※この作品はR-18です。

悪童の遊戯   作:夜道貝

7 / 8
※ちょい長めです。
※展開がいきなりです。


古代の王女メナス①

 人の気配が失せ、ひっそりとした静けさに飲まれた深夜の住宅街。

 

 その一角にたたずむとある二階建ての住宅の中。最近買い換えたらしい新品蛍光灯の元気良い人工光に包まれた一室。

  室内の片隅に一人の可憐な少女が不思議そうな表情を浮かべ、キョロキョロと周りを見渡していた。

 

 

 少女の格好はとても変わっていた。

 褐色の地肌。肩まで伸びた艶やかな黒髪。

 頭には威厳にあふれたコブラの冠をいただき、胸元には煌びやかな装飾。透けた前垂れの下にはTバック気味な青白の縞パン。…それ以外は何も身に付けていない。ほぼ裸といって差し支えないくらい、肌を露にしている。

 街中を出歩けばポリスに職質かけられること間違いない出で立ち。 いや、下手すると現行犯逮捕されてしまいそうな少女。

 

 彼女は古代の王女メナス。

 本来ならこの現実世界に存在するはずのない、『クイーンズブレイド』の登場キャラクターである。

 

 

 

 

 

 

「困りました………」

 

 言葉のまんまメナスはいかにも困った声音でつぶやいた。

 

 一見すると平素と変わらぬ様相に見えるが、彼女は今少しばかり焦っている。

 ここはいったいどこなのか。

 いや、そもそもなぜこんなところにいるのか。

 それがわからない。全くもってわからないのだ。

 別段記憶に異常があるわけではない、とは思う。

 自分が誰なのか。自分の果たすべき使命が何なのか。偉大なる王国再建のため奮闘してきた日々もきっちりかっちり覚えている。

 ただ、この部屋に至る前後のことがどうにもあやふやだった。

 ふと気がついたらここにいた―――そんな感じ。そうとしか言い表しようがなかった。

 

 ……………推測するなら何者かによって無理矢理に意識を奪われた上で、この場へ運び込まれたとかだろうか?

 

 なら状況のつじつまが合うし、かようなことを仕出かしそうな「何者」かについても心当たりが多々ある。それこそ沼地の魔女やその配下連中などなどいくらでも。列挙したらきりがない。

 しかし、だとしたらいったい全体何のためにここへ?

 

 疑問に思い、メナスはもう一度落ち着いてじぃっと室内を見渡してみる。

 

 異なる世界の住人である彼女にとって、よくよく見てみるとこの部屋の内装は実に興味深いものだった。

 部屋の隅で鎮座する薄型テレビ。机の上に乱雑に置かれたノートパソコン。棚にみっちり詰め込まれたフィグマやらエロゲやらのコレクション。

 どれもこれもメナスがいた世界では見なかった物ばかりだ。

 

 そんな未知への誘惑に負けて、メナスはついつい辺りの観察に没頭してしまう。現在直面している異常事態すら忘れかけるほどに。

 そのためか彼女が「彼」の不在に気づき思い出すのは、薄情ながらもしばらく後になってからであった。

 

( あら、そういえばセトラは?)

 

 そうだった。

 自身のリビングウェポンであり、信頼のおける相棒。

 対等に言葉を交わすことができる数少ない存在。

 いつも侍っているはずの彼の姿がどこにも見当たらない。

 

「セトラー? セトラー?」

 

 試しに呼びかけてみるも返事はなかった。

 どうやら近くにはいないみたいだ。

 

「おかしいですわね。いったいどこに……」

 

 相棒の行方がしれず、今まで不安を抱きつつも結構のんきしてたメナスもいよいよ真面目にならざる得なくなる。

 

 推測通り何者かによって連れ去られたと仮定しよう。だとしたら自分と一緒に拐われ、違う場所に幽閉されているのかもしれない。

 ……もしそうなら早く助けてやらねば。

  ここに来た経緯もこの珍妙な部屋も気になるが、後でじっくり調べればいいだけ。最優先事項はセトラだ。

 古くからの友を捜すため、さっさとここから出ていこうと思い立ち足を踏み出す。

 

 

 と、そこで声が飛んできた。

 

 

「セトラならここにはいないよ」

 

 

 

 ………。

 

 

 

「ほえ?」

 

 メナスの口から呆けた言がこぼれでる。

 

 おかしい。自分以外誰もいなかったはず。

 やや面食らいながらも、その声の出所を目で追った。

 

 部屋の隅を陣取っている大きめなベッド。その陰から一人の子供が出てきた。

 男の子だ。

 まだあどけなさを残している小さな少年。年は武器屋カトレアの息子であり、あのアイリと仲良くしているラナとかいう少年より四つ、五つくらい上といったところ。肌色や頭髪などから見るに東洋人か。

 その双眸はギラギラとどこか危険な光を帯びていて、年齢・容姿に見合わぬ獰猛性を感じられた。

 

 まさか室内に自分以外の人がいたとは。

 しかもこんな近くに隠れていて気づきもしないなんて。

 すぐそばにある気配すら察知できないくらい内心では動揺していたのだろうか。

 

「…、あなたは?」

 

 藪から棒に現れておいて、無言で薄笑いを浮かべて突っ立っている少年。

 そんな彼に若干の薄気味悪さを抱きながらも話しかけてみた。

 

「ああごめんごめん、挨拶がまだだったね。ボクの名前は皇啓太。ピチピチの11歳ですっ、よろしくね!」

「ええ、初めまして。私はアマラ王国の第一王女メナスと申します」

 

 啓太と名乗る年の離れた少年のどこかおちゃらけた自己紹介に、メナスは普段と変わらぬ調子で応対する。

 が、心中では、未だに少年への不審をぬぐえずにいた。

 なぜ彼はセトラのことを知っているのか。なぜ自分が部屋から出ていく直前まで隠れていたのか。…正直なところ滅茶苦茶怪しい。

 だいたい、やけに上から目線な言い草や態度も引っ掛かる。王女に対して無礼な態度はいただけない。子供相手にムキになるのはみっともないとはいえ、プライドの高いメナスにとってどうしても鼻についた。

 

 …でも、今はセトラを探すほうが大事だ。

 とりあえず、この啓太とかいう少年から色々と探ってみるとしよう。お仕置きはその後でいい。

 

「すみません、ここがどこか教えていただけま―――」

「ところでさぁ、メナスさん」

 

 と、ここで啓太がふいに声を張り上げた。

 

「……はい?」

 

 質問を強引に遮られてしまい少しムッとしつつも、とりあえず続きを促してみる。

 だが、啓太はすぐには次の言葉を紡がなかった。

 一歩一歩とゆっくり歩きだし、物音一つたてずににじり寄っていく。

 そして、けげんな視線を向けるメナスの真正面までたどり着いたとき、彼はようやっと口を開いた。

 

