「………………は?」
ぽかんと開かれた啓太の口から、なんともお間抜けな声が漏れでた。
現状をざっくり説明しよう。
今いるこの場所は啓太の自室。
平均的な子供部屋とははるかにほど遠い、エロティックな萌えアニメグッズで飾り付けられた、名状しがたき冒涜的かつ反社会的な典型的キモオタ部屋。
色々と問題ありな内装だが一先ず今回は脇におく。肝心な問題はその部屋の一角。今啓太の目の前にいる人物。
それは本来ならばこの三次元にいるはずのない架空の住人―――ハイスクールD×Dのメインヒロイン、リアス。
二次元世界のキャラクターでしかない彼女がここでこの瞬間、現実のものとして実在している。人様のベッドにて、勝手に堂々と眠りこけている。見るからに気持ち良さそうに熟睡している。
そんな状況だ。
……うん、わけがわからない。
(え? えっ? ええっ????)
あまりに脈絡のなさすぎる、目と正気を疑いたくなる非現実的現象。
まだ齢11の男子小学生のちっぽけな頭脳ではまるで処理しきれず、啓太は混乱でしばしの思考的フリーズに陥ってしまう。
(ゆ、夢だ。きっとそうに決まってる!)
混乱の末、たどり着いたのはそんなベッタベタな答え。
てなわけで、さっそく自分の頬を右手で勢いよくつねってみた。ぎゅーっと、力強く。
―――いたいっ!
バカ正直に力一杯つねり上げ、若干涙目になりながらも急いでベッドの方を確認する。
…いる。やっぱり、いる。
あのラノベアニメの美少女キャラクターが自分のベッドに横たわっている。
(ってことは夢じゃない!!)
いやいや待て待て、落ち着け! こんなことはありえない。あるはずがない。
そうだ、幻か何かだ。絶対そうに決まってる!
最後の悪あがきと言わんばかりの理性の怒鳴り声。そいつに従い、啓太はおそるおそるとベッドへと近づき、リアスの顔をのぞきこんだ。
腰まで届く長い紅髪。年不相応に整いすぎたボディライン。ハイスクールD×Dの世界にしか存在し得ない駒王学園の制服を身にまとっている麗しき悪魔。
間違いない。彼女だ。ラノベの挿し絵やアニメで見たのと同じ。
駒王学園高等部三年生、オカルト研究部部長。魔王サーゼクスの妹にして、「元72柱」グレモリー家次期当主。リアス・グレモリーだ。
「……」
びくつきながらも片手を伸ばし、人差し指で眠る彼女の頬をそっとつついてみた。
ぷにぷにとした、なめらかな感触。人肌の体温。
ああ、本物だ。現実だ。
幻や白昼夢なんかじゃ断じてない。
(すっ、すす、すっごい!!)
夢でも幻でもない。この光景はリアルそのもの。
そう確信できたとたん、啓太の感情を押さえつけていたタガはカポーンと外れてしまった。
始めこそ突然降臨せし異常事態に腰を抜かし、恐れおののいていた啓太。が、時間とともにそれも落ち着きを取り戻していく。
そして、今になりやっと状況を正確に飲み込むやいなや多大なる 感動にうち震えたのであった。
なんということだろう。
論より証拠。あのどこからどう見ても胡散臭さしか感じなかった『二次元の女の子とエッチなことできちゃうぞノート』。あれは誰かのイタズラでもなければ、まがい物でもない。正真正銘のマジックアイテムだったのだ。本当にあれで二次元の人物をこの三次元に呼び出せるのだ。
(まさかこんなこと……!! 夢みたいだ!)
あまりに衝撃的すぎる体験に、啓太は一瞬だけ忘我の境地にまでたっしてしまう。
長きに渡り心の奥で待ち望み、同時にあきらめていた二次元との接触。それがこんな形で、こんなにいきなり実現できようとは。
(すごい! すごいすごいすごい!!!)
