今日はパートナーのリゼリッタに呼ばれて、急ぎ風紀委員の仕事を片付けて、リゼリッタに指定された教室へとやってきた。
教室の扉をノックする。
悪戯好きなリゼリッタがわざわざ部屋を指定したことから、何か仕掛けてある可能性がある。
これまでの傾向からすると、なにもせずに扉を開けたら普通に着替えてるとかもあり得る。
「リゼ?俺だけど」
「あら、早かったのね。わざわざノックなんてせずに入ってくればいいのに」
「……念のため聞くが、着替えてたりしないよな?」
「着替えてるわよ?」
「ノックして正解じゃねぇか!」
予想通りというかなんというか。
あまりにも当たり前のような着替えてる発言に、すかさずツッコミを入れる。
「着替え終わったら声をかけろ。待ってるから」
「大丈夫よ。今着替え終わったから」
「とか言ってアレだろ。脱いだ服出しっぱなしとかそういうオチだろ」
「よくわかったわねぇ……」
「さっさと片付けろ歩く18禁!」
「流石にそれは心外よ!?」
リゼリッタの悪戯が二重三重になっていることくらい嫌というほど経験済みだ。
まったく、コイツは自分の魅力についてそろそろ自覚してほしいもんだ。
……自覚してるからこそ、この類の悪戯なのか?
「片付けも終わったわよん」
「ホントだろうな……?」
半信半疑ながらも教室の扉をそっと開ける。
幸い嘘では無かったらしく、制服から私服に着替えたリゼリッタが出迎えてくれた。
教室を見回しても、脱いだものが転がっているような様子もない。
「まったく……なんで教室に入るだけでこんな疲れなきゃならな……うおわっ!?」
「やんっ」
油断した。
まさか、扉の足元に透明な糸を這わせてあるなんていう原始的かつ単純な仕掛けに引っかかるなんて……!
糸に躓き前に倒れこんだ俺の顔は、目の前にいたリゼリッタの豊満な胸の中に沈み込んだ。
「そんなにおっぱいが触りたいなら、言ってくれればいくらでも触らせてあげるのに」
「触りたくて触ったんじゃねぇよ…………」
すぐさま体勢を立て直し、リゼリッタを軽く睨む。
…………ちょっと名残惜しいとか思ってないからな。
柔らかくて気持ちよかったとか思ってないからな。
「ホントかしらねぇ……まあ悪戯はこれくらいにして、本題なのだけど……」
そこまで言って、リゼリッタはほんの少しだけ頬を染めた。
放課後の教室、女子と二人きり。
そんな状態でそんな顔をされると、嫌でも意識してしまうから出来ればやめてほしい。
「その……」
そして本題に入るのを躊躇うような様子のリゼリッタ。
これは、マジでワンチャン…………!?
「べ、勉強を教えてくれないかしら……?」
「……へ?」
リゼリッタの口から飛び出したのは、ごく普通の、というか…………そんな言葉だった。
「黒の世界ではしなかったような勉強が多いから、ちょっと苦戦気味なのよね……向こうの勉強なら全然問題ないのだけど……」
たしかに、そういう事もあるのだろう。
青蘭学園においてはエクシードの扱いやブルーミングバトルについて以外にも、ごく普通の教科なども当然履修する。
その教科は基本的に青の世界準拠のものだ。
今まで他世界で生活していた者達からすれば、全く知らないことを一から学ぶことになる。
躓いてもおかしくはない。
「なるほどな。まあ、俺の教えられる範囲でなら構わないぞ」
「ありがと。じゃあ勉強が終わったらお礼もしなくちゃね……」
「そういうのはいいから。どこがわからんのか言ってみろ」
「つれないわねぇ……」
怪しげな微笑みを浮かべながら「お礼」なんて言うな。
お前が言うとマジでシャレにならん。
具体的に言うと超エロい。
なんていう思考から気をそらすために、さっさと勉強を始めてしまおうと思い、教科書とノートを取り出させる。
流石にわざわざ頼んできただけあって、そこは素直だった。
まずは……語学系。特に英語か。
青の世界に来ても日常的には使わないしな。
使う予定もないだろうし、他世界の住人にまで教える必要があるのかと問いたくなるくらいだ。
「まずはここなのだけれど……」
教室の机を2つ横にくっつけ、リゼリッタの開いた教科書を覗き込む。
ふむ、これくらいなら問題ないな。
◇◆◇◆◇◆
そんなこんなで、1時間ほどリゼリッタの勉強を見ていた。
元々この世界出身である俺にしてみればそこまで難易度の高いものではなかったが、他世界から来たリゼリッタからすれば難しいものだろう。
