アンジュ・ヴィエルジュR-18短編集 作:闇のアルドラおじさん二号
逆転要素は一切ございません、最初から最後までハルプちゃんが優位に立っています。
それでは、よろしくお願いいたします。
「……きて、ねーえー」
ぼんやりと声が聞こえる。
「まだ……てるのー? …………うしちゃうぞー?」
だんだんと声がはっきりとしてきた。同時に、自分が仰向けの体勢になっていることを自覚する。
「起きてー、起きてってばー」
ようやく聞こえてくる声を鮮明に理解出来るようになってきた。
どうやら、僕は目を覚ますよう求められているらしい。
声に従い、眼を開ける。
しかし、暗闇の中にいるかのように、眼を開いても真っ暗で何も見えない。
異変に気が付いた僕は立ち上がろうとするが、何かに抑えつけられているかのように、気をつけの姿勢になっている手足を動かせなかった。
締め付けられるような苦しさを少しだけ感じる。動けないように何かで縛られているのだろうか。
何かがおかしい。
「あっ、えっ、何、が……?」
突然の出来事に何がなにやら分からず、狼狽しきった僕は、言葉にならない声を出してしまう。
すると、先ほど聞こえていた声が再び発せられた。
「あー、やっと起きた。うふふ、何が起こったか分からないって感じかな?」
その声色は楽しげで、かつ蜜のような甘さが混ざっていた。とても今の状況とはそぐわない。
「でもでも~、可愛い可愛い私の声は聞こえているはずだからぁ、貴方なら私が誰か分かるよねー?」
独特な話し方と声の調子から、即座にとある人物が頭に浮かんだ。
「ハルプ、なのか?」
僕はおそるおそるその名前を告げる。
「ぴんぽんぴんぽん、だいせいかーい♪ まあ、このキュートな声が誰の物なのか、分からない訳が無いわよねぇ」
普段通りの軽い口調でハルプは応えた。
あまりにもあっけらかんとしたその声を聞いて、より不安な気持ちが掻き立てられる。
とはいえ、僕一人ではこの状況をどうすることも出来そうに無いので、何とかハルプに助けを求める。
「ハルプ、近くにいるのか? だったら、僕のことを助けてくれないか。気が付いたらこうなっていて……」
「うんうん、ハルプちゃんはそばにいるよ~。だけどね、助けるのはやーだ♪ だって、貴方をそうしたのは私だもん」
耳を疑うような言葉が飛び出した。
頭に浮かんだ感情がそのまま口に出てしまう。
「な、何を言っているんだ」
「えー、信じられなーい? それとも、ハルプちゃんがそんなことをする訳が無いって信じてくれてるー? そうだったら嬉しいけど~、でもでも、私がやったのはホントだよ~」
ハルプは明るい口調のまま、ただ淡々と続ける。
「今日の放課後、貴方は珍しく一人でいたでしょー? だからぁ、こーっそり尾行を続けて、周囲の人気が無くなったところで後ろからえいってしたの♪ その後、気絶した貴方を私の部屋へ運んでからベッドに寝かせたの。それでそれでぇ、目を隠しているのはアイマスクだけど、身体を拘束しているのは私のエクシードなの~。だ・か・らぁ、貴方は貴方の意思ではぜーったいに逃げられないんだぁ♪」
とんでもない話の内容とどこか寒さを覚えるような甘い声、そして目隠しと拘束をされて何も出来ないという事実がない交ぜになって、僕の中の恐怖心を掻き立てる。
定まらない思考の中、やっと一つの単語を絞り出す。
「どうして……?」
「んー、どうしてこんなことをしたのかって言いたいの? 分からないのかなぁ?」
ハルプの口ぶりから言って、僕に原因があるということらしい。
僕は必死に頭を回転させて、心当たりが無いかを探しだす。しかし、考えても思い当たることはない。ハルプに恨まれるようなことはしていない……筈だ。
だが、一向に要点が掴めないでいる僕の様子を見てか、ハルプは呆れるようにため息を吐いて答えた。
