アンジュ・ヴィエルジュR-18短編集 作:闇のアルドラおじさん二号
最後に投稿したのが約1年前という体たらくですが、闇ドラおじさん達が書いた話を世に晒し公開していかなければならないという使命感が唐突に再び湧いてきたので、ゆっくりとですが更新していきたいと思います。
2016年の冬のコミックマーケット(C91)にて、「闇のアルドラおじさんズ」が頒布した同人誌の内、闇のアルドラおじさん一号が書いた話です。
純真無垢なトトちゃんがアルドラ君との仲を(色々な意味で)深めていく物語をどうぞお楽しみくださいませ。
異能を持った少女――プログレス――達が集まる島、青蘭島。
その隅にある学生アパートに俺は住んでいる。
いつものように学校から帰ってきた俺は、自室のドアの前でポケットから鍵を出す、より先にとりあえずドアノブを捻ってみる。
すると案の定扉はなんの抵抗もなく開いた。
「やっぱ、今日も来てるのか」
俺は苦笑いしながら玄関をくぐる。
靴を脱いでいると、部屋からトテトテと軽快な足音を鳴らして少女がこちらに向かって駆けて来るとそのまま俺に抱きついてきた。
「マスターおかえり! 待ってたよ!」
少女ははにかんで俺に声を掛ける。
この小学生ぐらいの見た目の女の子はコードΩ47トト。
俺をマスターと呼ぶことやその名前から想像付くように彼女はアンドロイドだ。
研究所で生まれたばかりの彼女と話す機会があり、その時にどうやら懐かれたらしい。それからたまに俺の部屋に遊びに来るようになった。
しかも日を追うごとに頻度が増していって、今では合い鍵も手に入れ毎日のように俺の部屋に入り浸っている。
彼女曰く、遊びに来るのは研究所より面白いものが色々とあるのと、マスター――つまり俺――と話すことが楽しいかららしい。
俺もトトのことは好きだし、彼女と遊ぶことが嫌なわけではない。
しかし、いや、だからこそ、彼女にはあまり俺の家に来て欲しくはない理由がある。というのも―――――
「ねえねえ、これって何をやってるの? 教えて、マスター!」
抱きついていた腕をほどいて、無邪気に手に持っていた本を俺に見せる。
ああ、やはりこの時がやってきてしまったのか。
トトが見せたのは俺がタンスの奥底に隠していた、端的に言うとロリエロ漫画。その、濡れ場だった。
早い内に処分しておくべきだったという後悔をするような時間も無い。とにかく、なんとか興味を逸らそうとしてみる。
「それよりさ、ほら、ケーキ買ってきたから一緒に食べないか?」
トトが来ていることを見込んで二人分買ってきたケーキを掲げて見せる。
「わあ、ケーキだ。マスター早く、早く食べよ」
やっぱりまだ精神的に幼いのもあって与しやすかった。これならすぐにケーキに夢中になって忘れるだろう。
そんな希望は部屋に入ってすぐに打ち砕かれた。
部屋には俺の桃色秘蔵コレクション――具体的に言うと、少女達がSMプレイや野外プレイなど様々なシチュエーションで性的な行為をしている漫画――が床一面に広がっていた。
多くは開かれたままになっているし、俺が来るまでに随分と読み込んでいたことは想像に難くなかった。
「そうそう、これとか、あれも。知らないがいっぱいでびっくりしちゃった。マスター、これ全部教えてくれるんだよね? とってもとっても楽しみ」
期待に満ちた目で見つめられるが、こんなことを教えるわけにはいかない。
「ええと、そう。トトにはまだ早いから。な?」
辛うじて捻り出した月並みな言い訳でなんとかお茶を濁そうとする。
「うん。分かった」
トトはすんなりと頷く。どうやら受け入れてくれそうだ。
「じゃあ、後でドクターミハイルに聞くね」
ドクターミハイルはアンドロイド研究の第一人者であるプログレスだ。
