※この作品はR-18です。

このパーティーでダンジョンは間違っているだろうか   作:もっち~!

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拳と猫

---シュウ---

 

アストレアに引っ越すことを告げた。

 

「引っ越しても、子供達と一緒に潜ってくれますか?」

 

「勿論♪アイズとリヴェリアは、父離れしたら戻します」

 

「わかりました。まぁ、引っ越し先は遠くないし」

 

と、円満引っ越しできそうだったが…

 

「なんで、出て行くんだよ~!」

 

アリーゼが認めてくれない。はぁ~

 

「ここじゃ、何でダメなんだよ~!」

 

こいつ、駄々っ子か?

 

「ここだと子守りがいないから。アリーゼは苦手だろ?」

 

固まるアリーゼ。

 

「引っ越し先は、子守り要員を用意してくれるんだ。安心して、仕事が出来ると思わないか?」

 

「じゃ、私も引っ越す!」

 

おい!

 

「お前は団長だろ?引っ越して良い訳無いと思うが」

 

「う~ん…」

 

僕とアリーゼのヤリトリを、他の団員達が苦笑いして見ている。たぶん、みんなはアリーゼの気持ちが分かっているんだろうな。

 

「よし!毎日、お前の引っ越し先を見回る!」

 

「お前は団長だぞ。ホームで腰を下ろしていろよ!」

 

「却下だ!」

 

あの頑固なエルフも笑って見ているぞ。ったく…

 

「じゃ、飯を『豊饒の女主人』に喰いに来い。引っ越し先は、あの店の裏だから」

 

「そうか♪うんうん、そうするよ♪」

 

やっと納得してくれたアリーゼ。荷物を纏めて、引っ越しをする。ファルコンとアイリスは、そのままアストレア・ファミリアのホームに住むことになっている。

 

アイズとリヴェリアと荷物を抱えて、新居へ転移した。

 

------

 

アイズとリヴェリアの部屋は二人部屋にした。新居の部屋を見て廻っていると、『シル&フレイ』と彫ってあるルームプレートがあった。はぁい?中に入ると、シルがいた。

 

「これ?どういう事?」

 

「うん?フレイに聞いていませんか?この部屋にフレイと住み込みます♪」

 

コイツ…母から離れて弟と住む為に、この土地を推奨したのか…

 

「ここなら、職場が近いし♪勿論、子守りをこなしますよ~」

 

「聞いていないぞ!」

 

「あぁ、昨日の今朝ですからねぇ」

 

シルは涼しい顔だ。まぁ、追い出す理由が浮かばないし…躾をするのも良いかな?シルに子供達をまかせ、1階へ向かった。

 

「炉はもう少しかかります。お風呂は男女別で、掛け流し温泉です」

 

って、ジムの声がした。

 

「メンテは出来るのか?」

 

「それは、出来ます」

 

「じゃ、ミアの包丁を研げるな」

 

「はい」

 

僕はミアの包丁を取りに行った。

 

------

 

「うっ…何だ、このキレ味は…」

 

研ぎ終わった包丁を、ミアへ渡しに行った。で、彼女の目の前で、キレ味を実演した。薄い紙を空中に浮かせて、包丁の刃で落ちて来た紙を受けると、真っ二つに切れた。

 

「アサシンナイフくらいの切れ味はあると思います」

 

人間の首程度なら、簡単に痛みを与えずに斬れるということだ。

 

「スミスとしての腕は、信用していいようだな」

 

「お鍋なんかの修理は、もう少し待ってくださいね。まだ、炉が完成しないから」

 

「で、料理の腕前はどうんだ?」

 

料理なぁ…厨房にある食材をチェックして、少し調理してみることにした。自前の包丁セットをまな板の横に置いた。

 

「こんなに使い分けているのか?」

 

「まぁ。適材適所が大事だと思うんです」

 

アイズとリヴェリア、シルが興味深そうに、僕の調理を見ていた。

 

