放課後。他の生徒たちが速やかに下校する中で俺はただ一人、人目を避けて校内に潜んでいた。潜伏場所は、特別教室が立ち並ぶ4階の男子トイレである。
――そろそろだな……
腕時計で時間をチェックしながら廊下をキョロキョロと見渡し、俺は息を殺して『その時』を待つ。すると、廊下の最奥部にある音楽室の扉が開かれて、今回の標的となる女教師が姿を見せたのである。
――……来たっ!
女教師が俺の視線に気づくこともなく、音楽室の鍵を施錠する。彼女の名前は杉林望美。この小学校で音楽を教えていて、校内でも人気の高い美人教師だった。残念ながら、俺のクラスは担任のババアが音楽も担っているのだけど。
「……」
だけど俺は知っている。この特別教室全体の責任者が望美先生であること――つまり、毎日放課後に点検と施錠をするために、ここに来ているということを。そして、音楽室を最後に一通り施錠を済ませた後で、ここのトイレを利用しているということを……
――来い来い、今日も絶対に来い……!
うちの学校のトイレはドアがなく、男女別々に分かれているけど繋がっていて、人さえいなければ簡単に入り込める造りになっていた。だから俺は、先生に悟られないよう男子トイレの個室に隠れ、足音で動きを察知する。幸い先生はいつもハイヒールを履いていたので、足音で確認するのは容易なことだった。
「…………」
やがて、その足音がトイレの中へと入って来て、女子側の方へと進んでいく。どうやら、俺の思念が完璧に通じたみたいである。
カチャリ!
そして、鍵を閉める音が聞こえたところで俺は確信して、疾風のごとしスピードで女子トイレに移り込んだのであった。
――真ん中か……
3つある縦に並ぶ個室の中央が閉まっていることを確認して、手前側の個室に入る。そして、俺は一目散に床に這って下の隙間を覗き見た。
――こ、これはすごいな……!
既に先生は屈んでいたのだが、その尻の上質さはなかなかのものだった。丸くてキレイで大きくて、まるで大きな桃を肌色に染めたかのような、そんな魅力的な尻。それが今、俺の目の前で露となっているのである。
プシャァァァァァァァ…………
先生がエチケット流しもせず、当然のように放尿する。誰もいないと思って安心しているのだろうけど、俺には黄色い尿がお尻の毛からもポタポタ雫をたらしているところまでバッチリ丸見えだ。
ブッ……ブビィ~~ッ!
先生が放尿の後で大きな音を立てて放屁する。その臭いは強烈で、隙間から覗いている俺は視覚も嗅覚も痺れたような感覚になってしまった。
――クンカクンカ……うえっ、酷い臭いだ! このお姉さん、何食ってんだよっ!
どうにか平常心を保ちながら、なおも先生の尻を凝視する。これだけの屁をしたということは、もしかして――
「あー臭い。でも……」
先生は一人でそんなことを言いながら、尻をプルプルと震わせて大きく肛門を開く。どうやら、俺の予想はズバリ的中したみたいだった。
ムリムリムリムリムリムリメリリッ……ポチャン!
先生の尻からモリモリと大きなウンコがひり出される。その便には黄色い粒がところどころに混じっていて、昨晩か今日にでもトウモロコシを食べていたことがうかがえた。
――うわ、クソでかいのしてやがる! あんな美人のクセに、出すもんは出してんだよなぁ……
俺がすぐ後ろで感心しているのに気付くこともなく、先生がなおも排便を続ける。
メリッ、メリメリッ! ブプッ! ブビッ、ブッ!
「……」
少しずつ緩くなっていく先生の便に反するかのように、俺のチンコは熱を帯びてどんどん固くなっていた。正直なところ、今すぐにでもこれを彼女になめさせてやりたい気分である。
――ま、やりたいってだけで実際に出来るわけねーけどな……
俺は越えられない壁を前にセンチな気分になりながらも、尻を拭いている先生の姿もしっかりと瞼(まぶた)に焼き付けておいた。
そして、拭き終えて彼女が立ち上がったところで撤収して、学校から速やかに姿を消したのであった。
「おはようございまーす!」
翌朝の休み時間。偶然廊下ですれ違った望美先生に、俺は元気よく挨拶した。
「おはようございます」
もちろん先生も挨拶を返すのだが、俺はそれだけで終わらせない。
「えっと、杉林先生……でしたよね? 確か、音楽の」
「はい。そうですけど、何か?」
「いえ、確認がしたかっただけです。それでは今日も、お元気で」
俺はそこまで言うと、キョトンとしている先生を尻目に教室へと引き上げた。彼女と二人きりで過ごすことの出来た、つかの間の甘美な思い出を胸に――