「…………その格好、すっごくエロいね♪」

「はあ? っ、――!!?」

 

  意味がわからず眉をひそめたメナスだが次の瞬間、あっという間に閉口してしまった。

 まあ当然だ。

 ついさっきまで目の前でニヤケ面ぶら下げて立っていた男児。その子がいきなり背後に回り込んだかと両手を伸ばし、半ば露出状態にある豊かな乳にふにゅっとタッチしたのだから。

 

「あの、これは……?」

 

 完全に不意をつかれ接触を許してしまったメナス。あまりに脈絡のなさすぎる年下の少年の痴漢行為に混迷を隠しきれず、ひるむばかり。

 

 一方、啓太は早くも発情し息を弾ませていた。

 

(おお…! このオッパイもいいなぁ~)

 

 恍惚と瞳を閉じて全神経を自分の両手の平に集中させる。

 

 前述の通り、メナスのまとう衣装は露出の多いものだ。

 特にバストの装飾は、角度次第では乳首が見えてしまいそうなデザイン。装飾の構造からして内側より手を差し入れ、直接素肌に触れるなど造作もなかった。

 その滑り込ませた十本の指をモニュモニュ動かすたび、きめ細かい肌がぴとりと吸い付くようにからみつく。

 単純なサイズではリアスのオッパイにちょっぴり劣るものの、遜色ない触り心地の良さだった。

 さらに大人のお姉さんの香りが、背中に押し付けた鼻を刺激し、啓太のドロドロ煮えたぎる性欲をさらに煽り立てる。

 

 …このオッパイも今日からボクのモノになるんだ。

 

 そう思うとドクンドクンと身内の血流がうねり、ますます息づかいが荒くなっていった。

 

 と、ここでメナスがショックから覚めて冷静さを取り戻した。

 彼女の当惑で固まった顔にかすかながら苛立ちの情がちらつき出す。

 身体を触られる行為はオイルマッサージで慣れている。しかしそれは相手が同性、同じ女だからこそ。いくら子供とはいっても、男は男。見た目小さくとももう精通していても何らおかしくはない年頃だし、雰囲気からしてスケベ心丸出しであるのは明白だ。

 第三者からしたらこんなハレンチな衣服を着ているくせして何を今さらとは思うが、メナスも恥じらいという感情は持ち合わせている。

 見ず知らずの異性からこうも大胆に胸を揉まれて不快に思わないはずがなかった。

 

 …とはいえ、所詮は年の離れた小僧のイタズラ。過剰に対応するというのも大人げない。

 軽くこらしめる程度いいだろうと結論に至り、メナスは呆れ混じりに顔をゆがめる。

 

「もうっ。いい加減にし……っ!?」

 

  ということでさっそくこのスケベなガキを振り払ってやろうとした、まさにその瞬間。

 メナスは思わず目を見張った。

 

  ―――振り払えない。

 

 後ろ手で啓太の肩をむんずとつかみ、かるーく突飛ばそうとした、そこまではいい。しかし、どういうわけかびくともしなかった。

 まるで岩山でも押しているかのように。相手は小さな子供だというのに。

 

 焦ったメナスは、今度は全身に力を入れて啓太の拘束から逃れようとする。

 が、やはり無理だ。力任せな抗いなど物ともせずちっこい体躯をぴったりと密着させ、メナスの背にしがみついて、彼女の動きを封じこめている。

 

(ど、どうして)

 

 予期せぬ事態にメナスは唖然とした。

 確かに単純な腕力では女は男に劣る。けれど、この少年はただの人間。まだそれほど身体の発育はなされていない年頃の男児のはず。ならば男女による力の差などあってないようなものだ。

 メナスのほうが身体も大きいし、年もずっと上。それに王家に伝わる格闘術をマスターしている彼女にとって、子供はもちろん並の男なんて敵じゃない。

 なのに、今現在こうして東洋のお子様に力負けしている。……いったいなぜ?

 

「あっっ!」

 

 と、乳房にはしる新たな感触に、思わず声を漏らした。

 狼狽していた彼女の隙をつくように、啓太の指先が双丘の頂にある小さな突起を弾いたのだ。

 

「ん~? 顔色悪いねえ、メナスさん。何かあったの?」

 

 美女の焦燥する姿を面白げに笑いながら、意味深げな口調でからかってくる少年。

 つんつんと突起を人差し指につつかれるこそばゆい感覚にさいなまれながら、メナスは為す術なく目を白黒させた。

 

 まるで事態についていけない。ので、ひとまず現状を整理してみる。

 知らない部屋。

 啓太という謎の少年と二人きり。

 その少年に今まさに襲われている。

 しかも少年はメナスより力が強く、現在進行形で彼女の身動きを押えつけている。

 …整理しても結局わけがわからなかった。

 けれども少なくとも今の状況は非常に危ういということは、はっきりと認識できた。

 

「なっ、なにが…。どう、なって……」

 

 男児の細い指に乳首を挟み込まれ、ツンツンとつつかれて。強制的に与えられる性的刺激に、メナスはつっかえつつもかろうじて言葉を吐き出す。

 しかしながら啓太は何一つそれに言い返さない。

 ただただ、いやらしい笑みを濃くするばかりであった……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ―――まさかここまでうまくいくなんて。

 

 指の間からこぼれおちそうなパイオツを両手でこね回しながら、啓太は口からあふれかける笑い声を何とか抑え込んだ。

 

 皇啓太による二次元ヒロインのハーレム計画。

 そのハーレムメンバーの記念すべき二人目として今回選んだのがクイーンズブレイドの、古代の王女メナスである。

 

 学校から帰宅してすぐ、啓太はハーレム建設の大志の下、この二人目召喚の下準備に取り掛かった。

 

  今自宅にいるのは啓太とメナス、そしてリアスのみ。

 叔母はあい変わらず会社の都合で当分帰ってこない。

 いつもなら家政婦が定期的にやってきて、叔母の代わりに料理や掃除などをしてくれるのだが、こちらは叔母に根回しして長期間の暇を出しておいた。

 基本的に啓太にはアマアマな叔母は理由すら聞かず、二つ返事で承諾してくれた。叔母のこういう過保護な面には本当に助かる。家政婦についても、代わりの働き口を用意してくれたらしいし心配いらないだろう。

 一通りの家事なら啓太でもこなせるし、小遣いも十分すぎるくらいもらっているし生活面でも心配ない。

 「邪魔者」なしの万全な環境セッティングはすでに完了していた。

 

 準備は万端として今回一番悩んだのは誰を召喚するかだ。

 啓太の好みから選出しある程度候補はしぼっていたのだが、それでも決めあぐねていた。何しろ候補は60人弱。しぼっておいてこれなのだから決められるわけがない。

 優柔不断なヘタレハーレム主人公が嫌いなくせして、己も優柔不断な一面を持つ皇啓太。

 何とも勝手なクソガキである。

 

 ONE PIECE、FAIRY TAIL、アマガミ、食戟のソーマ、こち亀、俺ガイル、禁書目録、真剣で私に恋しなさい、炎の孕ませシリーズ…etc.

