※この作品はR-18です。

R-18版 鉄血のオルフェンズ好きな俺がIS世界に転生した結果がこれだよ   作:アインスト

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初のR-18版。

期待はあまりしないでください。

ちなみに一発目はアンケートで一番多かった簪ちゃんです。

では、どうぞ。


更識 簪 編
私の彼氏は何考えているのかわからない


 

 

私は更識 簪。

 

私には最近彼氏が出来た。

 

お姉ちゃん‥‥‥もとい更識 楯無には言ってない。

 

一応頼りになる彼氏なんだけど‥‥‥一つ言うなら『普段何考えているのかわからない』。

 

ふざけているのか、それともただ楽しんでいるだけなのか。

 

ちっとも予測がつかない。

 

でも、私はそんな彼に惹かれた。

 

何故かはわからないけど。

 

今日も私は整備室で私の相棒、打鉄弐式を丁寧に整備する。

 

手はたまにオイルまみれになったり。

 

‥‥‥少し私の話をしようかな。

 

私はもともと友達があまりいない。

 

というか、だいたい本音としか遊んでない。

 

でも、数ヶ月前に男性IS操縦者が二人転入してきた。

 

名前は織斑 一夏と楠上 刃。

 

織斑君は何を考えているのかわかりやすい。

 

きっとポーカーフェイスが下手なんだろう。

 

でも、一番の問題は楠上君。

 

楠上君は何を考えているのかとんと見当がつかない。

 

いつもふざけているように見えるし、かといって織斑君を取り巻く状況を楽しんでいるようにも見える。

 

そんな事を考えながら整備を進めていると、部屋に誰か入ってくる。

 

彼だ。

 

 

 

 

 

刃「おっすおっす、今日も一人か?うん?」

 

簪「‥‥‥その言い方どうにかならないの‥‥‥?」

 

刃「ならん。俺のアイデンティティーが失われるだろ?」

 

簪「刃にもアイデンティティーってあったんだね」

 

刃「うっせ、別にいいだろ?」

 

簪「‥‥‥そうだね」

 

 

 

 

 

軽く会話を交わすだけでもやっぱり何を考えているのかわからない。

 

彼の頭の中はどうなってるの‥‥‥?

 

すると彼は持ち込んできたビニール袋から何かを取り出す。

 

‥‥‥それは!!

 

 

 

刃「‥‥‥どした?そんなに目を輝かせてよ?」

 

簪「それ‥‥‥もしかして‥‥‥」

 

刃「あぁこれか?なんか購買で売っててな。美味そうなもんだったから買ってきたんだよ」

 

簪「いつも購買に行っても売り切れているあの人気スイーツ‥‥‥!!」

 

刃「確か‥‥‥あった。シュークリームだっけか」

 

 

 

 

買って絶対に損はしない、凄く美味しいと今評判のシュークリームを、刃は持っていた。

 

私は物欲しそうに見てしまう。

 

はっと我に返り、すぐさま作業に戻ろうとしたけど‥‥‥彼にはお見通しのようだった。

 

 

 

 

刃「‥‥‥なんだ、欲しかったのか?」

 

簪「そ、そんな事‥‥‥無い‥‥‥」

 

 

 

 

いつもならハッキリ言い返せるのに、今だけ何故か気弱く言い返してしまった。

 

余計に考えられてしまうかもしれない‥‥‥。

 

ふとそんな事を考えていると、刃は私に声をかける。

 

 

 

刃「‥‥‥なぁかんちゃん」

 

簪「何?」

 

刃「こっち向いてくんね?」

 

簪「別にいいけど‥‥‥?」

 

 

 

なんだろうと思って作業を中断し、刃の方に振り向く。

 

するといきなり口に何かを押し込まれる。

 

これは‥‥‥。

 

もごもごと口を動かし、聞いてみる。

 

 

 

簪「‥‥‥何のつもり?」

 

刃「いやぁ、よくよく考えたら俺ぁちょいと甘い物が苦手だって思い出してな。せっかくだから一緒に食べないか?」

 

簪「‥‥‥口に無理やり押し込むような事しなくてもよくない?」

 

刃「はは、ワリィワリィ」

 

 

 

 

嘘だ。

 

私は知っている。

 

刃は食堂に行くと必ず何かしらのスイーツを食べている。

 

刃には誰もわからないと考えていたみたいだけどそれは違う。

 

私もよく作業の途中で糖分補給と称して本音とスイーツを食べに行っていたからよく知っているんだ。

 

でも、私が物欲しそうな目をしていたって気づいたから分けてくれる、っていう刃の気持ちは優しいと思う。

 

嘘をついてまで分けてくれるってなんだか申し訳ない気もするけど‥‥‥でも、刃の笑顔を見ているとそんな気は薄れていく。

 

ただありがとうとしか言えない気がする。

 

 

 

 

簪「‥‥‥ありがとう」

 

刃「良いって事よ。ま、あまり根を詰めるなよ。ほら、一緒に食べようぜ」

 

簪「うん‥‥‥あ、美味しい‥‥‥!!」

 

刃「そうだな、確かにこいつは噂通りだ」

 

簪「‥‥‥ねぇ、どうして嘘をついたの?」

 

刃「うぇ!?あ、いやそいつはその‥‥‥」

 

簪「はぁ‥‥‥わかってるよ。私が物欲しそうな目をしていたから一緒に食べたくなった、違う?」

 

刃「流石はたっちゃんの妹だな‥‥‥まぁそんな所だ」

 

簪「もう‥‥‥でも、ありがと」

 

刃「へへ、どういたしましてっと」

 

 

 

 

 

やっぱり私は刃が好きだ。

 

だからちょっとだけ素直になれない。

 

でも、付き合ってまだ刃の事をわかってない。

 

だから、付き合っていくうちにわかっていきたいな。

 

‥‥‥私の彼氏は何考えているのかわからない、なんてね。

 

 

 

 

 

ちなみに余談なんだけど、彼はクラスメイトの女子たちから人気スイーツ店のレビューをよく頼まれているそう。

 

なんでも女子たちの意見として、『刃のレビューは凄い詳しくレビューされているから、お店を選ぶ時に役立つから』だそう。

 

なにやってるの刃‥‥‥。

 

 

 

 

 

 

 

 

次回に続くよ。




お待たせしました。

ようやく第一話完成し、投稿する事が出来ました。

これからもよろしくお願いいたします。

感想等お待ちしてます。

後日活動報告内にてアンケートを取ると思いますので、よろしければご協力ください。

ではでは(´・ω・`)ノシ
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