トトがここで見たものをミハイルに伝えたら、俺は良くて幻滅、下手したら幼いアンドロイドに性欲をぶつけようとした不埒者として檻の中に放り込まれかねない。
「いや、やっぱり気が変わったよ。どんなことが知りたいの?」
俺は引きつった笑みを浮かべ、トトの疑問を適度に解消させるよう方針を変える。
トトは突然真逆のことを言い始めた俺を不思議に思ってか、首を傾げる。しかし、答えて貰えるのならと疑問を口にする。
「えっとね、これ!」
指したのは性行為に入る前、前戯のキスシーンだった。比較的おとなしめのシーンが選ばれたことに安堵する。
「あれ、トトはキスって知らないんだっけ?」
ドラマを始めテレビを熱心に見ているトトのことだからキスシーンぐらいは見たことあると思っていたが。
「ううん、私、知ってる!キスは好きな人同士がやるもの。でもね、こんなに長いキスは知らないの」
言われてみれば、確かにキスシーンだけで見開きを丸々使っている。しかも、前戯でのキスなだけあって舌を絡ませあう濃厚なものだ。
「そうだな、とっても仲のいい人同士が人目のない所でする特別なキスなんだよ」
このまま続けていれば、いずれセックスの話を避けては通れないと分かりつつ、少しでもオブラートに包んだ表現になるよう気を遣ってしまう。
「特別なキス……? マスター、教えて」
目を瞑って顔を俺の方に向ける。
「えっと、何を?」
何を要求されているか予想はできる。出来れば外れて欲しいと願いながら確認をする。
「特別なキス。私、知りたい。マスター、私に特別なキスをして」
「そういうのは好きな人同士がやるもんだから、な」
「私、マスターのことが大好き。マスターは私のこと、嫌い?」
冷静に抑えようとするが、トトの大好きという言葉に動揺してしまう。
でも、そういう風に信頼されているからこそ俺はトトの好奇心や好意を利用して自分の欲望を満たしてはいけないんだ。
「マスター……?」
トトは瞼を開いて不安そうに俺を見上げる。その瞳は心なしか潤んでいるようにも見えた。
ああ、トトにこんな表情をさせてしまうなんて、むしろ俺のエゴでトトを傷つけているんじゃないか。
段々と何が正しくて何が間違いなのか分からなくなってきた。
トトが望むように優しくキスを教えてあげる方が正しいような気がしてくる。
「俺がトトのことを嫌いなわけ無いじゃないか」
俺は膝立ちになってトトと目線を合わせる。
トトはそれで察してもう一度、瞼を閉じる。
俺はトトの背中を優しく抱きしめ、こちらに引き寄せる。
そして、近づくトトの艶やかな桃色の唇に俺の唇を重ね合わせる。
重なった唇はひんやりとしていて柔らかった。
俺はその先に進むことを躊躇して、そのままじっとトトの唇の感触を味わう。
しばらく経つとトトが怪訝そうにしているのが伝わってくる。
意を決し舌を唇の間から出し、舌でトトの唇に触れる。舌を押しつけて、唇の間に舌をねじ込んだ。
ねじ込むとすぐにトトの歯に当たった。
そのままトトの歯をなめ回すように舌を動かす。
トトの歯のざらざらした感触が心地よく、トトの唾液は甘美な味がした。夢中でなめ回していると、トトはむず痒そうに舌から逃れようとするが許さない。歯や歯茎を蹂躙していった。
しばらくなすがままにされて、トトは思い出したかのように口を開いて舌を出してきた。
舌と舌が触れあうその瞬間、俺の頭に電撃が走った。トトもビクッと小さく震えたのが背中に回した腕から伝わってくる。
俺は夢中でトトと舌を絡め合わせる。トトも控え目に俺の動きに応じてくる。
段々とトトも大胆になり、部屋にはクチュ、クチャと湿っぽい音だけが響く。
唾液が溢れてきて服に滴り落ちそうになったところで一旦顔を離して、口を拭う。
