5月14日 章追加に伴いサブタイトルを番号のみにしました
(さて、どうしようかな…)
アリーザの実家での二日目。朝食を食べ終え、特に予定が無いことに若干の驚きを覚えるグラン。これまでは帝国との戦いや魔物の討伐、団の運営など予定が埋まっている日が多く、仮に休めたとしても次の依頼の把握や下調べなどをするためなんの憂いもなく休んでいた日など無かった。そのことに苦痛を感じたことは無いが休日の過ごし方など忘れてしまった。
(そういえばこの家の中庭はきれいな庭園になってたっけ、そこで久々に好きな音楽でも弾いてようかな)
騎空士をやっていると自然を楽しむ、なんてことが出来る機会は殆ど無い。そんなところに行っているのは大抵依頼のときで、そんな魔物が跋扈する場所で気ままに楽器を弾くなど自殺行為に等しい。グランもよく楽器を担ぐ時があるがそんな時は仲間を鼓舞し戦力をあげるための曲を弾く。久々の落ち着ける環境での演奏についつい熱中してしまうグラン君であった。
…
……
「ふぃー…ん?」
一通り弾き終えると横からパチパチと拍手の音が聞こえる。振り返ってみるとアリシアが椅子に座りながら手を叩いていた。どうやら聞かれていたようだ。
「聞いていたんですか?声掛けてくれればいいのに」
「あんまりにも素敵な音色だったから聞き入っちゃった。素敵な音楽をありがとっ♪」
そう言って微笑むアリシアに頬を染めるグラン。
「あっ、ありがとうございます!…何か僕に用でも?」
「素敵な音楽が中庭から聞こえてきたから来ただけよ?強いて言うならキミが奏でる音色を聞きに来たってところかしら」
「そうですか、他に何か弾きますか?」
「いいえ大丈夫よ、結構長いこと弾いていたから疲れたでしょう?素敵な音楽を聞かせてくれたお礼に私の淹れたお茶でもどうかしら?」
「それは良いですね、是非ごちそうになります」
「よかった、ちょっと待っていてね」
紅茶の用意をしにキッチンへと向かう彼女の背を見ながら高ぶっていた気持ちを落ち着けるグラン。先ほどアリシアが見せた笑顔の魅力は凄まじかった。にやけそうになるのをなんとか押さえつけていた。
「はぁ、アリーザのお母さんじゃなかったらなぁ。旦那さん羨ましい」
さすがのグランも籍を入れている女性、しかも団員の母親にアタックを掛けるほど無謀ではない。しかし彼女の美貌を見せられて素直に引き下がれる男もそうそう居ないだろう。
(旦那さんは羨ましいなぁあんな美人な奥さんが居て…)
そんなことを思っているとアリシアが紅茶とお菓子を持ってやってきた。
「はいおまたせ、お礼だから遠慮しないでね?」
そう言われて出された菓子や紅茶に舌鼓を打ちながら何気ない雑談をする。
…
……
「…それでね、アリーザが出ていってから数日は結構寂しかったのよ。夫は家に居る方が少ないから慣れていたけど…」
「へー、だからアリーザがスタンと付き合おうとした時も反対したんですか?」
昨日グランやアリーザ達のことは結構話したので話題は必然的にアリシアの思い出話や最近の出来事になる。
「あれはそうじゃなくてね、その…ドラフ族特有のものというか…」
「?どういうことです?」
急に歯切れの悪くなるアリシア
「そのね、私達政略結婚だったから結構若い内、それこそアリーザと同じくらいの年齢で結婚したの、そのときの苦労があるからどうしてもね。」
「そうなんですか、大変だったんですね」
正直グランにとってそういう話は本の中のおとぎ話の出来事だと思っていたので少々戸惑っている。
「そう、大変だったのよ。なのに最近はアリーザも夫も全然帰ってきてくれなくて…」
愚痴っぽくなってくるアリシア、どうやら相当鬱憤が溜まっているらしいと判断したグランはある提案をする。
「あー、アリシアさん。今夜僕の部屋で呑みませんか?その時に愚痴をたっぷり聞きますので」
「え、それは嬉しい提案だけどいいの?酔っぱらいに付き合わせちゃって?」
「何言ってるんですか、僕も呑みますよ。僕の愚痴も聞いてもらいますからそれでお相子ですよ」
「そう?じゃあお言葉に甘えさせてもらおうかしら♪」
(よっしゃあああああ!)