様々な感情が合わさった結果、口より出てくるのは「すごい」の一言のみ。
まあ高学年といえど所詮は小学生男子。加えて国語の成績が残念なこのガキが有するボキャブラリーなんてたかが知れている。とっさに吐ける感想なんてこんなものだろう。
……もっともこの場合はしょうがないかもしれない。
あれほど退屈だった「日常」を突如として打ち破り、顕現してくれた憧れの「非日常」。人智を超える怪現象。それと遭遇してしまったのだ。
いざそれを前にすると一般的に人間はどんなリアクションをとるものなのか。
少なくともこの啓太というオタク少年はこのようにただひたすらわめきたて、狂喜し乱舞するしかなかった。
さて。それから少なくとも三分以上は過ぎただろうか。
身の内の昂りを一通り冷ましたこの男児はここで今後について考え出した。
(ふへへっ。どうしよっかなー♪)
自分は文字通り魔法のようなチートアイテムを入手してしまったわけだ。…改めて認識すると、何だかドキドキしてくる。
どうせだし『ノート』の力を試すついでに、リアス以外のアニメキャラも召喚してみよう。あと、叔母にも『ノート』のことを教えてあげようか。叔母は啓太同様オタク趣味だし、きっと喜んでくれるにちがいない。うん、そうしようそうしよう。
まるで新しいオモチャをもらった子供(実際子供だが)のように、啓太は好奇心いっぱいにはじゃぎ浮かれていた。
今にもスキップして鼻歌を奏でそうに思えるくらい、うざいほど笑顔で。有頂天で。
…ここまでは、彼は本当にごく普通の純粋な子供そのままだった。
そう。ここまでは。
―――と。
ふいに啓太はまたもやその場で制止した。
先ほどの驚愕によるフリーズとはまた異なる、硬直状態。
その原因は眼前で絶賛睡眠中の彼女、リアス・グレモリー。……の、胸部。つまり、オッパイにあった。
大きい。その一言に尽きる。さっきまでは異常現象とエンカウントした大興奮で気づけなかったが、何というサイズだろうか。
学生制服を押し上げるほどの、実りに実った二つのふくらみ。それがリアスのスースーという断続的で静かな寝息に合わせ、啓太を挑発するかのようにユサッユサッと揺れまくり、形を崩さずに上下運動を続けている。
啓太はそれを。その牝の象徴ともいえる女体の双丘を、真顔で食い入るようにジーッと見つめた。
………………………そうだ。
あの『ノート』が本物だとか、超常現象への感激とか、今後の方針だとか今はどうでもいい。
それ以上に優先すべきことがあるじゃないか。やりたいこと、やるべきことかあるじゃないか。
今目の前で眠っているのはとびっきりの年上美女。しかも啓太好みの特大の巨乳の持ち主なお姉さん。
何より特筆すべきは相手は二次元の存在だということ。あのリアス・グレモリーだということ。
あんなに恋い焦がれていた二次元の女が、ここに、手を伸ばせばすぐ届く距離にいる。
ばくばくと激しく鼓動する心臓。血流がものすごい速さで駆けめぐり、下腹部がたぎるような熱をおびていく。
ここは自宅。啓太とリアス以外だれもいない。唯一の家族である叔母は今日も仕事で帰ってこない。
最高だ。最高の環境だ。
元々啓太はスケベなエロガキである。
そんな彼をこんな美女と二人きりにしてしまえばどうなるかは、想像するまでもない。
丸々太ったエサを目にした肉食獣のごとく、啓太の眼は血走り、呼吸はひどく乱れ、熱き血は胯間へと集中していった。
ゴクリと。無意識のうち啓太に唾を飲み込んだ。
ヤろう。ヤってやろう。
啓太は子供ながらにも強い覚悟を固めた。
小学生でも自分は男、日本男児。男ならヤらねばならぬときがある。未成年法なんて知ったことか。
今日、自分は本当の意味で「男」になってみせる!