トトの口元からも唾液が滴り落ちそうになっていたので指で拭ってやる。トトは口元を拭われるまましばらくぼーっとしていた。
しばらくすると興奮気味にまくし立ててくる。
「すごいよ、こんなの知らないよぉ。マスター、もっと。もっと教えて!」
俺に抱きついてもう一度、唇と唇を重ね合わせる。
今度はトトから積極的に舌を入れてきて、俺はトトの為すまま受け入れる。
さっきのキスより短いキスだったが、トトは満足そうに顔を離す。
「じゃあ、ここに座ってくれる?」
「うん!」
俺が座布団をさしてお願いすると、トトは飛び込むように座布団に座る。
これからすることが楽しみで仕方がないといった様子だ。
無邪気であどけないトトの姿に、俺の興奮は高まっていく。
俺は座布団で正座しているトトの前に座り込み、トトの膝に手を当て、トトの膝の間隔を広げるようにする。
トトも素直に応じて脚を広げる。
白い脚の間にさらなる純白が見えた。ショーツだ。
俺は目の前のショーツに恐る恐る手を伸ばす。
指先が微かに触れて、木綿の感触を伝えてくる。
「んっ……」
トトの口から微かに吐息が漏れる。その声音にはまだ困惑の色が強い。
もう一度、今度は指先でショーツを押しつけるように触る。
「ふぅ」
俺が手を離すと、トトは安堵の息を吐いた。
「怖いか?」
気を遣って尋ねるが、トトは首を横に振る。
「ううん、大丈夫。もっと教えて」
確かにトトの表情には不安より期待の色の方が濃い。トトが少しでも気持ちよくなってくれるよう、俺はエロマンガから得た知識を総動員してトトをショーツの上から愛撫する。
微かな突起の部分に軽く指で触れ、そこから下に筋をなぞる。
もう片方の手ではトトの内股を優しくさする。
突起で指を震わせて振動を伝え。
触れるか触れないかの力加減で今度は下から上へと筋をなぞっていく。
「ふぁぅ」
弄っていると、トトはだんだん甘い声を出すようになる。
それと共に、ショーツは微かに湿り気を帯びてきた。
「トト、脚を伸ばして」
言われたとおりにトトは、足を前に伸ばす。
トトのショーツをはぎ取ろうと手をるより先に、俺の動きを察したトトがショーツを脱いでしまう。
「マスター、早く。続きを教えて」
気持ち良さそうに緩んだ表情の中、瞳は好奇心で爛々と光っている。
これから初めての性交を行うというのに、その表情に怖じ気はない。
俺はトトの後ろに回り込み、トトを抱えるように座る。
今度は後ろからトトの割れ目を弄る。
ショーツ越しでない生の割れ目はぷにぷにと柔らかくて、スベスベとしていて、性的な気持ちなしでもいつまでも触っていたい感触だった。
俺は夢中でトトの感触を楽しむ。
気づいたら割れ目は若干だが湿り気を帯びていた。
俺はトトの割れ目に指を強く押し当てる。するとゆっくりとトトの割れ目に沈み込んでいく。
ただ、それは入っていくというよりも押し込むと言った方が相応しいものだった。入った指を動かそうとしたらトトが小さな悲鳴と共に身体を震わせたので、俺は慎重にトトの中から指を抜き取った。
これほどキツいのでは挿入は難しそうだった。
俺はどうするか考えながら痛がらせたお詫びと、トトが気持ち良さそうだった所を重点的に愛撫する。
「はぅっ、うぅん。くすぐったいよぉ」
甘い吐息交じりの声で訴えるトト。トトはこの感覚をくすぐったいと認識しているみたいだ。
俺はおもむろにトトの脇腹をくすぐる。
「ひゃぅっ」
トトは驚いた様子で背筋をピンと張る。
今度はトトの割れ目の上にある突起を優しくこねくり回す。
「はぅん」
明らかにくすぐりと愛撫で反応が違った。前に、「本格的に気分が乗るとくすぐりも快感になる」と聞いたことがある。まだそこまでは行っていないのだろうか。それとも単にガセ情報だったのか。
