して手込めにしようとしているのだと思っていた。もちろん、それもあるのだろうが、それだけではないということだろうか。

 

「いやね、先日の保健体育の授業で、生徒にある課題を出したのですよ」

 鬼山は基本的な体育の授業以外にも、いくつかのクラスで保健体育の授業も受け持っている。彼はそのことを言っているのだ。

 

「課題……?」

 

「女子生徒には『一週間以内に最低でも十人の男とセックスする』というもの、男子生徒には『同期間内で最低一人の女とセックスする』というものです。女子生徒は例外なく共有奴隷ですので、正直課題を出さなくてもそれくらいの相手とセックスしている子はいるんですが、男子生徒はそうではない。いつどの奴隷を使ってもいいとはされていますが、勇気を出せずにまだ女とセックス出来ていない童貞達が何人もいるんです。そして、そういう子達は、この課題も当然クリア出来なかった」

 

 ――最低最悪の教師だな……。

 

「そう言う子達には殻を破ってもらうために、補習を用意しようと考えてます。女性の体のつくりを覚えてもらう特別授業と、セックスの実践です。千里さん、貴方には、その教材になっていただこうと思っています」

 

「何を…………言っている?」

 

「生徒の見本になれていないあなたに、とっておきの仕事ですよ。入ってきなさい」

 

 鬼山が声を発すると、保健室の外で待っていたのか、何人もの男子生徒が室内に入ってきた。休日だというのに、わざわざこのために呼び出したのだろう。

 

「右から1ーAの仰木、芦田部、走入、1ーBの鍛冶利、永凪、1ーCの田路地、比良間、益屋です。皆共有奴隷に声すらかけられなかった恥ずかしがり屋なんですが、そこで私がセックスの基礎の基礎から教え直そうと思いまして」

 

 皆おかしな格好で拘束されている千里を見て驚愕した。

 

「鬼山……こんなの……間違っていると思わないのか?」

 

「そうですか? 校則では聖ヶ坂学園に属する女は、教師生徒問わず奴隷にならなければいけないとされています。にもかからわず、今もそれに抗い続けている千里先生? 貴方の方こそ、この学園では異端なのですよ」

 

「っ…………」

 

 鬼山は千里のすぐ隣に腰掛けると、彼女の真正面に8人の男子生徒を立たせた。

 

「おい……本当に…………」

 

「騒ぐと千里さんの恥ずかしい映像、男性教師のグループトークに載せてしまいますよ?」

 

 鬼山は千里の耳元でそう囁いた。

 

「この…………」

 

「さぁ皆さん、本日は長谷川千里先生を保健体育の特別授業の教材として使っていきます。まず、彼女には女性器をよく見えるような格好をしてもらっています」

 

 男子生徒が皆、息を呑んだのは分かった。彼らは食い入るように千里の陰部を見つめた。

 

 ――止めてくれ…………見るな……。

 

「女性器から伸びているコードは、女性が快感を得るために使う道具、俗に言う大人の玩具です。長谷川先生は、学校に来るときもこんな物を付けるという淫乱だと言うことですね」

 

「っ…………そんな訳――」

 

「教材は喋らないでください」

 

 鬼山の制止に、千里は言葉を止めざるを得なくなる。

 

 

 ずぷんっ…………

 

 

 鬼山は前触れもなく、千里の陰部に入ったローターを引き抜いた。

 

「ひぅっ…………」

 

 振動するローターが、敏感になっている膣壁を勢いよく擦り挙げることで、千里は軽く絶頂してしまった。

 

「おや……軽くオーガズムを迎えたようです。性的絶頂というものですね。長谷川先生、まだ感じるのは早いですよ。まだまだ説明しないといけないことはあるんですから」

 

 そう言うと鬼山は、千里の陰部に手を伸ばした。ツヤツヤの陰毛の茂みの下の淫裂の肉を、ゆっくりと左右に押し広げた。それにより、ピンク色の女性器が男子生徒へと全てが晒された。

 

 ――ダメだ……そんなところまで……。

 

