※この作品はR-18です。

Moon Light Another Fate a sequel   作:深緑 風龍

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DATA1 釣りバトル 光の国

-光の国-

 

 

光の国、それは第零宇宙のどこら辺りかにある場所。ウルトラマン達が住んでいる世界と言っていいだろう。

そんな中、一人の男が港のところに立ち寄った。

 

彼は姉、兄、妹、多くの妻(夫)と愛人、そして子供、孫がいて、しかも無限螺旋神獣アギラと『エターナルフォース・ゼロ』と並ぶぐらいの英雄で、かつてゼロノスの野望を止めたとも言われてる英雄。

今では『超全大王神』として、『エターナルフォース・ゼロ』の手伝いをしたり、彼が結成させた『エクストリームブレード・オール』の仕事をしたりと、忙しい毎日ではあるが、過去の強さは健在で、それどころか極限すら超える事となった。最早限界も知らない神様へとなり得たが、本人曰く、『自分の種族は有翼人。例えみんなから神様と呼ばれても、僕の種族は変わりない。』と言っていた。

とは言え、結婚しているにも関わらず、どういう訳か愛人関係を作ろうとする女性が絶えないようで、彼は─────

 

 

ガルッチ「おいナレーター、それ以上は自重しろ。こっちは好きで愛人作ってるわけじゃねえし、そもそもこういうのは、ゼウス特権だろ。何で僕まで…………。」

 

 

………すんません。まぁ彼はゼウスと酷似には嫌うようで、ヘラに相談する事がよくあるそうだ。主に如何すればこの絶えない愛人関係を止めることが出来るのか。が、結果は失敗三昧で、どうも上手く行かないようだ。

というよりは、大体が其奴らが一枚上手で仕掛けているため、ヘラですら( ゚д゚)ポカーンとしてしまう程のこの始末………。

 

 

ガルッチ「もう異常すぎる…………。」

 

 

そんなこんなで、『全王神』の息子にして『超全大王神』ことガルッチは、港に着いた。

が、そこには既に先客が居た。しかも……………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明らかに悪堕ちしたウルトラマンが、普通の人が寄らぬ魔境と化していたのだった。

 

 

ガルッチ「ベリアル、お前釣りするんだ………。」

 

 

その正体は、ウルトラマンベリアル。かつてウルトラ戦士として戦ったのだが、プラズマスパークのコアを奪おうとするが、強力なパワーに耐え切れずに失敗し、光の国を追放され、失意のうちに宇宙を彷徨っていたところを、強大な闇の力を持つレイブラッド星人に目をつけられて現在の姿になった。

現在はそんなに悪さはしないのだが、一体何を思って釣りをしてるのだろうか………。

 

 

ベリアル「おう、超全大王神様じゃないか。」

 

ガルッチ「ベリアル、頼むから普通にガルッチって呼べよ。こそばゆい。」

 

ベリアル「ハハハ、まだ慣れねえのか。やっぱり長年剣士としてやってたから、王になるのは恥ずかしいのか。」

 

ガルッチ「当たり前だろ、っていうかベリアル。釣りするんだな。」

 

ベリアル「あん?そりゃ暇な以上、なんか趣味でも見つけようかなって思ったのが此さ。」

 

ガルッチ「へぇ、最近僕釣りとかしてないな………。」

 

ベリアル「お前、釣りするのか。何が釣れたんだ?」

 

ガルッチ「うーん、1番印象深いのは、『ジエン・モーラン』を釣り上げたことかな?」

 

ベリアル「ブッ!?」

 

 

ガルッチside

 

 

ベリアル「お前、あんな巨体を釣り上げたってのか!?」

 

ガルッチ「うん。しかも艦これの世界で。」

 

ベリアル「いやいや、異常すぎるだろ!?そもそも次元を歪ませない限り、釣れねえだろ!?!」

 

ガルッチ「安心しろ、餌は八雲紫だから。(ゝω・)b」

 

ベリアル「あ、だったら納得だ。」

 

 

それで納得するんだ、ベリアル。いやまあ納得するか。そう思いながら、ブラックコーヒー缶とブラッドオレンジジュースのペットボトルを買って、缶コーヒーをベリアルに投げた。

ベリアルはそれを受け取り、片手で開けた。

 

 

ガルッチ「それで、どれくらい釣れた?」

 

ベリアル「そうだな。銀サバ山、青アジ10、んで地ヒラメ3だな。」

 

ガルッチ「うわ、ホントにサバばっかり………。」

 