どちらにせよ反応が明らかに違ったのは快感とくすぐったさの違いを教えようとした俺にとって好都合だった。
「トト、脇腹をくすぐった時と今こうして撫でている時で違う気持ちになったよね。脇腹をくすぐった時のがくすぐったい。で、今のこれは気持ちいい、なんだ」
「気持ちいい」
トトがオウム返しで聞いてくる。
「そうだよ。これが気持ちいい。快感なんだ」
トトの突起をほんの少しだけ力を入れて摘まむ。
「ひゃっ。こ、これが、気持ちいいなんだ。マスタぁ、教えてくれて、ありがとぅ」
声が快感に震えている。
気づけば割れ目は湿り気どころか水気を帯び始めていた。
濡れた割れ目に指を這わせて、素股ならできるかもしれないと気付く。
俺はトトと向かい合うように抱えて一緒に横になる。
あどけない表情。それに似つかわしくない艶を帯びた吐息。
「マスター。次は何を教えてくれるの」
期待に輝く目でこちらを見つめてくる。
「これ、かな」
近くの床に開かれていたセックスをしているページを指し示す。
正確に言うと挿入するわけではないが、詳しく説明する必要もないだろう。
俺は自分のズボンを下して、竿を出す。もう既に臨戦態勢だ。
トトに軽く脚を閉じさせる。
脚と脚の間、トトの秘部に擦れるように臨戦態勢の俺の物を突き入れる。
トトが分泌した愛液は大した量ではなかったが、すべすべとした肌は俺の物を受け入れてくれた。
脚の間で細かく竿を動かしていく。
潤滑油もほとんど無い状態で激しくグラインドすると擦れそうだったというのもあるが、初めての俺にそんな腰使いが出来るわけがない。
何より、小刻みな動きでもトトのなめらかな太ももの感触で十分な快感を得られた。トトも小刻みな振動がクリトリスを刺激しているからか気持ちよさそうだ。
「はぁう。マスター。こんなの、初めてだよぉ」
動かしていると二人の体液で滑りが良くなっていく。また、振り方のコツもつかめてきた。トトの気持ちよさそうな声を聞きながら、少しずつ動きを大きくしていく。
少し余裕が出てくると、より一層トトと密着したくなる。
俺はその衝動のままトトを深く抱きしめ、近づいたトトの唇に俺の唇を重ね合わせた。
「んっ、ちゅ、んっ、ぷ」
先ほどのキスより情熱的なキス。
気づけば、トトも俺に合わせて腰を振っていた。
不慣れながらも二人で快感を、或いは互いを求めるように身体を動かす。
この時間が永遠に続いて欲しいとも思うが、俺は限界が近かった。
体の血が一点に集まる感覚。
少しでもその瞬間を遅らせようと我慢する。
目の前のトトを見る。
トトは上気した顔で一心不乱に俺と舌を絡ませ唾液を交換する。
今トトを突き動かしているのは快感か、それとも好奇心か。
トトと目が合った。
いつもの好奇心に輝く目ではないが、快感に溺れているのとも違う、澄んだ目で俺を見ていた。
トトの太ももが強く締まる。それが俺の限界だった。
俺の物が脈打っていく。その間もトトは俺の竿を締め付け、快感を与える。
ドクッドクッドクッドクッ……
普段より長い射精だった。射精が終わると、俺はトトを強く抱きしめた。
「マスター?ちょっと痛いよぉ」
そう言われて少しだけ力を緩める。
「マスター、これでおしまい?」
俺は頷いて、聞き返す。
「どうだった?」
トトは少し考え込んだ。
「すっごい不思議な感じ。あれが気持ちいいなんだ」
言葉を選ぶように答えるトト。
そんなトトが愛おしくて、俺はもう一度トトの唇を奪う。
トトはそれを受け入れると、舌を絡ませてくる。
深い口づけを交わしながら俺は余韻に浸る。
しばらくしてふと我に返る。
