ムダヅモ無き改革より
小泉ジュンイチロー×イゾルデ・ゲッベルス
純愛ジュンとイゾルデ
純愛ジュンとイゾルデ
ナチス第四帝国の月より来た恐るべき双子の片割れにしてヒトラー・ユーゲント……イゾルデ・ゲッベルス。
彼女は突如として反乱を起こしたエルヴィン=ロンメルと彼女の主……アドルフ=ヒトラーの会話に驚き、油断していた所をプーチンの手で捕らえられてしまった。
プーチンが彼女を捕らえた目的は、当然第四帝国の情報を得るためだ。
そして。
「情報を聞き出すのは私に任せて貰おう。それと彼女の身柄は私が預かる」
と、ヒトラーとの最後の対戦者であるジュンイチローが、イゾルデの尋問をすると名乗り出たのだ。
最後の決戦を行う自分が情報を聞き出さなければならない……と。自身にはその責任があるのだと。
一方、イゾルデの主ヒトラーと、イゾルデの双子の兄トリスタンは、一刻も早くロンメルの反乱を鎮めなければならず、彼女を置き去りにして、月へと飛び立ってしまった。
ジュンイチローの自宅の寝室
「どうあっても何も教えないと言うのか?」
「フン、当たり前でしょ。偉大なるゲルマン民族でもない下等種族になんて誰が教えたりするもんですか」
前髪を目の上辺りで切り揃え、ハーケンクロイツが描かれた髪留めで括られた、毛先が腰まで届く長いツインテール。
そしてナチス親衛隊少佐の女性用の軍服を着た、先程より悪態を付き続けている金髪碧眼の少女イゾルデ。
ジュンイチローは彼女と、もう一時間も同じ問答を繰り返している。
最初は麻雀勝負をして勝てば教えるというルールだったのだが、“天地創造”ビギニング・オブ・ザ・コスモスを決め、完膚無きまでの勝利をしたジュンイチローに、彼女は“意地でも言わない”と言い出したのだ。
このままでは埒があかない……。そう考えた彼は、漢として多少引け目を感じるが、漢であるからこその最後の手段を取る事にした。
「そうか……ならば仕方がない……。……では、君の身体に直接訊く事にしよう」
「フフ……無駄よ、拷問されたって口は割らないわ」
にやりと笑い、自信たっぷりに言うイゾルデ。その様子に(確かに、拷問をしても無駄のようだな)と考えたジュンイチローだったが、彼は元より拷問するつもりなどない。
「女相手に拷問などせん」
言いながらイゾルデに近づき、彼女の身体を抱き上げるジュンイチロー。
「な、なにするのよっ?!」
そのまま彼女の身体をベッドに投げ出し言った。
「男である私が、女である君に出来るのは……ただ優しく抱いてやる事だけだ」
「だ、抱く……ですって?!」
イゾルデはジュンイチローの言葉を反芻する……。
彼は私の身体に直接訊くと言った後に、抱くと言った。
抱き締められた所で自分は機密を喋ったりなどしない。
ならば“抱く”というのが意味するのは……考えられるのはただ一つ……。
「……ッ!」
辿り着いた結論に身体が硬直してしまうイゾルデ。抱くという意味の答えに辿り着いてしまったからだ。かつては同盟国だったとはいえ、今は袂を分かって久しい日本人の男に、この私が?!
