雀娘これくしょん 作:スピリット
男は死んだ。
死因はテクノブレイク。オナニーのしすぎだった。
「念願のVRがやっと手に入ったぞ。現実など知らん。仮想現実こそ至高だ」
という具合に、彼は時間も忘れて最先端技術による理想郷とも言うべきヴァーチャルリアリティに没頭した。
むろん満喫していたのはアダルトビデオ、アダルトゲーム等の男の性欲願望を満たすコンテンツである。
現代技術が生み出した脅威の仮想空間は恐ろしいほどまでに鮮明で、ゼロ距離で体感する扇情的な女体や股間を直撃する喘ぎ声は、童貞の彼には強烈すぎるものだった。
それはまさに、男が夢見た理想の世界だった。
技術を進歩させるのはエロへの執念である。
と、かつてどっかの偉い(エロい)人は言った。
至言だな、と男は深く納得した。
「オナニーもここまでハイテクになったか。素晴らしい時代に生まれたものだ」
性欲がひと一倍強い彼は、この奇跡の出会いに感謝した。
リアリティ溢れる淫らな桃色世界にやがて理性は完全に崩壊し、飲み食いも忘れて、サルのように抜きまくった。
そして当然のように死んだ。彼はサル以下のアホだった。
かくして男は世界初のVR被害者としてニュースに取り上げられ、世論を巻き起こし、笑いのタネとなり、一部では『一匹のオスとしてイキ抜いた英雄』として扱われることになるのだが……死に行く彼には関係のないことである。
それよりも、男には未練があった。
「うわああああ! あと一枚で全裸に剥けたのに誤爆してしまった!!」
彼がテクノブレイク直前にプレイしていたゲームはVR脱衣麻雀。
女の子が脱ぐ瞬間を360度の視点変化で鑑賞できるという、まさに最先端技術を余すことなく活かした画期的脱衣麻雀ゲームである。
アホのくせしてソコソコ高い麻雀の腕を持つ彼は、手際よく衣服を一枚いちまいを剥ぎ取った。
それはもう存分に楽しくエロく女の子の脱衣を鑑賞し、牌を切り、ムスコをシコった。
むろん全裸にして完勝すれば、女の子をぶち犯せるシステムだった。すなわち、まさにこれからってところで絶命してしまったわけである。
不完全燃焼にも程がある。早漏にも程がある。
最後にいいゲームがプレイできたと言えば、確かにそうだ。
だからこそ、未練である。最後までプレイできなかったことが。
エロに生き、エロに死んだ男は思った。
ああ、もし本当に神がいるのなら、どうかあの脱衣麻雀ゲームの続きをさせて欲しい。
いや、どうせならリアルの脱衣麻雀で女の子を脱がせてドエロいことがしたい。むしろもうセックスがしたい。
と、次々と未練による魂の叫びを上げた。
死に向かう間際、人は脳内麻薬がドバドバと溢れて、実現するはずのないことを願ってしまうものらしい。
男の場合、脳内麻薬どころかスペルマをドバドバと出しまくって死んだわけだが……。
しかし、エロへの執念が技術を進歩させるというのなら、奇跡もまたエロへの執念によって引き起こされるものなのかもしれない。
男の強い未練と願いは、消え行くはずだった命を新たな次元へといざなった。
「気が付いたら麻雀競技人口が1億人を越えているトンデモナイ世界に生まれていたんだが」
そのままWeb小説のタイトルにできそうなことを呟く男のカラダは、なんと幼児に戻っていた。
こうして男は、麻雀プレイヤーと美少女がやたらと多い世界で、第二の人生を歩み始めたのだった。
◇
時は経つ。
転生し、第二の人生を得た彼は、なんやかんやで両親に捨てられた。
理由は「何か子どもっぽくなくて気味が悪い」「生まれたときも泣かなかったし、すぐ喋りだしたし、ぶっちゃけ怖い」とのことだった。
身勝手ではあるが、同情はしよう。
赤ん坊の時点で成人並の知性持っている子が生まれたら誰だって不気味に思う。
