アンジュ・ヴィエルジュR-18短編集 作:闇のアルドラおじさん二号
闇堕ちしたサナギ姉妹が二人でえっちな訓練をする話です。レズえっち100%といった内容なので、そういった要素が苦手な方はご注意ください。
また、以前投稿した「羽化」を読んでいただけると、より本作の内容を楽しめるかと思います。
ウロボロスによる青蘭島襲撃。これによってαドライバーは凍結され、リンクを結んでいたプログレス達に心の闇が逆流、強力なプログレス達は闇堕ちするに至った。彼女らは己の欲望の赴くままに行動し、ある者は世界水晶の破壊へ動き、またある者は己の内なる不満をぶつけた。そんな中、緑の世界最強の一角であるマユカ・サナギとその姉で青蘭学園の教師も務めるアゲハ・サナギの二人はただひたすらに訓練を二人きりで繰り返していた。
「これよりウロボロス軍特殊部隊の特別訓練を行う!」
「いえす!まーむ!」
グリューネシルト統合軍の色違いである緑から黒が基調となった軍服に身を包み、エリートでありながらサバイバル術、武器、車両の扱いなどの基礎をないがしろにすることなく訓練に取り組み、全てを殲滅する無敵の戦士たらんと常に己を磨きその名に恥じぬ精鋭であろうとする彼女らは間違いなく緑の世界、ひいては青蘭学園の最大戦力の一角である。
「今日は戦場での対応についてだ!」
「えー?またー?もうやることないし休もうよーお姉ちゃん」
「ばしん!」
「はあうっ!」
最大戦力の、一角である。
「何度言えば分かる!任務中はお姉ちゃんと呼ぶなと言っているだろう!」
「申し訳ありませんアゲハ・サナギ中佐!」
「最近は聖女だの何だの持てはやされて戦場にウエディングドレスを着てくるなどお前には自覚が足りん!」
上官の言葉は絶対ではあるが、流石に何か言おうと口を開きかけるマユカ。だが目の前からアゲハが消えている。何事かと思う前に背後から布のような物で鼻と口を覆われ、マユカの意識は暗転した。
マユカが意識を取り戻したのはいつもの訓練を行っている森の中ではなく、どこかの部屋の中、それも研究室のような場所であった。部屋の真ん中に固定されている椅子に座らされていたようで、後ろ手で拘束されている。余りにも突飛な事態に混乱するマユカ。彼女が起きるのを見計らったかのように眼前のドアからアゲハが入って来る。
「目が覚めたようだな、マユカ少尉」
「お姉ちゃん!?これどういうこと!?」
「ばしん!」
「ふにゃあっ!」
「お姉ちゃんと呼ぶなと言っただろう!先程言った通り、特別訓練である!」
「い、イエス、マム」
「マユカ少尉。戦場で最も重要なものは何か?」
仲間との絆、と答えそうになったあたり闇堕ちしていても本質は全く変わらないマユカである。しかし聞きたいことはそういう事では無いのだろう。返答が思いつかず答えに窮しているとアゲハがやれやれと首を振って言葉を続けた。
「戦場で最も重要なのは『情報』だ。戦場ではこれが大勢の命を左右する。」
「それがこの状況と何の関係があるのでありますか?アゲハ・サナギ中佐」
「話は最後まで聞けマユカ少尉。情報を得るためには敵も味方も必死になる。敵を捕まえようものなら血眼になって情報を引き出そうとするだろう。それこそ…どんな手を使ってもな」
そう言いながらアゲハが開いた部屋の一角にある収納スペース。そこには鞭、釘、棍棒、重石、電気ショック機…その他名前も分からないような拷問器具が並べられていた。
「本来あってはならないことだが奮戦空しく捕虜になってしまうことがあるかもしれない。これはそんな状況でも絶対に秘密を割らない為の対拷問訓練である!」
マユカの顔からさーっと血の気が引く。冗談ではない。これまで行ってきた過酷なサバイバル訓練(ロシアンルーレットおにぎり)や実戦演習(手榴弾投擲や戦車ドライブ)も十分危険なものであったが、これは比べ物にならない。
「無理無理無理!無理だってお姉ちゃん!そんなのを使われたら死んじゃうって!ユニさんじゃなくちゃ無理だって!」