「本当は、こんな事はしたくない……君が喋ってくれるのならば、私もここまでとしよう」
その間にジュンイチローも同じベッドの上に乗り、硬直したイゾルデをベッドに押し倒し、彼女の身体に覆い被さった。
ここまで来て我に返ったイゾルデは抵抗を始める。
「や、やめッ、離してッ、離せバカッ……ッ!」
「離すとも。約束通り君が話してくれたらな」
が、麻雀力ではジュンイチローよりも上のイゾルデ・ゲッベルスも、単純な力ではジュンイチローに叶うはずもなく、イゾルデを押さえ込んだ彼は、迷わず彼女の瑞々しい唇を奪った。
「んむッ?!」
驚き目を見開くイゾルデ。ジュンイチローは唇を触れ合わせるだけではなく、彼女の口内へと舌を入れて蹂躙する。
「んゥッ、あむ、んんッ、ふむゥ―ッ」
口腔を蹂躙され、舌を絡ませられ、イゾルデは身体がおかしくなっていくのを感じた。
バタバタと手足を動かしもがくのだが身体に力が入らない……それどころか身体が熱くなり力が抜けていく……。
やがて抵抗する事さえ出来なくなってしまうイゾルデは、ふやけたように、だらんと両腕の力を抜かせた。
数分の間だろう、イゾルデに優しくも荒々しく口づけていたジュンイチローは、彼女の抵抗がなくなったのを確認すると、ゆっくりと唇を離した。
ジュンイチローとイゾルデの唇の間を、二人の混ざり合った唾液が糸を引いている。つーっと落ちゆく糸は、二人の身体にねとりと張り付いた。
「ハアっ、ハアっ、ハアっ」
「話す気になったかね?」
ここで彼女が話してくれればこれ以上の恥辱を与えなくて済む……女性相手にこの様なこと、本来行うのは本意ではない。そう考えたジュンイチローだったが……。
「ハァ、ハァ、ハァ、誰が……話すもんですかっ、キスしたくらいで、いい気にっ、なるんじゃないわよっ」
「……そうか……」
落胆したように呟くと、ジュンイチローはイゾルデのスカートの中に手を入れ、彼女の下着を脱がせた。
「キャアア!!」
可愛い悲鳴を上げるイゾルデだったが、ジュンイチローは気にせず彼女のスカートをたくし上げ、未だ誰にも触れられた事の無いだろう、彼女の股間に有る秘部を、指で揉むように擦り刺激を与えていく。
「ひう……ッ! アッ……ァッ」
いきなり自分の秘所を触られた彼女は、喘ぎとも悲鳴とも取れる声を上げて悶えた。
初めは膣口やクリトリスを優しくさすり撫で、擦っているだけでいたが、これからイゾルデの膣に自分の肉棒を入れる事を思って、より彼女に負担を掛けさせないよう、膣内に指を入れて、その中身をほぐしていく。
爪は切っているが、万一にでも引っ掻き、傷つけたりしないよう注意しながら、差し入れた指を丁寧に動かし、膣内を擦り続ける。
「ひ……ぁッ……ふぁぁッ……や、いやあっ」
「今から私の物を君のココへ挿入する事になるからな。しっかりとほぐして置かなければ」
ほぐしていく内に彼女の膣内は徐々にぬめってきて、指の滑りもよくなってくる。
じわじわと愛液が滲み出し、イゾルデの嬌声も大きくなってきた。それは未だ知らぬ男を受け入れる態勢が整いつつある証拠。
イゾルデの膣内をしっかり解きほぐしたジュンイチローは、彼女の膣から指を抜き、火照った身体を力無くベッドに横たえている彼女の服を脱がせて全裸にすると、自らも裸になり、太く逞しい一物を彼女の前で晒す。
「ひッッ……!」
イゾルデは予想よりもずっと大きいジュンイチローの肉棒を目にした事で、自分は今から犯されるのだと新ためて実感させられ絶句する。
しかし、それでも第四帝国の機密は喋る訳にはいかない、と忠誠心と貞操の間で悩み揺れ動き黙り込んでしまう。
「此処まで来ても口を割らないその忠誠心は大したものだよ。ミス・イゾルデ。だがそちらがそうなら、こちらも攻める手を緩めるわけには行かないのだ」
何も言わない彼女の脚を抱え身を割り込ませ、膣口に肉棒を押し当てるジュンイチロー。
「あっ、やっ、だ、ダメっ、やめてっ」
慌てて拒否する彼女だが。
「では喋るのかね?」
その言葉には、首を横に振り否定する。長いツインテールが大きく揺れて、彼女の拒否の度合いを表しているかのようだ。
「ああ、や、私、こんな、濡れて、ゲルマン民族でもない、アーリア人でもない男に触られて、濡らされて」
ジュンイチローの愛撫によって、イゾルデの膣からは止めどなく愛液が溢れ出し、押し当てている肉棒には、ねっとりとした愛液が伝わり濡れていく。
肉棒を押し当てられたイゾルデは、「ん……ッ!」ビクンッと身体を震わせ目の前の男を見つめる。
彼女の瞳には涙が浮かび、唇は震え、怯えた表情をしていた。
そんな彼女を見て思わずやめてあげたくなってしまう……
(だが、世界の……地球の命運を掛けたこの戦……負ける訳にも引く訳にもいかん!)
