このパーティーでダンジョンは間違っているだろうか 作:もっち~!
---シュウ---
アストレアに引っ越すことを告げた。
「引っ越しても、子供達と一緒に潜ってくれますか?」
「勿論♪アイズとリヴェリアは、父離れしたら戻します」
「わかりました。まぁ、引っ越し先は遠くないし」
と、円満引っ越しできそうだったが…
「なんで、出て行くんだよ~!」
アリーゼが認めてくれない。はぁ~
「ここじゃ、何でダメなんだよ~!」
こいつ、駄々っ子か?
「ここだと子守りがいないから。アリーゼは苦手だろ?」
固まるアリーゼ。
「引っ越し先は、子守り要員を用意してくれるんだ。安心して、仕事が出来ると思わないか?」
「じゃ、私も引っ越す!」
おい!
「お前は団長だろ?引っ越して良い訳無いと思うが」
「う~ん…」
僕とアリーゼのヤリトリを、他の団員達が苦笑いして見ている。たぶん、みんなはアリーゼの気持ちが分かっているんだろうな。
「よし!毎日、お前の引っ越し先を見回る!」
「お前は団長だぞ。ホームで腰を下ろしていろよ!」
「却下だ!」
あの頑固なエルフも笑って見ているぞ。ったく…
「じゃ、飯を『豊饒の女主人』に喰いに来い。引っ越し先は、あの店の裏だから」
「そうか♪うんうん、そうするよ♪」
やっと納得してくれたアリーゼ。荷物を纏めて、引っ越しをする。ファルコンとアイリスは、そのままアストレア・ファミリアのホームに住むことになっている。
アイズとリヴェリアと荷物を抱えて、新居へ転移した。
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アイズとリヴェリアの部屋は二人部屋にした。新居の部屋を見て廻っていると、『シル&フレイ』と彫ってあるルームプレートがあった。はぁい?中に入ると、シルがいた。
「これ?どういう事?」
「うん?フレイに聞いていませんか?この部屋にフレイと住み込みます♪」
コイツ…母から離れて弟と住む為に、この土地を推奨したのか…
「ここなら、職場が近いし♪勿論、子守りをこなしますよ~」
「聞いていないぞ!」
「あぁ、昨日の今朝ですからねぇ」
シルは涼しい顔だ。まぁ、追い出す理由が浮かばないし…躾をするのも良いかな?シルに子供達をまかせ、1階へ向かった。
「炉はもう少しかかります。お風呂は男女別で、掛け流し温泉です」
って、ジムの声がした。
「メンテは出来るのか?」
「それは、出来ます」
「じゃ、ミアの包丁を研げるな」
「はい」
僕はミアの包丁を取りに行った。
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「うっ…何だ、このキレ味は…」
研ぎ終わった包丁を、ミアへ渡しに行った。で、彼女の目の前で、キレ味を実演した。薄い紙を空中に浮かせて、包丁の刃で落ちて来た紙を受けると、真っ二つに切れた。
「アサシンナイフくらいの切れ味はあると思います」
人間の首程度なら、簡単に痛みを与えずに斬れるということだ。
「スミスとしての腕は、信用していいようだな」
「お鍋なんかの修理は、もう少し待ってくださいね。まだ、炉が完成しないから」
「で、料理の腕前はどうんだ?」
料理なぁ…厨房にある食材をチェックして、少し調理してみることにした。自前の包丁セットをまな板の横に置いた。
「こんなに使い分けているのか?」
「まぁ。適材適所が大事だと思うんです」
アイズとリヴェリア、シルが興味深そうに、僕の調理を見ていた。
「まず。一品目はイカのゴロ焼きです」
「おいしい♪」
一口食べて、アイズが感想をもらした。
「手間が掛かるが、確かに旨いなぁ…」
ミアさんも満足してくれた。
「二品目は、オムライス♪」
「こんな美味しい食べ物があったんですか…」
リヴェリアが嬉しい事を言ってくれた。
「確かに、料理の腕も有るようだな。潜らない時、店を手伝ってくれないか?」
「まぁ、暇な時は、手伝いますよ♪」