 果たしてどの作品の誰を選ぼうかと懊悩していると、唐突に彼は天啓を得たのだった。

 

 ―――どのみち二次元ヒロイン大半を手に入れる予定なんだ。遅いか早いかの違いだけだし、順番なんてどうでもよくないか?

 

 子供というのは気まぐれかつ単純な生き物。特に啓太はその傾向が顕著。あれほど頭を悩ませていたにも少し着眼点を変えただけで、悩みはあっさりと解消してしまった。

 

 以上により適当に運に任せ、アミダくじで決めることとなった。

 数が多いだけあってなかなか時間と手間のかかるアミダであったが、結果としてメナスに決定したというわけだ。

 

 ―――さて。そんなこんなで今、現在、ナウ。

 

『ノート』の力で特に問題なくメナスの召喚に成功。

 ただいま性交の真っ最中である。

 

「んっ…さ、触らないでくださいっ」

 

 男子小学生の狭苦しい腕の中でジタバタ暴れる王女様。

 啓太は執拗に指先で彼女の乳首を攻め立てながら、これを余裕たっぷりの表情で押さえ込む。

 常識的に考えればありえないこと。メナスより身長体格もはるかに劣るちっちゃな身体。加えて啓太の非力ぶりで、彼女を拘束できるはずがない。小学生の腕力ではとうてい無理な相談だ。

 …もちろん、これも『ノート』のチカラによるものであった。

 

 何せ相手はあのクイーンズブレイドのメナス。

 人ではなく、沼地の魔女によって蘇らせられたアンデッド。

 格闘戦を得意とするバリバリ武闘派プリンセス。

 リアスのときと同じようにきちんとした対策を練らねば、反撃されしまいにはボコボコにされるのは目に見えている。リスクの回避を怠るほど啓太もアホではなかった。

 そうしたリスクを考慮して今回『ノート』に書いておいた召喚時状態指定の内容は以下の通り。

 

 

『メナスの異能の力、全て封ず』

『メナスのいかなる攻撃も皇啓太には通らず、小学生以下の身体能力しか発揮できない』

『メナスはアンデッドではなく、人間として召喚される』

 

 それぞれ解説するとしよう。

 まず一つ目はリアスのと同様の措置だ。

 確か記憶ではメナスは呪いのオーラなどの末恐ろしい特殊能力を持っていたはず。んなものを喰らわされては一溜りもない。よってリアスの魔力のように使用禁止にした次第だ。

 メナスも今になって能力で啓太を排除しようとするも呪いが発動しないことに気がついたみたいで、「…? ……!!?」と疑問符を連発していた。会ったばかりの男子に襲われるわ、能力は使えないわで今の彼女はほとんどパニック状態であろう。

 

 次に二つ目。この二つ目の記述が今回の肝。

 前回はリアスの全身金縛りにした。これは必要な措置だった。だって自分はまだ小学生、力では大人の女性に太刀打ちできない。故にこそと今回はこう考えた。ならば力の差を埋めてしまえばよいと。

 簡単な話だ、召喚の際メナスの基本ステータスを大幅にダウンさせてやればいい。そう、小学生男子一人に楽々と取り押さえられる程度まで。

 こうすることで小五の腕力でも大人の女をレイプできるようになる。前回とはまた違った嗜好の、年上の異性を己の腕っぷしだけで手込めにする感覚を楽しめるのだ。

 

 そして、最後に三つ目。これについては少し実験的意味合いが含まれている。

 二次元のキャラには人間以外にも妖怪・妖精・精霊・悪魔・天使・神・エイリアンなど人外もたくさん存在する。

 こういった種族や属性をこの『ノート』でいじることは可能なのか。例えば、人間を人外に。もしくは人外を人間に変換できたりするのか。そんな知的好奇心に掻き立てられてこの三つ目を付け足した。

 あと、アンデッドが妊娠するのかいまいち不安だったのも理由にある。アンデッドの設定がどういうものだったかよく覚えてないが、もしも妊娠できないのであればボテ腹などのお楽しみがなくなってしまう。それはヤダ。ヤタヤダヤダ。

 なら人間しちゃえという啓太の個人的な事情であり、こだわりであった。

 ……見た感じアンデッドのままなのか、人間に戻ったのかは不明だが『ノート』を信じるなら後者だろう。というかそうであってほしい。

 

 要するに、今のメナスは人間(願望)。

 特異な力は一切使用できず、小学生に押し負けるくらい弱体化している。とどのつまり、まな板の上の鯉である。

 

「あ…っ。ん、ふぁ…」

 

 最早ただの獲物と化したメナス。

 未だあきらめずに拘束から逃れようとしつつ、ときおり色っぽい声をあげていた。

 このボインが性感帯なのか。はたまた啓太のテクがそれだけ向上しているのか。

 確かにリアス相手に経験を重ね、女なれしてきた感はあるが。

 

 ちなみにそのリアスには一階で待機しているように命令しておいてある。

 メナスとヤるところを鑑賞させてやるのも一興だとは思ったものの、よくよく考えればリアスには初日から今朝までずっと啓太の性欲処理の相手をしてもらっているのだ。新しいハーレム要員が来る今日くらいは休ませてやろう―――という啓太なりの気遣いであった。実に今更な気遣いだが。

 

(もういいかなぁ…?)

