以前投稿した「PG.19 日向美海 レズレイプ」( https://syosetu.org/novel/123346/19.html )の続編です。読んでいない方は是非こちらからお読みください。
ではでは、どうぞ
生徒会長、日向美海が行方不明。
その一報に、青蘭学園は大きく揺れた。
美海の実力から考えて、ウロボロスに敗れたとは考えづらかった。
では、何故美海は姿を消したのか?
「どこ行ったのかしらね、美海ったら」
「アタシ達に連絡も無しにいなくなるなんて、よっぽどよ」
「心配でしゅ……」
生徒会室。
その部屋の主がいない中で、ソフィーナ、ルビー、マユカの3人が顔をつき合わせていた。
「アンタが駆けつけた時にはもういなかったんでしょ?」
「ええ……何度か名前を呼んだりもしたけど、返事1つなかったわ」
美海が行方不明になった日、ウロボロスとの戦闘のサポートとして現場に駆けつけたソフィーナ。
しかしその場には美海もウロボロスもいなかった。
「み、みなさん!」
3人が頭を悩ませていると、部屋の扉を吹き飛ばさん勢いで、ユーフィリアが部屋に入ってきた。
「美海さんの痕跡を発見しました!」
「なんですって!?」
「本当でしゅか!?」
ユーフィリアの持ってきた一報は、本当であればかなり嬉しい報せだ。
全員が食い気味に反応する。
「はい!こちらを見てください」
ノートパソコンの画面を3人に向けるユーフィリア。
画面に映されているのは、商店街の映像だ。
「ここは……あの時にウロボロスが出たポイントの近くね?」
「はい。この映像の……ここです」
ユーフィリアは、その映像の一部をズームする。
そこに映っていたのは……
「美海さんと……この女性はどなたでしょう?」
長身でスーツに身を包んだ女性に背負われた美海の姿。
よほど消耗しているのか、グッタリと女性に身体を預けている。
「名前は桜庭(サクラバ)紅音(アカネ)。本土の製薬会社で働いている女性のようです」
「そんな女性が、何故美海さんと……」
「わかりません。けれど、防犯カメラを辿って追跡したところ、どうやら美海さんは自分の意思で桜庭さんについていっているようです」
ノートパソコンに表示された映像が別の場所の映像に切り替わる。
そこには、紅音と並んで自分の足で歩く美海の姿が映っていた。
「……この女性の家は?」
「特定済です。こちらの高級マンションのようです」
別のウィンドウで建物の情報が映し出される。
それを見たソフィーナが、表情を険しく変化させる。
「わかったわ。私が話を聞いてくる」
「お一人でですか?私も……」
「いいわよ一人で。話を聞きに行くだけだし」
「で、でも……実際に美海さんが行方不明になっているわけでしゅし……」
「大丈夫よ」
ユーフィリアとマユカの心配を笑顔で流して、部屋を出ようとするソフィーナ。
「心配はしないわ」
そんなソフィーナの背に、投げかけられる声。
「だから、ちゃんと美海を連れて帰って来なさいよ」
声の主はルビー。
ぶっきらぼうなようでどこか優しい声に、ソフィーナは苦笑する。
「当たり前でしょ?誰に言ってるのよ」
◇◆◇◆◇◆
「……ここね」
ユーフィリアにプリントアウトしてもらった資料を手に、紅音のマンションへ到着したソフィーナ。
部屋番号を確認し、部屋へ向かう。
インターホンを押すと、無機質な音が響いた。
しばらくして、ガチャリと音を立てて扉が開かれる。
「はい?」
開かれた扉から顔を出したのは、映像に映っていた女性──桜庭紅音。
無意識に、少しだけ眉間にシワが寄ってしまうソフィーナ。
「貴女は、確か『L.I.N.K.s』の……」
「ソフィーナよ。少し、話を聞きたいのだけれど」
「いいけど……」
少し戸惑った様子の紅音だったが、ソフィーナを部屋へ招き入れる。
リビングへ通されたソフィーナは、紅音に促されテーブルにつく。
「今は紅茶しかないけど……どうぞ」
「ありがと。いただくわ」
紅音が紅茶を飲むのを確認して、ソフィーナは紅茶を口にする。
同じポットから入れた紅茶。だから飲んでも問題ないと判断した。
「それで、話って?」
皿にカップを戻し、ソフィーナはタブレットを取り出す。
「回りくどくしてもしょうがないから、単刀直入に聞くわ。二週間前、L.I.N.K.sのメンバーである日向美海と会っているわね?」
「ええ、会ったけれど……何かあったの?」
「……その日から、行方不明なのよ」
タブレットを操作して、映像を流す。
「貴女と一緒にこのマンションに入ったところは確認されているわ。けれど、出てきたところは確認されてない。何か知ってるんじゃないかしら?」
「あの子なら、『急いで帰らなきゃ!』って言って窓から飛んで帰ったわよ?」
その話を聞いて、ソフィーナは呆れた。
