シンデレラガール島村卯月誕生祭
「笑顔です……」
それが卯月がプロデューサーから聞いたスカウトの理由だった。
『皆さん! 本当にありがとうございまぁぁぁぁす♪』
スカウトされた時、プロデューサーが言ってくれた採用の条件を今、卯月は初めて理解した気がした。
『卯月ちゃぁぁぁぁぁん!』
男女問わずの明るい喝采が舞いあがり卯月はプロデューサーが認めてくれた笑顔の意味を知った。
『今日は本当にありがとうございます!』
マイクを手に卯月は僅かに目頭が熱くなるのを感じながら叫んだ。
『今日は私のコンサートに来てくれて本当に嬉しいです! 皆さんの応援のおかげで……わた……しは……うぅ……うぇえぇぇぇぇぇん』
本当に泣き出してしまう卯月に会場に来ていたファン達も釣られたように涙を滲ませながら拍手を送った。
今日は島村卯月にとってもファンにとっても大切な日であった。
『シンデレラガール島村卯月誕生祭』
一年前、ただの女子高生だった自分がまさかこんな舞台に立つなんて想像もついてなかった卯月はあまりにも非現実的な嬉しい現実にステージも忘れただ泣くだけだった。
でも、それでよかった。
喜怒哀楽。
全てが卯月の魅力であり、今泣いてるだけでも卯月がどれだけ嬉しいかファンたちはわかっていた。
ファンも卯月も忘れない。
今日、自分たちが大切な日を迎え、それが思い出に変わっても感動は変わらないことを……
ステージの裏で無愛想なプロデューサーも口の端を吊り上げ、嬉しそうに目に溜まった涙を拭っていた。
「いい笑顔です。卯月さん……」
一年間の苦労が報われた気がし、プロデューサーも嬉しかった。
「ありがとうございます……」
コンサートが終わり、プロデューサーに家まで送ってもらうと卯月は涙でクシャクシャになった顔のまま必死に笑顔を浮かべた。
「今日のライブ、絶対に忘れません!」
「はい……」
コクリと頷いた。
「今日はいいライブでした。これからもその笑顔で……?」
いきなり手を握られ、プロデューサーは不思議そうな顔をした。
卯月は涙で濡れた顔を俯かせ、震えた声でいった。
「今日、お家、誰もいないんです……」
喉に引っかかった言葉を卯月は勇気を出して吐き出した。
「今晩はずっと一緒にいてくれませんか?」
「……」
プロデューサーも赤くなりながら首の後ろを掻いた。
「身の安全は保証できませんよ……」
それがプロデューサーの答えだった。
「は、はい!」
卯月も鼻息を荒くし、気合を入れた返事を返した。
「よろしくお願いします!」
「……」
プロデューサーは無表情の顔のままどこか嬉しそうオーラを出していた。
「あ……?」
卯月をベッドに押し倒すとプロデューサーは仏頂面の中にどこか興奮したような目で彼女を見た。
「プロデューサーさん……私、まだシャワー浴びてないから臭くないですか?」
「いい匂いですよ」
クンクンッと卯月のうなじを嗅ぐようにプロデューサーは顔を近づけた。
卯月もテレたように微笑んだ。
「プロデューサーさん、くすぐったいです♪」
「卯月さん」
ジッと見つめ合い、卯月は恥ずかしそうに赤らんだ。
「卯月って呼んでください」
そっと目を瞑り、顎を上げる卯月にプロデューサーも目を瞑った。
「卯月……」
チュッと二人の唇が重なった。
「……」
プロデューサーはそのまま彼女の身体から離れ、制服のボタンを外し始めた。
「あ……?」
バッと制服を広げられ、露わになった可愛いブラに卯月はテレた。
「あ、あまり大きくありませんけどプロデューサーさん、大丈夫ですか?」
「いえ、綺麗です」
卯月の背中に手を回すとプロデューサーはどこか拙く彼女のブラのホッグを外した。
プルンッと可愛らしい女の子の大切なものが露わになり、卯月は恥ずかしそうに胸を隠した。
「ぷ、ぷろでゅーさーさん……恥ずかしいです」
胸を隠す卯月の手をどけ、プロデューサーは彼女の小さく桃色の乳首を優しく舐めた。
「うぅん……♪」