正直、美海辺りだと出身関係なく躓きそうなところだな。
とまあ、勉強の方は問題がないのだが、1つだけ問題がある。
チラリ、と俺から見て左下の方に視線をやる。
そこには、はち切れんばかりのボリュームを持つ双丘がこれでもかと存在を主張していた。
リゼリッタの私服は、胸の上半分が大きく露出されている。とんでもなく目の毒である。
隣の席に座っていると、どうしても視界に入って来てはドギマギさせられる。
「ここはどう解けばいいのかしら?」
リゼリッタはマジメに普通に勉強をしている。
なんだか申し訳なくなってくるな。
だが、リゼリッタも気付いていないわけではないらしく、たまに前かがみになって胸を机に押し付けたり、片腕で胸をさりげなく持ち上げたりと胸を強調しては少しニヤニヤとしている。
…………そう考えると申し訳なく感じる必要もないな。全然。
たまには俺からも悪戯してやるか……
「それはさっきのところの……」
リゼリッタの広げている教科書の左ページをペンの後ろ部分で指しながら説明をする。
そして説明を終え、ペンを引っ込める際にワザとリゼリッタの胸に掠めるように当てる。
「ひゃうっ!?」
リゼリッタは身体をビクッと跳ねさせ、声を上げる。
意外なその反応に、俺の方が驚いてしまう。
「す、すまん」
思わず謝ってしまうが、リゼリッタの様子を見て目を丸くする。
リゼリッタは珍しく顔を赤くして、右手で胸の露出している部分を隠すようにしながらチラチラとこちらを伺っていた。
「り、リゼリッタ……?」
「もぅ……そんなに私のおっぱいが気になるの……?」
「い、いや……その、だな……」
動揺してしまっていたからか少し返答に困っていたら、隣に座っていたリゼリッタが俺に身体を預けてきた。俺の肩に頭を乗せてくる。
髪が揺れた一瞬に、フワリと薔薇の香りが漂ってくる。
「見たかったりも、するのかしら……?」
服の胸元に人差し指をかけて少し引っ張る。
もう少し引くだけで、服から胸が零れ落ちてしまいそうだ。
俺は必死になって視線を逸らす。
リゼリッタの考えていることがわからない。
いつもの悪戯なのか?それとも本気なのか?
「私は、貴方にならいいと思ってるわよ……?」
「な、なに言ってんだよ……」
「それとも、貴方は私じゃ嫌かしら?」
「そんなことない!」
反射的に答えて、リゼリッタの様子を見てやらかした、と思った。
リゼリッタは肩を震わせて笑いを堪えているようだった。
「ふふふ……そんなに私のこと想ってくれてたのね……嬉しいわぁ……」
「こ……の……」
笑いを堪えながら言ってくるリゼリッタに、少しの怒りが湧いてきてしまう。
笑い過ぎで目の端に涙を浮かべながらこっちを向いたその顔を見て、身体が勝手に動いてしまった。
「んぅ!?」
気付けば、俺は強引にリゼリッタの唇を奪っていた。
驚きに見開かれたリゼリッタの瞳がほぼゼロ距離にある。
「ん…………」
突き飛ばされると思ったが、意外にもリゼリッタはそのまま目を閉じた。
少しの間を置いて、唇を離す。
「もう……強引な男は嫌われるわよ?」
「タチの悪い悪戯ばっかりの女よりはマシだと思うぞ?」
少し離れただけの、近過ぎる距離。
そんな距離で、お互いに嫌味を言い合って苦笑する。
「仕方ないじゃない……ずっとそうしてきたんだもの。素直な気持ちの伝え方なんてわからないもの」
「ったく……それじゃ、俺から言わせてもらうぞ」
まっすぐリゼリッタの目を見つめると、リゼリッタは少し視線を逸らした。
恥ずかしがっているようなその様子がいつもとのギャップが強く、余計に可愛らしく見えてくる。
「俺は……リゼリッタが好きだ。パートナーを希望した、あの時からずっと」
「…………これ、思ってたよりずっと恥ずかしいわね……」
「そりゃそうだろ。悪戯じゃない、本気なんだから」
「…………私も」
俺の服を両手で掴んで、目を伏せて。
リゼリッタはポツリと呟くように言った。
「私も、好き。貴方のことが……」
いつもと違いしおらしいリゼリッタが愛おしくて、思わず抱き締めてしまう。
腕の中でリゼリッタが驚いたのがわかった。
「ちょ、ちょっと……!?」
「嘘じゃないよな……!?さっきの言葉、悪戯じゃないよな……!?」
「私だって、こんな状況でそんな嘘つかないわよ……」
躊躇いがちに俺の背中に手を回し、薄く微笑むリゼリッタ。
先程から少し当たっていたリゼリッタの豊満な双丘がより強く押し付けられる。
