SS風味──実際にSSな人物紹介なので人物紹介には見えないかも知れません。
わたくしとおぢさまシリーズ 登場人物紹介
主人公 おぢさま
おぢさま(彼)おじさまではなくお“ぢ”さま。本名不詳の六十程のイレヴンの男性だが、きちんと名前はある。
一人っ子ながら、親戚と従兄弟に、彼とよく似た人物が一人ずついる。ただし親戚と従兄弟はふさふさなのに対しておぢさまは禿げている。
この禿げていることがコンプレックスで、ユーフェミア皇女始め、男女見境無く髪の毛のある人を羨んでいる。
髪を触らせてくれるユーフェミア皇女には代償行為を求めてしまうほどの頭髪コンプレックス。
本人曰く『不細工だけでも最悪なのに頭髪禿げまで加わったら極悪だ』らしく、従兄弟と親戚も容姿は悪いながらふさふさなので嫉妬の対象。
ユーフェミア皇女が時折禿げいじりをしてしまうために傷つき、泣くことがある。そんなおぢさまをユーフェミア皇女が慰めるのはいつもの光景。
過去を遡ると、生家での状況は最悪の一言で、両親からは毎日のように暴行を受けていた上に、育児放棄もされていた。飢えをしのぐため、生ゴミや雑草まで食べて生きてきた。
こんな生活をしていた幼少期、暗い雨の降る空を眺めながら。何もかもが壊れてしまえば良いのにという破滅願望を持つに至る。
成人を前に暴行とネグレクトをしていた両親が煽り運転をした上に自爆するという事故で他界し、施設に入れられるが、容姿が醜いことを理由にいじめの対象とされる。
この頃から世の中は、世界は力こそ全てだと考えるように成り。影で己を鍛えるようになっていた為、俊敏な身のこなしや喧嘩の強さなどが身についた。
ただし、自分を虐めていた相手への復讐は考えず。目立たずをモットーとして生きるようになる。馬鹿な両親の最後を見ているため、目立つ犯罪事が如何に愚かかと悟る。
犯罪はバレないようにする物。相手に警察へ駆け込ませるような事態は防ぐ。といった独自の犯罪美学を確立。
強盗はしない。強請もたかりも常人からはしない。が、犯罪者や不良相手には恐喝・殺人未遂と何でもしてきた。犯罪者から犯罪をしても警察へ駆け込めないからだ。
復讐にもあったが全て返り討ちに。その上で二度と犯罪も復讐も出来ないよう、スパイ組織がやるような拷問に掛けて相手の心をへし折る。
生来、性的欲求が強く、四十代で初めて強姦に手を染めるが、持ち前のコミュ力の高さ。ケア力の高さで強姦相手に恐怖は抱かせる物の、警察等へと走らせることを極力減らすことに。
ただし、我の強い女性ではそうはいかず、結局五十代手前くらいの頃に警察より追われる身に。
しかし、逃げる技術にも長けているため、上手く警察を躱し続け、女を捕まえては強姦の日々を繰り返す。
資金が尽きれば暴走族などに喧嘩を売りたった一人で壊滅させ、金を巻き上げ食費や逃走資金にしていた。
犯した女性からは何も取らず、それなりのケアをして解放する。基本お礼として族や反グレ、チンピラなどからカツアゲした金の中から五十万円前後の札束を握らせることが多い。
こんな生活。いつかは破綻する。塀の中で一生を終えるか、誰ぞに殺されて終わるか等を考えていた頃、増水した川で溺れている女の子を見つけ柄にも合わず助けようと試みる。
女の子は助かったが自身は流れてきた流木に頭を打ち、増水した川に流された。
意識の薄れ行く中、柄にも無い事をするもんじゃねーなと思いつつ、誰かを助ける事が出来たことを満足しながら、河口の海岸に流れ着いた。
丁度この頃に神聖ブリタニア帝国による日本国侵攻が始まり、目覚めた彼が見たのは焼け野原になった生家のある都市であった。
その後は有害なイレヴンという対象とされないよう性的欲求を抑えつつ、シンジュクゲットーの近くまで歩き旅。何処のゲットーに住むかを考えながら、とあるゲットーと疎開の近くに廃墟を見つけ、住み処とすようになる。
この廃墟は二階建てで二階は四畳半と六畳間が一つずつ。一階は六畳間やらトイレやら台所。
地下階は六畳ほどの広さでベッドが一つ置かれていた。これらを活用し使うことになる。