「まず。一品目はイカのゴロ焼きです」

 

「おいしい♪」

 

一口食べて、アイズが感想をもらした。

 

「手間が掛かるが、確かに旨いなぁ…」

 

ミアさんも満足してくれた。

 

「二品目は、オムライス♪」

 

「こんな美味しい食べ物があったんですか…」

 

リヴェリアが嬉しい事を言ってくれた。

 

「確かに、料理の腕も有るようだな。潜らない時、店を手伝ってくれないか?」

 

「まぁ、暇な時は、手伝いますよ♪」

 

--------

 

僕が厨房で働く時は、アイズとリヴェリアは、洗い場を手伝うそうだ。そんな二人に、戦う術を教えないとなぁ。剣術の基礎はアリーゼが教えてくれた。魔法の基礎はリューが教えてくれた。あくまで基礎であって、実戦向きでは無いのが難点だ。

 

誰かを呼びだすかな?誰にするかな…

 

僕のチームの本部へ連絡をして、作戦に従事していない者のリストを送って貰った。う~ん…

 

考えた結果、二軍レベルではあるが、中堅クラスになりつつある、3名の者を呼び出した。違う世界で優しくて強い魔王を目指している養女の代羽莉愛、ハーフエルフのリトル、ハーフハイエルフのフィアナの3名だ。

 

3名をアイズとリヴェリアに会わせた。

 

「アイズに剣術を教える莉愛だ。莉愛は僕の養女だから、アイズと、リヴェリアの姉になる。次にリヴェリアに魔法を教える、リトルとフィアナだ。リトルの方は僕の養女のような者だから、アイズ達の姉になる。気軽に相談していいから。あぁ、仲良くしろよ。万が一の場合、歳上組は、躾けるから、注意しろ」

 

早速、剣術組と魔術組に分かれて、実戦の基礎を教え始めた。3名とも愛弟子であるの、間違いは無いだろう。

 

鍛錬はお店と僕達の家に挟まれた中庭で行っている。

 

「新しい人が増えていますね」

 

って、シルが鍛錬を見学している。

 

「僕の愛弟子達だ。僕が教えるより、同性だし、歳も少し上くらいだから、良いかなって」

 

「シュウさんの部隊って、どんな部隊なんですか?」

 

「見ての通りのしょぼい部隊だよ」

 

アイズ達を見ながら言う。

 

「フレイは…シュウさんの部隊に、所属しているんですか?」

 

そうだけど…この世界では、

 

「していない。だって、フレイはギルドの長だろ?流れ者の僕と接点は無いよ」

 

「に、しては、信頼感が羨ましい…」

 

何かに気づいたのか?やらかすと、マズいのでスルーしておく。スルーしていたら、背中にマシュマロが…シルが背中から抱きつき、僕の肩に顎を引っかけて、寝ていた。『安堵』なオーラがダダ漏れしているようだ。

 

「シル…起きろよ!」

 

「うん?フレイとは違う…安らぎを感じます。なんだろう?眠い…くぅ~…」

 

静かな寝息が聞こえて来た。フレイと寝ていて安眠していないのか?

 

「師匠、安眠抱き枕ですか?」

 

莉愛が呆れたように言ってきた。

 

「まぁ、そんな感じだな。否定はしない」

 

「私も抱いて下さいよ~♪」

 

「魔王になったらな。そういう約束だろ?」

 

莉愛が魔王に就任したら、お祝い代わりに抱かないとダメらしい…

 

「莉愛さん…なんですか、その約束…」

 

「私に手を出してくれないの。だから、取り付けたのよ~」

 

「そうなんだ…お父さん、私はどうなったら、手を出して貰えますか?」

 

笑顔でそんな事を言われてもなぁ。

 

「大人になって、一緒に旅する様になれたら考える。だから、今は莉愛のように強くて優しい女性になれ、アイズ」

 

「はい♪」

 

莉愛は顔を紅潮させていた。妹枠の出現で、恥ずかしさが芽生えたのか?