その点は本人も反省していた。
なので特に両親を恨むことはなかったし、逆に「なんかスンマセン」という心境だった。今度は愛らしい子どもに恵まれて欲しいものだ、と呑気なことを考えているうち、彼は親戚の家に預けられることになった。
ひとまず今度は捨てられないように大人には媚びを売っとこうと、彼は無い知恵を回して良い子を演じることにした。しかし、やりすぎたせいか「かわいげがない」とまたもや不気味がられ、けっきょく別の親戚の家に預けられた。
そんなことが何度か繰り返された。彼は学習のしない男であった。
とりあえず野郎の悲劇ほど、どうでもいいエピソードもないので、余計な部分はカットし、結果だけを語ろう。
最終的に彼はもはや親戚と呼べるのかも怪しい、奈良にある旅館の養子となった。
大らかな父、美人な母、かわいい二人の義理の姉。
それが彼の新しい家族であった。
「こんな小さな子どもを捨てるだなんて……可哀そうに」
「今日から私たちが家族よ?」
「あったかくなる?」
「弟ができたのです!」
幸い、その家の者たちは人格者だった。彼の身の上に同情し、本当の息子のように受け入れてくれた。
「というか、みんな本当に善人すぎて冗談抜きで涙腺が緩みそうなんだが」
前世を含め久しく味わっていなかった、人の優しさを前に、思わず本気で泣いた。
そんな彼を新たな家族は暖かく迎え入れてくれたのだった。
そうして、彼は
彼の第二の人生が本格的に始まった瞬間であり──同時に、ひとつの“野望”の出発点であった。
◇
司の新たな生活は、天国のひと言に尽きた。
穏やかな家庭で両親に愛されるという幸福に加え、義理の姉である
その上、面倒見のいい幼なじみ
この世界ではだいたい麻雀で友好関係が簡単に築ける。あまり友人作りが得意ではなかった司からすれば、なんとも生きやすい世界であった。
前世とは比べ物にならないほどの、恵まれた人生である。
しかしそれ以上に、司にとって最高と思えることがあった。
「義理の母親が美人で巨乳って、ここは天国かよ」
誰かが聞けば一発で家庭崩壊が起き、一気に友人を失くすような発言である。
しかし、この男はそういう男なのだった。芯に根付いた性根というのは、恵まれた環境を得たぐらいではそう簡単に改心したりしないのである。
むしろ安息の地を得たことによって張り詰めた意識は緩み、生来の気性が露骨に発現される形となった。
司は生前から
義理の母、
司はカラダは子どもである。しかし心はテクノブレイクを全うした筋金入りの性欲の権化である。
子どもの特権を使って、そりゃもう母の胸に甘えまくった。
顔いっぱいにパフパフし、スリスリとし、モミモミと揉み、チュパチュパと赤ん坊のように吸った。
明らかに無邪気とは言い難い司の行為を、しかし露子は穏やかに受け入れた。
もともと心優しい女性ということもあるが、司の事情を考えると、これもしょうがないのかもしれないと思っていたのだ。
すなわち『実の親に捨てられたことで、ひと一倍母性に飢えているのだろう』と、義理の息子に対して憐憫の感情を浮かべていた。
彼が精一杯甘えてくればくるほど、まるで「捨てないで」と懇願されているようで、余計に露子の胸は切なくなった。
その精一杯のベクトルは見当違いな方向で爆走していたわけだが……結果的に露子の中で、義理の息子に対する母性と慈愛は、ますます深まるのであった。
胸に顔をうずめる司を、露子は聖母のような微笑みであやす。
「お母さんでよければ、いくらでも甘えていいのよ? いくつになっても、赤ちゃんみたいに……ね?」
そんな風に優しく言うものだから、司は大いに調子に乗った。
まず一緒に入浴することは当たり前になった。
