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永遠亭で過ごす日々も残りわずかとなったある日のこと。
夜中の妹紅宅でとある出来事が行われようとしていた。
「本当に、本当に私でいいのか……?」
妹紅の部屋。布団の上に、全裸の慧音の姿があった。
これまでも妹紅宅で慧音とエッチしたことはある。それ自体は特異なことではない。
それではなぜ今回がいつもと違うのか。それはこれから今までとは少し違うエッチをするからだ。
「私が子作りエッチをするだなんて……」
「慧音は彼との間に子供ができるのは嫌なのか?」
子作りエッチをする。そのことに動揺する慧音に妹紅が問う。
彼女は既に妊活済みなので余裕があるようだ。妊娠についてウブな反応を見せる慧音に、先輩として大人の表情を見せていた。
「今までだって散々彼とエッチなことをしてきたはずだ。慧音だって彼のことは好きなんだろう? なら次のステップに進んでも良いはずだ」
「それが赤ちゃんを作るということか? でも、それは……」
「もう、慧音は慎重だなぁ。もっと本能に忠実に生きても良いはずだぞ。ほら、慧音のアソコは彼と子作りエッチをしたいようだぞ?」
そこで妹紅は慧音の下半身に手を伸ばす。慧音の蜜壺はまだ触ってもいないのに膣内から愛液が溢れ出ていた。貴方との子作りを想像し欲情したのだろう。口では否定しようと下の口は欲望に正直だ。ダラダラと垂れてくる愛液からは、慧音の意志が見て取れた。
「うぅっ、これは……」
「自分を偽らなくても良いんだぞ、慧音。彼は今まで何人もの女性を孕ませてきたんだ。だから慧音が望めば彼は受け入れてくれるぞ」
妹紅はそう言って慧音の肉壷を手マンする。膣内を刺激すると、愛液が泉の如く湧いてくるのだ。
これで発情していないなんて嘘である。慧音は内心では貴方との子作りを望んでいる。後は本心を表に出すだけだった。
「んんっ、んあぁっ、あぁんっ♡ 妹紅っ、そんなにおまんこ激しくイジっちゃダメだぁっ♡♡」
「ほらほら、早く認めなよ。じゃないと彼とエッチする前に体力が尽きちゃうぞ」
妹紅の強引な攻めによって、慧音の強固な殻が破れようとしていた。
慧音は性器から愛液を吹き出しながら妹紅の言葉を認めた。
「分かったぁっ、分かったからぁっ、彼が好きなのを認めるから許してくれぇっ……!!」
「ふぅ、ようやく認めたか。それで彼と子作りはしたいのか?」
「はぁ、んはぁっ……あぁ、彼と子作りしたい。彼との子供がほしいんだ♡」
本心を打ち明けた慧音は、メスの色気をムンムンと漂わせていた。
貴方との子を孕むという決心がついたからだろう。好きな男の子を宿したいと思うのはメスの本能だ。
妖艶な色気を放つ慧音に、貴方の愚息は大興奮。あっという間にギンギンに漲り、立派な勃起ペニスへと成長した。
「あぁ、おちんぽがあんなに大きく……♡」
「慧音を孕ませようとヤル気満々だな。それじゃあ、子作りエッチの始まりだな♡」
そんなこんなで、慧音を孕ませることになった。
妹紅の言う通り、何人もの女性を孕ませてきた貴方にとって子作りエッチは大得意だ。
貴方は限界まで勃起した男根を濡れそぼった膣口にあてがうと、本能の赴くままに腰を突き出した。
「んあっ、んはあぁっ、あぁんっ♡ おっ、んおぉっ、おまんこにおちんぽ入ってきたぁっ♡♡」
待ちに待った男根を肉壷に挿入され、慧音は歓喜の嬌声を上げた。
これは快楽のためだけのセックスではない。子作りという生命の遺伝子に綿々と受け継がれてきた崇高な儀式なのだ。
貴方は腰に力を入れて、パンパンと小気味よく腰を振っていく。
発情した肉壷に特大の巨根は効果抜群だ。貴方の孕ませピストンで、慧音は気持ちよさそうに声を張り上げ喘いでいた。
