※この作品はR-18です。

色欲王グランくんの軌跡   作:ロレーヌ

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「……どういうことだ?」

 

先ほどまでとは一転、怒る猛獣の様な顔つきでグランを睨みつけるスツルム。

 

「いや、どうもこうも終わりですよ。男性が連発できないのは知ってるでしょう?」

「お前に限ってそんなことあるわけ無いだろ! 巫山戯るのも大概にしろ!」

 

あからさまな嘘に思わず言葉が荒くなる。グランの体質は彼女も当然知っている。こんなことがあるわけがない。普段のねちっこい腰使いも、気絶するような突き込みも、溢れ出しそうになるほどの射精も、そして幾ら出しても衰えない精力も、彼女が期待していたものが何一つ得られなかったのだ。先ほどまで入っていたペニスによって完全にスイッチの入った身体が余計に苛立ちを加速させる。

 

「あれはですね、普通の男性がどんなもんかなーって思って知り合いに聞いて再現してみたんですよ、よく出来たでしょ?」

「なんでそんなこと……」

「スツルムさん嘘ついてるでしょ?だから普通に満足させるのも癪だなって思ったんですよ」

 

そう言うとグランはまた指で膣内をいじりはじめる。ぐちょぐちょという湿りきった膣内を指がかき回す音が鳴るが、太い肉棒をお預けされたスツルムにはその快感さえも上滑りしていく。今の自分が満足するためには目の前の男の肉棒で責められたときだけだと身体がそう言っているようだった。嘘を見抜かれていた事への危機感を感じるような判断力は既に無い。彼女の頭の中は次はどんな手で彼に肉棒をぶち込んでもらうかの算段しかしていない。しかし彼女の僅かに残った理性はグランに服従してはならないと訴えかけていた。

 そんなスツルムの様子を見てグランはある提案をする。

 

「じゃあこうしましょう、これから1時間スツルムさんがイかなかったらなんでも言うこと聞きましょう」

「ほ、ほんとうか!?」

「はい、ただしイッたら此方の言い分全部飲んでもらいますからね」

 

 こんなでたらめな言い分、普段の彼女なら絶対に飲まないだろう。しかし今の彼女にはそんなことを判断する余裕すらない。おあずけにされた身体はもうグランの肉棒を挿れてもらうことしか考えさせてくれない。1時間耐えればあの凄まじい快感を好きなだけ享受出来ると思うともうそれに飛びつかざるを得なかった。

 

「……わかった、それでいい」

「お、まさか乗ってくれるとは。相当切羽詰まってますね」

「いいからはやくしろ」

「分かりましたよ、じゃあ今から一時間で、スタートします」

 

 そう言うとグランはスツルムを責めはじめる。しかしその手つきは優しくもので、とてもスツルムをイカせようとしているとは思えなかった。そんなグランの手つきに疑問を感じていると、突如ドクン! と彼女の身体がこれまで以上に熱を持ち始めた。

 

「! お前まさか……」

「あ、効いてきました? 久しぶりに催淫効果混ぜたんでちょっと不安だったんですよね」

 

風呂上がりのように火照る身体と共に、彼女は子宮の疼きがありえないほど大きくなっていくのを感じた。性欲は増大し、どれだけ自分で慰めても解消できないと自覚できるほどだった。この感覚をスツルムは経験したことがない、しかし聞いたことがあった。彼の団の団員の間ではもはや恐怖すら持たれていたものだった。

 

「……この卑怯者め……」

「えー、スツルムさんだって僕にこう言う能力あるの知ってたでしょ?」

 

能力を完全にコントロール出来るようになったグランは最近この精液に媚薬効果を付与することをしていなかった。だから油断していた。こういう時には一番警戒しなければならなかったのに、そんな後悔がスツルムを襲うがもう後の祭り。最近では一部女性団員への懲罰にも用いられる様な凶悪な媚薬がスツルムの理性を削り取り、彼女を淫魔へと変えていく。

 

「ふぅ、ふうぅぅぅぅ……」

 

