はい、今回はルビーがその好奇心の赴くままにアウロラに割とえげつないことをするお話です。
注意事項ですが、今回は何とも言えんので……不安な方は作者Twitterに確認してください。
一応、痛みを伴うことはしていないというのは言っておきます。
あと汚物は出てこないです。
でもやっぱり割となんでも許せる方向け……?
ガキン、と金属同士がぶつかるような音が響いた。
音の元は、一人の少女の持つレイピア。
その剣閃が異形の生命体──ウロボロスとぶつかり火花を散らす。
「ソフィーナちゃん、そっち行ったよ!」
「わかってるわよ!」
少女の声の先にはまた別の少女。
ウロボロスを業火をもって焼き尽くす。
しかし、1体がその炎を逃れ、少女のすぐ隣を通り抜けた。
「しまっ……アウロラ!」
少々の焦りを浮かべ、背後に声を飛ばす。
その声に応えるように、
柔らかな声で。優しい旋律で。
「さあ、踊りなさい、歌いなさい。私の可愛い子供達」
花びらが舞う。
詠を紡ぐ赤の女神──アウロラにウロボロスが接近していく。
「花びらに舞い、蜜で喉を潤し、誰より気高く、美しく」
舞った花びら1枚1枚に力が溜まっていく。
ウロボロスの攻撃がアウロラに届くかと思われたその時、終節が紡がれる。
「祈りを……歌よ届け。オラティオ・ミゼリ・コルデア!」
花びらに蓄積された力が解放される。
花の香りとともに爆発した力の奔流がウロボロスを飲み込む。
土煙が晴れると、アウロラにギリギリ触れない程度の距離で機能を停止したウロボロスの姿が浮かび上がった。
原型こそ残っているものの、それもひび割れ、今にも崩れ落ちる寸前といった様子だ。
「ふぅ……」
アウロラは一つ、小さなため息をつく。
次のウロボロスに対処出来るように、一瞬だけ気を緩め、すぐに緊張状態へ戻る。
未だ空中で戦っている二人の少女──日向美海とソフィーナのサポートをしようと視線をズラした瞬間、目の前のウロボロスの身体が崩れた。
「これは……!?」
崩れたウロボロスの身体から、桃色の煙が立ち上る。
咄嗟に鼻と口を押さえる。
「アウロラ、吸っちゃダメよ!美海っ!」
「うん!」
ソフィーナと美海の声が聞こえ、美海のエクシードによって起こされた風が煙を吹き飛ばす。
完全に消えたのを確認して、アウロラは口を押さえていた手を離す。
「大丈夫、アウロラちゃん?」
「ええ、大丈夫よ。ありがとう」
ウロボロスの駆逐を終えた美海とソフィーナに少し心配をされたが、特に身体に異常は見られなかったため、少し言葉を交わす程度でアウロラは二人と別れた。
◇◆◇◆◇◆
「んっ……ふぅ……」
女子寮の一室に、押し殺された艶のある声が漏れる。
声の主は、アウロラ。
「どうして……こんなこと……」
アウロラはベッドの上でM字開脚し、左手で豊かな胸を、右手でグショグショに濡れた秘部を弄っている。
頬は紅潮し、息は荒い。
おそらくは最後のウロボロスの残した桃色の煙を少し吸ってしまっていたのだろう。
寮の自室に着いてから身体が疼き出し、我慢すらできなくなってしまったのだ。
「こんなこと、いけないのに……」
アウロラの頭に浮かんでいるのは、いつも一緒にいる可愛らしいプログレス達。
そんな彼女達のことを想いながら、いやらしい行為に没頭している。
「だ、め……っクぅ……!」
アウロラの身体が跳ねる。
もう何度目かもわからない絶頂だった。
「はぁ……はぁ……」
力無くベッドに横たわり、荒い息を繰り返すアウロラ。
しかし、そんなタイミングで最悪の音が聞こえる。
ガチャリ、という扉が開く音だった。
鍵を閉め忘れていたのか、と慌ててアウロラは掛け布団で身体を隠そうとする。
が、間に合わなかった。
全裸で掛け布団に手を伸ばしているアウロラと目があったのは、紅玉の妖精ルビー。
こんな状況に出くわしたにも関わらず驚きすらしないルビーと、目があった状態で固まったままでいるアウロラ。
「ああ、別に隠さなくていいわよ? 知ってて来たんだから」
「知ってて、って……いったいどういう……」
あっけらかんと言うルビーに、若干震えた声で聞き直すアウロラ。
ルビーは少し呆れたような表情を浮かべ、首の裏に手を当てた。
「ほら、アタシって七女神の力を使えるでしょ?だから、多少なりともその本人と繋がりがあるの。異常があれば少しわかるわ」
「ということは……」
「アウロラが発情してるって知ってて来たの」
「発っ……!?」
ルビーの言葉に顔を真っ赤にするアウロラ。