ベリアル「だろ?よっと!」

 

 

慣れた手つきで、ベリアルはは魚を釣り上げる。

釣れた魚はと言えば。

 

 

ガルッチ「…………鯖か。」

 

ベリアル「…………鯖だな。」

 

 

しかも、小振りの鯖だった。どうせならアジがいい。

 

 

ガルッチ「うーん、あまり肉とかなさそう。」

 

ベリアル「ああ、確かに。リリース。」

 

 

ベリアルはすぐさま針を外し、魚を海に帰す。

さっきのサバが気に入らなかったのは、ベリアルも同様のようだ。でもアジは例外。豆アジなら、南蛮漬けがいいからね。風龍さんも好んで食べてますし。

 

 

ガルッチ「そう言えば、息子の様子はどう?」

 

ベリアル「ジードか?何かしらねえけど、なかなか懐かなくってよ。悪堕ちとは言え、仮にも父親だぞ?」

 

ガルッチ「イジメとかは?」

 

ベリアル「それがあったら、俺も許せねえが、それすら来ねえ。どうも俺の血を引いてるのか、みんな避けちまうんだ。」

 

ガルッチ「イジメよりタチ悪いな………。」

 

ベリアル「おかげでジードがグレるんじゃないか心配だよ………。」

 

ガルッチ「あー………、一度英竜お姉ちゃんに相談したら?」

 

ベリアル「そうする…………。っていうか最近お前も、若干シスコンになりかけてねえか?」

 

ガルッチ「そうか?仮にそうだとしても、姉さんよりマシだよ?」

 

ベリアル「何でだ?」

 

ガルッチ「だって姉さん、どういう訳か僕が着たシャツやパンツを嗅いで、そのままオナってたし。」

 

ベリアル「…………お前って、意外と苦労してんだな。」

 

 

正直ここまでブラコンの姉さん見たことないよ。挙げ句の果てには、子作りしようって言い出すし………。何が一体如何したらああなるの?

 

 

ベリアル「まぁ、俺が言えた義理じゃねえが。元気出せ。よっ………ってまた鯖!?」

 

ガルッチ「………鯖に好かれすぎだろ。まぁ、後で持ってきて。夕食魚料理にするつもりだし。」

 

ベリアル「おう、そうするぜ。」

 

ガルッチ「んじゃ僕、帰るね。」

 

ベリアル「あいよ。差し入れサンキュー。」

 

 

そして、僕は港を後にした。

しばらくして、ベリアルは僕の家に来て、魚を持ってきた。

しかも、銀サバ山、黄イナダ15、青アジ25、地ヒラメ5、地カレイ1に進化していた。今日はご馳走だな。

 

 

 

────────────────

 

 

 

五日後、再び僕は港に来た。

 

が、また先客が居た。しかも…………。

 

 

赤と黒の悪堕ちウルトラマンと赤と青のツートンカラーのウルトラマンが火花を散らす、戦場と化していた。

おいこの光景、逆だろ。今更だけど、これクーフーリンとエミヤシロウの釣りバトルに見えるぞ。

 

 

ゼロ「へっ、黄イナダ18匹目フィッシュ。いい漁港だな、面白いように釣れるじゃねえか。ところで後ろの黒い男よ。今日で何フィッシュ目だ?」

 

ベリアル「いちいちウルセぇぞ、ゼロ。殴り飛ばされてえか?」

 

ガルッチ「…………今度はゼロが釣りかい。」

 

 

赤い帽子を被り、ピッカピカの最新型リールが取り付けられた釣り竿を振るウルトラマンゼロ。

その反対側でレトロな釣り竿を振るウルトラマンベリアルを、今まで18回以上も煽っているようだ。

 

 

あ、ここで補足です。

フィッシュと言うのは、アタリとかそう言う意味を持つ型月用語とお考え下さい。

 

 

まぁそれはともかく、いつの間に釣りを始めてるんだろ?