深呼吸をし、必死にたえる。もはや洗脳に近い強烈な効果に、しかし負ける訳にはいかないと涙ぐましい抵抗をするが、グランの指が膣内をそっと撫でる度に期待で全身が硬直する。

 

「まだ5分も経ってないのにもう腰ビクビクしてますよ?大丈夫ですか?」

「この……ふっ♡……っ♡」

「頑張ってくださいね―」

 

 他人事のように笑っている少年に湧く殺意のような苛立ちも一瞬で消えてしまう。と言うよりそんなことを考えている余裕など無い。押し寄せる快感を必死でこらえていなければ簡単に絶頂してしまう。歯を食いしばりシーツを目一杯握りしめて快感が彼女の防波堤を越えないように耐えた。

 

「うひっ♡……そ、そこは……」

「どうしました?」

「や、やめ……あっ♡ あっあっ♡……あああぁぁ~~~~~♡」

 

 入口付近ばかりをこすっていた彼の指が遂にGスポットに到達する。しかしグランは彼女の弱点をやさしく指の腹でトントンと叩くだけだった。普段のように指を押し付けて激しく揺すってやればスツルムはすぐに絶頂しただろうに、それをしなかった。叩く度にスツルムの口から出る何処か切なげな吐息を聞き、時々優しく指を押し込み彼女を包み込むような快感を流し込む。敏感になっているスツルムが決して絶頂しないように、慎重に快感を送り込んでいることが安易にわかる。

 

(この……このっ!)

 

 もどかしいが彼女に出来ることはただ流れ込んでくる快感を耐えることだけだ。彼女が絶頂しないように責めていることは彼女にとっては良いことなのだがそこはかとない苛立ちが湧き上がってくる。ここまで弄ばれているのがはっきりわかるのも珍しいだろう。だが勝負を受けた以上今は彼の指の動きに一喜一憂するしか無かった………

 

 

 

「あっ♡ ぐぅ♡ ぅんんん♡ いっ♡……はぁぁぁぁ♡」

「結構耐えますね、こんなに腰ビクつかせてるのに全然イかないなんて凄いですよ」

(この……いけしゃあしゃあと……!)

 

 そろそろ時計の針も一周しようかという頃、スツルムは未だに絶頂に登ること無く耐えていた。いや、この場合は”登らせてもらえなかった”が正しいかもしれない。今や媚薬の効果が全身に回っているスツルムは息を吹きかけただけでも悶えるほどに敏感だ。今なら何の技術もない童貞の少年でさえ彼女をイキ狂わせる事が出来るだろう。しかしグランは彼の持つそのテクニックをスツルムがイかないようにするために使っていた。

 

「あっ♡ うっ♡ ィく、イッちゃ……っ! あ……ぅ……」

 

 彼女が達しようとすると、絶妙のタイミングで手を止める。なんで、どうしてと勝負の事も忘れて腰を動かしてしまう彼女は、しかしがっしりと掴まれていて快感を得ることなどとても出来ない。もう何度目かになるその絶頂を掠める抑えきれない快感に涙目になりながらグランを睨むスツルム。

 

「さて、十分遊んだしスツルムさんにはそろそろ言うこと聞いてもらおうかな」

「え?……あっ! い、いああああああ♡♡♡」

 

 グランがごりっ、とGスポットを強く擦るとともに朦朧としていた意識が一気に覚醒する。クリトリスを扱きあげられると同時に膣内の弱点をくまなく責められ、スツルムは一気に絶頂への階段を駆け登った。

 

「あうっ♡ は♡ いっ♡ んぐ♡ おおおおぉぉぉぉ♡♡♡」

 

 もう耐えることなどしない。彼女はようやくこの勝負がいかに無謀だったか理解した。今はただ絶頂へ至りたい一心で下品な喘ぎ声を上げながら腰を振っている。

 

「ああ! イク! もうイクから! 止めないで! あぁ!イッ……」

 

 今度こそ絶頂に到れる。その歓喜に染まった顔は一瞬で絶望へと変化した。齎されなくなった快感、膣内から抜ける指の感触。今度こそ彼女は泣きながらグランに縋る。

 