……が、その前にだ。
啓太は荒ぶる己の性欲を懸命に抑制しながら、クルリと背後を振り向く。
目先にあるのは学習机。正確にはそこに置かれた例の『ノート』。
そう。あの『ノート』の正式名称は『二次元の女の子とエッチなことできちゃうぞノート』。題名の通りエッチなことに使うのが本来の使い道のはず。
なら、遠慮なく使わせてもらうとしよう。
なにせ相手は年上で体も大きな女子高生。しかも悪魔という設定。
行為の最中起きて抵抗されでもしたら、ただの人間の子供である啓太はひとたまりもない。
なればこそ、先手を打っておく必要があるだろう。
そうなると、さっそく下準備にかからねば。
……悪童がペン片手に『ノート』へと文字を書き連ねる間、リアスは平和に安眠を満喫していた。
これから自分に何が起きるのかも知らずに。ぐっすりと―――。
「………………?」
目が覚めたその瞬間。リアス・グレモリーはすぐさま異変に気がついた。
ここはどこだ。
確か自分はオカルト研究部の部室にいたはず。だというのに、何だろうこの部屋は。
壁中にペタペタ貼り付けられた美少女アニメのポスターやタペストリー。棚を埋め尽くすは肌の露出度の高いコスチュームをまとった女の子フィギアの大軍。
イッセーが見たらさぞや喜びそうな光景だが、リアスはドン引きを通り越して呆れるばかりだった。
(なんなのよ、これは…?)
そもそもリアスは裸でないと眠れないという体質があるのに、いつの間に眠ってしまったのか。それくらい疲れがたまっていたのたろうか?
……どうにも眠りに就く前の記憶が曖昧だ。
全くもって状況を把握しきれない。
けげんに思いつつもとりあえず起き上がろうと、上体に力をいれようとしたときであった。
リアスはようやくもうひとつの「異変」に気がついたのは。
(っ!? う、動けない!)
仰向けに寝転がっているリアスの身体。
それが全身金縛り状態と化していた。
どれだけ力を込めても身動ぎすらままならない。指先一つピクリとも動かない。まるで石像にでもなってしまったかのような気分だ。
命令しても言うことを聞いてくれない身体。
寝起きからの突然のこの状況に、さすがのリアスも戸惑いを隠せなかった。
「どうなって―――っ」
「あっ。やっと起きた!」
とっさにこぼれ出たリアスの動揺の言。それに覆い被さる形で、何者かの声が飛んできた。
反射的にリアスは 目線を声の発生源、左ななめ上あたりへとスライドする。
そこに、声の主が立っていた。
「………………こども?」
ポツリと。ほぼ無意識にリアスはつぶやいた。
言葉通り、ベッドのすぐ手前に立ち彼女を見下ろしているそいつは子供だった。
男の子だ。年はせいぜい10歳前後くらいか。
年相応のあどけなさを残す以外はどこにでもいそうな平々凡々な顔つきをしている。
が、リアスは瞬時に察した。
その雰囲気。この状況と展開。その少年の意味深げな口ぶりからして、直感的に自然と解は導き出される。
(まさか―――)
「待ちくたびれちゃったよ~」
(この子が?)
何がおかしいのかクスクスと笑う少年を、リアスは信じられないようなものを見る目で見上げた。
こんな小さな子供が自分を拉致した上、身体の自由を奪い、こんなところに閉じ込めたというのか。
じっと少年を観察してみる。
見たところ、ごく普通の人間だ。
悪魔でもなければ堕天使でもない。でもただの人間にかような芸当ができるわけない。
となると神器持ちか?