「鈍感な人だねぇ。まあそういうとこも貴方のいいとこだと思うけど。じゃあねぇ、私が貴方のことをどう思っているか知ってる?」
「え……」
思わぬ質問を受けて、すぐに答えを返すことが出来なかった。
ハルプも僕が答えられるとは思っていなかったのか、間髪を入れずに話を続ける。
「私はね、貴方のことがだーい好き。軍でも男の人はいーっぱい見てきたけどー、そんなのとは全然比べ物にならないくらい素敵な人だと思ってるの~」
突然の初めての異性……それも、とびっきりの美少女……からの告白に、顔や身体がカッと熱くなった。
だが、僕の少し浮わついた気持ちは、すぐに沈められることになる。
「でもねー、貴方の周りには他の女の子がい~っぱいいたわ。貴方は私に優しくしてくれたけど、それは私に対してだけじゃないんだもんね」
「…………」
その言葉はどこか冷ややかさが混ざっているように感じる。
「そうそう、私達SIGNsの皆にも貴方は優しく接していたよねー……皆、同じようにさ」
ハルプの言葉には思い当たる節があった。
勿論、僕としては悪気があってそうしていた訳では無いのだけど、それがハルプを傷付けてしまったのか。
「シオンもアリスもピコも、それに貴方の妹のちーちゃんも貴方のことが好きだと思うの。近くにいるから分かる。……あの娘達は私にとっても大切な仲間。それでも、貴方のことだけは絶対に渡したくない」
掌のような物が僕の胸に当てられる。
予期せぬ刺激に、身体が無意識にビクリと震えた。
「ふふっ、震えちゃって可愛い♪ だから私、考えたの。貴方を私の物にするにはどうすれば良いだろう、って。そうしたらね、貴方を私で溢れさせてしまえば良いんだって気づいたんだぁ」
「掌」が胸から喉元へと動かされ、そのまま喉を数回「爪」でなぞられた。
急所を撫でられていることによる本能的な恐怖心によるものか、ハルプの話がよく頭に入ってくる。
「だから、こうやって動けない貴方のことをたっくさん弄って~、ハルプちゃんにメロメロにさせるの~♪」
直後、フーッと右耳に温かい吐息がかけられた。
驚いて首を右に向けようとするが、首を抑え付けられてしまい、全く動かせない。軍人の彼女にとって、僕の起こす行動など筒抜けということか。
ねえ、と耳元で囁かれた。
「貴方をいーっぱい嫐って、気持ち良くして、貴方の頭と心をハルプちゃんで埋め尽くしてあ・げ・る♪」
甘い甘い声が耳元から流れ込み、頭の中で反響する。
何も見えない筈なのに、僕のすぐ近くで妖しく笑うハルプの姿が頭に浮かびあがった。
「は、ハルプ、止めてくれ。僕はそんなこと望んでなんかいない」
痺れた頭で何とか声を絞りだしてはみたが、力無く震えてしまっている。
せめてもの抵抗として身体を左右に動かして拒絶を示そうとするが、エクシードの力で出来た縄はそれすらも許してくれなかった。
「だからぁ、無駄だって言ってるでしょー。私の『絶対拘束』はウロボロスだって動けなくしちゃうんだから」
クスクスと、小馬鹿にしたような笑い声が聞こえる。
「それに、望んでないなんて言ってるけど、本当かなー?」
「な、何を」
首にかかっていた「掌」がゆっくりと身体の下へと移り始めた。
「ねえねえ、貴方気付いてる? 私が貴方の胸に触れた時、息を吹きかけた時、それに耳元で話しかけた時、どれもここがぴくっぴくってなってたわよ~?」
再び耳に息が吹きかけられた。吐息の熱さが伝播するように、僕の全身がさらに熱っぽくなっていく。
同時に、「掌」は下腹部の辺りで止まり、そのまま円を描くようにズボンの上から優しく撫で回される。
「ほーら、今度はビクンってなった。それにもう、ズボン越しでも分かるくらいに貴方の股間はパンパンになってるわよ~♪ 身体の方は素直ってことだよねぇ」
