勝ちたいって気持ちが無かったわけじゃない。
だけど、負けたくないって気持ちの方が強かった。
だから西野さんがはじめてえっちをしたってメールで聞いた時は凄く悔しかった。
翌朝の幸せそうな笑顔を見て、それは羨望に変わったーー
「さっき、あたしの胸見てたでしょ」
「それはまあーー多少はな」
体育館の奥。マットなどが置かれたいわゆる体育館倉庫。コンクリートの壁に二人の声が響き渡る。
駿介は壁を背もたれ、さつきは何故か敷かれていたマットの上に座っていた。二人共に体操着姿で。
「ふふん。素直でよろしい。ねぇ、ここに座ろうよ」
さつきは上機嫌でマットを叩く。上目遣いで、頬を紅潮させて。
駿介はあえて彼女の方を極力見ないようにしていた。
泉坂高校の体操着、女子に限った話なのだがーー下がブルマなのだ。最近では短パンが一般的となりつつあるのに、ここ(高校)では頑なにブルマへと拘り続けているのだ。
「ーー座らないの? 」
首を傾け、駿介を見上げた。そこで彼女は気付く。駿介の股間が大きく膨らみ、いわゆるテントを張っている状態だと。
気付かれていないと思っている駿介はなに食わぬ顔で彼女の隣へと腰を下ろす。あらわになった太ももを見ながら。
やはり気付いているさつきは嬉しそうに笑い、駿介の手を取ると自分の太ももへと乗せた。
「なっ!! さ、さつき? 」
「あたしね、仲間と初めて会ったときは物語の中の王子様だって思ったの。キャラじゃないけどね。二回目に会ったときは、親しみやすいアイドルみたいな男の子。三回目に会ったときは、理想の彼氏ーー」
自分の太ももに乗せた手から伝わる温もりを感じるように目を閉じる。駿介は何も言うことなく、彼女のゆっくりと語る言葉に聞き入る。
「そして今は、あたしのすべて。仲間がいるからあたしがいる。貴方はあたしのすべてなの」
「ーーうん。そういう風に言ってもらえて嬉しいよ。俺もさつきのこと、好きだから」
駿彼女はありがとうと頷くと、彼の手に触れたまま、駿介の膝の上へと股がった。
「えーっと、さつき? 」
「西野さんに聞いたんだ。え、えっちなこと、したんだよね」
「ーー彼女メールってそんなことまで共有してんのか」
「それはもう赤裸々に」
「あー、やばい。急に恥ずかしくなってきた。俺なにか変なことしてないよな……」
おどけて落ち込むふりの駿介。さつきは赤面したまま彼の額へと自分の額を当てて、両手を重ね指を絡めた。
「西野さんがすっごーく後悔してた」
「こ、後悔……」
唇が何度も触れては離れを繰り返すような距離で告げられた言葉に流石の駿介も困惑した表情になり、すがるようにさつきを見つめる。しかしそんなさつきは悪戯っぽく笑うと、続けて言った。
「ずっと受け身で、なにもしてあげられなかったて。だから今度するときは、もっと色々してあげるって」
「そ……ういうことか。どんな事を言われるのか、心臓に悪いぞさつき!? 」
「きーこえなーい」
股がったまま、顔を離して首を振る。もちろん両手は彼と繋いだまま。駿介は腕を引き、顔を近付け彼女の首筋へと吸い付いた。
「ちょっ……んぅ……」
「しかえしだばーか 」
駿介が離れるとそこには赤い跡が残された。俗にいうキスマークというやつだ。さつきは自分では見ることは出来ないが、駿介の唇が触れた場所から感じるぬくもりと、そこに残されたであろう彼の所有物だという証にまるで全身が熱に浮かされるような気分だった。
「ねぇ……大好きだよ」
「おれもだよ」
重なる唇。離れる手と手。さつきは駿介の服を脱がし、その場に放置したまま再び口づけ。何度も離れては重ねてを繰り返し、舌を絡ませていく。彼女は彼の肩へ触れ、そのまま滑るように腕へと触り六つに割れた腹を撫でる。
同時に駿介も同じ様に服を脱がし、フロートホックを外し、すべすべの白い背中を撫でて、肉の薄いわき腹に触れ、大きすぎる胸を下から持ち上げるようにゆっくりと鷲掴む。⇨ 同時に駿介も同じ様に服を脱がし、フロントホックを外し、すべすべの白い背中を撫でて、肉の薄いわき腹に触れ、大きすぎる胸を下から持ち上げるようにゆっくりと鷲掴む。
「ふふ、すっごくかたい」
「さつきの身体は柔らかいよ。もっと触れたくなる」
「もっと触ってーー」
甘い口づけ。互いが互いの身体を愛撫するように触り撫で、吐息を漏らす。
