Moon Light Another Fate a sequel 作:深緑 風龍
今回はこの短編を一時期終了して、次の本編を作ろうと思ってます。
メアリー「って言っても、風龍。サンズとか出てる時点で、もう物語の断片があるんじゃ。」
アラン「でもタイトルは何にするの?」
まぁ今回のメインは『Undertale』なんだけど、今まで物語に関わらなかった江ノ島盾子も暗躍してるし、他の敵も居るからね。
ヴォルデモート「報告します、風龍さん。」
ヴォルデモート?どうかしたか?
ヴォルデモート「ⅩⅢ機関の一部が、漸く動き始めました。何でも、フラフィーと呼ばれる魔物に手を組むとか。
更にですが、そのⅩⅢ機関で内部対立が起こり、古参ⅩⅢ機関と新生ⅩⅢ機関に分かれました。」
新生ⅩⅢ機関?古参ⅩⅢ機関って事は、ゼムナスの?
ヴォルデモート「はい。それで新生ⅩⅢ機関と言うのは、『キングダムハーツ』とは全くの無縁、要するにその世界を破壊する組織のようです。
ただ、不思議なことにそれぞれの名前に『X』を付けることはない人もいれば、無銘の人がいて、仕方なく『X』と言う名前になってる者も居ます。」
そうか。ご苦労さま。………………タイトルは、後書きで教えます。
-光の国-
ガルッチside
あれから、2万5千年後もたった。相変わらず平和だが、もうすぐその平穏が終わりを迎えようとしている。
その原因だが、僕が久しぶりにタロット占いをしていたときに、『運命の輪』が逆位置、『死神』の正位置が現れた事だった。
そしてそれが起こりえるのは、200年後の事で、何かしらのものが平穏を崩壊させようとしているようだ。とはいえ、何者なのかは分かっていた。
『フラフィー』、そしてタロット占い後に現れた『江ノ島盾子』。って言っても、未だにモノクマで現れていた。(お姉ちゃんは、其れを抱いて眠りたいって言うほどのオーラが出ていたけど………。)
ガルッチ「『次元史上最大最悪の絶望的な悪夢事件』が、もうすぐやって来る…………か。盾子の奴、今まで何をしていたのか分からないが、まさかフラフィーと組んでいたとはな…………。」
盾子は其れを言い残して、また姿を消した。
やれやれ、厄介な敵を忘れるとか、何やってたんだろうなぁ…………。しかも、久々にヴォルデモートとゼアノートと出会ったけど、もっと最悪な報告が来るとは思わなかった………。
『新生ⅩⅢ機関が次元を滅ぼそうと考えている。』
何でもその『新生ⅩⅢ機関』は、ゼムナス率いる『古参ⅩⅢ機関』から離反した者達が組んだ、新たな組織のようだ。
しかも、差別化するためか、彼方は白色のコートを纏っていて、古参のやり方に不満があって裏切ったノーバディと偶然その場に居たハートレスを従えているらしい。
しかも、古参が手にしたいと言われる『キングダムハーツ』とは違って、新生は世界の破壊を目的としている。
ベリアル『どうかしたか、ガルッチ。』
ガルッチ「ベリアル?って、怪獣娘のベリアルか。」
ベリアル『報告があってな。最近妙な奴らがうろちょろし始めてるようなんだが、俺達を襲ってきたんだ。
なんか薄っぺらい奴で、人間も襲ってた気がするんだが────』
ガルッチ「………ノーバディか。」
ベリアル『あ?ノーバディ?』
ガルッチ「其奴のことだが、もし敵対攻撃、または人間を襲っていたら、迷わず殺せ。もしかしたら、白いコートを着た奴らの手下かもしれないからね。今回の敵、ゼロノス戦以上に厳しい戦いになるかもしれないし。
って言っても、敵は『フラフィー』とその協力者だけだし。」
ベリアル『そうか。分かった、今度こそリベンジしてやる。』
……………そろそろ、か。まぁ今までの平和よりも、長く続いた方だし、いずれ来たるべき戦いもあるのは、最初からだしな。
永遠に続く平和なんて、最初から有り得ない。仮にあったとしても、進化のないつまらない世界に決まってる。
進化があるからこそ、もっとよりよい未来を作れる。お姉ちゃん達は、『優しさ』で侵略していった。とてもじゃないけど、僕には真似は出来ないような物。だからこそ、僕は僕にしか出来ないことをするだけ。
ガルッチ「今度こそ、できるだろうか。『投影魔術』よりも、更に上の『投影魔法』を…………。
『
投影魔法、言わば投影魔術の更に上で、エンペラが使ってる剣ですら投影させることが出来る魔法。
改造となると、『解析魔法』や『強化魔法』も必要になる。勿論、所持してるため、恐らく武器を自分好みで改造ぐらいできるだろう。
だが、今まで投影魔術で頼ってきて、漸く魔法の領域まで行ったのは良いが、上手くいかなかった。
『バチバチッ!』
ガルッチ「チッ、上手くいけ!」
しかも無謀な事もしてる。今投影しているのは『エンペラブレード』、其れを超えるほどの物を投影しようとしている。
下手すれば間違いなくぶっ倒れる。強化魔法や複製魔法も使用してるし…………。
でも今回は、自分の血を代価として使ってる。貧血は免れないが、完成させるためならッ!!