 

 

ゼロ「ハハハ、まだ銀サバ8匹目なのか?時代遅れのフィッシングスタイルじゃあその程度………っと、19匹目フィィッシュゥ!!!」

 

 

ゼロ、大人気ないぞ………。

 

 

ベリアル「お前静かに出来ねえのか!?魚が逃げるだろうが!!」

 

ゼロ「ハッ、自身の腕の無さを他人のせいにするとは、哀れだなベリアル。近場の魚が逃げるなら、リール釣りに切り替えればいいってのに。まぁお前みたいな初心者に解るわけが…………おっと悪いな、20匹目フィィィッッシュゥウ!!!!!ヒャッホー!!」

 

 

…………ゼロ、もう一度言うけど大人気ないぞ。

 

 

ゼロ「ハッハッハ、こりゃ夜明けを待たずして勝負あったな!!軽い準備運動で始めたが、様子を見るまでもなかったな。ところでベリアル。別に、この港の魚を釣り尽くしても構わねぇだろ?」

 

ベリアル「テメェ………!!こんなのまだ序の口だ!!見てろ、大物釣り上げてやる!!」

 

ゼロ「おっ、勝負決まってんのにまだヤルってのか?いいぜ、受けて立とうじゃねえか!!」

 

ガルッチ「…………駄目だこりゃ。」

 

 

まぁとりあえず、2人の隣に缶コーヒーを置いて、港を後にした。だがこの後、カオスな事になろうとは、僕は思いもよらなかっただろう。

 

 

 

──────────────────

 

 

 

全王神「もう、ガルッチちゃんたら~。」

 

ガルッチ「母さん、少しはだなぁ………。」

 

英竜「ガルッチ、威厳って何だっけ?」

 

未来「英竜、ゲシュタルト崩壊しないで……。」

 

 

七日後、今度は未来と英竜、そして母さんこと全王神と一緒に港に行った。が、やはり先客が居た。

しかも今回は様子が違った…………。

 

 

ウルトラマン2人に英霊3人という、何ともカオスな出来事が起きていたのだ。カオス、ここに極まり…………。

 

 

ガルッチ「ちょ、更に増えてるし!?」

 

英竜「ここで釣りしている人がいるってのは聞いたけど、今度は英霊3人………。」

 

未来「明らかに、おかしいでしょ?」

 

全王神「あら?あれって、エミヤとクーフーリンとギルちゃんじゃない?」

 

ガルッチ「何で今ここに?」

 

 

というか色々とおかしい………。

 

 

ギル「フハハハハ!!どうだ光巨人、我々とて遅れを取っておらんぞ!!」

 

エミヤ「ふっ、ホントにここは面白いように釣れるな。」

 

クーフーリン「ああ、教えてくれてサンキューな。ベリアル。」

 

ベリアル「ああ、なんとしてでも、ゼロには勝たなくては………!!」

 

 

お前が差し金か、ベリアル!まさか負けたのか?負けた腹癒せに、英霊3人呼んだってのか?

 

 

英竜「必死だな、ベリアル。」

 

ガルッチ「うん。必死だね。」

 

ゼロ「くっ、英霊3人。しかも光の御子に錬鉄の英雄、挙げ句の果てには英雄王を呼び出すって………。

テメェ、卑怯な手を使ってでも勝ちてぇのか!?というかお前ら特注品の道具を使うって、お前らそれでも英雄か!?」

 

ガルッチ「お前が言うな。というかあれも特注品だろ……。」

 

英竜「最近の英霊って、釣りするのかな?」

 

ガルッチ「釣りどころか、バイトもしてれば、何かとゲーム大会に出てる英霊もいるぞ。」

 

 

もう英霊って何だったのか忘れそうな気がする。主にあの3人のせいで………。

 

 

クーフーリン「別に良いんじゃねえの?釣りなら俺達が特権だし。」

 

エミヤ「ああ、それっ!私なんてもう25匹目フィッシュしたぞ?」

 

ギル「まぁ所詮、貴様の釣竿なぞ、我の敵ではないわ!!この最強の釣竿で、貴様の勝利をもぎ取ってくれよう!!」

 

ゼロ「このぉ…………!!負けてたまるか!!ぜってぇ勝つからな!!」

 

 

なんかもう戦争っぽいのが始まったな…………。ベリアルもご満悦だし…………、如何したものか………。

 

 

英竜「………帰ろっか、ガルッチ。未来。全王神様。」

 

ガルッチ「うん、ここは一般人が来ていい場所じゃない…………。」

 

未来「そうだね…………。」

 

全王神「えー、楽しそうだと思うんだけどなぁ………。」

 

 

もうここの港は、しばらくの間は戦場と化すだろ。いつか、この戦いの終止符を取る者が、いますように……………。

 

その夕暮れ、ベリアルとゼロ、そしてエミヤ達が、ウチに来て魚を持ってきた。

今日は魚三昧、やったぜ。




-始原の城-

メアリー「しばらくはこんな感じで投稿するの?」

まぁそうなるわな。

ダンブルドア「ところで、紫は何処へ行ったのじゃ?」

…………さぁ?
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