経産婦とは思えない若々しさに満ちた人妻の女体は、鼻から血が爆散しかねないほどに美しく、かつ扇情的であった。
真っ白な肌は瑞々しい潤いを誇り、きゅっと引き締まったウエストから広がる豊満なヒップ。そしてなによりも、わずかな動作で波打つ爆乳。
成人男性のカラダであったなら見ただけで射精していたに違いない、至高の女体であった。
そんな素晴らしいボディを持った義母に、カラダのあちこちを洗ってもらえるのだ。最高としか言いよがない。
「おちんちんもしっかり洗いましょうね~」
まだポーク〇ッツサイズでろくに射精もできないムスコだったが、露子の柔手でシコシコと洗ってもらえるだけで昇天しそうな心地であった。
泡まみれになった手で露子の肢体をまさぐっても、
「お母さんも洗ってくれるの? 偉いわね♪」
と褒めてくれる始末。「うん。お母さんのこといっぱい洗ってあげるね」とあくまでも母親思いの息子として、司は己のムスコを喜ばせる行為に没頭した。
背中を洗うだけでなく、後ろから手を回しておっぱいをぬちゅぬちゅと揉みしだいたり、ヒップや太ももを丹念に洗い、ときには自分のカラダをこすりつけて、満遍なく女体に泡を塗りたくったりする。
それすらも、露子にとっては「精一杯がんばちゃってカワイイらしい♪」という印象だった。
ちょっと天然が入っていたのかもしれない。
それをいいことに、司は幼いカラダを活用して、毎日のように爆乳義母とのソーププレイをたっぷりと満喫した。
もちろん湯船の中で抱きしめてもらうことも忘れない。フカフカでむちむちのバストを枕にし、乳首をちゅうちゅう吸うのである。
露子は変わらず優しい笑顔で、そんな司の頭を撫でる。
「司はほんとうにおっぱいが好きね」
「違うよ。お母さんが大好きなんだよ」
「まあ、この子ったら」
心がときめくようなことを無邪気な調子で言うと、露子はますます司を溺愛した。
就寝も一緒で、胸の中に顔をうずめて寝ることも日常と化した。
露子の寝巻を脱がして乳首を吸っても「寂しいのね……よしよし」と、彼女はあくまでも母としての優しさを絶やさなかった。
もう露子の乳房を味わない日のほうが珍しいほどに、毎日まいにちパフパフ、チュパチュパしていた。
まったくもって天国のような生活である。
「というか、このままイケルとこまでイケてしまいそうで怖い」
無事に精通が始まったあかつきには、「お母さーん! ぼく病気になっちゃったよ~!」と試しに言ってみようか、と司は考えた。
優しき義母なら「これは病気じゃないのよ? 男の子として成長したの」と教え、そのまま実技すらしてくれそうである。
「いや、むしろ、そういうシチュエーションになるよう今から仕向けたろう」
と彼は心に決めた。
息子としての愛は確かにある。自分を引き取ってくれた感謝の念も当然ある。
だが同時に性愛もある。むしろそっちのほうが強かった。
エロに生き、エロに死んだ男の魂は、生前よりも一層その情熱と劣情の炎を燃え上がらせていた。よくある官能小説のように義理の母と息子による爛れた関係に持ち運んでしまいたいと。
さすれば、そこには今よりも過激な搾乳手コキやパイズリやフェラチオ──そして禁断の中出しプレイとエロスな日々が待っていることだろう。
野望を固めた司はそうして義母との関係をより深めようと奮起した。
しかし、彼の願いは叶うことはなかった。
露子は、二度と帰らぬ人になったのだ。本当に、とつぜんのことだった。
義母の墓の前で、司は泣いた。義理の姉たちと共に泣いた。
だがその涙は姉たちの比ではなかった。
心の中で彼は叫んだ。
(俺の童貞はあなたに捧げるはずだったのに……この思いはどこに向ければいいんだ母さん!)