「外側から大陰唇、内側が小陰唇。上部にある豆みたいなものが陰核、別の呼び方ではギリシャ語の由来でクリトリスというものです。その下のこれが……」

 

 鬼山は、クリトリスすぐ下のへこみに指を当て、ぐいっと押して見せた。

 

「んぐぅ…………」

 

「これが尿道。ここから女性は尿を排泄します。男性と違って内側に隠れているため、排泄した後に尿を拭き取らなければ下着を汚してしまいます」

 

 男子生徒は無言でひたすら千里の陰部を見続けた。本当に話を聴いているのか怪しく、皆黙ったままだ。

 

 ――こんな授業……女子生徒にだってしない……どうして……こんなことを……。

 

「そして……」

 

 満を持して、というのだろうか。鬼山は喋りにも溜めを作り、ねっとりとした声を説明を続けた。

 

「ここの穴が、膣口。この奥に膣が広がり、その奥に子宮があります」

 

 鬼山の指が、さらに膣口を広げた。それにより、膣を少し進んだ先にある、純潔の象徴があらわになる。

 

 今まで黙ったままだった生徒達が、あからさまに声を上げた。それは歓喜の声か、驚きか、どちらにせよ経験したことのない桃源郷でも目の当たりにしたかのような反応だった。

 

 ――あぁ…………ついに……。

 

 千里は恥ずかしさで顔が真っ赤になった。単純に陵辱されるよりも、別の類いの屈辱感で精神がどうにかなりそうだった。

 

「これが処女膜です。処女膜にはいくつか種類がありますが、長谷川千里は中隔処女膜と呼ばれる種類です。長谷川先生はまだ男性と性行為した経験がないということですね、基本的には」

 

 どこまで鬼山が千里の状況を分かっているのか知らないが、彼は千里に妙に含みのある笑みを向けた。

 

「性行為をすればこの処女膜を破ることになり、そして排卵日に中に精液を注ぎ込むことで、卵子と精子が出会い受精します」

 

 

 とろぉ………………

 

 

 押し広げられた膣の奥から、透明で粘着質な蜜が溢れだしてきた。

 

「おっと、愛液が分泌され始めましたね。これは女性にとって性行為の準備が完了した証明になります。これで男性を挿入しやすくなります。本来は丁寧な愛撫を重ねることで、初めて分泌されるのですが、長谷川先生は皆さんに見られるだけで感じてしまったようですね」

 

「っ…………おかしな説明は止め――――」

 

「それでは、これから私が長谷川先生と性行為を実際にして見せます」

 

 千里の言葉を無視して放たれたその説明に、思わず彼女は言葉を失ってしまった。

 

「まさか……生徒の前で……」

 

「長谷川先生は、昨日排卵日でした。卵子の寿命は24時間と言われていますが、受精可能とされている時間はもっと短いです。なのでタイミングとしては少し遅いので、皆さんの目の前で先生が受精する過程を見せることが出来ないでしょう。それでも、彼女の処女膜を破る様子を見ていただくことは出来ます」

 

「っ……止めてくれ……鬼山……こんな、生徒の前でなんて……」

 

 しかし、千里は身動きがとれない。受け入れる準備万端の女性器を、無防備に晒し続けることしか出来なかった。

 鬼山は己の大きく膨れ上がった肉棒を取り出した。千里の正面に回り、ぴったりと亀頭を彼女の陰口へとあてがう。太ももに手を添え、肉に指が食い込むほど強く掴む。

 

「それでは、長谷川先生の処女喪失です」

 

 

 ズッブゥ…………プツゥ――――ずちゅぅ

 

 

「はぁぁぁぁあぁぁ――――――」

 

 千里にとっては3度目となる破瓜の傷みだが、それでも性感帯である処女膜が破られる感覚によって、いとも簡単に彼女を凄まじい快楽の奔流が飲み込んだ。思考が全て真っ白にかき消え、断続的な絶頂を呼び起こした。

 

「あが…………はぁ、はぎぃ…………んぃ…………」

 

