※この作品はR-18です。

遊戯王5D's ~剣纏う花~ 裏   作:大海

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ど~も~。

つーことで、またヤりま~す。


こっちしか読んでない人らのために言っとくけど、うちのセクトは、別にハーレムってわけじゃあねぇんだよなぁ。
この後に説明入るから、それとか本文読んで理解しとくれ。
キャラ紹介も追加してあるから、そっちも参照しとくれな。

てなところで、行ってらっしゃい。




●状況説明(本編 第五部 第十話から)

   宇佐美彰子 死亡

       ↓
ショックを受けたセクトは引きこもり、プロの仕事やアカデミアの授業、彰子の告別式にも行けなくなるほど落ち込んでしまう。
       ↓
仕事をサボっているのを心配した、担任の加藤友紀先生が、彰子の告別式の帰り、様子を見にセクトの自宅のマンションへ。
       ↓
カーテンの閉め切った暗い部屋の中で、セクトを発見。一目見て、こいつぁヤベェ。
       ↓
セクト「彰子? 帰ってきたんだな?」
友紀 「うそ……私のこと、彰子さんと間違えて……!」
※友紀と彰子は、髪の色以外よく似ていた。
       ↓
セクト、友紀を押し倒してしまう。
       ↓
セクト「俺、今すぐ彰子が欲しい……」
友紀 「……いいよ、セクト君。私、彰子さんの代わりに、いいよ……」

      今ココ
       ↓



      ×加藤友紀

 いつから、そんな感情を持っていたか……

 それはもう、友紀自身にも分からない……

 

 分かることがあるとしたら、友紀自身、昔から、可愛い男の子のことが好きな……ショタコンだった、ということくらいだ。

 

 教師として決闘アカデミアに入る前。高校卒業後の大学時代。

 当時は、親元を離れて一人暮らしを始めたこともあって、当然ながら、他人には見せられないような物品もよく買い漁っていた。

 雑誌だったり、DVDだったり、中でも特によく買っていたのが、俗にいう、『おねショタ』と呼ばれるジャンルの、そういう漫画や同人誌だった。

 小さくて可愛い男の子たちが、綺麗でセクシーなお姉さんたちと行為に及ぶ。

 本来は、男達がお姉さんの方を見て興奮するのが目的の漫画だろうけど、友紀も同じように、可愛い男の子の絵に興奮していた。

 中でも特に気に入っていたのは、お姉さんじゃなくて、男の子の方が、お姉さん達を攻め、翻弄する、そんなパターンの話。

 現実ではありえないことながら、見た目や年齢顔負けのテクで、お姉さん達を手玉にとり、虜にして、果てさせる。

 友紀自身、自分を慰めるために読んでいた漫画は、決まってそんな内容が多かった。大学卒業後、処分してしまうのが惜しくて、今でも家に残っている漫画の中身も、基本はそんなだ。

 

 あまり意識したことはないけど、ひょっとしたら、いつかは私もこんな風に、可愛い男の子に攻められたい。サレてみたい。

 そんな性的な欲求があったのかもしれない……

 

 もちろん、そんなショタコンの気も、あくまで二次元相手の話だ。

 現実の小さくて可愛い男の子を前にしても、普通に可愛いなと癒されこそすれ、興奮したり、性欲やらの衝動うんぬんがどうこうなることはなかった。

 むしろ、現実では、普通にイケメンを見た時の方が心はときめいたものだ。

 あまり想像できないけど、いつか自分に恋人ができるとしたら、それは、イケメンかどうかはともかく、普通に自分と歳の近い成人男性で、結婚するとしたら、相手はそんな人に違いない。

 そう、漠然とながら感じていた。

 

 感じていたのに、現実で好きになったのは……

 

 ……

 …………

 ………………

 

「はぁ、はぁ……あ、やっ、んんあああ……っ!」

 

 部屋の中はカーテンが閉め切っていて、真っ昼間なのにかなり薄暗い。

 そんな、視界が制限された部屋の中で、さっきからやたらに聞こえてくる音。

 