「あぐっ、んんっ、んあぁっ、ふあぁんっ♡ おおっ、おちんぽすごすぎるぅっ♡ おほっ、おまんこズボズボ暴れてるのぉっ♡ んはあぁっ、あぁあっ、ひあぁっ、おまんこ気持ちいいっ♡♡」
「あぁっ、慧音とっても気持ちよさそうだな♡ エッチにヨガっている慧音は可愛いぞ♡♡」
淫らに乱れている慧音を、妹紅は慈愛に満ちた表情で見守っていた。
自分と子作りをした男が友人の女性と子作りしている様子を見るのはどんな気分なのだろうか。
羨望や嫉妬とは無縁な、同じ感情を共有することへの喜びがあるようだ。
妹紅に温かい目で見守られながら、慧音は涙を流して感じていた。
「んんっ、あぁんっ、んあぁっ、んおぉおぉっ♡ ダメだぁっ、おまんこイッてしまうぅっ♡♡ おちんぽすごすぎるんだぁっ♡ おちんぽおちんぽぉっ♡ いっ、イクの我慢できないぃっ♡♡」
「良いんだぞ、慧音。いっぱいイッていっぱい気持ちよくなるんだっ♡♡」
子作りで感極まって感度も高まっているのだろう。
愛液を撒き散らしながらよがる慧音は瞬く間に快楽の高みへと昇っていく。
貴方は膣奥をガンガン突きまくって彼女の絶頂をサポートする。
性感帯を巨根で徹底的に突かれて、慧音は甲高い嬌声を上げながらアクメをキメた。
「んぐっ、んあぁっ、イクイクイックううぅぅっ♡ んおぉっ、おまんこイッちゃうぅぅっ♡♡」
慧音は喉が張り裂けんばかりの大声で叫びながら仰け反りアクメに達した。
よほど凄まじい衝撃が襲ったのだろう。彼女は電気ショックでも浴びたかのように四肢をビクビクと痙攣させていた。
アクメの余波で腟内が収縮し、陰茎が急激に締め付けられる。
極上の締まりに導かれて、貴方も射精感がこみ上げてきた。
彼女を妊娠させるため、手始めに膣内を自分色に染め上げよう。
貴方は力を入れて子宮口を突き上げる。そして膣内へと熱々の精子をぶちまけた。
「うあぁっ、んあぁっ、ふあぁんっ♡ おまんこにおちんぽミルクが出てりゅうぅうぅっ♡♡」
大量のザーメンを膣内に流し込まれ、慧音は感動で肉体を震わせた。
子を宿すというメスの悦びを全身で感じ取っているのだ。
膣内に流れ込んでくる白濁液の衝撃で達したのか、彼女は尿道口から潮を吹きながら中出しアクメを堪能していた。
「あうぅっ、んんっ、ふあぁっ、はひいぃっ……♡ イクうぅっ、イッでるぅっ♡ おちんぽザーメンがドピュドピュってぇっ♡ んはあぁっ、気持ちいいっ♡ 濃厚なザーメンが流れ込んできて子宮が悦んでるのが分かるのぉっ♡ あはぁっ、おおっ、んおぉっ、おっほおおぉぉっ……♡♡」
「慧音ったら、おまんこに中出ししてもらって幸せそう……♡ 私も彼と子作りセックスしたから気持ちはわかるぞ♡♡」
目の前で友人が愛しの殿方と子作りしている。
慧音の快楽が伝播した妹紅は、自分の膣をイジり性欲を慰めていた。
貴方との子作りを思い出して秘所が疼いたようだ。妹紅の股は既に洪水状態になっていた。
「あぁっ、んあぁっ、んはあぁっ♡ おちんぽミルクしゅごいぃっ♡ こんなの絶対孕んでしまうぅっ♡ おまんこいっぱいにザーメンが満ちてるぅっ♡ うあぁっ、おおっ、んおおぉぉっ♡♡」
一応目的に中出しは終えたが、この程度で二人が満足するはずがない。
貴方は休むことなくピストンを再開。一回戦よりも更に激しく膣奥を攻め立て、慧音を快楽の奈落へと突き落とす。
「あがっ、んひゃあっ、おおっ、んおおぉんっ♡ おおっ、んおっ、おちんぽおちんぽらめぇっ♡ んあっ、んはぁっ、おちんぽが膣内で暴れてるのぉっ♡ んぐっ、んんっ、んはああぁっ♡♡」
貴方の激しい巨根突きで慧音は狂ったようにヨガっていた。
度を越した巨根と性技は女性を狂わせる。類まれなる精力を持つ者だけができる特権だろう。
