※この作品はR-18です。

東方淫蕩録   作:友井架月

40 / 193
お盆で帰省していたので投稿が遅れました。今回は小悪魔回です。
それから活動報告の方で紅魔館勢のネタを募集しておりますので、よければご参加ください。


【019】小悪魔Ⅲ アナルファック

「はぁ~……なるほど、そこがそうなって……へぇ~、よくできてるわねー」

 

 動かない大図書館ことパチュリー・ノーレッジは、その名の通り自分のデスクにうずたかく積まれた本に囲まれながら、熱心に魔法の研究を行っていた。しかし読んでいる本が分厚い魔道書か何かなら様になるのだが、よりにもよって男女の裸満載の薄い同人誌である。その光景は真理を探求しようとする魔法使いなどではなく、どこからどう見ても寝間着姿でエッチな本に耽るオタク少女だった。いくら魔女としての理想像を台無しにされようと、これだけ真剣にエロ本を読んでいる彼女に異を唱えられるだろうか。貴方は呑気にお茶を飲みながら、パチュリーと一緒に優雅な読書タイムを楽しんでいた。

 

「……ちょっと貴方に訊きたいんだけど、同人誌によく出てくる魔法少女って何かしら?」

 

 子どもには決して見せられないエロエロな本を読みながら、彼女は真面目な表情でそんな質問を貴方に投げかけた。予想外の問いが飛んできて、どう返したものかと貴方は一旦本を読む手を止め考える。

 魔法少女という存在について簡単に想像できるが、改めて説明しようと思うと案外難しい。今では一般にも浸透したジャンルだが、細分化すれば多岐にわたるため一概には言えないと断りを入れ簡潔に定義づけるなら『何の変哲もない普通の少女だった主人公(達)が、魔法や超能力と言った超常的な力を与えられ、悪と戦ったり世界を救ったりする話』だろうか。例外ならいくらでもあるだろうが、貴方が考える『普通の魔法少女モノ』とはこんな感じだった。貴方の説明を受け、パチュリーは納得がいったと頷いた。

 

「そうそれ、私が疑問に思ったのは『普通の少女が急に魔法を使えるようになる』ことなの。それってよく考えればすごいことじゃない? お話の都合って言えばそれまでだけど、毎日魔法の研鑽を積んでる私としては、何の才能もない素人がある日突然魔法を使えるようになったら怒り狂うわよ。あぁ、誤解してほしくないんだけど、私は別に世の魔法少女を否定したいわけじゃないの。ここからが本題なんだけど、以前は使えなかったけど突然使えるようになるって状況、あるいはその逆の現象が起こることって、今の私たちそっくりよね」

 

 貴方がパチュリーの言いたいことを把握しかねていると、彼女は早口にその先を続ける。

 

「だってそうでしょ。私は元々魔法使いだったけど、エロ魔法の研究をするようになってから驚くほどスムーズに何もかも上手くいくようになったわ。それは魔法少女モノのマスコットが主人公に力を与えるような展開に似てるし、物語の悪役が主人公の世界に悪さをすることだって、言うなれば幻想郷の異変みたいなものよね。あるいは、貴方が魔法少女に力を与えるマスコット役だったりしてね」

 

 パチュリーの話は飛躍しているようにも思えるが、それを否定するだけの根拠も貴方にはなかった。そもそも異変が幻想郷全土を巻き込むような大規模すぎるものなので、貴方は全容を把握していないためだ。貴方が次の言葉を出しあぐねていると、パチュリーは指を突きつけ話を続けた。

 

「ちょっと話が脱線したけど、結論として私が言いたいのは、今回の異変はデメリットばかりに目が行くけど新しい可能性もあるんじゃないかってこと。具体的に言えば、魔法少女のように簡単に魔法を使えるようになるんじゃないかって私は見ているわ」

 

 そう言って、彼女は同人誌を貴方に見せとある部分をさし示す。劇中の少女が持っていたのは、魔法少女モノの定番アイテム『魔法のステッキ』だ。

 

「これってすごくない? 大規模な儀式も長い呪文もいらずに、ステッキを振るだけで魔法が使えるのよ。変身もできるし。私も欲しいわ魔法のステッキ。いや、作るの。魔法使いなんだから道具くらい自分で作らなきゃ。そう思って、私は作ったわ。……こちらが実際に作った私オリジナルの魔法のステッキになります」

 