乳首を舐められ、卯月はどこか気持ち良さそうに震えた。
「卯月……綺麗な乳首ですよ」
「あ、ありがとうございます……」
嬉しそうに微笑み、卯月はまたキスをしてほしそうに唇を前に出した。
「……」
プロデューサーも飽きないと言いたげに卯月の唇にキスをした。
「可愛いですよ、卯月」
「プロデューサーさんが私を可愛くしてくれたんです。もっと私を可愛くしてください」
「はい……」
そのままプロデューサーは卯月のスカートのホッグも外し、可愛らしいストライプのパンティーが露わにした。
「え、えへへ……子供っぽいパンツですよね?」
「いえ、卯月らしいです」
「それって子供っぽいってことですか?」
ぶぅと頬を膨らませる卯月にプロデューサーは不覚にも吹き出してしまった。
「いえ、それが卯月のいいところです」
「もう、プロデューサーさんのバカ……」
頬を赤らめる卯月にプロデューサーは可愛らしいパンティーを脱がそうとした。
「あ……?」
「だ、だめ……ですか?」
どこか残念そうな顔をするプロデューサーに卯月は慌てて首を振った。
「だ、だめじゃないですけど……恥ずかしくって」
「……」
ジッと見つめられ、卯月も覚悟を決めたように頷いた。
「脱がせてください……」
「はい……」
そっとパンティーを下ろすと薄っすらと茂った陰毛が現れ、卯月はドキドキを抑えられない顔でプロデューサーを見た。
「わ、私のアソコ……毛深くないですか?」
「わかりません……私も初めて見ましたから」
「え、プロデューサーさんも初めてなんですか?」
「そうですけど……」
どこか変かという風に見つめるプロデューサーに卯月はクスッと笑った。
「てっきり経験者かと思ってました♪」
「本で読んだ程度の知識を実践してるだけです。実際、うまく出来るかどうか不安でしょうがありません」
「そっか……」
初めては自分だけじゃないということを知ったせいか、卯月はどこか余裕を手に入れた顔をした。
「プロデューサーさん……舐めてくれますよね?」
「はい……喜んで」
どこか立場が対等に近づいた気がし、卯月はプロデューサーが自分の秘部を舐めやすいよう足を広げた。
「ファンには見せられないポーズですね」
「もう、プロデューサーさん!」
「申し訳ありません」
クスッと笑いプロデューサーは卯月のしっかり閉じられた秘裂をそっと舐めた。
「うぅ……あぁぁ♪」
自慰とは全然違う舌で舐められるヌメらかな優しい愛撫に卯月は声を上げ、胸をプルプルと揺らした。
「大丈夫ですか? 辛ければやめますが……」
「だ、だめです……最後までヤッてくれないと私……怒ります」
慌てて自分を見る卯月にプロデューサーはクスッと笑った。
「はい」
プロデューサーも覚悟を決めたように卯月の濡れ始めた秘部をまた舐めだした。
「あ……あぁぁ……あん♪」
一回舐めるたびに艶っぽい声を上げる卯月にプロデューサーも気づいたら興奮していた。
「卯月……もういいですか? 私ももうそろそろ……」
「は、はい……私ももう我慢できません」
顔を恍惚と緩ませ、涎まで垂らす卯月にプロデューサーはまたキスをした。
「うぐぅ……♪」
軽く舌を入れられ、くぐもった声を出すと卯月は嬉しそうに目を滲ませた。
(しあわせ……♪)
ウットリする卯月にプロデューサーはキスをやめ、荒い息を吐いた。
「卯月……挿入れますよ?」
固く勃起したペニスを見せられ、卯月も目が離せない顔で頷いた。
「え、遠慮しないでください……私はプロデューサーさんのものですから」
ギュッとプロデューサーの手を握り、緊張を隠そうとする卯月にプロデューサーも覚悟を決めた。
「卯月……」
「うぅ……ぷろでゅーさーさん……」
初めて味わう男の欲望に卯月は脂汗をいっぱいかき、プロデューサーの背中に爪を立てた。
「……血があまり出てませんね?」
ムードを壊すとわかっていたがプロデューサーは思わず口にしてしまった。
卯月も場が悪いように顔を赤らめた。