貴方は慧音が乱れる様を見たいがために、子宮を突き破る勢いで子宮口を突き上げた。
常人なら肉体が壊れてしまいかねない濃密なピストンを受けて、慧音は顔をグシャグシャに汚して喘いでいた。
「んあぁっ、んおぉっ、おちんぽが子宮口をドンドン叩いてるのぉっ♡ いぎっ、いひっ、んあぁっ、んあぁんっ♡ もっとぉっ、もっと激しくおまんこ突いてぇっ♡ 貴方のおちんぽの感触をおまんこに刻み込んでほしいのぉっ♡♡」
愛する男の感触を肉体と記憶に刻みたい。
彼女の純粋な願いを叶えるべく、貴方は渾身のピストンで膣奥を抉る。
慧音は半妖だ。人間より頑丈なので、問題なく貴方の本気ピストンを受け止めることができる。
彼女は両足を貴方の腰に絡め、絶対に離さないという体勢に出る。
貴方の子種を一滴残らず受け入れるという強固な意志が感じられるだいしゅきホールドであった。
「むぐっ、んんっ、んあぁっ、あはあぁんっ♡ おおっ、んおぉっ、おちんぽ汁らしてえぇっ♡♡ ひあぁっ、貴方の精子で子宮を溺れさせてぇっ♡ んあぁっ、貴方の愛で溺れたいのぉっ♡♡」
度重なるピストンでザーメンが掻き出され、腟内が寂しくなってきた。
ここはとびっきりの精液で再びマーキングしてあげよう。
貴方は燃えたぎるリビドーを精子に変換し、彼女の子宮へと一気に吐き出した。
「んがっ、あはっ、んおおぉっ、おっほおおぉっ♡ おちんぽザーメンまたきちゃああぁっ♡♡ イグうぅっ、おまんこイッちゃううぅっ♡ イクイクイクうぅっ♡ おおっ、んおおぉぉっ♡♡」
中出し射精と同時に慧音は絶頂。満面のトロ顔を晒してアクメの余波に浸っていた。
結合部からは膣内に入り切らなかった精子がドバっと溢れ、尿道口からは噴水の如く潮が吹き出している。
津波のように押し寄せてくる快感の連続で思考が麻痺しているのだろう。緩みきっただらしない笑みを浮かべながら最高のアクメを堪能していた。
「あうっ、んんっ、んおおぉっ、はひぃっ……♡ おちっ、おちんぽミルクしゅごいぃっ……♡♡ おおっ、おまんこ壊れちゃうぅっ♡ んはあぁっ、ザーメンで子宮が満たされてるのぉっ♡♡」
「慧音、すごくエッチな顔をしているな♡ 私もいっぱい中出ししてもらったから気持ちはすごくわかるぞ♡」
膣内を特濃ミルクで制圧されて慧音は幸せそうだった。
身も心も完全に貴方のものとなったことを誇りに思っているのだろう。
慧音は顔を真赤にして荒い息を吐いていた。
「んあぁっ、あうっ、はぁっ、んはぁっ……♡ まだまだぁ、私はエッチできるぞっ♡ もっとおまんこをメチャクチャに犯してくれぇっ♡ もっと私を愛してくれぇっ♡♡」
「慧音がこう言ってることだし、次は体位を変えてしようか♡」
慧音への種付けは終わらない。
正常位の次は、慧音が四つん這いになってバックから犯すことにした。
彼女の美麗な桃尻を掴み、萎える気配が一切ない剛直を肉壷に突き立てた。
「んあっ、ひゃあっ、んおぉっ、おっほおおぉっ♡ んおっ、おおっ、おちんぽおぉおぉっ♡♡」
人語とは思えない獣のような咆哮が部屋中に響き渡る。
極限まで快感が高まるとヒトは獣に戻るようだ。特に獣性が高い彼女ならば尚更だ。
交尾という根源的な欲求を前に、ヒトは混じりっ気のない本心をさらけ出す。
今の彼女は理知的な教師ではない。獣欲に狂う一匹のメスに他ならなかった。
「おおっ、んおぉっ、んほおぉっ♡ おちんぽぉっ、おちんぽさっきより硬くなってるぅっ♡♡ ひあっ、んあっ、あひっ、はひいぃっ♡ んおぉっ、凶悪極太チンポズボズボ最高おおぉっ♡♡」
何度も中出しし巨根で突かれようと、慧音の性器は締まりがキツイままだった。
流石は妖怪の強靭な肉体だ。貴方は気負うことなく全力で子宮を攻め立てる。
