※この作品はR-18です。

二次創作SS集   作:夜半の月

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セニアがサイバスターの点検をしている裏側でマサキとモニカは──といった内容です
魔装機神の二次創作。

CP:マサキ・アンド―×モニカ・グラニア・ビルセイア


マサキとモニカ 第2.1話

 

 

 

 

 マサキとモニカ 第2.1話

 

 

「い、いやっ、あのさ、ほらっ モニカ疲れてるみたいだし部屋に戻るわ、悪いけど調整頼む! それじゃ!」

 

 それだけ言うとモニカをおぶったまま逃げるようにその場を後にした。

 

 これ以上いると何を言われるか分かったものじゃないからだ。セニアは妙に感が良い。その勘の鋭さが長時間にわたる、抜かずの五回というモニカとのまぐわいに辿り着かないとも言えないだろうと察したマサキは、逃げる様にその場を去った。

 

 

 ◇

 

 

「ふぅ~っ、危ないところだった」

 

 何をしていたのかと追求するセニアを上手く……躱せたかどうかは別にして逃げてきたマサキは、自分達の部屋に駆け込んだ処でホッと溜息を付いた。

 

「ま、ヤッてたのがバレたからって何かある訳じゃないけどさ」

 

 そう、マサキとモニカは夫婦なのだから、別に今更隠すような事ではない。バレた処で「ああ、そうなんだ」で済む話しだ。セニアもそのことを知っているし、そもそもマサキとモニカを恋人同士に進ませる形を作り上げてしまい、更には夫婦関係にまで持って行った張本人こそ、ゼニア・グラニア・ビルセイア。モニカの双子の姉にして、マサキのお義姉さんなのだから、今更と言えば今更な話でしかない。

 

 寧ろ仲睦まじい男女の関係としてごく当たり前のことをしていたに過ぎない。

 

 それでも「セックスしてた」などと恥ずかしくて言えないし、進んで言う話しでもないだろう。しかも正月の元旦だから、初日の出に、モニカが姫だけに姫はじめをしてました。んでコックピット内を精液と愛液でべとべとに汚しました、ごめんなさいとも言えない。

 

 それは、彼に背負われているモニカの反応を見れば分かる事だ。知られたくないと彼女は無言の合図をマサキに送っていた、それがたとえ双子の姉であるセニアであっても。マサキとのまぐわいは、愛し合うことは二人だけの秘密であり二人だけの時間なのだ。他のだれかに入ってきてほしくない。それがモニカの本音であった。

 

「お~いモニカ、もう大丈夫だぞ。部屋まで逃げれば幾らセニアでも追っかけて来ねーって」

 

 ここはマサキとモニカ、夫婦の部屋。誰も許可なくは入れない。神聖ラングラン王国第二王女であり、第二王位継承者であるモニカと結婚したマサキ・アンド―──ランドール・グラン・ビルセイアは、近い将来ラングランの王配になるかもしれない人物なのだから。

 

 マサキは自分の首筋に顔を伏せたまま沈黙しているモニカを安心させようと優しく声を掛けてみたが、彼女は返事することなく黙り込んでいる。

 

「お~い、モニカさ~ん? もう大丈夫ですよ~!」

 

 返事をしない彼女に対し、マサキは「何か言ってくれ~」と身体を揺さぶってみるものの、肩を跨いでするりと彼の身体の前に流れ落ちている彼女の髪の房がゆらゆら揺れるだけで依然反応はない。

 

(ひょっとして寝てんのか?)

 

 モニカは抜かずにし続けたセックスで結構疲れている様子だった。抜かずに五回も性交を行ったのだ、それはモニカも疲れて当然。寧ろ疲れてなく、逆に漲ってきている方の自分に問題があろう。次回以降、毎回モニカを体力の限界寸前にまで抱いてしまうことになる。それは望ましいことながら、さすがに可哀想だ。愛し合えるという幸せのさなかにあっても節度は守りたいものだ。抜かずの五回、それは普通に考えて疲れるだろう。

 

 そのせいで背負われたまま眠ってしまったのかもと思い、揺さぶるのを止めたマサキが肩にもたれる彼女を振り返ろうとしたとき──

 

 ぺちょ

 

「ほわぁぁっ!」

 

