みりあの初めては二人の始まりでもある!
「お疲れ様!」
ライブを終え、充足した笑みで楽屋裏に戻ってきたみりあにプロデューサーは優しく抱きしめた。
「今日も絶好調だったぞ! 偉いぞ、みりあ! うりうり!」
「うわぁ~~い♪」
頭を乱暴にくしゃくしゃされみりあは嬉しそうに笑った。
「お客様も満足してたし、文句なしの百点だ!」
「えへへ♪ もっと褒めて褒めて♪」
胸の中で無邪気に笑うみりあにプロデューサーはどこかホッとした顔をした。
(やっぱり、まだ子供だよな……)
こうやって自分の前で無邪気に笑うみりあを見るとプロデューサーは言い知れぬ安心感を覚えた。
(出来れば、無邪気な心のまま、大人として成長してほしいな……)
これからぶつかるであろうたくさんの苦難や試練を想像し、プロデューサーは自分が彼女を守ってやらないとなと心で強く誓った。
「ねぇ、プロデューサー!」
「ん?」
いきなり声をかけられプロデューサーはみりあの目を見た。
「どうした、なにか質問か?」
「うん! さっき、あっちでケンカしてるアイドルがいたんだけど……」
「ケンカ……ああ、あのカップルか?」
最近、報道されたばかりの熱々カップルを思い出し、プロデューサーは苦笑した。
「夫婦喧嘩は犬も食わないって言うし、ほっとけ……」
「それがねぇ……セックスがヘタだの不感症だの怒鳴りあってたんだけど、なにそれ?」
プロデューサーは倒れかけそうになった。
「あのバカ共……子供がいる場所でなにを怒鳴りあってるんだ!?」
「セックスってなぁに?」
「……」
無邪気に質問してくるみりあにプロデューサーは言葉に詰まった。
嘘をついても良かったが正しい性知識を持つことは悪いことじゃない。
でも、まだ早すぎるかとプロデューサーはマジメに考えた。
「ねぇねぇ! 私もセックスしてみたい!」
「……先に帰るわ!」
「あ!?」
みりあから離れ、急いで逃げようとするプロデューサーにみりあは慌てて怒鳴った。
「危ないよ! バナナの皮、落ちてるから……」
「え……?」
ツルッとバナナの皮にすべり、プロデューサーは一瞬思考を停止させた。
「なぜ……バナナ?」
「ごめんね……さっき、ゴミ箱が無いから思わず」
ゴチンッと頭をぶつけ目を回すプロデューサーにみりあは心配そうに近づいた。
「プロデューサー……生きてる?」
「キュ~~……」
「……気絶してる」
とりあえず息はしてるから大丈夫だろうと安心し、みりあはプロデューサーの身体を揺さぶった。(本当は頭を打った人間を揺さぶっちゃダメ)
「ねぇ、起きてよ、プロデューサー! こんなところで寝てたら風邪引くよ!」
「うぅ……」
目を回して唸るプロデューサーにみりあはため息をついた。
「目を覚ますまで待ってよ……うん?」
プロデューサーの股間を見て、みりあはちょっと興味深そうに顔を近づけた。
「なにか大きくなってる?」
さっきまでこんな膨らみはないと思い出し、みりあは真っ青になった。
「もしかして、打っちゃった!?」
なにかが腫れてるのではとみりあは慌ててズボンを脱がせた。
絶句した。
「お父さんと違う!」
雄々しく立つペニスにみりあはゴクリと喉を鳴らした。
「た、確か、お母さん、これを咥えてたよね?」
先日、たまたま深夜に目が覚め、トイレに行く途中で見かけた両親の情事を思い出した。
みりあは興味深そうにプロデューサーのペニスを握り締め、動かした。
「うぅ……」
軽いうめき声が聞こえ、みりあはビクッと反応した。
「た、たしか、こうしてたよね?」
ゆっくりと割れ物を触るようにペニスを扱いた。
ビクンビクンッと反応し、みりあの目が輝いた。
「うわぁ~~……面白い♪」
ゴシゴシと扱く腕に力がこもり、みりあは言い知れない深い感情を覚えた。
(これって……咥えてたよね……お母さん?)
父親のペニスを咥える母親の姿を思い出し、みりあは大きくなったプロデューサーのペニスを咥えた。
(うぅ……生臭い)
鼻腔に来る生臭い臭いにみりあは涙目になった。
(でも、これってプロデューサーって気持ちよくなるんだよね?)