親不孝もここに極まりのゲス野郎であった。
しかし母を失ったことは、司にとって純粋にショックな出来事であった。
スケベ心を抜きにしても、立ち直れないほどに悲しかった。
どうあれ、あそこまで無条件に自分を愛してくれた女性など、初めてだったのだから。
「親を失うのがこんなにも辛いことだなんて知らなかった……」
しばらくは食事が喉を通らないほどにヘコんだ。
こんな喪失感、前世でも経験したことがないものだった。
思えばこの経験が、後に彼を“野望”に駆り立てるキッカケになってしまったのかもしれない。
そして、彼本人も知らぬうちに根付いた“才能”が本格的に覚醒する契機になってしまったのかもしれない。
転生したそのとき備わった、特殊な才能。
この世界では、それを“オカルト”と呼ぶ。
◇
そうして、また時は経ち、司は12歳になった。
ピンク色の髪と巨乳が特徴的な美少女、
多くの同級生が都会から来た和の美貌とJSとは思えぬ胸にうつつを抜かす中、司だけはいまだに露子の面影を求めていた。
家族愛、恋情、劣情、性欲、バブみ、諸々含めて司は本気で露子が好きだったのだ。
胸に空いた穴は時間が経った今でも埋められた試しはない。
「ああ、義理の母と爛れた関係になりたかった……」
運命は流転するものなのか、彼はまたもや中途半端な形で願いを果たすことができなかった。
まことに無念である。そんな彼の理想の女性像は露子となった。
そのため、彼の秘蔵コレクションのジャンルは人妻や義母ものに偏っていた(近所の気のいいアンちゃんたちから授かった戦利品である)。
そして彼は無事、精通を果たしていた。
なので前世のように、またオナニーしまくった。
「うおおおお! 母さん母さんんん!!」
彼はシコる。
最愛の母を思って、ムスコをシコる。
二度とあの笑顔は見れない悲しみ。
二度とあの声は聞けない悲しみ。
そして、二度とあの乳房を味わえぬ悲しみ。
悲しみのすべては熟成したばかりの性欲へと転化される。
義母もののAVを眺めながら、涙と咆哮と共にムスコを扱き、そして限界を迎えた。
青臭い、イカ臭い精液が嘆きの滴のように宙へと噴き上がる。
ちょうど、その瞬間であった。
司の部屋の扉が勢いよく開かれる。
「司くん泣かないで! 玄お姉ちゃんじゃお母さんの代わりになれないかもしれないけど、わたしが慰めて、あげ……」
部屋に入って来たのは、ひとつ年上の義理の姉、玄であった。
壁越しから弟の声を聞いていたのであろう。最近は落ち着いていたが、また母を求めて泣いていると思い、慌ててやってきたのだ。
元来しっかり者の玄はのんびり屋の長女に代わって、松実家の母親ポジションとして家事を仕切っている。
そして、家族で一番母に懐いていた司の寂しさを埋めるよう、ずっと面倒を見ていた。本人は無自覚だが、ブラコンの域に差し掛かっているほど、玄は司を気にかけている。
泣いている弟は放っておけない。自分が慰めてあげなければ、といざ扉を開けてみれば……
義母ものAVを見ながら射精をする義理の弟とご対面である。
時間が静止したような間の中で、司は思う。
(気まずっ)
母親に自慰を目撃されるのもこたえるが、姉に目撃されるのも、これまたキツイ。
精神面では年上の司においては、中学生になりたての生娘にオナニーを見せてしまったわけなので、二重の意味でキツイ。