「見てください。処女にもかかわらず、彼女は挿入しただけでオーガズムを迎えました。かなり躰がいやらしい証拠です。皆さんは、普通の女性が皆こんなに淫乱だとは思わないでくださいね。彼女は、『例外的に淫乱』なのですから」

 

「勝手に……ペラペラと……はぎゅぅ…………んんっ」

 

 必至に抗議したかったが、膣内を一杯に満たす圧迫感に千里は何も言えなくなる。感覚としては何度も性行為を経験したことのある千里だが、躰としても初めての男の躰であることには変わりないのだ。

 

「それでは抽送を開始しますよ」

 

 

 ずちゅぅ――――

 

 

「んあぁぁ!」

 

 二人の肌と肌がぶつかり合う音がパンパンと保健室に鳴り響く。

 

「ずっと早く腰を振ることもいいですが、自分が早く達しないための他に、女性にも行為の変化球を体験させるために、色々行為の仕方を変えてあげるのがいいでしょう。単純に腰を振る速さを変えたり、方向を変えたりするのがいいです」

 

 説明しながら、鬼山は行為に変化を加えていく。勢いよく肉棒を突き込んだり、Gスポットをこそげるように腰をくねらせたり、じっくり快感を与えるためにゆっくり動いたりした。

 

「んぎ……はっ、あぁ……んあっ♥ いいぎぃ…………ふぃぁ♥」

 

「皆さん、見やすいように自由に位置を変えてください。ほら、ここが長谷川先生の一番奥です」

 

 そう言って鬼山は、肉棒を千里の膣の最奥に突き付けて止めた。そして、お腹の上から指を差して見せた。

 

「今、ここに千里さんの子宮が降りてきています。こうなれば、精液が子宮内に入りやすくなります」

 

「んにゃぁ♥ や、やめ…………ろ……それ以上……」

 

 次々と千里が感じている様子を実況していく鬼山。それを生徒達は目をギラギラさせながら聴き入っていた。

 

「それでは千里さん、そろそろ中出ししますよ」

 

「っ…………だ、ダメだ…………」

 

 咄嗟に千里は拒む言葉を言った。子宮か直腸に鬼山の精液を受け入れなければいけないことなど、陵辱のショックで忘れてしまっていた。

 しかし、彼女の言葉もむなしく、肉棒の抽送が勢いを増し、乾いた衝突音の感覚が短くなる。

 

 そして、ついにその時が訪れる。

 

 膣内の肉棒が最大まで膨張し、そして子宮口にその先端を突き付けたのと同時に――――

 

 

 ビュルルルルッ、ビュググッ、ビューッ、ビューッ……ブジュウゥ

 

 

「んあぁぁぁ、ああぁぁ、はぁあぁぁぁああぁぁぁ♥♥♥」

 

 それこそお手本のように、鬼山の射精と千里の絶頂は同時だった。快楽の痺れが彼女の全身を駆け巡り、保健室の外に響くまで嬌声を上げた。

 

 そこまで長くないはずの射精が、千里には永遠のように感じた。それは、男子生徒達の目の前という今までにない状況故だった。鬼山の方も、最後まで精液を吐き出すべく、子宮を押しつぶすように腰を押しつけた。

 

「はぁ…………あぁぁ…………♥」

 

 その時、鬼山の胸の中央辺りから小さな光が生まれた。どうやらそれは、千里以外には見えていないようで、光は数秒空中を漂い、霧散した。

 

 刃更の心の断片が解放され、彼の元へと戻ったのだ。

 つまり、千里の子宮内に鬼山の精液が確実に到達したということだ。

 

「ふぅ……これが性行為の一連の流れです。奴隷ではなく、一般的に女性と性行為をする際は、相手に避妊具を付けるかどうかの確認を取りましょう。そうしなければ、無責任に相手を妊娠させてしまうからです。ちなみに、今日の長谷川先生はただの教材なので、どれだけ膣内に射精してもいいですからね。今日の彼女のことは、『学習用オナホール』と思っていいです」