愛撫の動きは止まらない。全身の血液が股間に集まっていくのが分かった。
股間はビクビクと勝手に震え、その度に一物が下着と擦れてしまい、それがまた新たな刺激となって股間に快感が蓄積されていく。
だが、「掌」は肝心な部分には一切触れようとしなかった。
快感と同時に、だんだんもどかしさのような物も溜まっていく。
いっそのこと自分で触ってしまいたかったが、拘束されている以上それも叶わない。
痒い所に手が届かないような焦れったさが、僕の身体を疼かせていく。
「ふふっ、そろそろ直接触って欲しいとか思ってきたんじゃない?」
「そ、そんなこと……」
強がってはみせたが、ハルプの言葉は僕の図星を突いていた。
もどかしい。触って欲しい。気持ち良くなりたい。
そんな単語ばかりが頭を駆け巡った。
「触って欲しいって認めるんだったら~、貴方のここ、お・ち・ん・ち・ん、直接弄ってあげるんだけどな~」
「えっ」
その言葉に思わず声が出てしまう。
「嬉しそうにしちゃって~、バレバレだよ~♪ ハルプちゃんは優しいから、首を縦に動かせば貴方のソレ、い~っぱい気持ち良くしてあげる。貴方は首を縦に動かすだけで良いの。簡単だよね?」
認めてしまえば結局ハルプの思うがままになってしまう。それに、自分からそういうことを頼むことにも抵抗感はあった。
言う通りにしてはいけない。我慢しなければ……弄ばれたい……首を振ってはいけない……気持ち良くなりたい。
頭の中で理性と欲望がぐるぐるとかき混ぜられる。
だが、ハルプはそんな僕の心など見透かしているかのように、甘い毒を囁いた。
「認めないと弄ってあげないよ~♪ ずっと、ずーっと、もどかしくしてあげる。それはそれで、貴方の頭が私の手の動きでいっぱいになるもんね。ほら、首を振るの。たったそれだけで凄く気持ち良くなれて、焦れったさからも解放される。ほら、ハルプちゃんに身を委ねて。ほら、ほら、ほらぁ」
ハルプのとろけるような声が頭に響く。脳を揺らされるように響く。
頭が、ハルプに犯されていく。
結局、抵抗することは出来なかった。
僕はハルプの操り人形になったかのように、首を縦に振ってしまった。
「はーい、よく出来たねぇ♪ じゃあ約束通り、いっぱい気持ち良くしてあげる」
子どもをあやすような口調でそう言うと、ハルプの「掌」は僕の股間へと移っていった。
ズボンのチャックがゆっくりと下ろされていく音が聞こえる。その音は僕の興奮をさらに掻き立てた。
チャックが全て下ろされると同時に、一物が下着ごと跳ね出たことが分かる。
そのままハルプによって下着がずらされ、肉棒が外気に触れた。
「んふっ、もうガッチガチね~。よっぽど、ハルプちゃんに弄られるのを期待してたのかなー?」
恥ずかしさもあって、僕は何も答えない。
そんな僕を気にすることもなく、ハルプは言葉を続けた。
「それじゃあ、気持ち良くしてあげるからねー」
ハルプのひやりとした「手」が肉棒に添えられる。
その刺激に早くも声を漏らしてしまった。
「今からそんなんじゃ、持たないよ~? もっともっと気持ち良くなるんだからぁ」
ハルプの小さな「手」が屹立した茎の部分に伸ばされ、ぐっと握られて前後にこすりあげられる。
気持ち良くする、という言葉に偽りは無く、ハルプの手つきは気持ち良かった。
貪るような手の動き。与えられる快感の大きさによって断続的に声を上げてしまうが、ハルプは意に介することなく手コキを止めようとはしない。
「もう透明な先走りが出てるわよ~♪ まだまだこれからなんだから、耐えなきゃ駄目だからね」
亀頭から出る先走り汁を肉棒全体に塗りたくるように上下に撫でられる。
竿全体に広がったカウパー液はローションのようにぬるぬるとなり、ハルプの「手」が上下前後に動かされる度にニチュニチュと淫猥な音が鳴り響いた。