 通販の紹介番組みたいな口調でパチュリーは自作の魔法のステッキを取り出す。彼女が魔法のステッキと言い張る物体を目にし、貴方は絶句する。……それは、ステッキの柄の部分までは普通だが、その上についているのが触手だったのだ。どう見てもタコの串焼きにしか見えない。

 

「どう、すごいでしょこれ。見ての通り、上の部分は触手ちゃんを分裂させてくっつけたの。これが親子の共同作業ってやつね。我ながら中々の自信作で誰かに自慢したい気分なのよ~♪」

「パチュリー様、同人誌の新作が入荷したので持ってきましたよー」

 

 彼女が誇らしげにタコの串焼きを天に掲げたその時、パチュリーの使い魔兼図書館司書の小悪魔が、同人誌の山を持って二人の所にやってきた。パチュリーは小悪魔の顔を見ると、興奮した様子で手にした自称魔法のステッキを彼女に見せつける。

 

「小悪魔見て見てどうこれ良いでしょすごいでしょ。自作の魔法のステッキなんだけど我ながら」

「なんですかその気色悪いバイブ」

 

 その瞬間、周囲が絶対零度のごとく凍りついた。貴方は恐る恐るパチュリーの動向を見守ることしかできなかった。この空気を作った張本人である小悪魔は、主人の表情が固まったことにも気づかずに、無情の追撃をぶっ放す。

 

「あーわかりました。そのバイブを彼に突っ込んでもらうって話ですね。パチュリー様ったらラブラブっぷりを私に見せつけなくても良いんじゃないですかー」

「まずはそのくだらないことを吐き出す貴女の口を塞いでやるわ」

 

 怒りの沸点を突破したパチュリーは、手に持ったバイ……魔法のステッキを小悪魔の口にねじ込んだ。意表を突かれた淫魔は抵抗できずにタコの串焼きを口いっぱいに頬張った。分裂してても触手は活動できるのか、ウネウネと蠢き彼女の口内を陵辱する。

 

「んぐっ、んんっ、ぐむーっ!? んあっ、パチュリー様何するんですかー!?」

「ふふふ、貴女の望みどおり触手バイブの威力を試してあげるんじゃない。ほら、助手も手伝いなさい!」

 

 有無を言わせないパチュリーの迫力に押され、貴方は彼女とともに小悪魔を魔法のステッキの実験体にすることに。こうなってしまっては、魔法少女と言うよりエロ同人におけるヒロインを陵辱する悪の組織のノリだった。

 

 

 ×××

 

 

「パチュリー様っ、謝りますからこんなこと止めましょうよ!」

「これから貴女が大好きなエロいことをしてあげるんだから喜びなさいよ。ほら、口では嫌と言いつつおまんこは期待してるみたいじゃない」

 

 場所はいつものパチュリーの寝室。小悪魔は四つん這いにさせられ、こちらにお尻を突き出している。パチュリーは活発に動く触手バイブを手にし、いつでも開戦できる構えを取っていた。貴方は魔法使いの傍らで、手持ち無沙汰にスタンバイしていた。

 

「今日の触手ちゃんは血に飢えてるわよ。だってエロの権化である淫魔と一戦交えるのだもの。同じエロ同人御用達としては燃えるわよね。私も欲情しておまんこ濡れ濡れよ」

 

 パチュリー謹製触手バイブは、小悪魔の穴を犯せるとあって興奮しているようだ。いやらしい動きで挿入するその時を待っている。間近で決戦の様子を見守る貴方の息子も、どのような試合になるのか興味ビンビンだった。

 

「さて、どちらの穴に挿れてやろうかしら。おまんこかアナルか。触手ちゃん的には母なる子宮であるお尻の穴が良いわね。触手∨S淫魔。勝つのはどちらか楽しみね」

「ははっ、淫魔が触手ごときに負けるわけないじゃないですかー」

「私の触手ちゃんでヒーヒー鳴かせてやるわよ。今日から小悪魔のお尻は触手ちゃんのラブホテルにしてやるんだから」

 

 不気味な道具を手にし微笑むパチュリーとあられもない格好で余裕の表情を見せる小悪魔。両者のにらみ合いは一触即発といった感じで、想像を絶する熱い戦いがついに始まろうとしている。パチュリーは魔法のステッキを小悪魔の肛門に近づけ、開戦の狼煙を上げる。

 

「んっ、あうっ、ああっ……!?」

 

