※この作品はR-18です。

東方淫蕩録   作:友井架月

56 / 193
あけましておめでとうございます。。
今年から新しいシリーズを始めようと思っているので、淫蕩禄の更新ペースは減るかと思いますが、今後共本シリーズをよろしくお願いします。


【046】美鈴Ⅷ 時止めセックス※スカトロ注意

「咲夜、何をしているの?」

「おっ、お嬢様!?」

 

 夜半、レミリアが食堂に行くと、咲夜が同人誌を片手に変なポーズで固まっていた。金剛力士像のように、あるいは歌舞伎の見得を切る動作にも似た態勢のメイド長を目の当たりにし、紅魔館当主レミリアの表情も同様に固まった。生真面目な部下が謎な行為をしていれば、嫌でも唖然とする他ないだろう。予想外の状況に、流石の彼女も普段のカリスマ溢れる余裕の表情が、若干崩れているほどだった。

 咲夜も咲夜で、主人に恥ずかしい姿を見せてしまい顔から火が出る思いだった。できることならこのまま時を止めてこの場から逃げ出したいくらいだったが、主の前でそんな失礼なことできるはずもない。咲夜は自らの痴態を弁解するため、レミリアに事の次第を説明する。

 

「あのっ、これはですね……この本に書いてあることをやってみようとですね……」

「なになに、何よそれ」

 

 レミリアは咲夜から手渡された同人誌を開く。するとそこには、時間が止まったかのように動かない女性を犯す男の姿が写っていた。それは所謂時間停止プレイ、あるいは時姦と言われるシチュエーションの漫画であった。時が止められた女性を好き放題に犯すという睡姦にも似たプレイだが、現実では絶対にできない行為としてアダルトビデオやエロ漫画で人気のジャンルである。

 咲夜がなぜそんな本を読んで変なポーズを取っていたのか。彼女は気恥ずかしそうに心中を打ち明けた。

 

「この本にあるようなことができれば、プレイの幅が広がるかと思いまして……」

「あらあら、陰ながら彼のために努力するなんて従者の鑑ね。でも、時を止めるなんて貴女にとっては朝飯前でしょう? この本を読んで何か得るものがあるというのかしら?」

 

 レミリアの言うとおりだ。咲夜は時間を操ることができる。時間停止など得意中の得意だろう。自分の得意分野の同人誌に興味をもつのはわかるが、彼女はそこから何を試みようとしていたのか。お嬢様の当然の疑問に、咲夜はどう言ったものかと言いにくそうに答える。

 

「それがですね……ただ時間を止めただけでは女性は何をされたかわからないので……この本にあるように、女性が時間停止中に感じた快楽を停止解除後に一気に味わえるよう能力を改良したんです。そうすれば、自分のスキルアップにもなると思いまして……」

「はぁ~なるほどね。よくわからないけど、貴女の心意気だけは伝わってきたわ。咲夜も変なこと考えるのね」

 

 色々と理由をつけているが、要するに彼女は愛するご主人様にかまってほしいらしい。レミリアは咲夜の主人として、彼女自身も気づいていない心の内を察することができた。その繊細な乙女心に茶々を入れる気のない大人なお嬢様は、彼女のやりたいようにやらせることにした。

 

「時を止めてエッチするのは良いんだけど、誰でする気? 自分を実験体にするの?」

「それでも良いんですけど、時間停止中の対象の様子も観察したいので、できれば誰かで試したいんですよね……」

 

 そう言って二人は顔を見合わせる。無言で見つめ合うこと数秒、二人は口を揃えてある名前を発する。

 

「美鈴ね」

「美鈴ですね」

 

 紅魔館の門番が実験体になることについて、反対意見など出るはずがなかった。

 

 

×××

 

 

「そこでなぜ私の名前が出てくるんですかっ! 私は実験用モルモットじゃないんですよ!」

 

 屋敷中に彼女の最もな意見が響き渡る。しかし悲しいかな、美鈴の悲痛な叫びを肯定してくれる者はこの広い紅魔館に誰ひとりとして居なかったのだ。自分だけは美鈴の味方だぞ、と貴方はひとりで門番のことを応援していた。ただし今回は面白そうなので咲夜の方についている。これは裏切りではなく愛のある叱咤激励である。

 