 

 いずれにしろ本人の意思はともかく、カラダのほうはだいぶノッてきているようだ。

 そろそろヤっちゃうとしよう。

 決断と同時に実行。結果、がしゃん、という硬質な音が部屋中に広がった。

 

「…なっ!」

 

 メナスの胸部の装飾。

 それが強引にはぎ取られ、冷たい床へ放り捨てられたのだ。

 今のメナスでは啓太に抗えるはずもなく、半分むき出しだった乳房が、見えそうでなかなか見えなかった乳房が完全にさらけ出されてしまった。

 

 突然衣服を脱がされ、メナスは喫驚してかたまってしまう。

 隙ありとばかりに、啓太は彼女のくびれた腰に手を回し、女体をベッドの上めがけて押し倒した。

 

「きゃあ!?」

 

 自身の胸元くらいまでの身長しかない小学生男子にあっけなく体勢を崩され、メナスの身体はいとも簡単にベッドへと。か細い悲鳴をあげて、仰向けになって倒れていく。

 すかさず啓太は逃げ場を塞ぐかのように、飛びかかりマウントをとった。同時に新たな肉奴隷の品定めを開始する。

 

(わあ、すっごい)

 

 身につけるものがコブラの王冠と縞パンのみとなった女体。

 後ろから乳を揉みしだいていた啓太は、ようやく正面からメナスの生パイを拝むことができた。

 

 真上よりこの女体をまじまじと見下ろしてみると、自然と感嘆が漏れる。

 体躯はリアスよりも小柄。そのくせ付くべき箇所にはしっかり肉が付いているというワガママボディー。どちらかいうと白みの色合いが強い、傷一つ見当たらない褐色の素肌。

 が、極め付きはやはり胸部で実った二つの肉の果実だ。押し倒された衝動からプリンのようにぽよんぽよんと揺れまくる、形の崩れない整った巨乳。ほんのりと桃色に色づいた乳輪と乳首。オッパイ大好き魔神の啓太にとっては絶景であった。

 

「あ……」

 

 啓太の目線がどこに集中しているのかすぐさま勘づいたメナスは、とたんに頬を朱に染めた。ばっと両腕を交差させて、抱きかかえるようにしてバストを覆い隠す。

 

 普段のメナスならば裸を晒されたところで歯牙にもかけなかっただろう。

 しかし、場の環境やムード。さらには啓太のケダモノじみた眼光に気圧されたためか。女としての本能が彼女に防衛行動を促したのであった。

 もっともその拒絶のリアクションはかえって男を喜ばせるだけとなる。

 乳肉が腕の圧力で平たくたわむ様を視覚的に堪能しつつ、啓太は満足げに唇の端を持ち上げた。

 

 クイーンズブレイドにはトモエやカトレア、メローナなど爆乳(重要)で可愛い(重要)女の子がたくさん登場している。

 中でもメナスはクイーンズブレイドの中で一番好みなキャラだった。

 おっきいオッパイに、扇情的なコスチューム。

 加えて上品で清楚な性格。それでいて高慢な王女キャラ。実に啓太の趣味にあっている。

 そういうプライドの高い女を力付くで従える―――エロ本やAVでは王道なシチューション。王道すぎて陳腐ではあるがだからこそ良い。

 

「…何なんですかぁ?」

 

 しばしその年上の異性が恥じらう様子を鑑賞していた啓太の耳に、メナスの弱りきった声が飛んできた。

 

「いったい何が目的で、こんなことを?」

 

 見るとメナスが自身の豊満な乳をムギュッと抱き寄せ、目をしばたかせつつ正面から啓太を仰ぎ見ていた。

 おそらく状況への理解に頭が追いついていないのであろう。

 声音には少年への敵意以上に、惑いの含みが強い。

 

 それに対して、啓太の返答は実に単純明快なものであった。

 

「君が欲しいだけだよ、メナスさん」

「……………は?」

「だからさぁ、ボクはメナスさんが欲しいの。メナスさんをボクのオンナにしたいの」

 

 あまりに俗なその理由にメナスは一瞬ポカンと呆気に取られる。

 やがてその意味を咀嚼するとともに、かぁっと恥と怒りで赤面していった。

 ――今、このエロガキはなんと吠えた?

 ボクの女にする? アマラ王国の王女であるこの自分を?

 お子様の分際で?

 

「私が欲しい……?」

 

 屈辱的な発言に、一気に頭に血がのぼったメナスは、真上から見下ろしているガキを軽蔑の目で睨み付ける。

 

 

「貴方、自分がおいくつだと思ってますの。そもそも私が誰なのわかって、っ、!!」

 

 至極まっとうにして痛烈な非難。

 が、しかし。それはプツンと強制的にシャットされた。

 啓太がバストのガードを強引に取り払い、王女様のデカパイの谷間に顔を押し付け、深々と埋めたのだ。

 抵抗らしい抵抗もできず、メナスはあっさり両手を押さえつけられてしまう。

 ボリュームあふれる爆乳を両頬で左右に押し広げ、啓太は彼女の顔を見上げた。

 

「カタいこと言わないでよー。こんなエロいカラダのくせしてさぁ」

「んん!」

 

 啓太が口を開くときの顎や頬の動きに伴い、メナスの柔らかな乳房もプルプルと小刻みに震える。

 

「や、いや、動かないでください……」

「? ひょっとしてメナスさんもう感じちゃってるの?」

「っ! 違います! そんなわけ―――」

 

 なんで。どうして。

 メナスはひどくおののいた。

 なぜこんなにも身体が反応してしまうのか。

 確かに同性ならともかく、異性と肌を重ねあわせるのは初めての体験だ。

 相手が男性だとこうも異なるというのか。

 いやしかし、男性といえどまだ子供。かような男児に触られて変な感じになるなんてどう考えてもおかしい。

 

 メナスがそうやって思考をめぐらすその間にも、啓太は丸々と発育した乳房に頬をすりよせていた。

 

(やっぱりオッパイっていいなぁ~)

 

 乳房の柔らかさや体温を顔面全体で感じ、心底そう思う。

 なぜ男はオッパイに心惹かれるのであろうか。

 いや、理由なんていらない。そこにオッパイがある。それだけでよいのだ。

 などとおバカなことを考えつつ、パイオツの温もりを夢中になってむさぼる。

 

 もっとも、感激した点はオッパイだけではない。

 メナスのオッパイ、というより女体全部が弾力性よりも柔らかさに富んでいた。

 絶賛パフパフ中のお山二つも、引き絞られたお腹も、むっちりと肉付きのよい太股も―――。女体全てが啓太の一回り二回り以上の小さな身体を優しく包み込むように受け止めている。

 格闘を得意としているくせして筋肉の固さはどこにも感じない、女の子らしい丸みを帯びた角のない体つきだ。

 二次元なればこそなせる奇跡の肉体というべきか。

 

 

(……それにしても)

 

 褐色の乳肉の布団へ頭を沈めながら、啓太はメナスの様子を伺う。

 好きなように乳をもてあそばれ、嫌悪でひきつった顔のメナス。が、同時に胸を中心に女体へ広がる官能に堪え忍んでいた。

 瞳をかたく閉じ、両手はシーツを握りしめて。

 …まあその努力もむなしく、閉じられた唇からは「あ…、んっ…」と時折なまめかしい声がもれているのだが。

 

 そんな牝の疼きにさいなまれる王女様を眺め、小首をひねった。

 

(……少し感じすぎじゃない?)

 

 まだ愛撫しかしていないというのに、反応が良好すぎやしないか?