「やっ、んん……はぁ! ダメ、ぇ……っ」

 

 女性の喘ぎ声と、何やら湿ったものをいじくる音……掻き出している、そんな音。

 これだけで、大抵の大人は想像がつくだろうが、敢えて書かせてもらうなら……

 

「だめ……だめぇ、セクトく……ひゃあ! また、イ……ひぃん……!」

 

 声を上げさせているのは、部屋着姿の、伊集院セクト。声を上げているのは、喪服姿の、加藤友紀。

 だが、そんな喪服も、前は上も、下のワイシャツも全て開かれ、形の良い乳房が顔を出している。

 そんな双丘の突起に対して、セクトは片方を夢中でしゃぶり、嘗め、舌を這わし、時折歯を立てて、引っ張っている。

 もう片方も、乳房を揉みしだき、掴み、揺らし、乳首は手の平でこねくり、指でつまんでいじくりまわす。

 それら全て、友紀のそれを傷つけぬよう、優しく、それでいて、激しく……

 

 そして、空いたもう一方の手は、

 

「んあああ! ダメ……そんなにいじっちゃ、だめ……ダメ、だめ! ダメぇえ……!」

 

 喪服のスカートも、その下に履いていたパンツも、全て下にずらされている。

 必然的に顔を出した秘裂の中へ、セクトの立てた中指が侵入し、前後し、中身を掻き出す。

 

「ああ……ああん……はああああっ……!!」

 

 ソコの下にある床がどうなっているか、考えたくない。

 考えるまでもなく、大変なことになっていることは、既に大変なことになっている秘裂の感触からして明らかなのだから。

 そしてどの道、そんなこと考える余裕など、今の感じすぎている友紀には、欠片もあるはずがなく。

 

「だめ……ダメ! また、また、イ……イ、く……」

 

 

「イくぅううううううううううううううううううう!!」

 

 

 喉からは、大声が上がった。体は、床についていた背中がエビ反りになった。

 身体をそんな状態にした巨大な波が、いずれは引いていき、代わりに全く力がこもらないほどの、虚脱感だけが残る。

 

「はぁ……あぁ……」

 

 イったのは、これで何度目になるだろう?

 セクトに押し倒され、服を脱がされて、胸を、アソコを弄られて。

 その、激しくも繊細で、絶妙な指使いに、あっという間にイかされることを繰り返して、四回目をイったのを感じた時点で数えるのをやめた。

 もう、十回くらいイってるんじゃないか? もしかしたらもっとか?

 

「ふぁ……あぁ……」

 

 もっとも……

 震える身体。ヒクつく全身。こみ上げる虚脱感。

 体が満足に言うことを聞かない今この状況では、考えることそのものが負担で……

 

 

「ひあっ!」

 

 だから、満足に顔の向きも変えられないせいで、次のアクションを見ておくことすらできなかった。

 

「ちょっ! そんな、汚い……ひぃあああ!!」

 

 指とは全く違う感触。

 指よりは遥かに短いが、指よりも太く、表面はザラついて。

 そんなものが、割れ目の表面をなぞり、侵入し、中で暴れ、蠢いて……

 

「レロ、レロ、ちゅる、ちゅる……ちゅう……」

 

「ひああ! クリトリスはダメ! いやっ、中もダメ! 本当にダメ! これ以上、はぁ……!」

 

 たまらず両手で、セクトの頭を掴んだが、今の友紀に、今のセクトを止める力など、出せるはずもない。

 

「ちゅる、れろ、ちゅ、じゅ……ジュルウウウウゥゥゥゥ」

 

「ふあああああああああああああ!!」

 

 舐めまわした快感の直後に、中身を丸ごと吸われる快感。

 それがトドメの一押しになって、また友紀をエビ反りにした。

 

 

(なんで……なんで、こんなに上手いの……?)

