『漏水のため、使用禁止』
「うわっ、マジかよ……」
学校帰り。激しい尿意を催して近くの公園に立ち寄った俺は、入り口の貼り紙を一瞥して、反射的に舌打ちをする。あろうことか、水のトラブルでトイレが使えなかったのである。
――くそっ、家までまだ遠いし……仕方がない!
既に限界が近づいていた俺は、別のトイレを探すことを断念して、近くの茂みに移動した。
「……」
事ここに及んでしまった以上、なりふり構ってなどいらそうにはなかったのである――
「は~~」
この場所が通路の死角部分であることと、周囲に人気がないことを確認しながら、俺はゆっくりとチンコを引っ張り出して勢い良く放尿する。
――あーあ、やっちまったなぁ……
前に立ちションを教師に見つかって大目玉を受けて以来、野外排泄はしないよう心掛けていたのだが、流石の俺も生理現象に逆らえるような男ではなかった。
――まぁいいか、今回は人に見つかりそうでもないし……
少しずつ弱まっていく尿の勢いを目で追いながら、安堵の息を漏らす。そして、俺が残りを出し切ろうとチンコをプルプルと振っていた、その時だった。
「おいおーい、コギャルの前でオチンチン出すかぁ?」
「!」
急に後ろから声をかけられて、俺は思わずビクンと体を反応させる。振り返ると、目のパッチリしたポニーテールの女子高生が、物珍しそうに俺の放尿姿を眺めていた。
「な、何だよアンタは……いきなり話しかけてくるもんだから、オシッコが足にかかっちゃったじゃないか」
靴の先端(右側)に飛散していた悲惨なシミに辟易しながら、俺は女子高生に抗議する。
「…………」
ギュム!
すると、彼女は何を思ったか、いきなり俺のチンコを握りしめたのである。
「お、おい、ちょっと!」
その手つきが妙に心地良く、彼女の手の中で俺のチンコはムクムクとそそり立ってしまう。
「うっひょー! 勃った勃った勃ったぁ!」
「た、勃った勃ったって……」
彼女が一人で勝手に俺の勃起に歓喜の声を上げ始める。何なんだ、この子は一体……
「んじゃ、今度はあたしが見せてあげる番だね☆」
「えっ?」
彼女はチンコの先端にキスをすると、いきなりパンツを下ろしてスカートをまくり上げ、剃毛済みの局部を披露する。
「す、すごい…………!」
「ニャハハハハ! どうだ、参ったか性少年! 今度はお返しに、あたしのオシッコ姿を見せてあげる番なのだ!」
そして、大きな笑い声とともにそのまま屈むと、俺の目の前で放尿を開始したのである。
プシャァァァァァァァァァァ………………
彼女の秘境から放たれる大量の黄色い液体が、俺の視線を釘付けにさせる。これは、先ほどの俺以上に溜め込んでいたかのような勢いだ。
「……もしかして、アンタもトイレが使えなかったからここでしてるクチ?」
俺はおそるおそる彼女にそんなことをたずねてみる。
「うひょひょ~~! スーパー気持ち良いって感じなのだぁ!!」
……しかし、彼女の口からはまともな返答など期待できそうにはなかった。
「だから、何だってんだよアンタは……」
俺はこんな形で桃源郷が拝むことが出来て嬉しい反面、全く会話が噛み合っていない目の前の女子高生に軽い苛立ちを覚える。
しかし、彼女はそんな俺を全く意に介することもなく、ティッシュも使わず股間をプルプルさせると、速やかに放尿を終わらせてしまったのである。
「……あっ!」
俺の靴の先端(左側)に、尿の飛沫を散らして……
「やったぁ、ラッキーですぅ☆」
「どこがだよっ!」
悪びれる様子もなくむしろ喜んでいるかのような女子高生に、当然ながら俺は強い突っ込みを入れてやる。
「……ここがですぅ!」
ギュム!
だが、それさえも通じることはなく、彼女は再び俺のチンコを強く握ると、そのまま笑顔で走り去ってしまったのである――――
「…………」
結局、彼女は俺に何がしたかったのだろうか。少なくとも、彼女自身がオシッコをしたかったことだけは、間違いなさそうだったけど。
――……ま、そんな子もいるってことだよな!
何も分かりそうになかったので、俺はこれ以上考えるのをやめにすると、速やかに膨れ上がっていたチンコの処理に回った。
その先端を、彼女が作った水たまりの中心に向けながら――