陰陽大戦記 転生の印 作:トヨトヨヨチヨチイェーイ☆
作者は陰陽大戦記のストーリーは、ゲーム版のストーリーしか知りません。
なので色々と間違った知識もあると思われるので、そこの所はご了承ください。
ふと、目が覚めた。
俺は見慣れない場所で、一人突っ立っていた。
そこは確かに日本なのだが、こんな綺麗な桜が見れる丘は知らない。
俺はふと、今まで起きた現状を思い返していた。
まず、俺は確か山で遭難して餓死した。
その後、三途の川みたいな所で神様らしき人に声をかけられて、俺は転生して新しい人生をもらった。
しかし、今の俺はいわゆる霊体の状態だ。
何故だろうとは思ったが、そう言えばあの神様は、俺に転生特典とか言うのをくれたのを思い出した。
そう、確か他者の体を乗っ取れる体と最強の武器を作る技術と頼れる相棒と他者の心をいじれる能力を神様にねだったと思う。
ということはつまり、今の俺の体は誰かの体を乗っ取れるというわけだ。
ふとあたりを見渡すと、一人の少年が立っていた。
その少年は、見るからに中学生ぐらいで、何処かで聞いた事のある声だったが、そんな事はどうでも良かったので、俺は早速そいつの体の中に入り、すぐ様その少年の体を乗っ取った。
乗っ取った後、俺は元の体の主を黙らせる為に、最強の武器を作れる能力を使い、その男の意識を一つの宝玉に変えた。
この宝玉にももちろん意味はあるが、今はとりあえず秘密にしておく。
そして俺はその少年の体を完全に乗っ取ったら、なにやらうるさい声が聞こえたので、その声のする方にふと手を伸ばすと、何処かで見たことのある機械を見つけた。
そして俺はようやく思い出した。
ここは「陰陽大戦記」と呼ばれるアニメまたはゲームの世界だと。
今俺が乗っ取った体の主はリクという少年で、この「陰陽大戦記」の世界のアニメ版の主人公。
次に今俺が持っている機械の名は神操機(ドライヴ)と呼ばれる物で、微かな記憶を辿ると、それで確か式神と呼ばれる物を呼び出し、印をこの闘神機で結んで協力な技や式神の武器を出すのに使われる物だと思い出した。
だがこの知識は俺が小学校低学年の時の知識な為、全く当てにならないが、とりあえずこういう感じな物と捉えた。
そしてふと思い出すのをやめると、ずっと聞こえていた煩い声が止み、ふと自分のもつ神操機を見ると、そこから強い光と共に、狐耳と尻尾を持った着物を着た女性が現れた。
「…初めまして、私の名はタツコ。あなた様に仕える為に、式神の世界より参りました」
タツコと呼ばれる女性が出てきた時に俺は思い出した。
恐らく神様にねだった特典が起動し、リクの持ち式神と入れ替えられる形で来たのだろう。
でも確か式神を手に入れるには、契約が必要だった筈だが、きっと神様が省略してくれたのだろうと俺は思った。
とりあえず俺はタツコの挨拶に答えるべく、タツコの前に出た。
「こちらこそ、始めましてだな。とりあえず、俺の事はマスターでもご主人様とでも呼んでくれ。あと、たまに演技する時もあるから、そこんとこよろしく」
「かしこまりました。ではあなた様の事はますたぁと呼ばせていただきます」
「よろしい。所で君なんの式神なの?」
おれはふと疑問に思った事をタツコに話した。
「私は、無の式神で、属性は滅でごさいます。」
「無の式神と言うことは、まさかお前、式神の中だとワーストに入るのか?