最初の目的は保身のためだったが、最後は完全に楽しんでいた。本当にこれで良かったのだろうか。
「マスター」
「ん?どうした」
「これも教えて?」
トトが指したのは少女がフェラチオをしているシーンだった。
「えっと……」
誤魔化そうとも思ったが、そうすればDr.ミハイルに聞きに行くのは明白。もちろん丁寧に今日の顛末まで語ることだろう。
それではここまでした意味がない。
いや、トトと一つになったということはそれだけで幸せなことではあったが。でも塀の中に入るのは出来ることならば避けたい。
「今日は疲れたから、また今度な。教えるから、他の人は聞くなよ」
こうして泥沼に嵌っていくのだった。
次の日、今日も鍵の掛かっていない家の扉を開けると、不機嫌そうなトトが迎える。
「マスター、嘘教えた」
僕の手を引いて部屋へと連れていくトト。
なんの話だろうと思いながら手を引かれるがまま部屋へと入る。昨日片づけたにも関わらず、部屋はエロ漫画で散らかされていた。
トトはちゃぶ台の上で開かれたままのエロ漫画を指す。
トトの指すページでは男の一物が少女の「膣内」に入っていた。
「マスターは外側でこすっただけだった」
「いや、確かにこうすることもある。ただ、昨日やったのも別に嘘や間違いって訳じゃないんだ」
不服そうなトトに弁明すると、一応納得して貰えたようでトトの表情が和らぐ。
「こっちも教えてくれるんだね」
邪気のない表情で口にされたトトの台詞に、俺は硬直してしまう。
「いや、でも、これはすごく痛いらしいぞ?」
咄嗟に脅かして見せるが、トトは意に介した様子もない。
「大丈夫。私、大丈夫だから。ね、マスター」
こうして強くねだられると断りづらい。
しかし、だからといってここで引き下がるわけにも行かなかった。
近づいてくるトトに一歩後ずさるが、散らかされたエロ漫画を踏みつけて体勢を崩してしまう。
尻餅をついた俺にトトが近づくと、ズボンのチャックに手をかける。
「私、知ってる。遠慮がちな男の人はこうすれば良いの。あのマンガに書いてあった。マスターもこうされると嬉しい?」
ニコニコと問いかけてくるトト。
突然のトトの行動に俺は何も言えずに目を白黒する。
そんな様子を見て、トトの表情が暗くなる。
「私、間違えた?マスター、嬉しくない?」
「いや、嬉しい。嬉しいよ」
トトを止める良い機会だったはずなのに、トトの沈んだ表情を見たくないと咄嗟に取り繕ってしまう。
また、本音を言うとトトにこうされてて嬉しくないわけがない。
俺の言葉を聞いてトトの表情はパッと明るくなる。
トトは生き生きと俺のチャックを下ろして、開いたチャックの間に小さな手を入れると、俺の股間をまさぐり始める。
トトの手が半勃ちの俺の肉棒に手が触れる。
触れた瞬間、俺の肉棒はピクリと跳ねた。トトはその棒を手で握ると、チャックの隙間から取り出す。
トトの眼前に俺のそそり立つ肉棒が露わになった。
「すごい。おっきい」
トトが感想を口にする。
考えてみれば昨日は俺が一方的にトトを弄っていたので、トトが俺の物を見るのはこれが初めてだった。
トトは俺の肉棒に顔を近づけると、亀頭に舌を這わせ始める。
「ちょ、待て」
俺は慌ててトトの顔を肉棒から引きはがす。
「どうしたの?なにか間違えた?」
トトはキョトンとした顔で俺を見る。
後ろめたいことをしている雰囲気は全くない。それも当然だ。トトは常識を排して作られたアンドロイドなんだから。
そんなトトにこんな淫靡なことを教え込んでも良いのだろうか。また罪悪感が襲ってくる。
ただ、好奇心旺盛なトトにここで止めたりしたら、ミハイル辺りにこの行為の続きを聞きに行くだろう。そしたら俺の身を滅ぼしてしまう。