そう思い、心を鬼にしたジュンイチローは告げた。
「イゾルデ……私が憎らしいのなら憎めばいい、許せなければ許さなくていい、この罪は第四帝国との戦が終わってから償おう」
「つ……み……?」
「そうだ。たとえ敵であってもこのような事をするのは許されざる罪だ」
「……」
「だが、私も引く訳にはいかない。君が第四帝国に忠誠を誓い、機密を喋らないのと同じように……私には君に喋らせる義務がある」
これは罪だ、許されない事だ……誰が許しても自分が自分を許さないだろう。
そう考えながらも、ジュンイチローが引く事はない。世界の平和を守るために、己が信念を貫くために。
何よりも……散っていった漢達の思いに応えなければならないのだから。
「故に、君が喋るまで私は君を抱き続ける!!」
宣言と同時にジュンイチローは腰を前に突き出し、イゾルデの膣にたくましく猛る自らの男を挿入した。
ずぶぅッ!
「いぎィッ!!」
彼女は襲い来る痛みに背を浮かせ、大きな悲鳴を上げる。
その悲鳴を合図にジュンイチローとイゾルデ、二人の性交は始まった。
生まれて初めて男に性器を挿入されたイゾルデは、絶望と激痛に言葉も出ない。
彼女は自分が苦しむ姿を見た彼が、止めてくれる事を密かに期待してしまう。
私を気遣ってくれている彼、私に酷い事をしたくないと宣告した彼、私を思いやってくれている彼に。
しかし、現実は彼女の思いとは逆で、ジュンイチローは容赦なく性器を奥へ奥へと入れてくる。
(アァァ……ッ!! い、痛い……ッ、痛い痛い痛い……ッ!)
彼が散々ほぐしたとは言え、男性器に初めて進入されたイゾルデの女性器は、異物を拒むようにギュッと収縮してしまい、強引に抉るように入ってくる肉棒に、絡みついた襞が引っ張られるような感じで擦られ激痛をもたらした。
「あ……ッッ……い……ッ……ぐぅ……ッ……いぁぁ……ッ……ゥゥッ……」
竿の中程まで挿れられたところで、動きが止まった事に安堵したのも束の間……両手で腰を掴まれて一気に突き込まれた。
ずぶぅぅッ!
「あぐゥゥゥ──ッッ!!」
何かが破られるような感触と、気を失ってしまいそうな激痛と共に、奥の奥まで挿れられた事を感じながら、あまりの痛みに悲鳴を上げるイゾルデ。
(痛いっ、痛い痛い痛い痛い……ッッ……ッ)
彼のたくましき男はイゾルデの膣に根元まで入れられ、そのあまりの痛さに気を失った方が楽だとさえ思えた。
根元まで挿入したジュンイチローはそこでジッとしたまま動かず、イゾルデの背に腕を廻して抱き起こすと、歯を食い縛って痛みに耐えている彼女の頭や背、長いツインテールの髪を撫で落ち着かせる。
彼女の身体には冷や汗がびっしりと浮かび出ており、結合部から流れ落ちる破瓜の鮮血が痛々しい。
「痛い思いをさせて申し訳ない……痛みに耐えろとは言わん、だが早く話してくれ。私もこれ以上君に痛い思いをさせたくはない」
身体を震わせ、苦痛に顔を歪めて、瞳から涙を零しているイゾルデは、とてもあのアドルフ・ヒトラーの側近には見えない。
どこにでも居そうな普通の少女ではないか……。
美少女である事を除けば、今の彼女の姿は、まさしくジュンイチローが思うように普通の少女である。その普通の少女を痛めつけている。暴力という手段を以て、それも暴力の中でも最大の暴力を以て痛めつけている。許されざることだ。自分で自分が許せない。だが、為さねばならないのだ。
(辛いな…………しかし、やらなければならんのだ!)
「い、……いわ……ない……絶体に言うもんですかこのイエローモンキーッ」
「……残念だ……」
ジュンイチローは心の底から残念に思いながら、涙で溢れる彼女の碧い瞳を見つめて言った。
「君の覚悟は分かった……ここからは根比べだ。喋る気になれば言いたまえ……それまで私と君の性交は終わらないと思え」
麻雀ではないが、これは勝負だ。小泉ジュンイチローとイゾルデ・ゲッベルスの。
「逝くぞ」
ずずっ……。
「いッ……」
ゆっくりと腰を引いていくジュンイチロー。ぎりぎりまで引き──
ずぶぅッ!
