※この作品はR-18です。

Ange Vierge SS集(R-18)   作:咲月蒼華

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みなさんおはこんばんにちわ。
今回は、常々「レミエラー諸兄に○されないかな、大丈夫かな」と見送り続けてきたレミエルちゃんのお話です。
スライムパイセンと、レミエルちゃんが合意の上でえっちぃことする話です。

あくまで、『レミエルと人との純愛』ではありません。
怖いので念を押しておきます。
読んだ後の苦情は受け付けません。はい。

あと、序盤にレミエルちゃんがちょっとショックを受ける場面があります。ぶっちゃけ失恋した(とおもってしまう)シーンがありますので、そういうのも辛い人はオススメしません。
同じく、読んだ後の苦情は受け付けません。はい。

そんなわけで、諸々理解した上でお読みください。どうぞ。


PG.30 レミエル スライム和姦

 

私は悩んでいました。

というのも、私のパートナーであるαドライバーさんが最近、学園からの要請で新入生と組んでブルーミングバトルの訓練をしているようなのです。

それはつまり……

 

「今日も会えませんでした……」

 

自室の窓から外を眺めながら、小さくこぼします。

そう。悩みとはずばり、『寂しい』ということです。

新入生と臨時で組み始めるまでは、毎日顔を合わせていました。

だから、突然会えなくなると余計に寂しいです。

 

「あ、あれ……」

 

窓の外に、見知った顔を見つけました。

知らない女の子と一緒に歩いている、私のαドライバーさん。

きっと、遅い時間だから新入生さんを送ってきたんでしょう。

今なら、寮の前でなら会えます……!

 

急いで身支度を整えて、部屋を出ました。

寮の入り口へ向かって……

 

「ありがとうございます、先輩!」

 

女の子の声が聞こえて、咄嗟に隠れてしまいました。

 

「私と先輩、とっても相性良いみたいで嬉しいです。もし良かったら、臨時じゃなくて本当のパートナーになってもらいたいくらいです!」

 

「ハハハ、考えとくよ」

 

私は、目を見開きました。

キッパリ断ってくれると、そう思っていました。

あくまでも、本当のパートナーは私だと、言ってくれるって。

でも。

 

「…………っ!」

 

私は、逃げ出しました。

あんなに会いたかった彼に、背を向けて。

部屋に駆け込むと、その場でへたり込みます。

そのまま、涙を流しました。

彼と出会ってから、流さなくなった涙を。

 

 

◇◆◇◆◇◆

 

 

ドアの目の前で膝を抱えて泣いていると、気がつけば日が昇っていました。

もう、朝みたいです。

 

「酷い顔……」

 

鏡を見ると、目元は赤く腫れてしまっていました。

昔でも、ここまで派手に泣き腫らしたことは滅多にありませんでした。

 

「とりあえず、シャワーを……」

 

沈んだ気分を少しでも紛らわせようと、脱衣所の扉を開きました。

服を脱いで、脱衣カゴに入れます。

浴室に入って……謎の物体を発見しました。

 

「なに……これ?」

 

お湯の入っていない浴槽の中に、水色のプルプルとしたものが入っていました。

楕円形のような……青の世界に来てから見た、グミというお菓子に似たような形です。

大きさは掌くらいですね。

 

「プニプニしてますね……」

 

浴槽の外から指でつついてみると、プニプニとしていて不思議な感じです。

つついた後、指を離すと独りでにプルプルと震えました。

 

「ちょっと、可愛い……」

 

悪意や敵意などは一切感じられず、両手で掬うようにして持ち上げます。

手触りは……ゼリーみたいです。

プルプルプニプニとしていて、弾力があります。スライム、というものなのでしょうか?