「いや、何でもない。合ってるよ。続けて」
そう言うや否や、トトは好奇心に満ちあふれた眼差しで俺の物へもう一度顔を近づける。
そして躊躇無く口に咥えた。
突然のヌメッとした感覚と暖かさ、そして襲いかかる快感に俺は腰を引かせてしまう。
「マスター、やっぱり何か間違えてる?」
腰を引かす俺が拒絶しているように見えたのだろう。トトは不安そうな表情で首を傾げる。
俺は不安げなトトの前に近寄り、眼前に俺の物を突き出す。
「大丈夫、トトは何も間違ってない。好きにして良いよ」
トトは頷くが、二度も拒絶するような動きをされたからか、慎重に、探るように顔を近づける。そしてゆっくりと唇を開くと、軽く亀頭に口づけをする。
トトの柔らかい唇の感触にまた腰が引けそうになるが、我慢してトトのなすがままにされる。
トトは少しずつ口を開き、竿を飲み込み始めた。
俺の竿がトトの口腔に包まれていく。
さっきは一瞬だったのであまり感じられなかったが、トトの生暖かい口内に俺の物が入っている感覚は心地よくて、安心できるものだった。
「いっ!?」
心地よさに身を委ねていると、突然俺の竿に痛みが走る。
どうやらトトの歯が当たったみたいだ。
俺のうめき声を聞いたトトは一度口を離すと心配そうに問いかける。
「マスター、大丈夫?」
「ああ、大丈夫、少し歯が当たっただけだから」
「歯が当たると痛い?」
「そうだな、覚えておいてくれ」
言ってから、そんなことを覚えさせる必要は無いということに気づく。
そんな知識を使う機会も他にないだろうし問題ないだろう。
「続けていいぞ」
そう言うと、再度俺の物に顔を近づけるが、咥える様子はない。
トトの唾液でぬらぬらと光る俺の物を軽く突くと、俺に向き直る。
「もう大丈夫そう。マスター、今度はこれ、教えて」
トトは直ぐ近くに置いてあったエロ漫画を取って見せる。
そこにはフェラチオで勃起させた男根を自分の中に納める少女が描かれていた。
今度は素股では納得してもらえないだろう。なら、せめてトトも濡らしてあげて、挿入の痛みを減らすべきではないか。
「分かった。けどその前に下着を脱いで、こっちを向いて足を拡げて。ほら、こんな感じで」
俺は、トトの指したマンガを一ページ前に捲る。そこに描かれていたのはクンニリングスをされる少女だった。
「先にこうするんだ」
童貞なので本当にセックスの前にはクンニをするものなのかは知らないが、このまま入れたらトトが痛がることは容易に想像が出来た。
トトも挿入前にはこうするんだと理解したらしく、素早く下着を脱ぎ去ると、こちらに幼い性器を向ける。
俺はこちらに向けられたトトの一本筋を指でなぞる。
昨日も思ったが、トトの一本筋のアソコはすべすべしていて、性的な気持ちを抜きにしてもずっと触っていたくなる魔力を持っていると思う。
筋を行ったり来たりとなぞったり、突起をこねくり回したり、内股を撫でたりと両手でトトの下半身を愛撫する。
「んっ、あっふっ」
触る度に漏れるトトの、普段の快活さとは結びつかない色っぽい声が響いて俺の興奮を高める。
いつしかトトの痛みを和らげるためではなくトトのすべすべとした柔肌を楽しむ為触っていた。
そんな愛撫でもトトは感じてくれたようで、トトのあそこは湿り気を帯び始める。
俺は顔を近づけると、トトの湿った所に舌を這わせる。
「はふぁっ!」
さっきまでとはまた別の刺激にトトは一際大きな声をあげる。
「気持ちいいか?」
舌を離してそう問いかける。
「うん、多分。昨日と同じ感じ。これが、気持ちいい。もっと、もっと教えて」
トトは快感を理解し始めたようだ。好奇心からか、それとも気持ちよさからか、さらに続きを要求してくる。
その要望に応えて俺はもう一度トトのあそこに舌を伸ばす。