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僕が厨房で働く時は、アイズとリヴェリアは、洗い場を手伝うそうだ。そんな二人に、戦う術を教えないとなぁ。剣術の基礎はアリーゼが教えてくれた。魔法の基礎はリューが教えてくれた。あくまで基礎であって、実戦向きでは無いのが難点だ。
誰かを呼びだすかな?誰にするかな…
僕のチームの本部へ連絡をして、作戦に従事していない者のリストを送って貰った。う~ん…
考えた結果、二軍レベルではあるが、中堅クラスになりつつある、3名の者を呼び出した。違う世界で優しくて強い魔王を目指している養女の代羽莉愛、ハーフエルフのリトル、ハーフハイエルフのフィアナの3名だ。
3名をアイズとリヴェリアに会わせた。
「アイズに剣術を教える莉愛だ。莉愛は僕の養女だから、アイズと、リヴェリアの姉になる。次にリヴェリアに魔法を教える、リトルとフィアナだ。リトルの方は僕の養女のような者だから、アイズ達の姉になる。気軽に相談していいから。あぁ、仲良くしろよ。万が一の場合、歳上組は、躾けるから、注意しろ」
早速、剣術組と魔術組に分かれて、実戦の基礎を教え始めた。3名とも愛弟子であるの、間違いは無いだろう。
鍛錬はお店と僕達の家に挟まれた中庭で行っている。
「新しい人が増えていますね」
って、シルが鍛錬を見学している。
「僕の愛弟子達だ。僕が教えるより、同性だし、歳も少し上くらいだから、良いかなって」
「シュウさんの部隊って、どんな部隊なんですか?」
「見ての通りのしょぼい部隊だよ」
アイズ達を見ながら言う。
「フレイは…シュウさんの部隊に、所属しているんですか?」
そうだけど…この世界では、
「していない。だって、フレイはギルドの長だろ?流れ者の僕と接点は無いよ」
「に、しては、信頼感が羨ましい…」
何かに気づいたのか?やらかすと、マズいのでスルーしておく。スルーしていたら、背中にマシュマロが…シルが背中から抱きつき、僕の肩に顎を引っかけて、寝ていた。『安堵』なオーラがダダ漏れしているようだ。
「シル…起きろよ!」
「うん?フレイとは違う…安らぎを感じます。なんだろう?眠い…くぅ~…」
静かな寝息が聞こえて来た。フレイと寝ていて安眠していないのか?
「師匠、安眠抱き枕ですか?」
莉愛が呆れたように言ってきた。
「まぁ、そんな感じだな。否定はしない」
「私も抱いて下さいよ~♪」
「魔王になったらな。そういう約束だろ?」
莉愛が魔王に就任したら、お祝い代わりに抱かないとダメらしい…
「莉愛さん…なんですか、その約束…」
「私に手を出してくれないの。だから、取り付けたのよ~」
「そうなんだ…お父さん、私はどうなったら、手を出して貰えますか?」
笑顔でそんな事を言われてもなぁ。
「大人になって、一緒に旅する様になれたら考える。だから、今は莉愛のように強くて優しい女性になれ、アイズ」
「はい♪」
莉愛は顔を紅潮させていた。妹枠の出現で、恥ずかしさが芽生えたのか?
「師匠…認めてくれたんですね。後は魔王になれば…」
「莉愛、魔王になる前に、アイズを剣士に育ててくれよ」
「わかりました♪」
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その日の夜、ファルコンとアイリスがやって来た。不穏な動きを察知したそうだ。ジムは、ランスロット達と合流して、黒幕をあぶり出し始めた。
「今夜、来そうなのか?」
「たぶん…街の悪ガキ達が、金で雇われていましたから」
子供達とシルは2階に退避させて、莉愛達にガード役を任せた。僕、ファルコン、アイリス、フレイで悪ガキ退治をすることにした。
「うん?来たみたいだ。ミアさんのお店を護らないとダメかな?フレイ、頼む」
「了解!」
「じゃ、僕達も行くぞ」
ファルコンとアイリスが頷いた。
---ファルコン---
団長の家の周囲を囲んでいる悪ガキ達を排除していく。屠らずに少し痛い目に会わせて行く感じだ。その一団の中に、知り合いを見つけてしまった。何しているんだ、ベートよ!
