何でもない日の続き
甘い唇。桃色のリップが塗られた甘ーい唇。重ねられたばかりの砂糖菓子みたいなお唇。瑞々しくて温かい、男を酔わせるお唇ですなあはい。……ま、それは、いいんだが……コイツ……。
「くちっ、くちゅっ」
ま~た唇をくちくちと啄んできやがってェ。どうでもいンだけどよう、もう、くっそ気持ちいいじゃねーかよぉ~。
どーすんだよったくぅ~、冷めて来てた体と頭がまーた熱くなってきやがった。ええ、ユーフェミア皇女よ~、自分から誘ってきてるわけェ~。嫌じゃねえどころか寧ろウェルカムなんだが、綺麗に終わってるからさあ、一休憩入るんかなあって思ってたんよ俺くん……。
「んっ、んっ、くちっ」
瞳を閉じて甘える様に、事実甘えてんだが。ユーフェミア皇女はその柔らけーお唇で俺の唇をくちくちと啄む。
その様は公園や広場に集ってる鳥さんのキスみてぇな感じなんだ、ちょっとディープに表すならアレだな。バカップルのそれだ。バカップルなんざ目じゃねーくらいのキスなのよなあ。これ徐々にエスカレートしてきてんぞ?
この感じだとディープな方面に進みそうですなあー……、つーか絶対に口ン中に舌入れてくるだろオメェ。
別に嫌ってわけじゃねェンだぜ? それならそれでも別に構わねえんだけど……。
「んっ、ふうむ、くち、くち」
んーもういいか。こうなったらもう一回させて貰うわ。
こちらとしては風呂入るか、ちょっと寝て休むかしようって考えてたんだが、深いキスしよーってくらいまだお熱いのでしたらば、そのお体のお熱をお静めさせて差し上げるのがわたしめのお勤めでございましょう。
とまあそんなところで俺ァ自分から頭を引いて彼女から離れた。
「ん……あ、」
眼前にある閉じられていたお目々がぱっと見開かれて、お美しい紫色の瞳がその視線をこちらへバシバシ飛ばして来なさいますねェ。
顔が赤いのは照れやら火照りからってのもあるが、そうでありつつもそうじゃないんだろう。この場合は女として恥を掻かされたってー羞恥と恥辱の赤。怒りだな。
「むうー、おぢさまっ、またもお逃げにィーっっ!」
怒ってる顔も可愛いんだが、別に俺ァ怒らせてーわけじゃねえわけでしてねェ。
「違う違う~違いますよ~ユーフェミア皇女~」
説明するよりゃ行動で示してやると致しますか。その方が早え。
抱き締め合っていた手を放す。俺が一方的にだがな。ユーフェミア皇女の腕はまだ俺を抱き締めていたが。
俺ァ俺で手早くズボンのジッパーを下ろして、物を取り出した。硬く大きく膨らんだ俺の俺をねぇ~。
「お、おぢさま?」
俺の奇行に戸惑う声を華麗に無視し、次いでユーフェミア皇女のタイトスカートを腰の目いっぱいまでめくり上げて、桃色の可愛らしい下着を指でずらし。
「あ、ひゃんっ! ……っお、おぢ、さまぁ」
事に及ばれることを察したらしい彼女にそのままの意思を伝える。
「あの様なお口付けを為さるくらいでしたなら、もう交接を致してしまいましょう。お互いにお口付けでは止まらんでしょう? ユーフェミア皇女ぉ?」
いま先ほど行っていた時の残留液を綺麗にふき取りはしたユーフェミア皇女の秘め処。だが、まだしたばっかだから俺の精と彼女自身の愛液の混合液で膣内は満たされている。
くちゅり。
「あっン!」
秘め処の入り口、ぱっくりと開いた割れ目、とろりとした雫が垂れ落ちそうになっている其処に俺の俺自身の先を添えてやると、彼女の体がびくんと震えた。体くっつけてるから俺の先もくちゅっとこすれて気持ちが良いぜェ、感度良好だな。