 小悪魔のお尻にズブズブと触手がめり込んでいく。触手にとってはアナル挿入は手慣れたもので、するすると軽快にお宅訪問していく。常軌を逸した異物の侵入に、小悪魔は目を見開いて感じていた。常人なら触手なんて恐ろしい存在をお尻に挿れられたら発狂してしまうだろう。しかし忘れてはならない。彼女だって淫魔の端くれ、触手と同じ常識の埒外に立つ者だ。エロ軟体生物如きに遅れを取っては淫魔の名が廃る。自宅に乗り込んできた暴漢を小悪魔はキツキツの腸内で暖かく迎え入れる。

 

「うぐっ、んん、ふあっ♡ 触手がお尻の中に入って、何かヌメヌメうにょうにょしてますぅ♡」

「ふん、お尻に触手ぶち込まれて、随分余裕があるじゃない。伊達に淫魔じゃないってわけね」

「私の身体は全てエッチのためにできていますからね。もちろんアナルだって肉便器専用穴になってます。私のケツまんこで触手を返り討ちにしてあげますよ」

 

 そう言って、小悪魔はアナルをきゅっと締め付ける。腸内の締まりで逃げ場を失った触手は、ピチピチと跳びはねるように暴れだす。なんと新鮮で瑞々しい触手だろうか。そのまま刺し身にしてもイケそうだが、今回は彼女のアナルで漬物にされる運命だ。小悪魔の腸圧に揉まれに揉まれ、触手に味が染み込んでいく。

 

「あっ、んっ、んくぅっ♡ なんかこの触手、ものすごく動くんですけど操作してますか!?」

「そんなことしてないわよ。全部触手ちゃんのアドリブなんだから。このステッキは素材の味を活かして作っているから、中々の暴れん坊にできているわ。その威力をとくと味わうがいいわ」

 

 パチュリーは手にしたバイブを前後に動かし、それに合わせて触手が躍動することで、普通のバイブでは不可能な複雑な駆動を可能にしていた。これぞまさにバイブの新時代……彼女が想定していた使われ方とは違うだろうが、触手が活躍しているので良しとしよう。小悪魔の尻穴は異物の侵入で広げられ、大きな口を開けていた。

 

「あくっ、ちょっ、これっ、今まで体験したことない感覚ですっ……舌で舐められるのとも違う……んああっ、お尻をほじられて、んっ、感じちゃいますぅっ♡♡」

 

 人間では不可能な能力を持つ未知との遭遇に、その道のプロである小悪魔ですらも驚愕していた。軟体生物特有の滑らかで予測不可能な動きについてこられる者などそうはいない。複雑怪奇な触手の攻めに、小悪魔は腰を浮かせて耐えていた。

 

「んっ、ふぅっ、んんっ、んあぁっ……すごっ、いぃっ、お尻、がぁっ……熱くて焼けちゃいそうですぅ……それに、アナルを突かれてるのにおまんこ感じちゃうぅっ♡♡」

「それはね、触手ちゃんから分泌される媚薬による効果よ。直腸摂取した発情成分は瞬く間に全身を犯し、おまんこをトロトロのぐっちょんぐっちょんにするの。欲情し火照った身体は快感を求め、更なる刺激を触手にねだるって寸法よ。どう、気持ちいいでしょ?」

 

 小悪魔の表情を見れば、触手バイブの威力がありありと分かる。魔法のステッキは掘削機の如くアナルを掘り進め、彼女の性感帯を抉るように刺激していく。ズンズンと全身に響く振動と触手エキスの効能で、普通の人間なら即落ちだろう。しかしそこは小悪魔だ。快感に飲まれつつも波に抗うように懸命にもがき水面から顔を出している状態だった。

 

「ううっ、んぐぅ、はぁ、んはぁ……確かに気持ちいいのは認めますけど、この程度で淫魔は落とせませんよ。私にも淫魔としてのプライドがありますから」

「ふん、往生際の悪いエロ悪魔ね。そんな意識の高い貴女にプレゼント。ここで魔法のステッキの真価が発揮されるわよ。それゆけ触手ちゃん、第二形態狂喜乱舞モード!」

 

 そう言って、パチュリーはステッキに備えられたスイッチを押す。するとどうだろう。ステッキの柄から先、触手の部分がドリルのように高速で回転したではないか。こんな凶器のような代物で犯されたらひとたまりもないだろう。魔法のステッキとは一体……。