記憶の中で気持ち良さそうに顔を赤らめていた父親を思い出し、みりあは見よう見まねでペニスをチュ~~と吸った。
「うっ……」
(あ、ちょっと……大きくなった)
元々勃起していたプロデューサーのペニスがさらに大きくなり、みりあはどこか誇らしい充足感を覚えた。
みりあは自分が今、行ってる行為がフェラチオという性行為の一種であることを当然知らない。
ただ、年甲斐もなくラブラブの両親が夜に起こしていた情事を思い出しながら模倣してるだけに過ぎない。
もっともみりあにはそっちの才能があったのか見よう見まねのフェラチオは気を失っているはずのプロデューサーを十分感じさせた。
自分が行ってることが先ほど自分がしたいといったセックスの一部だと知ることもなくみりあは不思議と心がキュンッとなるのを感じた。
(なんか、変な感じ……)
ペニスから口を離し、キャンディーを舐めるように舌をベロンと這わせるとビュゥッと白い白濁液が飛び出した。
「キャッ……!?」
まるでションベンのように勢いよく飛び出る白い液体にみりあは唖然とした。
可愛い顔を白い白濁液で汚しながら、長く射精を続けるプロデューサーにみりあは明るい顔をした。
「なにか出た♪」
顔にかかった精液を指で掬い、ペロリと舐めた。
みりあは一瞬、生臭い精液の味にウッとしたが、すぐにその精液がプロデューサーのものだと思い出すとウットリした。
「変な味だけど……結構好きかも♪」
射精を終えても、まだドロドロと残り汁を垂らすプロデューサーのペニスにみりあはストローを吸うようにチュゥ~~と精液を吸った。
(もっと、白いもの出るかな……?)
チュウチュウとストローのジュースを飲むように鈴口を吸い続けるとまた、ピュッと白い精液が飛び出した。
(やった……出た……♪)
口に出された精液を零すことなく口の中で全て受け止めるとみりあは慌てて零さないよう顔を上げた。
(プロデューサーの白いおしっこ……全部……わたしのもの……だれにもあげない……)
今まで感じたこともない黒い独占欲がみりあの心を染め上げた。
(ネバネバしたものも……ぜんぶ、わたしのもの……卯月お姉ちゃんにも凛お姉ちゃんにも千枝ちゃんにもあげない……ぷろでゅーさーはわたしのもの)
精液を飲み込むとみりあは荒い息を吐きながら、唇の端に残った精液を指で掬った。
その顔は牝の快感にどっぷり浸かった子供らしからぬ笑顔でプロデューサーのペニスを見て離さなかった。
「すごく……おいしい……かも」
いつのまにかみりあのパンティーはグチョグチョに濡れており、みりあは汚く汚れたパンティーを脱いでいた。
「お母さんはこうしてたよね?」
ジュクジュクに濡れた秘部を隠すことなくプロデューサーのペニスの先に押し当てるとみりあは真っ赤な顔で腰を落とした。
「うぅ……!?」
受け入れたことの無い男性のペニスにみりあはさっきまでの高揚とした気分が冷め、真っ青になった。
「い、いたい……」
今まで感じたことのない激痛にみりあは息を呑んだ。
(こんなの入らないよ)
一瞬、入れるのを諦めたとき、母親の顔が思い浮かばされた)
(お母さんはこれをやってたよね?)
みりあはなぜか心の中で親なんかに負けた無くないなという対抗心が芽生え、プロデューサーの顔を見た。
「私だって……プロデューサーと出来るもん!」
痛みで涙を浮かべながらもみりあは必死にプロデューサーのペニスを自分の秘部に埋め込んだ。
「ひぃぃ……!?」
想像を絶する痛みに悲鳴を上げた。
だが言い知れぬ達成感も覚えた。
(わたし……ぷろでゅーさーとがったいしてる……)
処女喪失の痛み以上に感じる不思議な幸福感にみりあはとろけた。
(もっと……もっと……)
声も出せないくらいの痛みとそれ以上の興奮に、みりあは拙くも必死に腰を動いた。
(動くと気持ちいいんだよね?)
腰を激しくスライドさせるみりあにプロデューサーは寝言で「みりあ」とつぶやいた。
「ぷろでゅーさー……」
寝言で自分の名前をつぶやいてくれるプロデューサーになぜかすごく嬉しくなり、みりあの中にあった「痛い」という感情は完璧に「気持ちいい」という感情に変わった。
女性は好きな男性とのセックスには痛みよりも別の強い感情が芽生えるというが今のみりあはまさにそれだった。
(あぁ……気持ちいいぃ……)
じわじわと強くなる初めての性感にみりあはとろけるような快感を覚え、プロデューサーの顔を見た。
(かわいいな……)
自分と合体してることも知らず気持ち良さそうに息をしてるるプロデューサーにみりあは言い知れない征服感を覚えた。
(今日は私がプロデューサーをプロデュースしてるんだ!)
いつも子供だからと女の子としてみてくれないプロデューサーにみりあはいい気になった。
「ぷ、ぷろでゅーさー……」
倒れこむようにプロデューサーの胸に抱きつき、唇にキスをした。
(プロデューサーのくち……くさい)
初めてのキスはレモンの味というが、初めてのキスの味はロケ弁のサンマの味だった。
(そういえば、プロデューサーのお弁当のおかずサンマだったっけ?)
