俺は今リニスに攻められてる……エロイ意味ではなくそのままの意味で……
理由は簡単、この間リニスが稽古をつけてくれと言って来たからだ
「やぁッ!!」
リニスが俺に魔法で攻撃をしてくる……俺はソレをいなしながらリニスに接近して行くすると、射撃系の魔法を使うのをやめて自己ブースト系魔法を使い近接戦闘に持ち込んで来るしかし、近接戦闘ではやはり此方に一日の長があり段々押されていくリニスそして体力の限界が来たのか動きが遅くなる
「はッ!!」
そして俺はリニスの身体に一撃入れてリニスを倒す、すると体力が丁度尽きたのか気絶して地面に倒れこむ。
俺は自宅の庭(結構と言うかかなり広い)にかけた訓練用の結界(騒音や魔力を外に漏らさないヤツ)をとく、そして俺はリニスにタオルを投げつけ自室に戻る
「ふぁぁ」
大きく俺は伸びをするついさっきまでシャワーを浴びていたので上半身は裸で下半身はベージュ色のズボンをはいて家を徘徊している
「おっ、あったあった」
俺は冷蔵庫から酒を取り出し一気に飲む。すると突然ドアが開く。
「ちょっとマスター置いていくのは流石に酷すぎます。流石に人としての人格を疑いますよ?」
と言ってくる
「いやだって俺ニートだし……」
何言ってんだコイツ……いい歳して……
「はぁ……、これだから最近のゆとりは……」
「何を言ってんだ見たいな顔しないでくださいよ」
あー、なんかうるさいなぁ。
「解った解った、今度から気をつけるから」
「あー、そうだ俺コレから少し出かけるから」
そう言って俺は支度をする。
「解りました。何時ぐらいに帰ってきますか?」
「あーそんなに遅くないと思うから」
「解りました」
そう言って俺はTシャツの上にロングコートを羽織って出かけた。
俺が家を出てしばらく経った
今俺の目の前にあるのは高町の表札
俺はインターホンを鳴らす……すると
「はい」
中から士郎が出てきた
「よっ」
「……道場に案内する、来てくれ」
「ところで今日は平日だけど仕事は良いのか?」
「今日は休みにしたよ」
「そうか……」
俺が着いていくとソコにはかなり立派な道場があった
「なんだこりゃ?おい士郎聞いてないぞこんなの!!」
「すまないね」
「なんでこんな雑魚がここに居るんだよ……」
「なんだとっ!!」
そこに居たのは高町士郎の息子の高町恭也や月村家の当主や使用人がいた
「で、教えてもらいたい……あの怪物は何なんだい?」
その質問に周りが息を呑み此方を見る
「……ある場所から逃げ出した生物だ……殺害及び証拠の隠滅が俺の仕事だったそれ以外は詳しい事は俺も余り知らん」
すると士郎は静かにわかったと言った
「で、なぜ忍達を狙った!?」
士郎の息子が怒鳴ってくる
「いや、依頼だったから……」
その言葉についに堪忍袋の緒が切れた
「キサマっ」
そう言ってこちらに殴りかかって来ようとするが、俺はそれを避ける……だって痛いじゃん……でもなんかイライラして来た。
「おいクソガキ、あんまし調子に乗るなよボコるぞ」
「なんだとっ!!やってみろ」
売り言葉に買い言葉。
しかし、
「悪いがだめだ」
「父さん!!」
うわぁ、こっちを睨んでるよ……あの子。
「俺は別に構わん、なんならソコのヤツらも入れて良いぜ」
「……わかった。しかし危なくなったら止めさせて貰うよ」
「オッケー、それじゃあお前らは真剣で良いぜ、俺も本気で行くから」
お互い構える、恭也は小太刀を構え忍は近接戦闘に持ち込むために腰を落とす。メイドは身体が機械で出来ているのか武装を構える。
それに対して航は構えない……
「それでは両者……始めっ!!」
その言葉と共にまず恭也が駆け出し刀を使い一刀両断しようとするがコートを翻しながら避けられる。
その後忍が後ろから近づき攻撃する、しかしその攻撃もひらりとかわされるそして少し離れたところでメイドが拳銃を撃ってくるがソレもまたかわす、そして航は一旦距離をとりそこに居た全員に聞く。
「まだやるか?」
その言葉に怒り心頭の恭也達、そして攻撃しようと駆け出そうとするが
「それまでっ!!」
その言葉が道場に響き渡る
「な、なんでだよ父さんっ!!俺はまだやれるっ!!」
「本当にそう思うか恭也……それと忍ちゃん達も?」
その言葉の意味が解らないのか二人がキョトンとしている