「なんでぇ! なんで辞める! もうちょっと! もうちょっとだったのに! お願いだあと少しでいいから、イカせて! イカせてくれぇ!」

「まあまあスツルムさん落ち着いて……」

「こんな状態で落ち着けるわけ「ピトッ」……あ、う……」

 

思わず言葉を失ったスツルム。それを予測していたかのように笑いながらグランは言葉を発した。

 

「スツルムさん、コレ、突っ込まれてイキたくないですか?」

 

 スツルムの股間には今まで彼女を散々骨抜きにしてきたグランの肉棒があてがわれていた。指とはまるで違う、太く、そして熱い。

 

「さっきとは違いますよ、今度はコレで貴女の膣内を隅々まで蹂躙してあげます。貴女が何回イッても泣いて止めてって言っても止めません。この部屋の予約が終わるまで何回も貴女の膣内に射精してイキ狂わせてあげますから」

 

 そう言いながらゆっくりと割れ目にその太い肉棒をこすりつける。スツルムの体温がまた一段階グンッ、と上がった。

 

「これ、挿れてほしいですか?」

 

 言葉もなくただコクコクと頷くスツルム

 

「じゃあ、おねだりしてください」

「おねだり……?」

「はい、僕が挿れたくなるようなエッチなおねだりを」

 

 そう言われて少し考え込んだ後、最後の何かを振り払うようにスツルムは声を発した。

 

「お願いします……この淫乱メスドラフのオマンコで、気持ちよくなって私を貴男のおちんぽ奴隷にしてください!」

 

 もうそこには戦焔の傭兵と呼ばれた彼女の姿はなかった。全身を発情させ、身も心も年端もいかぬ少年に堕とされたドラフの女だけがそこに居た。

 

「……よくできまし、たっ!」

「おぐっ!? うぁ♡ ああああああああああああああ♡♡♡」

 

 突き込まれたグランの肉棒は何の抵抗もなくポルチオを突き上げた。今までに味わったことのない幸福感が彼女を支配する。

 

「ああこれぇ♡ コレが欲しかったのぉ♡ 太くてぇ、固くてぇ♡ ポルチオコンコンってしてくれて、弱いとこぜんぶ責めてくれてぇ♡ すごいぃぃぃ♡」

 

 先ほどのように手を抜いていないのはすぐに分かる。一突きごとに天にも登るような快感が全身を駆け抜ける。あまりの快感に身体は絶頂から降りてこない、むしろその程度の小さな絶頂など認識できないほどだった。焦らされ続けたこの身体に、あの媚薬だ。こうならないほうがおかしい。

 

「あっ♡ 来てる♡ おっきいの来てる♡ はっあ! うひっ♡」

 

 今度こそ絶対に中途半端にはさせないようにグランの腰に脚を巻き付けるスツルム。蕩け切った声からは想像もつかない力でグランを捉え、この男の精液を注ぎ込んで貰おうとするメスの本能が感じられた。

 

「そんな必死にしなくても今度は止めませんよ」

「んひっ♡ ありがっ♡ くひ、あ♡ あぅぅぅ♡」

 

 スツルムの顔から不安が無くなり、いよいよ男を発情させるための表情になってくる。目尻は下がり顔は上気し、普段見せないような柔らかな笑みを浮かべた彼女の顔は、今グランに抱かれていることへの幸福感と、性に対する貪欲さを表している。自分はもう貴方の女で、子作りの準備も万端で、貴方に抱かれることが最大の幸せだとその表情は示しているのだ。決して愛などというキレイなものではない。

 

「あっ! んっ♡ ダメっ♡ はんっ イッちゃ…… イくっ!!! 」

 

 グランを強く抱きしめ、のたうちそうになる身体を必死に押さえつける。しかし腰の動きだけはどうしようもなく、絶頂の波が来るごとに腹から下が大きく波打つように震え、その動きでまた絶頂直後の敏感な膣は快感を振りまいた。