「お前はユニ監視官を何だと思っているんだ…。まあ良い、安心しろ。今回こいつらは使わん」
それは良かったとマユカは安堵する。できれば金輪際お目にかかりたくないものである。ユニ監視官のイメージ?アインスの超鬼畜ドSプレイに付き合える超人にして真性のドMである。
「今回の訓練内容について説明する。私が指定するお前の秘密を守り通せたら訓練成功、喋ってしまうと失敗である。」
「き、期限は何時まででしょうかアゲハ中佐!」
「そんなものは決まっている。私が諦めるまでだ。」
責め側が断然有利な設定。シチュエーションを考えると当然ではあるのだが
「お前を傷付けはしないが優しすぎては訓練にならん。そしてお前は女だ。後は…分かるな?」
ニッと妖しげに嗤ったアゲハの表情をマユカはどこかで見たことがあるような気がするが思い出せない。ここでマユカは疑問に思う。自分と姉との間に守るべき秘密などあっただろうか、と。
「私が聞き出す情報は、『先月お前が何回一人で彼に抱かれたか』だ。」
「………や、やだなぁお姉ちゃん。そんなことあるはず無いよー」
「彼」とはマユカとアゲハのαドライバーであり、二人が緑の世界に居た頃からの幼馴染である男のことである。二人とも彼の事を憎からず思っていたのだが、マユカがグリューネシルトから逃げている間にアゲハと彼の関係が一気に進んでくっついてしまったのである。しかし姉の恋人である筈の彼とマユカは「ある出来事」を切欠に体を重ねるようになってしまった。表向きは二人一緒にと決まっているのだが裏でその協定が守られているかは分からない。アゲハはそれを確かめようというのである。マユカは適当に粘ったら嘘を吐いてこの場を納めることを思いつくのだが。
「…お姉ちゃん、今準備してるその機械は?」
「これか?これは所謂ウソ発見器というやつだ。情報の信頼度を確かめるのは当然だろう。」
「そ、そうなんだ…あれ?お姉ちゃんって呼んでも良いの?」
「今この訓練の間は上官と部下ではなく尋問する側とされる側だからな。」
ここでマユカも真剣になる。話すことが恥ずかしいのは当然として、アゲハは普段は何だかんだ自分に優しいし甘いのだが訓練の時、世界の行く末がかかる大事な時、そして彼に関わる話の時だけは私情を殺し冷徹な一面を覗かせる。なりきるだけで徹しきれないので大事に至ることは無いだろうが話したら流石に何をされるか分からない、と。
「さあ、尋問を始めようか、マユカ・サナギ少尉。…ふふふ可愛がってやるからな」
訂正。話さなくても何をされるか分からない。
「…ふっ…んっ…ふぅっ…」
尋問というものを経験していなかったマユカはその訓練と言われどんなことをされるのかと身構えていた。だがアゲハは制服のボタンを外し、体の前側を肌蹴させた後はマユカの体を優しく撫でるだけで他に何かする気配は無い。太股、二の腕、脇腹、うなじ…手が滑るようにマユカの体を這い回る。だがマユカにはこの行為の意味はまだ分からなかった。
「…あっ…んくっ…」
しばらくしてアゲハの手つきが変化する。撫でるだけだったものがより性感を意識させるものへ。ただしアゲハは絶対にマユカの性感帯を刺激しない。胸は揉むがその先端には触れないし太股や下腹部を撫でてもその先には進まない。マユカの体はジリジリと、しかし確実に昂ぶってしまう。だが拘束されたマユカにその火照りを収める術は無い。
「んっ、んんっ…はっ、はぁぁっ」
更に時間が経ってもアゲハの責めは続く。マユカが刺激に慣れてきたと感じると別の場所に触れ、緩急をつける。マユカに与えられるのは触れられることで得る微弱な快感と、時折乳首に指の先端が掠める強めの刺激だけである。だがマユカが感じやすい体質なのに加え、責めを長時間続けられることで乳首はピンと張り、ショーツのクロッチには大きな染みができている。だがこの刺激では絶対にイくことはできない。自分で慰めることも出来なく痺れを切らしたマユカは僅かに動かせる上半身を揺らしてアゲハの手に乳首を触れさせようとするが動きを察知したアゲハは笑みを浮かべて手を離した。