「はい、その通りにございます。ちなみに私はそのワーストの第1位にございますゆえ、なにとぞよろしくお願いします」
おいおいおいマジか…。
ワースト1位ってすごく弱いじゃん。
神様、せめてもうちょっと強いやつにしてくれよなぁ……。
まあここで嘆いていても仕方なかったので、俺はタツコとの軽い挨拶を終えたら、急いで丘を降りて、リクのアパートに行く事ににした。
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リクのアパートに着くと、俺はすぐに中に入り、あたりを探ってみると、やはりというかそこにあったのは、ゲームの「覇者の印」に出てくるお金的存在である闘神石のカケラがかなりの数で置いてあった。
おそらく貯めている途中だったのだろうとは思ったが、これはこれで都合が良かったので、これはもらっておくことにした。
そして俺は、今後の事を考ることにした。
まず、これからの予定だが、とりあえずはリクとしてこの世界で生活するが、場合によっては戦うことにもなるだろう。
次に、クラスメイトで幼馴染のモモという少女だが、俺は彼女が欲しい。
ここが陰陽大戦記の世界で、俺がリクになれたのなら尚更だ。
それに俺の夢はハーレムを作ることでもある。
だから、覇者の印にて出てきたミカミや、リクのお世話係であるナズナも欲しい。
最低な奴だと思われるかもだが、そこはわかってほしい。
俺は生前女に酷い目に合わされたが、初めから好感度が高ければ、後はどうにかリクの性格を考えながら策を練っていけばいい。
そうと決まると、俺は明日に備えて、武器の設計図を作った後に就寝した。
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あれから数週間が経ち、ここの生活も大分慣れてきた。
モモとの仲も原作以上に進展していると思う。
というのも、モモが俺の為に弁当を作ってくれていざそれを食べてはみたが、美味いと思った瞬間に俺のHPが半分ぐらいまで持ってかれた。
だが人の好意を無駄にする程俺はバカではなかったので、米粒一つと残さずに全部平らげた。
あの時程俺の舌が痙攣した事は無かった。
そこで俺は少しでもモモの弁当をマシにする為に料理を教えた。
なんでも、リクの料理はお世辞にも良いとは言えなかったみたいなので最初こそは心配されてたが、俺は生前調理師の学校に行ってそこを卒業しているので、そこで活かした技術をこれでもかとフル動員させ、一緒に住んでたソーマをビックリさせる程の料理を作ってみせた。
モモにも俺が調理師学校で教えられた通りの料理を一通り教え、味も中々の物になった。
それからというもの、俺とモモとの仲は急接近し、まさに今の現状は告白3秒前と言った感じだった。
だが俺はあえてまだ告白しない。
3秒前なら0.5秒前の方が俺の性に合うので、そこまで発展したら告白するつもりでいた。
そんなこんなで今現在俺は現在作っている最強の武器の仕上げを行っていた。
「………よし、完成だ」
出来上がった武器の名はもう決めている。
その名は「七星剣」
見た目はグランブルーファンタジーの七星剣と同じだが色が違う。
まずこの剣は闘神石で作られている為、刀身を含め全体が緑色になっている。
七星剣に埋められている宝石には、本物の宝石に力を宿して入れている。
ルビー、サファイア、エメラルド、トパーズ、アメジスト、アクアマリン、ダイヤモンドといった高価な宝石を埋め込んでいるが、その一つ一つに力を宿しているので、宝石自体もかなりの強さを誇っている。
ちなみにこの宝石達は、他者の体を乗っ取る能力を利用して、宝石店にいる従業員の体を一時的に乗っ取り、監視カメラの目を盗んで持ってきた物だ。
ちなみにその従業員は現在ブタ箱行きとなり、今でも楽しく暮らしていることだろう。
早速この七星剣を使ってみたいが、今はソーマのご飯を作らなければならないのでその後にする。
「ねぇリク、今日のご飯何ー?」
「今日はソーマ君の好きなカレーだよ、美味しいの作るから待ってて?」
「うん!」
その後、ソーマにバレないようにゴーヤを細かく刻んだ奴をカレーに入れて食べさせたら、案外気づかれずき食べてくれた、