「ひぎぃッ!」
再び根元まで挿入。
その動きを数回繰り返し、彼女の愛液を肉棒全体に絡みつかせ、滑りを良くしてから。
ずぶ……ずぶ……ず……っ……ずぶ……。
「い……っ、あぁ……ひぁァ……っ……くぅっ……ッ」
優しい動きで抽挿を開始した。
◇
ずぶっ じゅぶ
「あッ、んぅぅ……っああ」
女の性器は男の性器を受け入れるために存在している。
性交とは男と女が子供を作るための行為で、拷問でも何でもない。
自分はこの男……ジュンイチローと人間として在るべき事をしているに過ぎない。
だから身体に訊くと言っても訊ける訳がない。言葉は口からしか出ないのだから。
当然子供を作る行為を自分にした所で喋ったりしない。無駄だ。
イゾルデはそう自分に言い聞かせて誤魔化す。そうでもしなければ喋ってしまいそうになるのだ。
この性交によって与えられている全身を貫く快感のせいで……。
抽挿を開始した時は苦しく痛いだけだったというのに、途中から快感に変わってしまった。
今のイゾルデは油断すると喘ぐのと同時に喋ってしまうだろう。
ただ痛いだけならばジュンイチローに憎しみを覚え、こうはならないのだが
皮肉な事に彼女は自分を気遣い、優しく抱くジュンイチローを憎みきれないのだ。
優しく、優しく、ゆっくりと、気遣いを以て抱くジュンイチロー。私は敵なのになぜ? どうしてこんなにも気持ち良くしてくれるの?
痛い性交を試みれば幾らでも痛く出来よう。それなのにこの男は私を優しく……ああ、この男はどうして……。
「あぁ……、あつい……おおきい……」
私の性器に出し入れされている肉の棒は熱く硬い。そして包み込むように私を掻き抱く彼の熱く逞しい肉体。
我が第四帝国に戦いを挑む小泉ジュンイチローという男との、肌と肌、肉と肉の触れ合い。
男性器という異物を膣奥へと入れられ、望まぬ性交を無理矢理されていると言うのに、不思議と嫌悪感が湧いてこない。
(どうしてこんなに心地良いの……? 何故こんなに優しく抱くの? 私を気持ち良くさせようとするの……?)
女として最大の恥辱を味わわされている筈なのに、彼との身体の交わりを通して伝わってくるのは気遣いと優しさなのだ。
「どう……して……っ? どうして……っっ……んっ……こんな……っ……にっ……あぁ……っ……やさ……しく……っっ」
激しく動き、痛みと苦しみを与え、徹底的に陵辱をすれば、或いは吐かせる事が出来るかも知れない。
本来この手の尋問、拷問は、そうする事が当たり前の筈、こんなに優しく抱かれては拷問にならないし、何より無理矢理喋らせる為の手段としてこのような行為に及んでいるというのに意味がない。
疑問に思ったイゾルデは、喘ぎに言葉を途切れさせながらジュンイチローに訊いた。
「そんな事をしたところで君は何も言わんだろう? それにこれでも十二分に恥辱を与えている」
「……ん……っ、あ、……あ……ぁっ……こんな……ていど……で……んぅっ!」
「そのこんな程度を長時間に渡ってされるのだ。塵も積もればと言うやつだな。言った筈だ根比べだと」
「っ……っあ! ……っっ……ああ!」
長時間するのはゆっくりする方が良いと彼は言う。私の心が折れるまでする、と。
(それじゃ……何故こんなに温もりが……優しさが伝わってくるの?)