「おや、そろそろ我慢できなくなったようだな。」
「お姉ちゃん…意地悪しないで気持ちよくしてよぉ」
「そうだな。マユカが話してくれればすぐに気持ちよくしてやるぞ?」
「そんなぁ…」
マユカの切り札である上目遣いも鬼軍曹となっているアゲハにはあえなく無視され訓練が再開される。マユカは体が更に切なくなることは分かっているが無意識に太股を擦り合わせるのが止まらず、放っておいても焦れた体が快感を求めて自らを焦らすスパイラルに入ってしまったようだ。こんな状況でもマユカが口を割らないのは話してしまうことで何をされるのか、そしてアゲハに嫌われたくないという思い、それがマユカの理性の最後の砦である。マユカのある種決意めいた様子にアゲハは手を止める。
「ふむ、このままでは口を割りそうに無いな」
「終わったの?や、やった、耐えられたよお姉ちゃん…」
「何を勘違いしている」
「…えっ?」
「尋問の強度を上げるぞ」
マユカの制服と下着はナイフによって切り裂かれ、そのたわわな膨らみともはや洪水と言えるほどに蜜が溢れる秘所を晒す。
「ふふ、良い見た目になったな。」
「これのどこが良い見た目なの…?」
「訓練の度に服を破く痴女にはお似合いだぞ?」
「ち、痴女!?」
「わざとその肌を相手に見せ付けて興奮しているのだろう?」
「ち、違いましゅ!私そんなのじゃ」
「違うというのならこの訓練で証明してみろ」
「そんな無茶苦茶なぁ…」
尋問の第二段階に入ると言ってアゲハは再びマユカの体に手を伸ばす。その手はマユカの胸へと伸びていき、マユカがずっと求めていたその先端へと、触れた。
「ひゃ、ぅぅっ…!」
「おや。少し触っただけだというのに凄い有様だな」
「しょ、しょれは、おねえちゃんに、ずっと、じらされて、びん、かん、にいっ!」
「ふふっ。人の彼氏と寝るほどいやらしい体をしているのに人のせいにするのは良くないぞ?」
「そんな、こと、な…あぁっ」
「まだ認めないか。だが何時まで持つかな?」
アゲハはマユカの焦れに焦れて勃ちきった乳首を摘み、捏ねる。快感に弱いマユカといえども胸からここまでの刺激を得るのは初めてだった。
「あ、あぁっ…だ、だめ、っっ…らめ…もう、ん、あぁっ、ひ…」
待ち望んだ快感にマユカはいとも容易く絶頂へと…
「おっと危ない」
…登りつめることは無かった。直前にアゲハが手を離したのだ。
「おねえちゃん…なんでぇ…?」
「気持ちよくなりたければ話してもらおうか」
「だからぁ…そんなことなかったって」
「ふむ、嘘だな」
苦し紛れのマユカの嘘をバッサリと切り捨てたアゲハは責めを再開する。刺激の種類を変え、次は胸に吸い付いた。
「うっ、あぁぁ…ふぁぁっ!」
「んふぅぅ…れるれる、ちゅぽっ、あむっ」
「んっ、くひぃっ、いっ、またっ」
「れるっ…ぷはぁ」
またマユカがイく直前に刺激を止める。さっきまでとは違う種類の焦らし、いくら快感を積んでも頂点に達する前に壊される賽の河原の如き地獄である。
「んあぁぁぁ…っうぐ、んんんん…っ」
次の責めでは声を我慢すれば加減を誤ったアゲハがイかせてくれるかもと期待してマユカは喘ぎ声を抑える。
「考えたな、でもこっちは…」
アゲハの手は唐突に下半身へ移り、今まで一度も触れてこなかった秘所をターゲットに変える。
「ひ、あっ、いきなり、ダメ、そ、そこっ、こすっちゃ、あぁぁっ、っっっ…!?」
「あら、もう水溜りみたいになって…」
「あ…っあ、ひ、な、なかぁ、いまっ…、び、びんかんにぃっ…ふ、にゃあぁっっ!」
待ちに待った、やはり胸とは比べ物にならない快感にマユカはひとたまりもなく高みへ押し上げられるが、やはり直前で止められてしまう。しかしマユカは、今回は不意を突かれただけでこうすれば大丈夫だと思っていた。
「ん、んっく、んぅぅっ、んぅぅぅ…っ」
アゲハが秘所への愛撫を始めるが、マユカは口を一文字に結んで耐える。絶頂が近くても気取られないように、声を漏らさなければ上手くいく。その希望が我慢強さを生み出している。快楽の電気信号が奔り、あと少し、あと数瞬でイける…