いやそれにしては――。
「ボクの名前は皇啓太。よろしくね、リアスさん」
呆然となるリアスをよそに、聞いてもないのに勝手に自己紹介を始める男児。
……いずれにしろ、この子供が何者かまず情報を収集してみよう。
そう思い立ったリアスは、皇啓太と名乗ったこの少年に応対した。
「あら、ずいぶんと小さな誘拐犯さんね。…お子様のイタズラにしては少々おいたが過ぎるんじゃない? 女性を拐って、こんな監禁まがいなことをするなんて………自分が何をしてるのかわかっているのかしら」
うっすらと皮肉を混ぜ、リアスは啓太を威圧するかのように睨みを鋭くする。
素性がわからないとはいえ、子供相手に大げさすぎるのではないかと思いたくなるが、見た目に騙されてはならない 。
今まで戦ってきた輩にも、外見以上にえげつないのが多かった。ましてや得たいの知れない力でリアスの身動きを封じ、こんな趣味の悪い部屋におしこめたのだ。何者かにしろただ者ではないのは確か。「敵」と認識するには十分過ぎる。
そして、言ってる途中で気づいたがこの子はリアスの素性を一通り把握しているようだ。名乗ってもいないのに名前を呼んでいる。つまりは相手がリアス・グレモリーと知った上で拉致監禁を仕出かしたというわけだ。
おまけに今この部屋にはリアスと啓太以外誰もおらず、そんな状況下で身体を動かせない無防備なままベッドに転がっているのだ。啓太が何を仕掛けてくるのか予想できない以上、気を抜くことができない。
だが、威圧と攻撃的対応を受けても啓太の面上に変化はない。相変わらずの余裕に満ちたまま。ひるむことなく、ベッドへとさらに歩み寄ってくる。
「へへ、そんなに怒らないでよー。リアスさんをここに呼んだのにはちゃんとした理由があるんだから」
「理由?」
リアスは啓太の言葉を待った。
この場を切り抜けるにしても、この男の子がなぜ自分を、どのような目的で拐ったのか知っておきたい。
(できればこの子の素性もつかみたいわね。もしかしたら堕天使あたりに騙されてるだけかもしれないし…)
あと自分を縛るこの「力」についても伺いたい。
…そんな冷静に思案するリアスを見て、何を勘違いしたのか啓太は口元に手を当てほくそ笑んだ。
「安心してよ。リアスさんが考えてるようなコワイことはしないからさあ」
ささやくと同時に啓太はいよいよ動き始める。
白いシーツで保護されているベッドの上。そこにちょこんと足をかけて体を持ち上げるとともに、仰向け寝かせられているリアスをまたいだ。
「……?」
不思議そうに見つめるリアスを脇目に、男児はそのちんまい体躯を彼女のお腹の上に乗っける。
そして、ニンマリと口元をだらしなくゆがませると――。
「っ!?」
次の瞬間、リアスは瞠目とともに盛大に息を呑んだ。
それもそのはず。制服の上からでも十二分に見て取れる、窮屈そうに押し込めらたリアスの特盛オッパイ。その二つの果実が作り出す深い谷間。そこめがけて、啓太がポスッと顔を埋めてきたのだから。
「え。はっ、えっ??」
これまでのシリアスじみた空気からの唐突なセクハラ。
急な展開に思考が追い付けず、リアスは口をパクパクと開閉させ、意味のない声を発していた。
一方、啓太はおかまいなしにスリスリと頬ずりしつつ、さらにさらにと彼女のバストへ顔を密着させていく。
「あぁ……♪ リアスさんのオッパイ、やわらかーい」
顔全体で布越しの乳肉につつまれながら、心身ともにとろけそうになる啓太。
今まで何度か大人の女性(小学校女教師や近所の女子大生など)のパイオツを触ったことはあるが、ここまでぼりゅーみーなパイは生まれてはじめてだった。
その素晴らしき女体を堪能し歓喜する啓太を目にし、リアスはやっと意識を立て直した。
「ちょ、ちょっと! いったい何を―――」
焦燥をあらわにする問いかけに、啓太は頭部を豊乳の谷間に埋没させる姿勢を維持し、すっとぼけた様相で目線だけをよこした。
「何って、…………ぱふぱふだけど?」
「いいからやめなさいっ、こら、早く離れてひゃあん!!」
リアスの叱責の言葉が、何とも色っぽい悲鳴へと変貌する。
仰向けに転がっているまま抱きつかれるような体勢になっているリアスのスカートの中に、差し込まれる啓太の手。少年の魔手はそのまま下着の上からお尻をねちこく撫で回していく。
平均値をはるかに上回る発育をしたそのヒップの、バスト同様に非常に肉感あふれるさわり心地は啓太の牡を大いに昂らせた。
「ボクさ、リアスさんみたいなオッパイボインボインな美人、大好物なんだよねえ。だから……」
リアスよりもずっと若く、ずっと小さな少年は羞恥で頬を色濃く紅潮させる年上の異性をなめ回すように見つめる。まるでこれからありつくご馳走をじっくり品定めするかのように。
「リアスさんには少しボクのお遊びに付き合ってもらうよ」
「なっ…………!」
堂々と宣告し、おおよそ子供らしくないスケベ丸出しな笑みを浮かべる啓太。
その情欲をむき出しにする荒い息遣いとねばつくような君の悪い視線からリアスは悟った。
この男児が自分をここまで連れてきた理由を。
自分が今からナニをされるのかを。
(な、なんて子なの!)