トトのあそこからは愛液が染み出していて、舐め取れば舐め取るほど染み出す量が増えていく。
粘つきがなくサラッとした、トトを感じる味がする液体を俺は夢中で舐めて、吸う。
「ふぅん、あふっ」
あそこを吸われたり舐め取られたりで快感が高まっているのか、段々と色っぽい声が大きくなっていく。
「すごい、よぉ。気持ちいいが、いっぱい、だよぉ」
息を切らせながら弾んだ声で今の感覚を伝えてくる。
そう言われると、もっとトトを気持ちよくさせたいと思ってしまう。
俺はあそこに舌で刺激を与えつつ、両手も使ってトトの身体のあちこちを愛撫していく。
脇腹にも手が触れたが、昨日と違って感じているようだった。もはや大抵の刺激は快感と結びついているのかも知れない。
夢中でトトの身体をあちこちいじっているとトトが身体を急にビクンと震わせる。
「ひゃふっ!」
急な様子の変化に驚いて手を止める。
トトはしばらく荒く息をついていたが、やがて少し落ち着くと興奮気味にまくし立ててくる。
「マスター、すごいの。さっきまでずっとあった気持ちいいが、急におっきくなって。私、びっくりした」
俺も本でしか見たこと無いから確信は持てないが。
「多分、それがイくってことなんだよ」
「イく?」
キョトンとした様子で一瞬首を傾げるが、すぐに何かに思い当たったように頷く。
「私、知ってる。イくっていうのは快感がすっごく大きくなること。さっきのマンガで見た。……本当だ、さっきの私も気持ちいいがすっごくおっきくなった。これがイく、なんだ」
得心した様子でしきりに頷くトト。
「マスター、もっと。もっと教えて」
イって満足するかと思ったが、そんなことはなくトトは続きをせがんでくる。
十分に濡らした以上、もう入れる準備は万全だ。でもトトと本番行為を行うことに俺は躊躇していた。
手を止め、本当にこのまま進めて良いのかと自問を始める。
手を止めてしまった俺を、トトは不安そうに見つめてくる。
「マスターは、私とこういうことするの、嫌い?」
反応をしない俺に、さらに語りかけてくる。
「私、ここのマンガを読んで、セックスって知ったの。それで、これが一番好きな人とするものだって知ったの。私はマスターが大好き。一番大好き。だから、だからね、マスターとセックス、したいって思ったの。でもマスターは嬉しくなさそう。マスターは、私のこと好きじゃない?」
「――――――いや」
トトに言われてやっと分かった。俺が躊躇っていた理由。
俺はトトが純粋に好奇心でセックスに興味を持ち、たまたま近くに居たそれなりに交友のあった俺に頼んできたんだと思ってた。
でも、違った。
トトは俺のことを一番に思ってくれて、セックスという行為の重みもトトなりに理解した上で俺とやりたいと思ってくれたんだ。
トトはまだ精神的に幼いから、たまたま近くに居た俺を好きになっただけかも知れない。
でもトトなりに考えた上で好きだと思ってくれたのなら、俺が責任を取るつもりで受け止めてあげるべきなんだと思う。
「ごめんな、トト。こんなことまで言わせちゃって」
俺はトトの秘部に手を当て、ちゃんと濡れていることを確認する。
「トトがそこまでの覚悟で俺としたいと思ってくれてたとは思わなかったよ」
今度は屹立した、俺の竿をトトの秘部へとあてがう。
「マスター、酷い。私、ちゃんと知ってる」
そう言いながらもトトは笑顔だった。
「入れるけど大丈夫だな?」
最後の確認に、トトは頷く。
その返事を見て、俺はゆっくりとトトの膣内へと挿入する。
「ったぃ」
やはり十分に濡らしていても初めては苦痛なのだろう。トトが痛そうに呻く。でも、表情は気丈に笑顔を保つ。
