Moon Light Another Fate a sequel 作:深緑 風龍
-海鳴市-
天音side
天音「これで終いです!シャボンカッターの、更なる応用編!!」
私は直ぐさま手のひらからシャボンカッターを放ち、神王の周りを漂わせた。そしてシャガルマガラの翼を広げると、光がレンズからレンズへと反射していった。
天音「此が、シーザー師匠が編み出した奥義!!名付けて、『シャボンサンライトレーザー』!!」
光が増せば増すほど、神王が苦しみだし、爆発すると気を失いました。そして、神王の胸にあった宝石は外れ、ただの石に戻っていました。
和哉「おーい、こっちも終わったぞ!!」
ガルブレイク「ふぅ、さっすが俺達!こんな転生者を、圧倒的に蹂躙できるとか。怖いぜ、俺達の能力が怖いぜ!!」
ディノオウガ「天音お姉ちゃん、和哉お兄ちゃん、皆。雷光虫から聞いたけど、僕達が戦ってる最中に、はやてお姉ちゃんらしき女の子を抱えた人が、この山を通ったって!」
和哉「この山か!?」
ガルブレイク「………女の子を攫うとか、なんて奴だ。俺達も探すぞ!!」
私達は急いで、その山の中に入っていく。そして、その裏山に着いた途端、そこにはお城らしきものが佇んでいた。
和哉「な、なんだこの城!?」
天音「こんなのがあるんですね………。」
ゼムリャー「なぁ皆、アレを………。」
ヘラクレス並みの大きさを持つ人が指さすところを見ると、明らかに何かが落ちたようなクレーターがあり、其処だけ雪が降っていた。
ザギ「む?天音、ディノオウガ、和哉。そっちも着いたのか。ところで、この者らは?」
天音「私達と同じ『超獣』です。ヘラクレス並みの大きさの人がゼムリャーで、此方の近未来的な鎧を纏っているのは、ガルブレイクと言います。」
ゼムリャー「ドボルムード・ゼムリャーだ。ヘラクレスと勘違いされるだろうが、別人だ。宜しく頼む。」
ガルブレイク「お前がザギか。俺はライレウス・ガルブレイクだ。」
ザギ「宜しく頼む。しかし、なんだ彼所?あの場だけ雪が降っているではないか。」
なのは「何で彼所だけ?」
天音「ちょっと待って?彼所…………、『冬木市』なのでは!?」
フェイト「冬木市?」
天音「私のお父様、ガルッチの妻、イリヤスフィールが、この場所で聖杯戦争という名の戦いに趣いた場所で、5回もの聖杯戦争があった場所です。
しかもこの惨劇、恐らくは『平行世界の冬木市』。『プリズマ☆イリヤ』の世界が繋がっていたんだと思います。」
ザギ「聖杯戦争…………。」
天音「それだけではありません。どうやらこのジュエルシード、あの聖杯と同じ力を宿しています。ですが、何故はやてさんを?」
???「それは、世界を救うためだ。」
男の声がし、直ぐさま城の方を向くと、囚われの身になってるはやてさんと、その隣に、男性が立っていた。その隣には、黄金のパーツアーマーを纏った女性と大きな右腕にハンマーを持った女の子が佇んでいた。
???「初めまして、俺はジュリアン・エインズワーズ。早速ですが、ここで倒れて貰いますよ。」
天音「……………何が目的ですか?貴方方がやろうとしてることは、人類にとっても良いかもしれませんが、お父様が許されないものですよ?」
ジュリアン「ふん、そんな物は関係ない。俺こそが正義、その後はただのモブに過ぎない。だが、この女はいずれ俺の道具として活用させて貰う。やれ、アンジェリカ。ベアドリス。」
アンジェリカ「はっ。」
ベアドリス「さぁきな!!あたし達が相手になってやんよ!!」
なるほど、つまりあのアンジェリカという方は『ギルガメッシュ』のカード、彼方は『雷神トール』のカードで強化したって事ですか…………。って、あら?ザギさんの様子が?
ザギ「はやてを道具?許さない…………、はやてを奪った事、私を怒らせたこと、後悔させてやる。ディノオウガ、天音、なのは達はあの2人を、私はあの生意気な小僧を倒す。」
天音「…………無理しないでね、ザギさん。」
ザギ「ああ…………。」
ザギは私達の目には捉えられない程の速さで、ジュリアンを追っていった。私達もそれぞれの武器を持ち、戦闘準備に取り掛かった。
天音「行きましょう、皆さん!はやてさんを助けるために!!」