頬を膨らませプロデューサーの頬をつねった。
「なんで、レモンを食べてくれないの!」
理不尽な怒りをぶつけるとみりあはまた、腰を激しく動かした。
「あぁ……ぷろでゅーさーのおちんちん……また……」
また大きくなるペニスにみりあは言い知れない快感で身が裂かれそうな錯覚を覚えた。
「ああ……これダメ! わたしだめになる……だめになってぷろでゅーさーにきらわれちゃうよ……」
ビクンッと身体の奥から強い快感を覚え、みりあはプロデューサーの身体にギュッと抱きついた。
「あ、あつい!」
子宮の奥に熱湯をぶちまけられたようなイメージを思い浮かべ、みりあは心の中で絶叫した。
(身体の中、火傷しちゃう……)
自分の子宮を満たす精液の感触にみりあは涙を浮かべ、プロデューサーに抱きついた。
「ぷろでゅーさー……」
絶頂を迎えるとみりあは自分の身体の力が抜け、空を飛ぶような気持ちよさを感じた。
(ああ……ねむい)
言い知れぬ達成感と幸福感、そして本人は気付かないが初めての絶頂で緩んだ膀胱から溢れた小水に床を汚しながらみりあはそっと目を瞑った。
(ずっと……こうしていいよね……?)
プロデューサーと繋がったまま、みりあは深い眠りに入った。
みりあが眠りに入ると同時にプロデューサーの目が覚めた。
「ひどいめにあ……」
起きてプロデューサーは絶句した。
「おおおおおおれ、みみみみみりあと合体してる!?」
真っ青な顔で叫びそうになり、慌てて口を手で塞いだ。
「ぷろでゅーさー……」
自分の胸の中で眠るみりあにプロデューサーは起こさないよう、そっと身体を持ち上げた。
「……」
みりあの秘部からペニスが抜かれるとドロッと、とんでもない量の精液がプロデューサーの腹の上に零れた。
「すごい量……」
してしまった過ちもそうだが、それ以上に自分が出した精液の量に真っ青になった。
(初めて付き合った彼女とのセックスよりも射精量が多いんだけど……)
初めて付き合った彼女とのセックスでも、これだけの射精量はなかった。
それだけみりあとの相性が良かったといえばそれだけだが、これが世間にバレれば自分もみりあも終わりだと恐怖した。
なんとか証拠となるものが残ってないか探した。
だが、すぐにやめた。
「……みりあ」
幸せそうに眠っているみりあの髪を撫でプロデューサーは覚悟を決めた。
「仕方ないよな?」
十年後。
「はぁ……プロデューサー……私のオマンコ、気持ちいい?」
「あ、ああ……で、でも」
白いウェディングに身を包んだみりあに同じように白いタキシードを着たプロデューサーは腰を激しく動かしながら困った顔をした。
「いいのかな、結婚式直前でこんなことしてて?」
「大丈夫だよ! だって、この後だってこの先だって、ずっとずぅ~~っと一緒にセックスするんでしょう?」
艶っぽく笑うみりあにプロデューサーは苦い顔をした。
「本当、お前って、好きものだよな?」
「そうしたのはプロデューサーだよ!」
「そ、そうかな?」
自然に会話しながらもセックスをするプロデューサーにみりあは頬をぷくぅと膨らませた。
「いやなら小さい頃のこと回りにバラしちゃうぞ!」
「そ、それはお前にも不利になる内容だろう!」
「えへへ……本気になって可愛いな、プロデューサーは♪」
「……」
心の中でみりあには勝てないなと落胆し、プロデューサーは慣れた腰つきでみりあの一番感じる部分にペニスをこすった。
「ぁあぁん♪」
嬉しそうに啼くみりあにプロデューサーはクスッと笑った。
(やっぱり、みりあは可愛いな♪)
「ぷ、ぷろでゅーさー……わたし、イキそう……だから」
「ああ、一緒に行こう!」
みりあの大きくなった胸を絞りながら揉むと二人は奪い合うようにキスをした。
「だいすき、ぷろでゅーさー」
「俺もだよ!」
お互いの気持ちを確認しあうとプロデューサーは限界がきたようにみりあの身体を強く抱きしめた。
「ぷろでゅーさー!」
「みりあ!」
ビュッとみりあの中に熱い精液が放たれ、二人はビクンビクンと身体を揺さぶった。
「ふぅ……」
絶頂を終えるとプロデューサーは少し疲れた顔でペニスを抜いた。
ドロッと信じられない量の精液があふれ出した。
その量は初めてみりあと繋がったときの非でないくらい大きかった。
実際、二人はまだ世間に公表してないだけで実は子供がすでにいるのだ。
それどころか、戸籍上、二人はれっきとした夫婦でもある。
結婚式もすでに五年も前に二人だけでコッソリ済ませている。
今回のこれは世間体的の仕方無しの結婚式だった。
今のみりあとプロデューサーはもう一回結婚式を開いても大丈夫なくらいの稼ぎと蓄えがある。
子供もコッソリ式に参加させ、二回目の結婚式を楽しむだけの余裕があった。。
セックスを済ませるとみりあは呆れたように自分の秘部からたれる精液に笑った。
「結構出したね?」
「自分でも呆れてる……」
「私の膣、気持ちよかった?」
「……」
恥ずかしそうにコメントを控えるプロデューサーにみりあは明るく笑った。
「じゃあ、行こうか、ア・ナ・タ♪」
「……ああ」
優しくキスをし、二人は待合室を手を繋ぎながら出て行った。
その左手の薬指には対となるエンゲージリングが嵌められており、二人の幸せを形に表していた。