「無駄だ」
「えっ…」
秘所から離される指。またイけなかったマユカは思わず切なげな声を漏らす。
「下の口は上の口より正直とはよく言ったものだな。」
「それって、どういう」
「マユカ、あなたイく直前にナカが締めてくるの。分かりやすいくらいに。」
それはマユカの希望が潰えた瞬間だった。抵抗する気力を失ったマユカはアゲハの愛撫をされるがままに受け入れた。しかしこれ以上失望されたくない、嫌われたくない一心で決して口は割らず、長い時間が経過した。
刺激には慣れてきたが体に溜まりに溜まった快感のせいかイくまでの感覚が徐々に短くなり、遂には少しでも触ればイきかける程になっていた。マユカにとっては地獄のような時間だったが、いつか終わるという事だけを胸に耐えていた。
「こんなに粘るとは予想していなかったな」
「はぁっ…はぁっ…これで…おわり…?」
「いや、次に移るぞ」
アゲハが備え付けの道具入れから何かを取り出した。マユカはその道具に見覚えがある。所謂ピンクローター、青の世界のアダルトグッズである。それを3つ、それぞれ乳首とクリトリスに取り付けられた時点でマユカは察した、次はこれで責められるのだと。そして今まで通り直前で焦らされるのだろう、そう高を括っていた。
「……ぁ、ッ……―――――――――ッッッ!!!」
アゲハがスイッチを入れた瞬間、三点から受け取る強烈な電気信号。それらは今まで溜まっていたものと混ざり合い、爆発し、マユカは声にならない絶叫で絶頂した。拘束された中で目一杯体を反らすが、いくら身をよじらせようとこの快楽からは逃れられない。
「ああああああああっっっ――――――!やめ、おねえ、ちゃ、まら、いっへ―――っ」
マユカがイった後もローターは止まる様子を見せず、マユカはいつにも増して呂律が回らなくなっている。
「まっれ、ほんと、わらし、こわれちゃ……っ! らめ、もうやめ…ひあっ…!
あっ! ――――ッ!」
「話すと決めたら止めてやるぞ?」
「そ、そんにゃ、ああ――っ!いやぁっ、らめ、とんじゃうっ…!あああああっっっっ!!!」
ぷしゃあっ、とまるで小水のように、いや、それ以上の勢いで愛液が噴き出され、マユカの体が再び大きく跳ねる。だがローターはそんなことはお構い無しに振動を続け、無機質な機械音とマユカの発する桃色の嬌声が部屋に響く。ローターに責められ続けイきっぱなしのマユカは2回、3回と続けて潮を吹いたところでアゲハは手元のスイッチを切る。
「どうだ?マユカ、話す気になったか?そちらが話さないのならこれを続けるだけだが…」
「はあっ…はあっ…はあっ…」
アゲハの問いかけにも答えられないマユカ。目の焦点は合っておらず意識が朦朧としているようだ。アゲハは叩き起こそうとばかりにローターのスイッチを入れかけたが、良い事を思いついたとさらなる道具を取り出した。それは男性の象徴を精巧に模したおもちゃ、それもアゲハが彼に秘密で彼のモノの形を再現させ愛用している特注品である。これをマユカの目の前に突きつけると。
「ほら、これが欲しかったんだろう?」
「………ぁぁ…はむ、ん…ちゅっ…れる…」
マユカはそれの形を認識すると親鳥に餌をねだる小鳥のように首を伸ばして丹念に舐め始めた。
「形を見ただけでそんなにして…何が彼に抱かれていないだと?認めたらどうだ?私は彼のモノを見ただけで興奮して奉仕してしまう変態です、と」
「ちゅる…れろ…」
若干訓練の趣旨が変わっている気もするが、マユカはディルドをしゃぶるのに夢中なのかそもそも意識がはっきりしていないのか聞こえていないようだ。
「さて」
「あっ…」
「これではご褒美になってしまうからな。そんな物欲しそうな目をするならくれてやろう。…こっちにな。」
ならばとアゲハはマユカの口からディルドを抜き去ると再びローターのスイッチを入れ、いきなり秘所の奥まで一息に突き入れる。
「あひっ、うぁっ、ああああぁぁぁぁ!?」
「こんなにスムーズに入って、一回突かれただけでイって。何回この形で突かれればこうなるんだ?」