「じ、実はプロデューサーさんを思ってたくさん、一人でしてたから……かもしれません」」
カァ~~赤くなる卯月にプロデューサーもなぜか嬉しくなり、思わずキスをしてしまった。
「うぅ……♪」
息が出来ないほど激しく唇を奪われ、卯月は恍惚とした笑みを浮かべた。
(ぷろでゅーさーさん……だいすきです)
身体全体に感じる幸せなエクスタシー……
これは結ばれるということ……
これは愛するということ……
これはセックス……
卯月は今まで感じたこともない新しい快感に酔いしれ、欲望の海に沈んでいった。
「卯月、動きますよ……」
「は、はい……」
痛くないといえば嘘だった。
でも、それ以上に幸せという感情が広く、「痛い」という感覚すら「気持ちいい」と思える充足感があった。
(プロデューサーさん……わたし……)
ギュッとプロデューサーに抱きつき、卯月の身体は自然と彼の動きに合わせるように上下に揺れていた。
「ぷろでゅーさーさん……ぷろでゅーさーさん!」
「卯月……うづき!」
プロデューサーも卯月と繋がってることで充足感を得てるのか腰のグライドが自然と早くなり、お互いの気持ちいいを奪い合い、快感を貪った。
「ぷろでゅーさー……さん……わたし、すごいのきちゃます……ひとりでするよりもおおきいのきちゃいます……」
「うづき……わたしもきます……そ、そとに」
「だ、だめです!」
ペニスを抜こうとするプロデューサーの腰を卯月は足でホールドし、膣を強く締めた。
「出すなら中に……プロデューサーさんの赤ちゃんの元、わたしのなかに……わたしにぷろでゅーさーさんのこどもをください」
「……」
顔を赤くし必死に自分を離そうとしない卯月にプロデューサーも心がドキドキし、気づいたら彼女の中にさらに熱い男の欲望をぶつけていった。
「うづき……だします!」
「ぷろでゅーさーさん……わたしもいきますぅ♪」
快感の海に沈みきり淫らな思考しか浮かべない卯月にプロデューサーも自身の欲望を抑える枷を失い、気づいたら腰を強く子宮まで届きそうなほど深く刺していた。
「ぷろでゅーさーさぁぁぁぁぁん♪」
「うづきぃいぃっ!」
プロデューサーも卯月の身体を抱きしめ、子宮を汚すように熱い想いを彼女の中に放った。
「あ、あつい……♪」
プロデューサーの欲望を身体の中で感じ、卯月の身体がビクンッと鳴り、熱くなった。
「あ……」
盛大な絶頂を味わい力が尽きたのか卯月はそのまま気を失うように目を瞑った。
「うぅ……」
目を覚ますとプロデューサーの横には赤ん坊のように安らかに眠っている卯月の横顔があった。
「……」
可愛い寝顔を見て思わず髪をかきあげるとプロデューサーは笑みを浮かべた。
「プロデューサー……さん」
髪をかきあげられた状態で卯月は目を覚ました。
「おはようございます、プロデューサーさん」
ニコット笑う卯月にプロデューサーも優しく笑った。
「おはようございます、卯月さん」
「卯月「さん」か……ふふっ♪ なんだか変な響きですね?」
昨日まで呼び捨てだったのにまた元の呼び方に戻るプロデューサーに卯月はどこか不満そうな声を出した。
プロデューサーも卯月の不満を感じ、優しく声を震わせた。
「アナタはまだ始まったばかりのアイドルです。だからまだ私の中ではアナタは育てるべき金の卵なんです」
「わかってます……でも、いつかは」
二人は見つめ合ったまま、キスをした。
「ずっと私をプロデュースしてくださいね、プロデューサーさん♪」
「お約束します」
コクリと頷き、プロデューサーは意志の硬い目を向けた。
「アナタを一生プロデュースする。例え、アナタが芸能界を引退した後もずっと……それが私のアナタヘの想いです!」
「約束ですよ……私だけのプロデューサーさん♪」
また見つめ合ったままキスをし、二人は幸せな朝を迎えた。
二人は気づいていなかった。
今は時刻十時を過ぎ、とっくに事務所の出社時間を迎えてることを……
出社後、二人は事務員のちひろに二人はこっぴどく叱られるのであった。