そんな澪に、ついに「あの日」が訪れる。
選択の第5章。
~8日目・2月2日(調教4日目)~
グポッ……ジュププッ、ジュルッ
全裸の澪はベッドの上でモリッツの肉棒を銜えていた。舌先に唾液を絡め、相手の興奮をそそらせるようにわざと水音を立てる。
ジュブブッ――ジュルッ
「んっ……ぷふぅ……」
鈴口から始まり、筋裏に舌を這わせた後、一気に喉まで肉棒を口に含んだ。呼吸が苦しくなるが、うまく鼻呼吸を使い行為を続ける。唇で竿を挟む力を調整しながら頭を前後させる。その時に、モリッツに視線を向けることを忘れない。
「その調子だよ、澪ちゃん。うまくなったね」
澪はあえて彼の言葉に目を細め、フェラチオの律動を早める。
ジュプッ、ジュププッ、ジュプッ――
ビュルルッ、ビューッ、ビュググッ
澪の喉の奥で勢いよく射精が始まった。
「んんんっ――――んくっ、ごくっ……ゴキュ……」
誰に言われることなく、口に吐き出された精液を素直に飲み下していく。もう何度目になるか分からない精液の嚥下だ。
「ん……ふう」
――――バリッ
「ひうっ……」
モリッツが突然、澪の頬に触れ電撃を浴びせた。
「また忘れているよ、澪ちゃん? 最後になんて言うんだっけ?」
にっこりと笑いながら、モリッツは再び澪の頬に触れるそぶりを見せた。
「い、言うからっ……ごめ――――」
――バチバチッ
「ぐっ……ご、ごちそうさまでした……も、モリッツ様のザーメン、臭くてドロドロで、とてもおいしかったです。飲ませていただき、ありがとうございました」
「ん~70点かな。すぐに言わなかったし、もっと嫌らしい言葉を選べたと思うよ。でも、ずいぶん良くなった。やはりフィデリオさんが見込んだだけあるね」
「あ、ありがとう……ございます」
――あんたに褒められてもちっとも嬉しくないわよ! うぅ……自分の息が精液臭い……うがいしたい……。
澪は必死に感情を表に出さないようにした。少しでも顔に出したら、モリッツがすかさず電撃を浴びせるからだ。
――ジュクッ……
まだフェラチオしかしていなかったが、澪の淫部はすでにバケツをひっくり返したように濡れていた。
「だいぶ湿っているね。感じちゃったかい?」
――毎日食事に媚薬を混ぜておいて何を言っているの……でも、抵抗しちゃいけない……。
逆らえば容赦ない電撃、さらにクローディアが刃更に接近していることもあり、澪は迂闊な事ができないでいた。
「はい、モリッツ様のザーメンの味で、わ、私のいらやしいおまんこ濡れてしまいました」
その台詞さえ、モリッツが澪に教えた言い回しだった。
澪はこの4日間、あらゆるプレイを経験させられてきた。できる限り多くの体位での性行為を体験したし、アナルでも同じことをした。どう腰を動かしたら男が喜ぶか、どのタイミングに自身の絶頂を持って行けばいいか、事細かに教えられた。
さらに、ヴァギナやアナルを使う以外の奉仕方法も仕込まれた。胸や脇、手や脚でのしごき方、そして、口での男の喜ばせ方も学んだ。
一番澪が苦労しているのが、男を喜ばせる言葉使いだった。教えられた言い回しはスラスラ出てくるようになったが、状況に応じて言葉を考えて口にすることがまだ澪は苦手だった。
しかも、最近は澪によって看過できない事態が起こりかけていた。
――この感覚……やっぱり……。
澪が目を伏せて考え事をしていると、モリッツが何かに気づいた。
「おや? 澪ちゃん、愛液に何か違うものが混じっていないかい?」
「っ……まさか」
背筋がひやりとした。ついに恐れていたことが起きたのか――澪はそっと、自分の下腹部に視線を下ろした。