さてと、ユーフェミア皇女も触れてあげるだけでもう感じに感じまくっていらっしゃるようでェ、へっへっへ……わたしめの様な下男如きが、天上人であらせられるお姫さまをお待たせ致しますわけには参りませんなぁ、それこそ不敬に当たります、はい。とまあ、不敬にならないように行くと致しますかなァ。
つぷり──彼女の濡れた肉の割れ目に優しく挿入。
粘液で満たされた中はとろとろで滑りも良いから一々止めたりしない。そのまま挿れていく。
「んはっ、あ、あぁぁぁぁっっ……あ、うぅぅぅっ!」
静かにゆっくりと奥へと進めていき、先端の先端、先端肥大部全体、竿から竿の中ほど、と、順に順に、悲鳴を上げる様にして挿入の触感に喘いでいるユーフェミア皇女のぐじゅぐじゅに濡れた膣内に沈み込ませていき──ぷちゅん。
「はうんンっっ!!」
ぷちゅんと奥まで入ると共に彼女の背中が反り返る、根元まで入れて彼女の股間と俺の股座を隙間なく重ね合わせた瞬間だ。
「あっ…、あっ…、おぢ…っ、さま……っっ、こ、んな……っっ、いき、なり……っっはぁう」
「交接は常に合意の上とは限りませんですはい。この様にいきなりの姦通もあり得るのですよはい」
「あっ……、あっ……」
ユーフェミア皇女は両足を伸ばしてぴくん、ぴくん、と、痙攣しながら背を反り返らせている。
彼女の大きな白い髪留めで形作られている太めの長いポニーテールが、彼女の背中から浮き上がり宙で揺れていた。
「んあああっ、おおお~、しかしながらユーフェミア皇女よぉ~っ、気持ちいいぜェ~っ、最高だァ~っ」
「あっ……、あァ……、」
交接の抽挿時もそら気持ちいいんモンだが、この挿入して行きながら奥まで入れ切った達成的瞬間もたまんねェんだ。俺の肉がユーフェミア皇女の肉をぐちゅううう、ざらざらって擦り上げていくこの感覚が、背筋をビリビリとした電気が走り抜けていくこの感覚が、もうたまらんぜェ~っ。
人間って奴ぁ良くも悪くも慣れちまう生きモンなんだが、こういうのだけは慣れん方がいいわ。
体がすっかり馴染み合ってる、馴染み切っている彼女と俺なんだがね、交接はいつまでも新鮮なまま。初めての頃から全く変わらん。変わんなくていいんだ。これがいいんだ。
「ユーフェミア皇女よお……愛しておりますよユーフェミア皇女ぉ」
俺は背を反らせているユーフェミア皇女の背中へ腕を回して抱いてやった。抱きながら太く一つにまとめられているポニーテールに早速指を通して撫で梳く。
ああ~、ユーフェミア皇女のこの太くて長いポニーテールは触り心地がいいなあ。性的快感が物凄いぜェ。奥まで挿入してる俺の俺がギンギンを通り越して、ギンギラギンだぁ。
中が柔~く、きゅうきゅう、締め付けて来やがらぁ。カチカチの俺を包み込む柔らかい秘肉の温もりが気持ちいいぜェ。
「ふ、あ、ああっ、おっ、おぢさま、お、大きっい……こ、こんなに硬く勃たせていらして、ほ、本当はまだ、まだ、わ、わたくしを、お求めでいらしたの?」
反らせていた背中を体を震わせつつ、無理とにゆっくりと起こしながら、俺の胸にすがる様に背に腕を回して、俺と抱き合うユーフェミア皇女。
求めていらしたか? ねェ……。今さっき求め合ったばっかだったから別に求めてたわけじゃあ……ん~……、ああ~……いや。まあ、いっつも求めてるから、求めているとも言えるかね。
ふんむぅぅ、そりゃ~なぁ。ユーフェミア皇女は美人さんなのは美人さんだ。美人を求めるのは男としてのサガって奴だが?
