書き溜め、というか前投稿していたものを少し改良したものです。少しずつですが上げていこうと思います。
リニス可愛いですリニス。そろそろグッズ出してくれると嬉しいんですがねぇ……
今日も何時も通りリニスに稽古をつけている。
「まぁ、大体基礎は出来てきたな、じゃあ休憩したら次の訓練をやってみるか」
そう言って俺はリニスにタオルを渡す。
「はい、お願いします」
ありがとうございますとリニスは言いタオルを受け取ると芝生の上に座る
「まぁその前に、俺の流派は一言で言うとどんな戦場でも戦えて生き残れるように考えた流派なんだが名前は戦戦術流(いくさせんじゅつりゅう)っつーんだが、まー色んな型があってな槍、刀、鞭、剣にしても長剣や短剣それに無手とかまぁそれ以外にもあるんだけど、大まかに言えばこの位なんだが……お前は何をやりたいんだ?」
「そうですね……むぅー」
頬に手を当てながらリニスは少し考える。
「やはり無手がいいですね、魔法と組み合わせて使える」
「わかった、これからは無手を基本的に鍛えていくことにする。まー今日は何も無いから一日中鍛えるぞ」
「いや、マスターの場合ほとんど毎日が何も無いですよね」
………………………
「…………」
『あはは……』
カナカの乾いた声が庭に響いたような気がした……
「無職でスイマセン」
リニスも慣れてきたな……
「まぁいいや、あと二時間くらいで昼飯だからソレまでやるか」
「はい」
そう言って立ち上がるリニス
「取り敢えず基礎は出来てるから技を教えるが、最初はまぁ簡単なヤツだから」
「はい、お願いします」
「まずこの技だ名前は打鉄(だてつ)って言うんだがなこの技は踏み込みは素早くそして細かく、手は殴ることも出来るが今回は基礎だから手は握らない掌底で行う」
俺はリニスに後ろから手をとって握り方から教える
「こうですか?」
実際リニスは飲み込みが早いからはっきり言ってソコまでの苦労は無い
「そうだ。この技は一点に威力を絞る技だ、使いどころさえ間違えなければ確実に相手を倒せる。威力は魔法を使わなくてもコンクリくらいは破壊できるぞ」
動き方からを教えていると三十分は経っていた
「まぁ、型や踏み込みコレくらいでいいだろう、実際にやってみるから見ていろ。カナカ標的を出せコンクリでサイズは人型だ数は二つだ」
『オッケー』
そう言うとカナカはデバイスの収納空間からコンクリを出す
「見てろよ……フッ」
その掛け声と共にコンクリは一部だけ穴が開く
「まぁこんなもんだ、一部だけ穴が開くのは力のコントロールが上手くなってからだな。今のお前はコンクリを壊すことを考えろ。まっ、やってみろ」
そう言うとリニスは穴が開いていない方のコンクリに向かい合う
「フッ」
その掛け声と共にリニスは教えた動きを再現する……がしかしコンクリートにはヒビ一つ入っていない居ない、そして……
「――――ック」
一瞬リニスは苦痛に顔を歪める
「ほらみろ、踏み込みと手から手首の使い方が甘いからそうなるんだ、少し見せてみろ」
「え、ちょっと、マス――――痛っ」
リニスの手を見るとやはり手首が赤くなっていてどう見ても痛めていた
「はぁ……」
俺はため息をつきながらリニスの手首に回復魔法をかける、すると見る見る手首の赤みが引いていく
「あ、ありがとうございます」
「ほれ、コレも巻いておけ」
そう言って手を補強するバンドを渡す
「はい」
リニスは返事をすると手首にバンドを巻こうとするが片手で巻こうとしているため上手く巻けない
「貸してみろ」
そう言うと航リニスからバンドを取りリニスの手首に巻いていく
「これで大丈夫だ、訓練を始めるぞ」
「はい」
「ハァッ、ハァ、はぁ」
「まあこんなもんか」
アレから一時間と少しが経過した、リニスは全身汗だくで息も途切れ途切れなのに対して同じくらい訓練を手伝った航は汗一つかかずに立っている
「おーし、午前はこんくらいで終りだ今日の昼飯は――――――」
そういい航はリニスを見る、ココ最近昼食はリニスが作っていたのだが肝心のリニスは疲れてほとんど動けない
「出前でもとるか、ほらリニス立て、シャワーでも浴びて来い」
「は―――い、す―――こし待ってください」
そう言い終わるとリニスはゆっくり立ち上がっり二人は屋敷に戻っていった。
ドアを開け浴室に入る