俺とリゼリッタの間でむにゅっと形を変えるその柔らかな感触が心地よい。
「それで、その……」
しばらく抱き合ったあと、身体を離したらリゼリッタが顔を真っ赤にしながら言う。
「その……凄く、苦しそうなのだけど……」
リゼリッタの視線は、俺の下半身に向いていた。
その先では、俺のズボンが見事にテントを張っていた。
まあ、正直なことを言うと勉強中から結構張ってたんだけども。
「いや、あの……その、な?」
指摘されたことが非常に恥ずかしく、しどろもどろになってしまう。
「いいのよ。私を見てこんなにしてくれたのなら、嬉しいもの」
言いながら、リゼリッタは俺の使っていた机をどかし、俺の目の前にしゃがみこむ。
そして、慣れない手つきでベルトを外しにかかった。
ベルトを外しズボンとパンツを少し下にズラすと、大きく佇立したモノが露出される。
「お、思ってたより大きいのね……」
顔をさらに赤くして背けながら、それでもチラチラと横目で俺のモノの様子を伺っている。
リゼリッタはその白く細い指で俺のモノをチョンチョンと突く。
そのたびに微弱でありながらも確かな快感が生まれ、俺のモノはピクンと反応する。
「こういうのはどうかしら……?」
「う……」
リゼリッタの右手が優しく俺のモノを包み込む。
一点からだった刺激が複数の刺激へと変わり、一気に快感の量が増える。
「ふふ、今の貴方の顔、いじめがいがありそうね……」
「ちょ、リゼ……その言い方は嫌な予感しかしないんだが……」
さっきまですげぇ恥ずかしそうにしてたのに、さてはコイツ俺の反応を見て楽しくなってきやがったな……?
「確か、こういう時は……」
ボソリと何かを思い出すように呟くと、おもむろにリゼリッタが服の胸元に手をかける。
そのままリゼリッタが服を下に下げると、今まで服によって窮屈そうにしていた大きな双丘が露出され大きく揺れる。
この状況で胸を露出って、まさか……
「よい、しょ……」
「うあぁ……!」
予想した通りに、リゼリッタの柔らかな胸の中に俺のモノが飲み込まれていく。
手だけでもそれなりの刺激があったのに、それとは比べ物にならない快感に襲われる。
「やっぱり、男の子はこういうの好きなのかしら?」
「そりゃ、好きだけど……!これはちょっと、刺激強……」
「ふふふ、可愛い……♡じゃあ、もっと気持ちよくしてあげるわね」
ニヤリと笑いながら、リゼリッタは俺のモノを押し潰すように胸を両側から押し付けてくる。
胸が形を大きく変え、与えられる快感が更に増える。
「ん、しょ……っと」
それだけでもキツかったのに、リゼリッタはあろうことかその状態で胸を大きく上下に動かし始める。
すでに出ていた先走りが胸の内側でニチャニチャと音を立てる。
「ちょ、リゼ……!それ、ヤバっ……!」
「気持ちいいかしら?貴方は私のおっぱい大好きだものね」
「な、何言って……」
「貴方が普段チラチラと見てるのは知ってるもの。だから貴方ならこういうの嬉しいと思ったのよ」
言いながらも胸の動きを緩めすらしないリゼリッタ。
圧倒的な快感に、射精感が一気に沸き上がってくる。
「リゼ、もう……!」
「ひゃっ!?」
限界を迎えての射精。
胸の中に収まりきらない量の精液がリゼリッタの整った顔に降りかかる。
「んぅ、凄い量ね……顔がベタベタ……」
「す、すまん」
「気にしなくていいわよ。ん……ちゅ……んー、変な味」
顔にかかった精液を指で掬い上げて指ごと咥えるリゼリッタ。
少しだけ顔を顰めたが、もう一度指で掬って舐める。
「ん、変な味だけど、なんだかずっと舐めてるとクセになりそうね」
「無理に舐めなくてもいいんだぞ……?」
「……むしろ、もうちょっと欲しいわね」
「はぁ!?」
指を咥えたまま、ジッと俺のモノを見つめるリゼリッタ。
今、サラリととんでもねぇこと言わなかったかコイツ。
「はむ」
「うあっ!?」
そしておもむろに俺のモノを口で咥えるリゼリッタ。
じんわりとした温かさに包まれ、さっきまでとは違った気持ち良さが襲ってくる。
「ん……ちゅっ、んむ。じゅるる……」
「吸う……のは反則……」
射精直後にも関わらず更なる刺激を与えられ、あまりの快感に顔を顰める。
「ひもひよはほうふぇ?」
「その状態で喋んな……!そんなことされたら、すぐに……」
「らひて?」
咥えたままの状態で、上気した表情の上目遣い。
ヤバい、エロい上に可愛いとかそれこそ反則だろ……!