「安心しなさい、美鈴。貴女に万が一のことがあっても、貴女の代わりならいくらでもいるから。貴女は二階級特進で終身名誉門番として永遠に語り継がれていくのよ」

「そんなこと言われても全然嬉しくありませんよ! それ絶対バカにしてますよね!」

 

 咲夜は美鈴をからかって楽しんでいるようだ。表情はいつもより柔らかく、自然と笑っているのが見て取れた。貴方を含めた三人での会話で心が安らいでいるようだった。口では厳しいことを言いつつも、美鈴のことを大切に思っているのだろう。そうだ、普段の叱責や折檻は彼女なりの愛情表現なのだ。今回のプレイだって、咲夜に深い事情があるはずだ。別に美鈴のことを虐めるつもりなどまったくない……はずだ。そう信じたい。

 

「とにかく、これはお嬢様からの厳命でもあるから観念しなさい。それに、ご主人様とエッチができて天にも昇るような快楽を味わえる(予定)のだから、貴女にとっても悪くない話のはずよ」

「意識のない状態で犯されるっていうのは気が進みませんけど……相手が彼ならまぁ」

 

 美鈴はちょっと気恥ずかしそうに貴方の方を見る。そういえば、前に寝ている美鈴を犯したことがあったはずだが、結局彼女はそのことに気づいていないようだ。そんな鈍感な彼女に咲夜の時姦は果たして通用するのだろうか。貴方としても、ワクワクとムラムラで股間の膨張が止まらない。

 

「美鈴は仰向けになって寝ているだけでいいの。後はこちらで勝手にするから。心の準備は良いわね? できてなくても勝手にするけど」

「あぁ、はいはいわかりました。横になればいいんですね。……どうかお手柔らかにお願いしますよ」

 

 そう言って美鈴は咲夜の指示通りにベッドに寝る。ちなみに、ここは貴方の部屋である。そういえば、美鈴とは外でばかり会うので、自室に招待したのはこれが初めてであった。自分のベッドに寝ている彼女を見ていると、どうしようもなく下半身が熱くなってくるのだ。チャイナ服のスリットから見える太ももが非常に扇情的だった。こんないかがわしい足を普段から見せびらかしているとは、なんてけしからん娘なのだ。これはお仕置きが必要だな。

 

「それではご主人様、美鈴の時を止めますね……」

 

 いよいよ実験開始だ。咲夜は美鈴に手をかざし彼女の時を止める。すると、彼女の身体がまるで石にでもなったかのようにピクリとも動かなくなった。傍目には寝ているようにしか見えないが、胸が上下していないことから呼吸をしていないのがわかる。かと言って美鈴は死んでいるわけでもない、なんとも不思議な状態だ。これが咲夜の能力なのか。時間停止された人間を見るのは貴方も初めてだった。

 

「ご主人様、準備は整いました。後はご主人様の好きなように美鈴を犯してください」

 

 咲夜に促され、貴方は無防備な美鈴の上に跨る。股から感じる彼女の肉体の柔らかさが、股間の紳士にビンビン伝わってくる。雄を欲情させる美鈴の体臭が鼻孔をくすぐり、貴方のヤル気メーターをぐんぐん上昇させていた。時間が止まっていても臭いは出るんだな、というどうでもいい感想を胸に抱きつつ、彼女の豊満な胸を揉む。時間停止でおっぱいが硬くなっていたらどうしようと心配していたが、門番の巨乳はちゃんと柔らかい。貴方は無抵抗でありながら暴力的なまでのおっぱいを懲らしめるため、我を忘れてしばらくの間彼女の胸を揉んでいた。

 

「時間を止めたことでセックスの不都合になるようなことは、ほとんどないはずです。その理由については私にもよくわからない部分が多いのでお察しください……」

 

 なるほど、深く聞いてはいけない大人の事情というやつか。時姦なんて物理法則を無視した超能力なのだ、科学的にありえないことがあっても今更驚く貴方ではない。行為に支障がないのなら、細かいことをいちいち追求するのは野暮というものだ。今は意識のない美鈴を好き放題に犯すことだけに専念しよう。

 貴方は視線を彼女の胸から口元に移す。いくら美鈴の意識がないとはいえ、咲夜の前で彼女の唇をベロベロ舐めるような行為は抵抗があった。なるほど、試されているのはこちらも同じなんだな。貴方は新手の羞恥プレイに気を引き締める。すると咲夜はご主人様の反応を変に解釈したのか、ご安心くださいと胸を張る。

 