 

「師匠…認めてくれたんですね。後は魔王になれば…」

 

「莉愛、魔王になる前に、アイズを剣士に育ててくれよ」

 

「わかりました♪」

 

--------

 

その日の夜、ファルコンとアイリスがやって来た。不穏な動きを察知したそうだ。ジムは、ランスロット達と合流して、黒幕をあぶり出し始めた。

 

「今夜、来そうなのか?」

 

「たぶん…街の悪ガキ達が、金で雇われていましたから」

 

子供達とシルは2階に退避させて、莉愛達にガード役を任せた。僕、ファルコン、アイリス、フレイで悪ガキ退治をすることにした。

 

「うん?来たみたいだ。ミアさんのお店を護らないとダメかな?フレイ、頼む」

 

「了解!」

 

「じゃ、僕達も行くぞ」

 

ファルコンとアイリスが頷いた。

 

 

 

---ファルコン---

 

団長の家の周囲を囲んでいる悪ガキ達を排除していく。屠らずに少し痛い目に会わせて行く感じだ。その一団の中に、知り合いを見つけてしまった。何しているんだ、ベートよ!

 

「おい、ベート!何しているんだ?」

 

「え?兄貴…」

 

私の出現に驚いているベート。彼は見回り中に見つけた悪ガキの一人だ。前の周回時に私を助けてくれた弟分なので、この周回でも手助けをしていたのだが…

 

「お前の護るべき者は、金とか、悪ガキ仲間なのか?」

 

「違う…だけど…生きる上で、金は有れば有っただけ良いだろ?」

 

ベート以外の奴らを峰撃ちで、倒していく。

 

ベートは私以外の者に狙いを絞り、攻撃を仕掛けていった。おい、その方はダメだ…

 

 

 

---ベート・ローガ---

 

マズい…まさか、恩人のいるホームだったとは。カツアゲをして生計を立てていた俺を、叩きのめし、更正させようとしてくれているエフの兄貴…俺は目の前の大金に走ってしまった。まさか、兄貴が賞金首だったとは…

 

兄貴から逃げるように、違う相手を屠りに行く。ノーガードでボンヤリ立っている男、俺は得意のハイキックを顔面に叩き込んだ…はずだったのだが、簡単に足首を掴まれて、軸足の膝裏をケリ抜かれた。地面に後頭部から落ちる俺。

 

地面に叩き落とされた衝撃で、身体が動かない。殺されるのか…

 

「団長!待って下さい!」

 

兄貴の声だ。

 

「どうした、ファルコン。コイツはお前の因縁持ちか?」

 

「はい…ですから…」

 

「じゃ、お前に預ける。使えるようにしてやれ!」

 

「はい…すみません」

 

うっすらと見える視界には、兄貴が頭を下げる姿に映り込んだ。俺なんかの為に…

 

「ベート、大丈夫か…次は無いから…もし、次が有ったら、私が迷わず…いいな」

 

兄貴の声に頷いた俺。

 

 

 

---シュウ----

 

悪ガキはカモフラージュで、本隊はプロの殺し屋だった。捕らえた二人を、躾部屋に拘束した♪

 

「で、お前らの名前は何かな?」

 

僕の問いをスルーする二人。いいよ♪その方がいい。

 

『脱衣』を発動させて、すっぽんぽんにした。僕の能力に驚く二人。まず、大きな女性から…

 

「名前は?あぁ、話さないで良いから。身体に訊いてみるからさぁ」

 

顔を歪める女性。

 

「名前はルノア・ファウスト…黒拳…デメテルの眷属かぁ。まさかデメテルが黒幕とはなぁ…」

 

彼女の記憶を読み取り、声に出して見た。

 

「違う!デメテル様は関係無い!」

 

スルーして、もう一人の記憶を読み取り、声に出した。

 

「クロエ・ロロ…黒猫…ニョルズの眷属…ニョルズも関わっていたんだな」

 