私はそれを抱きかかえて、その場に座り込みました。

すると、そのスライムから細長い触手状のものが伸びてきて……私の目の下を撫でます。

それはまるで、涙を拭うように。

 

「あっ……」

 

その挙動一つで、枯れたと思っていた涙がまた溢れてきました。

傷付いた心には、人ではないそれの優しさですら沁みてきます。

私はさらに強くそのスライムを抱き締めました。

すると、今度は私のことを抱くように、包み込むようにスライムが大きくなっていきます。

スライム自体は冷たいのに、何故だかとても暖かくて……

 

私の欲しかった、『愛』を感じました。

彼から受け取りたかったものを。

私が、ずっと欲しかったものを。

長く、永く求め続けたものを。

 

「あったかい…………」

 

欲しくて止まなかったものに包まれていると、ずっとこうしていたいと思ってしまいます。

そんなの、間違っているとわかっているはずなのに……

もっと温かさが欲しい。

空いてしまった心の隙間を埋めてくれる温もりが、もっと欲しくなってしまいます。

 

「もっと…………」

 

その言葉は、ポツリと、自然に漏れるように私の口から溢れました。

すると、スライムの動きに変化が起こりました。

今まで包み込まれているだけだったのが、全身を揉むように動き始めたのです。

二の腕、お腹、太腿、ふくらはぎ……

筋肉を解すように、優しいマッサージのような刺激を与えられます。

 

「んぅ……」

 

その刺激がなんだか心地良くて、身体の力が抜けていきます。

身体が火照ってきて、声が少し漏れてしまいました。

 

「きもち、いいです……」

 

与えられる刺激はとても優しく、心のしこりすらも解されていくようで……

このまま眠ってしまいそうな心地良さを感じていると、突然スライムが私から離れて、最初と同じくらいの大きさへと縮んでしまいます。

その直後、私の部屋の扉がノックされました。

 

「レミエルちゃん、いる?」

 

その声は、私の友達であるエルエルちゃんの声でした。

浴室を出て、脱衣所から顔だけ出して返事をします。

 

「はい。すみません、シャワー中だったので少し待ってもらえますか?」

 

「あ、それならそのままで大丈夫。この近くでウロボロスの反応があったから注意してって伝えに来ただけだから!」

 

「わかりました。わざわざありがとうございます」

 

「それじゃあ、また学園でね!」

 

元気のいい声の後、パタパタと走るような足音が遠ざかっていきました。

私はエルエルちゃんの言っていたことを思い出して……

 

「ウロボロス……」

 

浴室に戻ると、スライムは浴槽の隅で小さくなって震えていました。

それはまるで、悪さをして叱られるのを恐れている子供のように見えます。

私が掬うように手を伸ばすと、ビクッと一層大きく身体が震えました。

 

「大丈夫ですよ。何もしませんから」

 

両手で掬い上げて、赤ちゃんを抱くように抱えて……優しくスライムを撫でてあげます。

するとスライムの震えは徐々に小さくなって、やがて完全に止まりました。

 

「なんだか、本当に子供をあやしている気分です」

 

ちょっと複雑な気持ちで、苦笑してしまいます。

ウロボロスにもこんなに大人しい個体がいるんだな、とそんな事を考えながら。

少なくとも、このスライムから危険は感じられません。

悪意も、害意も、敵意も、殺意も感じません。

それどころか、感じるのは優しさばかりです。

 

「また、抱いてくれませんか……?」

 

私がそう囁くと、スライムは一度ぷるんと震えた後、恐る恐ると言った感じで大きくなっていきます。

そして私の身体を包み込んでくれました。

 

「やっぱり、あったかい……」

 

先程力が抜けたのとは違い、私は自分自身の意思で力を抜きました。

この身をスライムに預けるように。

スライムは私の身体を器用に動かして、まるでソファか何かに座るような体勢へと変えていきます。

その際、私の翼の付け根の辺りを撫でるような感触がして……

 

「ひゃう……!」

 

ゾワゾワとした感覚が背中を上っていきました。

スライムはビクッと驚いたように跳ね、動きが一瞬止まります。

 

「だ、大丈夫ですよ。痛かったとかではないので……」

 

痛いとかより、むしろ……

 

「気持ちよかった、だけですから。ちょっと驚いちゃいましたけど」

 

そう言って微笑むと、先程エルエルちゃんが来る前のように全身を揉み解すような動きとともに、翼の付け根を優しく撫でるような刺激が同時に開始されます。

不意打ちでなければ大きな声を出してしまうことはありませんでしたが、身体中を駆けるゾワゾワとした気持ち良さに身悶えしてしまいます。

身体をくねらせると、それによって肌にスライムが擦れてさらに気持ち良くて……

 

「んぅ……んあぁ!」

 

自然と、声が漏れていました。

身体を動かすとスライムと触れている箇所が気持ち良くてさらに身体が動いてしまい、それがさらに気持ち良さを助長させて……

言うなれば、快楽の無限ループ。

 