「時間停止で呼吸をしておりませんので、そのままフェラチオをしても美鈴が窒息することはありません。彼女の口内を存分にお楽しみください」

 

 咲夜にそこまで言われたら、男根を突っ込まずにはいられない。いい加減はち切れんばかりに勃起したペニスをどうにかしたいと思っていたところだ。ここはひとつ、動かない彼女をやりたい放題犯してみよう。貴方は仰向けに寝る美鈴の顔を浮かせ、己の逸物をズブリと口内に挿入した。

 合意の上でのフェラチオとは違う、寝込みを襲いペニスを舐めさせるのとも違う、まったく『動く気配すらない』相手を一方的に犯す未知の感覚。無生物のダッチワイフとは違い、彼女の口内は燃えるように熱い。そう、彼女は間違いなく生きているのだ。さりとて、息ができないほど喉の奥深くまで挿入されてピクリとも動かないのはやはり気味が悪い。改めて言うまでもなく、美鈴は死んでいるわけではない。生きてはいるが動かない……これが『時が止まっている』状態なのか。

 

「……ご主人様、如何でしょうか? 何分動きませんので、挿入しづらくはありませんか? 今後の参考にしますから、不便な所があれば仰ってください」

 

 この異質な空間で部下の門番を犯されているというのに、咲夜は不気味なほどクールに貴方のプレイを見守っていた。彼女が発端となった今回の情事だが、ご主人様の行為を目の前にして欲情しないのだろうか。メイド長は相変わらずの落ち着いた調子だが、彼女の心はすでに濡れていることを貴方は見抜いていた。逸る気持ちを必死に抑え、本来の目的のために鋼の意志で耐えているのだろう。ならば、貴方は貴方で従者のために時姦のレポートを纏めるとしよう。

 美鈴が動かないためピストンしづらくはあるが、これくらいならプレイに支障はない。むしろ、無抵抗な女性を好きなように犯せるとあって、貴方の愚息は亀頭を真っ赤にして張り切っているではないか。並々ならぬ巨根が美鈴の口腔を穿ち、喉奥までみちみちと詰まっていた。普通なら窒息死してしまう危険な状態だが、時間停止中なので彼女が死ぬことはない。貴方は心置きなく腰を振ることに集中する。その熱心な姿を見ているだけで、主人がこのプレイにハマっていることを咲夜は察していた。

 

「あぁ……ご主人様のおちんぽが、美鈴の口内に深く突き刺さってます♡ なんて美味しそうな……見ているだけでよだれがこぼれそうです♡」

 

 咲夜はうっとりとした表情で貴方のピストンを見つめていた。その顔はまるで恋に恋する純粋な乙女のようであった。それも愛する人が他人と交わっている姿を見て心をときめかせているのだ。彼女も精神的に逞しくなったと言うべきなのだろうか。人は恋をすると心が強くなると言われるが、変な方向で強くなりすぎではないか。こんなところで彼女の成長?を目の当たりにし、喜んでいいのかどうか。何はともあれ、貴方の責任であることは間違いでない。

 兎にも角にも、今は美鈴を犯すことに集中しなければ。いや、時を止められようと彼女の肉体が魅力的すぎて、そこから意識を外しようがないのだ。貴方は発情した獣のごとく、乱暴に美鈴の口腔を穿つ。ペニスに伝わる快感はあっという間に貴方の全身を包み込み、果てのない快楽の向こう側へと導いていく。猛る欲望が精液に変換されていくのがよくわかる。早く彼女の胃袋を白濁液で染めたいと、本能が叫んでいるのだ。

 

「ご主人様、射精しそうなんですね。どうぞ、美鈴の口に思う存分精液を流し込みください♡」

 

 言われなくても、この性欲の暴走を止められそうにない。貴方は美鈴の顔に激しく腰を打ち付け、彼女の口内に特濃ミルクを注ぎ込む。男根から吐き出された精液は門番の胃袋を征服し、入り切らなかった男汁が逆流し口から溢れていた。意識がないためザーメンを飲むこともできず、壊れた水道のようにだだ漏れの状態である。鼻からも行き場を求めた精液が垂れており、彼女の顔面は白濁で染まっていた。

 我ながらなんて容赦のない射精量だろうか。まだ本番にも入っていないというのに、バケツいっぱいの練乳でもぶちまけたかのような有様になっていた。自分で言うのもなんだが、鼻を摘みたくなる酷い臭気である。そんな中、隣りにいる咲夜は何もされていないというのに精液の臭いだけで軽くイッたのか、恍惚とした表情で身体を震わせていた。