その音が、与えられる刺激と合わさり、僕の官能を否応なしに高めていく。
肉棒が動かされる中、もう一方の「手」が玉袋の方に伸ばされた。細く長い「指」が陰嚢をふにふにと揉みしだき、陽物を擦られる物とまた違った快感が与えられた。
僕は悶える。悶える度に、ハルプのクスクスという楽しげな笑い声が聞こえる。その笑い声を聞くと、何故か僕の性感がより高められるような錯覚を覚えた。
「んふふ~、顔がだらしなく呆けてるよ~。次はぁ、こんなことをしてあげる♪」
ハルプがそう言うと、肉棒全体がふわふわとした感触に包まれた。
もふもふとしたタッチが肉棒を優しく扱きあげる。しかし時折亀頭や竿、陰嚢に微かなチクチクとした感触が与えられる。
それは柔らかな肌触りと対照的になって、多大な快感が全身を覆っていった。
「ねーえー、貴方のおちんちん、何で擦られてると思う?」
「あっ……うあっ……」
「気持ち良すぎて答えられない? じゃあ特別に答えを教えてあげるー。これはねぇ、ハルプちゃんのもっふもふな尻尾だよぉ。他の子には無い、ハルプちゃんだけの特別な尻尾が、貴方をとーっても気持ち良くさせてるの♪」
尻尾が僕の亀頭の先端を丹念に撫で回す。
そして、特に柔らかい尻尾の先端がカリ首やみぞをなぞりたて、痺れるような快楽を湧き上がらせた。
「ハルプ、刺激が強すぎて……出そうだから止めて……」
「えー、やーだー♪」
僕の嘆願はあっさりと却下され、尻尾による責め上げは続けられる。
尻尾の先端は次に一物の先端にある尿道口の周辺をなぞり始めた。先端を嫐られるくすぐったさが、腰に快楽を蓄積させていく。
射精感が込み上げる。このまま続けられたら、すぐにでも果ててしまうだろう。
「あっ……あっ……出る、出る!」
「はい、おーしまい」
あとほんの僅かな刺激で絶頂に達するというところで、尻尾の感触はするすると肉棒から離れていった。
「え、な、何で……?」
間の抜けた声が出てしまう。
「だってぇ、貴方が『止めて』って言ったんじゃない♪ ホントは最後まで弄りたかったんだけどぉ、ハルプちゃんは優しいから貴方のお願いを聞いてあげたの♪」
「そんな……」
今も射精感は残っている。そればかりか、途中で止められたことによって射精への強い欲求が込み上げてくる。
出したい……出したい……出してしまわなければおかしくなってしまいそうだ。
「あーあ、残念。私のお口でトドメを刺してみたかったんだけどなぁ。グツグツに溜まった精液を、お口で受け止めてあげようと思ってたんだけどなぁ」
そんな言葉が耳元で囁かれた。
激しい欲求と、煮詰めた蜜のようなハルプの甘い声がぐちゃぐちゃに混ざっていく。
口をゆっくりと開けてしまう。
理性や自制心といったものは、とうに飛んでしまっていた。
「ハルプ……続きをやってくれ、頼む」
自分の情けなさが嫌になる。
しかし、ハルプはそんな僕にさらに追い打ちをかけてきた。
「えー、でもー、私は貴方のお願いを聞いてあげたんだけどなぁ。また私にお願いするっていうんだったら、もっと頼み方があると思うなぁ。そもそもハルプちゃん、貴方が何をどうしてほしがってるのか分からなーい♪」
冷たい笑い声が響く。どこまでも情けない僕を嘲笑うような、そんな声だった。
ハルプの掌の上で踊らされていることはよく分かる。それは良くないという心の声も聞こえた。
だけど、それ以上に本能から来る欲求を満たしたいという考えが、そんな些細な物を消し飛ばしてしまった。
「お願いします、ハルプの口で僕のモノを弄んでください。最後まで嫐って、射精させてください」
年下の女の子に屈服してしまった不甲斐なさに悔しい気持ちでいっぱいになる。
だが、心のどこかでじりじりと焼け付くような快楽を感じてしまっている自分もいた。
