生暖かい(ドクン)目で見守ってやってください。
恋愛小説といっても序盤は男共が会話してるだけです。
【なあ、朝っぱらから迷惑だろうが少しいいか?
折り入って相談したいことがあるんだ。
親友のお前にしか頼めないことなんだ。
場所はいつものとこでいいよな?】
朝俺を起こしてくれたのは、愛用の目覚ましでも、いつものやかましい声で俺を叩き起こしてくる『あいつ』でもなかった。
起き始めていきなりこれを見た俺は返答を考えながら
汗をかいた体をシャワーで流し、
雑な朝飯を用意しながら俺は返信を返していた。
【お前が相談するってことは相当ヤバイってことだよな。
わかった。10分したら行くから待ってろ。
俺ができることなら力になるぞ。】
そう送信した後、俺は出かける支度を始めた。
「お前…それはいくら俺でも無理ってもんだぞ。」
「そんな?相談に乗ってくれるって言ったじゃないか!」
「こればっかりは自己解決するしか方法がない。」
「そんなこと言ったって…どうにもできないからこうしているのに」
「力になってやりたいがその答えはお前自身が見つけるもんだ。」
「君がそんな奴だと思わなかったよ!お互いの一押しのエロ本を
バラしあって家族会議になった仲じゃないかよ。」
「いや、それにしたって今回のは…」
「さっきから煮え切らないな、問題があるんだったらはっきり言ってみなよ。」
「ああ、わかったわかったこの際言わせてもらうが…
どうしてこうなった。
口論になる約20分前、俺はいつも
友人達と溜まり場にしている喫茶店に
集まった。
ここの店はアットホームな雰囲気で
多少うるさくても、数人なら個室で
話しても外には漏れない。お気に入りの場所だ。
「おう、待ってたか?」
「いや、来てくれてありがとう。
朝っぱらからごめんな、まだ寝てただろ?」
こいつは親友のB。大学に行くまで長いこと一緒にいたが
まじめな奴で、こんな相談をしてくるのは珍しい。
「いや、それはいいんだ。そうじゃなくて、本題は相談したい件
についてだろう。どうしたんだ一体。」
「いや、ああは言ったけど、そこまでヤバイことじゃないんだ。
軽い気持ちで聞いてくれ。」
と友人Bは注文したアイスコーヒーを飲み、
一息ついてから話はじめた。
「なあ、前に俺が話したと思うんだが、
俺が医学部に入ったことは知ってるよな?
「知ってるけど、それがどうした?」
確かにこいつは医学部志望で、中学から医者になる進路を固めていた。
俺もBに影響を受け、医者になりたいと思ったこともあるぐらい
なのだから相当だろう。実際、Bの志望大学に受かったという
連絡が来たときは、自分のことのように喜んだ。
「ああ、少し前に受講していた講義の事なんだ。」
そういうと、Bはその日の事を話し始めた。
気まぐれに投稿した物なので、いつまで続くかわかりませんが、
生暖かく(ドクンドクン)見守ってくれると幸いです。