 

「あぁっ、すごいっ……♡ ご主人様の子種が美鈴の口にいっぱい……時間が止まっているので仕方ないですけど、あんなにこぼしてもったいないです……♡」

 

 すっかり発情し淫乱メイドと化した咲夜は、鼻息を荒くして羨ましそうに美鈴のことを見ていた。このまま放っておけば、門番の顔をペロペロ舐めかねない状態である。しかし残念なことに今回の主役は咲夜ではなく美鈴なので、彼女の相手はまたの機会にお預けだ。今はこの新鮮なセックスを楽しもうではないか。

 貴方は美鈴の口内から陰茎を抜き、続いて彼女の下半身に狙いを定める。御開帳、と魅惑の生足を掴み股を開くと、そこには雫ひとつ垂れていない綺麗な秘裂が待っていた。当然ながら、美鈴に意識はないため愛液は出ていない。このままだと少々挿入しづらいので、先程のザーメンをローション代わりにして肉壷に肉棒をツッコんだ。

 時が止められていようと美鈴の名器は健在だ。むしろいつもより締まりがきつい気がする。これも時間停止の影響だろうか。貴方は強烈な膣圧に負けじと力を入れてピストンを開始する。窮屈な膣道をゴリゴリと削るように進み、彼女の肉壷の感触を味わっていく。

 

「ご主人様の逞しいおちんぽが美鈴の膣内に……あぁ、羨ましいです♡ 彼女のおまんこは気持ちいいですか? 何か不便なところはございませんか?」

 

 待ちに待った生本番に、クールな咲夜も興奮しているようだった。よく見ると自分の股間を弄り火照った肉体を慰めているではないか。太ももには蜜壷から湧き出た愛液が伝っており、彼女の劣情の様子が見て取れる。二人の交尾をオカズにオナニーする咲夜を横目に、貴方は美鈴の肉壷をトップスピードでガンガン突いていく。動かない彼女の扱いにも慣れてきたので、この生ラブドールの淫穴を犯し尽くしてやろう。

 貴方は性欲の全てをぶつけるように美鈴の膣奥に男根を叩きつける。貴方が必死に腰を振っている横で、咲夜がゴソゴソと何かを取り出していた。それはイボイボが付いた立派なバイブであった。その凶悪な兵器を自分の性器に突っ込むのかと思いきや、こちらに近づき美鈴のアナルにブスっと挿入したではないか。

 

「時間停止解除後の反応を見るために、彼女にもっと快感を与えましょう。全身の性感帯を刺激すれば、その後にくる衝撃は凄まじいはずです」

 

 そんなこと言って、ひとりだけ仲間外れにされるのが嫌だったのではないか? しかしそんな無粋なことは言わぬが花であろう。咲夜も混ざりたいというならば、快く向かい入れるのが主人の器だろう。貴方は劣情を抑えられなくなった彼女の好きなようにヤラせることにした。

 咲夜は美鈴のノーガードアナルに極太バイブを突っ込むと、グリグリと力を込めて奥まで届けとねじ込んだ。さりとて門番の肛門も簡単にバイブを侵入させるほどガバガバではない。時が止められようと、意識がなかろうと、締まりが良くなければアナルじゃない。玩具のチンポ相手にもそう簡単には屈しないという鋼鉄の意志すら感じる。メイドと門番によるケツの穴の攻防は熾烈を極め、心なしか膣内の締まりもきつくなったような気がする。

 

「時を止められてもバイブに食らいついてくるとは、美鈴は度し難い変態ですね……♡」

 

 咲夜も他人のことを言えないような気がするが、彼女が楽しそうなので良しとしよう。貴方が美鈴の肉壷を堪能する中、従者は従者で門番のアナルほじりに躍起になっていた。これが主従のコンビネーションプレイ……なのかはともかくとして、二人はノリノリで彼女の肉体を玩具にして遊ぶ。

 

「この程度の快感では彼女は満足しないでしょう。美鈴は生粋のマゾですので、もっとメチャクチャに犯してあげましょう」

 