イゾルデは思う。何の答えにもなっていないと……。
「さあ、一発目だ……受け取って貰うぞっ!」
ずぶぅぅぅ……
「あっあぁぁ……っ」
ジュンイチローの膝の上に跨らされ、正面から抱き合っていたイゾルデは腰を引き寄せられて、彼のたくましき男を、深く深く、最奥まで挿入され、子宮を押し上げられる。
そのまま身体をギュッと抱き締められ、下半身から上半身まで二人の身体が隙間無くぴったりと重なり合った瞬間──
ドクンッッ
「いぁぅッ!」
ドクン ドクン ドクン……
「ひあッ あッぁぁぁぁぁぁ~~~ッ……ッッ」
熱い体液がイゾルデの子宮の中へ解き放たれた。
(ああッ、なんてこと……優秀なアーリア種の私が……日本人に……精子を注入されてる……)
そんな事を考えながらもイゾルデは抵抗したりはせずに、大人しくジュンイチローの精液を受け入れていく。
ジュンイチローの背に腕を回してしっかりと彼に抱き着き、彼もまたイゾルデを優しく抱いて。お互いに抱き締め合いながら。彼女には、ただ、彼の優しさだけが伝わっていた。
「あぅぅ……ッ……あつい……ッッ」
「精子を中に出されたら熱い……か、女の君にしか分からん事だな」
「劣等種の……くせに……アーリア……種の……私に……こんな……」
「そうか、君はアーリア人優越主義者か……」
(アーリアもそれ以外も私に言わせれば“人間”でしかないが……まあ、それは君の持つ思想だ、何も言うまい……)
トク……トク……
思考が途切れると同時にジュンイチローは最後の一滴を出し終えた。
肩で息をしているイゾルデの身体を抱き締めたまま、彼女の頭を優しく撫でる。
それが気持ち良いのか、イゾルデは無意識にジュンイチローの頬に自分の頬をすりつけた。
ツインテールに括られたさらさらの髪が鼻や頬をくすぐり、甘い香りが漂う。
頬ずりしてくるイゾルデにジュンイチローは自分も同じように頬をすりつける。
(憎まれ口ばかり叩いている割には……随分と可愛いじゃないか)
本当に年相応の……いや、年齢よりも低い行動を取っている。
不意に見せたギャップにジュンイチローはイゾルデを可愛いと思った。
しかし幾ら年相応の可愛い顔を見せたからと言って、止めるわけにもいかない。
暫く休憩も兼ねて彼女と頬を擦りつけ合ったジュンイチローは、再び抽挿を始めた。
「あァ……ッ、あぅ……ッ、ふあ……ッあ、ああッ、あァ……ッ」
◇
ドクッ
「んあァァァァァあああああ~~~~ッッ!!」
あれから七回……計八回目の膣内射精。
最早ジュンイチローの精子でイゾルデの子宮は満タンになっていた。
入りきらない分は結合部から溢れ出してしまい、布団にシミを作っている。
絶頂の声を上げイゾルデは彼にしがみつく。
(もう……ダメ……私……死んじゃいそう……でも……)
身体はとっくに限界を迎えていた。だが心は折れていない。
このままでは壊れてしまうと思いながらも、心はまだ敗北していないと喋る事を頑なに拒否する。
ジュンイチローはそんな彼女を見ながら、ゆっくりと腰を引いていく。
「ふわぁぁぁ……ぁぁ……」
ぬるぅぅ、とイゾルデの膣から猛りが抜き出されて、混ざり合った二人の体液が割れ目から出てきた。
とろとろと溢れ出す大量の精液が、これまで身体の中に、胎内に出された彼の精液の量を物語っている。
ねばねばでどろどろ。これが赤ちゃんの素、人間の子種。女の中に、この場での女は自分で男はジュンイチロー。その二人だけが為せる子を為すという行為。今、自分は彼と行って居たばかり。
優しい、優しい、優しくもたくましく雄々しい、彼の心に触れながら、彼もきっと私の心に触れていたのだろう。それなのに、どうして辞めてしまうのか。私が喋らないから?