いくら小学生といってもイッセー以外の、それも下心の見え透いた異性にこれ以上身体を弄ばれるのはお断りだ。
だいたいガキのくせして何をほざいているのか。さすがに悪ふざけが過ぎている。
妙に色気付いたマセガキに仕置きしてやろうと、リアスは魔力を操る。相手を気絶させる程度の威力にとどめた魔力を。
できれば直接引っ叩いてやりたいところだが、身体を動かせない以上、魔力に頼るしかない。
ここがどこなのかとか自分を拘束する「力」とかどうやってここまで自分を連れ出したのか色々聞きたいこともあったが、それも後回しだ。
今は年上として、この非礼な少年に灸をすえてやるとしよう。
「―――――――――あれ?」
と、ここでリアスはまたまた瞠目した。
……魔術が発動しない。
本当なら魔力の解放にあわせ、軽く吹っ飛ばすはずだったのだが、啓太は先と変わらないケロリとした様子でリアスに乗っかっている。
「…? あー、リアスさん何かしようとしたでしょー?無駄だよ。今のリアスさんには魔力は使えないように、しっかり細工したからねぇ、ふへへっ」
本格的に絶句する。
ただの人間がいったいどんな方法を用いて、こうも悪魔を無力化できたというのか。
…とにかく現状は最悪だ。
これまでリアスがある程度余裕であったのはいざとなったら魔力でこの場を切り抜けられるという自信があったから。しかしそれが使えないとなるといよいよ打つ手だてがない。
身体も魔力も封じ込められたこの状態、冗談抜きでまずい。実にまずい。
「安心してよ。さっき言ったでしょ、コワイことはしないって」
「………」
「だから、リアスさんのカラダ少し触らせてよ。気が済んだらすぐに解放してあげるよ」
「くっ――」
リアスは悔しげに歯噛みした。
こちらから為す術がないとなっては、啓太に従うしかない。
現在のリアスは無力。人間の子一人すら制圧できない脆弱な存在。
こうなった以上、要求をのんだ上でなんとか彼をやり過ごしながら、脱出の方策を練らなければ。
いずれ自分の不在に勘づいた仲間が救援に来るだろうし、それに。
(まだ子供なんだし、たいしたことはされないはず……よね?)
そう。相手はまだ子供。せいぜい年頃らしく、女の身体に興味があるだけのはず。
ならば危惧するような展開にはなり得ないだろう。
…そうやって散々考え抜いた末、仕方なくリアスは申し出を受け入れた。
「わかったわ。……触るだけなら」
(よし! うまくいった!)
渋々ながらも頷いたのリアスに対し、啓太は心のうちでグッとガッツポーズを決めた。
うまい具合に啓太の計画通りことが運んでいる。
これなら、いける。
「へ、へへ…。それじゃ、遠慮なく………」
緊張と興奮で思い切り声をうわずらせる啓太。
彼はいかにも嫌そうな表情をリアスの、その身を守る衣服にそっと手をかけるのであった。
エロを入れると予告してましたが、結局導入しか書けず……、次こそは本当にエロありです。
更新が遅れて申し訳ありません。
次は今月中の投稿になります。