美海ならあり得る、そう思って。
「一応、会った経緯を聞いてもいいかしら」
「ええ。あの日は夜勤明けで……」
紅音の話は、整理するとこうだ。
路地裏で力無く倒れている美海を見つけた。
声をかけると、意識はあったが立てない状態であり、本人の意思を確認した上で自宅で休ませようと思った。
自宅に着くまでに歩けるくらいには体力が回復。しかし念のため少し寝て休んでいく事に。
美海が目を覚ました時、遅い時間になってしまっていたため、美海は急いで青蘭島に帰るためエクシードで窓から飛んで帰った。
「なるほど……念のため、部屋の中を少し確認してもいいかしら?」
「大丈夫よ。案内するからついてきて」
紅音に連れられ、部屋を見て回る。リビングから書斎、手洗い、脱衣所から浴室。
そして最後が……寝室だった。
扉を開けた時、ソフィーナは目を見開いた。
「美海……!」
両手足を縛られ、目隠しと口枷を付けられた美海がベッドの上に横たえられていた。
秘部にはバイブが挿入されている。
ソフィーナは咄嗟に美海に駆け寄ろうとして……倒れ込んだ。
「なに……これ……?」
「無用心ねぇ……得体の知れない相手に出された飲み物なんて飲んじゃダメよ?」
「アンタだって……飲んでたじゃない……」
身体に力が入らない。
手で身体を持ち上げようとしても、一切持ち上がらない。
ソフィーナの睨みつける先で、紅音は小瓶に入った液体を飲んでいた。
「貴女と私が飲んだ紅茶には、ある薬が入っていてね。その薬単体じゃ何も起こらないけど、ある香料と反応して強力な媚薬になるのよ。この部屋にその香料を充満させてあるから、部屋に入った時点でアウト。私は香料を吸う前に解毒剤を飲ませてもらったけれど」
紅音はソフィーナの身体を持ち上げると、ベッドに乗せた。
舌舐めずりをして、ソフィーナの服をはだけさせる。
「それじゃあ……お楽しみを始めましょう」
◇◆◇◆◇◆
「んぅ……!んんんっ……!」
電気の消えた部屋のベッドで、ソフィーナは悶えていた。
ボールギャグを装着され、足は曲げた状態で膝周りを縛られて所謂M字開脚状態。
右手首と右足首、左手首と左足首を縛り付けられている。
露出された乳首にはローターが、秘部には電動マッサージ機が固定されていた。
「んんんんん!」
ソフィーナの身体が跳ねた。
その様子を、紅音は楽しそうに眺めている。
「あら、またイっちゃったわね。カウントし直しっと」
手に持ったストップウォッチを止め、リセットし、再びスタートする。
「たった10分間イかなければ二人とも解放なのに、もう3時間よ?そろそろ諦めたら?」
クスクスと笑う紅音をソフィーナは睨みつける。
しかしその身体は絶頂の余韻で微かに震えていた。
「あら怖い。怖いから、もうちょっと強くしちゃおうかしら」
ローターのリモコンと電動マッサージ機を操作して、振動を強くする。
同時にソフィーナの身体の震えが大きくなった。
「んんんんんん!んん、んんん!」
首をブンブンと横に振るソフィーナ。
その瞳には微かだが涙が浮かんでいる。
身体がガクガクと震え始めている。
「ごめんなさいね、何を言っているのかわからないの」
「んんー!」
ビクン、ビクンと再びソフィーナの身体が跳ねる。
先程よりも大きく、身体を反らせて潮を噴く。
「はーい、43秒。やり直しー。それとも、何か言いたいことでもあるかしら?」
笑いながらボールギャグを外し、ローターとマッサージ機をオフにする。
ソフィーナは息も絶え絶えと言った様子で再び紅音を睨みつける。
「はぁ……はぁ……こんなに時間をかけてて、良いのかしら……?私が、帰らなければ……今度は確信を持って青蘭学園が貴女を潰しにくるわよ」
「それは困るわねぇ……仕方ないわ」
驚くほどあっさりと、紅音はソフィーナの拘束を解いていく。
その様子を、ソフィーナはキョトンとした表情で見ている。
「意外とあっさりね……」
「私だって、青蘭学園丸々相手になんて出来ないわよ。美海ちゃんの方は貴女が解いてあげて。解けたら帰って大丈夫よ。二人の荷物はそこに置いてあるから」
紅音はニヤッとした笑顔を見せて部屋から出ていく。
ソフィーナはその背中を見送ると、美海の方へ向き直った。
まずはバイブを抜き、スイッチを切る。
抜いた時、美海の身体がビクンと跳ねた。
続いて目隠しと口枷を外す。
「あ……ソフィーナちゃんだぁ……♡」
「美海……今、解くからね」
手足を縛っていた縄を解いていく。
縄を解き終えると、美海はソフィーナに抱きついた。
「ソフィーナちゃん……♡」
「ちょ、美海!?」
ベッドに押し倒されるソフィーナ。
その上で、美海は妖艶な笑みを浮かべた。
「ソフィーナちゃんも、もっと気持ちよくなろ♪」
「みう……んむぅ!?」
「ちゅ……れろ……」