 敏感だとしても、啓太のテクニックがそれだけ上達しているのだとしても少し妙だ。

 ……やっぱりあれだろうか。

 リアスのときも思ったが、あの『ノート』には召喚した女子に媚薬的な効果も与えているのではないか?

 

 もしそうだとしたら好都合だ。『ノート』の補助もあるとなるとやりやすい。アレをやってみるとしよう。

 さっそく調子にのった啓太は巨乳の谷間から顔をあげると、自身の小さい身体を上方へと移動させた。

 

「ねぇメナスさん、チューしてもいい?」

 

 返答はきかない。というより、いらない。

 息を荒げて、自分の口をちかづける。

 乳房攻めに苦しんでいたメナスは我に返り、「いっいやっ」と顔を背けようとするも時遅し。啓太によって強引に頭部を固定させられてしまった。

 

 由緒正しい古代アマラの王女の唇の上に、地位も身分も格下の低俗なエロガキの唇が重ねられた。

 

(うひょおおぉ…)

 

 啓太は歓喜した。

 女の唇の温かさやあまりの柔らかさ。粘膜同士の接触に意識が自然とそこへと集約する。

 

 …実はこの少年、まだキスを経験していなかった。

 リアスを召喚したときからやる機会なんていくらでもあったのだが、お間抜けなことにボインやらセクロスやらに熱中するあまりキスのことをすっかり失念していたのだ。

 よって、これが事実上ファーストキスとなった。

 

(これがキス……! ボク、女の人とキスしてる! )

 

 生まれて初の接吻。しかも相手はあの古代の王女メナス。

 今まで非モテだった自分があのメナスと、年上の美女とキスをしている…!

 感動のあまり、昇天しそうになる。

 新たな女の味を知り、もっともっと深く堪能しようとさらに口を押し当てていく。

 

「んーっ!んっ、んー!」

 

 と、メナスが抵抗をみせた。先程より力をこめて唇を閉じる。舌先でつついてもピクリとも動かず、ジッパーの如く口内への侵入をはばんだ。

 だが、女体の新しい神秘を覚えた性欲盛んな男児が、これしきで諦めるはずがない。

 

 啓太は押さえつけていたメナスの頭から手を離し、次いでその手をさっきまで弄んでいたバストまでもっていく。目視せずとも双丘の頂点がかたくとがっている様が感触で伝わった。さんざん愛撫したためか、乳房全体が張りつめていた。

 男子小学生の親指と人差指はためらうことなく、王女のその愛らしい乳首をつまむ。

 

「っっ!」

 

 ピリッと。文字通りしびれるような快感が乳をかけめぐり、たまらずメナスは叫ぶ。

 閉ざされていた唇はもろくもこじ開けられ、すかさず啓太の舌が口の中へと入り込んだ。一気に奥までもぐりこみベロベロと舐め回しまくる。

 

(―――これが女の口の中!)

 

 またも啓太は感動の波に襲われた。

 彼は初めて知った。女体の内側を。温かなぬめりを。

 舌が口内をうごめくたびメナスの舌や頬肉とこすれ、唾液の水音が鳴り、さらなる官能を啓太に伝達する。

 

(すっごいっ! キスってこんなに気持ちいいんだ!)

 

 興奮を増大させていく啓太。

 対して、メナスも初めてのキスに戸惑いを隠せないでいた。最初は何とか引きはがそうとしていたものの、啓太の舌が口の中で動くたび、舐められた箇所が熱くなる。熱とともに生じる悦楽に、男性経験のない彼女はどうしたらよいのかわからなかった。

 

 啓太の舌は奥で縮こまっているメナスの舌と強引にからみあい、歯の内側から隅々まで口内全域を味わい尽くす。

 互いの唾液が混ざりあい、ぴちゃぴちゃと卑猥な音色を

 奏でること一分ほど。たっぷりキスを楽しんだ啓太は彼女の口から舌を引き抜いた。

 

「ふぅー……」

 

 過去にあきらめていたナイスバディなお姉さんとのディープキス。

 長年の夢がまた一つ実現した達成感と余韻に浸りながら、得意気な目でメナスを見下ろした。

 …どうも自分にはキスの才能があるようだ。

 そう確信を持てるくらい、今のメナスの面上はとろけきっていた。

 見るからに火照った肌、汗で湿りを帯びた黒髪、ぼんやりと虚空を見つめる潤んだ円らな瞳――。口は半開きとなっており、その唇は少年の唾液で濡れている。

 

 その強烈な色気、妖艶さを前に思わず息を呑む。

 リア充男子高生グループが「キスした後の女の顔ってすげぇエロいんだぜ」的な会話をしてるのを立ち聞きしたことがあるが、なるほど本当だ。

 そんなメナスの「牝」の顔は啓太の男心を刺激した。

 まるで油でも注ぎ込まれたかのように、体内がカァッと燃え上がる。先程から勃起していた彼のペニスに、さらに血液が流れ込み、パンツを破かんとばかりに痛いくらい膨張を始める。

 

(あー、もうだめ。もう我慢できないっ)

 

 本当ならもっと色んなコトをしてみるはずだったのだが、こうなったら予定変更だ。

 辛抱がもう限界に達し、ズボンに手をかける。

 

 一方、しばしぼーっと中空に視線を漂わせていたメナスの眼が、だんだんと憤怒一色に染まっていった。

 まあ当たり前の反応だ。

 何せ彼女にとっても今のが異性とのファーストキスだったのだ。それがこんなところでこんな勝手に奪われたなんて。よりによってこんな生意気な小僧が相手なんて。

 もう子供でも許されない万死に値する侮辱行為だ。

 

「よくも…! 私にこんなまねをしてただですむと―――」

 

 汚された口元をごしごしと手の甲でぬぐい、殺意すらはらんだ怒声を上げて身体を起こそうとする。

 啓太が己のズボンを下着ごと脱ぎ捨てたのはその直後であった。

 

「きゃっ! 」

 

 さっきまでの憤りは一瞬で吹っ飛ぶ。

 それくらい下からボロンと現れたブツにメナスは愕然した。

 男児の股間にぶら下がる雄のシンボルに。肉竿の長さと太さに。睾丸のサイズに。

 …………デカイ。その一言に尽きる。

 今まで男性器をこうもまじまじと見せられたことはないが、その大きさが通常の男の子のものではないことは明瞭にわかった。

 

 巨根の放つものすごい威圧感を前に瞠目し、両の手で口をおさえ、メナスは顔を真っ赤にする。

 自分より圧倒的に強く、年も身長も身分も格上な王女様が、自分のペニスを見てあわてふためいている――。その事実に気をよくし、啓太の男のプライドはさらに増長した。

 

(初々しいなあ~。ボクより年上なのにカワイイ♪)

 

