※この作品はR-18です。

俺ガイルヒロイン達とイチャイチャしたいだけのお話。   作:虚蝉

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城廻めぐりは××で雪ノ下雪乃は〇〇(全6話)
城廻めぐりは静かに来襲する。


 昼休み、それは俺の癒やしの時。

 陽の当たらないベストプレイスは、そよ風が吹き抜けてとても涼しい。

 別に一人だからといって寂しくはない。

 むしろ、一人だからいいのではないか。

 俺はそうどうでもいいことを考えながら、むしゃむしゃとパンを咀嚼しマッ缶を口に当てる。

 どろりとした液体が喉を通って、俺の胃袋に溜まる。

 そう、人生は辛いからマッ缶は俺に甘くていい。

 「隣いい?」

 そう声をかけられて、声の主を見やるとそこには城廻先輩がいた。

 「別に・・・俺の場所じゃないんで・・・」

 そう言い教室に帰るべく立ち上がる。

 「何でどっか行くの?」

 「いや、邪魔になるかと思って」

 「私は比企谷君と話したいのー」

 ここに座ってと言うように城廻先輩は、地面を叩いた。

 無論、そんな度胸が俺にあるはずもなく、人一人分空けて座った。

 すると、城廻先輩は俺の隣にずいっと移動した。

 近い近い近いなんかいい香りするし柔らかいモノが腕に触れてる。

 このゆるほわ天然ビッチめ!

 「ねー比企谷君は、私の相談聞いてくれたりする?」

 「依頼ですか?」

 「んー、依頼じゃあないかな・・・比企谷君に個人に聞いて欲しいの!」

 「はあ・・・」

 「それでねー、クラスの雰囲気が悪いんだよねー、受験の時期だからギスギスしてるの」

 だから、と言って先輩は立ち上がった。

 「私の話し相手になってよ」

 その笑顔はなんだか不思議とリフレッシュされるモノだった。

 はっ!?これがめぐりっしゅなのか!

 「俺じゃ話し相手になりませんよ?」

 必要に話題を振らない。

 長年のぼっち生活で身につけたスキルの一つだ。

 いや、単純に話題がないだけかも。

 「比企谷君がいいのー」

 「俺は話題振れませんからね」

 「いいよー」

 そう言うと先輩は自らのお弁当を開けた。

 色とりどりのおかずがキラキラ輝く。

 いや、実際には輝いてないが・・・。

 「美味しそうですね」

 「そうかなー」

 そうですよと俺が肯定すると、ありがとうと先輩は言った。

 「これ私が作ったんだよー」

 そう言って卵焼きをお箸で抓みながら、俺に見せる。

 「先輩って料理できたんですね」

 「なーにーそのいいかたー」

 頬を膨らませる先輩を横目に残りのマックスコーヒを流し込んだ。

 「明日作ってきてあげようか?」

 「え、いや、何でそうなるんですか・・・?」

 「私のお弁当・・・いらない?」

 うるっと瞳を潤ませる先輩。

 この人これが素だからなぁ・・・。

 「じゃあ、お願いします」

 「よろしい!」

 え、俺いつの間に試されてたの?

 明日からの俺の昼休みは落ち着くことも出来なさそうだった。




めぐりんといちゃラブしたいだけのお話です。
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