※この作品はR-18です。

このパーティーでダンジョンは間違っているだろうか   作:もっち~!

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去り際*

 

この世界に来て随分と経つ。ロリ巨乳の女神が降臨する前に、離脱しないとな。ジム、ファルコン、フレイに、離脱の準備をし始めるように指示をした。

 

「で、どうするんですか?」

 

って、ジム。何を?

 

「彼女達を…」

 

彼女達?

 

「娘さん達ですよ!」

 

おぉ~、そうだな。どうするかな。この世界に置いていきたいけど…

 

 

自分の部屋で、離脱の準備をしていると、アイズ達が入って来た。

 

「お父さん…捨てないで…」

 

僕に抱きついていきアイズ。

 

「捨てないよ。どうしたんだ?」

 

「工房の道具類が無くなっているし、炉の火が落ちていた…」

 

リヴェリアが、悔しそうに言葉を吐き出した。

 

「どこに行くの…ねぇ、お父さん!私達も連れて行ってよ!」

 

う~ん、どうするよ。僕も子供達と別れるのは辛い。でも、連れて行っても大丈夫なのか?この世界から見たら、連れ去りだと思うんだけど。

 

「ねぇ!どういうこと!」

 

今度はシルが入って来た。フレイは説得に失敗したかな?

 

「どこに行くの?ねぇ!ねぇ、答えてよ!」

 

僕の胸倉を掴み、物凄い剣幕のシル。抱きついていたアイズでさえ、僕から離れた。

 

「なんで?なんでよ!」

 

こんな感情的なシルは初めてだ。

 

「僕達は、この世界の者では無いから…そろそろ、元の職場に復帰しないといけない時期なんだよ」

 

この世界に来たのは、フレイ、ジム、ファルコンのやり残したことを、満喫する為である。それもだいたい遣り尽くしたから…

 

「この世界では無い…ねぇ、どこの世界なの?」

 

「僕のいた世界は、異種族共存で平和な世界だよ。のんびり暮らすのには最適かな。でも、僕のいる職場は戦乱地域ばかりだ。だから、危ないから連れて行けない」

 

嘘はいけないので、言える範囲で正直に話しておく。

 

「戦えるようになります。だから…ねぇ、お父さん!」

 

アイズの目は…いい目だ。いい面構えだ。この世界では一人前の冒険者になれると思う。だけど、僕の部隊では…

 

「戦地で食事を作ります。私は戦えないから」

 

シルも精一杯自分をアピールしてきた。う~ん…

 

『連れて行ってあげたら?かわいい姪っ子が一杯…嬉しいよ、私はね』

 

って、姉ちゃんから念話が届いた。いいのか?まぁ、上司の姉ちゃんがいいなら、いいのか?

 

「わかった。最終確認だ。アイズは、この世界に戻れなくても付いて来るかい?」

 

「私はお父さんと一緒にいたい。約束を護ってくれたお父さんの傍にいたいの」

 

僕は僕の駒をアイズに入れた。

 

「今入れたのは、僕の仲間の印だ。それが無いと、この世界から出られない。次、リヴェリア…戻れなくなってもいいのか?」

 

「ハイエルフの里を出る時に決心しています。どこまでもお供します」

 

彼女にも駒を入れた。

 

「ティオナはどうする?」

 

「連れて行ってください。もっと、色々な事を教えてください」

 

彼女にも駒を入れた。

 

「ティオネは…フィン狙いだったよな?お前は残るだろ?」

 

「ティオナと別れるのは無理です。つらすぎます。妹と一緒に連れて行ってください」

 

彼女にも駒も入れた。

 

「シル…ミアに会えなくなるぞ」

 

シルは無言で、僕から駒を奪い、自分で入れた…はぁ?意志表示は?!