そんなエロ可愛い様子で「出して」なんて言われたら、我慢など効くはずもなく。
「んぅ!?」
俺はあっけなく射精した。
リゼリッタの温かい口内で、ドクドクと精液を吐き出していく。
リゼリッタは口内の精液を出されたそばから飲み下していった。
たまにリゼリッタの喉からゴキュッという音が聞こえてくる。
「んぅ……」
射精が収まると、リゼリッタは精液を吸いだすように吸い付きながら俺のモノを口から抜く。
口の端から、白濁色の橋がかかった。
口の中にまだ精液が残っているのか、リゼリッタは口を閉じたまま口の下辺りに手を添えている。
「んあー……」
そして、しばらくそうしていたかと思うと添えていた手のひらに口から精液を垂らす。
一部を飲んでいたにしては多めの量の精液がリゼリッタの白い手の上に溜まっていった。
「ホントにたくさん出るのね……ちょっとビックリしたわ」
「お、おう……」
そんな感想言われても反応に困るわ。
全く。
多少呆れ気味の俺の前でリゼリッタは何を思ったのか、精液を溜めた手のひらに顔を寄せる。
「スゥー……」
そして、精液に鼻を近づけたかと思うとそのまま深呼吸の要領で大きく息を……って!?
「生臭い……」
「当たり前だ!?」
「でも」
俺のツッコミを遮るように言って、リゼリッタは手のひらの精液を一気に口へと流し込み、飲み込む。
全て飲みきったのか、小さくペロリと唇を舐めて、俺に向かって微笑んだ。
「嫌いじゃないわ」
リゼリッタの顔が紅いのは、上気したからだろうか。それとも、恥ずかしさによるものだろうか。
そんなこと、もうどうでもよくなった。
「リゼ!」
「きゃっ……!」
気付けば俺はリゼリッタの肩をを押し倒しそうな勢いで掴んでいた。
押し倒さなかったのは、まだ少しだけでも理性が残っていたということなんだろうか。
リゼリッタの上げたちょっとした悲鳴のような声で我に帰り、俺は着ていたブレザーを床に敷いてからリゼリッタをそこに仰向けに寝かせた。
スカートの端から見えたリゼリッタの下着は、すでにグショグショに濡れているのがわかるほどに色が変わっていた。
「リゼ……凄い濡れてる」
「そ、そういうことわざわざ言わないで……」
「人の精液をあれだけ味わっておきながら一丁前に照れんなよ……」
むしろそっちのが恥ずかしいだろ。
なんだろう、いつも以上に調子が狂う。
「ひゃうっ!?」
興味本位……というか面白半分というかな感じで、下着の上からリゼリッタのワレメをなぞると、それだけでリゼリッタは身体を軽く跳ねさせて声を上げる。
その反応に少し驚き、さらに悪戯したくなってくる。
「ひゃ……あぁ………んぅ……」
さっきよりもゆっくり、たまに動きを止めながらなぞると、さっきとは打って変わって控えめな喘ぎ声を上げて身体を少し震わせた。
なんだこれ超エロい。
「や…………ん……あぅ……!」
上から下に向けてなぞり終わったら、そのまま上へと戻していく。
上からなぞる時は指の腹だったのに対し、戻す時は爪が当たっているためかさっきよりも少しだけ喘ぎ声が大きくなる。
これ、逆に激しくしたらどうなるかな。
そんな魔が差して、爪の先が軽く当たるくらいの位置で激しく動かす。
ワレメを爪で軽く掻いているような感じだ。
「ひゃ、ちょっと、それ、ダメ……!」
リゼリッタが俺を止めようと俺の腕に手を伸ばすが、単純な力だけで言えば男である俺に軍配が上がる。
俺の責めを止めることは出来ず、リゼリッタは喘ぎ声を抑えようとこちらに伸ばしていた手を戻して口を押さえる。
「ん、んぅ!はっ、いやぁ……!もう、ダメェ……!」
リゼリッタの様子から絶頂が近そうだと判断し、下着をズラして露出させた膣に中指を挿入する。
その状態で指を出し入れすると、水滴がピチャピチャと跳ねては新しく内側から溢れ出してくる。
「んうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!」