アリシアの返事に内心ガッツポーズするグラン。実はグランには愚痴を聞いて貰おうなんて気持ちはこれっぽっちもなく、むしろアリシアと部屋で二人きりで酒を呑むほうが目的だった。
「あら、もうこんな時間、ごめんなさいね長々と付き合わせちゃって。楽しかったわ、ありがとう」
「こちらこそ楽しかったですよ、また夜に話しましょうね」
「はーい、また夜にねー」
(いやー話してる途中でいけるかなと思ったけどまさかほんとにOKしてくれるとはなぁ、ラッキー)
グランも魅力に負けてダメ元で誘ったわけではない。彼女の話題は旦那や娘のことが多く話し相手を欲しがっていたように見えたのだ、会って二回目の彼に家庭の事情まで話すくらいだ、かなり寂しかったのだろう。
それに何より彼が話していた最中に感じた視線は娘の友人を見るそれでは無かったように感じたのだ。最後の方でフェロモンを出してみると目は何時も以上にとろんとして、頬を上気させ始めたので、思い切って誘ってみたというわけだ。
(フェロモンは媚薬と違って脈がある人にしか効果がないはず…だから大丈夫なはずだ…)
そう自分に言い聞かせながら今夜出す酒の買い出しに出かけるグランであった…
………
(どうしようどうしようどうしよう)
一方そのころアリシアは先ほどの自身の発言に戸惑っていた。
(いくら楽しかったとはいえあんな簡単に誘いに乗っちゃうなんて…どうしましょう?)
部屋に着くと服の皺も気にしないでそのままベッドに倒れ込む
(夜に部屋でって…つまりそういうことよね?でもこんなおばさん相手にしたいはずないし…はぁ、こんな気持ち久しぶりね)
そんなことを思いながらベッドの上で転がっているとアリシアの目にタンスが映る。
(そういえば服はどうしましょう、寝間着で行くのは流石にナシとしてもこのままで行くのは仮にも男性に誘われたのだから流石に…)
そんな思考の最中、不快に湿った下着の存在を思い出す。
(下着変えないと…最近すごくはしたなくなっている気がするわ…)
タンスの中から取り出した普段用のシルクの下着を身につける。
(そういえば下着はどうしましょう?やっぱりちゃんとしたものを履いていったほうが良いのかしら?)
そう思いおもむろに取り出した下着はあからさまなセクシーランジェリーだった。両サイドを紐で結び、しかも肝心な所はスリットがあり、そのうえ全体はメッシュでスケスケ。彼女が夫との夜の生活で使おうとして未だ使用されてないものだった。
(これはだめよ!これはだめ!)