 よけい調子にのってしまった啓太はリビドーに身を委ね、最後の防壁である青白の縞パンへとまっすぐ手を伸ばす。

 

「!! あ、っ」

「はいはい、じっとしててねー」

 

 もがく彼女をねじ伏せ、縞パンはあっさり下へとずり下ろされる。

 急いで股を閉じてアソコを隠そうとするも最早手遅れ。美脚は男児の短い腕に抱え込まれ、がばっと左右に開かれた。女のアソコが、股間が、丸い臀部が啓太の眼前でご開帳されてしまった。

 

「うぅぅぅ………」

 

 あまりの恥ずかしさからか、裸同然となったメナスは全身をわななかせる。

 普段おしとやかで上品なメナスから完璧に余裕が消え去り、恥辱に耐える様をニヤニヤと見遣り、股間のワレメに視線を向けた。

 毛の生えていないまっさらなパイパン。ワレメは未経験らしくぴっちりと閉じられている。

 その牝の穴からすでに密が垂れていることに、啓太は瞬時に気づいた。

 

(あれれ、あんなに嫌がってたくせに…)

 

『ノート』の作用が働いてるのかは知らないがこちらとしては大助かりだ。

 そんなことを考えながら、ゆっくりと顔を近づけていき、ワレメに沿って彼女の秘所を舐め始めた。

 

「ひぃっ!? 何を…いや、あぁっ ! そんなところ舐めては……はぁん!!」

 

 啓太の行動に当然メナスはうろたえた。しかし、身体が勝手に反応してしまう。女体は震え、口からは断続的な喘ぎがほとばしった。先刻まで存分の愛撫を感受したためか、すっかり感じやすくなっていた。

 その間にも少年の舌は器用に膣穴を攻め立てていく。ねちこく、しつこく。ときに手の指をも使って丁寧にかき混ぜていく。

 

「んぁっ…あっ、ふぁ……! あぁん…」

(そろそろ、かな?)

 

 わき出る愛液をじゅるりとすすり、啓太は口を離す。

 下準備はもういいだろう。

 頃合いを見計うと、今にも天をつかんばかりに暴発しそうなペニスを肉の花弁へと差し向けた。

 

(え? え??)

 

 もどかしげに身をくねらせていたメナス。だが、啓太が弄びを中断したこと。さらには亀頭を押し当ててきたことで、ハッと意識を立て直した。

 

(まさか、本気で―――)

 

 ヤるつもりなのか?

 本当に?この自分と?まだ子供の分際で?

 確かに「ボクのオンナにする」なんてほざいていた以上、この少年が何をしたいのか無意識では察していた。けれども同時にただのエロガキだとあなどってもいた。

 だからいざ目の前に危機が現実となって差し迫ったこのときになってようやく、女としての恐怖心でメナスの背筋は凍りついた。

 

 自分は王女だ。こんなどこぞの異邦人の年の離れたエロガキに手込めにされるなんて、それこそ屈辱の極みである。自身の女としてのプライドもそうだが、王族としての威信にもかかわる大問題だ。

 何より自分はまだ処女。こんなハレンチ極まりないガキに純潔をけがされるなど、真っ平ごめんこうむる。

 

「いやああぁ!!」

 

 望まない交配に対する畏怖によって、啓太と対峙する気力すら消失したメナスは逃亡を図った。

 原因は不明だが腕力では悔しいことにこの少年には対抗できない。ならば逃げるしか手立てはない。どんなに無様だろうと、みっともなかろうとももう逃げるしかない。

 

 一瞬の隙をつき、よたよたとベットから転げ落ちるように抜け出し、急いで走り出した。

 しかしながら、『ノート』の呪縛のためその全速力での疾駆は極めてスローなものと化す。健康的な裸が、デカパイが、ヒップがぷりんぷりんと上下するだけだった。

 

 なので啓太もすぐさま対応できた。ネコ科の猛獣を思わせる速度で、そのはずむでかいヒップへとしゃぶりつくように、肉感的女体を捕まえた。

 

「逃げちゃダーメッ」

「は、はなしてくださいっ」

「へへっ、もうあきらめなって」

 

 必死に暴れる自身より背の高い裸身に後ろからからみつく。

 せっかくのごちそうを逃がすものか。逃がす奴がいるなら、それはただのバカだ。

 啓太は舌なめずりしながら己の剛直を秘部に突きつけた。

 

 亀頭のかたい感触にメナスは心の底から震え上がった。

「や…、やめ…て……」

「大丈夫だよ最初は優しくしてあげるから。…最初は、ね」

 

 二、三回割れ目に亀頭を這わせるやいなや、ためらいなく一気にそれを背後から挿入する。

 

「やっ……あぁああああ!!!」

 

 荒々しく処女膜を引き裂かれた苦痛はもちろん、精神の衝撃。また、狭い膣内をぎっちり支配する巨根の異物感。その二重のインパクトに、メナスは悲壮な叫び声を上げた。

 啓太は立ちバックの姿勢を維持したまま、乱れる呼吸を整える。

 

「ぁっ…んん…んぁっ…。だめっ…離れ、てぇ…」

 

 つい先刻まで高飛車に構えていた爆乳お姉さんが今や自分のモノに圧迫され、か弱くうめく有り様。その光景に激しい愉悦を感じた。

 ―――やった。やったぞ。ついにあのメナスの処女を奪った!

 古代の王女のヴァージンを破った唯一の男となれたことに、胸がじーんと熱くなった。

 無論、メナスの申し出など受理されるはずもない。

 啓太は嗜虐心に導かれるがまま、肉感たっぷりなお尻に指を食い込ませ、腰振りを開始する。

 

「ふん、ふん、ふんっ!」

「ひっ!? ちょっと待っ…、あっ、やん! あっ、あっ、はあぁんっ!」

 

 鼻息荒く。ぱんっ!ぱんっ!とリズム良くヒップに腰を打ち付ける啓太。

 初めこそ不快感と痛みを露にしていたメナスであったが、啓太の時間をかけた仕込みで牡を受け入れるよう「調整」された女体は、やがて快感を積極的に吸収していく。

 

「はぁぁっ、んっ…はぁっ」

 

 ペニスのカリが膣壁をゴリゴリ刺激し、これまで知らなかった淫靡な感覚ににメナスは嫌悪とは違う甘い吐息を落とす。

 この王女の秘密の花園が踏み荒らされたのは今日が初。なにもかもが未知の領域だった。

 

「うおぉっ…締まる…!」

 