 

 友紀自身、若いころから自分でも慰め続けてきた以上、それなりの慣れや癖は、当然あったとは思う。

 まして、相手がずっと前から恋してた性(ひと)なら、その快感も割り増しされたのかもしれない。セクト君の写真や、セクト君と話して、触れた記憶だけで、長ければ一時間くらい一人でシたことも一度や二度じゃない。

 とは言っても、セクト君はまだ高校生で、経験だって、亡くなった彰子さん一人だけのはずなのに……

 

(……その彰子さんのために、これだけ上手いってこと、よね……)

 

 考えるまでもなく分かることだ。セクト君は今、彰子さんと顔が似てる私のことを、彰子さんだと思い込んで、こうシてるんだから……

 

 

「彰子……」

「え……んん……っ」

 

 彰子のことを考えて、また複雑で哀しい気分になっていた。

 そんな友紀の目、顔の前に、唐突にセクトの顔が現れて、そのまま口を塞がれた。

 

(ちょ……だめ! 今、キスされるの、反則……!)

 

 複雑も哀しさも、全部が全部、頭から吹き飛ぶ威力。

 そして、全部吹っ飛んだ後で……

 

「ん……んん! くちゅ……」

「んん……ちゅ、レロ、ちゅる……」

 

 唇の後は当然、舌が侵入してくる。

 たった今割れ目を舐めたばかりのそれが、今度は自分の口を、舐め、吸い、暴れ出す。

 

「んん! ちゅぅ、くちゅ、レロ、くちゅ……」

「ちゅ、くちゅ、くちゃ、ちゅる、ちゅ……」

 

 今日まで生きてきた中で、一番激しいキスだった。というより、少なくとも、ろくに異性と付き合った経験もない人生の中で、誰ともしたことのない種類のキスだ。

 そして、その激しさの、なんと心地の良いことか……

 

(指も、キスまで上手いなんて、セクト君、すごすぎ……!)

 

 最初は驚きと戸惑いに、ちょっとした抵抗感もあったが、仕舞いには指の時と同じく、その口に、唇に、舌に、全てを委ねてしまう。

 何もかも、このままセクト君に奪われたい……

 激しく濃厚なそのキスは、女として、友紀にそう思わせるだけの威力を有していた。

 

 

「ちゅ……はぁ」

「はぁ……はぁ、ぁ……」

 

 たっぷり一分は経ったろうか?

 友紀にとっては、十分にも二十分思える長い時間。

 ようやく顔が離された時は、思わず惜しみの声が上がった。

 もっとキスが欲しい。どうせ、この後もっとすごいことをするのは決まっているのに、今はセクトが離れたことがひたすら寂しい。

 

 

「あ……」

 

 唐突な感触に、小さな声が漏れる。

 セクトの手が、友紀の乳房に優しく触れ、優しく揉みあげている。

 

(セクト君……いいよ。私の胸、セクト君の好きにしていいよ……)

 

 セクトへの愛しさと快感の連続で、蕩けた頭はそう言葉を出していた。

 だが、当のセクトはと言うと、何やら不満そうというか、不思議がっているような……

 

「彰子……なんか、胸縮んでねぇか?」

 

(んがあッッ!?)

 

 疑問から来たらしいそんな問いかけは、思考が蕩けた友紀を、一瞬で正気に戻した。

 その胸に、グサリと来た。同時に、頭には、カチンと来た。

 

(小さくて悪かったわねぇ……これでも大きさにはソコソコ自信があったのよ。ていうか! 決闘アカデミアに巨乳爆乳の女子生徒が集結しすぎなのよぉお!!)

 

 声には出さないが、内心そう絶叫してしまった。

 実際、本人が言った通り。友紀の胸もカップ数で言えば、F寄りのEカップ。形も美しく、くびれたウエストと合わせて、十分に巨乳と呼んでいい身体をしている。

 ただ、高校生なのに、それ以上に巨乳で目を引くスタイルを誇っていた宇佐美彰子や、ラスボス、十六夜アキを始めとした怪物達がアカデミアに集結していることで、相対的に小さく見えるだけなのである。

 相対的に、小さく見える、だけなのである……

 

 

「あっ!」

「まあ、どうでもいっか。お前がこうして、ここにいてくれるんだからよ……」

 