別に美人がどうだの前に俺の可愛い奥さんなんだよ。愛する女だからいつでも求めてるってのが正しい答えなわけですねェ、はい。
「左様でございますねぇはい、わたしめはユーフェミア皇女を求めておりましたよぉ。それにでございますが、貴女様からのキスを受けましてねェ、こりゃあもうわたしめと致しましても求めずには居られなくなったのですねェ」
大体よぉ、あんなもんよぉ、ユーフェミア皇女。貴女様からのわたしめに対する求愛行為でしょうがあ~、我慢できるかよ。求愛には求愛で応えるモンなんだよぉ。
「う、嬉しいですわ。わたっくしも、もう一度、おぢさまを受け入れたかったのですもの……お迎えしたかったのっ、ですものっっはうう」
頬を赤らめながら、淫靡で可愛らしく、男を誑かす様に微笑むユーフェミア皇女。俺ァそんなユーフェミア皇女の太く幅広の、綺麗で艶やかな桃色の長いポニーテールを撫で梳きながら、まず軽く一度目の射精を行う。
「おっふう!」
とくん、とくん。そんなに強くねぇ、優しい優しい射精だよ。これに反応する彼女は、抱き締め合ったままにぎゅうと力を入れて抱きしめて来つつ、背を反らせてびくびくと震えている。あら?イっちゃったの? ちと感じすぎじゃねと思わんでもないねぇ。
「ふあっああ、お、おぢさまっ、あ、温かいっ、出てっ……っ、あ、ああっ、ふ、うう、もう、達したの……っ、ですかっ?」
いやいや、挿れた瞬間全力で達するって童貞坊やや子供、経験不足の男であったり、そんな体質じゃあるまいし、わたしめは普通以上でございますれば、どんだけ早漏なんだよってお話。んま、出てンなぁ確かだから? 否定する要素がねえのはちと悲しいが。
「ああ、いやぁ大丈夫でございますよぉ~、軽~くでございます。ちょこ~っとでございます。ええはい。勿論、本番はここからなのでしてェ」
ご安心くださいませェ。行いますからにはきちんとお抱きさせて頂きますのでェ。つーか今ので達してたらユーフェミア皇女の事を満足させて差し上げられませんからねぇ。男としちゃあ恥ずかしい限りですねえはい。
「んっ、アっ、あァっ」
優しく、静かに、ゆっくりと。ユーフェミア皇女との交接を、セックスを始める。セックスか……、そういやセックスなんて言葉はホントにもう全然使ってねーよな。お上品な奥様が皇女様だと、幾ら愛し合っているたァ言っても、配慮はせんといけませんのでねェ。……つーか俺、ユーフェミア皇女と恋仲・事実婚関係になってからは俺自身がお上品になってねェか? ユーフェミア皇女のお淑やかな性格っつーの? それに影響受けてやがんのかしらねェ~……。
とんでもなくお優しいからなあユーフェミア皇女は。まあ俺自身、昔っからヤリはしても女に怪我させる様な事はしなかったのもあるがよ。女傷つけてる事にゃ変わらんから優しさなんかじゃねェんだが、女殴ったりモノホンの怪我させるってなァそら半端モンがやるこったぜ。
「はっ、あっああ、はふうっ……やさ、しいっ、気持ちっ、いいですっ、は、ああっ、あ、ああっ、おぢさまぁ、おぢさまぁ」
「お、ふうう、ユーフェミア皇女ぉ、ユーフェミア皇女ぉ、手前ま~で、奥ま~でじっくりとしたこすれ合いを、お楽しみ致しましょう」
「は、いっ、あ、ううっ」
ああー、やっぱこれだよ。この優しくゆっくりとしたセックス──っと、交接交接。気を付けにゃいかんねぇ。まあとにかくこの優しい交接が一番いいぜェ。俺たちの体の相性にぴったりですなぁ~ええ?
「あのですねぇユーフェミア皇女ぉ……、わたしめの様な下男が上申致しますのもっ、御無礼の極みにございますがぁっ」
「さ、差しっ、許しっ……ます、ふああ、う」
「では……あ、後でですねえ、わたしめの物を綺麗に拭き終わった後で、ユーフェミア皇女のその長く艶やかな御髪を、わたしめの物に巻き付けてくださり、髪コキをお願いできませんでしょうかあ?」