「痛かったら強く何かを掴んだりすると気が紛れるらしいぞ。布団とか……俺でも構わないし」
トトの苦痛を和らげたい一心で俺はどこで見たかも忘れたような知識をとりあえずトトに伝える。
「う、ん。分か、った。そう、する」
トトはやはり苦しそうに言葉を紡ぐと、俺にしがみついてくる。
あまりにも強くしがみついているせいか、俺の背中に爪が食い込む痛みを覚える。トトの痛みを少しでも肩代わりしているような感じがして悪い気はしない。
感覚的にはとても長い時間が過ぎて、ようやくトトの最奥まで到達した。
「奥まで、入ったみたいだな」
「うん。マスターが私の奥にいる。とっても、嬉しい」
体格が小柄なだけあって根元までは入らなかったが、それでもトトと一つになれた感覚は言葉に表せないうれしさがあった。
トトの暖かさに包み込まれた俺の物は動かなくても、ただトトの膣内にあるというだけで快感を享受する。
このまま動かなくても良いかなと思ったところで、トトから尋ねられる。
「マスター、このマンガではじっとしないで動いてる。マスターは動かないの」
「さっき入れる時も痛かっただろ?動かすとまた痛くなるぞ?」
トトが心配でそう言うが、トトは首を横に振った。
「私は大丈夫。私、知りたい。マスターとこのマンガみたいに動いたらどうなるか。私、知ってる。どのマンガでも、最後には女の子も気持ち良さそうにしてる」
「それはマンガだからで、現実では……まあいいか、その代わり我慢できないほど痛い時や止めて欲しい時はちゃんと言うんだぞ?」
俺はそう釘を刺して、ゆっくりとトトの中に入った物を動かし始める。
あまり大きくは動かさず、小刻みに。トトがなるべく痛くないように俺なりに気をつけながら。
しばらくして、俺の我慢汁のせいか、トトの愛液のせいか、動きやすくなってくる。
トトも入れるときに比べたら痛みが和らいだようで、俺を握る力も弱まっていた。
あくまでも動ける範囲で、無理矢理にはならないように気をつけつつ、少しずつ動きを大きくしていく。
トトの膣内と俺の竿が擦れる度に快感が起こる。
「あっ、はぁっ」
トトも感じてくれているのか甘い声を漏らす。イってから間もなかったので、感度が高かったのもあるかもしれない。
快感は動きの大きさと連動して大きくなり、やがて射精感もやってくる。
そういえば、アンドロイドに生理ってあるんだろうか。
そんな考えが過ぎるが、大きくなる快感に塗りつぶされる。
「トト、膣内に出すぞ」
「うん。気持ちよくなると出るんだよね。私、受け止めるから」
そのトトの台詞を聞き届け、俺は力を込めて少しでも奥へと突き込み、そこに欲望の塊を吐き出す。
「ふわわわっ。気持ちいいがいっぱいだよぉ」
同じタイミングでトトもイったようで、射精中の俺の竿をさらに搾る。
俺は今までに無い気持ちよさを感じながらトトの中へありったけの精を注ぎ込んだ。
射精が終わり、萎えた俺の物がトトの膣内から出る。白濁液もこぼれてきたので、慌ててティッシュで拭う。
「どうだった?」
なんとはなしに感想を尋ねる。
「なんだか、とっても満足な感じ。昨日とは全然違った」
疑わしそうな眼差しを向けられる。まだ素股のことを疑っているのかも知れない。
嘘は言ってないんだが。
「満足してもらえたようで何よりだよ」
そう言って床に寝っ転がる。
すると、トトは寝っ転がった俺の上に俯せで覆い被さってくる。
「マスター、またこういうの、教えてくれる?」
トトが単に好奇心を満たす為に俺を選んだのではなく、俺と一緒にこういった行為をしたかったんだと分かり、俺の答えは決まっていた。
「ああ、いつでもいいぞ」
「やったー。マスター、これからもよろしくね」
そういうトトの表情は満面の笑みで彩られていた。