「いいかい、もし彼が本気なら恭也達は……数回は死んでいる」
「何でだよ父さ――――ツッ!!」
一瞬首筋に痛みが走る、恭也は触って見ると血が着いている。
他にも忍達をみると確かに薄っすらと首に切り傷がついている
「ソレが証拠だ、彼はお前達に接近したとき首を五回も浅く切りつけたんだ」
「なっ――――」
恭也は驚愕する……何故なら彼は、いや彼達は自分が切り付けられた瞬間が見えなかったからだ。いや切り付けられた事すら判らなかったからだ
「まぁ、私も微かに見えただけだけどね」
「流石に士郎には見えたかぁ~」
「さっきも言ったが、ほんの少しだよ。でだ……私と手合わせして見ないかな……」
「戦士としての血が騒いだか?」
「ハハハ……、恥ずかしい限りだがね……」
恥ずかしそうに頬を指でかく。
「まぁいいぜ。そういえばお前とは一回も手合わせしてなかったもんな」
そういいながら両者は位置に付く。
「獲物は真剣でいいだろ、お互い寸止め出来るだろうし」
「かまわないよ」
「それじゃあ父さん俺が審判する」
「それじゃあ頼むよ」
「それでは……始めっ!!」
その瞬間両者が一気に駆け出す、一方はコートを翻しながらそしてもう一方は小太刀を携えながら
一瞬何も無い空間から火花が散る、余りに速過ぎて誰もが何が有ったのか解らなかった、しかし二人には見えていた刃物と刃物がぶつかる瞬間を
「やっぱり、そのコート自体が薄い刃物なんだね」
「気付いたか、あんまりネタをバラすなよ~、ネタがばれた手品師ほどしらけるもんは無いからな~」
すまないね、と士郎は言った
「けどまだ本気じゃ無いだろ」
「お互いに様だろ、本気で来いよ」
「ああ、そうだね」
その瞬間道場の空気が変わる、否、変質した。
次の瞬間士郎は消えた様に見えた、それも否。消えたように見えたのだ。
あれが父さんの神速……俺じゃあ目で追えない見えないと彼の息子である恭也は思った。
しかし、次の瞬間、金属音と共に士郎はあらわれた
「あっぶね~、士郎……お前、薬物使ってないよな?」
「薬物ではないよ、まぁ似たような物ではあるけどね」
「あぁ……なるほど、脳のリミッターを外してんのか」
「なにもしていないで攻撃を受け止めている君も普通じゃないよ……」
「気にすんな、ただのヒキコだ。それじゃあコッチも本気で行くか……」
その瞬間、士郎は跳んだ、いや飛ばされた。
「な、なんだいその技は?」
「秘密だ、この戦いが終わったら教えてやんよ」
「そうだね」
その言葉と共に二人はまた駆け出す。
「あっはっは、いやぁ強かったねぇ、まいったまいった」
いま俺は士郎の家でコーヒーを頂いている。
まぁ要するに、手合わせは終わったって事だ、結果はだって?まぁ俺が勝ったよ
「まぁ、知り合いにも言ったが年の功ってヤツだ、こう見えても俺はお前達よりかなり年上だからな」
「「「えっ?」」」
全員が驚く、ここに居るのは道場に居た面子と士郎の嫁さんだ
「実際はいくつなんだい」
「秘密だ、漢娘(おとめ)に年齢を聞くなよ、失礼だろう」
「漢娘って……、所であの技は結局何なんだい」
「ああ、あれか、あれは無音拳、または居合拳と言って風圧を飛ばす技なんだが中々使い勝手が良くてな、攻撃も見えないし」
「なるほど、風圧か……ソレは参ったね」
と笑いながら話す士郎、そして航は何気なく時計を見るとそれなり二時間が経っていた
「長居して悪かったなそろそろ帰るわ」
そう言って俺は席を立つ
「もうかい?」
「ああ、悪いが帰るよ」
そう言って俺は士郎の家を出た
「ん?なんだこりゃ?」
石みたいなのを踏んだと思ったら、きれいなガラスのような青い石だった
「マジかよ」
どう見てもジュエルシードだった……
「おい、起きろカナカ」
そう言って腰に挿してあるナイフを指で小突く
『ん~、もう少し』
「廃棄するか(ボソッ)」
『目が覚めましたぁぁぁ』
「どうでも良いからさっさとこれ封印するぞ」
『オッケー、封印っと』
その言葉と共にジュエルシードがカナカに吸い込まれていく
「おし帰るか」
『そう言えばマスター、私は寝てたからわかんないけど結局話し合いはどうなったの?』
「ん~、まぁそれなりにな。息子には嫌われてたけど」
『そうなんだ』
「さ、帰るぞ」
『は~い』
そうして自宅に向かおうと足を向けたとき
(――殺気!!)