さつきは事前に雑誌で学んだ事を思いだし、駿介の胸板へと手を滑らせ、その乳首をぎこちなく弄る。
しかし駿介は何も変わることなくさつきの胸を揉みしだき、仕返しと言わんばかりに彼女の薄茶色の乳首をはじく。
「んっ……あん、んっ」
漏れる吐息と小さな嬌声を塞ぐ駿介のキス。
さつきの手は快感により愛撫をやめ、されるがままである。駿介は乳首の愛撫を続けながら、腰を抱いていた左手を下へと下ろし、その太ももを撫でる。
「ちょ…んぁん…っんっん、仲間ちょっとん、たんまっ」
「ん? どうした」
額をくっつけ、触れたまま愛撫を止める駿介。さつきは肩で息をしながらとんっと彼の胸を叩き、マットの上へと押し倒し股がったまま駿介を見下ろした。
「こ、のままだとやられっぱなしだし、ハンデとして仲間はあたしに触るのを禁止っ」
両手で駿介の方へと身体を倒し、耳元で囁き、手を彼の股間へと伸ばす。撫でるように優しく触れると、駿介は小さく声を漏らす。さつきはそれが嬉しくて、彼の首を舐め、そのまま舐めながら乳首をぺろぺれと舌で遊ぶ。
「すっごく気持ち良さそうな顔してる。可愛い」
さつきは更に下へと舐め進めていく。まるで彼の胸や腹のすべてを、円を描くように。それに伴い、手は空いたらしく駿介の短パンと下着を同時にするすると脱がせる。すると今まで押さえつけられていた駿介の一物がびんっと空気に触れた。
「む……思った以上に大きい。それに何だか凄く凶暴的ーー」
「いやいやいや、見すぎだからな!? 」
「はい起き上がるの禁止ーっ! 」
さつきの舌は下腹部へとすべり落ちる。赤い舌はちろちろと一物の竿の根本を舐めて、更に下へいく。さつきは手で竿をしごきつつ、睾丸を揉みほぐし、口の中に含んだり舐めたりと愛撫する。まるで壊れ物を扱うように。
「あーーやばい。すげえ気持ちいいよ」
上体を起こした駿介は彼女の頭を撫でる。ゆさゆさと揺れるポニーテールを可愛いなあと思い、見つめながら。
さつきはそんな彼の気持ち良さそうな表情にきゅんきゅんしながら、しごくスピードがあげていく。
「びくびくってしてるよ、仲間っ。さっき見たときは凶暴的って言ったけど、よく見たらちょっと可愛いかも」
ふふふと笑い、さつきは少しだけ上体を起こし、ぺろりと溢れでた先走り汁を舐めなからしごく。そこで駿介が「ぐっ……」と何やら我慢していることに気付いたさつきは、耳元で囁いた。
「我慢しなくていーんだよ? 」
「さつき、ちょっとほんとにやばいってそれは!あー、いく、いくっ 」
さつきはその瞬間を逃すことなく、口の中へと含み、勢いよく溢れでた白濁液を受け止めーー「んーーっんんっ」と、ようやく飲み込んだ。
「エヘヘ、のんじゃったっ」
ちろりと赤い舌で、唇の端についた精液を舐めさつきは悪戯っぽく笑い「ちょっと変な感じ」と漏らした。
「無理しなくていいのに。だけど、本当にありがとう。だいふぐ……」
「ばかっ! 今キスしたら、精液の味が移っちゃうっ」
嬉しくなり、駿介は顔を近付けようとした。しかしさつきのガードにより、防がれる。ごもっともな理由で。
「んーー……それはそうだけどさ」
「キスはまた後でしてもらうとして……今はまだ、することがあるんじゃない? 」
寝転がりそんなことを言われたら駿介も男である。一瞬は射精した後で萎えていたが、復活。飛びかかる勢いで近付き、ブルマを脱がし下着を脱がす。
僅かな剃り残しがあるものの、いわゆるパイパンの秘所。駿介は「綺麗だよ」と洪水のように透明な愛液に濡れたそこにそっと触れた。
「ほんとに? 今日のために剃ってみたんだけど、難しくてさ」
「凄く綺麗だよ。ありがとう」
駿介はさつきの上に乗り、その大きくそびえ立つ乳房へとむしゃぶりつき、もう片方の手は胸を鷲掴む。分かっていた事だが、大きな乳房は片手では全てを包めるはずもなく、ぐにゃりと歪んだ胸の柔らかな肉が手の外へとはみ出てしまう。
「んっんーーっ」
強く揉む度にさつきの身体は小さく痙攣し、潤んだ瞳で駿介を睨み付ける。しかしそれは嬉し恥ずかしさを隠す為のものであり、もちろん拒否など考えられない。
駿介は一々反応を示す姿に興奮し、胸を揉んでいた手を下へと滑らせ、駿介を受け入れるために開かれた足の内側、太ももを撫でる。
「んうぅ…んっんんっ」