目を逸らそうとするが、拘束され、甘い言葉を耳元で囁かれているという現実がそれを許してくれない。
「うーん、ハルプ”様”か”ちゃん”って付けてほしかったけどぉ、貴方の気持ちはよーく伝わってきたよ~。だからぁ、最後までやってあげる♪」
そう言うと、顔に何かが当てられると同時に眩しい光が視界に入ってきた。
次いで、人影が見える。肩まで伸ばした癖混じりの髪と、特徴的な犬耳。
間違いなく、ハルプ・エルトシュヴァン本人であった。
「んふふ~、可愛いハルプちゃんだよ~♪ 少しだけ素直になってくれたからぁ、目隠しを取ってあげるね」
首を左右に向けて辺りを確認してみると、ぬいぐるみやインテリアが所々に飾られた部屋の内装が目に入る。
ここが、ハルプの部屋であるというのは本当のことらしい。
「良い部屋でしょ~? それじゃあまずは~、貴方のおちんちんが私に咥えられている所をたーっぷり見てね」
ハルプが手を動かすと、仰向けになっていた僕の身体が何かに引っ張られるかのように起き上がらせられる。どうやら、エクシードによって縄で上半身を吊り上げる形で身体を起き上がらせたようだ。
そして、僕の膝の上に跨り股間に顔を埋めると、露出した肉棒に息を吹きかけてきた。
刺激自体は微弱であったが、性感帯を直接刺激されている上に、溜まりに溜まった射精感によってこれだけでも絶頂に達しそうになる。
たまらず嬌声が零れてしまった。
「凄い声出してるねー。でもでもー、本番はこれからだよ~」
言うや否や肉棒に温かい舌が這い付く。
れろれろと竿が舐め上げられ、舌先で亀頭がぴちゃぴちゃと舐め回された。
見た目も相まって、犬が好物を舐め取っているようにも見える。実際、ハルプの目には、いかにも楽しげな色が浮かんでいた。
「ううっ……あっ……」
「ちゅっ……れるっ……次はぁ、こっち」
敏感な裏筋の方に舌が伸ばされる。筋に沿って、舌を上下に動かされるとそれだけでたまらない快楽が溜まっていく。
「じゅるっ……流石にもうそろそろ限界かな? どう、イっちゃいそう?」
「あっ……」
舌の運動は止まらず、快感からの支配によって答えられないでいた。
何とか、首を縦に振って肯定の意を示す。
「それじゃあ、約束通りお口の中でイかせてあげるね。あーん♪」
一物が口内にぱっくりと含まれる。
温かくぬるぬるした口内でちゅうちゅうと肉棒を吸われただけで、表情が歪んでしまったのが分かった。
内頬の肉や喉奥に亀頭が当てられ、感触の違う刺激が一層快感を強める。
精液が次々と根元の方へと送られていく。今にも射精してしまいそうだ。
「じゅむっ……凄くビクビクしてきたねぇ。んっ……もうトドメ、刺しちゃうよ。ハルプちゃんから与えられた快感でぐつぐつに溜まった精液、ハルプちゃんのお口にぜーんぶ出しちゃって良いからねぇ♪」
すると、ペニスが強く吸い付かれ、密着した頬肉がきゅうっと亀頭をきつく絞る。
ずずずと吸引音が鳴り響き、僕の精液が吸い出されることを直感した。
「ほーら、イっちゃえ♪」
カリ首に微かに歯が当てられる。
その刺激をきっかけに、ついに肉棒が限界を迎えた。
「あっ、あっ、出るうううぅぅぅ!」
絶頂の瞬間、大量の白濁液がハルプの口内に発射された。
「んっ、んー♪」
そんな中、ハルプは精液を吐き出すことも、肉棒を離すこともなくひたすら流れ出る精液を口内で受け止めていった。
かつてないくらいに放出される精液。
黙々と僕の白濁液を吸い取っているハルプの姿を見て、この女の子によってここまでの絶頂に導かれたのだと理解させられる。
長く続いた射精がやがて終わると、尿道に残った精液も吸い出され、次いで亀頭に残った精液を舌で舐め取られる。
その刺激が絶頂したばかりの陽物を大きく震わせた。