そして地下室には昔の要領でカメラやビデオをセットし、この頃抑えられなくなってきた性的欲望の捌け口を求め、リスクはあるが疎開内を徘徊。
歩いていた桃色髪の女性を上手く連れ去り、強姦した。相手がユーフェミア・リ・ブリタニア皇女だという事は直ぐに分かったが、脅せば何とかなるという観測もあった為、躊躇いなく犯し続けている間に、過去に犯してきた女性とは違う事を感じた。
身体の相性は最高だった。これ以上には無いだろう程。何せ犯されている彼女自身がとても甘く気持ち良さそうな声を上げるのだ。この喘ぎは過去にも聞いたことはあったが比較にならない心地良さが二人を包んだ。
『この女に俺の子供を産んでもらいたい』
それは彼の初恋だった。子供を産んで欲しいなど今まで考えた事も無い事であった。
子供を産んで欲しい、これを率直に伝えるも拒絶される。
『俺の子を産んでくれ』
『イヤぁっ!』
『なあ、俺の子を産んでくれよ!』
『いやいやぁぁっ!』
これを二週間ほど繰り返した頃、ユーフェミア皇女との交接が初めて大きな変化を迎えた。これまで以上の心地良さに変わったのだ。
『子供、産んでくれるか?』『こくん』肯き、そして言葉でもユーフェミア皇女は彼を受け入れていた。
【職業】
神聖ブリタニア帝国エリア11政庁勤め清掃員(三次受け)
仕事は仕事、完璧な仕事がモットー。暴力や脅迫による生活費の調達を必要としなくなった現在に感謝しており。
幼い頃に抱いた、何もかもぶっ壊れろを成し遂げてくれたブリタニアに、歪んだ感謝の気持ちを持つ。
その為、ほとんど奉仕活動に近いくらい完璧に、塵一つ残さずな仕事をこなし、態度も礼節も非情に良いため、コーネリア、ギルフォード、ダールトン。
等と言った重鎮からの評価や信頼も厚く高い。ロイド伯爵、セシル・クルーミー等からも彼が磨いたKMFはピカピカと好評価を得ている。
同じイレヴン。正確には名誉ブリタニア人である枢木スザクにも優しく接し、アドバイスを送ったりしているため仲が良い。スザクが枢木ゲンブ総理の息子だと知っており「枢木の坊ちゃん」と呼ぶことがあるため、それは止めて欲しいとスザクが苦笑いするなど良好な仲を築いている。
ただスザクに黒い物が見えた事が気がかりだった。これはおぢさまの持つ先天性の能力で、悪い物や、マイナスの思考に覆われている物を視ると黒い霞が見えたり、気配を感じるといった物で、そういう相手はこれまで反社会性の強い人間や、歪んだ歪な人間に多かった。スザクにそれが見えていたため心配していたが。
ある日を境に見えなくなった。ユーフェミア皇女曰く『幼なじみで守りたい子が見つかった』とのこと。その幼なじみとやらがスザクの悪い物を取り払ってしまったという事で、これはユーフェミア皇女並みの優しい心の持ち主だなと一発でナナリー(まだ未登場)である事を読み当てた。
【関係の深い人物】
ユーフェミア・リ・ブリタニア皇女。
おぢさまが犯した時に初恋をしたブリタニアの第三皇女様でエリア11の副総督閣下。
仕事としておぢさまから見た元請けの副社長にあたり、基本的に彼女の命令には逆らえない。
個人間では犯し犯されの関係が続いた末に、ユーフェミア皇女もおぢさまに好意を抱くように成り。
二人の関係は恋人を通り越して、一息に二人だけとおぢさまの人間関係の一部も巻き込んだ婚姻関係へと至る。
性関係と、通常生活関係は二ヶ月近く。
時間が空き、お勉強などやるべき事が無いときにはおぢさまの家へ行く。おぢさまがお仕事中でも家に行き彼の家の掃除をする。
もちろん掃除のプロであるおぢさまには適わないが、妻として出来る事をやっておきたいという彼女の気持ちである。
おぢさまとはよく愛し合う。交接回数はもう分からない。おぢさまとの交接後は日本の古いアニメを観る事が日課。
その後は彼の家で入浴、彼と背中を流し合いながら、時折入浴中に交接をしてしまう。
彼にそのつもりが無くても、この際はユーフェミア皇女の方が欲情してしまい事に及ぶとなる。
