※この作品はR-18です。

東方淫蕩録   作:友井架月

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いよいよ守矢神社編の始まりです

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守矢神社 早苗
【157】早苗Ⅰ 初体験(前編)


 守矢神社。

 妖怪の山にあるその神社は、以前は外の世界にあった施設らしい。

 文字通り妖怪たちが住む山故に以前は人間が参拝に来なかった神社だったが、索道ができてからは参拝客も増えて運営は順調なようだ。

 貴方はというと山道を登るでも索道を利用するでもなく、紫が操る境界によって一瞬で守矢神社まで到着した。こういう時紫の境界は非常に便利だ。

 

 そんなこんなで、永遠亭の住人たちとの別れに浸る間もなくあっという間に舞台は移る。

 守矢神社。幻想郷で神社というと博麗神社を思い出すが、守矢神社は博麗神社より立派だろうか。

 施設の壮大さもさることながら、何よりここには貴方以外にも人がいた。参拝客らしき人間がちらほら見えるが、皆一様に表情が暗い。

 

「異変の影響で性欲を失った男性たちが、救いを求めて守矢神社へ参拝に来るらしいの。皮肉よね。民衆が危機に陥ることで、かえって神社は賑わうんだから」

「その言い方だと、私たちがまるで迷える信徒たちをたぶらかしている悪徳カルト教団に聞こえるから止めてもらえないかしら?」

「あら、神奈子。迎えに来てくれたの?」

 

 貴方と紫の前に現れたのは、神奈子と呼ばれた大人の女性だった。

 ひと目で美人と分かる凛々しい容姿の女性だが、何よりも目につくのは彼女の背中に取り付けられた大きな注連縄である。これだけでも彼女が只者ではないことが容易に分かる。

 神奈子が放つオーラに圧倒されていると、彼女は柔和な笑みで貴方を迎えた。

 

「えぇと、紫の隣にいる貴方が例の男性ね。私の名前は八坂神奈子。この守矢神社で祭られている神様の一柱よ。守矢神社は貴方を歓迎しよう。これからよろしく頼むわね」

 

 幻想郷に来てから様々な妖怪と出会ってきたが、神様は初めてだった。

 奇抜な外見をしているものの、思ったより親しみやすそうな雰囲気である。

 

「挨拶もそこそこにして、早速中へ行きましょうか。これから貴方に大切な話をするわ」

「そうだな。それじゃあ神社を案内しよう」

 

 紫と神奈子に連れられて、貴方は守矢神社の中へと足を踏み入れる。

 この先に待ち受ける自分の運命とは。期待と不安が入り交じる中、貴方に大きな大きな転機が訪れようとしていた。

 

 

 ×××

 

 

 神奈子に案内されてきたのは、境内の社務所にある居間だった。

 そこには二人の女性が待っていた。

 二人のうちのひとり、金髪の少女が貴方に目を向ける。

 

「おー、その子が件の性欲魔人? どんな野獣が来るかと思ったら、案外ヒョロい優男なのね。私の名前は洩矢諏訪子。ここで祭られてる神様よ。よろしくね、お兄さん♪」

 

 洩矢諏訪子と名乗った快活な少女は、幼そうに見えるが神様だという。

 数百歳の幼女がいる世界なのだから、外見なんて些末なことだ。

 奇妙な帽子が特徴的な彼女は、貴方に意味深な視線を送っていた。

 

 そしてもうひとり。緑髪の少女は貴方と目が合うと、深々と礼をして自己紹介をした。

 

「初めまして、守矢神社にようこそ。私は巫女をやっております、東風谷早苗と申します」

 

 巫女さんらしい東風谷早苗は、礼儀正しい清楚そうな少女だった。

 巫女は神聖な職業だ。彼女のような可愛らしい巫女がいるなら、参拝客もたくさん押し寄せるだろう。

 居るだけで癒やしオーラを放ってる彼女に貴方が和んでいると、皆を代表して紫が話を切り出した。

 

「それじゃあ役者が揃ったから話を始めるわよ。幻想郷の未来を左右する大切な話をね」

 

 紫はいつになく真剣な表情で話を始める。

 当たり前だ。幻想郷の運命がかかっているのだから。

 紫の雰囲気が伝播し、誰も彼も真面目な顔で話を聞く。

 皆が見守る中、紫はそもそもの事の発端について見解を述べる。

 

「これはあくまで私の推測であって確定した情報ではないんだけど、実際に私が調べてきた内容だから信憑性は高いと思うわ」

 

 そう前置きをして、紫は幻想郷を脅かす異変の真相について語り始める。

 