床にしたたる愛液、その中に真っ赤な血――経血がわずかに混じっていた。
その瞬間、ぞわぞわと全身を悪寒が駆け巡った。脳内がぐるぐるとして平衡感覚がおかしくなる。動機が激しくなり、呼吸が乱れる。
――嫌だ、嫌だ嫌だ嫌だ……見られたくないっ……これだけは……。
とっさに澪は、床に広がった経血を躰で隠すようにガバッとその場にうずくまった。
「何をしているんだい? 躰をどけるんだ、澪ちゃん」
「す、すいません……今日はもう……終わりにして、ください」
澪は震える声で何とかそう絞り出した。
モリッツはかがみ込むと、澪の髪をグイと掴み上げた。
「聞こえなかった? 僕が、躰をどけてって言ったんだ」
「いたっ……うぅ……」
澪にとって、経血は裸や失禁を見られるより嫌なことだった。人にもよるだろうが、澪はその感情が人一倍強かった。刃更にさえ、生理が来ていることは教えても、経血は見せようとも見られたいとも思わなかった。
――最悪。
「待ってたよ」
「――え?」
「こっち来てもらうよ」
モリッツは澪を髪を引っ張って立ち上がらせた。
「い、痛いっ……自分で歩くから……」
「そう? でもこれをつけてもらうことになるから、手は引かせてね?」
――目隠しと……耳栓?
澪は視覚と聴覚を奪われ、手を男に引かれて歩かされた。どこに行くのかは教えてもらえなかった。
その間、モリッツの言った『待ってた』の意味をずっと考えていたが、結局理由は分からなかった。
澪はどこかの部屋に連れてこられたようだった。妙に背の高い椅子に座らされ、手を椅子に拘束された。脚を大きく広げられて、かなり高い位置で別の柱に縛り付けられた。躰がくの字に曲げられる体勢になったため、少し苦しかった。
何度か抵抗したものの、結局電撃を浴びせられて黙って従うしかなかった。澪の躰には、完全にモリッツの電撃の痛みが恐怖として刻まれてしまっていたのだ。
「ねぇ……どういうつもりなのよ、こんなことして」
「まぁまぁ、もうすぐ揃うから」
「?」
澪は自分の秘部から垂れる液が、媚薬による愛液なのか生理による経血なのか分からずそわそわしていた。
――まだ始まったばかりだからそこまで多くないだろうけど……でも……。
やはり澪は気が気でなかった。すでに下腹部には鈍痛が生まれ始めている。
目も耳を使えない暗闇の中、ひたすら不安な感情が澪の中に渦巻いていた。
しばらくたった頃、ようやくモリッツが耳栓を外した。
「もういいよ。見てごらん」
聴覚が復活した途端、複数の人間の気配が分かった。
――五人……いや、もっと多い……え、それって……。
そしてついに、目隠しも外された。
部屋は高校の教室ほどの広さがあり、その中央に置かれた特殊な椅子に澪は座らされていた。
澪の周りには、十人以上の人間がいた。皆一様に衣服を身につけておらず、手足には頑丈そうな鉄枷がはめられていた。
「い、いやあぁぁぁ! な、何で……何よあなたたち⁉」
年齢層は若いように見えた。下は十歳前後、上は澪と同い年ほどの幅で、男女混じっていたが少女の方が多いようだった。彼らもどうしてここに連れてこられたのか理解できていないようだった。
「ラギー商会で扱っている人の商品を一同に集めたんだ。どうだい壮観だろう?」
よく見ると、部屋の外周にはモリッツのように整った服装の男達が数人立っていた。フィデリオも混じっていることから、どうやら商会の人間らしい。
「何のつもりよ……」
「澪ちゃん、君って表面上は僕たちに従順だけど、心の奥底でいつ殺してやろうかって思っているよね」
「っ……それは」
「奴隷はそれじゃぁダメなんだよ。だから、今度こそ君を心から屈服させてやろうと思ってね。さぁ皆、この子のまんこに注目するんだ」
