あれから数日後。
ゴロゴロッ……ザーッ!!
パートを終えた俺が店を出ると、どしゃ降りになっていた。
朝は、晴れていたので傘を持ってきていなかった。
(仕方ない……濡れて帰るか)
幸いな事に、明日は休みで少々無理をしても大丈夫。
その時……。
「お……に……ち……」
何か聞こえる?
「お〜に〜い〜ちゃ〜ん〜!!」
「は、花陽っ!!」
俺の傘と雨合羽を持って、妹が此方に向かって歩いて来た。
「良かった……入れ違いにならなくて」
俺の前に来た花陽は、雨合羽に長靴と完全防備の状態だったが、走って来た為か、額にはうっすらと汗が浮かんでいた。
「あ、危ないだろう!……こんな豪雨の中……」
「お兄ちゃんの傘が玄関に有ったから……こんな大雨だから合羽も持って来たんだよ?」
俺の怒声に、シュンとしてしまう花陽。
(そんな顔を見せるなよ……)
花陽の頭を撫でてあげると、途端に笑顔になる。
「えへへ〜♪ お兄ちゃん〜♪」
「ありがとうな……さぁ、早く帰るぞっ!!」
花陽の頭を撫でてた手を離して、手早く雨合羽を羽織ると、花陽の手を取って家へと急いで帰宅した。
その間も花陽は笑顔を浮かべていた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お兄ちゃんに手を引かれて帰ってる最中、花陽は幸せを噛み締めています。
でもでも……帰ったら、絶対花陽を先にお風呂に入らせますよね?
自分だって疲れて、濡れているのに。
花陽だって、お兄ちゃんを甘やかしたいもん♪
この前の続きも出来る様になったし……ね。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「「だだいま」」
二人で玄関で合羽を脱いでいると、花陽が太股をモジモジさせながら、言ってきた。
「お兄ちゃん、お風呂沸かしといたから入っちゃって。 花陽……」
「ああ……わかったよ。 それじゃ先に入るから」
花陽の行動から察する。
(トイレを我慢できないんだろうな)
あえて聞かずに、俺は風呂場に向かった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
風呂の湯槽にゆっくりと浸かっていると、身体の芯から疲れが溶け出して行く感じがしてくる。
風呂は良いよな〜♪
この瞬間は日本人に生まれて良かったと思える。
「お兄ちゃん、背中流してあげるね」
「えっ!?」
花陽の声が脱衣場から聞こえたと思ったら、俺の返事を待つことなく風呂場に入って来た。
バスタオルで体を隠しているが、年齢に不釣り合いな乳房は半分はみ出している。
その白い素肌を眼で捉えた瞬間に下半身に血流が流れ込む。
「お、俺、出るから……」
何とか、下半身をタオルで隠して出て行こうとしたら、花陽に抱き付かれてしまう。
「兄妹なんだから、遠慮しないで。 これは、お兄ちゃんへの日頃の感謝だよ♪」
「兄妹だから、遠慮が必要だろう?」
「不要だよ♪」
振りほどこうと擦る度に、プニャンプニャンとタオル越しにオッパイが揺れて……。
「は、花陽、1回離れて……」
「お兄ちゃん、花陽のこと避けてたよね?」
寂しげな顔の花陽の言葉に、俺は何も返す事ができなかった。
「やっぱりそうだったんだ……」
「それは……」
「ふふっ、よかった」
「え? よかったって……花陽もあの時の事を後悔していたのか?」
「後悔……? 違うよっ! 後悔なんてしてないよ……」
「じゃあ、なんで……?」
「それって、花陽の事を妹じゃなくて、女の子として意識してくれてるってことなんでしょ?」
「ど、どうしてだ?」
「だって次の日、何も無かったみたいな顔してたから……妹相手だから、1時の気の迷いと勢いだけで何も感じてくれなかったのかなって?」
クスッと笑うと、チュッと頬にキスをされた。
「は、花陽!?」
慌てて身体を離そうとしても、更にギュッと抱き付いて来る。
「花陽の事を意識してくれてるから、避けようとしてくれてたんでしょう? だから、花陽……」
ええいっ!!
妹にここまで言われて。」
俺も男だ!!
「花陽……初めてが風呂場ってのは何だしさ……その腹も減ってるし……晩飯終わったら花陽の部屋に行くから……」
「ご飯の準備は終わってるよ♪ 其れよりも……お兄ちゃん、痛くないの?」
花陽の視線を追いかけると、俺の股間に行着く。
「ここで射精したらもったいないしな……暫くしたら収まるから……花陽もゆっくり温まってな」
出て行こうとするが、花陽は離してくれない。
「お兄ちゃん……人肌が一番温まるんだよ♪」
花陽の抱き締める力が強まる……気のすむ迄、このままで良いか……。
結局、花陽が軽く逆上せる迄、この状態が続いたままだった。