顔を真赤にし、それを急いでタンスに詰め込む。
(あんなの誘ってるようなものじゃないの、いえべつに見られるような展開になるとは思ってないけれどそれでもあんな…)
ベッドに顔を埋めながら先ほどまでの思考を消そうとするが、むしろそれによって想像は加速してしまう。
(あんな下着来てったらセックスしてください、種付けしてくださいって言ってるようなものだもの、万が一にもあんな下着付けてるの見られて襲われちゃったらなんにも反論出来ないわ…なんの言い訳もできずに、壁に押し付けられて後ろから襲われちゃうんだ…)
先ほど変えたばかりの彼女の下着は妄想によってもうすでに着替える前の状態に戻っている。
(ひとしきり満足したあとベッドに連れて行かれて、その後あの子が満足するまで後ろから突かれたりしちゃうんだ…♡)
アリシアの指は既に下着の中に滑り込み彼女の秘所をぐちゅぐちゅとかき回している。
「あっ♡あっ♡あっ♡…はぁっ♡んんっ!」
(年老いたあのひととは違う、いつまでも堅いちんぽで私を朝まで…♡)
アリシアの痴態はこのあと街に出ていたスタンとアリーザが帰ってきた声が聞えるまでの間続いたという…
…
……
コンコン
「お待たせグランくん、入っていいかしら?」
「アリシアさん!ちょっと待って下さい、今開けますので」
虫の音しか聞こえない静かな夜、アリシアは昼に約束していた通りグランの部屋に来ていた。
「どうぞ中へ、ようこそいらっしゃいまし…た…」
「ど、どうかしら?何か変?」
アリシアの姿を見て固まるグラン。彼女はその様子に自分に変なところがないか少し慌てる。
「あっ!いえ!凄く似合ってますよ!アリシアさんがあまりにも綺麗なもんだからついぼーっとしていまいました」
「あらお上手、久々に男性にお呼ばれしたからちょっと張り切りすぎちゃった」
アリシアは青いエンパイアドレスに身を包んでいた。彼女の凶悪なバストがより強調されており、パーティーに呼ばれた日には男どもの注目の的となること間違いなしだ。
「こんな美人とお酒が飲めるなんて幸せです。最初は何にします?」
「じゃあ白ワインをいただこうかしら」
二人のグラスにワインが注がれる。
「「乾杯」」
なんの口上もなく、静かに夜の酒会は始まったのであった…
……
「それでねー、聞いてよグラン君!あの人ったらもうずっと帰ってきてないのよ!私がどれだけ寂しい思いをしてると思ってるのよー!」
(うわぁ…こりゃ相当溜まってたな…)
普段のおっとりとした様子とはまるで違う彼女に若干引き気味のグラン。先ほどから彼女は夫への愚痴を言い続けていた。
「はぁ、アリーザを身籠ったときの優しさは何処へ言ったのかしら、あの時はずっとそばに居てくれたし、夜も毎日してたのに…」
話題に見境がなくなってきた、相当に酔っているようだ。まあボトルが三本もあいて酔わない方が怖いが。
「じゃあ最近はあんまり…?」
「そうよー、久々に帰ってきても明日早いからって全然相手してくれないの、昔は私あんなに頑張ったのにー」
「そうなんですか…」
「当たり前じゃない!…そういえばグランくんドラフの性知識って知ってる?」
「いえ…何分自分の育った島にはドラフ族があまり居なかったもので…」
その言葉にアリシアの口がにんまりと弧を描く
「じゃあいい機会だからおばさんが教えてあげる。」
そこからアリシアによるドラフ族の説明が始まった。
いわくドラフ族の雌は早いうちから子供を作れるようになるのだが、性欲が生まれるのは25を越えたあたりからなのだそうだ。それまではセックスはただの子作りでという認識しか無く、精神的に苦痛に感じる人も多いらしい。アリシアもそのタイプだったが、公爵位継承権などの関係で周りから早くから子をせがまれたらしい。
「だからねー私も頑張ったのよーなのに今になってお預けとかひどいわよねー」
「そうですね、こんな美人な奥さん僕なら毎晩でも頑張れるのに」
「ありがとう、でもこのくらいの歳のドラフは大変よー?心も体も性欲まみれで大変なんだから、グランくんも気を付けなさいねー?」