ぴんっと尖った胸の先端を今までは舌で優しく転がしていた駿介だが、不意に少しだけつよく甘く噛む。すると今日一の大きさで体が震えた。
駿介はそんな姿に興奮し、太ももを撫でていた手を再び滑らせーー足の付け根へといき、今にも湯気を出してしまいそうな秘所に触れ、人差し指をぬるりと差し込んだ。
「さつきのあそこ、凄く温かいよ」
「やぁーーっは、恥ずかしいーーんっんゎんっー」
狭い膣穴は駿介の指をすっぽりと飲み込むと、出し入れするたびにヒダが絡み付き、逃げないようにと締め付ける。
ぐにぐにと指を中で曲げると、再びさつきの体が震える。それも絶え間なく、何度も何度も。駿介はそれでも手を止めることなく。
「ね、えん…んぁん……まだ、いれないの。そろそろ、次の授業で人来ちゃう」
潤んだ瞳には期待が込められている。駿介は男として、それに答えようと膝だちになり、自身の一物をさつきの秘所へと押し付けーー腰を掴み、ゆっくりと挿入。
再びさつきの体が震えた。びくんと小さく。
「先っぽが入っただけでいったのか? 」
「わ、わるい!? 」
あまりの恥ずかしさに思わず逆ギレするさつきだが、真っ赤な顔で睨まれても可愛いだけである。駿介はそっと顔を近付け、唇に口づけ。
「んーー…いつもの甘い味だし、もう精液の味は無いみたいだな
「そ、っか。良かった。じゃあさ、ずっとちゅーしながら、えっちして? 」
「わかったよ」
今度は深い深い口づけ。舌を絡ませ、唾液が混ざっていく。
さつきは手探りで駿介の手を探し当て、手を繋ぐ。
めりめりと、一物がさつきの中へと侵入していくと、さつき顔に苦悶の表情が現れたが、深い快感がそれを和らげる。
「んー…さつきの中、めっちゃきゅうきゅうって締まる。入れただけでイキそう」
「はーー、はーー……仲間の、ぜったい大きすぎるからね!仲間のだから、だいすきだし、嬉しいけど 」
「俺も……さつきを俺のものにできて嬉しいよ」
ゆっくりと浅いところで腰を動かすと、さつきは徐々に甘い声を漏らし始める。恥ずかしいのか、必死で押し殺しているが。
「なあ、もう少し早動いても平気か? 」
キスをしながら乳房を揉みしだき、ゆっくりと奥の方もついていく。さつきは「し、仕方ない…っんんっーーんっ」と喘ぎながら了承。駿介は待ってましたと言わんばかりに腰を動かすスピードを少しだけあげて、彼女の腰を持ち上げ、奥の奥に届くように深く突き上げる。
「んっあっあっあっ、それ、やばいっーーっんっーー」
何度も繰り返される痙攣と、それに比例して起こる秘所のしめつけ。
「んっぁんーーっゎっんっ」
さつきは必死に舌を伸ばし、駿介の舌に絡めていき、彼の腰にも足をまわす。既に快感に逆らえない駿介は気付くことなく突き上げ、発射の手前引き抜こうとしてようやく気付く。
「ば、ばか足離せ! 」
「んっんっんっーー」
ぎゅっと腕までも回され、腰に絡み付く足も力を帯びた。しかし腰を止めることなど出来るはずもなく、駿介は出来るだけ浅い場所で一度、二度と精を吐き出した。
「はー…はー…」
「あーーご、ごめんね、あたし気付いたら仲間のこと固定してて……」
「さつきが謝ることじゃないだろ。悪いのは俺だしーーもしも出来たとしても、ちゃんと責任は取るし」
二人は繋がったまま唇を重ねる。駿介は怯えたような表情になったさつきの頭を撫でて慰めながら。
「俺は確かに他にも好きな子がいるし、端から見れば最低だと思うけどーー俺は大切な人をずっと大切に出来る確信があるから」
駿介の言葉にほっとして、さつきはうとうとと船をこぎ始めた。実は今日の為に色々と勉強を夜遅くまでしていたので、あまり眠っていなかったのだ。駿介は知るよしもないが。
「さつきーー、頼むから寝ないでくれよーー? 」
残された時間は僅である。
駿介は眠そうなさつきにようやく制服を着せることに成功し、最低限の後始末を済ませ、彼女を保健室へと運び込む。
「なかまぁ……」
寝言でも自分の名前を呼ぶそんな彼女の頬に触れ、幸せそうに笑う駿介。
結局は昼休みが終わった後も心配だからと駿介は彼女の隣にずっといることした。しかし放課後、部活が始まる少し前に彼女は目を覚ましたのだが、傍らにいる駿介も眠ってしまっている。
そんな彼にさつきは起こさないようにと、そっとキスをするのだった。
いかがでしょうか。
さつきの初えっちっぽさが出せたか不安が残ります、、、