 

「はぁー♡ はー♡ ぁう♡ はぁ♡ んっ♡ 」

 

 決して自分だけでは到達できず、また相手が他の誰かであっても味わえない深い深い絶頂に晒され放心するスツルム。やっと得られた快感に、しかしコレでは足りないと身体は訴え腰をまた動かしはじめる。それに脳が追いついていないのか深い呼吸の端々に交じる喘ぎ声は中々に扇情的だった。

 

「今度は……おく、もっと奥をぐりぐり♡ってして……♡」

 

 なかなか聞けないスツルムの素のおねだりを無碍に出来るほどグランも鬼畜ではない。彼女の要望通りに腰を深く挿れ、ポルチオを優しく揺すってやると先ほどまでの女の喘ぎ声とは違う、獣のメスの様な喘ぎ声がスツルムの口から漏れ出す。

 

「お゛っ♡ おおぉぉ♡ これぇ♡ これすきぃ♡」

 

 先ほどと違い、彼女がポルチオで感じられるように重点的に責めてやるグラン。スツルムはコレが好きだった。何というかこの責めは安心感があるというか、息苦しさがないのだ。全身に快感が染み渡り、難しいことは何も考えられなくなる感覚が好きだった。

 

「あ゛~♡ う゛、ん゛ん゛~~♡ いあっ♡ お゛ぅ♡ ぅぅぅぅ♡」

 

 ポルチオをグランの肉棒が突く度に聞える獣のような声が、グランを更に昂ぶらせた。決してエロスを感じるような艶めかしい声ではないが、それは彼女がヒトになる余裕も無いほどに感じているということだからだ。この相手が自分なしでは生きて行けなくなっていることを実感しつつ、グランは長丁場の為に自らの衝動を押さえつける。このまま衝動のままに動いてもグランは大丈夫だが、相手がそうとも限らない。ゆっくりと、あくまで相手が気持ちいいようにと最大限自分を抑えながら腰を揺らす。

 

「どうです? こんな感じで」

「あぁ~♡ 良い♡ すごく気持ちいぃ……♡ もっとぉ、もっとおくしてぇ♡」

 

 グランにこねくり回されているポルチオからはどろどろとした快感が湧き出ていて、スツルムの身体はまるでそれに溶かされたようだ。全身の筋肉を弛緩させ、身体をベッドに沈ませ、しかし腰だけはグランが腰を動かしやすいように上を向けてあげる。

 

「またぁ♡……またいくぅ♡ ぎゅってして♡ おくぐりぐりってしながらぎゅって♡」

 

 そう言うとグランを抱き寄せるスツルム。二人の身体が密着し、その間にある豊満な胸が押しつぶされる。スツルムは普段感じることのない“安心”に頬を緩ませながら再び絶頂へと登っていく。

 

「あ゛ー♡ いいっ♡ このまま♡ おくきもちいのすごいぃ♡ あう♡ あっあっあっ、あっ!」

 

 先ほどのまでのベッドの上で蕩けていた姿とは対象的に、大きく身体を跳ねさせるスツルム。よほど深い絶頂だったのか上に乗っていたグランが跳ねるほどの大きな痙攣だった。

 

「あ゛あ゛あ゛あ゛……おくまだ当たって……♡ んく♡ ひっ♡ はぁぁぁぁぅぅぅぅぅ♡」

 

 未だポルチオを押し上げているグランの肉棒で断続的に絶頂を迎える。媚薬の効果にリラックスした状態での深い絶頂。もうなにもしなくてもただポルチオに肉棒を押し当てているだけで彼女は簡単に絶頂に達してしまう。

 

「好きに動いて……」

「へ?」

 

 終わりが無いようにも思えた絶頂の連鎖がようやく収まってきた頃、不意に掛けられた言葉に意表を突かれるグラン。

 

「我慢してるでしょ、だからグランの好きなようにしてほしい」

「いやでもそれだとスツルムさんが……」

「そんなの今更、だからグランの好きなように動いて……徹底的に壊してほしい」

 