 首筋に生温かくぬめったものが触れるのを感じて、なんとも情けない声で悲鳴をあげてしまった。

 

「こっ、コラっ! モニカお前なにやってんだッ!」

 

 人が心配しているのに、いきなり何をしてくるんだよ?! 怒りはないが困惑はした。愛する妻はいったい何がしたいのかと。

 

「ん……マサキの汗……」

 

「あ、汗? 俺の汗がどうかしたのか?」」

 

 漸く返事をしたと思えば彼の首筋に浮かぶ汗についてだった。セニアに追求されて冷や汗を掻いていたのだ。そりゃメカに煩いセニアに愛液・精液まみれの機体の整備を任そうとしているのだから、冷や汗だって大量に掻く。

 

 それがどうかしたのかと首を傾げる彼の耳に、荒い呼吸を繰り返す彼女の生温かい吐息が掛かる。陶酔しそうなくらいに甘い息だ。場所が場所ならさっきの続きを試みていたかもしれない。懲りないと思われようが、そのくらいモニカのことを愛しているのだ。愛に終わり無し、愛に果てはなし、だ。

 

「マサキの汗を嗅いでおられますと……私……なんだか、くらくらいたしまして……」

 

 ぺちゃっとマサキの首筋の汗を舐めるモニカ。

 

「ふわぁッッ!」

 

 再び首筋に這うぬめった感触。水気を帯びた何とも言えないその感触の正体はモニカの舌だ。汗を舐めているのだ。

 

 何のことはない。マサキの首に顔を埋めていたモニカが、その汗の匂いを嗅いで発情しているというだけのこと。

 

「や、やめッ おいやめろッて!」

 

 少し体をゆするが、マサキの右肩を跨いで身体の前で揺れていたモニカの長い髪が、今度は左肩をも跨いでマサキの身体の前に流れ落ちた。その両肩を跨いで流れ落ちたモニカの長い髪が、マサキの肌にさらさらと擦れてなお気持ち良さに拍車をかけるのだ。

 

「はぁ……、はぁ……、そんなこと言わないでくださいまし……わたく、し、たちは、夫婦なの、ですか、ら」

 

 モニカはマサキの否定にわざとらしく悲しんだふりをしながら。

 

「妻を拒否するなんて酷いですわ」

 

 などと口にする。確かに妻を拒否する夫というのはひどいもの。だが、今この場では違うだろうと、彼女は抗おうとするマサキの首筋を再度舐める。

 

 れろ。夫だからか。発情しているからか。将又やりすぎたせいだからか、モニカの側もまた容赦の欠片も無かった。

 

「おふぅ!や、やめて、マジで感じちゃうんだけど俺っ?!」

 

 モニカは情けない声を上げるマサキを気にすることなく、ひたすらバター犬のように彼の首筋の汗を舐め続ける。

 

 感じればいい、感じてほしい、どうかこの私を感じてマサキ。

 

 彼女の頭の中にはもはや夫マサキへの思慕の情しかないのだ。恋慕の情しかないのだ。

 

(い、いかんッ、やべーッ、せ、背筋がぞくぞくするっ、気持ち良すぎるだろーがこれ、モニカァァ、やめてくれェェェ)

 

 首筋を這う舌が汗を舐め取るかわりに唾液が付着して、マサキの首は汗に濡れていたときよりも余計べちょべちょに濡らされてしまう。

 

 だが、それは気持ち悪い物ではなく、逆に快楽をもたらすものであり、されて心地良い行為でもあった。

 

「お、お前……っモニカ、い、いい加減にしてくれっ」

 

「んちゅ……、イヤ……ぺちょ」

 

「ひゃふうっ!」

 

 心地良い行為であり愛情表現でもある行為だが、今はマズイと、制止する彼の言葉を拒否した上に、態とらしくぺちゃぺちゃ音を立てて舐めるモニカ。

 

(い、いつものモニカじゃねェ!)