 

 『学習用オナホール』の響きが面白かったのか、鬼山は一人でほくそ笑んだ。

 

「はぅ…………はっ…………」

 

 もう言い返すだけの体力は千里に残っていなかった。

 しかし、次に鬼山が言った言葉は、疲労困憊の千里を驚愕させるのには充分だった。

 

「それでは、一人ずつ長谷川先生で性行為を体験してください」

 

「っ…………なん、だと…………」

 

「仰木、まずは君からするんだ」

 

 鬼山が指定したのは、一番小柄で小太りの男子生徒だった。

 

「ぼ、僕ですか……?」

 

「あぁ、まずは思うようにやってみるんだ」

 

「ま、待つんだ……まだ、まだ引き返せる。こういう行為は、好きな人とするべきで……」

 

「それじゃぁ、長谷川先生は鬼山先生のことが好きなんですか?」

 

 素朴に投げかけられたその質問に、千里は思わず熱くなった。

 

「そんなわけ訳ないだろう! 私は……」

 

「ところで長谷川先生は『学習用オナホール』なんでしょ? どうして喋ってるの?」

 

「な…………⁉」

 

 仰木のその発言は、彼の価値観がすでに歪んでいることの証明だった。千里はいつのまにか、男子生徒達もただの被害者だと思い込んでいたが、この学園では教師だけでなく、生徒すらもクリントの毒牙にかかりおかしくなっているのだ。唐突の衝撃で、千里は仰木が目の前に立ったことに反応できなかった。

 

「それじゃ行くよ」

 

 

 ずぶぶぅ…………

 

 

「ひぃぅ…………ん…………ち、ちが…………そこは……」

 

 仰木は勢いよく、大きく勃起した肉棒を千里へと押し沈めた。しかし、その先は、鬼山はレクチャーした女性器ではなきく、その下の菊門だった。

 

「仰木君、そこはお尻の穴ですよ。童貞卒業がまさかアナルだなんて……君、まともな性癖に育ちませんよ」

 

 まともな性癖に育つなんて言葉を初めて聞いた千里だったが、さすがに慣らすことなくいきなり菊門に入れられ、かなりの痛みが走った。

 

「あっ、やばい」

 

 

 ブビュルルッ、ブブ……ビューッ

 

 

 仰木は入れただけで射精してしまっていた。アナルの強烈な締め付けに、すぐに限界へと引き上げられてしまったのだ。

 その直後のことだ。仰木の胸元から淡い光が生まれ出て、宙へと舞ながらすぐに消えた。

 

 ――まさか…………この子も……心の断片を……⁉

 

 偶然には違いないが、仰木という男子生徒も刃更の心の断片を持っていて、それを解き放つトリガーが丁度千里の直腸だったのだ。

 

『運がいいね、千里お姉ちゃん』

 

 その時、千里の脳内にクリントの声が響いた。彼女にだけ聞こえる声だ。

 

『残りの男達も、みーんな東城刃更の心の断片を持ってるよ。ふふふ』

 

「っ………………」

 

 残りの男子生徒の数は7人だ。

 

 ――これだけの数が……東城の心を……。

 

 しかし、実際断片がいくつに分かれたのかはクリントは教えてくれていない。クリントを含め、鬼山、そして男子生徒10人に断片が散らばっていることが分かった。千里にとってはかなり多い人数に感じたが、刃更の心が霧散した光景を思えば、その断片の数は10や20で済むとは思えない。

 

 ――一体……何人を相手にすれば…………。

 

「とりあえず仰木は一休みです。次は芦田部君だ」

 

「…………はい」

 

 千里の動揺をよそに、名前を呼ばれた次の生徒が前に出た。

 

 他の生徒も刃更の心の断片を持っているなら、このタイミングで全て解放してしまいたかった。下手にこの時期を逃せば、また結界を張って仕切り直す必要があるからだ。出来ればそれは避けたかった。

 