そして、絶頂。
リゼリッタは身体を大きく反らし、身体を痙攣させ…………力無くまた仰向けに身体を落とす。
リゼリッタはピクピクと身体を痙攣させて、荒く呼吸を繰り返している。
「だ、大丈夫かー……?」
「はぁ……はぁ……だい、じょうぶよ」
やり過ぎたかと思ったが、今のところリゼリッタに怒ったような様子は見当たらない。
よかった。
「あの……リゼ?消耗させてしまったところで悪いんだが……」
「入れたいのかしら?」
多少辛そうにしながらも、得意げに笑うリゼリッタ。
うむ、図星である。
「あ、ああ……いいか?」
「もちろん。でも、私も一応初めてだから……ね?」
そう言って笑うリゼリッタの表情からは、不安であるということが容易く読み取れた。
そりゃあそうだ。
初めては痛いとよく言うし、なにより、人生でたった一度しか訪れない瞬間をこれから経験するということでもある。
不安が無いなんて言えば、嘘になるだろう。
「わかってる。俺も初めてだから、上手く出来るかはわからんけど……な」
「もう……そこは安心することを言って欲しいところなのだけど……まあいいわ。貴方らしい」
「すまんな」
互いに苦笑し、緊張感が少しだけ解れる。
下手に緊張したままよりは、よかったかもしれないな。
指を抜いた膣は、またピッタリと閉じている。
童貞な俺としてはホントにここに入るのか甚だ疑問ではあるのだが……
「じゃあ、入れるぞ……」
「ええ」
指で再びワレメを開き、穴の位置を再確認して挿入体勢にうつる。
ゆっくりと腰を前へと出していくと、思っていたよりすんなりとリゼリッタの身体は俺のモノを受け入れ始めた。
が、途中で何かにひっかかる。
「り、リゼ……準備はいいか……?」
「大丈夫。入れちゃって」
引っかかったのが処女膜であると判断しての問いだったが、リゼリッタはきっちり覚悟を決めていたようで、すぐさま返答があった。
「よし……行くぞ」
「痛っ…………!」
腰を少し強めに押し出すと、ぶちぶちと何かを破るような感触とともにリゼリッタの奥深くまで侵入を果たす。
覚悟はしていてもやはり痛かったのか、リゼリッタが顔を顰める。
「だ、大丈夫か……?」
「え、ええ……思っていたより痛かったから、少し驚いただけ」
「無理はすんなよ……?」
「わかってるわ。ゆっくりなら、動いていいわよ」
リゼリッタの言葉に頷くと、言われた通りゆっくりと腰を動かす。
正直、入れただけでも一瞬イきそうになってしまっていたのでいつまで我慢出来るかはわからないが、それでもゆっくりと、慣らすように動かす。
「んっ……はぁ…………これ、変な感じ、ね……」
「そうなのか?」
「そりゃ、そうよ……普段何も入ってないところに、こんなに立派なものが入ってるんだもの……」
そ、そりゃそうか。
リゼリッタは上半身を片手で支えながら起こすと、もう片方の手で自らの中に入っている肉棒を愛おしそうに撫でる。
その優しい刺激によって決壊しかけたが、なんとか堪える。
「もう、平気よ。貴方の好きなように動いて」
「ホントか……?」
「ええ、大丈夫。それに、私も早く貴方に気持ちよくしてもらいたいの」
明らかに痛みが引くほどの時間は経っていないはずだが……リゼリッタ自身が所望するのであれば、従おう。
「そんじゃ、動かすぞ」
俺としても我慢が限界に近かったので、結構激しめに動き始める。
俺とリゼリッタの連結部がヌチャヌチャと粘度のある液体でいやらしく鳴る。
「や、ちょっ…….いい、とは、言ったけど!いきな、はげしっ……!」
「スマン、止まらん!」
「んぁっ!んんっ、やぁっ……!」
ただただ快感に身を捩り、喘ぎ声を上げるリゼリッタ。
リゼリッタの身体が揺れるのと合わせて、その大きな双丘もぷるんぷるんと大きく揺れる。
「らめ……も、イっちゃ……!」
リゼリッタのその声を聞いて、俺はさらに腰を激しく動かす。
これでもかと言うほどに。