瞬間その場所を飛び退いた……すると俺の居た場所に電撃が着弾する
良く見ると周りが結界で覆われている
「行き成り攻撃するのは反則じゃねーかな?」
そこに居たのは金髪の少女
「すみません……あなたの持っているジュエルシードを下さい。そうしてもらえれば危害は加えません」
いや、もう危害くわえられてるし……
「いや、悪いな」
「……そうですか」
そう言うと少女は杖を構える、すると
「はあぁぁぁ」
後ろからオレンジ色の髪をした女性が殴りかかろうとしてくる
「おおう」
俺はソレをかわす……何だこの感じ、さっきも感じたけど……この攻撃何処かで見たことあるな……何処でだっけ?
すると金髪の子もコッチに向かってきたわぁ……勘弁してくれ。取り敢えず社会の厳しさを教えるために軽くフルボッコにしとくか……
殴りかかってきたオレンジ髪を無音拳で吹っ飛ばす
「アルフっ」
金髪がそう叫ぶ……アルフって言うんだアイツ、まあいいや
そして金髪も近づいてきたので無音拳で吹っ飛ばす
「フェイトっ、こんのぉぉぉぉぉ」
おおう、スゴイ形相でコッチに向かってきた。仕方ないと思いつつ攻撃をかわす、そして腹を殴り身体が一瞬浮いたところでまわし蹴りを食らわす
「じゃ、そゆことで」
俺は結界に穴を空け逃げる。
「ふう、疲れた」
家に向かおうとするが、そういえば酒が切れていたことを思い出した。
「買って来るか」
そう口走り俺は商店街に向かった
「ただいま」
俺は家に着き靴を脱ぐ
「お帰りなさいマスター」
リニスが出迎えてくる
「おう、そうだコレやるよ」
その言葉と共に投げられる茶色い物体、何とかリニスはキャッチする
「何ですかコレ」
「ケータイだ、連絡するのに使うだろ」
「こんなの悪いですって」
リニスは申し訳なさそうに言う
「もう、契約したから返されても困るんだけど。まぁ貰っとけって」
「わかりました」
「腹減ったしメシある?」
時計を見ると夕方を過ぎている、普通に夕食の時間だ
「はい、出来ていますよ」
俺はリビングに向かった
「ふぅ、食った食った」
「お粗末さまです」
リニスは使い終わった食器を片付け終わるとリビングに来た
「なぁ、リニス。お前の依頼の事なんだが……詳しく聞かせてほしい」
リニスは航の真剣な表情を見て話す、今まであったことを……
「なるほど、解った。サンキュ。もう遅いし寝るわ、お前も早く寝ろよ」
そう言って航は自室に入っていった
俺はケータイを取り出し電話をかける、少しの電子音の後相手が出る
『もしもし、君から電話して来るなんて珍しいね、何か用かい?』
「真面目な話だ、もしかしたらお前ら上位種がこの世界に来ているかも知れない」
電話越しに息を呑むのが聞こえる
「それは本当なのかい?」
「ああ、たぶん本当だ」
「多分?」
「うちに居る使用人がソイツに会ったらしい」
「わかった、こちらでも調べてみる、すまないね」
「まったくだ、ボケナス」
そして電話が切れた
「寝るか」
そして俺はベッドに飛び込んだ。
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