関係が関係でなければとんでもない上申、意見具申である。普通に死刑だわ。ナンバーズが皇族に髪コキを上申するとか頭おかし過ぎ。
が。
「う、ふふ、んあっ、おぢっ、さまもっ、ほ、本当に、わたくしの髪でのお慰めをっ、ああっっ、お受けするの……お好き、ですわね……んっ」
彼女は特段の怒りも嫌がりも見せずに俺の眼前で顔を赤く、喘ぎながら微笑んでいたりする。
「ええ、はい、とても心地よい物でございまして」
貴女様の髪を丸禿頭なわたしめが触れない髪の毛の代償行為に触らせて頂いている間に、どうもフェチって来てる感じでしてねぇ。コーネリア総督閣下の御髪も好き放題に触らせていただく事もございまして。ま、そこはユーフェミア皇女には内緒なんだが。この御方、結構嫉妬深いんですなあ……。
「か、髪型っ、は、如何、致しましょっ、うっ? このまま、の……ぽ、ポニー、テールをっ、あうっ、ご、ご所望、ですか? そ、それとも、解いてからにっ、んっ、致します、か? 三つ編みにしても、構いません、よ?」
一本の三つ編みにしてもらって硬くなってるモノにくるくる巻き付かせてもらいつつの、両手でこすこす。それはそれでいいよなァ……実際にやって貰っているからその良さは良く分かんだよねぇ。三つ編みの編み込まれている髪の毛の編み目が俺自身の粘膜にこすれる感覚はこれもまた至上のモノでさァ。愛情深くこすりあげられると、この手は彼女の豊かな膨らみに伸びて揉み揉み。そこからの膨らみに挟み込まれてこすれられて、服を汚さないように衣服を胸がまろび出るまで下げてな。その内達しそうになると、彼女のお口へとホールインワン。でもまあそれにゃ、ひと手間掛けさせっちまうし……。
「態々わたしめの為にお手数をお掛けさせて頂きますのもなんですしィ。このポニーテールのままの一房辺りをお使いくださいませェ。わたしめはわたしめを優しく包み込んでくださりましての、ユーフェミア皇女の御手にてこすられる事が好きですのでェ、はい。勿論いつもと同じくして、けして御髪を精で汚す様な事は致しませんです」
「ふふ、お、おぢさまは、わたくしの髪が汚れる事、お嫌いですものね……ん、あっ……はあ、はっ、いつものっ様にっ、わたくしの、お口の中にっ……、お出しなさるの、でしょう?」
口の中に出すか? まあねぇ、お口の中にお出しさせて頂きまして、飲んで頂くと。
「そういう事ですなあ」
ユーフェミア皇女に髪コキをして頂く際には、必ず最後に口内射精を行うのですよ~。まあ、余裕があれば一息に秘め処の方へと挿入してユーフェミア皇女の、ユフィの子宮に射精するんだが。
中に出す時やぁ、一気に一発で奥まで根元まで射し込んじまうから、彼女も同時に絶頂しちまってな。全身ビクビクさせて、伸ばし切った両脚は痙攣。背は大きく仰け反らせて顔は上を向けたまま。そらもう大きな声で叫ぶ。そうさせてんなぁ俺なんだがよぉ、へっへっへ。
「ユフィぃ~っ、ユーフェミア皇女ぉ~っ、どちらがよろしゅうございますかァ? お口の中か、秘め処の最奥に出されるか?」
何を尋ねとんだろうなァ俺ァ。彼女の答え辛い事ばっか尋ねてオイ。虐めだろ。
「お口に……猶予がありましたら中に下さいまし」
それでも答えてくれる彼女に感謝だな。ともあれま。
時々によって違う。ただ、俺ルールとしてユーフェミア皇女のお美しい桃色の長い御髪を汚す事はしねェ。したくないんだな。
お口に入れるのも俺のはかなり大きいから中ほどまでだ。んでユーフェミア皇女に飲んでもらう。
勿論返礼もする。今度は俺が彼女の秘め処とクリトリスを舐めて、噴き出す塩を飲むってわけだ。
これって返礼になってやがんのかねぇ? いい思いをしてるような、顔にぶっかけられてるだけなようなぁ、よく分からん気分でございますはい。
そういった特殊性癖は俺にゃねーしよ……。
□
「んっ……、あっ……あうっ……、おぢっ、さま……ぁ」
私の鳴き声に合わせて。