ユーフェミア皇女からの呼び名はおぢさま、あなた。
おぢさま同様、おぢさまとの子をとても強く欲しがっており、時折下腹部をさすっている。
コーネリア・リ・ブリタニア皇女
神聖ブリタニア帝国第二皇女でエリア11総督閣下。
仕事関係では元請けの社長にあたり、絶対に逆らえない人物。
尤も、彼との関係は非常に良好で逆らう逆らわない以前の問題。
喫緊の話としては
『名誉ブリタニア人にならないのか?』
と彼に勧めている。
個人的に彼をとても気に入っており、公の場では困るが、二人きりの場では多少の無礼や言葉遣いを崩すことも許すと伝えており。
おぢさまに仕事での愚痴や、特に政庁内の腐った職員についての話などを相談する。
『腐った職員も使い方次第ですよ』
と言う彼に対して。
『私はああいった連中には虫唾が走って受け付けないんだ』
と感情的な面も見せる。
『総督閣下は仕事のしすぎですな。適度に肩の力を抜きましょう』
『ふっ、それは何の冗談だ? 完璧な仕事をこなす貴様が言うと嫌みに聞こえるぞ?』
『ちょっと失礼。私めでよろしければお肩をお揉み致しましょう』
彼はそう言ってコーネリアの肩を揉むことがある。
『ん、済まんな……ああ、気持ちいい。いつもながら貴様、上手いな』
『恐縮で御座います……、しかし、やはり凝って居られますなあ』
『凝らずに居られまいよ』
肩を揉むという無礼にコーネリアは何も言わず、彼のやりたいようにやらせるのだ。
それほど彼に対して信用を置いている証であるという話であった。
尚、彼には内密の話として、三次受けの社長に対しかなりの圧力を掛け、彼の引き抜き交渉を行っている。
部屋の中に塵の一つすら残さないという徹底した彼の仕事ぶりを鑑み、政庁での直接雇用に切り替えたい様子。
気軽に話せ、気軽に愚痴を零せる相手としても重宝している。
コーネリアからの彼の呼び名は主にお前、貴様。
【嫌いな物】
特にない。綺麗な物も。汚い物も。一通り見て触ってきたので平気。政庁勤務のため本人は家の風呂で清潔にしている。
ユーフェミア皇女と背中の流しっこをする事も良くある。その際のユーフェミア皇女の衣服の着付けは彼がやる。
面倒くせーと言いながらも手は動かす。薄桃色の羽根のスカートが付いた衣装の着付けと、髪を白く大きな髪留めで大きなポニーテールに纏めるのが結構面倒だが、それもそつなくこなすあたり、案外器用。
嫌いな物は特にないが嫌いな人間は髪がふさふさな奴全員。
愛し合うユーフェミア皇女さえも入ってしまう頭髪コンプレックスである。
だが、同時に羨ましがっているだけでもあり、髪がふさふさだからと言って虐めたり、殴ったり、嫌みを言ったり、暴力的行動には出ない。
ただただ羨ましいのである。その羨みは男女を問わず、政庁の職員、コーネリア、ギルフォードやダールトンにも向いているが、彼らは羨まれていることに気付いていない。
髪がふさふさなことをこれ見よがしに自慢してくる奴、禿げと悪口を言ってくる奴は本気で嫌い。
禿げいじりをされる事は一種のコミュニケーションと考えているので嫌いではない。
ただ最も禿げいじりをしてくるのがユーフェミア皇女だったりするため、俺の嫁っていったいと思うこと屡々。
『頭髪コンプレックスですものね』
丁寧な言葉で禿げいじりをされたことがどれくらいあったか、ユーフェミア皇女の言によれば『おぢさまの禿げた頭がわたくしは好き』だと言う。
好きな者ほど虐めたいとか言う奴なのかどうかは分からない。
◇◆◇
ヒロイン
ユーフェミア・リ・ブリタニア
神聖ブリタニア帝国の第三皇女でエリア11副総督閣下。その優しさや慈善活動に手厚いことから慈愛の皇女とも呼ばれている。
16歳、少し前までブリタニア帝国本国で学生だった。エリア11来訪当初。缶詰状態にされていた居室の窓からある“運命の出逢いとなるはずだった少年と”10分違いの運命のすれ違いの末に、劇的に運命の切り替わってしまった女性。いまとなっては最高の運命と言えるが、当初は最悪の運命でもあった。