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夕食を終えた俺は、七星剣の試し斬りに使う為にひと気の無い神社の森に来ていた。
一度七星剣を強く握ると、その強さがよく伝わってくる。
試しにその変に生えていた大きめの木に向けて七星剣を振ると、まるでこんにゃくのように木は綺麗に切り倒されたが、倒された後に5.6本の木も倒されていたので、試しに見に行ってみると、5.6本の木にも同じ切り後があったので、斬撃だけで6.7本も切り倒されたという解釈になる。
それを考えただけでも嬉しさのあまり震えが止まらなかった。
今日はもう夜も遅かったので、跡形ずけもせずに帰ろうとして、鳥居の前まで来ると、そこにはリクと同じアパートに住んでいる、お世話係のナズナの姿だった。
「あれ?ナズナちゃん、どうしたの?」
「リク様こそ、こんな夜中になにをなされているのですか?」
「え?ああ、ちょっとね…」
「…お手に持っているその剣は、一体何なのですか?」
「!」
しまったと思った。
どうやら俺は嬉しさのあまり七星剣を仕舞うのを忘れていたようだった。
俺はとっさに手を見ると、やはり七星剣を握っていた。
とりあえず俺はこの場をどうにか切り上げようと、ナズナにバレないような嘘を言うことにした。
「え、えっとねナズナちゃん。実はこの剣、伏魔殿で見つけた物なんだ」
「伏魔殿で…ごさいますか?」
「う、うん、それでこの剣の力がどれくらいなんだろうと思って、試しにここの神社の木を切ったら、かなりの切れ味があるってわかったんだ」
「成る程…」
「だからボク、これをここの神社に置いてもらおうかと思って、いまその作業をしようとしてたとこなんだよ」
「…」
ナズナはしばらく考え込んでいると、俺はとっさにタツコに念の為にいつでも出れるように言っといた。
言い終えた後に、ナズナも顔を上げた。
「…わかりました。リク様を信じましょう」
「ありがとう、ナズナちゃん」
「いえ、こちらこそ、疑うような事を言ってしまい、申し訳ございませんでした。さあ、リク様、その剣を早く神社におきましょう」
「そうだね…」
俺とナズナが神社の中へと入り、剣を置くように見せかけて、タツコに演技するからそれに合わせろと言って、俺は迫真の演技をナズナに披露した。
「ハッ⁉︎」
「ど、どうなさったのですか⁉︎リク様⁉︎」
「ああっ…!ぐぅっ…!ナ…ズナ…ちゃ…、逃げ…て…!」
「リク様⁉︎ホリン、何かわかりますか⁉︎」
『わからん!けど、リクはんの持っとるあの剣から、とてつもないくらいの邪気を感じるで⁉︎』
失礼な、何か邪気だ。
俺の剣にそんなものある訳ねぇだろっての。
しばらくナズナの前で苦しんでいる振りをして、しばらくすると、俺は剣を持ちながら、悪役っぽい笑いを見せた。
「…フフフ…ようやく…、ようやく出れたぞ…!」
「リ、リク様?」
「リク?ああ、この体の主の事か、バカな奴め、俺がこの剣に憑依しているとも知らずに…、結果俺にまんまと体を乗っ取られたって訳さ!ハハハハハッ!」
俺が高笑いをすると、ナズナの顔は徐々に怒りの顔となり、ついには神操機を構えた。
「ほう…神操機を構えたか…よかろう、少し遊んでやるとするか…」
「…あなただけは…絶対に許しません!」
「「式神降神!」」
二人の神操機より、二体の式神が出てきた。
「柊のホリン 見参や!」
「白夜のタツコ 見参…」
「!コゲンタじゃない⁉︎」
「どういう事や⁉︎」
俺の神操機から出てきたタツコに驚きを隠せない二人。
中身が違うとはいえ、リクの神操機から出てくるのはコゲンタしかいない。
しかし俺が降神させたのは、神様からもらった相棒のタツコ。
コゲンタはタツコ曰く吸収して神操機内を乗っ取ったと言っていた。
「…ではますたぁ、ご命令を…」
「ふむ…、では手始めにこの女二人と遊んでやれ」
「御意…」
タツコは着物の裾から白鞘を出し、抜刀の構えをした。
「では、お手柔らかに…」
こうして、タツコの初戦闘が始まった。
つづく
不定期に更新すると思いますので、よろしくお願いします。
5/1 記入
ドライヴの漢字が間違えていた為、直しました。