 再び胸をさすりつつ、指二本で乳首をもてあそび始めた。

 乳首は二本とも、とっくに限界まで勃ちっぱなしでいる。吸われ、舐められればもちろん、指でつままれた快感は、普段の非じゃないくらいに強い。

 

「俺は、巨乳が好きだけど……彰子のことは、それよりずっと好きだからさ」

「セクトく……ひぁ!」

 

 セクトの好みを知れた嬉しさ……

 再び彰子と呼ばれたことの虚しさ……

 セクトを騙してしまっていることへの罪悪感……

 一度に感じた全部が全部、その感触に持っていかれる。

 横に寝転がっていたセクトは、既に友紀の上に移動して、その口で、友紀の胸に触れていた。

 舌で乳房を舐められ、唇の上で乳首を転がして、両手で両乳房を弄られて。

 

 そこで友紀は、初めて自分とセクトの衣服、シャツから下着に至るまで、全て剥かれているのに気が付いた。

 最初、はだけていながら確かに身に着けていたものを、いつ脱がされたか、全く思い出せない。今も感じている快感に、身もだえている間に脱がせたに違いないだろうけど、それにしても、いつの間に、どうやって……

 

「彰子……また、『アレ』させてくれよ」

 

 そう聞こえた時、両手を床に着けていたセクトの体が起き上がった。

 そして、両ひざを着きながら、友紀の腹の上辺りに尻が来る。

 小柄なセクトになら、そのまま上に乗られても平気だろうが、セクトは相手のことを気遣って、腹の上に体重を乗せないようにしている。

 

「……」

 

 そしてまた、初めて見ることになった。

 想像しつつも、想像とは全く違った、セクトの鍛え上げられた肉体美。

 そして、ずっと履いていたはずのズボンに隠されていた、セクトの膨張しきったソレを。

 セクトの体格や、ほとんど目の前に迫っていることもあって、かなりの巨大さに見えてしまう。それが、存在を主張するようにそそり立ち、ビクンビクンと震えている。

「今日は、俺の方が動くから……」

 そう言って、いきり立つ強直を乳房の間に押し当てる。

 そこで友紀も、ようやくセクトの言う、『アレ』が何か気付いた。

 ソレに気付いて、今までほとんど使わずただ蠢くだけだった両手で、自身の乳房を左右から押さえつける。それを見たセクトは、嬉しそうに、挟み込まれた強直を前後させた。

 

「パイずり……」

 愛読していた漫画や同人誌でも、よくやっていたプレイだ。本当なら、女の方が男の子を挟み込んで、乳房で弄ぶことが多いが、こうして、男の方が、まるで正常位セックスのような形で腰を振るパターンもよく見かける。

 セクトの言葉からして、彰子さんも、もちろんしてあげたんだろう。あれだけの巨乳に、彼のこといつも見ていた彼女が、シてあげたいと思わないわけがない。

 そして友紀も、同じ気持ちだった。彰子に比べれば、大きさでは劣る。実際、太くなったそれを全て隠してしまえるほどでもないため、竿の上の部分が少しはみ出している。

 とは言え、十分パイずりになっている。

 

 

「なめてくれ……」

 

 唐突に聞こえてきた言葉には、即座に従った。

 先っぽが乳房から顔を出したタイミングで、伸ばした舌を当てて、舐めまわした。

 

(セクト君の……セクト君の、ちんぽ……)

 

 夢にまで見た、愛しい人のソレ。

 生徒である時点で、諦めていた好意と行為。

 ただでさえ、興奮で思考は蕩け、意識は薄濁している。そんな状態で、突然のちんぽに動揺するとか、ためらいだとか、そんな感情は湧いてこなかった。

 セクト君が欲しい……今感じるのは、ただそれだけだ。

 

「ちゅ……チロ……ちゅぷ……あむっ」

 

 両手で乳房を押さえつつ、舐めていた亀頭を丸ごとくわえこむ。

 

「ちゅっ、じゅる……ちゅぷ、ちゅぱ……じゅるじゅる、ちゅう……」

 