そして。
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
声を抑えることも忘れ、リゼリッタが絶頂した。
激しく痙攣するリゼリッタの身体。
ほのかに桃色に染まって、余裕のなさそうなリゼリッタの顔を見ると、俺の理性なんてもんはすぐに砕けて消えていった。
「ふぇっ!?」
俺はリゼリッタの背中に手を回して持ち上げると、そのまま仰向けに寝転がる。
必然、リゼリッタが俺の上に跨っている状態になる。騎乗位というやつだ。
「先に謝っとく。すまんリゼ」
「ちょ、何する気……ひゃっ!?」
そのまま、リゼリッタの声を聞くことなく下から腰を突き上げる。
俺のモノはもちろん挿入されたままだ。
「やっ、イった、ばかり、なのに……ちょっと、ふぁあっ!休ま、せて……」
絶頂直後の膣内を何度も何度も突き上げる。
俺としても、ここまで来て止めることなど出来なかった。
「ちょ、とめ……らめっ!これ、おかし、く……!んぁっ!」
流石に絶頂直後に激しく責められるのはキツいらしく、リゼリッタの喘ぎ声はどんどん大きくなっていく。
膣内の締まりもキツくなってきた。
「くっ……!リゼ、そろそろ……!」
「わ、わらひも、イっちゃ……!」
最後の最後でリゼリッタにキツく締め付けられ、俺は今までの我慢などなかったかのように思い切り射精する。
「んあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
同時に、リゼリッタも絶頂を迎えた。
俺に跨った状態で、身体を一度ぶるるっと震わせたかと思うと、小刻みに痙攣している。
…………やり過ぎたかもしれない。
ひとまず最初と同じように床に敷いたブレザーの上に寝かせるが、反応が見られない。
これは、本格的に後が怖い。
しばらくして身体を起こしたリゼリッタは、普段から常備している植物の入った試験管のような容器を手に、今まで見た中で一番の笑顔を浮かべて俺を見た。
俺の頬を、冷や汗がタラリと流れた。
リゼリッタの持つエクシードは、『植物の毒性の変化』。
やりようによっては麻痺毒や媚薬のような物も作れると聞いたことがある。
この後の展開は、想像するまでもなかった。
「あ、あの……リゼリッタ……さん?」
「どうかしたかしら?いつも通りに『リゼ』って呼んでくれていいのよ?」
「お、怒ってます……?」
「いーえ、全然。ただ、貴方にとても気持ちよくしてもらえたから、貴方にもとーっても気持ちよくなって貰おうと思ってるだけよ?」
言いながら、容器から2本の植物を取り出すリゼリッタ。
それぞれの植物が一瞬、ほんのりとピンク色に光り、元に戻る。
「心配いらないわ。ただ、ちょーっとだけ……」
「ちょっと、だけ……?」
「『死にそうなくらい気持ちいい』だけだもの」
植物から絞った汁が容器に溜まっていく。
リゼリッタはおもむろにそれを自分の口に含んだと思えば、その柔らかな唇を俺の唇に押し当ててくる。
「ん……ちゅ………」
そんなもの飲まされてたまるかと必死に口を閉じるが、リゼリッタの舌が俺の口に強引に侵入してくる。
それによって出来た隙間から、先ほどの植物の汁が流し込まれ、そのまま喉の奥まで流れていってしまう。
「うあ……なんだこれ、身体が、痺れ……」
とんでもない即効性で、身体に痺れが回る。
同時に、股間に熱が集まっていくのもわかった。
「私特製の麻痺毒と、媚薬の混合ジュースよ。害はないから安心して」
害はない。まあ、それはそれで安心できることなんだけど……今はそれどころじゃない。
「ただまあ……気持ち良過ぎて壊れちゃう、とかはあるかもしれないわねぇ……」
「お、お手柔らかに……」
さらりと恐ろしいことを言ったリゼリッタだったが、まあ今回は俺が悪いので甘んじて受けよう。
ただ、ここから何が起こったかは俺の名誉のために、完全黙秘させてもらおうと思う。