ここで「クロ姉~おちんちんが何か変なの~病気になっちゃったのかな~?」と無邪気を装うとしたところでAVを見ながらシコっていた時点で「いや、知ってるでしょ」と言われるのがオチである。
これはもう開き直って「僕はドスケベです!」と告白したほうがむしろ清々しいのではないかな、と半ば諦めの境地に至っていると……
それは、とつじょ起こった。
「んぅうう、ちゅうぅうぅ、んぷぅ、じゅうう、んぅ、ちゅううぅう……」
司は目の前の光景に目を疑った。
(オナニーを義理の姉に目撃されたら何故かフェラチオされていたんだが)
これまたWeb小説(R-18)のタイトルにできそうなことを心の中で呟きながら、司は唖然とした。
彼は、ありのまま今起こっていることを述べている。
「ふええ、どうして~。こんなこと、イケナイことなのに、お口が止まらないよ~」
フェラチオをしている玄自身も困惑している様子だった。戸惑いながらも、しかし亀頭の先に口づけすることを止めない。
竿を優しく手で扱きながら、精液の残滓が溜まった先端をチュウチュウと吸いだす。
「ちゅううぅう……ふわぁ、何だろう。おいしくないのに、おいしいって思えちゃう。もっともっと欲しいと思っちゃう。あむぅ、んじゅううううううぅ……」
生臭い精子や先走り汁を貪欲に求めて、玄は小さな口で竿をいっぱいに頬張り、音を立てて吸引する。
中学生になったばかりの少女とは思えない色っぽい表情を浮かべながら、これまた中学生とは思えない豊満な胸の膨らみを自ら揉みしだく。
それだけの刺激では物足りなかったのか、ついにはミニスカートの中に手を伸ばす始末。
くちゅくちゅと淫猥な音色を奏でながら、乳房に負けない豊満なヒップが左右に揺れる。
「ふわぁあぁん、なにこれぇ、こんな感覚初めてだよぉ……あむぅ、じゅうううぅうぅ」
整った童顔を淫蕩の色に染めながら、玄はどんどん性的快感を求めつつ、口淫を続行し、膣をいじくり回す。
その姿は幼い年齢に見合わぬほどに扇情的であった。
もともと女性の胸が好きという特殊嗜好を持つ玄ではあるが、それでもここまで淫らな行為に没頭するような少女ではない。
彼女はただ、発情しているだけであった。
淫らな行為も、本人の意思とは無関係の、本能によるものだった。
(こ、これはいったい……)
射精し、部屋中を栗の花の匂いで満たした瞬間である。とつぜん玄はぼうっと夢うつつな表情となり、フラフラと精液にまみれた男根をあたかも蜜を求める蝶のように吸いだしたのだ。
今の玄は明らかに正気ではなかった。
まるで
(……催淫?)
そこで司は思い当たる。
男根を吸う玄の姿と、亡き露子の面影が重なるのは、はたして彼女たちが母娘だからか。
いや、それだけではないような気がした。
思えば、露子も今の玄と似たような状態にあったのではないか。
いくら義理の息子がカワイイからと言って、あそこまで露骨に性的に乳房を揉んだり舐め回すことを許容するのは、考えてみると不自然だ。
たとえ露子がひと一倍温厚な性格だったと言えども、もし今も生きていれば、本気で禁断の関係に進めそうなほどの勢いで司を溺愛していたのである。
そこに、何らかの要因が関わっていたとしたら?
いま玄が夢中でフェラチオをしているように、女性の貞操観念を狂わす何かを自分が持っているとしたら?