 もう彼女の身体はとっくに壊れていた、グランが居なければ一ヶ月も正常な精神ではいられない、他の男で誤魔化すのも限界で、彼を求めるスパンは日に日に短くなっていた。会えばすぐに身体は火照り、秘所はぐちゃぐちゃに濡れて前戯など必要がないと思うほどだった。だから今更なのだ、やっと彼女の気持ちが身体に追いついた。

 

「だから……あっ♡ んぎぃ♡ おっ♡ んっ、はあああぁぁぁぁ♡♡♡」

「この……っ! ほんとに壊してやりますよ! 俺が居なきゃ少しも我慢できない身体にしてやりますっ!」

「あああああああっ! ひっ♡ ふぐ♡ んおおおおお♡」

 

 その言葉に、遂にグランも自らの本性を露わにする。今までの彼女に対する劣情、その凶悪なまでに男を魅了する身体が今まで目の前にありながらもてなす側だからと押さえ込んでいた衝動や常に時間を気にしながら行っていたことに対する物足りなさ。それら全てを今まで押さえ込んでいたスツルムに対するちっぽけな良心もさきほどの彼女の言葉―自分をメスにしてほしい、貴方の望むとおりに作り直してほしいという彼女の願望―を聞き、あっさりと押し流されてしまった。

 

「ひっ♡ ひひゃっ! はげしっ♡ んひっ♡ はっ、んっ♡ んんんんんんっ♡♡♡」

 

自分のモノになりたいと聞いて耐えられる男など殆ど居ない、特に思春期真っ盛りの男子ならなおさらだ。今グランはその身体に有り余る欲望をすべてスツルムにぶつけている。今までのようには済ます気はない。腰を自分勝手に動かし、他のことなど考えずただ自分の欲望を解消する為にセックスをする。その姿はある意味この年代の少年の普通のセックスの仕方なのかもしれない。

 

「スツルムさんっ! ココ、ココ良いでしょ!? さっきからココ擦る度におまんこきゅっきゅってなってますもんね! もっとしてあげますからね!」

「おほっ♡ だめっ♡ そこだめっ♡ きもちよすぎてえええええぇぇぇぇ♡♡♡♡!!!」

「スツルムさん今すごくエロいですよ! 何時も怖い顔してるのに発情しきってて、もうなんにも躊躇わずに喘ぎ散らして……ほんとに最高ですよっ!」

 

 弱点を責められてよがるスツルムに興奮するグラン。彼は以前からこのような傾向があったが星晶獣の力を得てからはそれがより強くなった。今ではコントロールしているが初期にはイかせすぎて相手を壊しそうになってしまった事もあるほどだ。しかしコントロールしていると言っても彼の元来の性質を変えることは出来ず、もたらされた知識と有り余る性欲を駆使してベッドを共にした女性を尽く快感の渦に突き落としていった。なお彼との性交に虜にならなかった女性は今のところ1人も居ない。彼と床を共にしたが最後、どれだけ気を強く持とうとも、たとえ誰かの妻だろうとも、グランとの夜が忘れられず、彼の下に帰ってくる。そして今夜、スツルムもその一員となったのだった。

 

「出しますよスツルムさん! こんどはあんなもんじゃない、貴方の子宮を媚薬たっぷりの精液でいっぱいにしますからね!」

「っだしてぇ! 私の膣内にぃ♡ いっぱいグランのびやくせいえきだしてぇ!!! 一生発情ドラフにしてぇ♡♡!!!」

 

 腰の動きが少し早くなる。スツルムは彼の腰に脚を巻きつけ、万の一にも自分の膣から肉棒が逃げ出さないようにした。

 

「っ! スツルムッ!」

「ひっ♡♡ いあああああああああああああああああ♡♡♡♡♡!!!! あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」

 