 小学生のくせして本日で女性経験二人目を更新する啓太も、およそ一週間ぶりとなるヴァージンの締めつけで興奮したぎっていた。

 待ちわびたように迎いいれてくれた初物の肉壷に危うく腰がくだけかけるも、なんのこれしきと肉棒の出し入れを続けていく。

 …本当ならリアスと同じようにベッドの上にて正常位で、美味しくいただく腹積もりだった。けれどまあ、後背位も悪くない。むしろ大好きだ。動物の交尾のようなスタイルはよりいっそう大人の女を征服している気分を味わえる。後方から揺れるオッパイをのぞける楽しみもある。

 また、啓太を何よりも発情させたのはその格好だった。

 今のメナスは上も下もむき出し。ありていに言えば丸裸なのだがただ一つ、まだ頭にコブラの王冠をのっけている。その王族の血筋であることを示す冠が、自分より位の高い女性を犯しているという優越感を意識づけ、啓太の腰の動きに燃料を注いでいた。

 

「んっ…あぁ! … いっ…ぁん!」

 

 剛直が力強く膣内を突き上げると、メナスの口からは短くも甲高い嬌声が発せられた。

 今の自分が情けなくて、悔しくてたまらなかった。

 自分よりずっと年下の少年に胸を好き放題された上に、ファーストキスまで奪われ、純潔までけがされ、あげくこうして言いように鳴かせられている今の自分が。

 なのに身体は主の命令に従わず、少年からもたらされる悦にわきたつのだから、惨めな思いはさらに強くなる。

 

(なんてこと……。アマラ王国の王女たる私が、こんなお子様の慰みものにされるなんて……っ)

 

 これは夢。何かの悪い夢。覚めろ、覚めてくれと強くそう思った。何度もそう願った。

 しかし、悪夢は覚めず彼女に淡々と冷酷な現実を突きつけてくる。

 うちひしがれるメナスをよそに、啓太のたくましき男根は王女の清らかな女体を蹂躙していった。

 

(ああ、夢みたいだ…)

 

 対して啓太は男根にからみつく官能にすっかり酔いしれていた。

 悶えるメナスを背後から肉の杭でパコパコつらぬき、今にもヨダレを垂らしそうな笑みをよりだらしなくゆるませる。

 本当に夢かと錯覚してしまいそうであった。

 クイーンズブレイドのアニメを視聴したときから恋憧れていたメナスの裸体。ずっとむしゃぶりつきたくてたまらず、オナニーのオカズしていたあのボディ。

 そのメナスとセックスしている。このオッパイも、このお尻も、この自分の手中にある。

 まだ小学生の自分がそれを成し得ている―――。

 

「―――うおぉ、メナスさんっ!」

「ひゃあんっ!?」

 

 何かのスイッチが入ったかの如く、啓太が叫んだ。汗に濡れたメナスの背に口付けるように、女体を抱きすくめる。

 これが夢ではなくまぎれもない現実なのだと再確認するように。彼女との間にわずかな隙間もできぬよう、肌と肌とぴったりと密着させて。

 美女の柔らかな裸体は啓太の剛直にさらなる熱を送り、お返しとばかりに牝穴へとそれをぶちこんでいく。

 

 

 端から見ればそれは実に異常であった―――。

 子供部屋の中央。そこで交わる男子と女。

 男子は日本人。下半身を露出させた小学生の高学年。見た目からして一般的で、普通の庶民そのもの。

 女は西アジア、中東系の外国人。男子より六、七歳くらい上で、頭の王冠以外は何も着ていない。容姿はたおやかで、王冠の輝きからして並の家柄ではないことがうかがえる。

 そのどうみても釣り合いのとれていない二人が交わっている。しかも男子が一方的にリードしている。バックスタイルでがんがん突きまくり、日本男児は異国の美女をひいひい言わせている―――何も知らない人間の目にはこう映ることであろう。。

 

 そんな異常な性交もいよいよ終わりに近づく。

 メナスの膣の奥をイチモツでなぶりながら、啓太はそのときがくるのを悟った。

 

「うっっ…はぅっ!…あぅ」

「よーし…!そろそろいくよメナスさん!」

「い、いく…?」

「中出しだよ、な・か・だ・し」

 

 その宣告の意味を把握した瞬間、メナスはみるみるうちに青ざめていった。

 中出し。その単語の意味はもちろん理解している。

 それが女にとってどれだけ残酷な結果を生み出すのかも。

 

「いやです! どうかそれだけは―――」

「えー。でもなぁー」

「お願いしますっ、どうか慈悲を!」

 

 首だけ振り向いて懸命に訴えかける。

「うーん」とわざとらしく悩んでみせた啓太であったが、すぐにニヤリと歯を見せて笑った。

 

「そこまで言うならさぁ…」

 

 腰の運動を一時停止させ、ぼそぼそと耳元であることをささやく。

 とたんにメナスはぎょっと目を見開いた。

 

「そ、それは………」

「なに? できないの?」

 

 もごもごと口ごもる彼女を急かすように、お尻を勢い良く引っ叩く。

 ペチンと音をたてた瑞々しい大きな尻肉は、波打つように震えた。

 

「いぃっ!?」

「ほらほらほーら。早くしなよ」

「あっ! …っ…うぅっ!」

 

 ビクンと肩を跳ね上げるメナスを嗜虐の瞳で視姦し、またも尻たぶをペチンッペチンッとぶっ叩く。前に見たAVの男優のモーションを手本に何度も叩く。尻たぶの褐色肌に面積の狭い子供の手形が刻み付けるまで、何度も何度も。

 

「言いますっ! 言いますから叩かないでくださいっ!」

 

 ようやく音を上げたとき、彼女の尻には赤い手の跡がいくつもこびりついていた。

 啓太は手を止めると無言で催促する。

 かなり恥ずかしいのか幾度も躊躇しつつも、メナスは上体をひねってこちらと向き合う。

 その面相は屈辱にまみれていた。

 

「…たっ…様…、…て…さい」

「もっと大きな声で!」

 

 とぎれとぎれに言葉を吐くメナスにしびれをきらし、パァンともう一度手の平を臀部に叩きつける。

 それでもう無理だと悟ったのか、やっと声を張り上げた。

 

「っ、け、啓太様の、オチンポミルク、っ…、メナスのオマンコにいっぱい、くださぃ……ッ」

 

 どもりながらも指示通りのエロ台詞を言い終えるやいなや、メナスは両手で顔を覆い隠して深くうなだれた。

 どんな表情をしているのかは確認できない。ただ、指の隙間からチラリとのぞいた目元は今にも泣きそうなくらいうるんでいた。

 

「うんうん、よくできました」

 

 見ただけで殴りたくなるようなムカつくニヤけ面を浮かべ、首を縦に振る啓太。

 どうやら気が済んだようだ。

 メナスは顔を覆い隠したままでホッと肩を落とす。

 しかし、その安堵は勘違いだとすぐに気づかされた。

 

「んじゃ、続きやるねぇ」

「っ!?」

 