「っっ、あ、がっ、っっ―――――――――!!!?」
ディルドが膣奥をノックするたびにマユカの脳裏に火花が散り、意識が飛びそうになる。だが意識を失う前にやはりアゲハが中断するので気絶して逃げることすらままならない、まさに拷問のような時間である。しかしマユカは口を割らない。このままでは埒が明かないと思ったアゲハは切り札である小瓶を取り出した。
息も絶え絶えでぐったりしているマユカもそれを目にするや否や顔を青ざめさせる。
「お姉ちゃん、それって…」
「ああ、安心しろ。これで最後だからな」
「駄目!それだけは駄目だって!」
「それなら本当の事を言うか?」
「うぐっ…でも…」
今までされるがままであったマユカがここまで拒絶するもの、それは統合軍が作った薬品、所謂媚薬である。アゲハもマユカもこれを服用すると処女だというのに快感に流された経験を持つ。流石におかしいと調べたところ成分がエクスペンド用に調整されたものだと判明したのだ。エクスペンドは薬品に対しても強い耐性を持つため、そんな彼女らに効果を出せるように一般人には強力すぎるものとなっていた。薬自体に依存性は無くてもそれがもたらす快楽中毒になってしまう危険性もある。こんなものを使われたら責められても焦らされても相手の言いなりになってしまうだろう。
「じゃあ飲もうか」
「っ!嫌っ!嫌あっ!」
アゲハが薬品を飲ませようとするがマユカが首をブンブンと振って抵抗する。仕方なくアゲハは薬を口に含むと両手でマユカの頭をしっかりと固定し、口移しで飲ませようとした。
ここでマユカについて話しておきたい。元来の性知識が乏しいマユカは教えられた知識と経験が全てである。よって秘所に挿れられれば腰を揺らして快感を求め、一物が顔の前にあればそれを舐める、といったことを無意識に、条件反射的に行うある意味魔性ともとれる性質がある。そんなマユカはキスをされれば舌を絡めるのが当然になっているので…。
口移しにキスをしてきたアゲハに対して舌を絡ませた。マユカの思わぬ反撃にアゲハは口の中の薬を半分飲ませることには成功したものの、もう半分を自分で飲み込んでしまったのだ。
「―――っ、なに、を…」
マユカに抗議する前にアゲハがその場で崩れ落ちる。顔は上気し息も乱れ、それまでの鬼教官、鬼畜尋問官の姿が嘘のように扇情的な姿である。
「あ、あぁぁ…!?やだ、う、疼くの……止ま、っ、止まらな、ぁ、あぁっ…」
飲んだ量は半分だがアゲハは今までマユカを性的に尋問し、その喘ぎ声、乱れる姿を間近で見続けてきたのである。興奮していないはずが無い。さっきまではその立場から表に出さずに我慢していたのだが、その鎧が砕け散った今、アゲハは非常に脆い。マユカの前であるにも関わらず秘所と胸に手をやると服の上から擦り始める。誰にも触られていないのにマユカと同じ程秘所を濡らし、気づけば太股に愛液が伝っている。耐え切れずにアゲハのオナニーが激しさを増すが、その程度で発散できるものなら今頃アゲハもマユカも彼と結ばれていない。そして姉の痴態を目にしてマユカが声をかける。
「大変そうだね、お姉ちゃん」
「だれの、せいだと…ひぁ、あっ!」
「辛いなら手伝ってあげるよ。もちろんこれを解いてくれたらね。」
立場が逆転した。マユカも媚薬を飲んではいるが今まで発散できていたので強がることくらいは出来る。一瞬逡巡したアゲハだがもはや正常な思考力は残っておらず、拘束していた術式を解除する。こうしてマユカは解放された。もっともアゲハが意地を張って拘束されたままなら自分で慰めることも出来ずに恐ろしいことになっていただろうが。
「マユカぁ…はやくシてぇ…」
「うんお姉ちゃん…ぺろっ、ちゅ…れる」
「ひゃうっ!?あっ…そこ、良い…」
「んむ、ぷちゅ…お姉ちゃん私のも…」
「ええ、勿論…んぶぅ……はぅ、ん、れるっ」