疎開を警備に見つからないように散策していたところ、あるイレヴンの中高年男性に声を掛けられる。上下ジャージ姿に黄色いタオルを一つ首に巻いた、軽作業でもしていそうな男性。
彼は。
『困っていそうな貴女様を見掛けまして、何かお力になれないかと思いお声がけ致しました』
という。妖しさ満点な男に、疑うという事を知らないユーフェミア皇女はついて行ってしまった。
街案内はきちんと行われたが、その後、半ば強引とも言える様相でゲットーと疎開の境目に立つ廃墟にまで連れて行かれ、その地下室に押し込められ、そこで彼女は犯されてしまう事に。
処女を散らされ、静かにゆっくりと労るような交接の果て、人生初めての膣内射精を受ける。これは偶然ながら彼と同じくして美醜には拘らない彼女だが、けして容姿の良いとは言えない六十がらみのイレヴンの男に犯され、処女を奪われ、膣内射精まで受けさせられてしまったのだ。
そのショックは大きかった。それも一度では終わらない、二度、三度と、交接は続き。
『ユーフェミア皇女殿下に惚れた、俺の子を産んで欲しい』
とまで要求されたのだ。
まさか告白を受けるだなんて、それもずっと年上の男性より真正面から偽りの無い告白を受け、子供まで産んで欲しいと言われたユーフェミア皇女は混乱し泣き叫ぶが、ここからでは外まで声は聞こえないと告げられ、幾度と無い交接を受けさせられた。
それが予想に反してとても気持ち良く、心地良く、彼の静かな交接と合わせてユーフェミア皇女は終始を気持ち良くさせられてしまった。
交接後、『実はビデオとカメラが仕掛けてあって』と脅され、時間の空いているときは必ず呼び出しに応じ、交接をすることを強要され。
その後、彼に疎開のユーフェミア皇女が缶詰にされていたホテル付近まで送られた。
このあたりは凄く紳士的な男性だと感じた物の、彼は自分を犯したのだと考えると怖気が走った。
そして二日目、三日目、四日目。一週間、二週間。と、彼に犯され続けたユーフェミア皇女。
犯されるという地獄、しかし一方で気持ちいい、心地良い、という天国。二つを味わわされ続けたユーフェミア皇女は頭がどうにかなってしまいそうだった。
ただ、そのたび。
『ええ、ユーフェミア皇女殿下、気持ちが良いですねえ』
『私めはこのように気持ちが良いのは初めての事でございます』
『ああ、ユーフェミア皇女殿下と一緒に気持ち良くなりたい……』
そう優しさ混じり。下卑た気持ちの一切無い、本心からの気持ちを投げかけられ。身体を楽に楽に、彼に身体を預けるようになっていったのだ。
最初の嫌悪を混じりの二週間を越えた頃だった。ユーフェミア皇女は劇的なまでの気持ち良さを味わうようになっていた。
交接とはここまで気持ち良くなれる物なのかと不思議な思いもしたが、違うのだ。彼のゆっくりと静かな時間を掛けた交接と、彼との肉体的な相性。まるで彼と結ばれるべくして結ばれた肉体的な相性が、このあり得るはずの無い心地良さを生み出していた。
その上で、ユーフェミア皇女は知らず彼を受け入れていたのだ。心から彼を受け入れて。想いを重ねた交わりとなった事で、交接は果てしなく気持ちの良い物へと変化を遂げたのだ。
彼は、彼は、私の運命の人なのではないのだろうか? そう、考えるようになったのもこの頃。
『産み……ます』
気が付いたらユーフェミアは口に出していた。彼の子を産むと。彼は喜び。本当の意味でユーフェミア皇女を抱いた。
その日よりユーフェミア皇女は、自分自身も彼の奥さんを名乗るようになった。このゲットーと疎開の境目と、此処まで来る道すがらで。
彼も二人だけの結婚ってのも良いなと応じてくれ、此処に彼とユーフェミア皇女の婚姻関係は成立した。
喫緊の課題としては、もう妊娠しているかも知れないほどにおぢさまよりの膣内射精を受けたユーフェミア皇女が、子供をどうやって産むかだった。
最終手段としては彼の伝手の闇医者のところで出産する手があるも、妊娠中特有の症状をどう誤魔化すか? 大きくなっていくお腹についてはどうするか?