 鬼山が作った流れのままでは、どう考えても千里の子宮へしか精液は注がれない。しかし、心の断片を解き放つトリガーを引ける確立は三分の一だ。仮に、断片解放の条件が胃や直腸なら、このままでは全ての断片を回収することは出来ない。可能性を総当たりする必要があるのだ。

 

 つまり、千里自らこの流れを絶つ必要があった。しかし、その決断はかなり躊躇われた。例え歪んだ学園の中とは言え、刃更以外の相手に、しかも自分からその言葉を言わなければいけないというのはどうしてもいやだった。

 とは言え、選ばなければ事態は好転しない。千里は決断するしかなかった。一方的に蹂躙されるのではなく、自ら歩み寄る必要があるのだ。

 

 

 

 

 

 

「……………………膣だけじゃなく……わ……私の口も使うといい……お尻も……どんどん使っていい。使って…………くれ…………」

 

 

 

 

 

 自分で言っていて死にたくなった。どうしてこんな痴女のような発言をしなければいけないのか。

 

 

「長谷川先生……そんな人だったのか」「きっと……何人も経験があるんだよ」「でも、処女だったよな」「尻穴とか口を使えってことは、きっとそっちの方が自信あるって事だよ」「さすが学習用オナホールだな」「エロ穴先生……」

 

 

 口々に男子生徒が好き勝手に言った。

 

 ――こいつら…………。

 

「長谷川先生もこう言っていることですし、お言葉に甘えましょう。彼女の望み通り、思う存分使ってあげてください」

 

 男子生徒達はニヤニヤと笑いながら千里を囲んだ。

 

 ――東城…………大丈夫だ。私は、お前のためなら……この程度……蚊に刺されるようなものだ。

 

 千里は覚悟を決めた。

 次の芦田部は、鬼山よりも身長が高く、そしてかなり重量級の体格だった。

 

「まずは…………前から…………ほぉ!」

 

 千里に覆い被さった芦田部は、肉棒を彼女の淫裂にあてがい、全体重をかけるようにのしかかった。

 

 

 ボキュゥ――――――

 

「ひぎぅぅいいぃっっっ!!!」

 

 潰された蛙のような悲鳴が千里の口から漏れた。結合部だけでなく、彼女の躰全体に100kg近い重さがかかった。

 

「おうぅぅ、おえぇ…………」

 

 胃にかかった圧力で、千里は思わず嘔吐した。昼前のために胃の内容物に個体の物はなかったが、合間に飲んでいたコーヒーが逆流して吐き出された。

 

 ――く、くるし………………。

 

 すさまじい重さの肉棒により、千里の子宮はぐしゃりと押しつぶされた。それにより、中に溜まっていた他の男達の精液が結合部の隙間から噴き出した。

 

「す、すごい……先生の中…………きつい」

 

「やめ…………お、降りて、くれ…………お願い、だ…………」

 

 しかし、芦田部は千里の懇願を聴かなかった。彼はあえて全体重を乗せるように、躰を上下させた。

 

「さすが柔道部。体格もさることながら、腰使いも力強い」

 

 何のつもりなのか、解説めいたことを言う鬼山。

 そんなことを聴いている余裕など、千里にはなかった。

 

 芦田部は重量級ながらも機敏な動きで、千里を責め立てた。何度も子宮ごと千里の内臓を押しつぶし、膣壁をごりごりと削り上げた。

 

「おぐぅっ、んぎ、はひぃ……んあぁ♥ おぅっ♥」

 

 快感の中にも息苦しさが相まって、千里は子宮が潰される度に絶頂した。

 あまりに絶頂を繰り返した所為で、千里の胸元が湿り始めた。ブラジャーをしているとは言え、それでは抑えきれない量の母乳が溢れだし、セーターを濡らしたのだ。

 

「先生……お、俺の子供、妊娠してよ」

 

 息を荒くした芦田部が、千里の胸に顔を埋めた。その圧力で、一層母乳が溢れだし、セーターをぐしょぐしょにした。

 

「おぅえ…………はぁ♥ も、もう……少し…………ゆ、ゆっぐ、りぃ――――」

 

