「……」
晶葉の部屋に侵入するとまゆは心を落ち着かせ息を吐いた。
「これが人の心を操れる機械……?」
大仰に構えられた電気イスのような機械にまゆは小首を傾げた。
「思ったよりも大きいですねぇ……」
某猫型ロボット並みの持ち運びに便利そうな道具を想定してたまゆはため息を吐いた。
「これを使ってプロデューサーさんをまゆのものにするつもりでしたが……」
いくらなんでも一人で運ぶ(盗む)のは無理そうだ。
「帰りましょう……」
振り返り、開けっ放しの扉に向かおうとした。
「え……?」
その瞬間、前へと出した足がシュルッと赤いコードに巻き取られ、身体を持ち上げられた。
「え……えぇ?」
宙に放り込まれたまゆはコードに足を取られたまま逆さ吊りにされた。
「こ、これって?」
目を彷徨わせるまゆに近づいてきたコードが着ていた服を破り捨てた。
「キャッ!?」
切り刻まれ下着まで剥ぎ取られるとまゆは顔を真っ赤にして小さな胸を手で隠した。
「な、なにが起きてるの?」
宙に浮くコードが枝別れるするように裂け小さく細くなり目から見えなくなった。
「……?」
恐ろしい動きをするコードにまゆは恐怖したように震えた。
「た、たすけて……ぷろでゅーさーさん……ウグゥ!?」
裸の乳首がなにかに巻きつけられるように引き締まりグイィと引っ張られた。
「い、いだい……」
小さな乳房が膨らむように引っ張られるとまゆは裸の身体を揺らし泣いた。
「た、たすけて……」
乳首がジンジンと痛んだ。
「あぁ……あぁ?」
まゆは目を疑った。
もともと小さかった乳房が見えないコードに引っ張られるうちにムクムクと大きくなっていったのだ。
「こ、これって?」
大きく引っ張れる自分の巨乳にまゆは真っ青になった。
「ひ、ひいいぃ……」
身体に巻き付いた見えないコードがまゆの敏感な淫核を締め上げた。
「うっぎいいいいぃぃぃぃぃ!?」
刺激の強い淫核を不意打ち同然に引っ張られ、まゆは白い歯を食いしばり悲鳴を上げた。
「だ、だめぇえ……♪」
引っ張られた淫核も乳房と同様、強い膨張感を覚え、ムクムクと大きくなっていった。
「ひ、ひぃ……」
気づいたら成人男性のペニス並に巨大になりビクビクと反応する淫核にまゆは喉を絞った。
「ひっっっっっっっっっっっっっっ……」
大きく膨らんだ乳房が派手に揺れた。
「あ……」
乳房と淫核が爆発するような快感が身体全体に走り、まゆは頭が真っ白になった。
「いっっっぐうううううぅぅぅぅぅぅぅ♪」
大きく開かれた秘裂から色の濃い小便を漏らし、まゆは派手に絶頂した。
「ひぃ……ひぃ……」
目に見えないコードがまゆの裸の身体に巻きつけハムのように締め上げた。
「あ、あがぁ……」
身動きが取れなくなり、息すら苦しくなった。
「あ……あ……」
膣内になににが入ってくる冷たい感触を覚え、ゾクッとした。
「ひ、ひぃぃ……ま、まさか?」
小便を漏らしたばかりの尿口にも鋭く細い線が入ってくるのを感じた。
「う、うぎぃ……!?」
子宮にまで入り込んだ目に見えないコードが卵巣にまで到達し、排卵した卵子を貫いた。
「うっぎいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃ♪」
身体の内側から軽い電流が流れた。
「だ、だめぇ……」
身体の芯を焼かれるような痛みにまゆは目を回し口から涎を垂らした。
「だ、だめぇ……こ、ころされるぅ♪」
手の届かない絶対の場所を焼くように鋭い針のような電流を流され、まゆは気が狂うような痛みに脳内から大量の脳内麻薬を噴出させた。
「あ……」
白目を剥いた。
「ぷ、ぷろでゅーさーさん……」
尿口をの中を責めていた目に見えないコードが激しく抜き差しされた。
「あっっっがあぁあああぁぁぁぁぁぁ!?」
身体を切り裂かされるような激痛にまゆは首を振り泣いた。
「い、いだいぃいぃぃぃぃぃいヒイイィィィィ♪」
涙を流し苦しむまゆに子宮の中の卵子を貫いていた目に見えないコードがブツッと千切れ、卵子を膨らました。
「あっがぁぁぁぁ♪」
子宮が膨らむのを感じ、まゆはゾッとした。
(こ、これって……?)
人間が感じる激痛を遥かに越す未知の痛みとそれを快感と感じる頭にまゆは思考をコードの動きに支配されていった。
「た……す……け…………………て……………………」
裸の身体を宙に浮かせたまま、まゆはボリュームの増えた女性らしい身体を電気椅子のような機械の上に座らされ手足をガチッと枷でハメられた。
「こ、ころさないでぇ……」
恐怖に怯えるまゆに見えないコードが何重にも彼女の身体に巻き上がった。
「いやぁ……にがし」
コードが繭のような形になり、まゆを完璧に隠し動きを封じた
「……」
まゆの視界が真っ暗になり僅かに残っていた思考が脳にまで到達したコードによって奪われていった。
このまま機械はまゆを生体部品として取り込む気なのだ。
それは機械として自分を動かすための手段を得るために……
その日、二人の少女の行方不明になった。
一人は人気アイドル・佐久間まゆ。
もう一人は部屋の住人、池袋晶葉。
二人の少女の行方は謎の跡地を残したがらんどうになった部屋を残し永遠に見つかることはなかった。
その日から重大の少女たちが謎の失踪を遂げ、街一つが壊滅する事件が起きた。
生き残りはこういった。
『機械が人を喰った』
と……
まゆが来る、ほんの十分前
「よし、完成!」
出来上がった機械を見て、晶葉は満足げに笑った。
「ナノマシンを駆使して作った自立思考の進化プログラムを組み込んだ最新式の機械イス。これが出来上がれば、プロデューサーも私を見る目を変えるだろう♪」
楽しそうに笑い、晶葉は着ていた白衣の臭いを嗅いだ。
「少し臭いな……」
白衣を脱ぎ、下着だけになると晶葉は鼻歌を歌った。
「後は起動実験して終わりだ……」
その前に風呂に入ろうと考える晶葉にイスに繋がったコードがそっと彼女の足に絡まろうと動いていた。
悪夢は本人が気づかないところで始まろうとしていた。