チュポンと音を鳴らしながら、口内から肉棒が解放される。
するとハルプは僕の目の前に顔を寄せ、舌を見せつけるように出した。
舌の上には大量の白濁した液体や泡が乗っている。
僕がまじまじとそれを見つめていると、そのまま舌が口内に戻される。
そして、何の前触れも無くハルプの喉がゴクリと鳴った。
ハルプが再び舌を出すと、先程まであった筈の白濁物は完全に無くなっていた。
表情を一切歪めること無く、僕の精液を飲み干したらしい。
「んぅ~、たくさん出したね~。ハルプちゃんのおかげで、い~っぱい気持ちよくなれたね~」
「さっきの……」
「ん? 綺麗に全部飲んだよぉ。だってぇ、私は貴方のことがだーい好きだもん」
あけすけに言われ、聞いた僕の方が逆に恥ずかしくなる。
だが、ハルプからの責め上げはまだ終わりでは無かった。
「ねーえー、あんなに出したのに、まだおちんちん大きいままだよぉ?」
ハルプの手がいつの間にか僕の肉棒を再び握っており、前後にゆっくりと動かされる。
「ハルプ……止めてくれ……」
「止めて、じゃないでしょ? まだまだ頭の中がハルプちゃんでいっぱいになってないのぉ? じゃーあー、さっきよりもさらに気持ちの良いことしてあげるぅ」
「さっきよりも気持ちの良いこと」。
その言葉の意味を想像するだけでぞくぞくと背筋が痺れる。
「ねえねえ、これ見てぇ」
ハルプをの方を見ると、頬を微かに赤らめながら着衣している統合軍服のスカートをたくし上げていた。
フリルの付いた白色のショーツが露わとなる。
「私の下着を見た気分はどうー? 嬉しい? それともドギマギする?」
僕は何も言えずにいた。ハルプの言葉は的を射ていたからだ。
下半身に血液が流れているのが分かる。
ハルプもそれを見て、僕の答えと理解したのか、妖しげな笑みを浮かべた。
「んふふ~、ドンピシャだったー? ねえねえ、私のこ・こ、触っても良いんだよぉ」
僕の右腕が掴まれ、ショーツの方へとゆっくりと引っ張られる。
力はあまり入っておらず、振りほどこうと思えば容易に振りほどけそうであった。
だが、僕は手を振り払うことは無かった。振り払うという考えすら、頭に浮かばなかった。
やがて、僕の右手がハルプに導かれるままに彼女のショーツに触れる。
初めて触った女の子の下着は生温かく、そして生地の上からでも分かるくらいにトロトロとした液体でビショビショになっていた。
「凄く濡れてるでしょ? 私の大事な所、貴方のおちんちんを弄っていたら、それだけで濡れてきちゃったんだぁ♪」
僕の手を放すと、ハルプはまた顔を僕の耳元に近づけてきた。
「もっともーっと素直になったらね、貴方のおちんちんを私のとろとろに蕩けたアソコ……お・ま・ん・こで包んであげる」
吐息を何度か吹きかけられながら、ゆっくりと噛みしめるように言葉が囁かれる。
「ねえ、想像してぇ。貴方のおちんちんが私のおまんこに咥えられちゃって、じゅっぽじゅっぽってされちゃうの。私の中、とーっても気持ち良いよぉ? さっきよりも、もーっとね。素直になるだけでシてもらえるんだよ。ハルプちゃんの中で気持ち良くなりたいって、そう言うだけで良いのぉ。簡単でしょう? ハルプちゃんでいっぱいになって、たくさん気持ち良くなっちゃおう?」
頭が痺れる。ハルプの声が一字一句脳に刻み付けられるような錯覚を覚えた。
これ以上溺れてしまったら、僕はもう引き返せない、そう直感する。
けれども僕の心は甘い甘い欲望でいっぱいになってしまっていた。
ハルプに全てを委ねたい。溺れてしまいたい。
……言うことを聞きたい。
僕はもうすっかりハルプに魅入られてしまったみたいだ。
ならば……。
「ハルプの中で……気持ち良くなりたい、です」
たどたどしく、しかしはっきりと僕は宣言した。