確かに事実ではあったが、改めて言葉にされると意識せざるを得ないということだろう。
「で、面白そうだから手伝ってあげようと思ったのよ」
「手伝うって……あ、あの、ルビー? 顔が怖いわよ……?」
ルビーはベッドの上に四つん這いで乗り、ジリジリとアウロラに近づいていく。
アウロラも掛け布団どころじゃなくなり、逃げるように後退りする。
が、すぐに壁に背中が当たってしまう。
「逃げることないじゃない、別に痛めつけようってわけじゃないんだから」
「そう言われても……ひぅっ!?」
「あら、一人で楽しんでただけあってグショグショね。こんな状態じゃ辛いんじゃない?」
「そんな、んぅ……」
ルビーの指でグショグショに濡れた秘部を撫でられるだけで、アウロラは声が出てしまう。
先程から自分の手で慰め、何度も絶頂を迎えていたが故に非常に敏感になっているのだ。
「めちゃくちゃ敏感になってるじゃない。どれくらい一人でしてたの?」
耳元で囁くように訊ねてくるルビーの声に、首元にゾクゾクとした感覚が流れる。
自分で慰め、何度達したか。
数えてなどいないし、数えたくもないことを訊ねられ、アウロラはさらに顔を紅くする。
「そ、そんなの……数えてないわ……」
「数えようと思わなきゃ分からないくらいにはしてたって事ね」
「っ……!」
笑いながら言うルビーと、ルビーが話すたびにその一言一言に動揺してしまうアウロラ。
「中まで弄ったの?それともまだ外だけ?」
「中は……その……まだ、だけれど……」
「それじゃあ、アタシが弄ってあげる」
「それは大丈夫んぅぅぅぅぅ!」
アウロラの返事を待つことなく、ルビーは自分の指をアウロラの膣内へ挿入する。
しかも、中指と薬指、いきなり二本の挿入である。
「あら、まずは中指だけのつもりだったのに、もう一本入っちゃった。でもまぁ、良いわよね? ギチギチに締め付けてくるけど、気持ちよさそうだし」
「あ、あぁ……ルビー、やめ……んあぁっ!」
「もう、アウロラったら、恥ずかしがってないで素直に受け入れればいいのに」
「そんな、こと……言われ、ても……!」
指で膣内を捏ね回すようにしながら抽送を続けるルビー。
外から撫でられただけでも感じてしまう状態で、より敏感な膣内を強く刺激されれば、アウロラは当然容易く絶頂まで引き上げられる。
反論は快感の中に溶けていく。
「……っはぁ!……はぁ……はぁ……」
声どころか、呼吸すらままならないほどの絶頂を迎え、アウロラは荒い息を繰り返す。
ゆっくりとルビーの指が引き抜かれていく。
「凄いイキっぷりだったわね……大丈夫?」
「大丈夫、じゃ……はぁ、ありま、せん……」
アウロラの返答に、ルビーは少し困ったような表情を浮かべた。
「困ったわね……まだやってみたいことがあるんだけど」
「私のこと、なんだと思ってるんですか……?」
「? アウロラはアウロラでしょ?」
特に悪びれる様子のないルビーに、アウロラは呆れたように小さなため息をつく。
けれどアウロラは、自分の身体に更なる異変が起きていることに気付いた。
(さっきまでよりも、お腹の奥が……熱い……)
膣内への刺激がアウロラの身体をさらに昂らせ、疼きを強くしている。
思わず太腿をモジモジと擦り合わせてしまい、それをルビーに気付かれる。
「あら、なんだかんだ言ってもまだ足りないみたいね。安心したわ」
「そ、そんなことないです……!もう十分ですから……!」
「今さら照れるんじゃないわよ」
ニヤニヤとした笑みを浮かべたルビーに、嫌な予感しかしないアウロラ。
冷や汗が頬を流れ、乾いた笑いしか出なかった。
「それじゃあ、さっき出来なかったことをやらせてもらうわね」
そう言うと、ルビーは自分の身体を小さくしていく。
妖精であるルビーの身体は、元々身長30cm少々といったところだ。
それを、力を使って大きくしているのが普段の姿。
「なぜ、妖精サイズに……」
「すぐにわかる、わよ!」
「……っ!?」
ルビーは小さくなったその『右腕』をアウロラの膣内へ捩じ込んだ。
想定外の大きな快感に、声すら上げられず仰反るアウロラ。
挿入の瞬間に絶頂を迎えたようだ。
「フィストファック、だったかしら。普通の人間のサイズでやったら絶対苦しいと思うけど、妖精サイズのアタシのなら苦しくないでしょ?」
「じゅう、ぶん……苦しい、です……」
「あー確かに、指二本でもギチギチだったわね。それじゃあ、解していかないとね」
「解すって……」
「決まってるでしょ?せっかく手ごと入れてるんだから」
アウロラの膣内で、何かが蠢く。