(これは、実験する必要がある)
司は己の性質に関して調査することを決めた。
とりあえず今は、せっかくなので玄のフェラチオを存分に楽しむことにした。
「クロ姉! すごく気持ちいい! もっと吸って!」
「んっ、んっ、んっ、んじゅうう、よく、わからないけど、いいよ? 玄お姉ちゃんが、いっぱい気持ちよくしてあげるね?」
弟思いの玄はそう言って拙い口遣いながらも懸命に男根を喜ばせた。
「じゅっじゅっじゅっ! んぅうじゅうぅう……おいしい……おちんちん、おいしいよぉ♡」
目をトロンとさせながら、玄は本能に従って、敏感な亀頭やエラを舐め回し、根本まで含んで激しく吸いたて、舌先で鈴口をちろちろと刺激したりした。
現役JC巨乳美少女にそんな激しいフェラチオをされて、耐えられるわけがなかった。
「ああ、気持よすぎて、もうダメだ! クロ姉飲んで!」
「んぐぅうぅ!? んん、んっ、んんんん♡」
そのまま玄の頭をガシっと掴んで、どびゅどびゅと口内射精をする。
「んん……ごく、ごく、ごく、んぐっ……んじゅぅ、じゅううぅう♡」
無理やり放出された白濁を、しかし玄は嬉々として飲み干した。
「んぐ、んぐ……もっとぉ……あむ、んじゅううう♡」
飲み終えると、玄はさらに白濁を求めて、先端に残った精子をちゅうちゅうと吸い出す。
「んぅう、おいしい♡ もっと、もっと欲しいよぉ♡」
精液の味を知った途端、また玄の表情は淫らにとろけ、より一層発情する。
精子の匂いがたとえ女性の劣情を誘発するものだとしても、玄が人より淫乱の素質を持っているとしても、年端もいかない少女がここまで乱れるのは、やはりおかしい。
間違いない。自分には何か特殊な体質がある。
◇
早速、司は実験をすることにした。
場所は小学校の教室。
多くの同級生たちが集まる時間、すなわち授業中に、司は隠れてオナニーを始めた。
無論トチ狂ったわけでも、ましてやスリルを味わうためでもない。
(俺の予想が正しいなら、これで手っ取り早く結果が出るはずだ)
あくまでも真剣な顔つきで司は机の下でムスコを扱いた。
玄のフェラチオを思い起こしながら扱くと、あっという間に果てることができた。
教室中に栗の花の匂いが満ちる。何人かが「なんか匂わね?」と訝しんだ。
まだまだ性に疎い小学生たちではとうぜん匂いの正体などわからない。
しかし、性に疎いはずの小学生たちの中で、淫らな反応を示す少女たちがいた。
「……んっ!?」
まず一人は原村和。
真面目にノートに板書を写していた彼女だが、精液の匂いを嗅ぎ取った瞬間、その顔は真っ赤に火照った。
早熟に実ったカラダをビクビクと震わせ、込み上がる未知の感覚に戸惑っている様子だった。
友人の新子憧も同様だった。
「はぅ!? な、なにコレ?」
小生意気な笑顔が特徴的な憧の表情は、幼さを感じさせないほどの艶っぽい色合いに染まる。
三年後に身に付く女としての気配が、もはやこの時点で表出していた。
居眠りをしていた高鴨穏乃も同じような感覚に襲われ、目を覚ましていた。
「ふ、ふええ? な、なんか変な感じ……」
色事とは無縁な活発さを誇る穏乃すらも、メスとしての艶を放つ反応を示し、ジャージの上着から伸びた眩しい太ももを、もじもじとさせている。
他の女子生徒の何人かも、似たような状況に陥っていた。
記憶が正しければ、全員麻雀の経験を持っている少女たちであったはずだ。
見たところ、男子たちにはまったく反応がない。
女子だけが……女だけが司の精液の匂いに過剰に反応しているのである。
ゆえに担任の女教師(25歳独身)も例外ではなかった。彼女もやはり、麻雀を嗜んでいた。
「んぅううぅ!? や、やだ、何でこんな急に……」
大人の女性であるためか、発情の度合いはこの中で一番高いようだった。
「ちょ、ちょっと皆さんごめんなさい。先生お手洗いに行ってくるから、しばらく自習しててね?」
きっと自慰をしに行くのであろう女教師が去ると、男子たちが「ラッキー」とばかりに瞬く間に雑談を始める。
精液の匂いに過剰な反応を示した少女たちだけは、いまだに未知の快感を持て余しながら、それぞれ色っぽい仕草を見せていた。
その様子を見て、司は確信する。
(き、決まりだ。俺の精液には、麻雀をやっている女を発情させる効果がある!)
そう、それこそが、松実司が身に着けた“オカルト”。
テクノブレイクによって死に、脱衣麻雀ゲームを完走できなかった未練によって生まれた、お下劣極まりない異能であった。
これは、雀士の女性のみにご都合よく働くエロい異能を駆使し、やがて麻雀娘によるハーレム──通称『