 

 モニカの第一印象は典型的なお姫様。

 

 物腰柔らかで穏やかな性格。おかしな文法こそ使っている物の丁寧な言葉遣い。服装、仕草、作法、どこを見てもそういった印象を受ける。

 

 誰に聞いてもそう答えるだろうし、マサキ自身(モニカは生まれつきのお姫様って感じだな)と思っていた。

 

 だが、今のモニカは言葉や外見こそその印象を受けるが、雰囲気は全くの別物。

 

 あえて酷い言い方をするならば痴女とも言える。怪しい雰囲気前回の妖艶な女なのだ。こんな彼女の姿は恐らく俺しか知らないだろうなと、マサキは思いつつ。ある一点の答えにも辿り着いていた。

 

 まあ男であれ女であれ、発情しているときなど皆そんなものだろう、と。

 

 どんな聖人君子でも、清楚な女性でも、一皮剥けば雄と雌。

 

 そんな状態になっているモニカにマサキは言った。

 

「勘弁してくれェェ!」

 

 いつもなら「良し来た」と返すところだ。このまま二人にきりになれる場所を探し、お互いが満足のいくまで愛し合う時間だ。それはもう心地の良い時間で日常の全てを忘れさせ、押し流してくれる。マサキはモニカをひたすらに求め、モニカはただマサキに求められるときを受け入れる、そんな二人だけの時間。

 

 が、セニアの追求から逃れて一息ついたらどっと疲れが沸いてきたのだ。

 

 これが、先ほどまでモニカと性交を交わしていたサイバスターの操縦席内での続きであれば、マサキ自身まだやりたいと思っていたし、疲れも感じていなかったのだが、今は話が別だ。

 

 とにかく休憩したい、休みたい、というのが先に来ている。事が一度終わると疲れが沸いて来るという人間特有の症状である。夢中になって居るときは幾らでも可能なのだが、夢中から解放された瞬間疲れが出てくるというものだ。

 

 これ以上はマズいと思ったマサキは、背負っていたモニカを下ろすと、素早く彼女から距離を取った。

 

 有り体に言えば逃げようとした。

 

「はぁ、はぁ、私の、身体を、あのように貪り尽くしてっ、おなりになられましてっ……ご自分はダメなどと……そのような、無体なことはおしゃらないでくださいましな……」

 

 だが、マサキの背中から下ろされてしまったモニカは、頬を真っ赤に染めて発情しながらじりじりと距離を詰めてくる。

 

 マサキに取って誤算だったのは逃げようとしつつ後ろを見なかった事だ。

 

 彼は自分から逃げられなくなるようにしていた事に気付かなかった。

 

「おわっ!」

 

 とんっ、と何かに足が当たって膝から崩れ落ちたマサキは、柔らかくふんわりとした感触がする場所に尻餅をついた。

 

「うふふ……、もう逃げられませんわ」

 

 尻餅をついた場所は自分達のベッドの上だった。天蓋付きの豪奢なベッドは如何にも王侯貴族が使っているといった高級品。

 

 普通のでいいと言ったのに、モニカの嫁入り道具とか言って、亡き義父のアルザールが用意したベッド。

 

「早く孫の顔を見せてほしい」

 

 と、事あるごとに言われたのが昨日のことのように思い出せる。セニアと似た性格のアルザールは、本当によく『婿殿、モニカとの御子はまだできんか?』と積極的にモニカとのセックスを進めてきていた。肩を押され、勧められるままにセックスを行う様になった俺とモニカは、その気持ち良さ、心地よさ、何よりも感じる、感じ合える愛情にまぐわうという行為にはまっていった。まだ一年なのだ。このベッドで愛し合い始めてまだ一年しか経っていないのだ。ふと懐かしさに思いやられて、自分が追い詰められていることを忘れていた。

 

 ベッドを、それを見ていたマサキが一瞬注意を逸らしてしまった処、隙を突いたモニカに両肩を掴まれそのままベッドに押し倒された。

 

 ドサっ

 

 長い栗色の髪がマサキの顔に肩に、上半身に覆いかぶさる。モニカ自身の身体と共に。

 

「お、おい、モニカ、モニカさん、お姫様がこんなはしたない事してもいいのですか?」

 

「はしたない……ですか? それをいつも申し上げて居られるのは私ですわ……でも、マサキはお聞き入れくださいません」

 

 調子に乗って強引にすることがあるのは確かなので、何も言い返せないでいるマサキ、ニッコリ微笑むモニカには男心を擽る色気があった。

 

 馬乗りになったモニカはマサキの身体にゆっくりと重なるように倒れ込むと、有無を言わさず彼の唇を奪った。

 

