俺ガイルヒロイン達とイチャイチャしたいだけのお話。 作:虚蝉
城廻先輩に放課後付き合うことを提案されたのはそれから一週間が過ぎた頃だった。
先輩に連れてこられたのは意外にも図書館だった。
いや、おとなしい先輩のイメージにはむしろぴったりだろう。
ただそのイメージも俺の勝手なモノでしかないのだろうな。
「比企谷君、ここで勉強してこ?」
「いや、俺そこまで成績悪くないです」
そう、数学以外そこそこなのだ。
数学なんて四則演算できれば社畜になれるって聞いたし。
「ふーん?数学はしなくて大丈夫なの?」
城廻先輩に思考を読まれて一瞬どきっとしてしまう。
こんな芸当をする人は主に一人しか知らない。
そんな俺史に残る2人目の超常者の名前を心に刻んだ瞬間であった。
まぁ、今その初代魔王の名前を挙げると、後々魔王さんに何か痛い目に遭わされそうだから割愛割愛。
「先輩って数学もわかるんですか?」
「これでも推薦組なんだけど…」
よいしょっといって俺の前に座る先輩。
そうしたあとに何か物言いたげに躰をずいと前にのめりだした。
たわわに実った胸がぐにゃりと淫猥に歪む。
おおう…ダイナマイト…。
その柔らかそうな二つの果実への視線を慌てて逸らした。
「…す、すこしだけ教えて貰ってもいいですか?」
「うんー、いいよぉ」
それはそうと、と間を置いて先輩は逸らした視線について触れた。
「今、私の胸見てたでしょ?」
俺は少し俯き、頬を紅潮させ無言のままに頷いた。
はぁ…と城廻先輩のため息が聞こえる。
「比企谷君、顔あげて?」
俺が恐る恐る顔を上げると、先輩は両手で俺の顔を挟みむにーっとした。
先輩のぷにっとした手が、絹のような障り心地の手が俺の頬に触れてどきりとする。
「なにするんれふかへんぱい」
「比企谷君、やっぱり勉強はやめてご飯食べに行こっか?」
「どこ行くんですか?」
「んー、学生だしサイゼにしよっか」
「ほう、先輩俺をサイゼに誘うとはわかってますね」
「ん?」
先輩ははてな?と不思議そうにそして可愛らしく首を傾げた。
その姿に俺はほんわかぱっぱーめぐめぐめぐりんめぐりん✩ぱわーな刺激を受ける。
めぐりっしゅされた気分だ。
その仕草にまた少しどきっとする。
俺は図書館を出る先輩について行った。
図書館を出るときに
あのダイナマイトに目が当てられて目が疲れてるんだ。
そうだそうに違いない、などと自分に言い聞かせる。
それからサイゼリアにつくまで俺と城廻先輩は言葉を交わすことはなかった。
先輩が何を考えているかはわからなかった。
はてさてこちらの物語も佳境に入りましたね。
もう少しで終わります。