「なんだか、身体が熱い……です……」

 

先程から身体が火照って仕方ないです。

スライムから与えられる絶妙な刺激に、段々と変な気分になってきてしまいました。

彼になら捧げてもいいと思っていた純潔。

赤の世界にいた頃は、捧げる相手も見つからないと思っていたその純潔を、今ここでこの子に捧げても良いとさえ思えてしまいます。

 

(でも……それは……)

 

彼の顔を思い出して……そして、昨夜のことを思い出しました。

胸がズキリと痛みます。

痛くて痛くて……また涙が溢れてきました。

するとまた、スライムが触手状に伸びてきて涙を拭ってくれます。

 

(もう…………いいかもしれませんね)

 

きっともう、私と彼が真の意味で一緒にいる未来は来ない気がするから。

それに、この子は先程からマッサージのような刺激は与えても、私の大切なところには

刺激を与えてきませんでした。

触りたそうな気配は、伝わってきていたのに。

 

(『それ』が何を意味するか……わかっていて遠慮しているみたいです……)

 

この子も、本当はそうしたいのだと思います。

けれど、私に遠慮して踏みとどまっている。

それなら、私がこの意思を伝えれば……

 

「あなたが、望むなら……」

 

スライムに包まれたまま、両手を大切なところに近づけていきます。

そして、主張するように割れ目を開いて見せました。

 

「いいです、よ……どうぞ……」

 

正直、とても恥ずかしいです。

顔から火が出てしまうのではないかというほど、顔が熱くなります。

当然ではありますが、エルエルちゃん達とお風呂に入る時だって、ここを見せることなんてありませんでしたから……

私の言葉が通じたのか、開いた割れ目にも刺激が追加されました。

揉み解すような感じではなく、細かい触手で弄るような刺激です。

それは、今までのマッサージのような刺激とは違う……紛れも無い性的な刺激でした。

 

「ひゃ……んぅ……」

 

それと同時に、同じく刺激が与えられていなかったおっぱいの方にも刺激が与えられます。

全体を揉むように、かつ、ピンと立って主張している頂点は細かい触手で弄るように。

性的ではありますが、あくまで優しく、丁寧な刺激です。

 

「はぁ……!気持ち、いい、です……」

 

人のような優しさで、人には不可能な愛撫。

それが生み出す快感は、私の知らない領域にありました。

興味本位で少しだけ自分で弄ってみた時とは、比べ物になりません。

少しすると、先ほどまでは聞こえなかった、グチュグチュという音が聞こえてきました。

その音が鳴っている場所は、確認するまでもありませんでした。

 

(凄い音……出ちゃってます……恥ずかしい……でも……!)

 

身体の奥から、何かが押し寄せてくるような感覚。

溜まった快感が爆発する予兆。

そしてそれは、すぐに訪れました。

 

「や、だめ……!イク、イっちゃい、ます……!」

 

一度それが上ってくれば、抑えることなんて出来ませんでした。

 

「んうぅぅぅぅぅぅぅぅ!」

 

出来たのは、声がなるべく抑えられるように歯をくいしばることくらい。

視界に火花が散るような、そんな感覚とともに私は絶頂を迎えました。

スライムに身体を包まれ支えられたまま、私の身体は何度もビクンビクンと痙攣を繰り返します。

 

与えられる刺激は、一度そこでストップしました。

と言っても、痙攣するたびに肌がスライムと擦れる刺激だけは、どうしようもなかったですけど。

 

「はぁ……きもち、よかったです……」

 

私が絶頂の余韻から立ち直ると、一度スライムが私の身体から離れていきます。

最初のような小さな楕円状の形になると、ぷるんと身体を震わせます。

なんだか、私のことを心配しているような雰囲気が伝わってきたので、私は努めて笑顔を作りました。

正直なところ気持ち良すぎて笑顔になるほどの余裕はなかったのですが……

私の笑顔を見て安心したのか、それともそろそろ我慢するのが辛かったのか、スライムは身体の一部を少し太めの触手状に変化させました。

それが、私の大切なところの近くでニュルニュルと動いています。

 

「いいです、よ……でも、私も初めてですから、優しく、お願いしますね……」

 