貴方の徹底的な子宮攻めで、慧音は愉悦に満ちた嬌声を上げていた。
「あがっ、んんっ、んあぁっ、んおおぉんっ♡ おおっ、おちんぽジュボジュボ感じてるぅっ♡♡ 良いっ、それぇっ、子宮口ぉっ♡ デカチンポ気持ちよすぎて頭おかしくなりゅうぅうっ♡♡」
「ふふっ、慧音気持ちよさそうだな。私がもっと気持ちよくしてあげるからな♡ あむっ♡♡」
そう言って、妹紅は慧音の巨乳に食いついた。
彼女の乳首は綺麗なピンク色に勃起しており、妹紅はビンビンの突起を口に含むと赤ちゃんのようにしゃぶりはじめた。
友人のサポートのおかげで、慧音はさらなる快楽に包まれる。正に無限に続く快楽地獄であった。
「んちゅっ、ちゅぷっ、れろっ、ぬぱぁっ♡♡ んちゅうぅっ、どうだ慧音、気持ちいいか?」
「あぁあっ、んあぁっ、んんっ、んひゃあぁっ♡ んはぁっ、乳首コリコリしちゃらめえぇっ♡♡ んおっ、おほっ、おっぱい気持ちいいっ♡ ひゃあぁっ、おほぉっ、んおぉっ、おぉんっ♡♡」
おっぱいを攻められながら同時に膣奥を攻められる。二重の快感によって慧音は頭を振り乱して喘いでいた。快感に次ぐ快感の嵐で訳がわからなくなってるのだろう。彼女の顔面はあらゆる体液で汚れていて元の美貌が台無しになっていた。
しかしそれだけ慧音が乱れている証拠である。彼女は心から子作りセックスを楽しんでいる。
慧音の乱れっぷりに呼応するかのように、貴方のピストンは加速していく。そしてあまりにも強烈なポルチオ攻めの結果、亀頭が子宮口を突き破り子宮内へと突入した。
「んおっ、おごっ、んあぁっ、はひいぃっ♡ おほっ、おちんぽが子宮に入ってきちゃあぁっ♡♡ んがっ、あがぁっ、おちんぽらめえぇえぇっ♡ んひぃっ、子宮バカになりゅうぅうぅっ♡♡」
怒涛の如き子宮陵辱で、慧音は白目を剥いて絶叫した。
暴力的なまでの子宮攻めは彼女の精神を崩壊させるまでに至ったようだ。
下手すると致命的なダメージを与える危険なプレイだが、慧音ならば耐えられるだろう。
貴方は慧音を信頼して一心不乱に腰を振る。この情熱的な交尾もいよいよクライマックスへと向かっていた。
「んあっ、ふあぁっ、おほぉっ、おっほおぉっ♡ おちんぽミルクらしてぇっ♡♡ まだまだらしてぇっ♡♡ おまんこから貴方のザーメン臭が取れなくなるくらいにっ、いっぱいドピュドピュらしてえぇっ♡♡」
慧音もそろそろ限界のようで、呂律が回らず意識が朦朧としていた。
貴方もフィニッシュに向けて体力を振り絞って腰を振りまくる。
二人は全身汗だくになりながら性器と性器を擦りつけあう。
もはやまともな思考なんて残っていない。ただ子孫を残すという目的のために邁進した。
「あがっ、んあぁっ、んはぁっ、あぁんっ♡ イクぅっ、イクイクぅっ、またイッちゃうぅっ♡♡ おおっ、おちんぽおちんぽぉっ♡ 子宮をジュボジュボされてイグイグイッグううぅぅっ♡♡」
慧音は断末魔の声めいた叫声を上げながらアクメに至る。
それは命を懸けたような魂の叫びだった。
アクメとともに腟内がうねり、男根をギュウギュウに締め付ける。
その衝撃の凄さたるや、愚息を射精させるには十分な威力だった。
貴方はたまらず子宮を一突きし、彼女の最奥で生命の息吹を爆発させる。
何度射精しても濃厚な精の塊が、慧音を孕ませようと一斉に襲いかかる。
「んあっ、あがっ、んおぉっ、んっほおおぉぉっ♡ おごぉっ、ザーメン射精てるううぅっ♡♡」
子宮におびただしい量のザーメンを直接注がれ、慧音の全身を至福の快楽が包み込む。
もはや言葉で形容できる快感ではない。意識が吹っ飛ぶほどの衝撃が脳髄に襲い、思考が溶けてしまうのだ。
慧音は見るも下品なアヘ顔を晒して至上のアクメに酔いしれる。これぞまさに他に比べるものなどない極上の快楽であった。