「っ……!」
一斉に奴隷十数人、さらに商会の人間の視線が、澪の陰部へと向けられた。少し離れると見えにくいだろうが、そこは少し赤みがかった蜜液でそぼ濡れている。
「い、いやっ……み、見ないで……」
――――トロォッ
「え……」
その途端、澪の陰部に明らかな変化が訪れた。触れてもいない淫裂の間から、トロトロと愛液があふれ出してきたのだ。見る見るうちに下の椅子まで垂れ、床までポタリと滴った。
――どうして……こんなに……。
「あれ、澪ちゃん、何もしていないのにどうして股を濡らしているんだい? それともお漏らし?」
そう言ってモリッツは、澪の陰部に人差し指で触れた。
――プチョォ……
指と陰部の間に、蜜の橋が架かった。
「この粘性はどう考えてもおしっこじゃないね。これは一体どういうことなのかな? もしかして感じちゃってる?」
「ち、違うっ!」
必死に澪は否定した。明確な熱を下腹部に感じながら、何度も首を振る。
「こ、これは……媚薬……そう、媚薬の所為よ! あんたたちが毎日朝食に混ぜてるやつ! だから――」
「媚薬? あれフィデリオさん、澪ちゃんのご飯に媚薬を混ぜてるんですか?」
モリッツは部屋の端に立っていたフィデリオに尋ねた。
「いいや? 俺が朝食に混ぜたのは、1日目の一回きりだ」
「そ、そんなはずないわ! だって、あんたたちが出す食事を食べる度、私の躰が……」
「躰が、何だって?」
勢いで澪は、大勢の前で恥ずかしいことを公言してしまうところだった。思わず口をつぐむ。
「おっと、我に返ったね。でも手遅れだよ。つまり澪ちゃん、君は食事をする度、躰がいやらしい熱を持つようになった、そう言いたいわけだよね。そうまるで、媚薬に侵されたかのように……」
「っ……」
その通りだった。だからこそ、澪は食事に媚薬が混ぜられているのだと思った。しかし、食べなければ体力が絶対に持たないことも分かっていた。だから、そう認識しつつも食べるしかなかった。
「でも、さっき言ったように、食事には一切媚薬は入っていないんだ。これってどういうことか分かるかな?」
「…………何よ」
「簡単なことさ。食事が終われば、僕たちによる調教が始まる。つまり君は、食後の調教を想像しておまんこを濡らしちゃってたってこと」
「そんな……いいえ、ありえないわ……だって……」
――それじゃまるで、私が調教を楽しみにしていたみたいじゃない。
「さぁさて、ここでさっきの質問をもう一度しようか。僕たちは何もしていないのに、どうして澪ちゃんはおまんこをぐしょぐしょにしているのかな?」
「それは……」
言葉に詰まる澪。まるでその言葉を待つように、周囲の視線も強まった気がした。その間にも、澪の陰部はどんどん湿っていった。
誰にも触られていない。媚薬も盛られている訳でもない。
ここまで来れば、もう澪は自覚せざるを得なかった。
――いいえ、だからって……。
自覚したからと言って、到底それを口にできはしなかった。
「だんまり? それじゃぁ……」
モリッツは澪に近づくと、懐から白い布を取り出した。それを筒状に丸めると、彼女の淫裂にねじ込んだ。
「ううっ……な、何を……」
グリッ……ググッ……
「うぅっ……」
布を膣奥へと深く入れていく。男のものとは違い、自分の膣圧で簡単によれよれになってしまう異物感に多少の違和感があったが、それが妙に癖になりそうだった。
「いいかな」
しばらくしてモリッツは、その布を引き抜いた。
「っ……」
その布を見た瞬間、澪は戦慄した。
真っ白い布、それは真っ赤に染まっていた。他ならない、澪の経血で。