「アリシアさんは大丈夫なんですか?」
「大丈夫なわけないでしょ、私だって毎日発散してやっとだも…の……///」
急に会話が止まる、酔った勢いで自分の性生活を語ってしまうという普段ならありえない失態をアリシアは犯してしまった。
「ご、ごめんなさい今のは忘れて!それよりグランくんは―」
「毎日してるんですか!?」
話を流そうとするアリシアだが速攻でグランに食いつかれる。しばらく顔を伏せて震えていたが引く気配のないグランに観念したのか話を続けた。
「そうよ、さっきも言ったとおり今私すごいから毎日しても足りないくらいだったの、今まではそれで耐えられたんだけど…」
「だけど?」
「その…今回グラン君が来てから特に凄くて…君のことをちょっとでも意識しちゃうと耐えられなくなるのよ…」
「それは…嬉しいですね」
「私は大変で仕方がないわよ、今日なんて3回よ?日常生活に支障が出るレベルよまったくもう!どうしてくれるの!」
アリシアの逆ギレにグランがビビっていると、いきなりアリシアが立ち上がりグランの足の間に強引に腰を下ろす。
「ど、どうしましたアリシアさん!?」
「ぎゅっとして…せめて寂しさだけでもなくしたいから、抱きしめてほしいの」
そう言うとアリシアは自らグランの腕を持って自らの身体に巻き付ける。
(や、やわらけー!それにめっちゃいいにおいする…)
「久々に人の暖かさに包まれた気がするわ…落ち着く…」
グランに包まれながら晩酌を続行していたアリシアは背中に固いものが当たるのを感じた…
「あら…?グラン君これ…?」
「ご、ごめんなさいアリシアさん、耐えようとは思ったんですが…」
羞恥に顔を染めながら白状するグランとは対照的にアリシアの顔は隠し切れない歓喜で染まっていた。
「あらあら…こんなおばさんに欲情してくれるなんて、うれしいわぁ♡」
「アリシアさんみたいな美人にこんなことしたら誰でもこうなりますよ…」
「もう、ほんとに上手なんだから、美味しいお酒もいただいたし、ちょっとお礼してあげる♡」
そう言うとグランから身を離し、椅子に座っているグランの足の間に跪く。
「えっ!良いんですか!?」
「私も夫がいるからお口でね♡それなら不倫にはならないと思うから…」
目を閉じながら口でジッパーを下げ、出てきた肉棒の先端を口に含む。すると立ち上がるオスの匂いに思わずめまいがした
(すごい匂い…くらくらしちゃう…出来るだけ見ないようにしなきゃ、見ちゃったら耐えられないわ…)
アリシアには妙な確信があった、男日照りの自分が、このオスのちんぽを見たら確実にダメになると、行くところまで行ってしまうだろうという自信が。
「アリシアさん…?」
「…っ!ご、ごめんねグラン君、久しぶりだからびっくりしちゃって、それじゃ行くわね」
そう言ってそのまま咥え込む、そのまま深々とくわえ込む。
(すごぉい♡口の中にエッチな匂い充満してる♡大きさだってあの人と同じくらい…いえもしかしたらもっと…)
じゅぼじゅぼと顔を動かしながら咥えている肉棒を旦那のそれと比べてしまうアリシア。
「んぶっ、じゅ、じゅぼ…んー、じゅるるるる」
「ううっ、気持ちよすぎる…!」
アリシアは玉を揉みながら竿全体を唇で扱き上げ、カリを舌で舐めまわすようにグランを責める。
「アリシアさん!ぼ、僕もう!…っ!」
「んんっ!…んふー…ズズズズズッ………♡ゴクン」
びゅーびゅーと音が聞こえそうなほど粘り気のある精子を口で受け止めたアリシアは、中に残っているソレをバキュームで残らず吸い上げ、それを飲み込んだ。
「え…?アリシアさん…?」
「ふぅ、久々のザーメンだったから飲んじゃった、今日はありがとうね、じゃあまた明日」
そう言って早々と立ち去ろうとするアリシアをグランは後ろから抱きとめる。
「ど、どうしたのグラン君?」
「…まだ満足してません」
そう言うとまだ硬さを保ったままの肉棒にアリシアの手をあてがう。
「それに、肝心のアリシアさんが満足してないじゃないですか」