コーネリアや周囲に視られるわけであるし、さあどうした物か?
おぢさまとユーフェミア皇女の悩みは尽きない。
尚、ユーフェミア皇女がおぢさまのところへと訪れる服装は必ず公務服を選ぶ。
公務服は腰の横から後ろ半分を覆う薄紅色の羽スカート以外は、白いタイトなスカートに上半身の衣服にとビジネススーツに見えなくもなく。これをおぢさまの家への外出用に選ぶのは尤もな選択。
太股裏まで届く長い桃色の髪も、公務服と合わせた大きな白い髪留めによる、大きなポニーテールに纏め、その髪を帽子で隠し、サングラスまで掛けるという力の入れよう、夫との逢瀬に必要なことは全てするユーフェミア皇女の意気込みであった。
ついでに、だからと、ここ最近では全十着と変えの服も多く用意していた。公務服は仕事用の服だが動き安く重宝していた。
『十着もあればお仕事でも、おぢさまのところへ来訪するときでも、自由自在に扱えるでしょう? ここへ訪れるための専用の公務服もありますの』
『同じ服十着とか……その服安モンじゃねーだろうに。俺と会うのに変に金かけんなよ勿体ねー……』
【職業】
神聖ブリタニア帝国第三皇女エリア11副総督。
エリア11の副総督だが実質的には余り大きな権限も仕事も無く、口さがない者からはお飾り皇女などと揶揄され、悪口を言われている現状。
しかし、自分にも何か出来る事はあるはずと、最近は考え始め、ブリタニア人からは白眼視されかねない、【行政特区日本】という、イレヴンが日本人として暮らせ、ブリタニア人も階級を持ち出せない、自由に暮らせる場所を作ろうと考えている。最終目標はエリア11の自治国化であるがそこまで行けるかはユーフェミア皇女自身、自信が無い。
この考えは、おぢさまとの交わり、彼の家の周りに住むゲットーのイレヴンの現状を知り、彼の家へと赴く道すがらのイレヴンの現状を知った事による。
イレヴンの現状を変えなければならない。この様な現状があるから、イレヴンの方々は、テロリストとなってでも抵抗運動を続けようとするのだと。
これを根底より変える政策を行う必要がある。日本人が日本人として生きられる場所があるのならば、抵抗運動も不必要な流血も減っていく。その上で自治国日本という最終目標を提示することで、日本人に日本を返すという未来像を描き、渡す。
目標は遠いが、そうすれば姉コーネリアの無為な殺戮も止められようという、彼女なりの考えであった。
また、個人的な欲得としてはおぢさまとこれから産まれるおぢさまとの子、そして自分が、階級も気にせず自由に家族に成れる場所が欲しいと言う思いもある。
イレヴンがブリタニアの皇女殿下と公に結婚するという意味でも、イレヴンとブリタニア人の融和の観点で大きな意味を持つ。
無論、ブリタニア人側からの反発も多く道は困難だが、ユーフェミア皇女は口だけでの善意ではなく、形ある偽善を選ぼうとしているのかも知れない。
副総督としては他に、総督の補佐、総督不在時の総督の公務代行などがある。
因みにおぢさまは【行政特区日本】については、無茶をするな、事を急くなとの注意をユーフェミア皇女にしている。
成功するにしろしないにしろ、ブリタニア人側から変なやっかみを買う怖れがあるから。ユーフェミア皇女の事が大切だからこそ、おぢさまは彼女に無茶をして欲しくは無い。
【関係の深い人物】
おぢさま。
出逢いから暫くは犯し犯されの非情な間柄だった。
だが、次第におぢさまを愛するようになっていき、こんな無茶苦茶な愛の始まりもあるのかと交接の最中に思い知る。
愛を知り、自らも交接を望むようになってからは、交接とは嫌悪と愛の裏表なのだと知り、いま、おぢさまを愛するようになった私は、究極の愛の形に至っているのだなと、心地良さの中で実感した。
今はおぢさまの子を産もうと励む関係。事実上の夫婦関係に落ち着いた。
最も落ち着いて交接できる場所、おぢさまの家の地下室で、交接終わりに抱き合っているとき、おぢさまに。
『男の子か女の子、どちらが産まれるかと思われますか? わたくしは――』
希望を述べるユーフェミア皇女に。
『俺にだけは似ないでくれたら嬉しいぜ……、俺みたいな不細工に似たら子供がかわいそうだわ……、ユーフェミア皇女は綺麗なんだからオメーに似てくれたら俺ァどっちでもいいわ』
と返すおぢさま。綺麗と言われて顔を真っ赤にするユーフェミア皇女。この時、ユーフェミア皇女は交接を強請ったり、お風呂に入りましょうと入浴に誘ったりする。嬉しいのである。