その言葉を呟いたという事実が、快楽の痺れをさらに大きくしていく。
ハルプは満面の笑顔を浮かべて、僕の頭を撫でまわす。
照れ臭さと、安らぎがあった。
「うんうん、素直になるのが一番だよ。もう貴方の身も心もハルプちゃんで埋まったねぇ。んじゃあ、えっちなこと、しちゃおっか♪」
上半身だけ起き上がっていた僕の身体が再び仰向けに寝かされる。
ハルプはショーツを脱ぎ去ると、そのまま自身の蜜壺に僕の肉棒をあてがった。
避妊具は付けなくていいのかと心配になったが、僕の考えを見透かしたらしいハルプが「このままで良いの♪」と言うのでなすがままになることにした。
生殖器と生殖器が触れ合うと、ぬちゃりという淫靡な音が響く。
ハルプは何度か割れ目とペニスを擦り合わせていたが、やがて騎乗位の体勢で一気に腰を沈め始めた。
「うあっ……ああっ……」
「やーん、おっきいのが入って来てるぅ♪」
肉と肉が擦れ合う音と共に、肉棒が膣内へと少しずつ咥えこまれていく。
ねっとりとした生温かいぬかるみが僕の一物に優しく絡みつき、快楽の声を漏らさずにはいられなかった。
膣内からは温かい粘液がさらに分泌されて男根を伝って降りていく。
肉棒がハルプに食べられてしまったみたいであった。
やがて、何か柔らかい物に亀頭が触れた。どうやら、ハルプの奥深くに辿り着いたようである。
「んー、私の一番奥まで届いちゃうなんてぇ、もっと貴方のことが好きになりそう♪ ねえねえ、貴方は気持ち良い?」
「うん……最高だ」
「んっふっふ~。それじゃあ、もーっと気持ち良くしてあげるぅ」
ハルプは笑みを浮かべると、腰を上下に揺すり始めた。
絶妙な速さのピストン運動により、肉棒が刺激される。
ぬぷぬぷと泥の中を泳がされるような感覚。それによって、性感が確実に高められていく。
その間も、肉ひだはまったりと揉みほぐすように先っぽから竿の根元近くまで絡みついてきた。
「そうだぁ、チューしてあげよっか?」
「えっ……うん」
ハルプは腰を動かしながら、僕の顔に近づいてくる。
「ほーら、舌出して」
言われるがままに舌を出すと、そのままハルプの唇が重ねられた。
舌が口内に進入してくる。歯茎や頬肉を舐め回され、温かい唾液が僕の舌を伝う。
急な刺激に舌を動かしてしまうと、押さえつけるようにハルプの舌が絡み付いてきた。
何も出来ないまま、ただハルプの舌技を受け入れていく。
しばらく口内を嫐られた後に唇が放された。
唇と唇が唾液の糸で繋がっていて、口内での交わりの激しさが如実に伝わってくる。
「んっ……チューしてた時、貴方のおちんちんが凄くビクビクしてたよぉ。そんなにチューが良かったならぁ、もーっとしてあげる♪」
「んっ……んむっ……」
ハルプからのキスはさらに続けられる。
ハルプの舌が僕の中に入ってくる。唾液を吸われ、喉奥まで舐められ、吐息を僕の口内に流し込まれた。
僕の口内が嫐られ、犯されていく。
……気持ち良い。快感で脳がとろけそうだ。
ハルプからの口辱を受けている間も、腰の動きが止まることは無かった。
肉壁は剛直から精液を搾り取ろうと蠢き、絡みついていく。
膣の促しに応えるかのように、精液は再びだんだん根元に溜まっていった。
「あんっ……んぅ……おちんちんがまた大きくなってきたぁ。そろそろイっちゃいそうなのぉ? じゃあラストスパート、かけちゃおーっと♪」
腰の動きがさらに速くなる。ズボズボと肉棒が高速でピストンされ、亀頭と子宮口が擦れ合う度に肉棒への締め付けがより強くなっていく。
肉ひだもピストン運動に合わせるかのように肉棒の先端から根元まで万遍なく絡みついて、扱き上げていく。
精液が次々と睾丸から送られてくるのが分かる。射精したいという欲求がどんどん膨れ上がってきた。