「ユーフェミア皇女……ううっ、ふうう」
彼が私を呼ぶ。
おぢさまの大きくてたくましい男性が、私の秘め処の中で動いております。奥までしっかりと入り、優しくて静かに、ゆっくりと動かされるのです。
「あっ……あぁっ……、あっ、ん……はぁっ、あ……」
押し広げられている秘め処。彼からの優しく緩やかな抽挿を受ける私。肉同士の甘い抱き合いに甘く切ない声が零れてしまう。
こすれ合わされる触感はとても気持ちがいいです。彼の基本はいつもこの優しい交接。余りにも優し過ぎて交接を受け続けていたいという気持ちにさせられます。
「あぁ、ん、はっ……あう、う、おぢ、さま……ああ──あっはああ、ああっ……あぅンっ、お、奥までっ、こすれて……気持ち、いいっ──心地、良いですっ、おぢさ、ま……っっ」
「ユーフェミア皇女……はああ、わたしめもようございますぅ……貴方様の柔い抱き方、柔くわたしめを抱きながら、程よくこすれ合わされる秘肉同士の甘い触感が、貴女様との深いつながりを、愛を指し示しておりまして……おお、ふうう、ユーフェミア皇女、ユーフェミア皇女愛しておりますユーフェミア皇女ぉ」
呼び合う私と彼。求め合う私と彼。彼が求め、私が求め、彼が差し入れて、私が受け入れる。愛し合う、愛し合う私とおぢさまはどこまでも愛し合うのです。
「はああっ、ん、あっ……ふあっああ……っ」
ああ、なんて優しい、甘さの溢れる交接なのでしょうか。殿方とは、交接に際し、激しく女性を求めたいとお思いなさる筈ですのに、彼はいついつまでもこうして優しく私をお求めになります。
彼の性的欲求の大きさと強さを私は良く存じ上げております。彼の過去を知っておりますし、この身で彼を受け入れ続けておりますもの……、自然と分かってしまいます。であるからこそ、どうして御自身の思う様になさらないのかとお尋ねした事もありましたね。
その御返事が……うふふ。おぢさまったら、私が気持ち良く、心地よくなれる様にと、それだけをお考えになって交接に臨んでいらっしゃるのですって。
私が気持ち良くあれば、おぢさま的には御満足なさるようで、どうすればより私の気持ち良さを引き出すことが出来るのか? 私の性感を強く刺激させられるのか? 都度に試みられて御出でなのです。
優しくなさるのは私という女が、彼自身の御命よりも大切な物だからだとか。ああ、でもその様な事は仰らないで。私にとってもおぢさまの御命は私よりも大切な……。
勿論、時には激しくお求めになる事もありますね。唇に、乳房に、体の奥に、全身にと、それは激しく愛をぶつけてくださいます。
「はあっ……、あ、あ……ぁぁっ、……っアア」
「ふう、うう……おうぅっ、お体の、お具合の方は……如何ですかなあ……ユーフェミア皇女ぉ~?」
「あ、う、っあ、いい……ですよ、あっ……、とっ、とてもっ……っ、気持ち、いいですっ……っはあ」
おぢさまはとても優しく抽挿を行われるので苦痛を感じる方が余程に難しく……、私とおぢさまの体の相性が余りにも良すぎるが為の由来もあるのですけれど。
ああ、そういえばおぢさま……、この交接後に私の髪でのお慰めをご所望でしたね。おぢさま、私の髪でお慰めを受ける事に無上の悦びをお覚えですのに、髪を穢す事には否定的で、達します時には巻き付けている髪を解きほどくまで我慢し、必ずや私のお口の中か、秘め処へ一息に挿入為さってから射精をなされるのです。
前者は精飲、お口に出されたのなら彼の濃厚な白濁を飲み下します。後者でしたら、いつもの通りに体の奥で受け止めます。どちらも私への愛が詰まった行為ですので、私と致しましては嬉しい限りですね。
毛髪コンプレックスを拗らせてしまったおぢさまは毛髪性愛に似通った性癖をお持ちです。それならば私の髪に直接射精しお掛け下さればよろしいのに……。毛髪性愛とはそういった物ではないのでしょうか? それとも単純な毛髪性愛ではないからでしょうか?