 そう言って、咲夜は続いてローターを取り出し、乳首やクリトリスを刺激していく。紅魔館のメイド長をしているだけあって手際が良い。美鈴の性感帯を的確に攻め、快感を蓄積させていた。バイブやローターの振動はペニスにも伝播し、非常に気持ちがいい。貴方は震える蜜壺の感触を味わいながらピストンを続ける。

 しばらく腰を振っていると、次第に射精欲求がこみ上げてきた。愚息は少しでも早く彼女の膣内に精液を吐き出したくてウズウズしている。横にいるメイドは主人の射精を察知し、サポートの準備に入る。

 

「……ご主人様、イキそうなんですね♡ どうぞ、そのまま美鈴の膣内に中出ししてください♡」

 

 ピストン中だというのに、咲夜は後ろから器用に結合部を舐め射精を促していた。そんなことをされたら、我慢なんてとてもできないではないか。貴方は快感が最高潮まで高まるのを感じ取ると、最後に美鈴のGスポットを抉るように突き上げ、彼女の膣内に大量の精を吐き出した。

 

「あぁっ、濃厚なおちんぽミルクが美鈴のおまんこにっ……♡♡」

 

 ドバドバという擬音が聞こえそうなほど流れ込む白濁液を、咲夜は自分のことのように嬉しそうな表情で見つめていた。メスを魅了するド迫力の射精は、見ているだけで女性を虜にしてしまうのだ。

 長い射精を終えると、貴方は肉壷からペニスを引き抜いた。あまりの射精量に彼女のお腹は妊婦のように膨らんでおり、膣口からは精液の塊が溢れていた。二回目とは思えない大量の射精に、自分のことながら呆れるしかない。

 しかしこれで今回の実験は終了だろう。いや、正確にはここからが本番と言ってもいい。美鈴の時間停止を解除し、彼女の反応を見るのだ。停止中に受けた快感を一気に味わえると言うが、果たしてその威力やいかに。

 

「……それでは、時間停止を解除しますね」

 

 咲夜が緊張した声音でそう言い、美鈴に手をかざす。止められていた彼女の時間が、再び動き出す。

 

「……んんっ、んはぁ……げほっ、ごほっ、なんですかこれぇ……あえっ、んあぁ、ああぁあ゛あ゛ああぁっ!!」

 

 意識を取り戻した美鈴は、最初の数秒は寝起きのように朦朧としていたものの、全身に快感が伝わると狂ったような大声を上げだした。プレイ中に与えた快感が一気に襲ってくるのだ。その衝撃は想像を絶するものだろう。美鈴は大口を開けて白目を剥いて絶頂した。

 

「あがっ、んがあぁっ、んああ゛あ゛あ゛ぁっ! んおっ、お゛お゛お゛お゛おぉぉ!?」

 

 美鈴は全身をビクビクと痙攣させて暴力的なまでのアクメを体験する。あまりに度を越した快感で精神が崩壊しかけているのだろう。口からは泡を吹き、尿道口からは勢いよく失禁し、果てには脱糞までしていた。まるで陸に上げられた魚のように飛び跳ね、全身で絶頂の凄まじさを物語っていた。

 

「ああっ、んおおぉっ、おおおぉっ♡ いぐっ、いごおぉっ、んほおおぉおおォォっ♡♡」

 

 拷問のような連続絶頂の末、美鈴は絶叫しながらとうとう気絶してしまった。精液やら糞尿やらその他色々な体液が散乱する地獄めいた光景に、貴方も咲夜もすぐには言葉が出てこなかった。発起人である咲夜でさえも、ここまでの自体になるとは思ってなかったようである。彼女の顔は驚愕で染まり、自分でしたこととはいえドン引きしているようだった。

 

「……これはちょっと、あまり軽率に使わないほうが良さそうですね」

 

 エロには寛容な貴方だが、流石に今回は咲夜の意見に賛成であった。薬物と同じように、やりすぎると廃人になってしまいかねない。

 咲夜の時止めセックス、恐るべし。もしかしたら、彼女はとんでもないものを生み出してしまったのかもしれない。貴方はメイドに秘められた力に畏敬の念を抱かずにはいられなかった。




当初は咲夜で時止めセックスをやる予定だったんですが、自分の時を止めるとキャラのセリフがなくなり書きにくくなるので、代わりに美鈴に実験体になってもらうことになりました。合掌。
次回はフランドールの話になると思います。
まえがきにもある通り、二本のシリーズを並行して書く予定なので(他にも色々やってますが)投稿は遅くなると思いますが、ご容赦ください。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。