尚、彼との関係は政庁内では三次受け平社員と、元請け副社長という間柄にもあり、彼への命令権も有している。
しかし業務命令以外の命令は引き受けない仕事真面目人間君な彼に、時折ふてくされることがある。
『キスくらい良いじゃないですか』
『俺ァ遊びに来たのでは御座いません。お金を頂く以上はお仕事以外に極力手を付けたくないので御座います。はい』
コーネリア・リ・ブリタニア。
神聖ブリタニア帝国第二皇女エリア11総督にして実姉。
何かと自分を可愛がってくれる優しい姉だが、同時に政治的な権限を一切くれず、仕事も大きな物はくれずで、子供扱いされていることが不満。
それは妹を思ってのことなのだが、姉の心妹知らず。
それ故に普段より普通に大人扱いしてくれ、子まで望んでくれるおぢさまへの愛情が益々大きくなっていく引き金にもなっている。
でも、もちろんユーフェミア皇女は実姉であるコーネリアのことが大好き。
いずれコーネリアに自分とおぢさまが事実上の婚姻関係を結んでいることと、子作りをしていることを打ち明けて認めて貰いたいと願っている。
【嫌いな物】
裏ビデオ・表ビデオ(AV)・いかがわしい本。
特に裏ビデオには殺意すら抱いており、護身用の拳銃で撃ち抜いたりするほど。
表ビデオもいかがわしい本も共に大嫌いである。
全ておぢさまを惑わす敵であるとさえ考えている。
実際におぢさまはこれらを使い抜いている。ユーフェミア皇女とそういう仲になってからも抜いている。
レア物がどうとか、もう手に入らないとか関係ない。
ユーフェミア皇女が裏ビデオを見つけた場合は即拳銃で撃ち抜いて処分し、おぢさまを正座させてお説教をする。
表ビデオを見つけた場合は磁気テープを滅茶苦茶に引き抜いて二度と観れないようにする。その様子は一見ヒステリーである。
いかがわしい本を見つけたときは、家の前で燃やす。近所の人はたき火でもしてんのかと思うだけ。
ベッド下を探しているときにおぢさまから後背位で交接を行われる事がある。この場合彼からの邪魔だと経験上知っている為ベッド下には裏ビデオがある。
おぢさまの御子を無事に妊娠したら、子を産むまでの間交接が出来なくなってしまう。
彼が自身を裏切って愛人を作るとは考えていない物の、エリア11が日本だった頃幾人もの女性を犯してきたという彼の過去を考えると少々心配。
だが、彼女は『俺の愛するのはユーフェミア皇女のみ』という彼の言葉を信じている。
ただし例外として、裏ビデオ・表ビデオ・いかがわしい本はまた使い出すかも知れない。
ユーフェミア皇女としては理不尽ながらもそれは絶対に嫌だと考えており。今から対策を考えておかなければならないと模索中。
尚、本人は後学の為とエッチなDVDを何枚か保有しているが、但しそれで自慰をしたりなどしない。全てはおぢさまとの夫婦関係のために、である。
【真実】
おぢさま、実は友人宅と、闇医者宅に、裏・表・いかがわしい本を、それぞれ避難させている。
一部はユーフェミア皇女に撃ち抜かれ、壊され、燃やされたが、その他にも保有しているブツはあり避難中だったりする。
当然ユーフェミア皇女に知られないようにしているが、友人宅の一部のブツは後を付けられて現場を押さえられ破壊された。
この際、その友人はユーフェミア皇女をユーフェミア・リ・ブリタニア皇女であると認識したが、事情を話して黙らせた。
『く、くくく、あーっはっはっはー!いやーこりゃ愉快だっ! こんな不細工な六十がらみのおっさんとこんな美人なユーフェミア皇女様が、まさか秘密の婚姻関係とはっ。こりゃおもしれーっ、しかも裏ビデに嫉妬して拳銃持ち出すなんてありえねーわ! あっはっはっは、腹いてーっっ!!』
笑う彼の知人。実際に腹を抱えて笑っている。拳銃を手にした女の前であろうともこれが笑わずに居られようかと。
だが、笑う知人に彼は彼で笑い話処じゃないと大焦り。拳銃を持って目の輝きが消えているときの妻は怖いと知っているから。
そして、その狙いが寸分違わず彼のレア物であるという事も知っているからだ。
『笑い事じゃねーんだよ!!』
“パンッ”
乾いた銃声が鳴り響き、破壊されるレア物のビデオ。もう二度と手に入らない日本時代の。
『あーっ、またレア物がぁぁぁっっ!!』
一部の女ってなんでこういう物に対して理解を示してくれないの?
ユーフェミア・リ・ブリタニア皇女――以下彼女の言い分。
おぢさまはわたくしの物。わたくしだけの物だからこんな物は要らないのです。と、妻はおっしゃるのだ。
なんつー怖い皇女様。