って、おお?形になってきた!もうすぐ…………!もうすぐで出来る!!
ガルッチ「ッ!!『
『カタンッ』
ガルッチ「ハァ…………ハァ…………。」
やった…………、遂に…………出来た。複製も、ばらつきはあるが、ちゃんと形になってる。後は、この魔法を効率的に──────
エンペラ「…………マジか、此奴…………やりやがった。」
ガルッチ「ハハハ………、来てたかエンペラ。見ろ、投影………してやったぞ。」
エンペラ「ガルッチの執念、侮りすぎた。って、滅茶苦茶弱ってるけど、大丈夫か!?」
ガルッチ「だ、大丈夫大丈夫…………って、言いたいが、貧血起こした。」
エンペラ「無理しすぎだ。待ってろ、主を呼んでくる。」
しかし、久々だな。この貧血。確か回復方法って、吸血だったけな?そいや前に、こいしの血を吸いながらヤっていたっけ?あれはホントにやばかった。というかマジでむせちゃったし、辛かったしなぁ……………。
英竜「ガルッチ!?貧血で倒れたって聞いたけど、ホント!?」
ガルッチ「まぁ…………、そうだね。『エンペラブレード』を超えるほどの物を投影した結果、あれさ。」
エンペラ「強化したとは言え、まさか其れを超えるほどの物を投影し、しかも複製するなんて、思わなかった。」
ガルッチ「おかげで、貧血起こした。ってな訳で、悪いけどお姉ちゃん………。」
英竜「?」
ガルッチ「お姉ちゃんの血、頂戴。」
エンペラ「ブッ!?」
英竜「え!?ガルッチって、もしかして吸血─────」
ガルッチ「ちゃう。吸血鬼だったら今頃灰になってるよ。波紋使ってるし、絶対消えてるだろ。」
エンペラ「むしろ、ガルッチは吸血で貧血回復するのかと思うんだが………。」
ガルッチ「そこは気にしちゃいけない。僕も何故其れで回復するのか、昔から思ってるから。」
英竜「それよりガルッチが吸血なんて出来ること自体、お姉ちゃん驚きなんだけど。」
気にしちゃいけない、お姉ちゃん。
英竜「まっ、まぁ弟の頼みとならば、聞かないとね。今から部屋に連れて行かせるから、それまでは我慢して。」
ガルッチ「うん。」
エンペラ「…………ヤンシス、なんだろうなぁ。いや、ガルッチって自分からヤンデレって言ってたけど、何かとツンもあったし……………。
………………うん、後で簪って人に頼んでツンデレガルッチの同人誌を作って貰おう。」
エンペラ、聞こえてるよ。僕の聴力、貧血でも結構聞こえるから。
-ガルッチ達の家-
そんなこんなで、僕は英竜お姉ちゃんの部屋に連れて行かれ、ベッドのとこに座らせた。まぁ多少は動けるとはいえ、何もそこまではしなくてもいいけど…………。
英竜「っていうか、血の再生は出来ないの?」
ガルッチ「何処の『お姉チャンバラ』のキャラだよ。いやあっちは違うか……。んでさっきの質問だけど、流石に血を再生は無理だよ。いくら『寄生再生超獣ニョキン』でも、血にはなり変えられないし、回復の殆どが吸血だからね。」
英竜「だったら別に、私じゃなくて、エンペラでも────」
ガルッチ「いや、それ多分無理。種族的な意味で。」
英竜「えぇぇ…………。でも私、貴方に処女奪われて──────」
ガルッチ「別に処女関係なく血を吸ってるけど………。」
英竜「ガルッチって、常識ないの?」
ガルッチ「常識には囚われていない常識に囚われているので。」
英竜「矛盾してるよ~。」
まぁ入れ知恵は早苗だし、仕方ないよね。
英竜「はぁ、しょうがない。私の血、飲んでもいいよ。でも聞くけど、吸血鬼にはならないよね?」
ガルッチ「大丈夫、流石にそんな能力持ってないよ。というか、お姉ちゃんを吸血鬼化なんてさせるわけないんだし。」
英竜「それも、そうね。」
僕はそのまま、英竜お姉ちゃんの首筋のとこに突き立てた。これホントに久々な気がするよ、あの頃は血を使った宝具を使用してばっかりだったか、あまり使わなくなったのか、吸血もしなくなっちゃったしな………。
英竜「んんっ………、ちょっとっ、ホントに吸血鬼じゃないよねっ?」