「私は良いのよ、それに夫がいるから…」
「部屋に帰ってオナニーする気でしょう、そうは行きませんよ」
そう言ってベッドにアリシアを連れていき、投げ倒す。
「ぶっ!ちょっとグラン君!いきなりなに…を…」
アリシアが上体を起こすとそこにはグランのいきり立った肉棒が突きつけられていた。
「これが…グラン君の…」
そう言いながら眼前に突きつけられた肉棒に思わず絶句するアリシア。グランのそれは年齢に見合わぬ大きさと太さを誇り、成熟した一般的なドラフ族にも見劣りしないものであった。
(なにこの大きさ、それにカリも…長さもこんなにあるなんて…)
「そうです、これがアリシアさんの口を蹂躙して、次はアリシアさん自身を蹂躙するんです」
「これが…私を…」
うっとりとした表情で顔に擦り付けられる肉棒を見つめる。肉棒から発せられるオスのにおいが彼女の理性をゴリゴリと削っていった。
(だめ、こんなの、こんなの絶対気持ちいい、指よりも、ディルドよりも太くて長いこんなちんぽが膣内に入ったら絶対すごいことになる、絶対戻れなくなっちゃう♡)
男を知っているからこそ分かる、目の前の凶器が今の自分にどれほどの快感をもたらすのか。どれだけ今の自分を満たしてくれるのか、夫がくれないものをどれほど与えてくれるのか理解できてしまう。しかしそれを受け入れるわけにはいかないアリシアにとって理解できてしまうことはとてもつらかった。顔にこすりつけられる肉棒は強いオスのにおいを放ちながらアリシアを堕落の道へと誘っている。
そんなアリシアの葛藤を察してか、グランはアリシアのスカートに手を伸ばし、下着を露わにする。ロングスカートに包まれていた熱気が溢れ、アリシアの淫臭がむわっと周囲に広がった。
「アリシアさん…こんなエッチな下着履いて…やっぱり期待してたんじゃないですか」
アリシアの下着は黒いセクシーランジェリー、今日の昼彼女がタンスに押し込んだものだ。
「クリトリスこんなに勃起させて、まんこからこんなによだれ垂らしてますよ…」
グランの言う通り彼女のクリトリスは下着のスリットから顔を出すほどガチガチに勃起し、
恥丘の部分に至ってはぱくぱくと何かを求めているかのようにスリットごと開閉しながら際限なく愛液を垂らしており、スカートの裏地にべっとりと大きなシミを作っていた。
「グラン君…ここで止めときましょう、ね?…私には夫も居るの…ひゃん!」
アリシアの制止の言葉を遮るかのように秘所に指を這わせるグラン。そのまま彼の指はクリトリスまで到達し、下着から顔を出したそれをゆっくりとしごき始める。
「あっ♡グラン君だめっ♡そこしこしこってしちゃだめ♡」
言葉とは裏腹に彼女の両手はグランを拒むどころか快感に耐えるためシーツを握りしめ、腰はもっともっととおねだりをするように持ち上がっている。
「あっダメ、ダメ、んっ♡…んんん♡」
しばらくしごいていると腰が一段と高く上がり全身が小さく痙攣する。どうやら軽くだが達してしまったようだ。
グランはいよいよという風にアリシアの上に覆いかぶさり、肉棒の先端を先ほどの絶頂でぽっかりと口を開けた膣口にあてがう
「アリシアさん、いいですよね?」
「だめ…だめよグラン君、ほんとにダメなの、どいてちょうだい」
より一層の拒絶を口にするアリシア。しかし彼女の手はグランの首に回っており、腰はグランの肉棒をいち早く挿入してくれと押し付けるように動き、そのたびに割れ目の上を鈴口が滑ってもどかしさに震えていた。
グランは思う、なんと卑しい女なのかと。この女は言い訳が欲しいのだ、完全に性欲に屈しているのにあくまでグランの求めに応じただけで自分は最後まで抵抗したという言い訳が欲しいのだ。こんなに股を濡らし、こんなに媚びた雌の顔で肉棒を求めていてもそれは自分の意志ではないと言いたいのだろう。そんな彼女の姿に言いようのない腹立たしさを感じたグランは、しかし彼女の望みを少しだけかなえてあげることにした。
「ごめんなさいアリシアさん。僕、もう我慢できません」