 

「うぐっ、ああっ、あぐううぅっ! お尻がぁっ、壊れちゃいますうぅぅっ!?」

「私のことを敬う気のない生意気な使い魔にお仕置きよ。そのままガバガバアナルになるといいわ。ふふふ、尻穴が壊れたら淫魔としてのプライドもズタボロになるわね。精々頑張って穴を締めなさいな」

 

 もはやどちらが悪魔かわからない。パチュリーがまるでエロ同人における魔法少女を陵辱する悪の魔女のようだ。彼女は同人誌で覚えたのであろうセリフを躊躇いもなく小悪魔に浴びせる。それが悪魔祓いの呪文のように小悪魔に効き、魔法使いと悪魔の淫らな遊びを盛り上げていた。

 

「あっ、やっ、だめっ、いくぅっ♡ やぁっ、こんな触手ちんぽでイカされちゃうぅっ♡♡」

「感じなさい。泣き叫びなさい。見下していた存在にイカされる屈辱を味わいなさい。ケツまんこを無様に犯されて、マン汁垂れ流しながら潮を吹いて絶頂しなさい!!」

「あくっ、んんっ、ああっ、はぁんっ♡ んあっ、らめっ、いくっ、お尻でイクぅっ♡♡ 触手にアナルじゅぼじゅぼほじられてイッちゃううぅぅっ♡♡」

 

 耳をつんざくような嬌声を上げて、小悪魔は潮を吹いて絶頂した。よほど衝撃的だったのだろう。足をガクガクと痙攣させ、人前では見せられないようなイキ顔を二人に晒していた。

 

「んぐっ、あうっ、んあぁ……んひっ、ひう、んひゃあ……♡♡」

「あらあら、なんだかんだ言って身体は正直なのね。こんなに派手にイッちゃって。お股が色んな液体でビチョビチョよ。これは触手ちゃんの大勝利ってことで、これからは態度を改めるように……って、触手ちゃん!?」

 

 使い魔をお仕置きし満足したパチュリーは、アナルから魔法のステッキを取り出そうとする。ところが引き抜いてみると持ち手の部分しかなく、そこから先本体の触手がまるまる消失しているではないか。消えた箇所はまだ小悪魔のお尻に残っており、ゴリゴリと彼女の腸内を突き進んでいた。

 

「んおっ、触手が奥まで入り込んでっ……ああっ! パチュリー様ぁ、どうにかしてください!」

「あらら、接着部との糊付けが甘かったかしらね。それとも少しはっちゃけ過ぎちゃったかもね。おーい、触手ちゃーん。おねんねの時間ですよー! ……あら、出てこないわね」

 

 パチュリーの呼びかけにも応えず、触手は小悪魔の腸内で穴熊を決め込んでいる。息子の反抗期だろうか。小悪魔が心配そうに涙目で主人に訴えかける中、パチュリーは軽い調子で見解を述べる。

 

「よっぽど貴女のアナルが気に入ったのね。いっそのこと、このまま中に住まわせたらどうかしら。触手ちゃんが腸内の老廃物を食べてくれるから便秘知らずだし、触手の分泌液は美容にもいいわよ。お腹の中から身体を綺麗にしてくれて、なおかつ気持ちがいい。どう、便利でしょう?」

「い・や・で・す・よ! お尻にバイブ突っ込んだまま日常生活送るほど私は変態じゃないです! 触手を貶したことは謝りますからなんとかしてくださいよ~」

「色魔が何をほざいてるんだかとか、反省してるにしては態度が悪いんじゃないかとか色々思わなくもないけど、まぁいいでしょう。息子のためにも一肌脱ぐとするわ。よいしょっと」

 

 そう言って、パチュリーは腕まくりをして手をワキワキと動かし準備運動をする。一体何をするのだろう。貴方が疑問に思ったことを小悪魔が代弁する。

 

「パチュリー様? あの、その……魔法か何かで触手を取り出すんですよね? ありえないとは思いますが、その手の動きは、まさか……」

「アナルから出てこなくなった触手を取り出す都合のいい魔法なんてあるわけないじゃない。お尻に何か詰まったときの対処法なんて簡単よ。手を突っ込んで取ればいいんだから」

「やっぱりー!?」

 