 最初はセクトが腰を振っていたのが、今では友紀自ら乳房をこすりつけている。

 顔がほぼ上向きな状態なせいで、口の端やアゴによだれが垂れていくことも構わず、友紀は、しゃぶりついた剛直に唾液を塗りたくっていく。

 

「じゅるじゅるじゅる……ちゅぷ、ちゅうぅぅ、じゅぷ、じゅう……」

「彰子……すげ、彰子……」

「じゅるじゅるぅぅぅぅ……」

 

 パイずりフェラの音がコダマする部屋の中で、彰子の名前が聞こえてきて、友紀は思った。

 

(彰子さんはセクト君に対して、どんな……)

 

「うわぁ……!」

 

 考えた直後、乳房も、口の動きも激しくした。

 

 死んだ彰子さんの代わりのつもりだった。それでセクト君を元気づけられるなら、それで構わないと思っていた。

 だがたった今、友紀は初めて思った。

 

(彰子さんに負けたくない……セクト君に悦んでほしい……彰子さんより、私の方が上手く……)

 

 セクト君の心は、とっくに彰子さんのもので、それを代えることはきっと、永遠に無理だろう。

 それでも、今この瞬間、セクト君の体は私だけのものだから……

 

(渡したくない、誰にも……私だけのものにしたい、セクト君のこと……)

 

 セクトを満たしたいという気持ち以上の、愛情と独占欲に物を言わせて、舌も唇も乳房も、全てをより激しく……

 

「もう出る……彰子、出る……っ」

 

(来て。出して。セクト君の、彰子さんじゃなくて、私の口の中、全部射精して……!)

 

 口の中で、亀頭が大きさを増した、それを感じた直後。

 

「ん……んんっ! んんんんん……!!」

 

 ちょうど、奥までくわえ込んだタイミングで、それは友紀の喉奥めがけて流れ込んできた。

 喉の奥なせいで、味わう暇がなかった。しかし、のどから食道へ向かって、べたついた熱いものが流れ込んでくる感覚は、否応にも感じた。生臭さは、その後で鼻に来た。

 

「んん……んん……!」

 

 突然のことに、反射的に顔を離しそうになったものの、思いとどまって、全てを喉奥に受け止めた。

 

「んん……んん、ん……あ、あぁ……」

 

 やがて、それが止んだことで、ようやく口を離し、上げていた頭を、床につけた。

 

(セクト君の味……セクト君の匂い……)

 

 口やのどには、まだ粘つきが。鼻には、臭みが残っている。

 普通なら嫌悪しそうなものが、友紀を確かな満足感で満たし、同時に、更なる興奮を駆り立てた。

 

「はぁ……はぁ……あ……」

 

 何気なく、視線を上げて見てみる。そこには当然セクトがいて、セクトのソレが見える。

 

(うそ……普通、一回出したら萎えるって……)

 

 既に一回、それも、結構な量を射精したはずなのに。

 セクトのソレは、出す前と同じか、下手をすればそれ以上に、大きく、太くなり、そそり立っている。

 

 

「いいよな?」

 

 唐突に、そんな一言が聞こえてきた。優しくも、欲しがる声だ。

 

「……いいよ」

 

 友紀が喜んで返事を返すと、上にいたセクトは後ろへ下がり、友紀の両足の前に座る。

 そんなセクトの前で、友紀は、両足の、太ももを開いて見せた。

 

「……きて」

 

 最初にあった戸惑いや恐怖、罪悪感は、今や欠片も無い。

 ただひたすら、目の前にいる雄が欲しい。

 ただひたすら、愛しく感じる男が欲しい。

 

 そしてそれは、セクトも同じ。限界までいきり立ったソレを、目の前で横になる愛しい女性の、開けた太ももの間へ寄せて……

 

 

「んん……んんああああああああああ!!」

 

 舌よりも、指よりも、遥かに硬く、太く、大きなものが、侵入した。

 そしてそれは、あっさりと、友紀の最奥へ届いた。

 

「か、はっ……ああ、ああっ……いぃ、あっ、はっ……」

 

