この世界の常識について学んでみた。
要するに、前の世界での男が女見てハアハアしてるように、この世界では女が男見てハアハアしている。逆に前の世界では女が男を怖がっり嫌がったりしているようにこの世界では男が女を恐れている。
そして、性的な知識に関しても真逆であると。
……じゃあ俺がワイシャツ1枚で短パンで電車乗った時ってのは、女がノーブラでワイシャツとホットパンツはいて、第二ボタンまで開けてるってのと一緒になるわけだ。
……それは俺でも手を出すわ。あのOLさんには悪いことしたなぁ……。たしかに変な視線結構感じてたわ。
そしてここが最大のポイント!
今の時期は夏、夏といえば海!海といえば水着!ということで水着特集の雑誌を買っておいたわけなんだが開いたらあらまビックリ。
上半身裸の女の子ばっか。エロ本かよ。
なんと、この世界では女が胸を隠すことはあまり無いらしい。逆に男は海でもTシャツやらその下に体のラインを隠す専用の水着を着るらしい。
この世界の青年誌は男の奴ばっかだったのでこんな所に救いがあった。ありがとう神様。
……これって薄着で誘えばヤれるんじゃね?そうと分かれば早速試してみよう!
――
ということでやって来ました。海!見渡す限りの青い空、それに負けない青い海、そして小麦の肌に汗をアクセントに輝いている上裸の女性達!ここぞパラダイス。さっきからもう下半身が。マイソンが。息子が生きりそうです。
今の俺の格好は、下に着るらしい変なやつは家になかったから一応薄ーいTシャツと、膝したぐらいの海パンです。もう周りからジロジロ見られまくってます。
今の格好を俺がいた世界に例えると、海行きました、可愛い女の子います。格好見たらあらビックリ。ノーブラTシャツにビキニの下って感じです。
よく良く考えたらビッチみたいな感じじゃないか?大丈夫かなこれ。今更になって怖くなってきた。
すると案の定、声をかけてくる輩がいた。
「ねえ、君。今1人かな?私たちと一緒に遊ばない?」
「どうかな?悪いようにはしないからさ。」
振り向くとそこには上裸の女性御二方。左はいい感じの褐色の巨乳の大学生ぐらいのお姉さん。右は白い肌とほっそりスレンダーな美乳のお姉さん。
充分息子が立つノルマは超えていた。
そこで俺は良く同人誌で読んだビッチの真似をしてみる。
「お姉さんたちさ、絶対悪いこと企んでるよね?」
すると2人も
「そ、そんなことないよ。ただ日陰とかでお話したいなーって。」
「そ、そうそう。何もやましいことなんてないよー。」
と言ってあははと誤魔化してくる。とりあえずついて行ってみる価値はありそうなので息子が元気なのを隠そうとせずに案内されるがままについて行くことにした。
実際連れてこられたのは人が寄り付かなそうな岩場の影。たしかに日陰だけれど、ここに連れてくるなんてもうやることは一つしかない。
「お姉さんたちなんでこんな人気のないところに来たの?」
そう聞くともう隠すのも面倒なのか目を血走らせながら質問に答えた。
「なにって君だってホイホイついてきたんだから分かってるでしょ?」
「そうよね、ほら、お金だってあげるからさ、お願い聞いてよ。」
やっぱりこう来たか……。でも好都合。いまだに童貞な俺にはクールに振る舞えるか分からないけど、何事も挑戦だ。
とりあえず同人誌のセリフとか借りようかな。家帰ったら同人誌読んで勉強しよ。あ……この世界の同人誌全部男が侵されるやつだ……。
「じゃあ、どうしようかな。お姉さんたちお金くれるの?」
俺はわざとらしくとぼける。
「上げるあげる!ほら、二人合わせて5万でどうかな?」
初めてだから価値とか分からないや。とりあえずこれでいいだろう。
「分かった。じゃあ契約成立ね。始めようか。」
そう言って俺はTシャツをちらっと捲り腹筋を晒す。中学は野球部だったので体のガタイとか筋肉とかは自信がある方だ。胸板だって結構厚い。
そんな腹筋を見て我慢出来なくなったんだろう。2人とも体に手を伸ばしてきた。
さわさわっ
無言で食い入るように体を撫で回す。
そんな彼女たちに俺は調子に乗ったのだろう。
……Tシャツを脱ぎ捨てた。