 怯える尻穴に手を突っ込もうとするパチュリーに、小悪魔は必死の形相で待ったをかける。彼女が嫌がるのも無理はないだろう。他人からお尻に手を突っ込まれるのを好む人など珍しい。それは淫魔であっても大差ないようだ。小悪魔は主人の本気を読み取り焦りに焦っていた。

 

「まっ、まだ出てこないと決まったわけじゃないですし、もう少し様子を見ませんか? まだそんな最終手段を使うときじゃないですよ。ねっ、ねぇ……?」

「お尻にちんぽ突っ込まれるのは良くて、手を突っ込まれるのは嫌なの? 淫魔なんだからもっと堂々としてなさい。痛いのは最初だけだから。すぐに終わるから。まぁお尻が裂けても魔法で何とかするから。それじゃあいくわよ。はいっ、せーのぉ、よっこいしょ」

「んぐっ、あぎぃ!?」

 

 小悪魔の制止の声も届かず、パチュリーはズブリと尻穴に手を突っ込んだ。触手バイブで拡張し体液まみれで滑りは良いとはいえ、ペニスよりも大きな拳を挿れるのは困難だろう。それでも魔女は逆境に負けることなく果敢に攻める。全ては愛すべき我が子の救出のため。あれだけアナルを陵辱された後にとどめのフィストファックとは、他人事ながら哀れなものだ。見守ることしかできない貴方としては、小悪魔が安らかにイクことを祈るしかない。この場合、どこの神様に対して祈れば良いのか。いや、相手が小悪魔だから邪神にでも祈ればいいのだろうか。

 

「んがっ、あっあっ、うぐ、ひぎぃっ!? パチュリー様っ……お尻がぁ、壊れちゃいますっ……痛っ、づうぅ……んああっ!?」

「淫魔なのにフィストファックの経験もないの? じゃあいい経験になったじゃない。貴女もいいオトナなんだからこれくらい我慢なさい。こんなのすぐに終わるから……あれー、触手ちゃんどこかしら?」

 

 パチュリーは小悪魔の腸内をまさぐるが、予想以上に触手が奥に行ってるため苦戦しているらしい。ぐいっと指先を奥まで伸ばし、どうにかこうにか触手の端を爪に引っ掛ける。

 

「ほーら、触手ちゃんハウスですよー。ママですよー、おいでー」

「んぐ、うああっ……パチュリー様、早くぅ……!」

「わかってるわよ。今から引き上げるから待ちなさい。触手ちゃんフィーッシュ!」

 

 奥で休んでいた触手を摘むと、パチュリーは勢い良く引き抜いた。腸内から拳を抜く凄まじい衝撃が小悪魔に直撃する。

 

「んがっ、んぐああっ、おおっ、んほおぉっ……!?」

 

 パチュリーの拳と触手が退散し、小悪魔のアナルはポッカリと口を開いたままになっている。腸内までくっきりとよく見え、どれだけ激しいプレイだったかを如実に物語っていた。小悪魔は顔を突っ伏し脱力したのか、尿道から盛大に黄金水を噴射し、肛門からはスースーと吐息のようなガスが漏れていた。とどめのフィストファックが効いたのか、アナルを犯し尽くされた小悪魔は顔面を崩壊させぶつぶつと呟きながら失神した。

 

「んおっ、おおっ、お尻壊れりゅうぅ……あは、あへぇ……♡♡」

「あらあら、気を失っちゃったようね。元々は小悪魔が煽ったせいとは言え、少しヤリすぎちゃったかしら。それにしても、触手ちゃんの可能性は無限大ね。次は何を作ろうかしら♪」

 

 魔法のステッキが活躍してご機嫌のパチュリーは、ルンルンと鼻歌を歌いながら次の研究を思案しているようだった。彼女が楽しそうなのは何よりだが、技術の発展はいつも多大な犠牲の上に成り立っていることを忘れてはならない。今回、パチュリーの実験に無理やり付き合わされた小悪魔に合掌しつつ、貴方はベッドの掃除をすることに。パチュリーがどんどん変な方向に突き進んでいるような気がしなくもないが、その先に待つのは神か悪魔か。……最低でも、彼女が主役の魔法少女側ではなく悪の組織の魔女の役なのは確かなようだ。

 




今回はギャグ回でした。
何気に初めて主人公が何も手を出さない話でしたが、たまにはこういうこともあります。
次回は美鈴の話の予定ですが、ストーリー的に大事な話をするかもです。あくまで予定ですが。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。