 叫んだ後はそんな、言葉にならない声が漏れ出るばかり。できることは、視線を上に向け、舌を突き出しながら、思考することくらい。

 

(すごい、なにこれ……初めてなのに、すごく、気持ちいい……)

 

 異性とはろくに付き合ったことも無く、男と寝た経験など皆無だった。

 かといって、バイブとか、大人のおもちゃで初めて済ますことも嫌だった。

 初めては好きな男性(ひと)と……今時、古臭い考えかもしれないが、色恋のことがよく分からない友紀にとっては、そんな考えは意識の深い部分に刻み付けられていた。

 そして、その願いがたった今、叶えられた。

 

(私……セクト君のものになれた……セクト君のこと、私のものにできた……)

 

「動くぞ」

 

 心が歓喜と興奮に満たされているところへ、そんな一言。

 それを、認識する前に、

 

「ひぃっ!?」

 

 ただ外へ引かれて、再び押して、奥を突く。

 それを、たった一度されただけだ。それなのに、その衝撃は、思わず悲鳴が上がるほど。

 

(ウソ……たった一回でこうなるの? こんなの、何度もされたりしたら……)

 

 一瞬のうちに、そんな恐怖を感じた。だが、一瞬の後には、ソレをされた。

 

「ひぁっ! ああ! はぁ! うあっ、ああああああ!!」

 

 それ以降は、思考する暇もなく、腰を降られ、奥を突かれていく。

 パン、パン、と、一突きされる度、ズンッ、ズンッ、と、体の奥に隕石が叩き込まれて、体中が地震で揺れている。

 そんな感覚が、強烈な快感と一緒に体中を駆け巡っていく。

 

「あっ! あっ! あぁっ! ひあっ! ああっ! ああん!!」

 

 そして、始めはただの衝撃だったそれらが、次の瞬間には、体中への陶酔へ変わっていく……

 

(すごい……すごい! 私の体、変わってる。セクト君のために、セクト君だけのために、変わっていってる! これが、これがセックスなんだ。セックスなんだ……!)

 

 やがて、そんな思考すらできなくなっていく。

 

「ひああ! ああっ! んんぁ! はあっ! ああん! はあああっ!!」

 

 何度も、何度も奥を突かれて、その度に快感が走り抜け、その声を喘がせて、やがて、そんな快感の波が、膣の奥へ集結していき……

 

「イく! セクト君、イく! 私、私イく! セクト君に突かれてイく!」

 

 セクトの身を抱きしめ、両足は腰に絡めて、離すまいと、離れまいと力を込めた時……

 

 

「ぃイッッッくぅぅうううううううううううううう!!」

 

 

 剛直が最奥を突いた途端、友紀の中で何かが弾け、弾けた何かが、外へと散らばっていったのを感じた。

 

「ああ……ああ、ぁ……」

 

 セクトの身を抱きしめたまま、体中が、小刻みに震える。

 やがて両手足がダランと床に着き、今までのとは違う満足感が、体中を満たしている。

 そんな満足感に、セクトのことを感じながら身を委ね……

 

 

「ひぃっ!?」

 

 そのまま眠りにつきそうになったところを、再び奥を突かれたことで起こされた。

 

「せ、セクトくん……?」

「ごめん、彰子。俺、まだイってない……」

「そんな……ひゃああ!!」

 

 再び奥を突かれた。ただでさえ強烈に感じていたのに、今、イったばかりのこの瞬間、感覚はかなり敏感になってしまっている。

 そんな状態で、さっきと同じように突かれていく。

 

「ダメ! ダメ、セクト君! 今イったばかりで、そんな……あああん!!」

 

 セクトはソレを聞きいれず、腰を降り続けた。

 やがて、二度目となる快感の波は、すぐさま、一気に最奥へ集まっていく。

 

 

「ダメ! イく! またすぐイく! イくイく! またイっちゃああああうう!!」

 

 

 宣言した通り、二度目はあっという間にイった。

 

「ひゃあぁぁああ!!」

 

 しかしそれでも、セクトは腰を止めない。友紀がイったことなどお構いなしに、腰を振り続け、最奥を突き続ける。

 

