Moon Light Another Fate a sequel 作:深緑 風龍
-光の国-
ガルッチside
……………………一言言うと、暇だ!!
まぁ原因は分かるんだけど、どうもあの衣装を着て、村一つ滅ぼした事だろうなぁ……。
まぁいいんだけど、おかげで皆気を遣われてしまい、仕事奪われたからなぁ………。いやホントに、流石にないよ?
ガルッチ「って言ってもなぁ、どうしよう…………。」
現在は、光の国の中で1番迷いやすいとも言われてる、薄明迷宮の森にいて、迷いながら時間を潰していた。
とは言え、暇だし、何かないかなぁ………。なんて、そんなフラグ回収したら、滅茶苦茶大変なことになりそうだ───────
ガルッチ「?」
今、何か殺気を感じた。それも、命を刈り取るような殺気。僕は直ぐさま『天満月』を何時でも抜く準備をした。
ガルッチ「異界の?いや、此殺せんせー並みの殺意…………?いや、彼は死んでる。だとしたら、この殺意は一体…………?」
気配は遮断している。しかもA++並みの。此は……………!?
『死ネ!!!!』
ガルッチ「ハッ!!」
『ガキンッ!!!』
瞬時に背後から来た攻撃を防いだ。が、あり得ない人物がいた。
ガルッチ「なっ!?承太郎!?」
承太郎?「アハハハハハ!!!僕ノ暗殺ヲ防グナンテ、凄インダネ!!」
いや、違う!此奴は、承太郎でも異常すぎる!しかも、彼奴の髪の毛、3本なんて有り得ない…………。だとしたら、別世界か。
ガルッチ「いきなり手荒い歓迎だな、あんた。どうやってこの世界に来たのか分かんないが、僕を暗殺とはなかなかの度胸だな。
まぁいいか。兎に角、戦う相手を間違えてるようだな!!俺と同じ化け物め。」
承太郎?「化け物?ヒドイナァ、僕ハ人間ダヨ?」
ガルッチ「貴様のような奴が、人間な訳ないだろ?特に異常なまでの力。恐らく人間離れの力に違いない。」
承太郎?「フーン、ダッタラ本気デコロシテアゲル。」
ガルッチ「無理だな、だってお前が行動を起こした時点で……………。」
言い終わらない内に、承太郎らしき人物は僕に近づく。刃が僕に近づいた途端、動かなくなった。
承太郎?「ッ!?」
ガルッチ「もう既に、終わってんだよ。『
本来なら初期化する宝具だが、今回は違う。恐らく此奴は、裏人格か何かの奴だろう。抜いた後に腹パンすると、分裂した。恐らく吹っ飛ばされたのは、先程戦った承太郎だろう。
ガルッチ「おい、大丈夫か?」
承太郎「ん………、んんっ…………。」
しかし、こっちも承太郎の姿か。いや、こっちはDIOの服装だから、別人か。
承太郎「あれ?俺………死んだか?」
ガルッチ「アホか。んで、さっきの奴は何者だ?」
承太郎「さっきの?って、何!?俺がいる!?んじゃあ俺は死んだのか!?」
ガルッチ「おいアンタ、少し落ち着け。兎に角、あれは?」
承太郎「あれは昔、死神と呼ばれた俺だ。って事は、俺どうなったんだ?」
ガルッチ「肉体を分裂させた。いや正しくは、魂を分離したって事かな。」
承太郎「なぁ、あんた誰だ?ここは何処だ?」
ガルッチ「僕はガルッチ、『この世の全ての刃』にして、『超全大王神』と呼ばれるものさ。」
承太郎「神様!?」
うん、どうやらこの承太郎、別世界………いや、平行世界の幻想郷から来た空条承太郎らしき姿の者か。
ガルッチ「それより、下がってて。ああいう物の怪の類は、俺が1番よく知ってる。それより、アンタからしたら夢かもしれないけど、昔のお前を消してやるから、安心しろ。」
