Moon Light Another Fate a sequel 作:深緑 風龍
-光の国-
ガルッチside
『ウニャー』
『みゃー』
『みゅー』
ガルッチ「…………。」
えーっと、なにこの猫。一体何処から現れたんだ?いやそれ以前に、複雑な気持ちがあるんだけど…………。
いやまあ僕、猫は好きだよ。撫でくり回したい気持ちとかもあるけど、『3匹の猫』、しかもあの出来事のせいで、今でも許せないんだよね。ぶっちゃけあれ以上に腹立たしい事他ないよ。
でもホントに、一体何処から出てきた!?
英竜「あれ?ガルッチ、その猫何処から出てきたんだ?」
ガルッチ「分からない。気が付いたらいたんだ。」
英竜「そうか…………、ところで何で血が出るほど握ってるんだ?」
ガルッチ「ん?…………ああ、気にしないで?別に、この3匹の猫見ただけで滅茶苦茶殺意を抱いてる訳ジャアナイカラ。」
英竜「隠せてない。っていうか、もう2万年前なのに、まだ根に持ってたのか…………。」
ガルッチ「そりゃあフラン達にあんな事されたら、永遠と忘れられないよ。」
英竜「ちょっとガルッチ、2万年前も言ったけどミケ、タマ、クロに復讐か何か考えてるならやめろ。あの三姉妹に何言っても、自分がやってる事自覚出来ないから。」
未来「でもね?例えそうだとしても、許せないものだよ?」
未来、いつの間にこの部屋に………。
英竜「いやそう言われても………。」
ガルッチ「兎に角、あれをどうにかしない限り、絶対許せない気がする!何か方法ない!?」
英竜「いきなり無茶ぶりしないでよ。私だって、あの無自覚さをどうにかして欲しいって思ってるし。」
確かに、あの無自覚さも困る。っていうか出てきたら絶対混乱間違いなしだしなぁ…………。そう思っていた。
???『フハハハハハハハハ!!!!随分お困りだな?』
!?この声、一体何処から!?っていうか、この声何処かで………?
???『フハハハハハハハハ!!!英竜!ガルッチ!未来!俺は此処だ!!!』
僕と未来、そして英竜お姉ちゃんは、僕が使ってるパソコンの方を向くと、そこにはあり得ない人物がいた。というか、消滅したはずの奴が居た。
3人「「「なっ!?そ、そんな馬鹿な!?『ゼロノス』!?何で──────」」」
???『おいおい貴様ら、俺はもうゼロノスなんかじゃあない。』
3人「「「?」」」
???『今の俺は…………!』
今のお前は?
『シンゼロノスだ!!!!!』テーレッテレー
3人「「「( ゚д゚)ポカーン」」」
…………………………はい?今此奴はなんて言ったんだ?『シンゼロノス』?罪を英語に変換したのか、新しい方なのか、此が本当のゼロノスなのか、分かんないけど…………。
滅茶苦茶ダサくない?
ゼロノス『ん?お前達如何した?そんな惚けた顔して?もしや俺の名前の凄さに、声も出ないのか?そうかそうか!そうであろう?!』
3人「「「( ゚д゚)ポカーン」」」
ゼロノス『いやー、我ながら良い名だと思うな!!流石俺、満点だな!!ハッハッハッハッハ─────』
……………此奴、本当にゼロノスか?キャラが滅茶苦茶ブレてるんだけど…………?
ゼロノス『アダッ!?』
???『ウルセぇな兄貴、ちょっとは寝かせろってのに…………。』
ってこの声、まさか彼奴も!?
???『ん?おう、ようガルッチ。2万年ぶりだな。』
ガルッチ「ジャック?ジャックなのか!?」
クリムゾン『そうだぜ。って、何泣きそうな顔して───────』
ガルッチ「ジャァァァァァァァァァァァック!!!!!!!滅茶苦茶会いたかった!!って言うか滅茶苦茶寂しかったァァァァァァァァァァァ!!!!」
未来「ま、まさかジャックもいたなんて……………。」
英竜「ちょっと待って、ゼロノスの名前で( ゚д゚)ポカーンってしてたけど、貴方達消滅したはずじゃなかったの!?」
ガルッチ「あ、再会の嬉しさの余り忘れてた。本題に入るけど、ジャック、ゼロノス。お前ら消滅したはずじゃなかったのか?」
クリムゾン『あー、確かに俺と兄貴は消滅した
ゼロノス『まっ、おかげでバックアップという形で生き残ったし、新たな力も手に入ったしな。』
新たな力?