「結論から言うと、異変の原因は外の世界の情勢なの」

 

 外の世界が原因? 訳が分からずオウム返ししてしまう貴方。

 それに対し、紫は事の始まりから丁寧に話し始める。

 

「外の世界と幻想郷は密接に関係しているの。外の世界で廃れたものが幻想郷に流れてきたりと、外の影響は計り知れない。そして今回の異変は、外の世界の男女格差が著しくなったことが原因だと思うの」

 

 紫は滔々と事実を語る。貴方も周囲の女性たちも、落ち着いて彼女の話に耳を傾けていた。

 

「今外の世界は重度の女尊男卑が蔓延しているわ。男性の社会的地位が極限にまで低下し、精力溢れる逞しい男性像というのが絶滅危惧種にまで希少になっている。そんな『社会的弱者となった男性』のイメージが行き過ぎた結果、余波となって幻想郷に影響を与えたのが異変の根本的な原因だと私は思っているわ」

 

 にわかには信じられない話ではある。外の世界で起きている時流が、幻想郷を危機に陥れているだなんて。

 だが、紫は嘘を言っているようには見えなかった。そして紫の鬼気迫る表情が、何よりも彼女が話していることが真実だと物語っていた。

 

「男性が性的不能に陥り、対して女性は溢れる性欲を持て余す。これは外の世界の力関係が如実に反映された結果と言えるわ。だから幻想郷をいくら調査しても異変の原因が何ひとつ見つからなかったってわけ」

「今までの異変では、黒幕を見つけて事態を収束させればよかった。けれど今回は外の世界が原因だから、そうもいかないというわけね」

 

 紫から事前に聞かされていたのだろう。事態の重大さのわりに神奈子は冷静だった。

 貴方はまだ紫が言ってることを消化しきれていなかった。それでも紫の話は続く。

 

「そうなの、それが一番の問題なのよ。今までの経験から、根本的原因を取り去らなければ異変は解決しない。けれど、今回の原因は外の世界で起きている現象。それも社会に根づいた時勢や価値観を変えるだなんて、幻想郷に居る我々では不可能に等しいわ」

 

 紫の話をまとめれば、異変を解決する方法はないということだろうか。

 このままでは、幻想郷は緩やかに衰退していくしかない。

 幻想郷を救う手立てはないのだろうか。

 部屋中を暗い空気が覆う中、紫は力強い笑みをたたえて断言した。

 

「安心して。異変を解決しなくても幻想郷を救う方法はあるわ」

 

 何か確信があるのだろう。

 紫の表情は、口からでまかせを言っているようには見えなかった。

 そして彼女の瞳には、はっきりと貴方が映っている。

 

「私が考えているプランには、貴方の存在が必要不可欠なの。いいえ、貴方がいないと幻想郷は滅びると断言してもいいわ」

 

 今までのように、幻想郷の女性たちとエッチをして孕ませればいいのだろうか。

 そう問う貴方に、紫は『半分はその通りね』と首を横に振る。

 

「でも、貴方一人の力では限度がある。たったひとりで幻想郷中の女性たちの相手をするのは現実的でないし、何より子孫の遺伝子が偏ってしまうわ。……だからここで逆転の発想よ。貴方以外の幻想郷の男性では子孫を残せないというのなら、彼らを女に変えてしまえばいいの」

 

 男を女に変える? そういえば、永遠亭で自分は女性になったことがあったっけ。

 貴方の心の中が読めたのか、紫は微笑を浮かべながら指を鳴らす。

 

「思い出したようね。性転換の薬は永琳先生のところで開発済み。その薬で男性を女性に変えてから、ふたなりの薬で男性器を生やしてセックスするの。ふたなりの状態なら勃起するし、出した精子でちゃんと妊娠できるのは確認したわ。これで理屈の上では子孫を残すことができる」

 

 なるほど。あれらの薬は永琳が面白半分で作ったものと思っていたが、ちゃんとした理由があったのか。

 自分が知らない水面下で計画が練られていたことに感心する貴方だったが、ここでふと疑問に思う。

 性転換ふたなり妊活計画がうまくいけば、自分の存在は要らないのではないか。

 そうだ。わざわざ自分が孕ませ行脚をしなくても、幻想郷が滅ぶことはない。

 そのことについて尋ねると、紫は頭を振って否定する。

 

「確かに、薬があれば子孫を残すことはできる。だけどそれだけではダメなの」

 

 一体どういうことだろう。貴方の疑問に答えたのは紫の隣りにいる神奈子だった。

 

「紫が言ってる計画は、形の上だけでは実行可能だろう。しかしこれまでの生活や常識が一変する一大事だ。皆が皆素直に応じてくれるとは限らない。反発する者や躊躇する者は必ず現れる。……だから、新しい幻想郷を先導する旗印が絶対に必要だ」

「端的にお願いするわ。貴方には民衆の偶像となる神様になってほしいの」

 

 ……神様になる?? 人間の自分が?