「んむぅ!」

 

 さっきまでとは違って完全に攻守逆転されたマサキは、口内に入ってきた彼女の舌に、自分の舌を絡め取られながらも、拒絶するわけにもいかず、熱い口付けを受け入れる。

 

「ふむぅ…… んん…… くちゅ……」

 

 絡め取られた舌に唾を塗り込まれている彼は、口の中に溜まったモニカの粘つく唾液を飲み込みながら、(キスだけで満足してくれねェかな?)と希望的観測を抱いた。

 が、当然の事ながらそんな甘い考えが受け入れられるような状況ではない。

 

「んふう……」

 

 短くも熱い口付けを終え、マサキの唇を解放したモニカの表情は益々熱を帯びたものになっていた。

 

 両肩より流れ落ちたモニカの長い髪から甘い芳香が漂い、さらさら頬を撫でられて擽ったい。

 

「なあ、俺疲れてるんだけど……」

 

 無駄と知りつつ今日はもう休みたいと伝えるマサキに、「先ほどまでお元気でしたわ」と返すモニカ。

 

 更には下半身に手を伸ばしてズボンのファスナーを下ろし、股間をまさぐってくる。

 

「コラコラどこ触ってんだお姫様!」

 

「おちんちんですわ」

 

「王女様がおちんちんとか卑猥な言葉を使ってんじゃねえよっ!!」

 

 悪びれることなく言うモニカの手がファスナーの隙間に入れられ、男根を求めて動き回る。

 

 彼女の手の動きは意図せずして男根を愛撫する形になってしまい、触られるマサキに快感を与えていた。

 

(や、ヤベェ、勃ってきた)

 

 そんなふうに股間をまさぐられていれば、男なら誰しも勃起する。

 

 その勃起した肉の棒を求めてトランクスの中にまで入ってきた彼女の手が竿の部分を掴んだ。

 

「マサキ、疲れているなどと嘘をお付きならないでくださいな。こんなにもお元気ではありませんか」

 

「アホか! そこ触られて勃たない奴は疲れてるどころじゃねェよ!」

 

 健全な男なら女に股間を触られたら勃つのは当たり前だから勃起=元気じゃないと言うマサキだったが、モニカは「そうですの?」と首を傾げただけで取り合おうとはしない。

 

 彼女はそうやって首を傾げつつも手で掴んだ肉の棒をファスナーの隙間から無理矢理引っ張り出す。

 

 隙間から顔を出したモノは硬くそそり立ち、彼女の手に撫でられて嬉しそうに反応している。

 

「うあッ! ち、ちょっとくらい手を止めろよ!」

 

「お断り致しますでございますですわ♪」

 

(うう、手の温かさと手袋の感触が)

 

 モニカは手袋をしている。その手袋の生地の感触と、生地越しに伝わる温かい手の温もりが嫌でもマサキを昂ぶらせる。

 

 その昂ぶりはすぐさま男根へと伝わり、勃起したままビクビク痙攣し始めた。うああああ、こりゃあ、いいものだわ。今度からしてもらおうと素直に思える、素直に思うマサキは、次は手袋付けたままマスターベーションしてくれなと、素直に伝えると、モニカは頬を赤らめたまま、嬉しそうに喜んだ。

 

「まあっ! 口では疲れているなどとお言いになられてましても、本当は致したいとお思いでしたのね?」

 

「ち、違うっ、これはお前が俺のモノを……っ!」

 

「ああ……やはり私達はいついかなる時も、この身も心も一緒なのですわね。雨の中も風の中も、荒れ狂う海の中であっても、私とマサキは一緒なのでございあげますわっ!!」

 

「モニカ、モニカちゃんっ、人の話聞けよ!」

 

 愛や恋に対しては常に生来の乙女チックな感性で物事を考える傾向にあるモニカは、喚くマサキを無視して自己陶酔に浸りながら、空いている手で自らのスカートをたくし上げた。

 

「マサキ、貴方は疲れている私に御遠慮なされて居られたようですが、私は妻としてマサキに尽くしたいのですわ……」

 

(遠慮なんかしてねェ~マジで今俺疲れてますのよ)

 

 一度こうなったモニカは中々引かない。引かない処か自分の考えを押し通してくる。

 