「あうっ、はひっ、んひっ、はひいぃっ……♡ おちっ、おちんぽイッグううぅっ♡ 子宮にたくさんの精子が流れ込んでくるのおおぉっ♡ おおっ、んはぁっ、あはぁっ、ほへえぇっ……♡♡」
慧音は口をパクパクと開閉しながら放心していた。
それだけ絶頂の衝撃が凄まじかったのだろう。あられもない表情をしている彼女は、多幸感に満ちているように見えた。
「慧音、すごく幸せそうだな。きっと貴方の子供を妊娠したっていう確信があるんだな。誰かの子を宿すという幸福感は、それだけ心を豊かにしてくれるんだ」
経験者である妹紅は、慧音の気持ちが切実に理解できるのだろう。
これまでも何人もの女性と関係を持ってきた貴方にとって、重い責任を感じることである。
紫に唆されて幻想郷の女性たちとエッチしてきたが、自分は本当にそれだけでいいのだろうか。
混乱渦巻く幻想郷において間違いなく特異点である貴方は、自分の存在意義をそこまで重く受け止めていなかったのである。
「私たちにとって、貴方は間違いなく皆の希望なんだ。そのことを忘れずにこれからも旅を続けるんだぞ」
軽い調子で言う妹紅の言葉は、おそらく現在の幻想郷の重大さを物語るには十分すぎるものだった。
×××
貴方が永遠亭に滞在するようになってから一ヶ月。いよいよ別れの時がやってきた。
「寂しいものね。別に今生の別れというわけではないのに、こんなに悲しいと思ったのは初めてだわ」
皆を代表して言う永琳は、本心から語っているようだった。
出会いがあれば必ず別れというものがある。
多くの別れを体験したはずの永琳であっても、貴方との別れは悲しいようだった。
「また機会があったら永遠亭に寄ってくださいね。またおもてなししますから」
鈴仙も寂しそうであったが、彼女は気丈に振る舞っていた。
永遠亭の生活では彼女の世話になったものだ。
また永遠亭を訪れたい。そう思えるのは鈴仙のおかげも多い。
「にしし。またイタズラしてあげるから遊びに来てね」
てゐはいつもと変わらない陽気な笑みを見せていた。
トラブルメーカーな彼女だが、そのおかげで刺激的な生活を送ることができた。
各地を転々とする中で、てゐのような存在は大きいだろう。
「どれだけ離れても私たちは心で繋がってるわ。だから恐れず前へ進みなさい」
輝夜は威厳のこもった声で送辞を述べた。
彼女とのエッチは普段とのギャップで非常に盛り上がった。
エッチの時はあれだけ下品に乱れていたというのに、最後はカッコよくキメている輝夜なのだった。
「それじゃあ後はよろしく頼むわね、紫」
「えぇ、任されたわ」
貴方の隣には八雲紫が立っていた。
貴方を幻想郷に呼んだ張本人である彼女は、意味深な笑みを浮かべながら言うのだった。
「貴方がこれから向かうのは『守矢神社』よ。そこで貴方の今後について、重要な話をさせてもらうわ」
守矢神社とは、どういったところなのか。
そこではどんな出会いが待っているのか。
そして一番肝心な、自分の今後の運命とは。
様々な感情が錯綜する中、貴方は勇気を出して紫の後をついていく。
その背中には今まで出会った多くの女性の重いが乗せられている。
貴方の足取りに不安はあっても迷いはなかった。
そんなこんなで、一年以上続いた永遠亭編も終わり次章は守矢神社編となります。
守矢神社編で一応第一部完みたいな感じで、今までの謎というか主人公や異変についてのあれこれをすべて明らかにする予定です。
次回については幕間の話を投稿するつもりです。
次章の構想を練るために投稿が飛び飛びになるかもしれませんが、気長にお待ち下さい。
その間次章の予定を活動報告に投稿すると思うので、気になる方は覗いてみてください。