ゼロノス『此奴さ。』
ガルッチ「ガシャット!?まさかそれって!!」
ゼロノス『そう、エグゼイドとかの奴だ。言ってみれば、俺とガルドは、バグスターに生まれ変わったって訳だな。因みに、俺とガルドの奴はガシャコンバグヴァイザー
それだけじゃねえ、こっからが本題だ。此奴を使えば、宇宙化猫三姉妹の能力を無効化する事が出来るって訳だ!』
ガルッチ「なん………!?」
未来「だって…………!?」
英竜「そんな馬鹿なことが!?」
ゼロノス『まぁ今は、此奴の機能をゲーマドライバーに組み込むつもりでね。』
マジかよ……………。だが、疑問があり過ぎる…………。
ガルッチ「何でそんなに協力的なんだ?」
ゼロノス『理由は簡単。もう一度お前の作るアールグレイを飲みたいって訳だ。』
ガルッチ「なるほど納得。」
3人「「『それで納得!?』」」
ゼロノス『何を言う。これでも俺は、アールグレイの凄さを知っているのだ。一日中語りたいぐらいだ。』
ガルッチ「ほう、奇遇だなゼロノス。僕もアールグレイの事なら語りたいぐらいだ。後で議論とかで語り合おうではないか?」
ゼロノス『いいだろう。存分に語り合おうではないか!!!』
クリムゾン『……………なんて言うか、此奴こんなキャラだったか?怖すぎるんだが。』
未来「うん。正直、キャラ崩壊するなんて思わなかった。」
英竜「ラスボスだった人が、いざ仲間に入るとおかしなキャラに変わるって……………。」
ガルゼロ「『HAHAHAHAHAHA!!』」
未来「っていうかガルッチ、一日中アールグレイの事で語り合うって、寝不足とか大丈夫?」
ガルッチ「大丈夫、終わったら終わったでポテっと寝てるから。」
未来「全然大丈夫じゃない………。」
とはいえ、もし無効化出来るってのが本当なら、記憶が失わずにすむな。
ガルッチ「話戻すけど、デメリットとかは?」
ゼロノス『聞くと思った。残念だが、まだ其処まで分からないから、デメリットが分かり次第報告する。
もうあんなのは懲り懲りだ………。』
ガルッチ「やっぱりお前もトラウマ引きずってたか…………。」
英竜「いや…………、うん…………。敵だったお前に言うのもなんだけど………、ホントにごめん。正直あれどうしよもないからね……………。」
ゼロノス『そもそも彼奴らの教育おかしいだろ放任主義か彼奴の親はだったら最低な親だなろくに教育すらままならず─────────』
クリムゾン『あー、まぁとりあえず、デメリットが分かって使用段階までいったら連絡する。それじゃ。』
『ピッ』
……………あれかな?今までラスボス風格を持っていた人が、いざ仲間になったらポンコツ化、ヘタレ化しちゃうような感じかな?
ガルッチ「…………まぁこれで、猫に対して複雑な気持ちが無くなって、純粋に愛でることが出来そうだ。」
英竜「んー、ここにも猫が居るんだけどね。」
ガルッチ「え?何処に?」
未来「決まってるでしょ?」
ん?何で僕のことジーッと…………………………まさか!?( ゚д゚)ハッ
ガルッチ「ちょっと待って、2人とも。落ち着いて?ね?僕は猫じゃ無いから。」
未来「そう言いつつ、愛でて欲しいって眼をしてるよ?」
ガルッチ「いやそんな分けないでしょ?!ねぇ、ちょっと聞いてる?」
英竜「大丈夫聞いてるよ?私の可愛い弟の気持ちは良く分かるよ。だからこっちにおいで?いっぱい撫でてあげるから。」
ガルッチ「全然聞いてねぇ!!!っていうかもうこれは…………ん?」
何故か『ガシャコンバグヴァイザー
もうこれ使って逃げるしか無い!
【仮面ライダークロニクル………!】
ガルッチ「とりあえず、これで逃げる!『変身』!」
【ガシャット!バグルアップ……!天を掴めライダー!刻めクロニクル!今こそ時はッ!極まれりぃぃぃぃ!】
英竜「ちょ!?」
ガルッチ「ってな訳で、逃げる!!時よ、止まれ!!」
【ポーズ……。】
その後滅茶苦茶逃げ回るも、2人に追い回される羽目になった。