 今日最大の絶頂、今までに無いほど身体を仰け反らせ、完全防音の部屋でさえ不安になるほどの絶叫とともに絶頂する。押し付けられるグランの肉棒から精が放たれる度、まるで打ち上げられた魚のようにのたうち回る彼女は、しかし先ほどグランの腰に巻きつけておいた脚を必死に締めることで辛うじてグランと繋がったまま彼の精を全て子宮に受け入れることが出来ていた。グランにとっても久々だった自分のためのセックスによる射精は長く、その間スツルムはまるで桃源郷に居るような心地を味わっていた。

 

「うぐっ♡ ひー♡ んいっ、イグっ♡ またっ♡ あっ、あ゛―♡♡♡♡」

 

 長い射精が終わり、しかし彼女は未だに絶頂から降りてくることが出来ない。膣内に未だ変わらず勃起した肉棒を感じるだけで絶頂を迎えてしまう。それが子宮を震わせ、注ぎ込まれた媚薬をさらに染み込ませる。そんな無限ループに陥っている彼女をグランは掴み、くるりとうつ伏せにすると腰を上げさせる。いわゆるバックの体制だ。

 

「あっ ひうっ♡! い、いきなり動かすな……今凄いんだから」

「すみません、でも僕の好きにして良いんでしょう? ならこの体位でしたいなって」

 

 落ち着いて来たにも関わらずほんの僅かな刺激で簡単に軽く絶頂に達してしまう。そして自分の体勢を自覚すると少し怖気づくようにグランを見た。

 

「え、お前……これ……んあっ♡」

「この体位、スツルムさんも好きですよねっ! 入れる時弱い所ごりごりって出来るし、深い所まで入るからっ!」

「んふ♡ これ、だめぇ♡ あうっ! イッ! もうイッちゃっ……っ♡♡♡♡!」

 

 少しピストンをしただけで弓なりになる彼女の身体に、しかしグランは動きを止めることはない。むしろ自分も気持ちよくなれるようにと更に動きを早くする。しっかりと天井に肉棒を擦り付け彼女のGスポットを刺激しながら、降りられない絶頂に震える彼女の膣を使い肉棒を扱く。

 

「ぐらんっ♡ ちょ、ちょっとやすませて♡ お゛っ♡ さっきから、あっ♡ ずっとイっててっ♡

 んぐううううぅぅぅぅ♡♡♡♡」

「いやです♡」

「そんな……っはあああああああぁぁぁぁ♡♡♡♡!!!! イグっ! お゛お゛っ♡! またっ♡ 何度もっ♡ きちゃ、あああああああ♡♡♡♡♡!!!!」

 

 Gスポットを削るように挿入しポルチオにぶち当てる。こうするともう彼女はひとたまりもない、支配されたメスとして与えられた快感を口から吐き出すしかなくなってしまう。ついでにクリトリスも弄ってやると、また膣の動きが変わって面白いようで、グランは片手間にクリトリスに膣から溢れ出した媚薬成分たっぷりの精液をすくい取って塗りたくりながら楽しそう扱き上げる。

 

「やめてええええええ!! おかしくなる! クリまで一緒にしたらぁ! おかしくなっちゃう! ほんとにおかしくなっちゃううううううううう♡♡♡!!!!」

 

 しかしやられているスツルムの方は堪ったものではない。中と外、両方からの刺激にパンク寸前だった彼女の脳はもう限界だ。神経が焼ききれそうなほどの快感に、しかし今はグランが満足するまでシーツを握りながら懇願するしか無い。もう意識が快感に飲まれそうになる直前、グランの腰が突然止まり膣内に再び精液が流し込まれた。

 

「っ!」

「ああああああああ♡♡♡ あひっ♡ あ、あー♡ ひぐっ♡ うううううぅぅぅ♡♡♡」

 

 膣奥に叩きつけられる精液によってもたらされる絶頂を感じながらスツルムは違和感を感じた。何故こんなに快感がマイルドなのだろうかと。

 

「スツルムさん、流石に苦しそうだったんで敏感になるヤツの効果消しときますね。結構苦しそうだったんで……」

「グラン……お前そんなことも出来るのか……」

「流石にこんな体質だからコントロールくらいは……でもこれすると」

「うっ?!っ♡!? な、なんだこれ……♡」

「効いて来ました? これ副作用で性欲が凄いことになるんですよ。たぶん……お? っておわっ!」

 