「おい、ベート!何しているんだ?」
「え?兄貴…」
私の出現に驚いているベート。彼は見回り中に見つけた悪ガキの一人だ。前の周回時に私を助けてくれた弟分なので、この周回でも手助けをしていたのだが…
「お前の護るべき者は、金とか、悪ガキ仲間なのか?」
「違う…だけど…生きる上で、金は有れば有っただけ良いだろ?」
ベート以外の奴らを峰撃ちで、倒していく。
ベートは私以外の者に狙いを絞り、攻撃を仕掛けていった。おい、その方はダメだ…
---ベート・ローガ---
マズい…まさか、恩人のいるホームだったとは。カツアゲをして生計を立てていた俺を、叩きのめし、更正させようとしてくれているエフの兄貴…俺は目の前の大金に走ってしまった。まさか、兄貴が賞金首だったとは…
兄貴から逃げるように、違う相手を屠りに行く。ノーガードでボンヤリ立っている男、俺は得意のハイキックを顔面に叩き込んだ…はずだったのだが、簡単に足首を掴まれて、軸足の膝裏をケリ抜かれた。地面に後頭部から落ちる俺。
地面に叩き落とされた衝撃で、身体が動かない。殺されるのか…
「団長!待って下さい!」
兄貴の声だ。
「どうした、ファルコン。コイツはお前の因縁持ちか?」
「はい…ですから…」
「じゃ、お前に預ける。使えるようにしてやれ!」
「はい…すみません」
うっすらと見える視界には、兄貴が頭を下げる姿に映り込んだ。俺なんかの為に…
「ベート、大丈夫か…次は無いから…もし、次が有ったら、私が迷わず…いいな」
兄貴の声に頷いた俺。
---シュウ----
悪ガキはカモフラージュで、本隊はプロの殺し屋だった。捕らえた二人を、躾部屋に拘束した♪
「で、お前らの名前は何かな?」
僕の問いをスルーする二人。いいよ♪その方がいい。
『脱衣』を発動させて、すっぽんぽんにした。僕の能力に驚く二人。まず、大きな女性から…
「名前は?あぁ、話さないで良いから。身体に訊いてみるからさぁ」
顔を歪める女性。
「名前はルノア・ファウスト…黒拳…デメテルの眷属かぁ。まさかデメテルが黒幕とはなぁ…」
彼女の記憶を読み取り、声に出して見た。
「違う!デメテル様は関係無い!」
スルーして、もう一人の記憶を読み取り、声に出した。
「クロエ・ロロ…黒猫…ニョルズの眷属…ニョルズも関わっていたんだな」
「違うにゃ!ニョルズ様は関係にゃい!」
「その二柱はどうするかな?先日のように関節を潰した上で、殺すか?」
「やめてください」
「やめてにゃ~」
あの死体を見たようだ。ならば、
「フレイ…2柱を呼んで来てくれ」
「了解しました!」
フレイに命じると、フレイは去って行った。
「巻き込まないで…」
「関係にゃいって…」
「デメテルをどういたぶるかな♪」
「私をいたぶりなさい!」
ルノアが叫んでいるがスルーする。
「そうだ♪デメテルとニョルズを交わらせて…どんな子供が生まれるかな♪」
「やめてぇぇぇぇ!」
クロエは『にゃ言葉』を止めた。
「じゃ、こうしようか。あの二人が来るまでに、僕を満足させてくれたら、無かったことにしてやる」
『催淫』を発動した。悶え、喘ぐ二人の殺し屋。廃人一歩手前で拘束を解き、調教をしていく。キャットピープルのクロエに、アレを口で奉仕させて、レノアの穴と言う穴にラインを撃ち込み、彼女のエネルギーをドレインしまくる。
そして、意識が途絶えた二人と交わる。失神した女性は良いなぁ~♪意識が戻るまで何度も繰り返し、意識が戻ると『催淫』から再プレイをしていく。
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フレイから念話で、2柱はシロだと報告が来た。ジムからは、ファミリア2つと商会1つを特定して、大掃除していると報告が来た。
「もう…無理です…」
クロエが限界のようだ。ではルノアと…何度もプレイしたことで、薄ピンク色だった彼女のモノは赤黒く、内出血しているようだ。
「おい、ケツを突き出せよ!」
ルノアも自力で動けなくなっていた。
「お前達に刑を宣告する。今後も僕の性の奴隷として奉仕しろ!」
---ルノア---
股間が痛い…身体が動かない…このまま終わりかな…最後の仕事だったのに…相手が悪すぎた。私の拳がまるで効かない。逆に簡単に拘束されて…こんな目に…ここで果てるのかぁ…
気が付くと、ベッドに横たわっていた。隣のベッドには、私と同様に拘束されていた、黒猫と呼ばれる殺し屋が横たわっていた。
「お前達の身柄は、私が預かったから」
この人…確か『小巨人』という二つなを持つ…手を出してはいけないファミリアの元団長…だっけ。
「お前達の仕事は、まず『豊饒の女主人』でウェイトレスとして働く事。次にアイツの娘さん達をガードすること。そして、アイツの溜まった物を出させることだ。いいな!」
アイツって…
「彼は何者…」
「詳しくは知らない。だが、キレると危ない…それは確かだ。お前達の身体は尋常で無かったぞ。あんな惨い拷問は見た事が無い。フレイに言わせると鬼だそうだ」
鬼…そうかもしれない。
「ほら、起きろよ!仕事をしろ!鬼が来るぞ!」
「ミア…すまん。もう来ている♪」
彼を見て固まる『小巨人』。彼は私の元に来て、頭を鷲掴みにして、引き釣り起こした。
「うん、治っている。じゃ、今夜も出来るかな?」
今夜も…精神的にダメ…
「お父さん!何をしているの?お姉さんが泣きそうだよ」
少女の声で、私から手を離した彼…あれが、彼の娘さん…
「え?いや、何もしていないよ」
「今夜こそ、添い寝してよね。一人だと眠れないの!ねぇ、お父さん、分かっている?!」
少女の言葉にタジタジとなり、困っている彼。
「ファザコンの娘に弱いんだよ。アイツは…」
『小巨人』が私の耳元で囁いた。