ソフィーナは強引に美海に唇を奪われる。
美海の舌が口内に侵入し、ソフィーナの舌に絡みついてくる。
「みう……み……んぅ、やめふぇ……」
「ん……ぷはぁ……なんで?すっごく気持ちいいのに」
「なに……言って……」
ソフィーナは、美海の口から飛び出したその言葉に衝撃を受ける。
二週間の間に、何をされたら美海がこんなことを言うようになるのか。
「紅音さん、とっても上手なんだぁ……♡すごく気持ちよくしてくれるの。ソフィーナちゃんも、一緒に気持ちよくしてもらおうよ……♡」
「美海……あなた……」
「ね、一緒に気持ちよくなろ?」
「んあっ……!」
美海の指がソフィーナの秘部を優しく撫でる。
3時間もの間玩具によって絶頂を繰り返していたソフィーナにとって、その些細な刺激ですらも耐え難い快感となってしまう。
「ねえ、ソフィーナちゃん。私、目隠しはされてたけどずっと聞こえてたんだよ。ソフィーナちゃんがたくさんイってる声♡」
「なっ……」
ソフィーナの顔がカァッと赤く染まる。
それを見て美海は嬉しそうに笑った。
「正直になっちゃおうよ。気持ちいいでしょ?もっと気持ちよくなりたいでしょ?」
「そん、な……こと……!ひゃうっ!?」
「強がっちゃ……れろ……らぁめ♡もうソフィーナちゃんの身体は、気持ちいいこと覚えちゃってるんだよ」
指でソフィーナの秘部を弄りながら、乳首を舐める美海。
乳首もローターで刺激されていたため、当然感度は高くなっている。
「や、みうみ、ひゃめっ……!」
「ちゅぱっ、ちゅ……ソフィーナちゃん、イっちゃいそう?いいんだよ。思いっきりイっちゃお♡」
「や……!やめっ……!」
「えいっ」
美海の中指が、ソフィーナの膣内に挿入された。
キュッと美海の指を締め付ける膣肉。
ソフィーナはその刺激で一気に絶頂まで押し上げられる。
「あああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
声を抑えることすら出来ないほどの絶頂。
大きく身体を反らせ、ビクビクと痙攣するソフィーナ。
美海はゆっくりと指を引き抜いた。
ビクンとソフィーナの身体が跳ねた。
「あら、お楽しみ中?」
そんなソフィーナの声を聞いて、紅音が再び部屋に顔を出す。
それを見て美海は弾けるような笑顔になる。
「あ、紅音さん!」
「ソフィーナちゃんには帰って大丈夫だって伝えたはずなのだけど……」
「えへへ……ソフィーナちゃんにも気持ちいいこと教えてあげたくて……」
「美海ちゃんはソフィーナちゃんの事が大好きなのね。でも……」
そこまで言ったところで、ソフィーナの荷物に入っていた通信端末が着信を知らせる。
美海が取り出して確認すると、『ユフィ』と表示されていた。
「うーん……そうだ!」
何かを思いついたように美海は手を叩く。
そして、応答ボタンを押した。
「ユフィちゃん?やっほー」
『この声は、美海さんですか!?無事だったんですね、よかったです。ソフィーナさんは……』
「えへへ、ごめんね心配かけて。ソフィーナちゃんなら、さっきお手洗いに行ったから今はいないけど、大丈夫だよ。ソフィーナちゃんが戻ってきたら、そのまま二人で学園に戻るから、心配しないで」
『わかりました。事情は後日聞きますので、ひとまずこちらに戻ったら連絡をくださいね』
「うん、わかった。それじゃあ、また後で」
プツリ、と通信が切れる。
気を利かせてソフィーナの口を塞ぎに行っていた紅音と美海の目が合う。
「これで、多少なら遅くなっても大丈夫。というわけで、ゆっくり楽しもうね、ソフィーナちゃん♪」
◇◆◇◆◇◆
「事情はわかりました。とにかく、無事で良かったです。今日はゆっくり休んでください」
数時間後、美海とソフィーナは青蘭島に戻ってきていた。
L.I.N.K.sのメンバーへ『嘘の』事情を説明して、寮へ向かう。
「み、美海……私……」
「もうちょっと我慢して、ソフィーナちゃん。部屋に着いたら、ね♡」
二人の太ももを、水滴がツーっと伝う。
よく耳を澄ませば、何かが動いているような機械音が聞こえる。
美海の携帯から着信音が鳴り響く。
「あ、紅音さん?はい、大丈夫そうです。はい。紅音さんへの疑いも晴れていると思います。はい」
通話先は、紅音。
「はい、楽しみにしてます♡ソフィーナちゃんも、すっかりハマっちゃったみたいで……」
楽しげに話す美海と、その横で顔を赤くしてモジモジしているソフィーナ。
美海は嬉しそうに微笑む。
「その時は、ソフィーナちゃんと一緒に行きますね♡もし大丈夫そうなら、他のみんなも……♡」
電話口から、楽しそうな笑い声が聞こえる。
通話が切れ、美海とソフィーナは寮へと戻る。
その夜、二人の部屋で響いていた艶声を知る者は、誰もいない。