おぢさまよりの交接を初めて受けてよりこの方。私も殿方との性交渉について少しずつ学んでまいりましたが、私は生涯を通しておぢさまお一人だけを愛すると操を立てておりまして、姦通を受けるのはおぢさまただお一人だけ。
おぢさまの御子を産み、彼と二人で幸せな家庭を築きますの。皇族に普通の家庭は望めないと仰る方もいらっしゃいますけれども、彼と二人でならきっと……。
「あっああぁぁあァァ~~~っっ」
あれこれと考えを巡らせている間にも進みゆく交接は、やがて終局へと私たちを押し上げます。私は伸ばし切っていた両足をおぢさまの腰に巻き付け。
「ああっ、ユーフェミア皇女ぉぉ……っっ」
ずっと、おぢさまが奥にまで挿入るところを手助け致します。最奥まで。私の一番深い場所にまで。
文字通り、私とおぢさまの体は頭の先から、脚の先まで、隙間などございません。一つになって居るの。
そうしておぢさまは熱く濃厚な白濁を、私の中へと解き放つのです。
どくん、どくんと止めどなく。止まる事なく胎内へと溜められていくのは、私とおぢさまの赤子の源。
「あ、ああ~~~あ、ついっ。です、わっっ、おぢさまのセー、しっ!!」
ああ、なんとはしたなきお言葉を口にしてしまっているのでしょうか。
おぢさまと愛し合う様になってよりこの方、私ははしたないお言葉を覚えてしまっております。
何という罪な愛なのでしょう……、ああ、私の愛するお方、ああ、私の愛するおぢさま、これ以上ユーフェミアに恥ずかしいお言葉を覚えさせないでください。ふとした拍子に出てしまっては、聞かれてしまっては大変です。
ああ、ですがユーフェミアはおぢさまの愛を篤と受け続けていたい。あなたの愛でこの身を満たし続けていたいのです。それは贅沢なる望みなのでしょうか……おぢさまぁ。
□
「ふ、ぅぅぅぅ、あァァ~気持ち良かったぜェ……、ユーフェミア皇女、くてんとしちまってるが体に力は入るかァ? 疲れてンならベッドで横になっててくれや。傍で頭撫でてやるよ」
さり気ない優しさ。不器用に生きてきた彼らしい気遣いに。
「髪でのお慰めは如何致しますか?」
ユーフェミアも気遣いを以て返す。
気遣い合う夫婦も変な物だが、平民以下のイレヴンな彼と、天上人の皇族たるユーフェミア。愛し合う中にも礼儀ありだろうと彼が気遣っているのだ。
ユーフェミアとしてはそういうのは必要ないと言うが、エリア11もまた神聖ブリタニア帝国の一部である以上は階級差は無視できない。
絶対的な階級制度が敷かれているブリタニアでは、全13階級の更に下位に該当するのがナンバーズなのだから。
コーネリアにも今更気にするなと言われていた彼だが、他の人間の目がある手前そういうわけにはいかないと、慇懃で太々しいとも受け取れる独特な態度は崩さなかった。
身内同士、コーネリア、ユーフェミア、ダールトン、ギルフォード、特派等と居るときは別で、態度も言葉遣いも崩し気味だ。
特に妻であるユーフェミアと二人きりの時は。
髪でのお慰めと聞いた彼は自分の自分を見る。たっぷりと愛し合って既に静まっており、残留液も拭き取っている。
同じことはユーフェミアにも言えた。彼女の秘部の残留液は彼の手ずからタオルによって綺麗に拭き取られている。
二人共に交接の痕跡は見られない。精々あるとすればユーフェミアが下着を脱いだまま、ベッドに放置している事くらいだろうか。桃色の下着がとても似合う。穿いてないが……。
「ん~~、もうちょっと後にしとくわ。風呂入ってからお身体を綺麗綺麗にして。……ユーフェミア皇女も一緒に入るか?」
「はい! わたくしも湯をご一緒致します!」
「こらこら抱き着くな。いまお前ん中、俺ので一杯なんだから漏れてきちまうぞ」
「あっ、そ、そうでしたわね……んん~~~っ、ですが抱き着くくらいよろしいでしょう?」
「……スカート汚さんようにな。スカート白いから染みになると目立つからさあ」
「はい、気を付けますわ」
ユーフェミアは嬉しそうに夫である彼に抱き着く。体の中の物が零れ落ちたりしない様にと気を付けながら。
「体を綺麗にしてからわたくしの髪でお慰め致しますわね。わたくしも手馴れて参りましたので、首の下と竿の辺りを重点的に攻めればよろしいのでしょう」
「オメーもなあ、淫靡なお言葉遣いになってんぞ?」
「うふふ、だっておぢさまにこれまで知らなかった言葉を教えられましたもの」
「ちょーっと待てよ。誓っていうが俺ゃオメーに性的な言葉をご教授した覚えはねーからな! ねーちゃんの前で変な事言うんじゃねーぞ! ただでさえ伝統ある皇室リ家のお姫さまと夫婦関係になっちまってンのに変な言葉遣いまで教えてたとかなったら、大目玉食らっちまう」
するとユーフェミアは彼とキスをするくらいに顔を近づけ、指で目を見開く。紫色の透き通った瞳と、濁りに濁った彼の瞳が中空にて見つめ合う。
「なにやってんだよユーフェミア皇女」
「大目玉」
「……そんな冗談やってる場合じゃねーんよ!」
相変わらず仲のいい、仲睦まじい二人は、隣の部屋に設置されているユニットバスへと入っていく。
ここの、この二階建て、地下一階建ての廃墟の地下の部屋。六畳二間あるのだが、隣の部屋は風呂場なのだ。電気は疎開とゲットーの境目である事が幸いして流れていたりする。ガス・水道も。つまり彼はガス・水道・電気を勝手に使い、光熱費を浮かしているのである。
人はそれを盗難と呼ぶのだが、ここら一帯がそんな調子なので、行政側も見て見ぬふりをしているのだ。指摘して暴動でも起きたらややこしいからと。
ただでさえエリア11はテロや暴動が多い。故にある程度の見逃しもまた必要なのだろう。ウィンウィンの関係とでも言えば良いのだろうか。
「♪~」