コックを捻ってシャワーを出す。シャワーから出たお湯は髪を濡らし身体を伝い流れていく。
「ふぅ」
一息つく……今日もほとんど手も足も出なかった……
でも、少しずつだけど確実に力が着いてきている、それだけはわかる。
マスターと居ると自分の無力さがわかる。けど、だからまだ強くなれることがわかる。
プレシア、待っていてください必ず助けに行きます。
でも、マスターはどれだけの鍛錬を重ねてあの強さを手に入れたんだろう
そんな疑問が私の脳裏をよぎった……
身体を洗い終えた私は浴室を出てタオルで身体を拭き着替えリビングに向かった。
「おう、早かったな。ちょうど届いたところだからまだ熱々だぞ」
そこにはタバコを咥えながらたくさんある食べ物の箱を開けているマスターが居た
「……あの、マスターこの箱の数ざっと見て二十はあるんですけど……」
「いやぁ、なんかチラシを見てたら色々食べたくなっちゃって」
「はぁ……なっちゃってじゃないですよ。もう……二人じゃこんなに食べられませんよ」
そう言いなが私は頭を抱える
「まぁ余ったら冷凍すればいいじゃん。生ものは先に食べて」
「もう……」
ああ……頭が痛くなってきそう
「まぁいいからさっさと席に着けって、んじゃあいただきます」
「いただきます」
「うんめー、やっぱり宅配ものはこうじゃなっきゃな、なんつーのこう油っこくて味が濃くて」
食事をしている最中にマスターはそんな事を言い出した、ああ……頭が……
「どーしたリニス、頭なんて抱えて?」
「な、なんでもありません……」
「具合が悪いなら一応見てやるぞ?」
「い、いえ大丈夫です」
マスターが原因なんです、なんて言えませんし……
「やっぱり自宅ってのは落ち着くねー、変なのにも襲われないし」
「へぇー、マスターでも襲われたことがあるんですか?」
「いやー、襲われたことは何度かあったけどこの間のが一番衝撃的だったわ」
マスターは苦笑しながら言った
「どうしたんですか?」
「いやぁ、金髪のツインテールも子供に襲われたんだよ、驚いたわ」
「―――――――――――――――」
あ、危なかった……行儀悪く食べ物を噴出しそうになりました。
「そ、そうなんですか」
「ああ、そしたらオレンジ髪のヤツにも襲われてな」
マジ焦ったよーとマスターは言うが私の耳には入ってこない
……フェイト、アルフ、二人はまだ……
――ああ……逢いたい……
「本当にどうしたリニス」
「い、いえ。……その……その二人は私の知り合いです」
そう言うとマスターはなるほどと言う顔をした
「だからかぁ、何処かで見たことある動き方だなって思ったらお前かー、納得納得」
「あの、マスター襲われたって言ってましたけど……その、二人に」
「ああ、やり返してないから安心しろ、そいつらはお前が言ってた依頼に関係してんだろお前の様子を見れば何となくだけどわかる。これでこの話はおしまいだ。メシが冷める」
そう言われて見ると確かに少し冷めてきていた
「は、はい」
「まぁ……、助けたいのはわかるが今は力を着けろ、その為にたくさん食ってたくさん鍛錬を積め……お前はまだ間に合うんだから……」
「は、い」
マスターの言ったとおり宅配された食事は味が濃くしょっぱかった。
「さて……午後の鍛錬なんだけど……どうすっかなぁ……」
そんな事を呟きながらタバコを咥える
航は悩んでいた、教えた技は実戦で使えるほどでは無いにしろ教えることは無い、後は同じことの反復練習するだけだった。
「(いっその事もう一つ技教えるか?うん、そうするか)」
「なぁリニス、もう一つわ―――――」
技を覚えないかと聞こうとした瞬間屋敷の外から魔力の奔流を感知した。
流石のリニスも感知をしたのか外を見る
「マスターっ!!」
「わかってる」
外に向かおうとすると
「私も行きます、補助とかは得意ですから」
「(うーん、どうすっかなー……まぁ技の特訓のにもなるしコッチが補助に回ればいいかぁ)」
「わかった、封印は俺がするけどソレまではお前がやれ。あとこれ」
そう言ってリニスにカードの様なものが投げられた。
「えっと、コレは何ですか」
「変装魔法を登録してあるからソレを使っとけ」
そう言って航も自分に変装魔法をかける
「んじゃ行くか」
そう言って二人は飛び立った
「うおお、すげーなこりゃ」
そこには信じられない速度で成長している大木があった