 

「えへへへ♪これで、一緒に行けますね?」

 

小悪魔的な笑顔で、僕の心を弄ぶ、あの女神の娘…

 

「全員、入れたようだから、僕達の仲間になった。僕達の本当の正体を明かさないとなぁ」

 

僕と娘達とシルで、僕のお城に転移した。

 

「ここって?え?お城?」

 

転移した先は玉間であった。僕は正式な装備に着替え、玉座に座った。

 

「え…お父さんって王様なの?スゴい…黄金色の鎧だし…」

 

アイズが驚いている。いや、みんな驚いているかな。

 

「ここは、僕のお城のキャッスルドランだよ。僕の立場はファントムドラグーンと呼ばれる幽玄龍騎士団の団長だ。フレイ、ファルコン、ジム、アイリスは僕を守護する親衛隊のメンバーだ」

 

「フレイは、やはり、シュウさんの配下だったんですね」

 

頷きながらシルが言った。

 

「そうだよ。で、娘達とシルには親衛隊付属の予備隊に入って貰う。まだ、前線に連れて行くレベルで無いから」

 

「予備隊って?」

 

アイズに訊かれた。

 

「練習生って感じ」

 

あ…城の住民達が興味深そうに、娘達を見ている。その中には…

 

「え?なんで…私がいるの…」

 

アイズが悲鳴に近い声を上げた。

 

「アイスは3人目かな?赤髪、お前に預ける。鍛えてくれるか?」

 

「わかった。期待に応えるよ」

 

フェニックスの翼を持つアイズが、娘のアイズに近寄り、練習場へと連れて行った。

 

「ティオナは、ティオナと青髪だ♪」

 

ティオナと青髪ゼノヴィアが、娘のティオナに近寄り、練習場へと連れて行った。

 

「えっ!フィン…さん…」

 

ティオネが驚いた声を上げた。あぁ、うちの副官か。

 

「僕の副官で、この城の指揮官のフィンだよ。ティオネの知っているフィンより歳上だ。で、フィアナの父親だよ」

 

「えっ?フィアナ姉さんの…」

 

衝撃的な事実だったのかティオネが固まっている。コイツは…

 

「弓使いのようですね。では、私が教えます」

 

エルフのエルが、ショック状態のティオネの手を引き、練習場へと消えていった。

 

「残るはリヴェリアか…リトルとフィアナ、引き続き頼むよ」

 

「「はい♪行きましょう」」

 

二人はリヴェリアの手を引き、練習場へ…

 

「あの!私を忘れていませんか?!」

 

激高対応のシルを忘れていた。まずったなぁ…

 

「シュウ、私には私よね♪」

 

『魅了』持ちのシルが現れた。

 

「私もいるんだ…」

 

「料理係がいいらしいから、厨房へ頼む」

 

「了解♪さぁ、行きましょう」

 

これで、予備隊の配属は決まったかな?

 

「なぁ、この世界の私はどうするんだ?」

 

赤毛の女性が声を掛けてきた。

 

「どうするかな。アストレアの傍で天寿を全うして欲しいんだよ、どうすればいいかな?なぁ、アリーゼ♪」

 

 

 

---アリーゼ---

 

急にシュウがやって来て、話があると私を連れ出した。シュウの後をついていく。連れて行かれたのは、治外法権のホテルの一室だった。

 

「で、話ってなんだ?」

 

聞き耳防止の為に、ここは何度か利用している。他言無用な話なのか?

 

「アリーゼはどうされたいんだ?」

 

シュウの言っている意味を理解するのに、しばらくかかったが、意味を理解すると耳が熱い…

 

「そっち系を望んでいるのか?」

 

うん?理解した内容が間違っていたのかな?

 

「どういう意味だよ?!」

 

「この先、どう生きたいんだ?」

 

どう生きる?う~ん…

 

「シュウと…それなりの関係になって、」

 

「それは出来無い。違う道を選択してくれ」

 

出来無い?