 言ってパァンと一際派手に少年の細い腰が再び打ちすえられた。

 予想を裏切った少年の行動。仰天したメナスは顔から手を離し、信じられないものでも見るかのような眼差しをむける。

 

「やっ約束とちがいます!」

「ん? メナスさん言ったじゃん、『オチンポミルクください』って」

「貴方が言えと―――」

「だいだいさぁ、 ボク別にやめるとは言ってないよね?」

 

 絶句するメナスを尻目に凌辱が再開される。

 より苛烈に、より鋭く攻め立ててくる啓太のブツにメナスはひたすらされるがまま翻弄される。

 なんとか抜け出そうともがくも、この男児はがっちりと組み付いてはなそうとしない。

 

 啓太のやることは変わらない。鼻っから中出し以外の選択肢など存在しない。

 リアスとの性活の日々で彼は、この若さでありながら一つの真理に到達したのだ。男の存在意義を。

 男とは女を孕ませるために生まれたのだと。

 女を抱き、女に己のDNAを植え付け、女の腹に己の赤子を宿させるため。そのためだけに生きているのだと。

 だから男の義務を果たすため、己の性欲を満たすため。何としてでもこの女には自分の子を孕んでもらう。

 

「ひぃいいいっ!!」

 

 気合を入れて腰を振る啓太に、メナスはかつてない恐怖に震え上がる。

 膨れ上がる肉の悦びにまどろみつつも、何とかあのまがまがしい男根を引き抜かんとする。

 が、それは無駄なあがきであった。メナスの腰には少年の魔手がしがみついており、身動きを封じていた。おまけに快楽に毒されて全身から力が抜けている。啓太の支えがなければ今にも崩れ落ちそうな状態であった。

 

(これが男…なんておぞましい……)

 

 見誤っていた。人間の男がこんなに恐ろしい生き物だなんて。男がこんなに強いだなんて。

 この子供はただの子供ではなかった。子供でも男。一人の強いオスだったのだ。

 それを見抜けなかった自身の迂闊、男の怖さを知らずにいた無知、このエロガキと出会ってしまった運命―――メナスはその全てを呪った。

 

 

「うおおおおおぉおっ!!」

 

 膣内の奥深くまでイチモツを打ち込み、啓太は股間からこみ上げてくる昂りにぐっと歯を噛み締める。バインバインとゆれる爆乳をとどめとばかりにわしづかみにして、男らしい雄叫びをあげて。

 かすむ意識の中、メナスが口走った「だ、だめっ」という拒絶をもかき消して。

 

 そして、いよいよ時は訪れる。

 

 どぴゅっ、びゅるるるるるるっっ。

 

 膨張した巨根から濃いスペルマが解き放たれる。

 異邦人の平民の子供の精子は、高貴なる王女の膣内を。子宮を白く白くぬりつぶしていった。

 

「――――ッ!!!」

「おっ、ふおぉぉ…!」

 

 精液が自身を侵食していく感覚に絶望し、声にならない悲鳴をあげるメナス。

 啓太は射精することで満たされた欲望に浸りながら、膣口から己の巨根をズルリと引っこ抜き、女体を解放した。支え失った裸身は糸の切れた人形の如くその場で倒れ込む。

 

「…………」

 

 牝穴からどばどばと逆流する白濁の汁。股の間の床でできる白い水たまりに、破瓜を証明する鮮やかな血が混じっているのを確認し、メナスは半ば放心した面持ちでそれを見つめる。

 そんな魂が抜けたような巨乳美女にむかって、啓太はにこやかに微笑んだ。

 

「処女喪失おめでとう、メナスさん♪」

 

 メナスはついにワッと泣き出し、床に伏した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ぅ…あぁ…っ…」

 

 女の矜持も王女の誇りもズタズタ切り裂かれ、涙の粒を流すメナスを尻目に。啓太は棒立ちして射精の余韻を堪能していた。加えて、またひとり大人の女を征服してやったという精神的愉悦を。

 

(これからこんな夢のような生活が続くんだ…)

 

 そう。まだ二人目だ。

 これから三人、四人、五人―――たくさんの大人の女を召喚して、処女を奪い、種付けしていく。

 …いや別に処女でなくともよい。確かに処女だと嬉しいが人妻でも、経験豊富なギャルでもいい。

 とにかく数多くのお姉さんたちとセックスするのだ。

 そのたびにこの幸福を堪能できる。

 想像しただけでも股間に血が集まり、昂る獣欲で頭がどうにかなりそうだった。

 

(あのベッドも買い換えたほうがいいかな…?)

 

 数多の女を囲うのだから、今のベッドじゃいずれ狭くなる。キングサイズのやつを仕入れておくべきか。いや、それを言うなら居住の問題を考慮してもっと広い家に引っ越したほうがよくないか?

 

(でもそしたら叔母さんにメーワクかけちゃうしなぁ)

 

 そんなことを考えながら啓太はメナスの腕をつかむ。

 ブレイクタイムはここまで。再開するとしよう。

 未だに涙を落とす彼女を無理に立たせて、ベッドまでつれていく。

 それでもショックのあまり放心状態が解けずにいたメナスだったが、啓太の股間辺りを視界に入れると一瞬で正気へ戻った。

 

(そんな―――)

 

 啓太の股の間でぶら下がっている子供離れしたビッグなペニス。それがビンと勃っていたのだ。……さっきあんなに射精したばかりだというのに。

 呆然となるメナスを引きずり啓太はベッドまでたどりつくやいなや、ぐいっと勢いよく手を引いた。

 

「ひゃあっ!?」

 

 ベッドの縁に腰掛けた啓太。

 メナスは彼の膝の上へと跨がせられる。

 まるで恋人同士が睦み合うような、対面座位の形で。

 

「それじゃメナスさん、またしようか」

「……………まだ、終わらないのですか」

「もっちろん! 言ったでしょ? ボクのオンナにするって―――終わりなんてないよ」

 

 怪物でも見るかのような怯えた表情になるメナス。彼女の反応と、背丈の差によって顔にあたることとなる乳房の柔らかな触りと匂いを楽しみながら、啓太は喜色満面に笑った。

 

 

「これからよろしくね。ボクの二人目のお嫁さん♪」

 

 

 

 

 皇家の子供部屋。

 メナスの絶望にあふれた、嬌声混じりの絶叫は長々と響き渡った。

 

 

 

 




お久しぶりです。
新しいヒロインは古代の王女メナスでした。
まあですがエロガキに怯えるメナスが書きたかったとはいえ、キャラがあやふや…。
相変わらず文章もよろしくないし、正直今回の出来ばえはイマイチです。
次で頑張りたいところ。

どんなに遅くとも何とか投稿していく所存です。
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