 説明途中のグランから離れたと思うと、すぐさま向き直りグランを押し倒す。その顔は抑えきれない性欲に完全に支配された獣のそれだ。性欲の増大は膣内に出した精液の量に比例するとは言え、先ほどまでで疲れているはずの彼女が自ら動こうとするほどに強烈な効果に少し驚く。勃起した肉棒の先端を愛液が絶え間なく溢れ出る割れ目を宛てがい、そのままの勢いで膣に挿入する。

 

「あっ♡ っ♡♡♡♡♡♡!!!!!! あ゛~~~~♡♡♡♡」

 

自分の体重により、より深く挿入された肉棒に子宮を押し上げられ、快感に悶絶する。快感の増幅がなくなったためそれだけで深い絶頂には至らないが、それが逆に増大した性欲にもどかしさを感じさせた。

 

「これすごいぃ♡ さっきとちがってあまい感じでぇ……♡♡♡ これすきぃ♡」

 

 そう言いながら腰を前後に揺すり快感を得る。開発され尽くした彼女ならそれだけで十分に快感を得られるが、そんな小さな快感では性の獣となった今の彼女は満足できなかった。徐々に動きは大きくなり、左右への動きも加わり少しでも多く快感を得ようと激しく動く。グランにとってはあまり気持ちいい動きではないが、外見を気にせず貪欲に快感を貪ろうとしている彼女を眺めるのはなんだか自慰を見ているようで、その妙な背徳感が彼をより昂ぶらせた。

 

「んふっ♡♡ ふー♡ ふうぅぅぅん♡♡♡!」

 

 どのように動こうともポルチオは常にグランの長大な肉棒で押し上げられているので甘い快感は常に彼女の全身を満たしている。しかし今スツルムがほしいのはその快感をより甘くするためのちょっとしたスパイスだ。なんと貪欲だろうと彼女自身思う。今自分は全空の女性が決して味わえないような絶大な快感を味わいながら、まだ更にと腰を動かし続けているのだ。竿がGスポットを圧迫する度に感じるぴりっとした刺激が絶妙のアクセントとなって、それを得るために相手の事も忘れてただ快感を得るために卑猥なダンスを踊り続ける。

 愛液を撒き散らしながら踊る彼女の動きは徐々に早くなっていき、声が大きくなってくる。最初はグランの上に座るような体制だったが今や脚を大きく開き、動きやすい様に腰を浮かせまるで結合部をグランに見せつけているかのようだ。

 

「あ゛~♡♡ っ! っっ♡♡! ひっ、いいいぃぃぃ♡♡♡♡」

 

 そんなスツルムは上を向き、膣から湧き上がる快感に光悦とした表情を浮かべている。口は常に半開きで本当に下半身からの電気信号のみで喋っているという感じだ。時々出る長い吐息のような喘ぎ声が出る度、彼女の膣からは大量の愛液が流れ出てくる。この体位になってからだけでももう数え切れないくらい絶頂しているはずだが、この程度で満足する気配はさらさらなかった。

 

「お゛っ! あっ♡ あっあっあっあっ♡!」

 

とはいえそろそろ限界が近いのだろう。ペースを上げ、今までにはなかった上下運動もプラスして得られるだけの快感を全て得ようとする。

 

「あっ!!! っ~~~~~~~♡♡♡♡♡♡!!!!」

 

 本日何度めか、しかし他とは圧倒的に違う頭の奥底まで響く絶頂を迎える。声にならない絶頂と共に背骨が折れそうなほど仰け反った身体がその大きさを示していた。時折思い出したように大きくビクンッ!と動く腰に合わせて大きな胸が揺れるのは見ていて楽しい。正直オナニーの道具に使われた感が無いわけではなかったが、こんな姿の彼女が見れたならそれでも良いかと思うグランであった。

 