その言葉をトリガーに、触手がいきなり挿入される……なんてことはなく、少しだけ触手が細めに修正されて、ゆっくりと、慎重に挿入段階に入りました。

マット代わりと言わんばかりにスライムが床に広がり、私の身体をその上に横たえて、触手の先端で割れ目を少し擦り始めます。

多少細めになったとはいえ初めての挿入ですから、ちょっと怖かったのでゆっくりとやってくれるのはとてもありがたいです。

 

「ん……入って、きて……」

 

先端の部分が、私の割れ目を押し開いていくのがわかりました。

少しずつ、慣らすように細かな出し入れを繰り返して進んでいきます。

そして、そこに辿り着きました。

私の純潔の証である処女膜に、触手の先端が触れたのです。

 

「…………?」

 

しかし、そこでスライムの動きが止まりました。

覚悟をして、多少歯を食いしばっていたので最初はちょっと気付きませんでしたが、きっと「本当にいいのか」と私の意思を最終確認したいんだと思います。違うかもしれませんが……

 

「さっきも、言いましたよ。いいですよ、って。ですから……」

 

優しく、入れてください。

囁くようにそう言うと、先ほどまでより少しだけ勢いをつけて、触手が動きました。

ブチ、というあまり良い音とは言えない音が聞こえたような気がします。

けれど、話に聞いていたほど、思っていたほどの痛みはありませんでした。

むしろ少し気持ちいいくらいでした。

破瓜の痛みは凄いと聞いていたのですが……

と、そこで初めて気付きました。

 

「色が……変わってる……?」

 

私の膣内に入っている触手状のスライムの色が、根元から薄いピンク色に変わっていたのです。

それに、破瓜の際に感じたのは、痛みというよりは快感であったことも考えると……

この子は、自分の分泌する成分を多少変えられるのではないでしょうか。

例えるなら今、媚薬に近いような成分で痛みを和らげ、快感を増長したような。

 

「ありがとうございます。気を使って、くれたんですね……」

 

ぷるん、とスライムの表面が揺れました。

痛みもありませんし、治癒効果のある成分も入っていたのか、血も既に止まっているようでした。

それなら、もう問題ありません。

 

「動いて、いいですよ」

 

少しぎこちない笑顔でそう言うと、ゆっくりと触手がピストン運動を開始します。

ズチュ、ズチュっと音がして、恥ずかしくなってしまいますが、それどころではありません。

まだゆっくり動いているだけなのに、気持ち良すぎるんです。

 

「んっ、あぁ……!そん、な……ゆっくり、なのに……これ、らめ……」

 

あまりの気持ち良さに、呂律が回らなくなってきてしまいます。

むしろ、ゆっくりだからこそ動きがよくわかってしまうのかもしれません。

だから、こんなにも気持ちいいのかもしれません。

そう思い、身体を起こして触手に跨るような体勢になります。今までが正常位の体勢だったとするなら、今は騎乗位……というのでしょうか?

そして、触手の動きに合わせて自分でも腰を動かしてみます。

 

「んっ、ん……!んあぁ……こりぇ、きもちいいれふ……!」

 

触手のゆっくりとした動きに合わせて自分でも腰を動かすと、自分の好きなペースを探れて、ちょうどいい気持ち良さを感じることが出来ました。

このままのペースで……と思ったのも束の間、触手が突然ピストンを激しくし始めました。

 

「やっ、だ……め……!これ、はげ、し、すぎ……ますぅ……!」

 

どうやら、私が腰を動かし始めたのを「もっと激しくして欲しい」という意思表示と勘違いしたようです。

きっと、「もう少しゆっくり」と伝えられればまたペースを落としてくれるとは思うのですが……

あまりの激しさ、気持ち良さに、マトモに発声できません。

途切れ途切れになってしまったその言葉では伝わらなかったらしく、触手の勢いは止まりません。

 

「んんっ……!らめぇ……!こりぇ、すぐに……!」

 

あっという間に押し寄せてくる絶頂感。

それも、今までとは違う、乱暴とも言える暴力的な快感。

絶頂の大きさも、当然大きくなります。

 

「んあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

身体を後ろに大きく反らして、絶頂を迎えます。

私は身体をビクビクと痙攣させながら、マット代わりのスライムの上に前のめりに倒れ込みました。

そのタイミングで触手も私の膣内から抜けていきます。

 

「あ……あ……しゅご、かったれす……」

 