「あっ、あんっ……ほら、ほら、ほらぁ。おちんちん、パンパンに膨らんできたよぉ。もう限界なんでしょ? 出して、ハルプちゃんの中にいーっぱい出して、貴方の精液で溢れさせてぇ」
「で、でも中で出したら……」
「んぅっ、大丈夫、だよぉ。私の実家は大金持ちだしぃ、お父さまも私が選んだ相手ならば許してくれると思うから、仮にデキちゃっても何とかなるからぁ。このハルプちゃんが、一生貴方と一緒にいてあげる。だ・か・らぁ、安心してパパになっちゃお? いっぱい出して気持ち良くなっちゃお?」
とんでもないことを言っている、ということだけは呆けた頭でも辛うじて理解出来た。
だが、とうに理性が消え去った頭ではハルプの言うことに逆らうことなど、出来る筈が無かった。
そうこうしている内に限界が近づいてきた。もはや、射精は時間の問題だろう。
僕の上で腰を動かしているハルプも絶頂に達しそうなのか、顔がとろけきっていた。
「あっ、ああっ……出すときはぁ、ハルプちゃんの名前を呼びながらイくんだよぉ?」
またハルプの顔が耳元に近づいてきた。
ハルプの口がゆっくりと開く。
ハルプに囁かれて、僕はあえなく達してしまうのだろう。
「私の中にぃ、溜まった精液ぜーんふ出・し・て♪」
「あっ、ああっ、あぁ……ハルプ、ハルプゥ!!」
その囁きと同時に、僕は言われるがままハルプの名前を叫んで果てた。
溜まっていた精液を吐き出しきる快感と、ハルプの名前を口に出すことによる幸福感が全身を巡った。
絶頂にさらに絶頂を重ねたような、身体から魂が抜けてしまったのでは無いかと思うほどの快楽が脳をじんじんと揺らす。
快楽に喘いでいる間、精液は次々とハルプの膣内に出されていった。
出している間、肉ひだが奥へと精液を送り込もうとするように蠢き、肉棒に絡み付いていく。
「はっ……はんっ……ああっ……はああぁぁぁん!!」
同時にハルプも絶頂に達したのか、手足をびくんびくんと震わせる。
割れ目からは潮が溢れ出していて、僕のズボンにシミを作っていく。その様は絶頂の深さを表すようであった。
身体から力が抜けきったのか、性器同士が繋がった状態のままハルプはぐったりと僕の身体にもたれかかる。
僕達は何も言わず、ただ身体をくっつけている。
僕はそれだけで、天にも昇るような多幸感を覚えた。
しばらくしてハルプが起き上がり、繋がったままだった性器が抜き取られる。
肉棒が抜けた割れ目からは大量の精液が零れ落ちており、自分の射精量に驚いた。
「わぁ、二回目なのにいーっぱい出したねぇ。これじゃあ本当にハルプちゃんがママになっちゃうかもね、パ・パ♪」
「そ、その呼び方は止めて欲しいな」
いつの間にかエクシードも解除されており、身体の自由が戻っていた。
「ねーえー、満足したからもう帰っても良いけど、最後に一つだけ聞くねぇ」
ハルプはそう言って突然僕を抱きしめると、甘くとろけるような声で囁く。
「貴方のたった一人の大好きな人はだーれぇ?」
今となっては答えは決まっていた。
僕はハルプの背中に両腕を回し返す。
「勿論、ハルプだよ」
言い切ったが、後悔は無い。むしろ、胸の中にすっきりとした爽やかな気持ちが湧き立った。
ハルプは明るい、しかしどこか蠱惑的な笑顔を浮かべる。
「だいせいかーい、貴方の頭はハルプちゃんでいーっぱいで、それはとっても幸せなことなのぉ♪ だからぁ、これからもよろしくね♪」
僕もハルプに向けて微笑み返す。
心が暖かくなってくるのが分かる。
ハルプの笑顔が僕にこの暖かさをもたらしてくれているのだろう。
……ああ、僕はなんて、幸せなんだろう。
正直、書き終わってから気付いたのですが、これ完全に洗脳エンドですね……
まあ幸せの形は人それぞれと言うことで一つ。
多分、二人は日常やSIGNsでの活動も上手くやれているんだと思っています。