 それも元よりしたいと思っていたのだから間違っても引いてくれないだろう。

 

「さあマサキ……、私と愛を育みましょう……」

 

 操縦席でしていた時に脱がしてそのままだった為、モニカのベルトの位置までたくし上げられたスカートの下には何も穿かれていない、つまりは彼女の股間は丸出しの状態で。

 

 本来そこを隠す役目を持つ黒い布きれは現在マサキのズボンのポケットの中だ。

 

 その守る物の無いモニカの股間の割れ目からは、彼女の興奮を表しているかのように、愛液が滴り落ち、マサキの男根に掛かり濡らしていく。

 

(うッ、モニカの愛液が俺のモノに……ッうあ、き、気持ちいいな、ちくしょー)

 

「い、いや、俺たちってさあ、これまでも、数え切れないくらいに愛を育んできてると思うんだけどな……き、今日もいっぱいしたし。五回だぞ五回。抜かずの五回だぞ?むしろやりすぎなくらい」

 

「いいえ、まだまだですわ、たとえ死して生まれ変わっても私達は結ばれ続けます……結ばれ、愛し、まぐわい、ですが、それでも尚足りませんわ」

 

 どれだけ生まれ変わっても結ばれる運命にあり、永遠に愛し合い続けるのだと、うっとりしながら言う彼女にマサキは(どんだけだよ)と突っ込みを入れた。

 

 それともモニカの持つ未来見の能力が、死んだ後とか転生後まで見える物だとしたら、本当にそういう物が見えているのだろうか?

 

 正直に言えばマサキはそれなら嬉しいなと思う。マサキとしても今生の死でモニカとお別れなんてのは、やりきれなさすぎるし、納得がいかない。モニカとはずっと永遠に結ばれ続けていたいといった、純粋で強い想いがある。

 

 そんなことを考えている間にもモニカは浮かせた腰を下ろして来て、手に掴んだままの男根を飲み込むため、濡れた膣口に添えてきた。

 

 亀頭と膣口が接触したことで溢れ出る愛液が男根をねとーっと伝い落ちる。

 

「それでは、頂かせてもらいます……わ」

 

 宣言と同時に腰を下ろしてくるモニカ。

 

 触れていた膣口が口を開けて男根を飲み込んでいく様は、愛液が涎にも見えるせいか美味しそうにマサキの男を食べているようにも見える。

 

(うあ! くっそ……、き、気持ちいい……ッ)

 

「あ……、あううっ、マサキのおちんちん…… とても美味しゅうございますわ……っ」

 

 下りてくる腰に合わせて徐々に徐々に亀頭を食べていく膣口は、遠慮という言葉を知らないかのように竿の部分を飲み込んでいく。

 

「ほ、ホントに食べられているみてェだ……ッ」

 

 膣に飲み込まれた男根に伝わる膣襞の蠕動は、まるで食べ物を咀嚼しているかのように感じられる。

 

「あっ ああ……ッ んううッ」

 

 そして早くも竿の根元まで飲み込み、下ろされた股間が陰嚢を押さえ込む形で停止する。

 

 マサキの、またモニカの背筋をゾクゾクしたものが駆け巡り、完全に身体が一つに繋がっていることを自覚させられた。

 

 股間同士の重なりが、股間同士の口付けにも見え、モニカのマサキへの愛しさがますます募っていく。

 

「ハアッ、ハアッ、マサキのおちんちんが、全て飲み込んでしまわれました」

 

「そう、だな……っ、飲み込んでしまわれたな……っあー気持ちいいわ、やっぱ、モニカの中は」

 

 相も変わらずおかしな文法で喋るモニカを真似たマサキだったが、実際の処あまり余裕はなく今にもイキそうになっていた。

 

 その原因はいつも以上に感じる膣肉の蠕動だ。少なくとも今日一番の強く大きなうねりは、疲れの出たマサキに取って耐えられそうにないもの。

 

 尤も、見る限りではモニカの方にも余裕はない様子だ。これで本日6回目のセックスなのだから当たり前だろう。

 

 それなら止めておけばいいのだが、彼女の場合性欲に後押しされたのもあって半ば暴走していたのだ。

 

「う、動いても宜しいでしょうか?」

 

「あ、ああ、お手柔らかに頼む」

 