お互いこれ以上無いほどに濡れて火照った体に前戯など必要無く、二人はお互いに秘所を貪る。クリトリスを摘み、膣内を穿り、Gスポットを引っ掻く。だが二人は知っている。これだけではいくらやっても火照りは収まらず、むしろ増すばかりだと。だから遠慮は無い。どれだけイかせても、どれだけイっても、まだ終わらない、終われない。垂れているのか噴出しているのか分からない愛液を互いが互いの顔にぶちまけ合う。
「あっあっあっあっ…じゅぷじゅぷっ! れるっ…!」
「ぢゅるううぅ!…はぐあぁっっっ!? あぐっ…あふぁぁあぁっっ!」
聞こえている水音がどちらのものなのかも分からない。腕も疲れて力が入らないが、まだ足りない。崩れ落ちるようにマユカがアゲハの上から退くとアゲハも体を起こして向かい合う。
「…んちゅっ、んぷっ…んふっ、んんっ」
「…はむっ、んちゅぶっ…くちゅっ、ちゅくっ」
どちらからともなくキスの雨を降らせる。今度は意識的に舌を絡め、口から唾液を奪い、嚥下する。豊かな胸の先端を擦り合わせ、興奮を高める。名残惜しそうに繋がっていた唇が離れるとアゲハは少し体を倒して脚を開くと、マユカはその両脚の間に腰を滑り込ませて密着する。触れ合うのは今の体で一番濡れている場所、さっきまで繋がっていた口とは別の口同士がキスをする。
「マユカ、マユカ、まゆかぁっ!」
「お姉ちゃん!おねえちゃんっ!」
互いの名前を呼びながら秘所が、特にクリトリスが摩擦で快感を生む。名前を呼ぶたびに体が震え、更に快感を増す。だがこの行為でもまだ終わらない。秘所の熱は収まってもその奥、子宮が発する熱は、渇きは、満たされず更に強くなる。指ではそこに届かず、この場所に彼の肉棒は存在しない。体が跳ねて暴れる中でマユカの手が何かを掴む。それはさっきまで自分を責めていたディルド。彼のモノと同じ形をしているが違う点が一つだけ、挿れる先が両側に付いているのだ。
「おねえちゃん、これでぇ」
「あぁ…マユカ、挿れて、いっしょに…」
今までキスしていた秘所が愛液の橋を作りながら離される。マユカはそこにディルドを宛がい膣中へ入れていく。反対側ではアゲハも同じようにディルドを挿入した。ポッキーゲームのポッキーのようにディルドが両端からスムーズに飲み込まれていく。そして二人の秘所が再びキスをした瞬間、ディルドの先が子宮口を叩き、膣奥、子宮に衝撃が奔る。
「んゃああっっ!!!? やぁああっ!!おくがぁ、ずんずんってぇ!!!」
「はひっ!! あひっ!!? んぁああっ!!イクっ!!何回も、イッちゃうぅっ!!」
子宮口の性感帯、その刺激が襲い掛かる。自分の意思でも止めることができない腰が動く度にディルドは奥を叩き、二人は絶頂する。
「ひぅっ……お、おね、ぇ、えぇっ…ぅ、あぁっ……――――――!」
「あっ、んぐ、ひ……っ、っっっ―――――――――!!!」
体が硬直し、息が止まるほどの絶頂。二人は脱力し、繋がったまま床に倒れる。
「お姉ちゃん…」
「マユカ…」
「「大好き…」」
その言葉を最後に二人の意識は闇に溶けた。
アゲハが目を覚ましたのはベッドの上だった。景色からすると森の中に設けたキャンプ地のベッドのようだ。
「ふーんふふふふふふふーんふふふーん♪」
マユカが鼻歌を歌っているのが聞こえる。文化祭で歌う曲だっただろうか。アゲハが体を起こすとマユカが朝食を作っているのが見えた。もう一日経ってしまったのだろうか?マユカのエプロン姿と形の良い尻は目の保養に…尻?
「マ、マ、マ、マユカ!?」
「あ、お姉ちゃん起きたんだ。おはよう」
「おはようじゃない!なんて格好を」
「えー。だってーお姉ちゃんが私の服破くからー」
「うっ…」
「それに自分で始めたのに気絶しちゃって後片付けも全部レクティーさんにやってもらってるしー」
「うぐっ」
「そもそも記憶なんてスレイさんかセナちゃんが居れば解決するから訓練の意味無いしー」
「ぐはっ」
「もしかしてお姉ちゃん、お兄ちゃんが居なくなって欲求不満であんなこと…」
「わー!わー!わー!」
顔を真っ赤にして騒ぐアゲハ。当分妹兼部下から弄られる黒歴史を抱えてしまったのであった。ウロボロス軍特殊部隊の訓練と活躍は続く(のか?)