 激しさを増す抽送。汗で湿った肌同士がぶつかり合って響く鈍い衝突音。そして断続的に漏れ出る千里の嬌声。それらが極めて近い間隔で鳴り響いたその時。

 

 

 

 ぶびゅるるぅぅぅ、ブジュルッ、ビュルルゥ……ビュッ、ブビュ――――

 

 

 

「ゔぅ゙ぃ゙あ゙、あ゙あ゙ぁぁぁあ♥♥、あがぃ゙♥ あぁぁ!!!」

 

 潰されて狭くなった子宮が精液で瞬時に満たされた。壊れた水道管のように、結合部から入りきらない精液は漏れ出た。

 

「すげぇ……種付けプレスだ……」

 

 生徒の一人がそう呟いた。

 

 

 千里の子宮には確実に芦田部の精液が届いた。

 しかし、彼の躰から刃更の心の断片が解き放たれる兆候は一切見られなかった。

 

 

 その瞬間、芦田部の膣内射精が千里にとって、全く無意味なものであることが判明した。

 

「次は鍛冶利。好きにやれ」

 

「は、はい」

 

 いつ行為が終わるのか、千里には想像も付かなかった。

 

 

 ***

 

 

「んああぁぁぁ、い、イグゥゥゥゥ!」

 

 プシュゥゥ――――ピュゥ

 

 千里は潮を高々と噴き上げながら絶頂した。彼女の女性器には、男子生徒の一人の指が入れられていた。

 

「見事です。これで全員、長谷川先生を自在にイカせることが出来るようになりましたね」

 

「すごい……鬼山先生が教えてくれた場所を擦るだけで、面白いくらい絶頂するよ」

 

 鬼山は千里を愛撫だけで絶頂させる方法を、生徒に丁寧にレクチャーしていた。その講義は全員がその方法を完璧に覚えるまで続き、千里は何度も絶頂させられていた。保健室のベッドは千里がまき散らした淫液でぐしょぐしょに汚れてしまっていた。行為のしづらさから拘束は全て解かれ、スカートやニットの服も全て脱がされてしまっていた。しかし、千里はここから逃げ出せないでいた。逃げるわけに行かなかった。

 

「あ…………あが…………はぎぃ…………♥」

 

 男子生徒達による陵辱は、結局夕方まで続いていた。しかし、あと一人の男子生徒が、まだ心の断片を解放していなかった。それは、益屋と呼ばれた男子生徒で、少しくらい印象のある男子だった。

 

 ――彼は…………前と後ろに出したはず……つまり、彼から東城の心を解き放つには……彼の精液を胃に入れる必要があると言うこと……。

 

 そう思考する千里だったが、彼女にはすでに自分で立ち上がる体力は残っていなかった。喋る気力も、自分から行為を求めることも出来なかった。

 

「それでも補習はここまでにします」

 

 そう言って鬼山は、生徒達を帰らせ始めた。

 

 ――いけない……まだ、まだ全てを解放していない……。

 

「あぁ…………ま、待って…………」

 

 

「じゃぁねエロ穴先生」「オナホ先生また相手してよ」「オナホ先生また母乳飲ませてね」「エロ穴先生また使いたいな」

 

 

 悲鳴を上げる躰に鞭を打って、必死に彼らを引き留めようとするも、彼らは充分に満足したようで、あっさりと保健室を出て行ってしまった。

 

 ――くそ…………。

 

「お疲れ様です、千里さん。これが共有奴隷というものです。これが嫌なら、私と結婚をして、私の専属奴隷になることをお勧めしますよ」

 

「………………」

 

 もう言い返すだけの気力は欠片も残っていなかった。ベッドに倒れ伏したまま、力なく鬼山を睨むだけだった。

 

「ふふふ、ちなみに、学習用ビデオとして、今日の行為の全てもカメラに収めておきましたから」

 

「っ…………さい…………てい…………」

 

「専属奴隷になるのを渋れば渋るほど、自分の首を絞めるのですよ」

 

 鬼山は千里の尻を勢いよく叩いた。

 

