(よかった♡見られなくてよかった♡今きっとすごくだらしない顔してる♡)
とめどなく流れくる快感の中に残る僅かな理性で彼女はそう思う。
肉棒が押し込まれるたびに耐えきれぬ絶頂の嵐に歯を食いしばり、抜かれる度に喪失感に似た感覚を覚えながらため息のような息を吐く。Gスポットを擦られれば息が止まるほどの快感に身を跳ね上げ、膣奥を丹念に捏ねられれば全身が溶け出すような感覚に獣のような声が意志とは裏腹に発せられた。彼女の顔も体も、思考さえもグランの肉棒の一挙一動に支配されていた。
「あ♡んっ♡…あああぁぁぁぁ♡」
彼女の足は子鹿の様に震え、彼女を支えるのはグランが叩きつけている腰だけだった。壁に手を付けながら必死に快感に耐えるマリーに自分の足で立つ余裕などありはしない。
「ぐらぁん…はぁ…せめて…ぅんっ!…ベッドに…もう立ってられないよぉ…はぁん♡」
「わかった、じゃあ運んであげる」
そう言うと繋がったままマリーを抱き上げ、そのままベッドへと歩き出した
「おっ♡あっ♡グランっ♡これっ♡あっ♡おくっ♡あたってっ♡」
「もうちょっとだから、がまんして」
もちろんわざとである、この短い時間でグランは心の奥底に眠っていた加虐心を完全に目覚めさせていた。
そうして喘ぎ声を響かせながらベッドにたどり着き仰向けに折り重なった二人はしばしの休息を取る。
「はぁ…グランがこんなに意地悪だとは思わなかったなぁ…やめてって言っても全然やめてくれないし、何人女の子を泣かせてきたものかわかったもんじゃないわ」
「こんな可愛い子にあんなエッチな誘われ方されたら誰だって獣になるよ、男の子は好きな子をいじめたくなる生き物なの」
「また調子のいいこと言って…あっ♡、何人に同じことを言ってきたのかしら、んっ♡」
「一輪の花も綺麗だけど花束ってまた違った綺麗さがあるよね、マリー」
「そういうギザったらしい事言っ、あっ♡こらっ、急に動くなぁぁ♡」
「ごめん、マリーの膣内(なか)気持ちよすぎて我慢できなかった」
「ぅんっ!こ、このぉ♡…あっ!だめぇ、そこにおちんちん押し付けながら突かないでぇ!」
体制が変わったことによりグランはよりマリーの弱点を的確に攻めることが出来るようになった。その未だ衰えぬ肉棒を膣の天井に押し付け、Gスポットに強くこすりつけながら最奥へと突き入れる腰振りは、先ほどまでのカリに引っかかれるだけの快感とは比較にならないものであった。
「ひいいいいい!ぐっぐらん!だめ!それだめ!くるっちゃう!ほんとにくるっちゃう!」
「良いよ狂って、エッチに狂ったマリーを僕だけに見せてよ」
そう言って顔を向けさせ唇を塞ぎ、重点的にGスポットを抉りこむグラン
「んぶっ!?んっ!んちゅ♡ん、ンンンンンンンンン♡♡♡!!!」
唇を塞いでなかったらどうなっていたかわからない絶叫とともに体を最大限に反らせて絶頂するマリー。ベッドに仰向けになっていたことで立ちながら突かれていた時よりも強く弱点を責められる結果となってしまったのだ。
「んああぁぁ♡…はぁ♡…んっ♡…はぁぁぁぁぁぁ♡」
「マリー、気持ちよかった?そんなにおまんこきゅっきゅって締め付けてさ」
あまりに強烈な絶頂に動きを止めた後も断続的にイキ続ける彼女をからかうグラン
「なによぉアタシばっかりイかされてぇ…あんたもイキなさいよぉ、いい加減わたしのなかにだしなさいよぉ♡」
涙目のマリー、流石に自分だけ生かされ続けて相手が一回もイってイないのは悔しかったのだろう。そんな彼女の無茶振りにグランは意外な言葉を返す。
「え!?良いの!?ほんとに!?」
「え、う、うん…ていうか我慢しての?」
意外な返答に戸惑うマリー
「そりゃそうだよ、じゃあ遠慮なく膣内(なか)に出させてもらうね!」
そう言って満面の笑みで腰を振り始めるグラン、先ほどまでとは打って変わって自分の快感を優先する動きにマリーは内心安堵する。これで普段通りのセックスが出来る。
「だけど今の僕に膣内(なか)射精(だし)させてくれる人がいるなんて思わなかったよ、ホント優しいんだねマリーは」
ん?