「どう……して? どうして……抜いたの……?」
自分の中から性器を抜いたジュンイチローの顔を不思議そうに見つめるイゾルデ。
同じく彼女の顔を見つめ、左腕で彼女の身体を抱き留めながら彼は言った。
「これ以上は君もキツイだろう……続きは明日だ。拷問しているのでは無いからな」
「……でも、私が喋るまで……止めないって言ったわ……」
「ああその通りだ。だから明日も続けると言っただろう」
「……」
「何度も言うがこれは拷問ではなく尋問だ……君を酷い目に遭わそうとしている訳ではない」
「……」
「まあ、十分酷い事をしているが……」
ジュンイチローは空いている右手でイゾルデの頭や髪を撫でる。
触り心地の良い、イゾルデのさらさらのツインテールに指を通して梳いていると、無言のまま彼女は先程のように頬ずりをしてきた。
瞳を瞑り、すりすりとジュンイチローに頬ずりするイゾルデ。
その姿はまるで自分の匂いをなすりつけているようにさえ見える。
彼女は頬ずりを続けた。
すりすりすりすり……
「……」
すりすりすりすり……
「……おい」
すりすりすりすり……
「……イゾルデ……」
すりすりすり……
声を掛けても返答をしない彼女を、溜息混じりに抱き上げたジュンイチローは、コアラのように抱き付いたまま頬ずりを続けるイゾルデと共に、風呂に向かった。
◇
私は身体の汗や、体液を洗い流してあげるために、イゾルデの髪をほどく。
ほどくと膝まで届く程長いイゾルデの髪は細く滑らかで、手で梳くと引っ掛かること無く指の間を擦り抜けていき、とても触り心地が良い。
そして漸く頬ずりを止めた彼女と二人でシャワーを浴びる。
髪が絡まったりしないよう気をつけながら、手に洗髪剤をつけ、揉むように丁寧に洗ってやり、最後にシャワーで洗い流してあげると、今度は自分の頭を洗おうとしたのだが、横から手を伸ばしたイゾルデに洗髪剤を分捕られてしまった。
これもまた彼女の抵抗の一つなのだろうか?
「……返して欲しいのだが」
すると彼女は無言で自分の手の平に洗髪剤を出すと。
「……洗ってあげるわ……」
とだけ言って、わしゃわしゃと私の頭を洗い始めた。
(どういう風の吹き回しなのだろうか? 良く分からんな……)
気持ちが良いのでそのまま彼女に洗って貰った。
◇
風呂から上がり、ドライヤーで自分と彼女の髪を乾かし、寝室に戻ると、ベッドのシーツと布団を取り替える。
そうして出来上がった真新しいベッドに彼女を寝かせると、私はその隣で床に布団を敷く。
「何をしているの……?」
「そのベッドは一人用なのだよ。かといって女である君を床に寝かせる訳にもいかんからな。ベッドは君が使ってくれ」
「……」
◇
夜、温かい何かがくっついてきた感覚に私は目を覚ました。
その温かい何かの正体は、私の枕に頭を乗せて頬をくっつけ、身体も引っ付かせているイゾルデだった。
(先の性交後の事や、風呂での事といい、分からん事ばかりだ)
だが……悪くはない。
(こうして誰かと風呂に入ったり、一緒に寝るのは何年振りだろう……)
「すぅー……すぅー……」
音の無い静寂の中、イゾルデの安らかな寝息だけが聞こえる。
「……」
何も言わず私はそっと彼女を抱き寄せると目を閉じ、そのまま深い眠りについた……
◇◆◇
「それでもゆかねばならん」
勝てぬとわかった戦いに挑み、ヒトラーの技を我々の前にあらわにしてみせてくれた彼らの……。
「その思いに応えられねばならぬ。たとえ犬死であっても」
「青いわねェ。まるで十代の熱血坊や……でも、そういう子キライじゃないわよ」
「光栄だ」
「でも……」
そこまで言うと“ガスの魔女”ティモシェンコは、私の身体に抱き付いている少女に目を向けた。
「随分となつかれたものねェ、ミスター小泉」
「まあ、な……」
第四帝国親衛隊の軍服を着た金髪の長いツインテールの少女……そう、イゾルデだ。
先程の私とティモシェンコの会話の最中、私に抱き付いてきて冷たい目でティモシェンコを睨み付けていたのだ。
何となくだが嫌な予感がしたので、イゾルデを抱き上げて少しその場を離れる。
「ジュン、誰よあのおばさん?」
「共に戦う同士だ」
離れて正解だった。おばさんなどと、ティモシェンコが聴いていたら烈火の如く怒っていただろう……。
というより、あの決戦場にティモシェンコも居たのだが……この娘の目には入っていなかったか。
「本当に? 本当にそれだけ?」
「ああ」
「それなら良いのよ……」
それだけ言うとイゾルデは昨日のようにすりすりと頬ずりしてくる。
髪に鼻を擽られクシャミをしそうになった。こそばゆいな……。
それにしても妙な感じだ。朝起きた時には既に私の事を「ジュン」と呼ぶようになっていたのだ。
おまけにぺたぺたとくっついてきては、今のように頬ずりしてくる。
私もお返しに頭を撫でてやると、抱き付いてきて離れなくなってしまうのだ。
昨日も思ったが、まるでコアラだな。愛らしく可愛いとは思うのだが……。
それと機密情報に関しては朝食を食べている時にあっさりと教えてくれた。
勿論全てを話してはいないのだろう……自分の中で厳選し、話しても問題ない情報だけを口にした程度に過ぎず、それ以上の事は頑として語らなかった。が、何も分からない状況の此方としては、例え第四帝国にとって大した事ではなくとも、有益な情報であったことは確かだ。
その際に「抱かないの?」と訊いてきた彼女に「君は情報を話してくれたのだから、これ以上酷いことはせんよ」と言うと、何故か「抱かせてあげる」と言い服を脱ぎだした。
正直な所、もうこの少女に酷い事をするつもりはないし理由もない。
しかし言い出したのが彼女である以上 和姦という事になるので問題は無かったりするが、気は進まない。