 マサキの了解を取ったモニカは、下ろした腰をゆっくり上げて、再び沈み込ませた。

 

 ぬるる…… ぢゅぶう……と入り出る膣口。先ほどとは逆の立場に不思議と高揚感が沸き立つモニカ。

 

「はぁぁっ ああァ~! っき、きもち、いい、ですわあ、マサキと身体を重ねてまぐわうことが、これほどに、き、気持ちいいなんて、いつもの、ことでありましょうことですのにっ」

 

「いつもは、俺から、する方が、……っ多い、こんな、モニカの側からは、あんまししねーし、新鮮なんだよっ、その分、さ、う、ううっ」

 

 外気に触れたと思えば、すぐまたぬめりにぬめった生温かい蜜壷に飲み込まれた男根は、奥まで入ったことで子宮口に吸い付かれる。

 

 亀頭に吸い付いた子宮口がピクピク痙攣して、啄んでいるかのようだ。

 

「も、モニカあッ、俺のモノっ、美味いかあッ?」

 

 攻守が逆転しているのもあって半ば犯されているようにも感じたマサキは、自分を犯している愛おしい妻を下から仰ぎ見る。

 

 生理的なものだろう涙こそ浮かべてはいるが、今のモニカは明らかに捕食者と言えた。

 

「あッ んンッ 大変に美味であるとッ……ッッ……思われます……わ……ッ……ッッこのまま、マサキを、食べてしまわれたいっ、くらいにっ」

 

 マサキの問いに返事をしながらも腰を上下に動かし、膣を使って愛おしげに肉棒を食べているモニカ。

 

「くッ、ううッ、あーこりゃ、ダメ、気持ちいいとか、っそ、そ、んなもんで、語りつくせねえっ、ただ、っモニカ、愛してるってだけ、」

 

 粘膜の擦れからくる快感に、モニカは疎かマサキまで喘ぎと取れる声を上げている。

 

 ぐちゅッ ぢゅぶうッ。淫らな水音は大きくなるモニカの上下運動に合わせて。

 

「アっ……あァ~っ……! っっ……ンあァ……っ……マ、マサ、キっ、っっああァ~っ!」

 

 しっかりと男根を咥え込んだ膣口から聞こえる淫らな水音。

 

 肉の棒を撫で擦る襞は小刻みに蠢き、絡み付いてくる。

 

 じゅっぷ じゅっぷ。水音はけして止まらない。モニカがマサキを喰う行為をやめるまで止まることは無いが、モニカはいつまでもこの水音を聴いていたかった、マサキと身体を一つに重ね合わせていたいのだ。それは切なき女心。

 

「アっ…… アアっ……っっァ……っマサ、キ、……マ、マサ、キっ」

 

「でもさ、やっぱし、俺、お前にならッ こんなふうに食べられても……ッッ いいぜッ」

 

 普段は自分というオオカミに為すがままの子羊は、時折オオカミが疲れている処を見計らうかのように牙を剥いてくる。

 

 しかし、この子羊はとても優しくオオカミを食べようとするので、オオカミは「まあいいか」という気にさせられるのだ。

 

「貴方をお食べになっても宜しいのはッ……ッッ、私だけでございますですわッッ」

 

 意外と独占欲の強い子羊──モニカは、叫ぶように言い放つと腰を落としきってオオカミ──マサキに抱き付く。

 

 この人を食べて良いのは私だけ……。私だけの大切な獲物……。

 

 草食動物なのに捕食者となったモニカは、自分の獲物たる肉食動物を抱き締め、身体全体で密着すると、下の口の奥の奥まで飲み込んだ肉の塊を押し潰してしまうように締め上げた。

 

「くッッ、出すぞモニカッッ!」

 

 抽挿が止まり、股間と股間が肌で触れ合いくっついたかと思えば、仰向けになっている自分を抱き締め足を絡ませてきたモニカ。

 

 彼女はマサキの左肩に顔を押し付けたまま、脇と首から背中に腕を回してしっかりと抱き付く。

 

 肉棒全体を飲み込んで締め付けてくる膣肉の感触に、限界を感じたマサキはモニカと同じようにして彼女の背中に腕を回して抱き合った。

 

「くうッッ!」

 

 どくんッッ、爆ぜるマサキのたくましき男。

 