「へ?どういうこと?」
「なんだ聞いてないの?ちょっと前に戦った星晶獣の能力で体がちょっと変わっちゃってさ、膣内射精すると凄く強力な媚薬みたいな作用を起こすようになっちゃったんだよね」
それを聞いた瞬間マリーの顔が青ざめる
「いやーそれが分からないでセックスしたユエルが凄くてさ、一日中ずっと腰振ってたし一ヶ月はずっと発情してたよ」
「え、まってなにそれ」
「その時は1回しか出してないけどそのあと興味持ったカリオストロに5回くらいだしたときはすごかったな、未だに効き目続いてるんじゃないかな」
「えなに?じゃあ最近カリオストロを見てないのって…」
「多分発情しすぎて部屋から出られないんじゃないかな、この前部屋に様子見に行った時もずっとディルドでオナニーしながら薬作ってたし」
そう語るグランの言葉にマリーは恐怖する。グランの性技はかなりのものだ、それなりに経験のある自分がまるで生娘の様に乱れ狂ったのだ。それにあの逞しい肉棒…先端から溢れ出る意識がもうろうとするほどのオスの匂い、カリは女を泣かせるために作ったかのように高く反り返り、竿は膣のあらゆる弱点を責められるように長く、膣内で存在感を相手の雌に示すように太く、そして熱かった。これを入れられて耐えられる女など、雌など居ないと入れた瞬間、それこそ見た瞬間にわかるほどだ。
まるで性を司る星晶獣の加護を受けたかのようなそのポテンシャルに、あのユエルやカリオストロをも狂わせてしまう精が合わさったらどうなるか、想像に難くない。そしてそれが自分に向けられていることをマリーは自覚した。
「いやっ!グラン!やめて!だめ!そんなの聞いてないよ!」
そう言って暴れて抜け出そうとするがグランが上に乗っているため逃れられない
「無理だよマリー!いままでどれだけ我慢したと思ってるんだ!?もう止まれないよ!それにさっき出してって言ってたじゃないか!」
「それは聞いてなかったからで…!いいから離して!ゴム付けたらゆるしてあげるから!」
「なんだよそんなこと言って何時もよりだいぶ力が弱いじゃないか、マンコも行かないでってきゅうきゅう締め付けてさ。ほんとは気になるんでしょ?体験したいんでしょ?どんなに気持ちいいか」
「っ!…そ、そんなこと無い!力が入らないのはグランが散々イかせたからでしょ!」
事実だった。
マリーは性欲がヒューマンとは思えないほどに強かった。常に快感を求めて今まで生きてきたと言っても過言ではない。多くの種族の男と交わり、多くの文化の快感を体験してきた。彼女がトレジャー・ハンターとなったのもお宝を発見した時の快感が気に入ったからだった。
そんな彼女が体験したことのないような快感が目の前にある。自分をありえないほど喘ぎ狂わせた少年に、エルーンの発情期を超えるような発情をもたらす精。頭では危険とわかっていても彼女の本能は、女の快感を知り尽くした彼女の子宮はどうしようもなく彼とのセックスを、目の前の最高の雄との交尾を求めていた。
「どうなの?マリー?」
そう言って彼女をひっくり返し正常位になり、彼女を見つめながら最奥まで挿入した肉棒を小刻みに動かす
「あっ♡ぐらんずるいっ♡おくにきすされたらなんにもかんがえられなくなっちゃう♡」