鼻歌を歌いながら衣服を脱いでいくユーフェミア皇女。とてつもなく着飾った公務外の衣服──彼女が普段着としている豪奢なドレスより、遥かに脱ぎやすい公務服をテキパキと脱いでいく彼女に対して、ジャージだけだから適当に脱ぎ散らかしている彼。
そんな彼の衣服を髪留めをパチンと外した彼女はざあっと髪を下ろし、背中に桃色の髪の毛を広がせながら「もう、だらしのない」と、彼の脱ぎ捨てた薄緑色のジャージを拾い集めてたたんでいる。
「あのよぉユーフェミア皇女。んなもん御丁寧にたたまんでも直ぐに着れるからいいんだよ」
「お脱ぎになった衣服はきちんと畳む物です」
ユーフェミアがむ~っと怒ると、気圧された彼も黙った。
全裸になった二人は見つめ合う。
「相変わらずイイ体付きしてンなあおい。お前ホントに16歳かよ。お胸様なんかデケーのデケーの」
手を伸ばし、ユーフェミアを抱き寄せる彼は、彼女の豊かな実りの右側を、下からポンポンと持ち上げるように触った。お餅のように柔らかい。
「あっ、あンっっ、そ、その様な触り方っ、やんっっ」
ユーフェミアもユーフェミアで、彼の脂肪という鎧をまとった本当の体、肉体にまで、ずぶずぶと手をめり込ませて行く。
「う、おおおお。ユーフェミア皇女に秘孔を突かれたぁぁぁぁっ」
「この脂肪の奥……か、硬い、ですわ」
硬い。硬質化した筋肉の鎧、彼の持つ本物の鎧がそこにはあった。彼の中年太りは見せ掛けなのだ。この筋肉こそが本物の彼の肉体。
「動けるデブってなあ、一定数脂肪の下に筋肉が隠されているのでございますよはい。……ま、わたしめだけかも知れませんが。特異体質なんて世界中探せば幾らでもいらっしゃいますからねぇ」
「……」
ユーフェミアはそっと彼のエセ中年太りな肉体に抱き着き、その背に腕を回す。
「おぢさま……わたくしの恋人、わたくしの夫……わたくしのナイト」
彼もユーフェミアの細い身体を抱き締める。
「ユーフェミア皇女……俺の恋人にして、俺の嫁……そして俺が守るべきお姫様」
暫し抱き合っていた二人は、鼓動の動きを一つに重ね合わせる。
そうして、ユーフェミアはたおやかな微笑を。
彼はにちゃっとした雰囲気台無しの微笑を浮かべながら、バスルームへと入って行った。
『冷たーっっ!! おぢさまお湯が沸いておりませんわよ!?』
『へっ? ありゃ~? 俺、湯、沸かしたんだけどなぁ』
『冷たいですおぢさま』
『次善の策として、体でもくっつけ合うか……?』
短編集内の各お話と投稿予定(未定)の続きやお話で読んでみたい作品はありますか?(ご期待に副える事が出来るかどうか分かりませんが、一ご意見としてお伺いしたいと思います)
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コードギアス
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コードギアスR2
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此花トゥルーリポート
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FF4×FF6
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カオシックルーン
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学園黙示録
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ルパン三世 ワルサーP38
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幕末風来伝 斬郎汰
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ニードレス
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ヨルムンガンド
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少女少年
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北の告発
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サラダデイズ
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クレセントノイズ
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ひとひら(甲斐×理咲の近親相姦物)
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ESアザーワイズ(戒×瑠璃)
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遊戯王GX(十代×カミューラ)
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魔装機神(マサキ×モニカ)
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椎名君のリーズニングファイル
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RAVE(ハル×絶望のジェロ)