「ああぁぁァァァ~~~~ッ!!」

 

 どくんっ……どくんっっ、達するモニカの悲鳴と共に、マサキのたくましい男はモニカの子宮口に張り付いたまま爆ぜ、モニカの子宮の中へ精子を注いでいく。

 

「あ、マサキ……のッ……ッ、アナタのッ……ッッ……せい……し……ッッッ あ……アナ……タ……ッ、アナタぁぁぁぁ~~~ッッ!!」

 

 マサキはこれでもかと力一杯抱き締めてくるモニカの中へと精子を解き放ち続ける。

 

 亀頭に吸い付く子宮口が口を開いて、喉の渇きを癒すかのように白濁液をごくごくと飲んでいく。

 

 本日6度目の膣内射精を行った蛇口は、疲労にも拘わらず大量の精をその渇いた口の中へと飲ませるのだった……。

 

 

 ◇

 

 

「アナタぁ」

 

「やめろって、その呼び方は」

 

 服越しに感じる温かく柔らかい膨らみと、触れ合わされた頬。

 

 身体の結合こそ解いた物の、依然抱き合ったままのモニカは猫なで声で「アナタ」と呼んだ。

 

 それは明らかに妻として夫を呼ぶものであった。

 

「どうしてですの? 私はアナタの妻ですわ、モニカ・グラニア・ビルセイアはモニカ・アンド―でもあられまして、マサキ・アンドーの妻であられますのよ?」

 

「それはそうだけど、恥ずかしいだろ。その、アナタってのはさあ」

 

 モニカと攻守逆転の性交をしたときはいつもこの調子なのだ。性交の過程で独占欲が強くなっているときなどは特に。

 

 背中を撫でさすり、頬を擦り寄せてくるモニカに(どうやってなだめるかな)と悩むマサキは、それでも意外と嬉しかったりするのだった。

 

「ああ~、もうそれはまた今度だ。セニア辺りに聞かれたらまたからかわれるだろ」

 

 だが、嬉しくても恥ずかしい物は恥ずかしい、といつものようにはぐらかしたマサキは「ほら、髪結ってやるから」と誤魔化し、解いていた彼女の髪に手を掛けて梳かし始めた。

 

「んっ……わかりました、そのかわり綺麗に結ってくださいましね」

 

「わかってるって」

 

 手慣れた手付きでモニカの髪を梳かしながらほつれを治したマサキは、続いて髪を束に分けて編んでいく

 

 意外と難しい三つ編みは、慣れてなければ変な形になってしまうものだが、彼は時々彼女に髪の手入れを頼まれることもあって、結構上手く結うことが出来るのだ。

 

「んでこのモニカの金色の髪留めで、髪をしっかりと結い纏めてっと。お尻のちょっと下くらいでいいんだよな、髪まとめる位置」

 

「はい、その辺りだと思われますわ。……わたくし、マサキに髪を編んでまとめていただくの、好きなんですの」

 

「俺もモニカの髪を編んでまとめるの好きだぜ」

 

 尤も、マサキがうまく結えるのは、腰の後ろからの三つ編みという彼女がしているいつもの髪型に限ってだが。

 

 そんな二人の元にセニアが怒鳴り込んでくるのはマサキがモニカの髪を結い終え、二人でまったり紅茶を飲んでいるときのことなのであった……。

 

 

 

 

短編集内の各お話と投稿予定(未定)の続きやお話で読んでみたい作品はありますか?(ご期待に副える事が出来るかどうか分かりませんが、一ご意見としてお伺いしたいと思います)

  • コードギアス
  • コードギアスR2
  • 此花トゥルーリポート
  • FF4×FF6
  • カオシックルーン
  • 学園黙示録
  • ルパン三世 ワルサーP38
  • 幕末風来伝 斬郎汰
  • ニードレス
  • ヨルムンガンド
  • 少女少年
  • 北の告発
  • サラダデイズ
  • クレセントノイズ
  • ひとひら(甲斐×理咲の近親相姦物)
  • ESアザーワイズ(戒×瑠璃)
  • 遊戯王GX(十代×カミューラ)
  • 魔装機神(マサキ×モニカ)
  • 椎名君のリーズニングファイル
  • RAVE(ハル×絶望のジェロ)
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