モリッツは澪の耳元に顔を近づけ、小さく囁いた。
「さて……素直にならない澪ちゃん? ここにいる大勢の人間に、澪ちゃんが女の子として見られたくない『これ』を、僕はどうしたらいい?」
モリッツは巧みに、その布を周囲の人間に見えないように手に隠し持っていた。その手を翻せば、すぐにでもこちらに注目している人達の視界に入ってしまうだろう。
――それだけは……。
商品には女性が多いが男がいないわけではない。それに、商会の人間は全て男だ。その人たちに見られることだけは、どうしても避けたかった。
――でも……。
「葛藤しているね。それじゃ選択肢を二つあげよう」
「選択……肢」
「選択肢1、もし君が強情を貫くなら、僕の手の中のものをここにいる全員に見せて……そうだな、臭いも嗅いでもらおう」
「っ……最……低」
「それに、生理だろうと関係なく調教を続ける。基本的に僕とフィデリオさんが相手をしているけど、他の商会の人間にも相手をしてもらう。できるだけ多くの人間に君の汚い血を見てもらいながらセックスをしようじゃないか」
「っ……」
それは澪にとって、最も最悪の選択肢だった。
思わず息を呑み込む。
「もう一つ……は?」
「選択肢2、素直に君の本当の気持ちを教えてくれたら、あと三日間の調教は――」
モリッツは澪の下腹部を指さした。
「ここを使う以外のものに限ってあげる。僕たちだって、できるだけ生理中の女の子を犯すようなことは避けたい。傷物にはしたくないしね。もちろん、僕の手の中のものを僕以外が見ることもない」
ニヤニヤと笑っている。どう見ても傷物にしたくないと言っている人間の顔ではない。
「ただし、ここまで手間取らせたペナルティーは受けてもらうよ。まだ内容は教えられないけど安心して、君のおまんこを使う内容のものじゃないから」
ペナルティーが一体どういうものなのか全く分からないから、その恐ろしさは計り知れない。しかし、この二つの選択肢で前者を選ぶことは、澪にはできなかった。それは、最悪を通り越して地獄でさえあった。
「それじゃ……選択肢2を……」
「してほしいことの言い方は、この四日間で教えたよね? もう僕がリードしなくても、澪ちゃんならできるでしょう?」
――どこまで性格悪いの……。
ジュクッ……
澪が逡巡する間にも、彼女の淫裂は周囲の視線により湿り気を増していた。
――もう……認めるしかないの……? もう……――――。
自分が言うべき文言は簡単に頭に浮かんだ。そして、自分の躰に起こっていることも理解していた。
――ドクンッ
心臓がひときわ大きく鼓動を打った。
どうしてもされたくないこと――澪の場合、それは経血を弄ばれることだった。そして、そのことが、わずかに踏みとどまっていた澪の背中を押してしまった。
――もう……我慢しなくていいんだ。
ふっと、澪の心が軽くなった。
――ドクンッ
「私……媚薬をずっと言い訳にしてました……怖かったんです。自分がそんなエッチな女の子なんだって……認めるのが。でも実は……私、調教される毎日が楽しみで……いつもおまんこを濡らしていた淫乱女なんです。いろんな性技を教えてもらえることが、少しずつ楽しくなってました。それに私は、見られているだけでも感じちゃうんです。自分の裸を、胸を、おまんこを知らない人達に見られて、子宮の奥からじんじんして、いやらしい蜜がとろとろあふれ出ちゃうんです。それだけで、どんどん切なくなっちゃうんです。私……すっごいエッチな女の子なんです。それでも……やっぱり私は経血を他人に見られるのが嫌なんです……それ以外のことなら、私は何でも受け入れます。言い逃れとかその場しのぎの言葉ではありません……。だって本当に、どんなエッチなことでも教えてもらいたいと思っているんだもん……だからモリッツ様、どんなペナルティーでも受けますから……私は選択肢2を選ばせてもらいたいです」