「違うにゃ!ニョルズ様は関係にゃい!」

 

「その二柱はどうするかな?先日のように関節を潰した上で、殺すか?」

 

「やめてください」

 

「やめてにゃ~」

 

あの死体を見たようだ。ならば、

 

「フレイ…2柱を呼んで来てくれ」

 

「了解しました!」

 

フレイに命じると、フレイは去って行った。

 

「巻き込まないで…」

 

「関係にゃいって…」

 

「デメテルをどういたぶるかな♪」

 

「私をいたぶりなさい!」

 

ルノアが叫んでいるがスルーする。

 

「そうだ♪デメテルとニョルズを交わらせて…どんな子供が生まれるかな♪」

 

「やめてぇぇぇぇ!」

 

クロエは『にゃ言葉』を止めた。

 

「じゃ、こうしようか。あの二人が来るまでに、僕を満足させてくれたら、無かったことにしてやる」

 

『催淫』を発動した。悶え、喘ぐ二人の殺し屋。廃人一歩手前で拘束を解き、調教をしていく。キャットピープルのクロエに、アレを口で奉仕させて、レノアの穴と言う穴にラインを撃ち込み、彼女のエネルギーをドレインしまくる。

 

そして、意識が途絶えた二人と交わる。失神した女性は良いなぁ~♪意識が戻るまで何度も繰り返し、意識が戻ると『催淫』から再プレイをしていく。

 

-------

 

フレイから念話で、2柱はシロだと報告が来た。ジムからは、ファミリア2つと商会1つを特定して、大掃除していると報告が来た。

 

「もう…無理です…」

 

クロエが限界のようだ。ではルノアと…何度もプレイしたことで、薄ピンク色だった彼女のモノは赤黒く、内出血しているようだ。

 

「おい、ケツを突き出せよ!」

 

ルノアも自力で動けなくなっていた。

 

「お前達に刑を宣告する。今後も僕の性の奴隷として奉仕しろ!」

 

 

 

---ルノア---

 

股間が痛い…身体が動かない…このまま終わりかな…最後の仕事だったのに…相手が悪すぎた。私の拳がまるで効かない。逆に簡単に拘束されて…こんな目に…ここで果てるのかぁ…

 

 

 

気が付くと、ベッドに横たわっていた。隣のベッドには、私と同様に拘束されていた、黒猫と呼ばれる殺し屋が横たわっていた。

 

「お前達の身柄は、私が預かったから」

 

この人…確か『小巨人』という二つなを持つ…手を出してはいけないファミリアの元団長…だっけ。

 

「お前達の仕事は、まず『豊饒の女主人』でウェイトレスとして働く事。次にアイツの娘さん達をガードすること。そして、アイツの溜まった物を出させることだ。いいな!」

 

アイツって…

 

「彼は何者…」

 

「詳しくは知らない。だが、キレると危ない…それは確かだ。お前達の身体は尋常で無かったぞ。あんな惨い拷問は見た事が無い。フレイに言わせると鬼だそうだ」

 

鬼…そうかもしれない。

 

「ほら、起きろよ!仕事をしろ!鬼が来るぞ!」

 

「ミア…すまん。もう来ている♪」

 

彼を見て固まる『小巨人』。彼は私の元に来て、頭を鷲掴みにして、引き釣り起こした。

 

「うん、治っている。じゃ、今夜も出来るかな?」

 

今夜も…精神的にダメ…

 

「お父さん!何をしているの?お姉さんが泣きそうだよ」

 

少女の声で、私から手を離した彼…あれが、彼の娘さん…

 

「え?いや、何もしていないよ」

 

「今夜こそ、添い寝してよね。一人だと眠れないの!ねぇ、お父さん、分かっている?!」

 

少女の言葉にタジタジとなり、困っている彼。

 

「ファザコンの娘に弱いんだよ。アイツは…」

 

『小巨人』が私の耳元で囁いた。

 

 

 

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