まるで、触手か何かが膣内にいるかのような。
「揉んで解すのよ」
「んうぅぅ!?」
直後、アウロラを襲う未知の快感。
身体の内側を揉みほぐされる、感じたことのない感触。感覚。快感。
「どう? これ、気持ちいい?」
「わか、らない、です……! 強すぎ、てぇ……!」
「刺激が強過ぎた? それじゃあもう少し優しく揉むわね」
「そういう、問題じゃ……んうぅ!? ありま、しぇん……!」
ルビーの揉み方が問題じゃない。
内側から揉みほぐされるという事象自体に、アウロラの理解が追いつかない。
理解出来ない。
分かるのは、強烈すぎるその感覚が、快感であるということだけだった。
「ルビー、ホントに、やめへぇ……」
アウロラはだらしなく口を半開きにして、口の端からは涎が溢れていた。
とても女神とは思えない表情だ。
「そんな顔、他の子に見せちゃダメよ? 七女神がしちゃいけない顔だわ」
ルビーの言葉にも、もう反論が飛んでこない。
そんな余裕がない。
「だいぶ解れたわね。それじゃあ、もっと奥に……」
「らめ、れす……これ、いじょう、は……」
「大丈夫よ。もう1番奥まで来たから。あ、これが子宮口かしら。世界水晶の受肉体って、こんなところまでしっかり同じなのね」
アウロラがなんとか絞り出した言葉にも聞く耳持たず、ルビーは己の好奇心のままにアウロラの膣内を探索する。
子宮口をルビーの指が撫でた瞬間、アウロラの身体が一層大きく跳ねた。
「……これ、入るかしら……」
ボソッ、と呟くルビー。
その声は小さく、アウロラの耳にも届かなかった。
しかし届いていても変わらないだろう。どちらにしてもルビーは、行動をやめない。
「えい」
「〜〜〜〜!?!?」
声にならない声を上げてアウロラが跳ねる。
ルビーの指が一本、子宮口から入り込んだのだ。
通常はあり得ない。それでも今、あり得てしまっているその状況が、アウロラを更なる暴力的な快感の世界に押し上げていく。
「意外と入るものなのね。でも二本目は無理そう……」
「んおぉ!? お"ぉ"っ!?」
言いながら、子宮に侵入した指とは別の指で子宮口を撫で回す。
そのたびにアウロラの身体はベッドの上で跳ね、声にならない声を上げる。
女神というより、まるで獣のようだ。
「凄い声上げてるけど、大丈夫?」
「おぁ……おぉ……」
「……ダメそうね。やり過ぎたかしら……」
あはは、と苦笑するルビー。
これ以上は流石に厳しいと判断したのか、ルビーは責めを中断する。
しかし、何かを思いついたのか、ニヤリと怪しい笑みを浮かべる。
「アウロラ、少し刺激が強いかもしれないけど、頑張ってね」
既に聞こえているかもわからないそんな言葉を送り、ルビーは……
挿入していた右腕を、一気に引き抜いた。
「んおぉぉぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?」
アウロラの腰が跳ね上がり、大量の潮を撒き散らす。
膣口は少し口を開いた状態のままで、ピクピクと痙攣していた。
腰を突き出すような姿勢で潮を噴いていたアウロラは、ひとしきり潮を噴き終えると力無くベッドに身体を沈ませた。
ヒュー、ヒューと口から空気が抜ける音だけが聞こえてくる。
「…………完全にやり過ぎたわね……どうしましょ、これ……」
部屋の後片付けと、後日必要になるであろうアウロラへの謝罪を考えて、大きな溜息をつくルビー。
今回は自業自得かしら、と諦めたように口にすると、ルビーは大人しく部屋の後片付けを始めるのだった。
後日。
ルビーはあれからアウロラとなるべく顔を合わせないように行動していた。
しかし、その日バッタリと学園でアウロラに会ってしまったルビーは、手を掴まれ、人気のない場所まで連れて行かれてしまう。
使われていない倉庫の裏手まで連れて行かれ、ようやくアウロラはルビーの手を離した。
「あ、あの、アウロラ……? えと、あの日は、その……悪かったわね。やり過ぎちゃって……ごめんなさい」
一向にルビーの方を向こうとしないアウロラの背に、頭を下げるルビー。
ルビーの方へ向き直ったアウロラは優しい声色で告げる。
「大丈夫よ。気にしてないわ」
ルビーは、その言葉を聞いて少し安心した。
しかし、頭を上げ、アウロラの表情を見て……何も大丈夫ではなかったことを察した。
「私は気にしていないから……もう一度、『アレ』をお願い出来るかしら……?」
発情した雌のような表情を見て。
ルビーは改めて、やり過ぎた、と思うのだった。