「あっだめグラン君♡だめだめだめだめ♡…あああぁぁぁぁ♡」
ゆっくりと挿入されるグランの肉棒に即座に絡みつく膣壁はまるで中の凹凸が一個一個意志を持つかのように快感を与えてくる。決して抜けないように挿入されると同時に両足は即座にグランの腰に巻き付き、首に回っていた手の力も苦しいほどに強くなっていた。
「だめよグラン君、早く抜いて、まだ間に合うから、ね?」
(きたっ♡久しぶりのちんぽきたぁ♡すごい♡きもちいい♡早くこのまま激しく突いてぇ♡)
強く抱きしめることによって自身の顔が見えないのをいいことに全く思っても居ないことをいう彼女の瞳にハートマークが浮かんでいた。
「動きますよ」
そう言ってゆっくりと腰を動かし始めるグラン。
「ああっ♡だめ抜いてぇ♡」
(もっと♡もっと激しくしてっ♡全部忘れちゃうくらいめちゃくちゃにしてぇ♡)
そんな彼女の思いとは裏腹にグランはあくまでゆっくりと、彼女が決して絶頂に達しないような速度で、彼女の弱点を余すことなく探るように挿入を繰り返す。
アリシアが来るであろう激しい突き込みを今か今かと待ち望んでいると、不意にグランが細かく震えた。
「で、出るっ!」
「え?あっ♡」
グランの短い呟きとともにアリシアの中がほんのりとあたたくなる。どくどくと流れ出る精子が子宮口に当たり軽い絶頂を覚えるが、彼女が指で得られる絶頂から見ても小さいものだった。
(え?なんで?だってあんなに…え?)
思わず呆然とするアリシア。気が動転しているうちにアリシアの中からずるずると肉棒が抜けていった。
「ごめんなさいアリシアさん、膣内に出しちゃって。アリシアさんの膣内気持ち良すぎて…」
「それは…いいんだけど…」
「お詫びにお部屋まで運びますよ」
もうすでにズボンをはきなおしたグランはアリシアをお姫様だっこして彼女の部屋に向かう。
「まってグラン君ちがうの」
「アリシアさんの部屋ってどこでしたっけ?あ、リサさん!アリシアさん飲みすぎて歩けないみたいなんで連れて運んでるんですけどお部屋まで案内してくれませんか?」
リサとはこの家で雇われているエルーン族のメイドの名前だ。ちょうど反対側から歩いてきた彼女にグランはこれ幸いと声をかけた。
「畏まりました、アリシア様のお部屋はこちらです」
恭しくお辞儀をすると早速案内を開始するリサ。どうやら先ほどの説明で納得したようだ。
「ねぇまってグラン君、私まだ大丈夫だから、グラン君もつらいでしょ?」
「何言ってるんですか、僕もそんな酒強い方じゃないですし、十分楽しかったですよ」
「そうじゃなくて―」
「こちらがアリシア様のお部屋でございます。」
話しているとちょうどアリシアの部屋に到着した。そのまま部屋のベッドに寝かせ、部屋を後にした。
(うそでしょ…)
期待していた快感を得られなかったことに愕然とするアリシア。体に眠っていたメスを完全に目覚めさせられた彼女は、しかして飢えたまま放置されることとなった。
「湯浴みのお手伝いをいたしましょうか?」
「大丈夫よ、おやすみなさい」
「おやすみなさいませ」
リサも部屋から出るとアリシアは身に着けていた物をすべて脱ぎ捨て部屋に備えられているシャワールームでシャワーを浴びる。
(ううー全然足りない…っていうかむしろ悪化してる…)
汗を流しながら股に指を突っ込みぐちゃぐちゃとかき回す。
指では無理だと悟ったアリシアは早々にシャワーを終え、ベッドで愛用のディルドを差し込んだ、しかし…
(だめ、全然足りない、太さも、凹凸も…なによりこんな冷たいのじゃ…)
今まで彼女をごまかしてきたそれは、しょせん本物を真似た劣化品だった。万人に受け入れられるようにほどよい長さとのっぺりとした表面は、グランの焼けるように熱を持った肉棒を味わってしまった今ではただの棒も同然だった。
(ひどいよグラン君…こんな…ううー)
いつも以上に激しくディルドを動かしながらも得られない満足感にアリシアは涙目になりながら、火照る体を鎮めようと足掻き続けた…。
人妻キャラもっと増えて(´・ω・`)