『うふふふふ、レア物、あとお幾つあるのでしょうねおぢさまぁ~』
『ホラーっ! ホラーだよユーフェミア皇女殿下っ! おぢさまよォホラーだぜぇぇ! あっはっはっはーっ!!』
ブリタニア人が嫌いだったおぢさまの友人の見識が変わった瞬間でもあった。
そうだ。こんな皇女様であっても一人の人間。一人の女なんだ。嫉妬だってするし。恋だってするし。日本人を、こんなおっさんに惚れたりするなんて事だってあるんだ。
ブリタニア人だからって、みんながみんなクソみてーな人間じゃねーんだ、と。
(舐めんなよユーフェミア皇女よォ。俺ぁ人生結構生きてんだ。この部屋にもまだ隠してるやつだってあんだからなァ)
(うふふ、おぢさま。わたくしもおぢさまの妻ですもの。おぢさまのお考えなどお見通しですわ。このお部屋。まだお隠しのはず)
『ひィィひィィ腹いてー。皇女殿下とおっさんが裏ビデ巡ってマジで心理戦とかバカだろっはっはっはっは! でも、ユーフェミア殿下ァっ、部屋穴だらけにすんのだけは勘弁してくれよォォっ?』
ブリタニア人嫌いだったイレヴンがユーフェミア皇女を相手に気さくに話をしている。
そらァ良いことだよ、なあ。
誰に語りかけるでも無く、彼は後ろ手に裏ビデオをジャージの背中に隠しながら、心の中で一人笑った。
短編集内の各お話と投稿予定(未定)の続きやお話で読んでみたい作品はありますか?(ご期待に副える事が出来るかどうか分かりませんが、一ご意見としてお伺いしたいと思います)
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コードギアス
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コードギアスR2
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此花トゥルーリポート
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FF4×FF6
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カオシックルーン
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学園黙示録
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ルパン三世 ワルサーP38
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幕末風来伝 斬郎汰
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ニードレス
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ヨルムンガンド
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少女少年
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北の告発
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サラダデイズ
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クレセントノイズ
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ひとひら(甲斐×理咲の近親相姦物)
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ESアザーワイズ(戒×瑠璃)
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遊戯王GX(十代×カミューラ)
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魔装機神(マサキ×モニカ)
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椎名君のリーズニングファイル
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RAVE(ハル×絶望のジェロ)