承太郎「消すって、どうやって?」
ガルッチ「んなもん決まってるだろ。殺すんだ。殺せば、あんたは二度と、あの死神の頃のお前に戻ることはなくなる。
こう見えて、僕は殺戮者にもなった神様だぞ?あんな子供くさい死神なんかに負けるかっての。」
死神承太郎「アハハ!痛イ!凄ッック痛イヨ!!!」
ガルッチ「もう目が覚めたか。兎に角、下がれ。お前が殺されたら、昔の自分に取られるぞ。」
承太郎「あ、ああ。」
さてと、久々だな。このゾクゾク感、やっぱり忘れられないね。
ガルッチ「さぁ、死神。着いてこれるか?」シュン
死神承太郎「ン?」
承太郎「消えた!?」
僕は直ぐさまセフィロトソードに『キングハサン』を、クリフォトソードに『エミヤキリツグ』を挿入させ、宝具を展開させた。
死神承太郎「エ!?何此!?」
承太郎「見えない………!?師匠よりも早すぎて、何も見えない!?」
死神承太郎「痛イ痛イ痛イ痛イ痛イ痛イ痛イ痛イ痛イ痛イ痛イ痛イ痛イ痛イ痛イ痛イ痛イ痛イ痛イ痛イ痛イ痛イ痛イ痛イ痛イ痛イ痛イ痛イ痛イ痛イ痛イ痛イ痛イ痛イ痛イ痛イ痛イ痛イ痛イ痛イ痛イ痛イ痛イ痛イ痛イ痛イ痛イ痛イ痛イ痛イ痛イ痛イ痛イ痛イ痛イ痛イ痛イ痛イ痛イ痛イ痛イ痛イ痛イ痛イ────────」
ガルッチ「『
告死の羽────首を断つか。
『
死神承太郎「■■■■■■■■■■■■■■■■■■!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
声があげられないほど叫びを上げ、死神の頃の承太郎の肉体は細切れに、その隣には頭部が残っていた。
承太郎「す、凄い……………。前一緒にいたあの人より、一瞬にして殺した………。」
『チャキッ』
ガルッチ「ふう、此で君は、もう此奴に縛られずに済んだ。とは言え、僕には
でもな、僕は決めたんだ。どんな事があろうが、最後まで大切なものを守る『正義の味方』になるって、決めたから。
誰も彼もが殺人鬼と罵られても構わない。それならば、世界を敵に回す覚悟ぐらいあるからね。」
承太郎「…………ガルッチ。」
ガルッチ「体は刃で出来ている。」
承太郎「?」
ガルッチ「どれだけ正論を言おうが、どれだけ正義を並べようが、どれだけ邪魔しようが、僕の刃で、あらゆる全てを斬り伏せる。
最後まで、この意志と想いを貫き通す。永遠にね。」
承太郎「………………苦しくないのか?」
ガルッチ「苦しくない、と言ったら嘘だが、そんなに苦では無い。ようやく、僕の刃に収まる鞘を見つけたからね。」
僕は違う世界の承太郎を見ると、消えかかってるのが分かった。どうやら、時間のようだ。
ガルッチ「夢から覚める前に、選別だ。」
承太郎「?このカードは?」
ガルッチ「夢から覚めたら、そのカードは刀に変わる。『望月』と呼ばれる刀だ。君が持ってる刀より強力だけど、空を斬り、海を裂き、山を割るぐらいの力があるから、扱いは気を付けろよ。」
承太郎「あ、ああ。ありがとう。」
ガルッチ「さぁ、夢から覚めよ。空条承太郎と呼ばれる若者よ。ちゃんと守れよ。」
それだけを伝え、承太郎はこの場から去った。まぁ、暇潰しになったし、丁度帰る時間だし。飛んで帰るか。
さてと、今日の晩ご飯は何しようかな………。
-始原の城-
ってな訳で、ジョースターさんの作品の空条承太郎と死神の頃の空条承太郎を出しました。
まぁグダグダは、相変わらずですけど………。