※この作品はR-18です。

海軍航空戦隊記 ~艦これの場合~ 高萩秀勲氏   作:西住小次郎

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処女作です。よろしくお願いします。


序章
序章 第一話 高萩秀勲


 俺は晴れて航空戦隊の一員になった。もともと陸上基地で戦闘機乗りをしていたが、この前提督に艦上戦闘機乗りにならないかと誘われた。あれからひと月ほど考えた。今日がリミットだというのでこう答えた。

「やってみる。ただ今の紫電改を艦上戦闘機仕様にして、防弾性能と格闘性能と航続距離をマックスで上げてくれ。頼む。」と。後から考えたが、かなり無茶なことを頼んでしまったと思った。提督からは溜息をつきながら分かったと言ってくれた。いいぞ俺のペットよ。それから手続きをして陸上から海へ出るとこができたのだ。

 

 

 俺こと高萩秀勲(たかはぎひでのり)は今は亡き祖父が海軍出身で、父も海軍出身なので海軍一家だった。きっかけは、俺が高校生で生前の祖父がちょっと来いと話を持ち掛けた。当時、就職難で悩んでいた時のことだったのでいい会社教えてもらえるかもとルンルン気分で祖父の部屋に訪れた。祖父は神妙な面持ちでこう言った。

「わしがあの世に逝くのはそう遠くないはずじゃ。だからせめてものお願いだが、海軍に入隊しないか。月賦もいいし今の時期は戦闘がほとんど起きていないじゃないか。死ぬことはない。わしが保証するぞ。頼んだよ。」と力強くゆっくりと言った。その一年後に祖父は死んでしまった。いま海軍にいるのは祖父のおかげだ。じいちゃんマジ感謝。

 

 

 入隊したのは高校卒業してすぐに入隊した。当時18歳。168センチ53キロ。チビでガリだった。入隊した当時はよくへとへとで体力がなさ過ぎた。だが教育隊に所属して、体力がつくようになった。この頃、自分で肉体改造をしようと思ったのだ。400メートルトラックを20周(小銃を手で持った状態で)、トレーニングルームに行ってはルームランナーで汗を流した。また筋力も皆無だったので筋トレも行うようにした。基本セットの拳立て、スクワット、腹筋、背筋それらを100回ずつ。それに器具を使用しての筋トレも行うようになった。おかげでベンチプレス180キロ達成した。筋肉だるまの誕生である。この後、陸戦の奴らに頼んで徒手格闘を覚えるようになった。

 

 

 初めて飛行機に乗って操縦したのは入隊して2年過ぎた頃だった。最近謎の敵深海棲艦(しんかいせいかん)が出現して2か月過ぎたころ、操練(飛行機操縦訓練生)が足りなくなって戦況も押され気味な時に募集していた操練に入っていた。理由としては空への憧れがあったのだ。でも捨てきれず応募していた。俺の同期は錚々たるメンバーだった。後に空戦時に4段撃墜した奥安(戦闘バカ)や三根(最強の撃墜王)などがいた。当時の成績は俺が一番で奥安が二番、三根が三番だった。当時の教官寺田五三雄(鬼の助教)大佐によればこの三人だけは俺がかなわなかった奴として尊敬していた。操練課程が終わり、三人はそれぞれ別の鎮守府や泊地、航空隊基地に移っていった。俺は長崎にある大村海軍航空隊に後期課程操練生として入隊し、実践を積み重ね、腕を磨いていった。この時点では敵機を43機撃墜しており、エースとして認められた。先輩からはお前マジで恐いわと名指しで言われた。少々びっくりした。この後、現在のタウイタウイ泊地に移動して現在は79機敵機撃墜することができた。奥安、三根元気にしてっかなあ…。

 




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