 そんなことが可能なのか? 半信半疑の貴方に対し、紫は落ち着いた調子で話す。

 

「別にヒトが信仰の対象になること自体は難しくないわ。別に海を割ったり雷を落としたりする必要はないもの。重要なのは、民衆が貴方のことを特別な存在として崇め心の拠り所にすることだから。元々が人間や妖怪でも、人々から信仰されれば神様になることができるのよ」

「特別性という意味では、君以外に適任者はいないだろう。なんせ男なのに精力を失っていない唯一の存在だ。彼らの目には、君は何よりも特別な存在に映るはずだ」

 

 二人の話を聞いてると、自分が本当に幻想郷の住人を救えるような気になってしまう。

 しかし、そんな簡単にいくものなのか。例えようのない不安が貴方を襲う。

 貴方の心理を読み取ったのだろう。紫は心配そうな表情の貴方に優しい声をかける。

 

「安心しなさい。私たちが貴方を全力でサポートするから」

「この件に関して、守矢神社が全面的に協力しよう。まずは君を守矢神社の神様として新たに祀る。流石にぽっと出の新参だと怪しまれるからな。うちはそれなりに信者がいるから、彼らがそのまま君の信者になれば信仰の土台は盤石だ」

「広報や勧誘もうちでやるから、貴方はどっしりと構えててね。どどーんと、神様らしく」

 

 聞けば聞くほど至れり尽くせりで申し訳ない気がするものの、自分が背負うものの大きさを考えれば当然の支援だろうか。

 自分が幻想郷の未来を担う。幻想郷に来た当初では考えられない重責だ。

 なぜ紫たちはそれほどまでに自分のことを信用しているのだろう。

 いくら自分が幻想郷で唯一精力を失っていない男だったとしても、ここまでの期待はできないはずだ。

 

 不思議に思った貴方は、なんとなく紫に聞いてみた。なぜ自分に幻想郷の命運を託せるのか、と。

 すると、彼女は困ったような表情で口を開くのだった。

 

「……このことは言うべきかどうか迷ったんだけど、せっかくの機会だし隠しごとはなしにしましょう。貴方のことについて、私は謝らなければならないことがあるの」

 

 紫が自分に謝らなければならないこと?

 一体なんだろうか。勝手に幻想郷へ連れてきたことだろうか。

 そのことに触れると、紫はなんと貴方の前で頭を下げた。

 普段は不敵な雰囲気の彼女が誰かに頭を下げるなんて。

 信じられないものを見るような目を向ける貴方だが、その直後にもっと信じられない事実が耳に飛び込んできたのだ。

 

「貴方を幻想郷に呼んだ時、外の世界でも特に精力溢れる男性を選んで連れてきた……つもりだった。けれど後々外の世界へ確認に行ったところ、とんでもない事実が分かったの。連れてきたと思っていた貴方は、今も外の世界で普通に生活しているわ。……つまり、ここに居る貴方は本来存在したはずの人間とはまったくの別人なの」

 

 ???

 情報が一気に流れ込んできたので、理解するのに時間がかかった。

 ……いや、いくら咀嚼しても理解が追いつかない。

 自分が本来は存在しないはずの人間だなんて、到底許容できる事実ではない。

 

「貴方が記憶喪失なのは、そもそも外の世界での思い出がないからだと思うわ。そして貴方が幻想郷で性欲を失っていないのも、貴方が概念的な存在だからだと推測しているの」

 

 他の男性が性欲を失っているのに、なぜ自分だけは例外なのか。

 疑問には思っていても触れないでいた真相に、紫はとうとう答えを出す。

 

「外の世界では男性の尊厳が失われようとしている。そんな『男性の性的な力強さ』が幻想入りした結果が貴方なの。だから貴方は幻想郷でも精力を失わない。それどころか、人間とは思えないほど常軌を逸した絶倫なんだわ」

 

 自分は人間であっても人間ではない。

 その実感はなくとも、これまでの行動でそれを証明している。

 今まで多くの女性と交わってきたが、それだけの精力があったのは自分が普通の人間ではなかったからだ。

 