小刻みな子宮へのキスに加えへその下の腹を手で優しく押し込みながら子宮を揺らす。中と外からの刺激、決して絶頂することはなく、しかし情欲だけを無尽蔵に高めていくその優しくも残酷な快感に彼女の心の砦はもうすでに崩れかかっていた
「だめぇ♡ぜっったいだめぇ♡いまのぐらんにだされちゃったらぁ♡絶対だめになるぅ♡さからえなくなっちゃうぅ♡ぐらんせんようのメスになっちゃうよぉ♡」
そう言いながら逃れようと体を揺するものの両手はグランを押しのける事もなく頭の横でシーツを握り、顔は快感への期待で塗り固められている。もうひと押しで落ちると悟ったグランは手を止めて言う
「大丈夫だよ、カリオストロが薬を作ってくれたら発情状態も治るし、何か起っても全部僕の所為にすればいい、マリーになにが起っても責任はとるから。」
「んっ…ほ、ほんとに…?」
「ホントだよ、だから助けてよマリー。ここんところ誰ともして無くてツライんだ。このまま出せないと誰かを襲っちゃうかもしれない」
もちろんそんなことは無い、貞操概念が薄いこの世界においてグランがセックスの相手に困ることはほぼ無いし、あったとしても一人で処理すればいいだけの話だ。彼はマリーにただ言い訳を用意したに過ぎない。
しかし今の彼女にそのことを気づく余裕など無かった、グランの腰はこの会話をしている最中も絶え間なく子宮口を刺激し続けて蕩けるような快感を送り続けていた。
「そうだよね…襲っちゃうのは良くないもんね…グランも星晶獣の所為でこうなっちゃってるんだし、これは人助けなんだ…」
言い訳をしながらも彼女の思考は更に快感を得る方へと傾いていく。
「……いいよ」
「ほんとに?」
「うん、だから私の中でいっぱい気持ちよくなってね、グラン♡」
「ありがとう…っ!」
「っああっ!激しい!ほんとに出したかったんだね!奥にずんずんきてるよぉ♡!」
「ごめんマリー…!ずっと我慢してたから腰振るの我慢できない…!」
グランはまだフェラでしか射精出来ていない。2週間以上発散されていない獣欲は1回2回でどうこうなるものではない。しかも後半はずっとマリーの膣内(なか)に挿入していたのだ、何人もの男に極楽を見せてきたマリーの、しかも快感に慄き性を絞り出そうと蠢いていた彼女の膣内(なか)で耐えられたのは彼の精神力の賜物だろう。
「いいよっ!アタシも気持ちいいから!もっと気持ちよくなって!」
「ごめん、もう出そうだ…!」
「いいよっ!出してグラン!私のなかにいっぱいだしてぇ!」
腰の動きを一段と早めるグラン。
「……っ!」
一番奥まで突きこんだところで突如として動きが止まり、彼の体が大きく震えた。
「あ♡きたぁ♡ぐらんのせーえききたぁ♡」
子宮にじんわりと伝わる熱と液体が当たるような僅かな衝撃。彼の溜まりに溜まった欲望の一部が解き放たれた証だ。
「んっ…ちゅ…ぁ…んぁ……ん…はぁ…ぁむ…んー♡」
射精しながらキスをするグラン、決して貪るものではない、愛情を確かめ合うようなキスが終わるまでのおよそ15秒間、グランはマリーの膣内(なか)に欲望を放ち続けた。
「はー…、はー…ごめんマリー、あんまり持たなかった…気持ちよすぎて…」
「ずっと我慢してたんでしょ?それに…まだまだシてくれるんでしょ?」
そう言いながら下腹部をキュッキュッっと締めて硬さの衰えないソレを確かめる。
二人の長く爛れた夜は始まったばかりだ…