「ダメ! もう本当にダメ! イく! またイくイく! 三回目も、イっくううぅうう!!」

 

 三回目も……

 

 

 その後も、四回目、五回目と、セクトが何突きかする度に絶頂を迎え、遂には一突きしただけ、少し動いだけで、イってしまうようになった。

 

「んんあああああ! イってぇるのぉおお! なぁん度もイってるのぉおおお! もう、なゃん度もイきまくってるのょおおおおお! セクト君がっ、セクト君で、たくさん、イきっぱなしになゃってるのぉぉおおおおお!!」

 

 夢中で腰を振るセクトには、今の友紀がどんな顔をしているのか見えていない。

 少なくとも、白目をむいて、半笑いで舌を突き出し、涙も唾液も垂れ流しながら下品な声を上げている。そんなアヘ顔のアクメ姿など、セクトも、彼女を知る人間の誰も見たことは無いだろう。

 そんな顔を晒しながら、もはやイくことしかできなくなってしまった友紀に向かって、セクトは……

 

「彰子……俺も、俺も、イく……出る……っ」

 

 その言葉は、大声を出し続けている友紀の耳に、確かに届いた。

 

「来て! 来てぇ! こにょまま、セクト君の、私の中に出してぇ! 私にょこと、セクトくんでいっぱいにして! 私と一緒に、セクト君もイってええええ!!」

 

 我を忘れ、セクトへの愛情さえ忘れてしまって、常にイき続ける身体で、更なる欲求の言葉をセクトに送る。

 言葉を送って、一分もしないうちだった。

 

 

「彰子っ、出る……! 彰子の中に、出るっ!」

 

「出ひて! いっぱい出ひて! 私の中にセクト君の、いっぱい……」

 

 

「んんんんぅぅあああああああああああああ!!」

 

「彰、子……ぁぁぁあああああああああああ!!」

 

 

 二人が同時に叫んだ時、二人の絶頂もまた、同時だった。

 喉奥に出された時と同じように、セクトの熱いソレが、友紀の膣内へ注ぎ込まれ、満たした。

 

 

「へぁ……あぁ……ひ、は……」

 

 数えきれないほどの絶頂を迎え、膣内にも大量の精を受け止めて。

 もはや、体中に力が入らない。

 そんな友紀の上に、セクトは、自身の身を預けた。

 

「彰子……」

 

 友紀の耳に、声が聞こえた。

 セックスする前と同じ、泣きそうな声だ。

 

「ごめんな、彰子……今度こそ、守るから……俺が、彰子のこと、守るから……彰子だけは、俺が守ってみせるから、だから……」

「……」

「だから……行かないでくれよ、彰子……彰子……」

「……」

 

 その後は、何度も、彰子、彰子と、友紀に向かって名前を呼び続けた。

 途中で、すすり泣く声も聞こえた。

 ひたすら悲しんで、苦しんでいる声だった。

 そんな声を聞いているうち、セクトの体温を感じているうち、放心状態になっていた友紀も、段々と意識がはっきりしていった。

 

 セクト君を、両手に抱きしめてあげた。

 

「セクト君……愛してる」

 

 それは、最初の気持ちの通り、彰子の代わりとして言ったのか。それとも、他でもない、友紀自身の気持ちを伝えたのか。語りかけた友紀本人にも、真意のほどは分からない。

 分かるのは、その声を聞いたセクトの、すすり泣く声が止み、代わりに寝息を立て始めたこと。それだけだ。

 

「セクト君……愛してる」

 

 再び呟いて、セクトを抱きしめながら、友紀も、瞼を閉じて、眠りに落ちていった。

 

 

 

 第五部 第十一話へ……

 

 

 

 




お疲れ~。

こんなの書いてる時点で、大海も立派なショタコンなんだろうよ……

それはそれとして。
前よりだいぶ短くなっちまった……長けりゃいいってもんでもないろうけどや。

特に書くこと思いつかないゆえ、今回はこんなところで。

気が向いたら本編も読んでやっとくれ~。


ではでは。
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