「こんな速度で成長する木があったら地球温暖化なんてならないんじゃね?」
そんなのんきな事言っていると下から焦った声が聞こえる
「ちょっとマスターそんな事言ってないで手伝ってくださいよー」
リニスは襲ってくる枝を撃退?しながら言ってくる
「んー、まぁガンバー。一応結界張って次元震起きないようにしてっから」
と微妙な返事をしながらポケットからPSPを取り出す
「えっ、ちょっ、まっ、マスタぁぁぁ」
「甘えんな、コレだから最近のゆとりは……、はぁ……」
とてつもない叫び声が聞こえるが気にしなーい気にしない
少しの間ゲームをしているとコッチに近づいてくる反応がある、そろそろ時間だな
「おーい、リニスー、あそこまで道を作ってくれー」
そう言ってこの暴走している木の核となっているジュエルシードを指さす
「む、無理ですよ。沢山の枝が壁のようになってとてもじゃ無いですけど壊せません」
「取り敢えず今日やった事を思い出せ、そうすればアレくらいは何とかなるから」
そう言うとリニスはわかりましたと返事をしてきた。
「(そんじゃ、コッチも封印の準備をしますか)」
「おい、起きろカナカ」
「はーい」
「封印の準備だ」
「オッケー」
リニスの方を見てみるとあまり上手く壊せてないみたいだった、航はそんなリニスの元に降りていく
「リニス、踏み込みをもっと鋭くしろ」
「は、はい」
するともう一度リニスは木の壁に打鉄を打ち込むと不思議なくらい壁が割れた
「カナカ、封印開始」
「イエス、マスター」
するとカナカから封印の魔法がジュエルシードの周りを囲み封印が完了してカナカの中に入っていく
「んじゃぁ封印もしたし帰るかぁ」
結界を解こうとした瞬間後ろから幼い声が聞こえてきた
「そのジュエルシードを渡してください」
「それはとても危険な物なんです」
ソコにはイタチと子供が居た
これからどうしようと航は考えながらリニスの方を見る
「えーと……どうしますマスター?」
リニスが聞いてくる
「(リニス……合わせろよ)」
「(えっ、何をするんですか?)」
リニスの念話を無視する航
「ああ、お嬢ちゃん、えーとコレだね」
そう言って航はジュエルシードを取り出す、その仕草に渡してもらえると思ったのか安堵の表情を見せる一人と一匹
「それじゃあ―――――逃げるぞっ」
「えっ、ちょっ、マスター」
その声と共にリニスもギリギリだが着いていく、あまりに急な事でそこに残されは者達は唖然としている
「えっ?」
「な、なのはっ、あの二人遠くに行っちゃっうよ、追いかけなきゃ」
「う、うん!!」
しかしもう既に航とリニスは逃げ切っていた
「ふぅ、あぶねぇ。誰だよあのガキ、漂ってる魔力が半端無いぞ」
一瞬、管理局か?と考えるがすぐに否定する。管理局なら通達があるはずだ……
あの若さでAA以上。さらに成長するだろう……
なんにしても……
「羨ましいなぁ……」
自分には無かった才能が羨ましい。
「まぁなんにせよ油断は出来ねえって事だな、変装魔法しといてよかった」
「ま、マスター待ってください」
後ろから息を切らしながら近づいてくるリニス
「お前……体力無さ過ぎだろ……それに、ここ」
そう言って呆れながらリニスのわき腹を触るとリニスは顔を歪める
「痛むか、まぁこの位なら湿布貼っておけばすぐに直るから」
「はい」
「あと、もう一つ技を教えるから覚悟しておけよ」
「ええっ!!は、はいぃぃ……」
流石にこれ以上訓練量を増やされるって聞いたらこうなるか……
「まぁ、明日からだから安心しろ。取り敢えず今日は帰るぞ」
「あっ、マスター済みません、商店街に寄ってからで良いですかね?冷蔵庫の食料が丁度無くなっているんですよ」
「んじゃあ、ホレ、ついでにゲームと酒よろしく。コレがゲームの予約表だから、酒は適当にヨロシクそれと金は渡しとくわ」
「わかりました、日が暮れるまでには帰りますから」
「んじゃ」
そう言って二人は分かれた
この時リニスは思っても居なかった……航に頼まれたことがあんな事になるなんて……
「ふぁ……夕飯まで少しあるし帰ったら寝よ」
そう言って航は屋敷に戻っていった。
デバイスの声って「」か『』どちらが判りやすいですかね?教えていただけると嬉しいです。
誤字脱字がありましたら感想のほうからよろしくお願いします。