※この作品はR-18です。

Moon Light Another Fate a sequel   作:深緑 風龍

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DATA25 『破滅願望』

-光の国 トレーニングルーム-

 

 

ガルッチside

 

 

ガルッチ「なんだそのスキル?」

 

ザムシャー「あー、そういえばお前は『死滅願望』とかあるんだったな。ようはそれの最終進化スキルだ。」

 

 

修行から約3ヶ月、ザムシャーは突然『破滅願望』と言う名のスキルについて語ってきた。

 

 

ザムシャー「まぁあれはお勧め出来ないスキルだな。『完全特攻スキル』っていっても良いだろう。」

 

ガルッチ「ザムシャー、何でいきなりその話をし始めた?」

 

ザムシャー「お前のことだ。どうせ、そのスキルを取ろうと思うだろうし。」

 

ガルッチ「いや、知らない方が良いところもあるよ?だが、『破滅願望』って一体………?」

 

ザムシャー「……………此奴のスキルだが、使ったら最期。其奴は何も残らなくなる。」

 

ガルッチ「それって、消滅とは違うのか?」

 

ザムシャー「消滅って言って良いが、あれは違う。生も死も、過去も未来も、記憶も………………其奴が持っているその物が無くなってしまうって事だ。言ってみれば、『抹消』だな。」

 

 

抹消…………。つまり、生きていたことも、今までの事も全部、失われるって事?

 

 

ザムシャー「代わりに、絶大な力を得るのは確かだ。もう何者にも負けない、絶対的な力を得る。」

 

ガルッチ「……………何故態々?そもそもそのスキルを手に入れた人とかいるの?」

 

ザムシャー「…………………お前は知らないとは思うが、実際それを使った奴がいたんだ。しかも、そのスキルは『抑止力』の阿頼耶識に──────」

 

ガルッチ「また阿頼耶識かよ!?」

 

ザムシャー「まぁ、お前のお陰で二度とそのスキルを手にすることも無いから、少なくとも安心だがな。」

 

 

というか、暗躍にも程があるだろ阿頼耶識。ん?ちょっと待て?

 

 

ガルッチ「聞くけどさ、何でそのスキル知ってるんだ?」

 

ザムシャー「………………いやなに、そのスキルを知ってる奴がいてね。たまたま聞いたんだ。確か、間桐慎二だとか何とか──────」

 

ガルッチ「よし、ちょっとあのワカメを殺ってくる。」

 

 

彼奴があのスキルを知ってるとかマジで腹立つよ。なんだあの生意気な性格、何様だっての。もう一遍死んでみるか?

 

 

ザムシャー「ちょっと落ち着け、多分誤解してるぞ。」

 

ガルッチ「安心して、ザムシャー。灰すら残す気更々ない─────」

 

ザムシャー「それこそ待て!私と話をしていたのは、ショタの方の────」

 

ガルッチ「なんだ。だったらいいや。」

 

ザムシャー「其処は良いのか。」

 

ガルッチ「シンジだったら話は別。ウザさは変わりないが、何だかんだ言って優しく接してくれてるしね。8歳児とは思えんよ。

だがあっちの慎二は8歳児以下。呆れて物が言えん。」

 

ザムシャー「……………まぁ、気持ちは分かる。」

 

ガルッチ「そもそもあの小物でワカメな奴に人権があると思うか?よりにもよって英竜お姉ちゃんを侮辱して来やがったし─────」

 

ザムシャー「詳しく聞かせて貰おうか。いつものBARでいいか?」

 

ガルッチ「いいよ、たっぷり言うから。」

 

 

後日、間桐家の長男、間桐慎二は無残な姿で亡くなった。

ウワーヒドイナー、誰ガ殺シタンダロウ。酷イ人ガイタモンダナァ。(愉悦顔)

 

 

英竜「……………ガルッチ。」

 

ガルッチ「?」

 

英竜「ザムシャーが言ってたけど、慎二は私を侮辱してたんだって?」

 

ガルッチ「うん。」

 

英竜「OK,一緒に彼奴をO☆HA☆NA☆SHI☆しようじゃないか。」

 

ガルッチ「いいよ。僕も久し振りに暴れたいから。」

 

 

また後日、再び蘇った慎二だったが、今度は家諸共消滅した。その家の中には、間桐慎二らしき遺体があったそうな…………。

まぁどうでも良いけどね。(愉悦顔)

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