当たり前だ。何故か吸血スキルを持った有翼人ですよ?というか、なんだろう、このドキドキ感、義姉なのは分かってはいるのに、凄く背徳感があるよ。
…………今思えば、お姉ちゃんの前世って、男の娘の精神障害者だったんだよね………。あの弟が言うには、虐待、裏切り、軽蔑、色々と酷いことされて、生きていたんだね。
…………もし、お姉ちゃんの本当の弟になれたら………………ううん、多分僕は、切り裂きジャック並みの殺人鬼になってたかも。でも、それでも僕は、お姉ちゃんを理解出来ない奴らを許せない。結局お姉ちゃんも、僕らと一緒だったんだし…………。
何があっても、僕はお姉ちゃんを守りたい………。それが、奈落の底が無く、永遠に落ち続けても。」
英竜「ガルッチ?独り言聞こえてるよ?」
ガルッチ「あ、聞こえちゃった?」
英竜「うん。ちょっとだけ。もう大丈夫?」
ガルッチ「とりあえず大丈夫。極端すぎる物じゃない限りは、大丈夫。神様といえども、肉体は有翼人だからね。」
英竜「どっちかというと、『有翼人』じゃなく『有翼神』じゃないかな?」
ガルッチ「何故上手いことを…………。」
英竜「……………まぁ、この際だし、神様になったら?種族的な意味で。」
ガルッチ「人から神に?それはやめとく。人の方が、何かと自由が利くからね。」
英竜「何で?」
ガルッチ「いくら『超全大王神』になって、未だに有翼人とは言えど、神に成るって事は、それだけの制約も着くだろ?
僕はそう言うのを望みたくない。それに、人間の頃の感情を失うのは、絶対嫌だから。」
英竜「……………そっか。」
ガルッチ「……………絶対、守ってやるからね。お姉ちゃん。大切なものを守る、『刃』として。」
英竜「うん、でも辛いことがあったら、私達にも頼って。君は、1人なんかじゃ無いから。全王神様や、昔の仲間、フラン達、未来達、そして、私達もいるんだからさ。」
ガルッチ「……………そうだね。」
もう僕は、あの頃の惨めな『遠藤宇宙』なんかじゃ無い。彼奴は、研究所のところで息絶えた。
今ここにいるのは、大家族を持ち、仲間達共に生き、守り続けると決めた『刃』。
彼女らを守るために、そして僕の幸せを守るために、邪魔する者を全て斬り伏せて見せる。
だって僕……………。
『僕の体は、全てを斬り裂く刃で出来ているから。』
-始原の城-
メアリー「それで、決まったの?」
うん。次のタイトルは、『Subterranean Electron World』にするよ。
ラヴォス「地下の電子世界…………ですか?」
サンズ「そのタイトルの理由だが、今回の敵はフラウィーだろ?」
ラヴォス「そうですね。」
サンズ「だが残念なことに、彼奴を倒すには電子世界に行かなくてはならない。しかし、彼奴だってそう簡単にやられに待ってる訳じゃあない。
新生ⅩⅢ機関、江ノ島盾子もいる。エンペラ達は、どうもその世界を知らず、直接その場所に行っちまって、返り討ちにされちまったがな。」
直接その場所に行けなくはないって事?
サンズ「死にたかったらな。というのも、突破は出来なくはないが、それはそれでキツいかもな。確実に倒す方法は、電子世界で倒すのが、手っ取り早いって事だな。」
そっか………。
サンズ「まぁ、どんな物語にするかは、お前さん次第って事だ。まぁ、ラストはもう分かってはいるが………、『Undertale』なんだろ?」
まぁね、その世界に行かせるのは、既に決定事項だしな。
ダンブルドア「しかし、『Undertale』のう…………。トム、行ってみるか?」
ヴォルデモート「ブラックジョーク過ぎるぞ、ダンブルドア。死にに行くような所に、誰が行くか。」
ダンブルドア「ジャヨネー………。」
ゼアノート「まぁ、アンヴァース達にも偵察しに行かせたが、まさかの一人も帰って来なかったし、妥当じゃろうな。」
…………ってな訳で、一時的にこの短編は中断して、本編の方に移ります。多分『リリカル・ザギ~暗黒破壊神の転生人生~』にも、何かしらの繋がりを入れるかもですけどね………。
それでは、本編でまた~。