 

「なぁ、嫌いなのか…」

 

「嫌いじゃない。嫌いなら、話なんか聞かないし、二人っきりになんかならない」

 

「じゃ、なんで…出来無い…んだ…」

 

「僕はこの街から出る。だから、もう一緒にはいられない。アリーゼは、この街でアストレアと共に生きるんだよ」

 

「出る?どこに行くんだ?遠いのか?」

 

「遠いよ…もう、会えないと思う…」

 

「連れて行ってくれないのか…」

 

「アリーゼはここにいた方が幸せになれる。だから、連れて行けない」

 

「足でまといなのか?」

 

シュウは答えずに、唇を重ねて来た。ズルい!私の唇の隙間から舌を潜入させて、私の口の中を支配していく。私の舌はシュウの舌により、調教されて行く。腰が勝手に動く。シュウに気づかれたようで、全裸にされて交わってきた。

 

上下の口を制圧され、何も出来無い私。彼のしたいようにされているだけ…乳房が上下に揺れ始めた。段々揺れは激しくなり、千切れそうな感覚になる。恐怖…絶頂に似ているのかな…蜜がどんどん湧き出ているようだ。

 

「う…うぅぅぅ…ううう…うぅぅぅぅぅ~…」

 

うなり声しか出ない。舌を制圧されているからか。そして、全身にシュウの体液が撒かれた。こんなに大量に溜まっていたのか?

 

「はぁ…はぁ…はぁ…」

 

恍惚…そんな表情では無いかな。何もする気が起きない。シュウの放った体液に塗れる幸せに酔いしれている。

 

「大丈夫だよ。明日になれば、記憶から僕は消える」

 

消える…なんで…身体が動かない…シュウに抱きつきたいのに、床に這いつくばっている。

 

「まぁ、僕が消えても、世の中は変化しない。だから、気にしないで生きろ」

 

シュウの後ろ姿。ここに置いて行くの…ねぇ、連れて行って…

 

『言っただろう、連れて行けない。僕のことは記憶から消える。いなくても問題は無いよ…』

 

シュウの声が遠くへと去って行く。待って!ねぇ…!

 

--------

 

目覚めると、自分の部屋のベッドの上だった。なんか悪夢を見た気がする。全身がねっとりしているし…油汗系かな?シャワーを浴びてすっきりして、階下へと降りる。

 

「おはよう、アリーゼ」

 

笑顔のアストレア様。

 

「おはようございます。なんか、悪夢を見たようで、寝た気がしないですよ」

 

「今朝は、どんな男との夢?」

 

リューに訊かれた。ここ最近、色々な男性との夢を見ている。欲求不満だろうか?

 

「う~ん…どんな男かぁ…思い出せない…印象に薄い男だよ」

 

「早く行かないと、どやされますよ、二人共♪」

 

そうだね。店長は気が短いから…リューとメイド服を着て、お店へと急ぐ。冒険者相手の弁当を毎朝、売っているのだ。お店の寄宿舎…アストレア・ファミリアのホームから出て中庭を横切り、お店の裏口から入った。

 

「リュー、アリーゼ!弁当は出来ているよ。さっさと売りなよ!」

 

ミアは気が短すぎる。まったく…弁当の箱を、店の前の屋台の上に並べる。既に、同僚のルノア、クロエが、売り始めていた。

 

「弁当だよ~ん!」

 

声をあげて、弁当をアピールする。

 

「弁当を2つくれるかな?」

 

子連れの男性に声を掛けられた。どこかで会ったような…弁当を2つ渡し、代金を受け取った。男性は子供と共に去って行く。この後ろ姿…どこかで…

 

ぱっこ~ん!

 

後頭部に激痛…目の前にはお星様がキラキラ…

 

「ほら、朝からぼぉ~っとするな。売れ!」

 

ミアの拳固かぁ…相変わらず痛いなぁ…目の目には先程の男性は見えなくなっていた。あれって誰だったっけ?

 

 

 

 

---アストレア---

 

目の前で弁当を頬張っている親子…

 

「アリーゼを頼むよ、アストレア♪」

 

美味しそうに弁当を平らげた父親に言われた。

 

「はい。謹んでお受けいたします。シュウ様…」

 

 

 

 

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