「へばってる所悪いですけど、まだまだ先は長いですからねー」

「ひへっ!? らめっ! いまイッたばっかぁぁぁぁあああああ♡♡♡♡」

 

上体を起こし対面座位の状態になって放心していたスツルムを突き上げ強制的に覚醒させる。その衝撃でまた軽くイってしまったようだがグランは関係ないという風にピストンを続ける。これからは彼が普段は開放できない欲求を開放する番だ。ホテルの部屋の時間など気にする必要もないほどまだ時間はたっぷりある。

 

「今のスツルムさんでも満足できるくらいいっぱいセックスしましょうね♪」

「うんっ♡ いっぱい、いっぱいセックスして♡ 私が死んじゃうくらいパコパコしてぇ♡」

 

 もう二人のセックスを邪魔するものは何もない。そのままズブズブと交尾の快感を時間が許す限り貪り続け、ホテルの部屋を出る数分前まで二人は繋がっていたという……

 

………

 

「これがルームキーで、こっちが部屋にあったルームサービスの伝票です。」

「承りました。……度々申し訳ありませんがお連れ様は本当に大丈夫ですか?すぐに馬車など手配できますが……」

「大丈夫でしょう、彼女ああ見えても傭兵ですし、自分も体力に自身はありますからおぶって帰れます。」

「なら良いのですが……」

「じゃあ今回の代金はこの手形でお願いします。領収書は要らないです。」

「畏まりました。この度は当ホテルをご利用いただきまして、誠にありがとうございました。」

 

 フロントでチェックアウトを済ませると、ロビーのソファーに座っていた女性―スツルムを抱きかかえホテルを後にするグラン。抱きかかえられたスツルムは羞恥で顔がまるでトマトのように赤くなっている。

 

「く、屈辱だ……」

「僕と三日三晩ずっとセックスしてまだ起きていられるだけ十分すごいですよ」

 

 グランの言葉に更に顔が赤くなるスツルム。今のホテルから抱えられて出てきているという状況がもう周囲に「私は立てなくなるまでこの少年と淫欲に耽っていました」と吹聴しているように感じてしまい余計に恥ずかしくなる。

 

「……そこの路地を右に曲がってくれ」

「え?でもこのまままっすぐ行ったほうが早いですよ?」

「良いから曲がれ!」

 

 出来るだけダメージを減らそうと人通りの少ないところを歩かせようと裏道を進ませるスツルム。しかし闇雲に人の少ない方を指示していたために行き止まりに出てしまった。

 

「あれ?ここって……」

「あ……」

 

 目の前には先ほどまでいた高級ホテルとは対象的な、こじんまりとした建物があった。普通の人はまず気づかないだろうが、二人はこの建物が何なのか知っている。

 

「ここって、スツルムさんが最初に僕を連れ込んだ所?」

「いや、ちがうんだ、別にそんなつもりじゃ」

 

 人の少ない方へ進んでいったら偶々コレがあっただけ。他には何の意図もないのに、早く引き返せという言葉は何故か彼女からは出てこなかった。

 

「うん……たしかにまだ余裕はありますからね。わかりました」

「何も判ってないだろお前! おい違うぞそういうことではなくてコレは事故で…」

 

 連れ込み宿に入るとは思えないほど騒がしいスツルムの顔は、その言葉とは対象的に隠しきれなかった期待の色が溢れていた。

 その後彼らが宿を出たのは予定を大幅に過ぎてもう日も陰りそうな頃で、その時間に“たまたま”あった予定よりも大分時間の掛かる夜行の乗合艇のたまたま空いていた個室に乗り込み、本来の予定より2日も遅れて騎空団に合流したことはまた別の話だろう

 




スツルムさんは本来そんなに性欲が強くなくて、どちらかと言うとストレス発散の手段としてセックスをしてたので、それをこんなセックス狂いにしちゃうグラン君しゅごい。
スツルムよりアリシアさんのほうが数倍性欲あるイメージ。だから今回は淫乱になってもらうためにグラン君の便利能力を使わせて貰いました。


次回は後日談を予定しています。
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