「貴方にこんなことを頼むのは図々しいことだと自分でも思うわ。不可抗力とはいえ貴方という存在を勝手に作りだして、重い責任を背負わせようとしてるのだから。でも貴方にしかできないことなの。幻想郷の趨勢は貴方の存在にかかっているの」

 

 紫は改めて深々と頭を下げる。

 彼女にここまでさせて断るのは、それこそ男らしくないというものだ。

 最初こそは戸惑いがあったものの、今では自分のオスの部分が奮い勃つ思いだった。

 貴方は紫の求めにしっかりと頷いた。

 

「……ありがとう。貴方のおかげで幻想郷は救われるわ」

 

 ここまで特にこれといった目的意識なく本能の赴くままに行動してきた。

 しかしそれも今日で終わりだ。

 自分はこれから幻想郷を救うために生きるのだ。

 そう決心した貴方の胸には、熱い感情がこみ上げていた。

 

「うんうん、やる気に満ち溢れているのは良いことね。それで早速、神様としての初仕事なんだけど……ここにいる巫女さんとエッチしてくれないかしら?」

 

 紫に指名されたのは、話中は黙っていた緑髪の少女だった。

 確か東風谷早苗という名前だったか。

 彼女とエッチするということは、いつものように性欲を発散させるのが目的だろうか。

 貴方がそう思っていると、神奈子が貴方の疑問に答えた。

 

「巫女とは神に仕える神職だ。早苗が仕える神とは、この場合君のことだな。これからは君を主神として崇め奉るんだ。身も心も捧げるのが礼儀であり、大切な儀式だろう。だから早苗のことをよろしく頼んだぞ」

 

 そう言う神奈子は、どこか渋々といった表情だった。

 本当は納得しきれていないものの、世のため人のため仕方なしといった心境だろうか。

 そんな彼女の雰囲気に心苦しさはあるが、貴方にだって役目というものがある。

 それに件の早苗はというと、そこまで嫌がっているようには見えなかった。

 彼女も己の役目を受け入れているのだろうか。

 早苗の心境は分からないが、ヤる時はヤるのが貴方の心情だ。そういうことなら喜んで頂くとしよう。

 

「昼間からで悪いんだけど、布団の方は用意させてもらったわ。それじゃあ後のことは若い男女に任せて、私たちは退散するとしましょうか♪」

 

 紫はそう言うと、神奈子と諏訪子を連れてどこかへ去っていく。

 残されたのは貴方と早苗の二人だけ。

 今までもあったことだが、出会ったばかりの相手とエッチするというのは気恥ずかしいことだ。

 いくら皆から勧められて行為に及ぶとはいえ、相手の意思確認くらいはしたい。

 貴方は早苗に聞いてみた。自分とエッチすることを納得しているかどうかを。

 すると、彼女はモジモジと羞恥心で頬を染めながらもハッキリと言うのだった。

 

「私は神に仕える身ですし、幻想郷の現状には憂いています。私にできることがあるならば、身を粉にしてでも働く覚悟です。……ですが、その、本心としましては恥ずかしい限りなのですが」

 

 早苗の顔はトマトのように真っ赤だ。

 行為への羞恥心もあるのだろうが、その表情は情欲で身を焦がしているようにも見えた。

 

「私自身も異変の影響で身体が疼いて仕方ないんです。今もこうして、健全な男性が目の前にいると思うと呼吸が荒くなってしまい、正常な思考ができそうにありません。ですから、その……」

 

 早苗は言う。精神を性欲で支配された彼女は、思わず見惚れてしまうほど色っぽかった。

 

「お願いです。私のことを抱いてください♡」

 

 女性にここまで求められて手を出さないのは男が廃る。

 改めて自分の使命を果たすとしよう。

 貴方は早苗を抱き寄せると、彼女の唇に自分の唇を押し付けた。

 

「んんっ、んちゅっ……♡」

 

 いきなりの接吻を、早苗は抵抗することなく受け止めた。

 彼女の心はすでに決まっている。

 これから男性と交わるという興奮が、唇越しに伝わってくるようだった。

 

「んちゅっ、んあっ、れろっ……♡」

 

 キスに続いて、貴方は彼女の口内に舌を侵入させる。

 脳まで蕩けるディープキスで、早苗の肉欲に火をつけるのだ。

 口内はトロトロの熱々で、舌で触っているだけで気持ちよくなってくる。

 情事の熱に浮かされた貴方は、夢中になって口内を愛撫する。

 貴方の積極的な愛撫で感じているのだろう。早苗の息は段々と熱く荒くなっていく。

 