イゾルデが嫌いという事ではないのだが、昨日処女を喪失したばかりの彼女に、これ以上負担を掛けるのはな。
しかし女に恥をかかせる訳にもいかないので、一度だけ抱かせてもらったのだが、今もって分からない……。
あれほどアーリア種がどうとか言っていたというのに……。
「一体どうなっているんスかね? 小泉さんとあの第四帝国の女の子」
ジュンイチローと、その彼に抱き付いて頬ずりしているイゾルデを見ながら不思議そうに言うタイゾー。
無理もない。絵に描いたような美少女を抱っこした六十を越える筋肉ムキムキの初老の男が、その美少女に頬ずりをされているのだから。
そんなタイゾーの隣に居た宇宙素粒子物理学博士……湯川ヒデキが言った。
「生物学は専門じゃねーけど……あの嬢ちゃんの頬ずりはどう見ても求愛行動だろ……」
「ええ──―ッ?!」
「大方“女”として扱われたのが初めてで、その上優しく抱いてくれた。とかで惚れたんじゃねーのか?」
「そ、そんなモンなんスかねー」
「ま、あの懐きっぷりはスゲーと思うけどな」
いつまでもジュンイチローに抱き付いたままのイゾルデは、その後向かった恐山にもついてきて、彼の側を決して離れようとはしない。
「ねえ、ジュン」
「どうしたねイゾルデ?」
「私とジュンはこれからもずっと一緒よ。戦いが終わったらジュンの家で一緒に暮らすの」
「嬉しいよ。ああ、これからもずっと一緒だイゾルデ。一緒に暮らそう」
それはまるで、二人のこれからを暗示しているかのようだった。
一年後。
ナチス親衛隊の制服を着た、長い金色の髪をツインテールに纏めた碧眼の少女が、小泉ジュンイチローの家で夕飯の支度をしていた。今日の夕飯はカレー。アーリア人としては何でも卒なくこなさなければならない。
「ええっと、玉ねぎに、ニンジンに、ジャガイモを切って」
準備をしている彼女の耳に赤ちゃんの泣き声が聞こえてくる。
「ねえちょっとジュンっ! イチローにミルクあげて粉ミルクっ!」
その声に、台所へと入ってきたのは、鬣の様な髪をした、浴衣を着た男。浴衣の下にはムキムキの筋肉が隠れている。この家の主、小泉ジュンイチローその人であった。
「イゾルデが母乳を上げたら早いのではないかね」
「出が悪いの! それと私カレー作ってるから!」
ナチス親衛隊の制服の上からエプロンをかけている‟妻”の姿に、仕方が無いと頭を掻きながら粉ミルクを用意するジュンイチロー。
イゾルデのイとジュンイチローのイを足してイチロー。二人の愛する子は元気に泣いていた。
短編集内の各お話と投稿予定(未定)の続きやお話で読んでみたい作品はありますか?(ご期待に副える事が出来るかどうか分かりませんが、一ご意見としてお伺いしたいと思います)
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コードギアス
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コードギアスR2
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此花トゥルーリポート
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FF4×FF6
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カオシックルーン
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学園黙示録
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ルパン三世 ワルサーP38
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幕末風来伝 斬郎汰
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ニードレス
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ヨルムンガンド
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少女少年
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北の告発
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サラダデイズ
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クレセントノイズ
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ひとひら(甲斐×理咲の近親相姦物)
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ESアザーワイズ(戒×瑠璃)
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遊戯王GX(十代×カミューラ)
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魔装機神(マサキ×モニカ)
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椎名君のリーズニングファイル
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RAVE(ハル×絶望のジェロ)