――ごめんなさい刃更……私の躰は、誰に対してもいやらしくなっちゃうみたい……こんな女の子、嫌だよね。でも……いつかあなたのところに帰りたい……元の日常に戻れないかもしれないけど、それまで、もう少し……待ってて。
モリッツは澪の頭を優しく撫でた。
「正直になったね、澪ちゃん。それでこそ奴隷の鏡だ。でも、ペナルティーはしっかり受けてもらうよ。まぁ、君のようなビッチなら、もしかしたらそれすらもご褒美かもね。ふふふ」
「はぅ……は、はい……♥」
澪は下腹部と腰部に甘い疼きを感じた。
――あぁそうか、私、ペナルティーも楽しみなんだ……。
~11日目・2月5日(調教最終日)~
澪は基本的に、最初に割り当てられた部屋にずっと押し込められた。そこが、ペナルティーを行う場所だったからだ。
澪の狭い部屋の中には大きな壁が設置されていた。その壁には穴が開いていて、澪は腰元までその穴に通していた。片方の壁側からは澪の上半身だけが、もう片方からは下半身が突き出ている体勢で、扉を開くと澪の上半身が目の前に現れるように壁は配置されている。
そして、最終日の今日も、その部屋に人が訪れた。
「澪ちゃん、利用者が来たよ」
まず入ってきたのはモリッツ。次に入ってきたのは、全裸の黒髪少女だった。部屋の悪臭に、少女は思わず顔をしかめた。
「ほら、リリンちゃん、肉便所を使ってあげて」
おびえた表情でモリッツを見るリリン。しかし、それは一瞬のことで、もう当たり前のように澪の顔の前に立った。
「よく来たね……遠慮しなくて良いから」
澪はリリンに優しく微笑みかけた。
「っ……ご、ごめんなさい、澪さん。もう我慢できなくて……」
「リリンちゃん? なに便器に謝っているの?」
「も、申し訳ありません、モリッツ様」
リリンは急いで足を開き、自身の陰部を澪の口へと近づけた。澪からも口を大きく開けた。
――チョロチョロ………シャアアァ……
リリンが放尿を開始する。そして、色の濃い尿はまっすぐに澪の口の中へと吸い込まれていく。
「んっ……ごくっ、ンク、あぶっ……んん♥ ゴクゴクッ……」
――あぁ、臭いが鼻から抜ける……おいしい……。
口の中へと放たれていく尿を、澪はこぼさないように一心不乱に飲み干していく。
よほど我慢していたのだろう。尿は一分以上続いた。そしてようやく、放尿の勢いが収まっていく。最後の一滴まで澪はリリンの尿道に舌を伸ばすことで逃さなかった。
「ふあっ……んん」
一瞬だけリリンが声を漏らした。しかし、すぐに澪から離れ、お辞儀をして部屋を出て行った。
「便所姿が様になっているね、澪ちゃん。さて、僕からはご褒美だ」
モリッツは澪の下半身側に回った。澪の陰部には貞操帯がつけられていた。肛門は塞がれていない。
澪はペナルティーとして、奴隷含め商会にいる人間全ての小便器役をさせられていた。もう何十人もの尿を澪は飲み続けていた。すでにお腹も尿でパンパンに膨れていた。そして、使用される度、モリッツは澪のアナルを犯した。
澪はこの三日間で飲尿に全く抵抗を示さなくなったし、同時にアナルもかなり開発された。
「さて、こっちはどうかな? 生理痛はまだある?」
「少し残ってますが、大分楽になりました」
モリッツは澪の貞操帯を外した。淫裂の間には布が差し込まれている。躊躇うことなく、彼はその布を引き抜いた。
「……んふぅっ……」
澪は膣内が布で一瞬擦れたことで感じていた。