しばらく動けそうにありません。

絶頂の余韻に身体を震わせながら、私はちょっとぎこちない笑顔を浮かべました。

フッ、と意識を手放す寸前、温かいものが私の身体を包んだ、そんな感じがしました。

 

 

 

◇◆◇◆◇◆

 

 

 

目が覚めたのは、夕方になってからでした。

まず最初に視界に入ったのは、私の身体を包んでいるスライム。

私が目を覚ましたのに気付くと、最初の掌サイズの状態に戻りました。

 

「そういえば、裸でしたね……」

 

苦笑しながらそう呟きます。

もしあのまま裸で浴室で寝ていたりしたら、風邪を引いてしまっていたかもしれません。

不思議なことに私の肌には水分らしきものは残っていませんでしたが、念のためタオルで軽く拭いて、服を着ようとして……部屋のドアがノックされました。

 

「レミエル、いるか?」

 

聞こえてきたのは、彼の声でした。

 

「は、はい」

 

「今朝、エルエルから話聞いたと思うんだけど、この辺でウロボロスの反応があったんだ」

 

「はい。聞きましたが……」

 

「正確な位置を特定しようとしたら、この部屋だって結果が出たんで、様子を見に来たんだけど、今大丈夫か?」

 

マズイです。

多分そのウロボロスって、この子の事ですよね。

説明しようにも、そうすると私とこの子がした事も話さざるを得ないような気がしますし……

 

「ちょっとだけ待ってください。シャワー直後なので……」

 

「わ、悪い。わかった。じゃあ大丈夫になったら声かけてくれ」

 

「はい」

 

さて、どうしましょう。

当の本人(人?)はいち早く浴槽の隅に移動していますが、下手をすれば見つかってしまいますし、見つからなそうな場所……

と、そこで閃きました。

多分、以前の私なら思いつきもしなかった場所です。

浴槽の前に立って、先程したように大切なところに手を持って行って……割れ目を開きます。

 

「なかに……私の中に、隠れてください。それなら絶対見つかりません」

 

顔が真っ赤になっている気がします。

いえ、なってました。浴室の鏡に映ってました。

一瞬躊躇するような挙動をしましたが、私が急かすと、意を決したようにスライムが私の膣内に入ってきます。

 

「んぅ……!」

 

入る瞬間、一瞬とんでもない気持ち良さが襲ってきましたが、なんとか耐えました。

全部入ってしまいましたが、外見的には特に違和感はないはずです。

急いで服を着て、部屋のドアに向かいます。

 

「お、お待たせしました……」

 

「おお、久し振りだな。レミエル」

 

「は、はい。お久し振り、です」

 

「それで、ウロボロスの件だけど……何か変なものとか見てないか?」

 

とりあえずは口頭での質問ですね。

パートナーとはいえ、一応年頃の男女ですから、いきなり部屋の中まで見せて、とはなりませんよね。

 

「いえ、特に変わったことはありませんけど……」

 

「そうか?なら、一応後でミハイルが来て少しだけ部屋の中見せて欲しいって事だったから、その時はよろしくな」

 

「わかりました」

 

「それじゃあ、また。そろそろ新入生の訓練の付き合いも終わるみたいだから、それからはまた今まで通り一緒に組めるみたいだから」

 

「はい、楽しみにしていますね」

 

そんな、軽く話をして……彼は帰って行きました。

私は少しだけ気分が沈みます。

 

「今まで通り、か……」

 

自分のお腹をさすります。

私の膣内に隠れたスライムが、ぷるんと揺れたのがわかりました。

すごく気持ち良いので、膣内にいる時にその意思表示はちょっとやめてほしいかもしれないです。特に不意打ちは怖いです。

 

「大丈夫ですよ。あなたは、私が守ります」

 

私は、もうこの子を愛してしまっています。

我が子のような、恋人のような、不思議な感覚ではありますが。

学園の皆さんに嘘をつくのは辛いですが、私はこの子を手放したくありません。

だから、この秘密だけは、絶対に守り抜きます。

 

「これからは、ずっと一緒です」

 

お腹を撫でながら言うと、スライムはまたぷるんと、身体を揺らしました。




レミエル「だからその意思表示は外にいる時だけにしてください」
スライム(ぷるん)←わかりました、の意
レミエル「だから」
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