 

 パァァァン

 

 

「いぎぃぃぃぃぃいいぃい!!!!」

 

 叩かれた痛みで千里は簡単に絶頂した。

 

 

 ぴゅるるぅ…………

 

 

 快感が刻まれたことを誇示するように、何度目か分からない母乳が乳首の先端から噴き出た。さっきの男子生徒達は全員、千里の母乳の味を知っている。

 

 白い尻の肌に、鬼山の手のひらの後が赤く残った。

 

「はぁ…………はっ、はぁ…………♥」

 

「月曜にまた会いましょう。千里さん」

 

 鬼山も満足したように、保健室を後にした。残されたのは、ぐったりとベッドに倒れた、陵辱の限りを尽くされた千里だけだった。

 

 いや、もう一人だけいた。いつからそこにいたのか、保健室の椅子に腰をかけていたクリントがいた。

 

「良かったね。これで8つの断片を取り戻せたわけだ。スタートはバッチリじゃないか」

 

 にこやかに笑うクリントは、椅子をくるくると回して遊んでいる。

 

「あぁ、帰るときは、来た時みたいにインキュバスの首輪を付けて、ブラとガーター、ローター入りで服を着ないで帰るんだよ。僕は先に千里お姉ちゃんの家に帰ってるから」

 

 それだけ言い残すと、クリントは再び姿を消した。今までと違って、完全に気配が消えていた。本当に先に帰ったのだろう。

 

「…………東城の見舞いに行かないと……」

 

 本当ならもっと早くに行くつもりだった彼のお見舞いだ。まさか休日の今日も、こんなに遅くなるとは思わなかった。だけど、確かに行けるのだ。実質、4ヶ月ぶりに。

 

 

 ――東城に、会える……。

 

 

 しかし、またもや事態は千里の予想を上回って悪化していく。

 

 

 ***

 

 

 処女の躰に戻った千里は、ブラジャーとガーターだけを身につけ、クリントから渡された首輪を付けた。これで千里の姿は普通の格好に見える。

 その格好のまま電車に乗り、刃更が入院する病院へと向かった。

 

 しかし、刃更はその病院にいなかった。

 

「少し前に目を覚ましたんですよ。丁度お連れの方がお見えになって、彼は退院されました」

 

 看護師がそう言った。

 東城が目を覚ましたことにも驚きだが、それを見計らったかのように彼を誰かが連れ出したというのだ。

 

「一体…………だれが……」

 

 千里は嫌な予感がした。だから、急いで電車に駆け込み、刃更の家へと向かった。

 

 案の定、東城家には明かりが灯っていた。

 

「帰っている……でも、誰と…………?」

 

 千里は東城家のインターホンを押した。しかし、誰も出てこなかった。恐る恐るドアノブに手をかけると、扉には鍵がかけられていなかった。扉を開けた瞬間、家の奥から女の嬌声が聞こえた。

 

 ――っ…………まさか…………。

 

 弾かれたように千里は東城家に上がり込んだ。二階へと駆け上がり、刃更の部屋の扉を開けた。

 

「っ………………!」

 

 

 

 

 そこには、躰を交わらせている男女がいた。

 

 

 一人は当然、東城刃更。

 

 

 そしてもう一人は、成瀬澪と同様にクリントやクローディアの魔手に絡め取られたはずの――――――

 

 

 

 

 ――――――野中胡桃だった。

 

 

 

 

「長谷川千里さんですね、お先に刃更兄ちゃんをいただいてますよ」

 

 

 

 

 横たわる刃更に馬乗りになった少女は、そう言ってほくそ笑んだ。




またまた投稿が遅れて申し訳ありませんでした。
次こそはきっちり一週間後に投稿する、と毎回思うのですがうまくいかないものです。

ということで、千里さんのお話でした。
かなり長くなって申し訳ありません。謝ってばっかですね。

宣言します。
千里さんの本当の処女喪失はもうすぐそこです。そこから歯止めが利かなくなります。誰のとは言いませんが。
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