「んくっ、んちゅう、ちゅう、んはぁっ……んんっ、ちゅぷっ、ぬぷっ、んくぅっ♡♡」

 

 何も指示しなくとも、早苗は貴方の舌に自分の舌を絡めてきた。

 濃密すぎるディープキスで脳が沸騰してしまいそうだった。

 ピチャピチャと唾液が擦れあう淫猥な水音を響かせながら、二人は10分近くもキスに没頭していた。

 

「ちゅぷっ、ぬぷっ、んんっ……ふはぁっ♡ キスってこんなに気持ちのいいものだったんですね。初めてのキスだったので、すごく興奮しちゃいました……♡♡」

 

 ファーストキスですっかりできあがったのか、早苗は寝ぼけ眼のようなトロンとした瞳で口の端からだらしなくよだれを垂らしていた。

 あまりに無防備な雰囲気に今すぐ押し倒したくなる衝動に駆られるものの、彼女とは初めてのセックスなので情緒を大切にしたいものだ。

 貴方は次に早苗の胸を優しく揉んだ。男を知らない少女の豊満なおっぱいは揉み心地最高であり、いつまでも揉んでいたい感触であった。

 

「ああっ、んんっ、おっぱいをっ、そんなっ……♡♡」

 

 彼女は驚きつつも、やはり一切の抵抗を見せなかった。

 やはり貴方のことを完全に受け入れているようだ。

 自分にとって都合が良すぎる据え膳状態といえど、ある程度の紳士さは必要だろう。

 貴方はゆっくりと時間をかけて胸を揉んでいく。

 丁寧な前戯は、快感以上の性的興奮を生み出すものだ。

 おっぱいを愛撫されて、早苗の喘ぎ声は徐々に甘く扇情的に蕩けていった。

 

「あぁっ、んんっ、ひあぁっ、んあぁっ♡ そんなに熱心におっぱい揉んだら感じちゃいますぅっ♡ んくっ、あぁあっ、ふぅっ、んはあぁっ♡♡」

 

 異変の影響で肉体が敏感になっているようだ。

 胸を揉んだだけで、彼女はありえないほど喘いでいた。

 これなら本番も楽しみになってくる。

 貴方は股間の状態を確認するために、早苗の下半身へと手を伸ばす。

 

「んあぁっ、そこはっ……♡♡」

 

 早苗の下着は漏らしたかのようにグッショリと濡れ、肌にピッタリと吸い付いていた。

 よほど前戯で感じたようだ。貴方は下着の中へ手を突っ込み膣口に触れる。

 固く閉じた乙女の聖域は、指でイジるとヒクヒクと反応した。

 ココも貴方とのセックスを心待ちにしているらしい。

 ならば期待に応えるためにも、手始めにイカせてあげよう。

 貴方は熟練の指テクで、早苗のクリトリスをイジり始めた。

 

「んんっ、ふあぁっ、んんっ、あぁんっ♡ そこは敏感ですのでイジっちゃダメですぅぅっ♡♡ んぐっ、んあぁっ、ひあぁっ、んあぁんっ♡♡」

 

 性感帯をイジられて、早苗は甘い声で鳴いていた。

 神聖な職業の女性でも、性的快楽には弱いものだ。

 陰核を愛撫すればするほど彼女の嬌声は大きくなり、同時に膣内からどんどん愛液が溢れてくる。

 下着では受け止めきれなくなった愛液は太ももを伝い、布団に淫らなシミを作っていた。

 

「んあっ、んあぁっ、ダメぇっ、ダメですぅっ♡ そっ、そんなにイジったらキちゃいますぅっ♡ んんっ、んはあぁっ、ダメぇっ♡♡」

 

 ダメと言われて本当に止める貴方ではない。

 むしろ勢いを増して恥部を攻め立てる。

 貴方の怒涛の如き攻めによって、早苗は声高らかに絶頂した。

 

「んあぁっ、イクぅっ、イッちゃいますぅっ♡ ダメぇっ、イクイクイッちゃううぅぅっ♡♡」

 

 凄まじい衝撃が肉体を襲い、彼女は足腰をビクビクと震わせアクメに至る。

 絶頂のあまりの衝撃で立っていられなくなったのか、早苗は貴方にもたれかかり荒い息を吐いていた。

 

「はぁ、んはぁ……ごめんなさい。こんなに気持ちよくイケたのは初めてで……♡♡」

 

 立てなくなった早苗を布団に寝かせる。

 いよいよここからメインディッシュの時間だ。

 貴方はびしょ濡れの下着を脱がせると、股を開いて早苗の秘所を顕にした。




次回は後編になります
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