「うん、経血はもう出てないね」
「じゃ、じゃぁ……もしかして」
「あぁ、おまんこ解禁だ」
「やった――――ヒギュッ――――――」
モリッツは澪の言葉の途中で淫裂に肉棒を差し込んだ。それだけで、彼女は絶頂してしまっていた。
「あっ……はがっ……ひ、久しぶりの……おちんぽ……」
「三日間も我慢し続けたもんね」
すでに澪の秘所はぐしょぐしょに濡れていた。いつでも男を迎えられるように準備万端だったのだ。
「締め付けも前より巧くなってる。本当に名器だよ、澪ちゃん」
「あぁぁ♥ んっ、ひゃぅ……はぁっ、いぁ♥ うぅっ」
抽送の律動は、最初からかなりのスピードだった。
「あ、あっ♥ あぁ、あっ、ぁ、んあ♥」
三日ぶりの男根を呑み込んだ澪の膣内は歓喜していた。喜びの涙のようにどんどん愛液があふれ出し、その熱を全身へと伝えた。
――気持ちいい……気持ちいいよぉ♥
「あっ、モリッツ様、もう出すのですね」
いち早く澪は、彼が射精しそうなことを察知した。膣内でそれが大きく膨らんだのを感じたからだ。
「さすがだ、どこに出してほしい? この三日間のようにお尻? それとも便所のように口?」
「はぁっ、あ♥ な、中にぃ……膣内に、モリッツ様のザーメン、びゅるるって出してくださいぃ♥」
男にこびる言葉は、もう簡単に出るようになっていた。
「よく言えたね」
「ひゃ、ぁ――――」
ビュグンッ、ビュルルッ、ビューッ――――ブチュッ
想像以上のスパークが脳内で弾けた。子宮へと呑み込まれていく精液が、まるで媚薬であるかのように感じた。
――あぁ……子宮が喜んでる……我慢しないセックスって、こんなに気持ちいいんだぁ♥
「も、モリッツ様、私の中に精を吐き出していただき、ありがとうございます♥」
「今日をもって肉便所は終わりだね。残りの調教は僕がひたすら君の膣内を犯すだけだ。クリトリスの開発もまだ不十分だったから、それもやろう」
モリッツは澪のぷっくり膨れた陰部の蕾を力強くつねった。
「あ、あぁ――――――っは……」
それだけで澪は快楽の天井へと打ち上げられた。
「あれ、開発はまだだったと思ったけど、この分だと時間はかからないね」
「あ…………はっ♥ ふぅ……えぁ……」
彼の言葉通り、この日澪はクリトリスの開発とともに、膣内と子宮をただ犯され続けた。何回イカされたもすでに分からない。躰に刻まれる快楽を享受することだけが、澪の頭を埋め尽くしていた。
~12日目・2月6日~
早朝、澪は躰を洗った後、簡易的な麻布の服を着せられた。手足には鉄枷がかけられた。
「おめでとう澪ちゃん、君はラギー商会の歴史上、トップクラスの値段で売れた。こちらとしてはもうホクホクだ。君には感謝しても仕切れないよ。今いる奴隷を全て売っても、君の値段には届かないだろうね」
――やっと終わった……いや、終わってしまった……?
澪の中で二つの大きな感情があった。
この一週間で、快楽に完全に溺れてしまったことは否定しようがない事実だが、このままこの生活が続けば完全に堕落してしまうのは目に見えていた。だからこそ、一週間で終わってくれたことはありがたかった。
しかし、この後に待ち受けているのが、商品として自分を買った相手との想像も付かない生活なのだ。その内容次第では、まだ調教をされ続けた方がましだったと思うかもしれない。
だから正直複雑な気持ちだった。
一体自分はどうなってしまうのだろう。本当に刃更のもとに帰れるのだろうか。そんな不安が、澪の中にずっと漂っていた。
そして、その程度の不安はまだ甘かったということを、後に痛感することになる。
澪の本当の地獄は、ここからだった。